紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

道東撮影旅行~2日目

2010-02-22 07:00:00 | 旅行
川湯のホテルを午前5時、まだ薄暗いうちに出発しました。午前6時半の日の出を摩周湖で撮るべく先を急ぎます。本来であれば川湯温泉駅前から、道道52号線を第三展望台方向に、通常とは逆から上れば15分ほどで第一展望台に着きます。しかし冬季間はこの52号線が、川湯駅前~第一展望台の間が交通止めなんです。したがって、一旦弟子屈町まで戻らなければなりません。

それでも、小一時間もしない内に摩周第一展望台に着きました。日の出までには40分以上ありますが、何と寒いこと寒いこと。体感温度では-20度以下のように感じられ、とても立っておられません。車の中で待ちます。しかし空模様が、何とも怪しく、太陽が出そうにもありません。寒い中6時35分の日の出前後を、30分ほどカメラを構えておりましたが、やっと撮れたのが下の画像です。


(かろうじて顔を出した太陽 絵にならないナ~)

そこで、平成18年に同じ時刻に撮った画像を一枚上げておきます。この時は勤務先の後輩と一緒に道東撮影旅行に来ておりました。


(H18.2.13 FUJI FinePixF11 後方の山は斜里岳)

摩周湖の撮影を早急に切り上げて、次の撮影地屈斜路湖に向かいます。屈斜路湖の中に突き出すような形の和琴半島の先には白鳥が数羽おりますが、やはり曇天では撮りようがありません。湖岸を歩いていると、面白い形の氷があちこちにあります。砂地の中からぷくぷくと水が湧き出し、それが凍ったものと思われます。


(円形の氷の輪が何重にもなっている)

次に向かったのは白鳥の飛来地として有名な砂湯です。少し手前に遊覧船の乗り場があります。冬季間は営業しておりませんが、桟橋に出てみると面白い光景が広がっております。上段の画像はタラップの手すりです。凍れの凄さを物語っております。下段は、湖面の氷が波打ち際の押し寄せ、まるで御神渡りか、流氷が打ち寄せたように見えます。


(打ち寄せる波の飛沫が凍りついたもの)


(一見、御神渡りのようにも見える 湖岸に押し寄せた氷塊)

例年であれば砂湯付近から対岸にかけて走る御神渡りは今年は出ておりませんでした。暖冬のせいでしょうか。その代わり結氷していない湖面には数多くの白鳥がひしめき合っておりました。天候もすっかり回復し青空が広がってきました。


(湖上を飛ぶ白鳥 やはり青空だと映える)

湖上の白鳥を存分に撮影した後は、屈斜路湖を一望できる小清水峠に向かいました。思ったほどの眺望ではありませんでしたが、屈斜路湖面に不思議な風雪紋が見られました。


(湖面に走る、模様は?)

更に北上し、小清水町から清里町に抜けて、今度は南下です。神秘の池といわれる神の子池と裏摩周展望台を目指します。残念ながら両方共に、冬季間交通止めとなっておりました。交通止めというより、正確には除雪がされていないので車が入れないのです。一キロ位であればカンジキ履いて歩くのですが、いずれも目的地まで10キロ前後とあります。諦めて厚岸に向かいます。下の画像は別海町で撮ったものです。


(雪紋が美しい 別海町上春別辺りにはこんな風景がゴロゴロある)

本日の最終予定地は厚岸町です。撮影が目的ではありません。ここにある道の駅コンキリエで牡蠣を食べることなんです。2Fの炙り屋で、自分で好きな魚介類や野菜などをトレーに入れ会計を済ませるシステムになっています。ちなみに牡蠣(中)1個140円なり。生食用6個で1000円なり。運転担当のS氏と下戸の私はビール抜きで乾杯!


(1Fロビーからは厚岸湾が一望できる この湾で牡蠣が養殖されている)


(2Fのあぶり屋で牡蠣やホタテなどを焼いて食べることが出来る 私は生の牡蠣をレモン醤油で…)

釧路のホテルに着いたのは5時前。例によって、一杯飲みながら夕食もかねて8時頃まで写真談義。明日は最終日、5時出発です。

本日で、このブログも丸一年となりました。昨年2月の開始時には、一年も続くとは思っておりませんでした。これも飽きずに読んでいただいた皆様、コメントをくれた皆様のお陰だと思っております。有難うございます。更に精進していきたいと思います。よろしくお願い致します。
コメント (6)
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