昨日の「講師の責任の範囲」の、まゆこちゃんのコメントを読んで、う~~~ん…と考え込みました。
家庭が基本。家庭での躾が基本!という前提の上で、
私は、「躾をしてから連れてこい」というのは、ちょっと違うかなと思うのです。
でもでも、まゆこちゃんのお友達への反論という訳じゃなく、自分の講師の立場と、そして、5歳児の親としての立場で、さらに考えてみました。
4~5歳児は、躾け途上。完成された子供はそうはいません。
しかし一方、4~5歳児は、人の言うことを理解できるし、人の気持ちを考えることもできる。だから、グループレッスンのルールづくりや、雰囲気づくりはやはり先生の責任だと思います。
みんなで気持ちを合わせてアンサンブルをすると気持ちいいということを伝えたり、わざとはみ出したり、勝手なことをしたり、揃わないと美しくない、気持ちよくない…ということを、先生自身のことばと気魄で力強く伝える。伝われば、生徒はついてくると思います。
「ほんとだ」「なるほど、そうだ」と納得したことは、子供は真剣に取り組むものです。ヤマハは躾けられた子供に、手法だけを教えるのではないはず。グループレッスンだからこそ「アンサンブルの心」を育てることができる。
親も、音楽に関してはシロウト。「アンサンブルは心を合わせる」これをレッスンの中でしっかりと親に伝えるのも、父兄同伴のレッスンであれば、先生の責任だと思います。やれやれ、そこまでか…。しかし私が幼児科講師だったら、この「父兄同伴」の利点は最大限に生かしたいがなあ。習い事に関して、勘違い、そこまでいかなくとも、先生に全てお任せします…というと聞こえはいいけど、「無関心」な親に喝を入れるチャンスが毎週あるってことだもんね
ピアノ個人レッスンはなかなかそうはいきませんから。
具体的になりますが、Takのクラスは、先生の周りに集まって並ぶのにひっじょぉぉ~に時間がかかるのです。テンションの低い子、クールな子が多いようです。
◯◯くんはこっち。◯◯ちゃんはここ…とやってるうちに、最初に並んだ子供が退屈してごそごそ動きはじめる…といった具合。
こういう場合、どうしたらよいでしょうか。
何故早く集まってきれいに並んで姿勢よくまっすぐ立たなくてはいけないか…の理由を説明して、子供が「なるほどぉ~」と納得したところで、2、3度「「よぉ~い、どん!」で並ぶ練習させればいいと思います。
うまくできたら、お母さんに思いきり拍手してもらうとさらにいいかも。
いずれにしても、子供は納得すればきちんと並べると思います。
そういえば、去年ちょっとだけ「お受験予備校」でアシスタントをしてた時、生徒が「背筋ををのばして」といっても、なかなか持続しないので、こんなやりとりをしたことがあります。
「どうして背筋を伸ばして、姿勢よくしなきゃいけないと思う?」
「きれいな人に見られるから」
う~ん。さすが、お受験仕様に訓練されてますなー。
「じゃあ、誰も見ていないところだとどうかな?」
「……。」
「背中をぴっと伸ばして姿勢よくすると、心もまっすぐ伸びていくのよ」
これは効きました。ナットク度100%
子供は、きれいな人に見られるより、自分の心が伸びていくほうに興味があるんだな。うんうん、スバラシイ。
こういうのって、自分のレッスンや、親としてのTakとのかかわり方にとっても参考になります♪
声のかけかたひとつで、子供の集中力はぐぐーんと高まるものなのね。保育士さん達はこのあたりが絶妙です。
週末は保育参観。毎回感動の保育参観です。楽しみ~♪
家庭が基本。家庭での躾が基本!という前提の上で、
私は、「躾をしてから連れてこい」というのは、ちょっと違うかなと思うのです。
でもでも、まゆこちゃんのお友達への反論という訳じゃなく、自分の講師の立場と、そして、5歳児の親としての立場で、さらに考えてみました。
4~5歳児は、躾け途上。完成された子供はそうはいません。
しかし一方、4~5歳児は、人の言うことを理解できるし、人の気持ちを考えることもできる。だから、グループレッスンのルールづくりや、雰囲気づくりはやはり先生の責任だと思います。
みんなで気持ちを合わせてアンサンブルをすると気持ちいいということを伝えたり、わざとはみ出したり、勝手なことをしたり、揃わないと美しくない、気持ちよくない…ということを、先生自身のことばと気魄で力強く伝える。伝われば、生徒はついてくると思います。
「ほんとだ」「なるほど、そうだ」と納得したことは、子供は真剣に取り組むものです。ヤマハは躾けられた子供に、手法だけを教えるのではないはず。グループレッスンだからこそ「アンサンブルの心」を育てることができる。
親も、音楽に関してはシロウト。「アンサンブルは心を合わせる」これをレッスンの中でしっかりと親に伝えるのも、父兄同伴のレッスンであれば、先生の責任だと思います。やれやれ、そこまでか…。しかし私が幼児科講師だったら、この「父兄同伴」の利点は最大限に生かしたいがなあ。習い事に関して、勘違い、そこまでいかなくとも、先生に全てお任せします…というと聞こえはいいけど、「無関心」な親に喝を入れるチャンスが毎週あるってことだもんね

ピアノ個人レッスンはなかなかそうはいきませんから。
具体的になりますが、Takのクラスは、先生の周りに集まって並ぶのにひっじょぉぉ~に時間がかかるのです。テンションの低い子、クールな子が多いようです。
◯◯くんはこっち。◯◯ちゃんはここ…とやってるうちに、最初に並んだ子供が退屈してごそごそ動きはじめる…といった具合。
こういう場合、どうしたらよいでしょうか。
何故早く集まってきれいに並んで姿勢よくまっすぐ立たなくてはいけないか…の理由を説明して、子供が「なるほどぉ~」と納得したところで、2、3度「「よぉ~い、どん!」で並ぶ練習させればいいと思います。
うまくできたら、お母さんに思いきり拍手してもらうとさらにいいかも。
いずれにしても、子供は納得すればきちんと並べると思います。
そういえば、去年ちょっとだけ「お受験予備校」でアシスタントをしてた時、生徒が「背筋ををのばして」といっても、なかなか持続しないので、こんなやりとりをしたことがあります。
「どうして背筋を伸ばして、姿勢よくしなきゃいけないと思う?」
「きれいな人に見られるから」
う~ん。さすが、お受験仕様に訓練されてますなー。
「じゃあ、誰も見ていないところだとどうかな?」
「……。」
「背中をぴっと伸ばして姿勢よくすると、心もまっすぐ伸びていくのよ」
これは効きました。ナットク度100%
子供は、きれいな人に見られるより、自分の心が伸びていくほうに興味があるんだな。うんうん、スバラシイ。
こういうのって、自分のレッスンや、親としてのTakとのかかわり方にとっても参考になります♪
声のかけかたひとつで、子供の集中力はぐぐーんと高まるものなのね。保育士さん達はこのあたりが絶妙です。
週末は保育参観。毎回感動の保育参観です。楽しみ~♪