ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

HGUC量産型ザクでスジ彫りの特訓その他…(その3)

2006年11月15日 | 機動戦士ガンダム(1st)
 なんか昨日の記事から最後の部分に「スポンサーリンク」というのが付くようになったんですが、何のことだかよく分かりません(汗)。しかもプラモに全然関係のないエステ関係とか「やずや」とかの広告が…(?)。
 一応、ブログの内容と関連のある広告が出るらしいのですが、謎です。ひょっとして記事の中に「プロポーション改修」とか「整形」とかの言葉が入ってるからかも(笑)。
 でも、「やずや」みたいなメジャーな会社が自分の記事にスポンサーとして出ているのがちょっと(いや、スゴく)うれしいオッサンです。

 さて、今回は太もも(これでまたエステの広告が…:汗)パーツのヒザ関節部にスジ彫りを入れます。俗に言う「マルイチモールド」にするわけです。

 普段なら適当に定規を当ててスジ彫りするのですが、4ヶ所あるヒザ関節の丸いパーツに同じ角度でスジ彫りをするのは難しいので、筆者にしては珍しくプラ板でゲージを作ることにしました。

 1.2ミリプラ板に、ヒザ関節丸パーツの頭が入るぐらいの穴を開けます(直径約7.5ミリ)。大きな板のままでは太ももの装甲にぶつかってしまうので、太ももの装甲を避けられるように穴の周辺を丸く切り取ります。
 写真のプラ板で赤く塗っている部分は「こっちが前側」の目印です。
 スジ彫りのための定規となる板を0.5ミリプラ板で切り出し、1.2ミリプラ板の穴に接着するのですが、角度が重要です。
 今回は1/144HGグフカスタムに合わせて、後ろの方に向かってスジ彫りが上がっていく角度にしました。
 4ヶ所とも同じ角度にするため、写真の2本の赤い線で示した部分が平行になるように設定してから0.5ミリプラ板を好みの角度(45度よりちょっと浅め)にして接着しました。ゲージの両面を同じように使えるように、1.2ミリプラ板の厚みに対して0.5ミリプラ板を貼る場所を慎重に決めます。

 これでゲージは完成です。プラ板に大きな穴を開けたり角度を合わせたりする作業が難しく、ちょっと時間はかかりましたが、大事に使うと今後もずっとイケますので、作っておいて良かった~! これで「ジオンはあと10年は戦える…」です。←オッサン、ザクばっかり作る気かいな!?
 これを太もものパーツにマスキングテープで固定します。

 スジ彫りの角度を一定に保てるように、ゲージの目印の直線部分と太もも装甲の直線部分を平行に合わせてマスキングテープを貼ります。


 エプロンさんオススメのデザインナイフの刃の「背の部分」を使ってスジを彫っていきます。
 デザインナイフの刃の背の部分は、「超シャープなPカッター」といった感じの切れ味で筆者もオススメです。「切る」というより「引っ掻く」感じでスジが彫れます。
 スジ彫りを太くしたい場合は、ナイフの刃先を少し折ってやると良いそうです。この辺はエプロンさんの模型製作日記に詳しく書いてあります。プラ板を使ったゲージもよく出てきますので、ぜひ参考にしてみて下さい!


 ナイフで何度かケガキ線を入れたら、ゲージを外して様子を見ます。線の角度は良いですが、細いですねぇ。
 このケガキ線を基準に線を太くしていくのですが、今回はデザインナイフでパーツの面に対してV字型に切り込みを入れました(図参照)。


 スジ彫りがある程度太くなったら、今度は目立てヤスリでさらにスジ彫りを太くし、二つ折りにした耐水ペーパーでスジ彫りを仕上げました。

 この作業を他の3ヶ所にも同様にして行います。ゲージのおかげで角度や位置がすぐに決まるので、ストレスなく出来ました。


 スジ彫りが完了したので、太ももを組み立てました。股関節の可動範囲拡大のため、脚の付け根の接続穴を上と後ろに向かってすり鉢状に広げてあります。写真では分かりにくいですねぇ…(汗)。

 今回作ったゲージは、ヒジ関節の丸い部分にも使えることが分かりました。うわ、まだ4ヶ所あるやん!(汗)
 それでは今日はこの辺で…。