ぱそらぼ (ぱぁと1)

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荒れているものは

2009年12月02日 | 社会派らぼ
全国の小中学校・高校で暴力行為の件数がぐんぐん増えているそうです。逆にいじめは減ったようですが、学校が把握していないだけの可能性もあるとしてして、憂慮すべき状況と文科省が指摘しています。中には死亡者が出てしまっている事件もありますから、ことは深刻です。

家庭の教育力の急激な低下が起きているとの指摘があります。それは確かにそうだと思いますが、そのまた理由に格差社会を挙げられると、それはどうだろうと首を傾げなくもありません。格差社会の広がりが人生の夢を奪って親の心を狂わせているという指摘ですが、人生の夢が出世やお金など瑣末なことであるというのは実に寂しい気がします。

一方で、インターネットやテレビを介して言語が荒れている…という指摘には大いにうなずかされます。言葉が荒れて、感情や感覚の表現が直接的になっているのは確かです。テレビが繰り返し流す言葉、ネットの上で当たり前に流れている言葉は、かなり反射的で直情的です。漫画と文学の違いはそこにあるのではないでしょうか。昨今の活字離れから、漫画ですら活字の1つとして、しかも難解なものを易しく説明するツールとして、世界に誇る日本文化として、その市民権はかなり確立されています。それでも漫画が表現しきれないものがあります。漫画の中で使われる言葉は「ガァァァン」だったり「ドサッ」だったりと実に直感的なものです。感情をいったん受け止めてから表現するといった深みがありません。

GMの最高責任者の退任が発表されています。世の中は、景気も行き詰まり、デフレスパイラルに陥り、八方塞がりの様相を強めています。そうだから人的資産が大切にされるべきかも知れないのに。


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