ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

HGダブルオーガンダム(その2)

2008年10月31日 | 現在製作中
 前回からだいぶ日にちが開いてしまいましたが、HGダブルオーの続きです。

 第1シーズンのガンダム4機はGNドライブを中心にしたブロックと左右の可動式ブロックとの組み合わせによる3分割式という斬新な構造の胸部でしたが、第2シーズンのガンダムたちは「00」以前のガンダムのような構造の胸部に戻っています。3分割式はプラモ的には面白い可動をするのですが、アニメではあまり効果的ではなかったからなのかもしれません。
 デザインと構造がシンプルになった分、パーツ数はHGエクシアと比べてかなり減りましたねぇ。

 このキットでは新型ポリキャップの採用以外にも新しい部分があります。ランナーのゲート部分です。
「パーツをランナーから切り離しにくくなった」「ゲート処理は楽になった」という噂のゲート部分ですが、確かにランナーの太い部分がパーツに近くなったので、ニッパーでパーツを切り取る際には従来よりも気を付ける必要があります。
 でも、ゲート処理はかなり楽になったような気がします。

 図は胸前面のパーツです。ピンク色で示した部分がゲートの部分で、ランナーから注意深く切り離した後、長さ約0.5ミリぐらいを残してニッパーで切ってしまいます。
 その後、デザインナイフでゲートを切るのですが(図・右側)、従来のゲートに比べて軽い力で切れたような気がするんです。ナイフの刃を入れる方向はパーツによってまちまちですが、たいていの場合はパーツの表側が良いと思います。うまく行けば一発でゲートがキレイに切れてしまいます。でも、今のところ全てのパーツのゲートを切ったわけではありませんので、ひょっとしたら気のせいかも…(汗)。


 胸部上面に付く白いパーツ(まさかここがコクピットハッチだとは思いませんでした)は、アンテナ先端裏側に付いている突起を削り落し、内側の面を削ってやや薄くしました。

 写真の右側が削った後の状態です。これ以上薄く削っても良いのですが、破損するのが恐いので…(汗)。
 このアンテナ、やや角度が立ちすぎているような気がします。 じゅにあさんはアンテナをいったん切り離して角度を変えて接着されているんですが、これが実に良い感じです。ぜひ見に行ってくださいね♪


 組み上がった胸部です。エクシアと比べて斬新さは薄れましたが、メリハリが効いていてカッコ良いですねぇ。

 上から見たところ。胸の左右ブロックが固定式になった代わりに、肩関節付け根部分はポリキャップが前方にスイングする方式になりました。写真右側がスイングさせた状態です。ABS樹脂製のボール可動からポリキャップに変更されたことによって、HGエクシアよりも可動部の信頼性が格段に向上しています。さらに肩の接続部分がボールジョイントになっているので、可動範囲もより広くなっているのではと期待できます♪

 

 頭部を取り付けたところ。画像のサイズがバラバラですねぇ(汗)。首の長さはちょうど良い感じだと思います。ただ、ポリむき出しの細い首になっていますので、プラ板で囲うなり角ノズル状のパーツをかぶせたりするなどして太くしてやったほうが良さそうですね。
 

実験・スーパーX2をデコってみました

2008年10月20日 | オッサンの秘伝公開&実験コーナー
 ちまたではデコ電(デコレーション携帯電話)とかデコグッズというのが流行っているそうですねぇ。おそらくネイルアートから発展したファッションだと思いますが、ラインストーン(Hアイズのようなものといえば分かりやすいでしょうか?)や各種パーツなどでキラキラにデコレートされた携帯電話などのインパクトはモノスゴく、なんとなく気になっていました。
 テレビでデコグッズの製作風景が放映されていたのを見たのですが、使われている道具や接着剤など、我々モデラーにもなじみのあるものが使われていました。ますます気になる…。調べてみると、接着剤はエポキシ系2液混合型のものやセメダイン社の「スーパーX」シリーズがよく使われているそうです。
 「スーパーX」はいろいろな材質を高い強度で接着できる上に無溶剤タイプなので健康上も安心という素晴らしい接着剤です。筆者も発売された当初に「うお~、スゴい!」と喜んで購入したのですが、固まるとゴム質になるという性格を持つため、残念ながら今までプラモに使用したことはありませんでした。それにしても「スーパーX」という名前は…。
 
