「Ver.Ka計画」の続きです。これまでは「不定期連載シリーズ」扱いでしたが、このところ連続しているので「不定期」というのもおかしいと思い、新たに「Ver.Ka計画」専用のカテゴリーを設けました。今のところ、せっかく気分が乗って作っているのに他のネタをやるというのもなんですし…。通常の「現在製作中」とも気分が違うんですよ。やっぱり、特別なネタです。
今回も頭部の製作です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/dd/82806368952b1fcbce9a3da7468d0b2f.jpg)
1ミリプラ角棒を適当な長さに切り、一部をヤスリで削って、えぐれた形状にしたものです。これは何かといいますと…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/b5/d26498011095afe50ad7dec3660ec0cc.jpg)
ヘルメット後ろのパーツ内部の、ボールジョイント受けに付けるために作ったものです。HGUCガンダムのヘルメットは、ジムカスタム胸部から突き出る首関節ボールジョイントに対してボール受けの位置が高く、そのまま取り付けると首が短くなってしまいます。首が短いのはRX-78Ver.Kaの場合はあまり問題ないと思うのですが、襟がヘルメットの頬当てと干渉してしまい、首が回らなくなってしまいます。
それを防止するべく、ボールジョイントが奥まで入ってしまわないようにするためのストッパーです。約0.5ミリほど首が長くなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/ae/def70aca0a74495c3bead567c49970a0.jpg)
HGUCガンダムの頭部は、顔パーツの裏側もボールジョイント受けの一部(?)として、ボールジョイントを固定する役目も果たしています。
この計画ではガンダムNT-1の顔を使うのですが、HGUCガンダムと同じ位置に顔をセットすると、顔が奥まりすぎてしまいます。そのため、スペーサーをかませて顔を適切な位置まで前進させる必要があります。ついでに、そのスペーサーにボールジョイント受けも兼ねてもらいます。
そのスペーサーはプラ板で充分なのですが、プラ板をちょうど良いサイズに切り出すのが面倒くさかったので、コトブキヤさんのハッチか何かのディテールアップパーツを貼りました。
次はアンテナ関連です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/2a/edc2ef571650b4c691456abf4147fe04.jpg)
前々回の記事で「アンテナ基部の赤い五角形の上側を削って低くします」と書きましたが、どれだけ削ったか分からないので比較写真を…。左側が加工後です。あと「センチネル0079」版の設定画を参考に、下の尖った部分を面取りして微妙に六角形にしてあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/ae/8b6287ff70be2d7ac5cc486fb2eae528.jpg)
アンテナは基部近くの一部を削って、設定画の形状を再現しましたが、写真で見てもほとんど分かりません(汗)。あと、バンダイエッジをデザインナイフのカンナ掛けで削り落としています。シャープ化はまだ進めていません。これから長い付き合いになるこのVer.Kaガンダム、何度も仮組みと分解を繰り返している間にアンテナの先端が欠けてしまう可能性があります。アンテナのシャープ化は最終組み立てあたりで行なう予定です。
秘密道場の方で書きましたが、ジムカスタムの胸部に対してHGUCガンダムのヘルメットはややサイズが大きいです。他のキットのヘルメットに替えることも考えましたが、とりあえずHGUCガンダムのままで作業を進めます。
まずはVer.Kaと形状が異なる部分を改修し、それから小型化についてを考えることにしました。一応、ヘルメットの前方投影面積をNT-1やG30thと変わらないレベルにするという目標は立てているんですけどね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/95/0bc83a3d8f3632862be5292681c98f56.jpg)
なんか顔の部分が、引き出しを取り外したタンスみたいになっていますが(汗)。
HGUCガンダムのヘルメットの頬当ては、前に向かってすぼまった形状になっています。このままではVer.Kaの特徴である頬当てのダクトを再現するためのスペースが足りません。そこで、頬当ての上下ともにプラ板を貼り足して形状を変更します。
左右の頬当てにそれぞれ小さく切ったプラ板を貼るのは、接着面が小さいのでなかなか難しいです。左右を同じような角度で接着するのは至難の業です。そこで、長めに切ったプラ板を左右同時に接着することにしました。
左右つながったプラ板を切り離す時は、エッチングソーを使うと良いかなぁと考えています。接着面が小さいところに貼ったパーツを削る場合には、余計な力が掛かって接着したところが外れてしまうことが多いですからねぇ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/da/e890cc38394d7bc1e2d04aa677392602.jpg)
写真左:横から見た状態です。頬当ての上面に貼ったプラ板は、後で削る必要がないように、前もってクサビ形に削っておきました。削った方の面を接着し、削っていない方の面を表面として活かすことにしました。このまま接着剤の乾燥を待ちます。
写真右:頬当ての前面(ダクトが付く面)を整形した状態を画像加工で再現してみました。これでダクトを取り付けるための上下高さは確保できるはずです。こんな状態に削る時に、接着したプラ板が外れないようにしなければなりませんねぇ。
今日はここまでです。次回をお楽しみに!
