ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

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Ver.Ka計画(その6)

2012年01月23日 | 長期連載予定・Ver.Ka計画
 Ver.Ka計画、ヘルメット加工の続きです。
 前回、頬当てを上下に長くするためプラ板を貼り足しました。左右のプラ板の貼り位置や角度をそろえるため、一枚の板を左右に渡して接着しましたが、後で切り離す必要があります。
 接着した部分は非常に面積が狭いため、強度には不安があります。プラ板を切り離す時に刃物を動かす力をできるだけ掛けないように、またはその力を逃がさないと、接着部分を破損してしまう可能性があります。
 接着してから数日乾燥させ、エッチングソー(ノコギリ)で力をあまり加えずに板の真ん中を切りました。それでも接着した部分がクニャっと動いたのであせりましたが…。
 板の真ん中を切って左右を分断したら、残りの部分はニッパーで切断するのがてっとり早くて接着部分に負担を掛けずに済むと思います。プラ板をニッパーで挟み、パーツを持たずに切れば、力はパーツが飛んでいくことで逃げていきます(パーツが飛んだ先で破損や紛失しないように注意しなければなりませんが…。一度、飛んでいったヘルメットを必死で探したことがありました。)。
 なお、左右がつながった状態でニッパーを使うと、ニッパーの刃にプラ板が押されて接着部分に余計な力が掛かってしまいます。

 上の写真は、上記の方法で余分なプラ板を切り取った状態です。いろいろ考えながら作業していたため、途中写真を撮る余裕がありませんでした(汗)。


 頬当ての上下長さがどれだけ変わったかを、改造していないパーツと比較しようとしたのですが、分かりにくいので…(写真右側が加工後)


 画像加工で余分なプラ板を消してみました。とりあえず長さは確保できたようです。
 しかし、頬当ての正面にダクトを設けるには、厚みが足りません。そこで、頬当ての裏側(内側)にプラ板を貼り足します。プラ板をすき間なく貼るために、ヘルメット内側の突起物(前に貼ったプラ板の余分も含む)をルーターで削っておきました。

 まず、ヘルメットのこめかみにあたる部分の内側にプラ板を貼ります。

 こめかみ部分にプラ板を貼って厚くすると、目の部分が入るスペースが狭くなってしまい、顔のイメージが変わってしまうおそれがありますが(図の左側)、ここに貼っておかないと頬当ての厚みが不自然になるおそれもあります(図の右側)。頬当ての厚みの均一さを優先してプラ板を貼り、後で調整することにしました。
 
 プラ板は03ミリを使用。幅約2ミリの細切りにして、適当な長さに切って貼りました。

 
同様に、頬当ての裏側にも貼ります。


 頬当てが内側に厚くなったので、顔が入るかどうかちょっと不安です。顔も含めて頭部を仮組みしてみました。良かった、大丈夫でした。
 顔の固定方法をそろそろ考えないといけませんねぇ。

 
 写真左:正面から。ほ、ホコリが…。
 写真右:設定画のアングルで…。


 写真を画像加工して、完成予想図を作ってみました。線がヨレていたりしますが、こういうのを見るとモチベーションが上がります
 この画像の元になった写真はカメラを接写モードにして撮影しているので、肉眼で見るよりも細長く写っています。

 実際には、こんな感じです。


 しかしここで「無改造のHGUCガンダムとあんまり変わらないかも?」という不安が…

 説明書の写真と見比べてみました。Ver.Kaになってる…のか?(汗)


 前回の記事には読者の皆様から励ましのコメントをいただきました。アスカさん、2012-01-21 01:15:39のUnknownさん、rumandoさん、剣時さん、HSパパさん、ザーコさん、本当にありがとうございます!m(- -)m やっぱりちょっと、内緒にしていたことにうしろめたさがあったので…(汗)。
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Ver.Ka計画(その5)

2012年01月15日 | 長期連載予定・Ver.Ka計画
 「Ver.Ka計画」の続きです。これまでは「不定期連載シリーズ」扱いでしたが、このところ連続しているので「不定期」というのもおかしいと思い、新たに「Ver.Ka計画」専用のカテゴリーを設けました。今のところ、せっかく気分が乗って作っているのに他のネタをやるというのもなんですし…。通常の「現在製作中」とも気分が違うんですよ。やっぱり、特別なネタです。 

