なぜか今回からHGUC量産型ザクです。「現在製作中」のコーナーでは、これまで最新のキットを扱い、キットレビュー的な内容も含んでいましたが、今回は「特別編」として、すでにおなじみのキットを扱うことにしました。
本来なら1/100セイバーガンダムあたりを取り扱うべきなのですが、1/100セイバーガンダムは出来が良さそうなので、改修する部分が無さそうなんです…(汗)。ホンマはちょっと作ってみたいんですけどね…。
あと、予定している次回のネタが発売されるまでに微妙な間がありますので、スケジュールの調整が必要です。
そこで、次回のネタ(リクエストのあったスジ彫り講座も兼ねます)までに自分の技術を磨いておこうということにしました(スジ彫りは苦手なんですよ…:汗)。
HGUC量産型ザクはご存知のようにデザインアレンジによる追加ディテールがほとんどない、スッピンに近いザクです。HGUCガンダムと並べると実に良い感じなのですが、HGUCの初期(まだ芸風の確立していない頃)のアイテムであるHGUCグフと並べると「(プロポーションもディテールも)あ、合わへん…(汗)」という困った事態が生じます。
ならば、HGUCグフと並べても違和感のないHGUCザクを作ってみよう、と…。
作業に入る前に、説明書の写真を画像加工して改修プランを練りました。
「キットの頭の分割ラインで上下高さを詰め、肩の取り付け軸を2~3ミリ上に移動するとこんな感じかな~」というように画像を加工しました。スジ彫りなど、HGUCグフと同じぐらいの密度のディテールも追加しています。
「これなら大改修をしなくてもグフと並べられるかなぁ?」という感触をつかみ、モチベーションを高めたところで作業に入ります。
頭部の高さを詰めます。
頭蓋のパーツ(B36)の下側を約0.5ミリ短縮するのですが、その前にパーツB36・B17の、写真ではオレンジ色に塗った部分の高さを0.5ミリ強削って低くします。これを先にやらないと後の作業に支障をきたしますので…。
次にB36の後頭部、動力パイプ基部をエッチングノコで切り離しました。デザインナイフでも出来ないことはないのですが、刃の厚みの分だけすき間があいてしまいます(困)。
これでB36の高さを詰めるための下準備が出来ました。
B36の下側をスライスして高さを詰めるのですが、以前記事に書いた「かめっチ式モノアイの作り方」のスジ彫りの方法と同じやり方でパーツを切断しました。写真の銀色の矢印みたいなヤツがエッチングノコ(コトブキヤ製)です。
0.5ミリ厚のプラ板に両面テープでエッチングノコを貼り付け、作業台にそのプラ板を両面テープで貼り付けます。これでパーツの底面と平行に、プラ板の厚みだけスライスすることが出来ます(厳密にはノコギリの刃の厚みや両面テープの厚みもプラスされますが)。手の力を抜いて少しずつパーツを滑らせて切ります。
この作業、パーツの切断する部分全体をまんべんなく切り進めていく必要があります。モノアイの支柱部分を先に切ってしまうと、パーツがコケて上手く切ることが出来なくなりますよ(笑)。筆者は途中で気が付いたので難を逃れることが出来ました(汗)。
B36が切れたら、モノアイブロック(A22)も同様にスライスします。
B36・A22ともに約0.5ミリ強薄くなったところで、頭部の下半分と組み合わせると、なぜかB36がはまりきらない…(汗)。
原因は、A22の裏側の筒状部分でした。
写真の赤く塗った筒の部分も高さを0.5ミリ強だけ低くしないとパーツがはまらないのでした(汗)。HGUCシャア専用ザクが発売された当時も頭の高さを詰めたはずなのに、なぜか今回気付きませんでした…(大汗)。
横から頭を見た写真の方が分かりやすいと思いますが、写真の右側が加工後です。
実はB36のスライス以外にも、頭頂部やひさしの部分、頭の底面をヤスリで削って小型化しています。
これらの加工で、頭の高さは約1ミリ低くできました。
あと、モノアイレールの下、人間でいうと鼻や頬骨の辺りの面をデザインナイフのカンナ削りでシャープに削ったり、クチバシの上面の動力パイプ基部を筒の一部に見えるように修正してやると、顔の印象が引き締まりますよ!