*トモヤさん、剣時さん、小太刀右京さん、コメントありがとうございます! 長期シリーズになりそうですが、今後もよろしくお願いします。m(- -)m
*トモヤさん:ガンダムウェポンズの小松原氏の作例ですが、以前エプロンさんから資料をもらっていたので(ラッキー!)改めて見てみました。細部の精度がものすごいですねぇ! MGVer.KaとMGジム改の違いもまた、参考にしたいと思います。
今回も頭部の製作です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/dd/82806368952b1fcbce9a3da7468d0b2f.jpg)
1ミリプラ角棒を適当な長さに切り、一部をヤスリで削って、えぐれた形状にしたものです。これは何かといいますと…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/b5/d26498011095afe50ad7dec3660ec0cc.jpg)
ヘルメット後ろのパーツ内部の、ボールジョイント受けに付けるために作ったものです。HGUCガンダムのヘルメットは、ジムカスタム胸部から突き出る首関節ボールジョイントに対してボール受けの位置が高く、そのまま取り付けると首が短くなってしまいます。首が短いのはRX-78Ver.Kaの場合はあまり問題ないと思うのですが、襟がヘルメットの頬当てと干渉してしまい、首が回らなくなってしまいます。
それを防止するべく、ボールジョイントが奥まで入ってしまわないようにするためのストッパーです。約0.5ミリほど首が長くなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/ae/def70aca0a74495c3bead567c49970a0.jpg)
HGUCガンダムの頭部は、顔パーツの裏側もボールジョイント受けの一部(?)として、ボールジョイントを固定する役目も果たしています。
この計画ではガンダムNT-1の顔を使うのですが、HGUCガンダムと同じ位置に顔をセットすると、顔が奥まりすぎてしまいます。そのため、スペーサーをかませて顔を適切な位置まで前進させる必要があります。ついでに、そのスペーサーにボールジョイント受けも兼ねてもらいます。
そのスペーサーはプラ板で充分なのですが、プラ板をちょうど良いサイズに切り出すのが面倒くさかったので、コトブキヤさんのハッチか何かのディテールアップパーツを貼りました。
次はアンテナ関連です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/2a/edc2ef571650b4c691456abf4147fe04.jpg)
前々回の記事で「アンテナ基部の赤い五角形の上側を削って低くします」と書きましたが、どれだけ削ったか分からないので比較写真を…。左側が加工後です。あと「センチネル0079」版の設定画を参考に、下の尖った部分を面取りして微妙に六角形にしてあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/ae/8b6287ff70be2d7ac5cc486fb2eae528.jpg)
アンテナは基部近くの一部を削って、設定画の形状を再現しましたが、写真で見てもほとんど分かりません(汗)。あと、バンダイエッジをデザインナイフのカンナ掛けで削り落としています。シャープ化はまだ進めていません。これから長い付き合いになるこのVer.Kaガンダム、何度も仮組みと分解を繰り返している間にアンテナの先端が欠けてしまう可能性があります。アンテナのシャープ化は最終組み立てあたりで行なう予定です。
秘密道場の方で書きましたが、ジムカスタムの胸部に対してHGUCガンダムのヘルメットはややサイズが大きいです。他のキットのヘルメットに替えることも考えましたが、とりあえずHGUCガンダムのままで作業を進めます。
まずはVer.Kaと形状が異なる部分を改修し、それから小型化についてを考えることにしました。一応、ヘルメットの前方投影面積をNT-1やG30thと変わらないレベルにするという目標は立てているんですけどね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/95/0bc83a3d8f3632862be5292681c98f56.jpg)
なんか顔の部分が、引き出しを取り外したタンスみたいになっていますが(汗)。
HGUCガンダムのヘルメットの頬当ては、前に向かってすぼまった形状になっています。このままではVer.Kaの特徴である頬当てのダクトを再現するためのスペースが足りません。そこで、頬当ての上下ともにプラ板を貼り足して形状を変更します。
左右の頬当てにそれぞれ小さく切ったプラ板を貼るのは、接着面が小さいのでなかなか難しいです。左右を同じような角度で接着するのは至難の業です。そこで、長めに切ったプラ板を左右同時に接着することにしました。
左右つながったプラ板を切り離す時は、エッチングソーを使うと良いかなぁと考えています。接着面が小さいところに貼ったパーツを削る場合には、余計な力が掛かって接着したところが外れてしまうことが多いですからねぇ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/08/8c4b6264f82331ef49f55f5237dbc322.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/da/e890cc38394d7bc1e2d04aa677392602.jpg)
写真左:横から見た状態です。頬当ての上面に貼ったプラ板は、後で削る必要がないように、前もってクサビ形に削っておきました。削った方の面を接着し、削っていない方の面を表面として活かすことにしました。このまま接着剤の乾燥を待ちます。
写真右:頬当ての前面(ダクトが付く面)を整形した状態を画像加工で再現してみました。これでダクトを取り付けるための上下高さは確保できるはずです。こんな状態に削る時に、接着したプラ板が外れないようにしなければなりませんねぇ。
今日はここまでです。次回をお楽しみに!
*トモヤさん、剣時さん、小太刀右京さん、コメントありがとうございます! 長期シリーズになりそうですが、今後もよろしくお願いします。m(- -)m
*トモヤさん:ガンダムウェポンズの小松原氏の作例ですが、以前エプロンさんから資料をもらっていたので(ラッキー!)改めて見てみました。細部の精度がものすごいですねぇ! MGVer.KaとMGジム改の違いもまた、参考にしたいと思います。
あ、私もやっとリモネン系接着剤を導入しました。臭いが気にならなくていいですねぇ。
かめっチさんの本気度が伺えますね!
おそらく全塗装になるでしょがやはりレンタル塗装ブースなどで行うのでしょうか?