 さて、話はデコに戻ります。筆者は丸いものがビッシリと並んでいる光景は苦手なのですが(シダ植物の葉の裏とか、鶏肉の皮とか…:汗)、ラインストーンがギッシリ並んだ状態というのはわりと大丈夫でした。やっぱり宝石のようなキラキラ光るものが並んでいるというのはキレイなもんだと思います。ダイヤのようなものがギッシリ…。

 ……特撮好きでもある筆者としては「スーパーX」「ダイヤがギッシリ」という言葉を目にすると血が騒ぎます。やっぱり思い浮かびましたよ、コイツが…。↓

 映画「ゴジラvsビオランテ」に登場する東宝自衛隊の超兵器「DAG-02 スーパーX2」です。写真はバンダイさんの完成品「東宝マシンクロニクル2(現在入手困難)」のものです。
 このスーパーX2は対ゴジラ用の小型艦艇なのですが、最大の特長となる武器「ファイアーミラー」を機首に格納しています。人工ダイヤモンドを敷き詰めて造った巨大な鏡でゴジラが吐く熱線を1万倍(正確には10080倍)の威力に増幅して撃ち返すというスゴいヤツです。このファイアーミラーの表現にラインストーンがピッタリなのではと考えました。

 これが製品状態のファイアーミラー展開状態です(格納状態と差し替え式)。すっきりとまとまっていて、これはこれで良いのですが…

 ミラー部分にスーパーX(接着剤の方の)を薄く塗り付け、直径約1.5ミリのアクリル製ラインストーンを一個一個ピンセットでつまんで貼り付けました。このラインストーン、約380個入りで88円と安いのは良かったのですが、大きさが不揃いなのでキレイに敷き詰めるのは難しかったです(アップで見ると粗さが…:汗)。スワロフスキー社製のガラス製高級ラインストーンを使いたかったのですが、価格が…(汗)。とりあえず、中央部の巨大なダイヤ部分のみ、スワロフスキー社のビーズを使用しました。
 本体のサイズに対してラインストーンが大きいため、かなりオーバースケールになってしまいましたが、ギラギラと怪しく光るので個人的には大満足です。製作時間は約1時間でした。

 「ファイアーミラー展開、ゴジラの前へ!」



 「ゴジラvsビオランテ」は個人的にいちばん好きなゴジラ映画なのでいろいろと書きたいのですが、長くなりそうなので別の機会に…。

 ラインストーンをペタペタを貼っていく作業は地味ですが、接着剤を塗る量とかタイミング、ラインストーンの配置など、実に奥が深くて楽しかったです。今後も何らかの形でプラモ製作に取り入れたいなぁと思いました。
 HGUCザクⅡ改の時に読者の方からいただいたコメントにもあるように、ネイルアートまたはデコレーション用のラインストーンはジオン系その他のモノアイMSのモノアイレンズにピッタリのものがあるんです。気になる方はぜひネイルアートのお店や手芸店に行ってみてくださいね(男一人で入るのはちょっと恥ずかしいですが…)。  

第48回全日本模型ホビーショーレポート(その7・コトブキヤさん他)

2008年10月16日 | 臨時ニュース・その他
 コトブキヤさんからはゲーム関連のロボが…

 「スーパーロボット大戦(『第3次~』だったかな?)」の「ヴァルシオーネ」です。設定画の独特なプロポーション(ゲーム画面ではSD体型でしたが)が見事に再現されています。


 「オラトリオ・タングラム」版のライデン。肩のビーム砲は差し替え式です。
 
 写真はありませんが、この他にもコトブキヤさんからは「ゾイド」の「カノントータス(大口径ビームキャノンも付くかも)」が出る予定、とエプロンさんから聞いています。

 後は貼り忘れた画像ですが…

 「UCハードグラフ」の大型アイテム、「地球連邦軍 セモベンテ隊セット」! で、デカいです…(汗)。


 やまとさんの完成品モトスレイブのメタリックバージョン。3次曲面のカウルにメタリックカラーが映えます。

 
 MGシナンジュの補足です。金色のモール部分の再現のため、ホイルシールとデカール(2種類あるそうですが、詳細は不明)が付くそうです。写真のものは色の感じからしてホイルシールのようです。1/100フル・フロンタルは小さくても良く出来ています。


 以上で当ブログでのレポートは終了です。続きはエプロンさんが大阪に帰ってきてからアップする予定ですが、今日中のアップは時間的に厳しいかもしれません。でも当ブログのものよりも大きい画像&豊富な情報量になると思いますので、ぜひ行ってみてくださいね!

