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静かなパラダイス

ヒッチコック 光と影…

2018年02月09日 | Weblog

ヒッチコックの映画を観たり、
彼についての記事を読むのは至福の時間。



「映画は観客のためのもの 裏切るわけにはいかない」
独創的なアイデアと仕掛けで常に観るものを驚かせ、怖がらせる。

しかし…パワハラ&セクハラ問題が引っ掛かる!
有能な右腕&理解者の奥さんがいるのに…それとこれとは別?
時代が違うけど、今あんなことをやったら完全にアウト!
先日、大物プロデューサー、H・ワインスタインが追放されました。



https://www.youtube.com/watch?v=UDiKB51Yi_Q

◯ヒッチコック執心の女優
グレース・ケリー…モナコ公妃→引退
ヴェラ・マイルズ…俳優と結婚→嫌がらせ
ティッピ・ヘドレン…執拗な撮影→一時引退





目の眩むような美女…かたやオタクのデブ!
“アカンでしょ” “やめときなはれ” と言いたいですが、
役者をとことん追い込まなければあれだけの作品はできない!
巨匠と組むことでトップスター&お金持ち!
きれいごとではない…持ちつ持たれつの面もある。
映画草創期からこの手の問題はあったし、
世界中のさまざまな業界でもよく聞かれる話。



「ハリウッドはそういうものと思っていた」と発言した
ワインシュタインのおかげで今があるタランティーノも叩かれている。
権力と金、地位と名声…“賞取り”などにも複雑に絡んでくる。

健全な世界で果たして名作は生まれるのか?
芸術とは何ぞや?芸術は社会常識で縛れる性質のものなのか?
優れた芸術家に “変わり者” が多いのもまた事実。





いずれにせよ凡人には関係のない話。
こちらとしては、作品や関連するものを楽しむことしかできない。
人ではない、映画監督として尊敬する…そういうことですね!