中国人のお嫁さんをもらいたくなる?ブログ

中国人女性との日常を日記にしたものです。
強い。何しろ強い。世界最強という説も納得。

仕事ヨ 仕事 ♪ その4

2006-09-13 20:33:50 | Weblog
 彼女は、こう答えました。
「ソーダアー」
どうやら、ワタシはお嫁さんは働かなくても、当然だ、と洗脳されているようです。
「中国人は、女人でも、仕事をしないと皆にいじめられるのヨ」

彼女の行動力のおかげで、仕事は結構見つかるようになったのですが、すぐ辞めてしまいます。
仕事は、何をやっても、誰よりも、どんな日本人よりもキレイに速くやります。
が、人間関係のトラブルが絶えず、結局辞めることになってしまうのです。
「『郷に入っては郷に従え』って知っている?」
「知っているヨ。中国にもあるヨ」
中国にもある、というよりも、中国から来たのでしょう。
「だったら、日本の習慣に合わせなさいよ。日本人は、仕事ができることよりも、仲好(仲良し)のほうが大切なんだよ」
「日本は和の国だからね」
「良く知っているじゃないか。その通りだ」
「イ~ノ。私、中国人だからイ~ノ」

 こんな訳で片端から辞め、ついに会社勤めは諦めることにしました。
かといって、働くのは止めません。
 で、何を始めたか、というと、内職です。
内職なら、ケンカ相手はワタシだけですから・・・・。
ちょっと複雑な心境ですが・・。
どんな内職か、というと婦人服のお直しです。

それで、スーパーのテナントを中心に攻撃を開始しました。
契約を採るためです。
「デパートへは行かないの?」
「デパート、怖いヨ」
彼女、デパートはお金持ちが行くところだ、と信じています。
千葉にある、某デパートに遊びにいった時などは、その豪華さに圧倒されたようです。
「よ~ちゃん、帰ろうヨ。ここはビンボウニンが入ったらいけないんだヨ」

 さて、内職の契約をとる方法ですが、例によって、飛び込みと電話です。
電話帳を見て、順番に電話をしていきます。
そして、こっちの電話番号をお知らせしておきます。
「あのね、そんな方法でやっても、お店には既に業者さんが入っているからダメだよ」
というワタシの忠告を全く無視して、攻撃を続けます。
勿論効果はありません。
「会社勤めがイヤ、なんてわがままです。我慢して、会社を探した方がお得ですよ。
 老百姓(庶民)は我慢する他ないのです」
何かの本で読んだのですが、子どもの教育方針で、日米中を比較したのがありました。
それによると、
 日本・・・みんなと仲良く
 米国・・・自信を持て
 中国・・・我慢
その為でしょうか。
彼女も弱気になりました。
「そうだね~」
素直になった彼女は少しかわいそうでした。

コメント (1)
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仕事よ 仕事 ♪ その3

2006-09-13 17:08:02 | Weblog
 トラブルの内容ですが、次のようなものでした。
 彼女が流れ作業でシャツのお直しをしていたときのことです。
彼女はマイペースですから、周りの人とスピードが異なれば、当然どこかで止まったり、空いたりします。
それで、もっと速く、とか、もっと遅く、という具合で、周りの人間とトラブルになった、という訳です。
 リストラなら、アルバイトが皆、一緒に首ですが、今回は彼女だけが首になりました。
自分から辞めたのですが、実質的には首みたいなものです。
 自信家の彼女はよほどショックだったようです。
あんなに一生懸命に働いたのに・・・という思いもあったようです。

 布団に入ったきり起きてこなくなりました。
寝たきり中国人になってしまったのです。
それが一週間も続きました。
布団から出てくるのは、トイレと食事だけ。
「どうしての?(どうしたの)」
ワタシが聞いても、何も答えてくれません。
布団の中から、良く光る眼で、ワタシをにらみつけているだけです。
とにかく、ず~と、布団に入りっぱなしだけなのです。
後日、答えを引き出すことに成功したのですが。
「もう、永久に仕事がみつからないと思ったから」
とのことでした。
我が家では、ワタシは定職についていますし、子どももいません。
お嫁さんが無理して働く必要はないのです。
事実、生活費は全部ワタシの給料でまかなっていますし、彼女が稼いだお金は、百%貯金に回しています。

 しかし、中国では、仕事は義務的であり、女性といえども無職である、ということは耐え難い屈辱らしいのです。
幼いころからの洗脳、いや教育の成果なのでしょう。
 中国のテレビドラマで、次のようなものがありました。
リストラされた女性が職を捜す、という筋なのですが、実はその女性は大きな会社の社長夫人なのです。
たいそう裕福な家庭で、豪華なアパートに住んでいます。
ある日、小学校の通っている子どもが、学校からの家庭状況調査用紙を親に渡さず、隠していました。
 家庭状況調査用紙には、親の職業を書く欄があります。
そこで、どうして隠したのか、と両親が子どもを問い責めました。
すると子どもが答えました。
「お母さんが無職で恥ずかしいから」
答えを聞いた母親は泣き出し、父親は懸命に説明を始めました。

 ワタシはあっけにとられました。
彼女に、これは本当に有りうることなのか、と聞きました。
すると、彼女、表情も変えずに

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