うわ、頭だけで記事1回分使ってしもうた…(汗) このネタのメインはスジ彫りの練習やのに…OTL
本来なら1/100セイバーガンダムあたりを取り扱うべきなのですが、1/100セイバーガンダムは出来が良さそうなので、改修する部分が無さそうなんです…(汗)。ホンマはちょっと作ってみたいんですけどね…。
あと、予定している次回のネタが発売されるまでに微妙な間がありますので、スケジュールの調整が必要です。
そこで、次回のネタ(リクエストのあったスジ彫り講座も兼ねます)までに自分の技術を磨いておこうということにしました(スジ彫りは苦手なんですよ…:汗)。
HGUC量産型ザクはご存知のようにデザインアレンジによる追加ディテールがほとんどない、スッピンに近いザクです。HGUCガンダムと並べると実に良い感じなのですが、HGUCの初期(まだ芸風の確立していない頃)のアイテムであるHGUCグフと並べると「(プロポーションもディテールも)あ、合わへん…(汗)」という困った事態が生じます。
ならば、HGUCグフと並べても違和感のないHGUCザクを作ってみよう、と…。
作業に入る前に、説明書の写真を画像加工して改修プランを練りました。
「キットの頭の分割ラインで上下高さを詰め、肩の取り付け軸を2~3ミリ上に移動するとこんな感じかな~」というように画像を加工しました。スジ彫りなど、HGUCグフと同じぐらいの密度のディテールも追加しています。
「これなら大改修をしなくてもグフと並べられるかなぁ?」という感触をつかみ、モチベーションを高めたところで作業に入ります。
頭部の高さを詰めます。
頭蓋のパーツ(B36)の下側を約0.5ミリ短縮するのですが、その前にパーツB36・B17の、写真ではオレンジ色に塗った部分の高さを0.5ミリ強削って低くします。これを先にやらないと後の作業に支障をきたしますので…。
次にB36の後頭部、動力パイプ基部をエッチングノコで切り離しました。デザインナイフでも出来ないことはないのですが、刃の厚みの分だけすき間があいてしまいます(困)。
これでB36の高さを詰めるための下準備が出来ました。
B36の下側をスライスして高さを詰めるのですが、以前記事に書いた「かめっチ式モノアイの作り方」のスジ彫りの方法と同じやり方でパーツを切断しました。写真の銀色の矢印みたいなヤツがエッチングノコ(コトブキヤ製)です。
0.5ミリ厚のプラ板に両面テープでエッチングノコを貼り付け、作業台にそのプラ板を両面テープで貼り付けます。これでパーツの底面と平行に、プラ板の厚みだけスライスすることが出来ます(厳密にはノコギリの刃の厚みや両面テープの厚みもプラスされますが)。手の力を抜いて少しずつパーツを滑らせて切ります。
この作業、パーツの切断する部分全体をまんべんなく切り進めていく必要があります。モノアイの支柱部分を先に切ってしまうと、パーツがコケて上手く切ることが出来なくなりますよ(笑)。筆者は途中で気が付いたので難を逃れることが出来ました(汗)。
B36が切れたら、モノアイブロック(A22)も同様にスライスします。
B36・A22ともに約0.5ミリ強薄くなったところで、頭部の下半分と組み合わせると、なぜかB36がはまりきらない…(汗)。
原因は、A22の裏側の筒状部分でした。
写真の赤く塗った筒の部分も高さを0.5ミリ強だけ低くしないとパーツがはまらないのでした(汗)。HGUCシャア専用ザクが発売された当時も頭の高さを詰めたはずなのに、なぜか今回気付きませんでした…(大汗)。
横から頭を見た写真の方が分かりやすいと思いますが、写真の右側が加工後です。
実はB36のスライス以外にも、頭頂部やひさしの部分、頭の底面をヤスリで削って小型化しています。
これらの加工で、頭の高さは約1ミリ低くできました。
あと、モノアイレールの下、人間でいうと鼻や頬骨の辺りの面をデザインナイフのカンナ削りでシャープに削ったり、クチバシの上面の動力パイプ基部を筒の一部に見えるように修正してやると、顔の印象が引き締まりますよ!
うわ、頭だけで記事1回分使ってしもうた…(汗) このネタのメインはスジ彫りの練習やのに…OTL