 今回も頭部の製作です。

 1ミリプラ角棒を適当な長さに切り、一部をヤスリで削って、えぐれた形状にしたものです。これは何かといいますと… 


 ヘルメット後ろのパーツ内部の、ボールジョイント受けに付けるために作ったものです。HGUCガンダムのヘルメットは、ジムカスタム胸部から突き出る首関節ボールジョイントに対してボール受けの位置が高く、そのまま取り付けると首が短くなってしまいます。首が短いのはRX-78Ver.Kaの場合はあまり問題ないと思うのですが、襟がヘルメットの頬当てと干渉してしまい、首が回らなくなってしまいます。
 それを防止するべく、ボールジョイントが奥まで入ってしまわないようにするためのストッパーです。約0.5ミリほど首が長くなりました。


 HGUCガンダムの頭部は、顔パーツの裏側もボールジョイント受けの一部(?)として、ボールジョイントを固定する役目も果たしています。
 この計画ではガンダムNT-1の顔を使うのですが、HGUCガンダムと同じ位置に顔をセットすると、顔が奥まりすぎてしまいます。そのため、スペーサーをかませて顔を適切な位置まで前進させる必要があります。ついでに、そのスペーサーにボールジョイント受けも兼ねてもらいます。
 そのスペーサーはプラ板で充分なのですが、プラ板をちょうど良いサイズに切り出すのが面倒くさかったので、コトブキヤさんのハッチか何かのディテールアップパーツを貼りました。 

 次はアンテナ関連です。

 前々回の記事で「アンテナ基部の赤い五角形の上側を削って低くします」と書きましたが、どれだけ削ったか分からないので比較写真を…。左側が加工後です。あと「センチネル0079」版の設定画を参考に、下の尖った部分を面取りして微妙に六角形にしてあります。


 アンテナは基部近くの一部を削って、設定画の形状を再現しましたが、写真で見てもほとんど分かりません(汗)。あと、バンダイエッジをデザインナイフのカンナ掛けで削り落としています。シャープ化はまだ進めていません。これから長い付き合いになるこのVer.Kaガンダム、何度も仮組みと分解を繰り返している間にアンテナの先端が欠けてしまう可能性があります。アンテナのシャープ化は最終組み立てあたりで行なう予定です。

 秘密道場の方で書きましたが、ジムカスタムの胸部に対してHGUCガンダムのヘルメットはややサイズが大きいです。他のキットのヘルメットに替えることも考えましたが、とりあえずHGUCガンダムのままで作業を進めます。
 まずはVer.Kaと形状が異なる部分を改修し、それから小型化についてを考えることにしました。一応、ヘルメットの前方投影面積をNT-1やG30thと変わらないレベルにするという目標は立てているんですけどね。

 なんか顔の部分が、引き出しを取り外したタンスみたいになっていますが(汗)。
 HGUCガンダムのヘルメットの頬当ては、前に向かってすぼまった形状になっています。このままではVer.Kaの特徴である頬当てのダクトを再現するためのスペースが足りません。そこで、頬当ての上下ともにプラ板を貼り足して形状を変更します。
 左右の頬当てにそれぞれ小さく切ったプラ板を貼るのは、接着面が小さいのでなかなか難しいです。左右を同じような角度で接着するのは至難の業です。そこで、長めに切ったプラ板を左右同時に接着することにしました。
 左右つながったプラ板を切り離す時は、エッチングソーを使うと良いかなぁと考えています。接着面が小さいところに貼ったパーツを削る場合には、余計な力が掛かって接着したところが外れてしまうことが多いですからねぇ。 

 
 写真左:横から見た状態です。頬当ての上面に貼ったプラ板は、後で削る必要がないように、前もってクサビ形に削っておきました。削った方の面を接着し、削っていない方の面を表面として活かすことにしました。このまま接着剤の乾燥を待ちます。
 写真右:頬当ての前面(ダクトが付く面)を整形した状態を画像加工で再現してみました。これでダクトを取り付けるための上下高さは確保できるはずです。こんな状態に削る時に、接着したプラ板が外れないようにしなければなりませんねぇ。

 今日はここまでです。次回をお楽しみに!

