映画の感想をざっくばらんに、パラパラ読めるよう綴っています。最近は映画だけでなく音楽などなど、心に印象に残ったことも。
パラパラ映画手帖
No362『喜劇 大安旅行』~伴淳三郎とフランキー堺のかけあい~
2008-07-07 / 映画

「喜劇列車シリーズ」の渥美清にゾッコンでしたが、
今回、フランキー堺主演の旅行シリーズ。
倍賞千恵子が、茶目っ気豊かで、おきゃんな娘で、
フランキー堺に首ったけ。
堺の父親を演じる伴淳三郎がとってもすてき。
SL機関士で、
長い上りトンネルを、貨車をつないで上っていくシーン。
石炭が炉に次々と投げ込まれる。
カメラは、機関車が必死で登ってゆくさまを
近距離でとらえ、その迫力。
きしむレール、車輪。
汗だくでハンドルを握る伴。
やがてトンネルの向こうの光が見えてきて、
列車は闇の中を抜け出る。
この迫力、緊張感には拍手。
思わずルノワールの『獣人』の冒頭場面を思い出した。
伴とフランキーのかけあいが楽しい。
ともに独身の親子として、
片や機関士、片や専務車掌と
列車に関わる仕事につき、仕事に誇りと信念を持っている。
その二人の喧嘩、
ケロヨン、
ひょっこりひょうたん島と
互いをけなしあい、
口喧嘩もアクションもとにかく楽しい。
列車が走っていくシーンも多く、
シリーズの醍醐味も遺憾なく発揮。
勘違い、思い違い、とモチーフはシリーズを通して繰り返されるが
やはり、テンポのよさと、役者陣の達者な妙味で、
とにかく楽しい。
今回、フランキー堺主演の旅行シリーズ。
倍賞千恵子が、茶目っ気豊かで、おきゃんな娘で、
フランキー堺に首ったけ。
堺の父親を演じる伴淳三郎がとってもすてき。
SL機関士で、
長い上りトンネルを、貨車をつないで上っていくシーン。
石炭が炉に次々と投げ込まれる。
カメラは、機関車が必死で登ってゆくさまを
近距離でとらえ、その迫力。
きしむレール、車輪。
汗だくでハンドルを握る伴。
やがてトンネルの向こうの光が見えてきて、
列車は闇の中を抜け出る。
この迫力、緊張感には拍手。
思わずルノワールの『獣人』の冒頭場面を思い出した。
伴とフランキーのかけあいが楽しい。
ともに独身の親子として、
片や機関士、片や専務車掌と
列車に関わる仕事につき、仕事に誇りと信念を持っている。
その二人の喧嘩、
ケロヨン、
ひょっこりひょうたん島と
互いをけなしあい、
口喧嘩もアクションもとにかく楽しい。
列車が走っていくシーンも多く、
シリーズの醍醐味も遺憾なく発揮。
勘違い、思い違い、とモチーフはシリーズを通して繰り返されるが
やはり、テンポのよさと、役者陣の達者な妙味で、
とにかく楽しい。
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