第48回全日本模型ホビーショーレポート(その6・VF-25メサイアの今後)

2008年10月16日 | 臨時ニュース・その他
 TVアニメは終了しましたが、「マクロスF」の主役メカ「VF-25」の商品展開はこれからが本番のようです。まずはプラモデルから…。
 
 参考出品されたスーパーパック装備のアルト機です。ボリュームが増してカッコ良いですねぇ。アーマード装備は――無理かなぁ…。



 まるで「痛車」のような仕様ですねぇ。このデカールは、18日・19日に会場で販売されるものだそうです。それにしても「デカルチャーデカール」って…(笑)。


 VF-25はプラモ以外も発売されます。



 DX超合金のVF-25です。「マクロス7」の頃の可変トイと違い、対象年齢層はかなり高めになっているようです(価格も…:汗)。プラモデルよりも肩幅の広い、ガッシリしたプロポーションだと思います。



 こちらは1/100スケールの差し替え変形式アクショントイ「VF100’s(ブイエフハンドレッズ)」です。


 差し替え変形方式を採用することによって、小スケールでの3段変形を実現しています。写真のアルト機は来年2月ごろに発売される予定です。

 バリエーション機も参考出品されていました。展示されているPOPには「マクロスの時空を超え、歴代バルキリーが一つ空に集う。」と書かれていました。歴代の可変戦闘機が小スケールの可変モデルでラインナップされるというのはうれしいですねぇ。個人的にはYF-19とYF-21が…。

第48回全日本模型ホビーショーレポート(その5・三国伝の続報)

2008年10月16日 | 臨時ニュース・その他
 翔烈帝劉備ガンダムには馬が付きます♪

 さらに…



 メッキパーツの龍は昇り龍と飛龍の2形態へ組み換え変形できるようです。


 翔烈帝劉備ガンダムのランナーの一部です。


 箱絵がやたらカッコ良い周倉ドーベンウルフ!


 11月下旬には「三国伝カスタムシール」のキャンペーンが行われる予定です。旗とか目とか、今までカスタマイズするには自作するしかなかったものが、ついに…!



 こちらは完成品で発売されるナイトガンダムです。肩の鎧や兜のトサカ部分が金属パーツになるようです。ケンタウロス形態も安定感抜群ですねぇ。

第48回全日本模型ホビーショーレポート(その4・1/100ダブルオーの発光ギミックは…)

2008年10月16日 | 臨時ニュース・その他
 GNドライブに発光ギミックが入るという1/100ダブルオーガンダム、GNドライブ内部はこんな感じです。


 LEDの発光色がキレイです。三角錐状のカバーが付くとどんな感じになるか、気になりますねぇ!

 こちらはオーライザーとのセットに同梱される特別仕様のアクションベースです。ソレスタルビーイングのマークを模した台座がカッコ良いです♪


 こちらはSDのダブルオー。エクシアの発売時期を考えると、かなり早い登場です。ちゃんとシールドが付いていますよ!


 HGアリオスガンダムのラピッド試作です。ギュッと握り込んだ左の拳の造形が素晴らしい♪


 HGアヘッドにはオートマトンが付属します。右足付近に置いてあるのはオートマトンのコンテナかも(?)。

 箱絵がこれまたカッコエエんですわ!

 HGUC新作はギラ・ドーガです。


 指揮官用ビームマシンガンは付属しないようです。となると、レズン機の発売も充分考えられますねぇ。


 会場にはランナーも展示されていました。グレー部分の成型色はガンメタのように見えます。ビームマシンガンのストックは伸縮可能かもしれません。

第48回全日本模型ホビーショーレポート(その3・ウェーブさんの新作ラッシュ)

2008年10月16日 | 臨時ニュース・その他
 ウェーブさんでは80年代メカが熱いです♪ マクロス・ボトムズ・マシーネンクリーガーなどの新作キットが続々登場!

 1/100スケールのVF-1バトロイドです。指は角指のようですね。丸指も付くと良いなぁ…。

 ファイターもあります。


 こちらはデストロイド・トマホーク(!)。1/72スケールです。下半身が共通のディフェンダーやファランクスも出るかな?



 1/24スケールでは初プラモ化となるスタンディング・トータス(ペールゼン・ファイルズ版)です。こうなるとTV版も欲しくなってきますねぇ。


 「マシーネンクリーガー」の新作はスネークアイです。こちらもバリエーション展開が期待できますね♪

 こちらはイリサワ流通限定キット、地上型ルナポーンです。


 「鉄の紋章」版「機甲兵」は完成品モデルで発売されるようです。なんとイベントの告知も!