 *トモヤさん、剣時さん、小太刀右京さん、コメントありがとうございます! 長期シリーズになりそうですが、今後もよろしくお願いします。m(- -)m

 *トモヤさん:ガンダムウェポンズの小松原氏の作例ですが、以前エプロンさんから資料をもらっていたので(ラッキー!)改めて見てみました。細部の精度がものすごいですねぇ! MGVer.KaとMGジム改の違いもまた、参考にしたいと思います。
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RX-78Ver.Kaミキシングビルド計画(その4)

2012年01月13日 | 長期連載予定・Ver.Ka計画
 「RX-78Ver.Kaミキシングビルド計画(長いので今後の記事内では『Ver.Ka計画』と省略します)」で使用するパーツを発表します。この計画のために長い間少しずつ買いためてきたキットがようやくそろいましたので…。

 関節パーツやポリキャップまで含めると膨大な数になってしまうため、主に装甲パーツを並べてあります。
 やっぱり写真が小さいですねぇ。当ブログで掲載できる画像サイズはこれぐらいが限度です(泣)。もう少し大きいサイズの画像は秘密道場の方に貼る予定です。
 今までは組み立てが終わったジム系キットのパーツをもぎ取って組み合わせ、様子を見てきましたが、この計画用に新たに用意したパーツを並べると、やっぱりテンションが上がります。映画やドラマの「配役決定!」とか「制作発表」みたいなノリですね。
 パーツは全てHGUC(「G30th」のみHG)シリーズのキットから取っています。

 頭部…ヘルメット&アンテナ:ガンダム
     顔:ガンダムNT-1
 胸部…本体:ジムカスタム
     コクピットブロック:ジム改
     ダクト:ジムストライカー
     ランドセル…本体:ジム改
     ビームサーベルホルダー:パワードジム
 腕部…本体:パワードジム
     手首:MP-1ランナー(ジム改のものを使用)
 腰部…フンドシ部:ジムカスタム
     フロントアーマー:ジム改
     サイドアーマー&ヘリウムコントロールコア(黄色い四角):パワードジム
     リアアーマー:ジムストライカー
 脚部…太もも~すね:ジムIII
     足&アンクルアーマー:ジムクゥエル
     ひざアーマー:ガンダム
     すね後部:パワードジム
 ビームライフル:G30th
 シールド:パワードジム
 ハイパーバズーカ:G30th

 「…いったい何個イチで作るねん、オッサン!! 『ミキシングビルド』って、多くても5個イチぐらいまでやろ! これならMGのVer.Ka買って改造してる方がずっと安上がりだろ!!」(筆者の善の心の声)

 「…すんません、反省してます。でも『キットのパーツをできるだけ活かして、楽をしよう』というコンセプトだと、こうなってしまうんです、はい。モールドを彫るのが面倒くさいので採用したパーツもあります(笑)。筆者は『複製』はできません。ニオイがキツいらしいので…。あと、この計画は1/144スケールというのが重要で、MGになると、話が違う方向に行っ…」(筆者の心の中の悪・ダークかめっチの声)

 善の心「ええい、黙れ! この計画でどれだけのキットを犠牲にしてしまうのか!?」

 ダークかめっチ「お前は今までに食ったパンの枚数を覚えているのか?」

 善の心「セリフをパクるなぁーーーー!!」

 ダークかめっチ「おう、かかって来いやあ!!」

 …数分後。(両方ともスタミナが無い)

 善の心「いやぁ、やるなぁお前。いいパンチだったぜ」
 ダークかめっチ「あんたもな…。夕日がキレイだぜ。お、一番星見っけ!」

 善の心「まあ、お前さんが1/144スケールでVer.Kaが欲しいというのは分からんでもない」
 ダークかめっチ「へへっ、そうだろ? それに、さっきあんたが言ってた『犠牲』のことやけど、ちゃあんと考えてるんやで!」
 善の心「何それ、なんかええことあるん?」

