映画の感想をざっくばらんに、パラパラ読めるよう綴っています。最近は映画だけでなく音楽などなど、心に印象に残ったことも。
パラパラ映画手帖
音楽の散歩道その47心から癒される歌声~mimicha×猫衣林薙さんのライブ~
8月16日、「mimicha×猫衣林薙 レコ発ライブ」に行ってきました!
それ以来、私の頭上では、いつも宇宙船が
過ぎっていきます…。
というのも、
mimichaの名曲「to you」(YouTubeのライブ録画映像で聴けます→)
(作詞:mimicha、作曲・編曲:山口功尊)に
こんな歌詞があるからです。
「僕の歌がいつか君に
君の声がいつか僕に
届きますように、と
続きますように、と
今夜の星空に祈った」
「君を乗せた宇宙船が
僕の胸をかすめるから」
「空に映った君の笑顔が 溢れるようにと」
サビのメロディがすごくきれいで、切なくて、
涙が出そうになりました。
mimichaは、猫衣さんと山口さん(通称グチさん)のユニット。
このブログでも、何度か紹介させていただいたとおり、私は大ファンです。
猫衣さんは、美人で可愛いだけじゃなくて、
ひとの心に降り積もった澱みたいなもの、日々の疲れや辛さを
そっと溶かしてくれるような、やさしさとあたたかみのある笑顔と声の持ち主。
歌声はとても表情豊かで、まっすぐ歌いかけてくれます…。
猫衣さんの高く伸びていく美しい声と
グチさんの奏でるピアノの調べは、
乾いた心を潤し、
私みたいな孤独なろくでなしにも、
生きてていいんだよと、やさしく語り掛けてくれるようで、
そっと勇気づけてくれました。
mimichaの曲のうちでも、特にバラードは、
時間とか道のりみたいなものを感じさせ、いつもとても元気をもらいます。
「あしたから」(Music Video→)
「未来」(Music Video→)は、私にとっては、もうすごい名曲。
mimichaワールドを堪能しました。
「未来」の歌詞で好きなところを少し引用すると、
「孤独を背負った君に笑ってほしくて
何度も何度も名前読んだ
大切な人だけは悲しませたくない
未来を君にあげたい」
(作詞作曲:猫衣林薙さん、編曲:山口功尊さん)
猫衣さんがツイッターで、ライブで演奏された曲のリストを
掲載してくださったので、思い出のために書き写しておきます。
1,EZ DO DANCE(ver m.)
2,未来
3,to you
4,墓標(YouTube→)
5,あしたから
6,LAST SNOW
7,Shine Stars
8,summer wave
ユニット名のmimichaは、「耳にチャーハンで、みみちゃ!」と決まったそうで、
12年続いているそうです。
ところで、今回のライブは、猫衣林薙さんのレコ発ということで、
休憩はさんで、後半がmimicha、前半が猫衣さんのソロ出演と、
ギターの隻也さんとの出演でした。
今回、発売された猫衣さんのCD「指切/「刻」には、
隻也さんが、アレンジやギター演奏等で加わっていて、
ギターの激しい音色が情熱的で、心かきたてます。
猫衣さんのソロの曲は、mimichaとは、また雰囲気が変わり、
テンポも速く、歌詞も激しく、ドラマチックな感じの曲があったりで、
心にじりじり迫ってきます。
猫衣さんは、アニソン系シンガーソングライターといつも自己紹介されるのですが、
アニソン系というのは、
アニメソングの歌をつくるというよりは、むしろ、キャラソング、
こんなキャラの歌をつくる感じです、と今回、MCで聞いて、なるほどと思いました。
今回のCDにも収録され、ライブでも歌われた「虚空の窓」は、
漫画「進撃の巨人」で、愛する人が巨人に食べられる瞬間を見ている人をイメージされたとか…。
後悔と自責の痛みがきりきりつきささるようで、青い炎のような曲の世界に、心魅かれます。
「僕だけが君を守りたかった 冷たいその右手が忘れられない
虚空の窓に映った願いを託して
残る風を胸に 独り彷徨う」
(作詞:猫衣林薙さん、作曲:猫衣×隻也、編曲:隻也さん)
歌詞の最後の「僕だけが君を見ていた」、その虚空を見つめる瞳は、
タイトルの「窓」のイメージと重なり合い、不思議な余韻が残ります。
1,空ひかり/柚理しょうこ(作詞作曲編曲:猫衣林薙、袖理さんに楽曲提供(映像))
2,忘れな草/みつは秋(作詞・作曲:猫衣林薙 編曲:猫衣林薙(Gt.隻也)で、みつはさんに楽曲提供)
3,惜別
4,祈願
5,「刻」
6,慟哭の小夜曲
7,僕達の宇宙/aica
8,嘆きの鎮魂歌
9,虚空の窓
猫衣さんのシンセでの弾き語りがあったり、
他の歌い手さんに楽曲提供された歌を、猫衣さんが歌ってくれたり、
とても貴重な機会でした。
今回発売されたCDでは、編曲:隻也さんとなっていますが、
猫衣さんも、いっしょに編曲に参加された曲もあり、
作詞作曲よりも、編曲が大変だと実感したとMCで話されてました。
最後は、アンコールにこたえて「指切-sekiyamix-」(YouTube→)。
この曲も、テンポが速く、ビートのきいた、抑揚のある歌で、
メロディも覚えやすく、
私にとって、今では、ライブの後もふっと頭によみがえってくる曲の一つです♪
ライブ全体で、18曲のオリジナル。
曲ぞれぞれに、いろんな世界が広がり、
猫衣さんのふところの深さに驚きながらも、いろんな旅をしたような、豊かなひととき。
今回、椅子を並べてのシッティングでのライブで、
「EZ DO DANCE」というノリノリで踊れる曲もありましたが、
ゆっくり座って、じっくり聴けるようにという、あたたかい配慮のおかげで、
猫衣さんの世界に思い切り浸って、余韻を味わい、
優しい歌声に酔った、あたたかな時間でした。
帰りは予期せぬ雨に降られてしまいましたが、
猫衣さんの歌声と笑顔という、やわらかな真綿にくるまれたように、
心の芯があったまった気持ちで帰りました。
前回のmimichaライブの感想です→
写真はシゲさんがツイッターで公開されていたのを
つかわせていただきました!
いつもステキな写真をありがとうございます!
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