 ダークかめっチ「え~、この計画で余ったパーツで、脚をスリム化したジムクゥエルが作れます」
 善の心「ほう、それから?」
 
 ダークかめっチ「…それだけ」

 善の心「それだけしか考えてないのか! この計画でどれだけのキットを犠牲にしてしまうんじゃーーー!」

 ダークかめっチ「お前は今までに食ったパンの枚数を覚えているのかーーーー?」

 善の心「何度も、他人のセリフをパクるなぁーーーー!!」

 ダークかめっチ「あんたの動きは見切った!! もう負ける気はしねぇぜ!!」

 善の心「こ、これがダークかめっチの、チカラか…!!」

 …エンドレス。



 善の心「とりあえず、だいぶ前に店長からもらった『ワグテイル改造パーツ』とジム改の余りでワグテイル作ってみたら?」

 ダークかめっチ「考えときます…」

 
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RX-78Ver.Kaミキシングビルド計画(その3)

2012年01月11日 | 長期連載予定・Ver.Ka計画
 不定期連載といいつつ、3回連続で記事を書いています(注:公開当時は「不定期連載シリーズ」扱いでした)。実は今、部屋の掃除中でキットのパーツがあちこちに散らばっていて製作が中断しているものがいろいろありまして…(汗:「秘密道場」に関連記事あり)。それで、パーツがそろっているVer.Ka計画だけでも進行しておこうかと…。

 今回は頭部の加工です。

 顔は「HGUCガンダムNT-1」のものを使用します。マスクの形状とかクマドリの短さとか目つきがかなりイメージ(個人的なものですが)に近いと思います。
 裏面のはめ込み用の突起を切り取った以外はほぼそのまま使用する予定です。ただ、マスクの表面に傷というか凹みがありますので、その辺は修正する必要がありそうです。

 ヘルメットはどのキットを使うか悩みました。アレックスのトサカと側面のダクトを修正してヒサシを付けるか、HGUCガンダムのものを小型化するか、G30thのものを形状変更するか…(RGはもったいないので候補から外しました)。
 結局、HGUCガンダムのものをベースにすることにしました。胸部はジムカスタムのものを使うので、それに対してヘルメットがやや大きめだとは思いますが、まあ許容範囲内かなぁとも思います。


 まずはアンテナ基部の赤い五角形の上側を削って低くします。アンテナは今のところ裏側の安全用突起(フラッグ)を削り落としただけです。


 ヘルメットは頬当ての部分が下に向かって末広がりになるように形状変更しなければなりません。ここを直さないと、HGUCガンダムを引きずったままのヘルメットになってしまうと思います。方法はいろいろ考えましたが、こめかみにあたる部分の裏側にナイフで切れ目を入れて、パーツが割れない程度に力を加えて強引に曲げました。
 写真左側が改造後です。パーツの裏側、側頭部の丸い部分とダクトの境目に切れ込みが入っているのが見えると思います。あと、仮組みと分解を繰り返しやすいように、はめ込みピンを斜めに切ってあります。


 写真左が改造後の状態です。頬当てが薄いので、ダクト(通称・「もみあげダクト」?)を設けるスペースが足りません。内側にプラ板を貼って厚みを増そうと思うのですが、プラ板を0.3ミリにするか0.5ミリにするかで検討中です。

 
 左が改造後です。トサカのメインカメラは大きくて前に突き出しているので、ワクの部分を削って平らにし、その平らにした面を彫り込んでみました。こういう部分の仕上げにはガイアノーツさんの「スーパースティック砥石」があると便利でしょうねぇ。作業中、「スーパースティック砥石欲しい~!!」と思いながら、爪楊枝に耐水ペーパーを貼ったもので仕上げていました。


 ヘルメットの後頭部です。左側が改造後です。顔の部分を取り付けるための受け部分が邪魔なので、削りました。えらく雑ですが…(汗)。


 ヘルメット後ろの、襟足の部分をカットしました。

 
 「センチネル0079」版ガンダムの頭部で特徴的なのが、ガンダムMk-IIに近い面構成です(実際のMk-IIとはかなり違うのですが、なんとなく「Mk-IIっぽい」というイメージが…)。特に後頭部側は下に向かってすぼまった形が印象的なので、パーツの肉厚が許す範囲内で削り込みました。
 それにしてもこの後頭部、「センチネル0079」版、MG版のどちらとも違う感じですねぇ。ステイメンの後頭部にした方が良いかも…。

 今日はここまでです。さて、部屋の掃除を…と思ったら、あともうちょっとで寝る時間(汗)。しまった…。

 トモヤさんからいただいたコメント「最新のGFFの画稿も参考にしてみては如何でしょうか」ということで、GFFの設定画を見てみました。カッコエエ~!! MG版画稿とアングルが違うだけかなぁと思っていたのですが、改めてよく見るとプロポーションがかなり違うようです。こちらも参考にしてみます。 
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HGUCカトキスリッパ選考会(RX-78Ver.Kaミキシングビルド計画・その2)

2012年01月09日 | 長期連載予定・Ver.Ka計画

 今回は「RX-78Ver.Kaミキシングビルド計画」の中でも重要なパートを占める足の部分、いわゆる「カトキスリッパ」についての話です。カトキハジメ氏が描くガンダムは、爪先が反った独特の形状をしています。この足を立体的に解釈するのは意外と難しいようで、プラモ化されている「カトキスリッパ」はどれも微妙に解釈が異なっています。しかも、どれも一長一短で、「これがベスト!」というものはいまだに出てきていないような気がします。
 その中で、どのキットの足を使うのがいちばん楽に設定画のイメージに近くできるかを考えてみます。実は去年の夏から何度も同じことを考えてきたのですが、今のところ結論が出ていません。前回の記事では「ジムIIIの足を使う案が有力」と書きましたが、設定画と見比べてみるとかなり違うのが分かってしまい…(汗)。

 まずは選考の基準となる設定画から。 


 新設定となる「MGキット開発用画稿」です。



 こちらは「ガンダムセンチネル0079」版設定画です。

 *この「RX-78Ver.Kaミキシングビルド計画」では、どちらの設定画を再現するかは明確には決めていません。それぞれの設定画に好きなところがあるため、新旧設定画の折衷案的な感じで行こうと思っています。というか、できるだけキットのパーツの形状を活かして作ろうと思っているため、最終的には「バンダイさんが新製品として発売したらこんな感じ?」というところを狙ってみようかと思います。

 では、エントリーナンバー1番、「HGUCジム改」です。「HGUCパワード・ジム」系キットの中で、「RX-78Ver.Ka」にいちばん向いているキットです。
 
 低く構えた爪先と、くるぶしの大きなマルイチが特徴です。この写真のものはアキレス腱部分にカバーを取り付けたり、つま先の先端やアンクルカバーの下側を削ってあります。

 エントリーナンバー2番、「HGUCジム・クゥエル」です。「HGUCヘイズル」系のキットの中で…(以下、同文)
 
 藤岡建機氏デザインの「ガンダムTR-1ヘイズル」がベースになっているため、爪先が独特な形状になっています。かかとはいい感じです。写真のものはアンクルアーマーを2.5ミリほど幅詰めしています。  

 エントリーナンバー3番、「HGUCジム・カスタム」です。同系統の「HGUCジム・キャノンII」のものは爪先が長すぎるため、選考からは除外しました。
 
 なかなか味わい深い造形だと思います。足の甲と靴底との境目のカーブした部分が、設定画のイメージにいちばん近いかも。逆に、前回の記事で話題にした足の甲の長さはいちばん短いです。

 エントリーナンバー4番、「HGUCジムIII」です。「HGUCジムII」も同じ形状です。

 唯一、足首関節の構造が異なります。かかとの形状にやや難ありだと思います。パッと見のイメージはかなり良いのですが…。

 次はサイドビューです。

 カトキ氏によるMG開発用画稿です。

 
 
 爪先の反り具合、爪先とかかとの比率、かかとの厚み、マルイチの位置など、いろいろとチェックすべきところがあります。こうして見てみると、ジム改の足はジム・コマンドっぽいような気が…。


 前から見たところです。設定上、ジム・カスタムの爪先には凹モールドがありません。クゥエルの爪先がすごく長いです(汗)。


 後ろから見たところ。ジム改のかかとは、後方に向かってかなり絞り込まれています。実は後ろ側でいちばん設定画に近いのはクゥエルなのでは…?(汗)。

 足の裏比較。

 それぞれ、ディテールに個性がありますねぇ。足の裏はジム・カスタムがいちばんだと思います。ジムIIIの足裏パターンは、アニメの設定画に近いとはいえ、ちょっと寂しいですねぇ。


 カトキ氏による、旧「HGガンダム」の説明書イラストです。ジム・カスタムが近いですねぇ。あと、ギリギリでクゥエルも…。

 トータルで考えると、クゥエルを使うのがいちばん楽かなぁと思いました。爪先とかかとのバランスが決め手となりました。

 …という選考会を夏にもやっていまして、結局「クゥエルの爪先を修正するのがいちばん楽かなぁ」と思って作った試作品です。↓

 爪先と足の甲の比率を変えたり、爪先の裏側を削って角度を変更したりしています。改造したところの色をそろえるのと、形状を把握しやすいようにするためシルバーで塗ってあります。


 実はクゥエルには他のキットには無い利点があります。足首関節フレームのマルイチ基部が干渉するところを削ってやると、多少見た目は悪くなりますが可動範囲が増えるんです。

 
 足首関節とアンクルアーマーが傾いた、新設定画のような状態を再現することもできます。もちろん接地性も抜群です。

 
 写真左:クゥエルの足・改の色を画像加工でガンダム色にしてみました。こうして見ると、爪先側面のカーブがきつく(上を向きすぎ)、爪先底面もまだまだ急角度です。
 写真右:ちょっと修整してみました。はたして爪先の底をこれだけ削って角度を変えても大丈夫かどうかは疑問ですが(パーツの肉厚の関係で)、できればこんな感じにしたいです。
 それにしても、かなり直線的というか四角いですねぇ。他のパーツと組み合わせたときのバランスがちょっと不安です…(汗)。
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RX-78Ver.Kaミキシングビルド計画(その1)

2012年01月07日 | 長期連載予定・Ver.Ka計画
 長年温め続けてきた「HGUCのガンダム・ジム系キットのパーツを利用してできるだけ楽にカトキ版RX-78ガンダムをミキシングビルドする計画」、略して「RX-78Ver.Kaミキシングビルド計画」を開始します。
 昨年7月の記事のラストで「HGUCジムIIが発売されるまで、この企画は待った方が良いのかも…」と書きました。
 とりあえずジムIIは発売されたものの、期待したもの(「機動戦士ガンダムUC カトキハジメ メカニカルアーカイブス」に掲載されたジムII。ひざアーマー以外の脚はほぼそのままガンダムVer.Kaと同じデザインでした)とはやや違うものでした。
 ジムIIの脚が使えないのは残念ですが、昨年のHGUCジム系キットのラッシュで、ガンダムVer.Kaに使えそうなパーツはだいたい出揃ったようです。

 もしバンダイさんがHGUCで「ガンダムVer.Ka」を出してくれたらかなり売れると思うのですが、ここ数年は1/144のRX-78キットがけっこう発売されていますし(RGとかG30thとか)、次に1/144でRX-78がキット化されるとしたら、アニメ化が進行中の「THE ORIGIN」版ガンダムになると思います。当分、1/144のガンダムVer.Kaは発売されないでしょう。
 となると、今から作っている最中にキットが発売されて「今までの苦労はいったい…」ということにもならないはずです。いや、いわゆる「キット化のための願掛けモデリング」になってもかまいません!(笑)。

 では製作に入る前に、気になっていた足の部分、いわゆる「カトキスリッパ」についてちょっと考えてみます。
 カトキスリッパに使えそうなキットとしては、HGUCのパワード・ジム(ジム改も同型)、ジム・クゥエル、ジム・カスタム、ジムIII(ジムIIも同型)が挙げられます。比較検討した結果、最新版といえるジムIIIの足を使う案が有力になりました。一時はクゥエルの足を使う案もありましたが…。クゥエルの足は一見使えそうにないのですが、つま先付近を手直しすると結構イケます。実は可動面でも有利だったりします。これについては機会があれば、何かの形でお話ししたいです。


 最新版のカトキスリッパであるジムIIIの足です。パッと見は良さげですが、設定画と見比べるとけっこう違います。足の裏のディテールもアレですし(笑)。
 一番の問題点は、つま先の緑色の部分の長さと足の甲の白い部分との比率です。明らかに緑色の部分のほうが勝っています。


 画像加工で、足の甲の切り欠きを少し埋めてみました。この状態にしようとすると、足首フレームを加工する必要があります。場合によってはつま先の可動(スリッパを履いた足のような可動)をつぶしてしまうことになるかもしれません。
 この状態で、緑色の部分と白い部分の比率は同じぐらいです。


 左から設定画、画像加工した写真、キットのままの写真です。設定画(MGキット用の新バージョン)では、足の甲の白い部分がつま先の赤い部分に完全に勝っています。というか、全体のバランスがかなり別物っぽい(汗)。
 ここはあまり設定画をじっくり見ないで作るのが正解でしょうねぇ。設定画を再現しようとすると、かなり面倒なことになりそうです。


 ジムIIIの脚を使った場合の、ふくらはぎから下の改造プランを画像加工で検討してみました。
 すね下側の後ろ半分は、ジム改かパワード・ジムのものを移植する予定です。ジムIIの脚が期待通りのものだったら、こんな改造する必要なかったのに…。
 
 あと、アンクルアーマーの位置が低すぎるような気がしたので、アンクルアーマーの取り付け位置を約1ミリ上に移動させました。かかとの上の白い部分が低すぎるため、約1ミリ分厚くします。
 また、設定画と比べてかかとが前後に長く、つま先とかかとの比率が違うような気がしたので、アンクルアーマーの位置を約1ミリ後ろにずらしました。

 写真を画像加工するのはすぐにできるのですが、実際に改造するとなるとちょっと面倒くさそうですねぇ…(汗)。


 追記:「ジムⅡ(II)」「ジムⅢ(III)」の数字部分が機種依存文字とのご指摘をいただきました。
2012-01-08 00:46:34のUnknownさん、ありがとうございます。修正してみましたが、読めるようになったかどうかは確認できません。…ひょっとして、ブログ開始以来ぜんぜん気づかずに機種依存文字を使っていたかも(汗)。

 2012-01-08 00:07:27のUnknownさん、コメントありがとうございます。ジムカスタムの足についてはまた後日、「カトキスリッパ選考会」の記事(仮称)で触れたいと思います。お楽しみに!
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今なら作れる…かも?

2011年07月11日 | 長期連載予定・Ver.Ka計画
 筆者はHGUCジムⅢの試作品の写真が模型雑誌で公開されてからずっと、キットが発売されるのを待ち望んでいました。なぜなら、その試作品は「機動戦士ガンダムUC」に登場するジムⅢのデザインをベースに立体化されたものだったからです。
 「ユニコーン」版のジムⅢは「MG RX-78-2ガンダムver.Ka」開発時にカトキハジメ氏によって描かれた設定画と共通点が多いです。そのため、「ガンダムver.Ka」をHGUCキットのミキシングビルドで製作する場合に有効なパーツがあるのではないかと考えていました。特に、脚部はかなりの部分が使えるのではないか、と…。

 というわけで、HGUCのジム系各キットのパーツを組み合わせたもの(頭部はHGUCアレックス)に、HGUCジムⅢの脚を取り付けてみました。  

 い、イケるんじゃないか!? 
 *写真の仮組みガンダムは、ジムカスタム胸部の肩関節軸を上方向に動かしやすくしたり、パワードジムの上腕を短縮したり、ジム改の腰部フレームのボールジョイントを削ってジムⅢの太もも付け根のポリキャップを取り付けられるようにしたりと、少しだけ加工を施してあります。
 実はこれまで、脚はジム改にするかジムカスタムにするかで悩んでいましたが、どちらも「帯に短したすきに長し」という印象でした。ジムⅢの場合、「ガンダム00第2シーズン」のキットから導入された新型ポリキャップが関節部に使われているのもうれしいポイントだと思います。
 

 脚の長いカトキガンダムを立体化した場合、オーバースケールになりがちなのも気にしてはいたのですが… 

 写真では定規に対して大きく写っていますが、実際には「カトキ立ち」の状態で頭頂部カメラまで126mmです。トサカは低くする予定ですので、ギリギリ他の1/144スケールキットと比べても違和感の無い大きさに収まりそうです。

 「1/144スケールのガンダムver.Ka」は、当ブログを始めて以来、いつかはやりたかったネタの一つです。ジム系キットの充実により、仮組みの状態でもかなりのところまで形になるようになった今こそ、このネタを始めるチャンスかなぁと思っています。かなりの時間が掛かりそうですし、全塗装しなければならないという関門もあるのですが…。

 あと、ジムⅢの脚はスネの後ろ半分を改造する必要があったり、スネのパーツをキットもう一つ分用意しなければならなかったりという問題があります。
 HGUCジムⅡが発売されるまで、この企画は待った方が良いのかも…(苦笑)。
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