第48回全日本模型ホビーショーレポート(その2・MGシナンジュ続報&アオシマさんのモトスレイブ)

2008年10月16日 | 臨時ニュース・その他
 MGシナンジュの追加画像です。


 ビームライフルは砲身下部にグレネードランチャーを取り付けられるようになっています。

 シールドは裏面にビームトマホークを取り付けた状態で武器として使うことができるようです。まるでガンダムサンドロックのクロスクラッシャーですね。

 スラスターのメカ部分のディテールがカッコ良いです。

 三国伝の続きです。

 陸遜ゼータプラスはビームスマートガンを思わせる長い槍(矛?)の迫力がスゴいです。

 非ガンダムタイプの演者も健在! 発売されると良いなぁ…。

 アオシマさんの新作は「メガゾーン23」の「ガーランド」に引き続き、可変バイクです。

 懐かしのOVA「バブルガムクライシス」より、3段変形のバイク型サポートメカ「モトスレイブ」の登場! ハードスーツのプリスも違和感なく着座しています。


 一部差し替えにより、「バイク⇔パワーローダー」への変形を実現しているようです(単体ロボ形態「モトロイド」への変形も可能なのではと思います)。

第48回全日本模型ホビーショーレポート(その1・MGシナンジュの詳細)

2008年10月16日 | 臨時ニュース・その他
 会場のエプロンさんから送られてきた写真を元に、レポートをお送りします。

 三国伝の新作は「翔烈帝劉備ガンダム」! ゴールドメッキが映える龍の造形がカッコ良いです♪ 背後に伸びるオレンジ色の龍はクリアーパーツのように見えます。


 すでにチラシで発表されていますが、マスターグレードの新作は「シナンジュ」です。昨年の「ユニコーンガンダム」と対になるアイテムですねぇ。





 機体表面各所のエングレービングは黒い装甲パーツと一体成型のようです。こうして見ると、別パーツによる再現は確かに難しそうですねぇ。



 シナンジュはユニコーンガンダムのような「変身」はしませんが、各部のギミックは凝ったものになっています。武装はいろんな形態に組み換えることが可能のようです(次の記事にて追加情報をお送りします)。

 背部スラスターは展開可能。V2ガンダムのミノフスキードライブに似てますね(あと、ジンとかシグーの羽根とか…)。すねの外側のパーツも向きが変わります。

第48回全日本模型ホビーショーレポート(その0)

2008年10月16日 | 臨時ニュース・その他
 いよいよ第48回全日本模型ホビーショーが開幕します! 今回もいつものように会場のみどり店長エプロンさんから送られてきた情報を元にレポートいたします。なお、発表されている商品の発売時期・価格などは変更される可能性があることをご了承願います。

 今年は国産プラモデル誕生50周年ということで、各メーカーさんは50周年記念の目玉商品を用意しているのではないかと期待しています。何が出るかな~♪

 とりあえず会場に到着したエプロンさんから、会場の様子の写真が送られてきました。読者の皆様も会場の雰囲気を味わってくださいね♪



 いや~、やっぱり幕張メッセは広いっす。

 さあ、まもなく開幕! ワクワクしますねぇ~♪

HGダブルオーガンダム(その1)

2008年10月13日 | 現在製作中
 HGイナクト製作の途中ですが、HGダブルオーの製作に入ります。やっぱり新しいキットが目の前にあると、どうしても作りたくなるもので…(笑)。

 ダブルオーガンダムは第1シーズンの最終回のラストにチラッと出てきたり、わりと早いうちにネットで設定画らしき画像が出回ったりしていたので、すでにおなじみの感はあります。しかし立体になったものを見ると新鮮な感動がありますねぇ。地味な量産機が好きな筆者ですが、やっぱり主役ガンダムも良いもんですね♪

 説明書の順番とは異なりますが、いつもどおり頭部から組み立てることにしました。

 頭部は1/100スケール マスターグレードモデル並みの10パーツ構成です(!) こんな小さな頭に10パーツも! しかも透明パーツがふんだんに使われていてゴージャスです。写真のパーツは撮影前に部分的に塗装しておきました。

 前回の記事でhtfさんからご質問いただいた額の赤いパーツですが、透明パーツのツヤを活かすためにパーツの裏側からガンダムマーカー「ガンダムメタレッド」を塗ってあります。有希さんと同じです。塗りムラとか乾燥後のベタ付きを気にする必要は無く、思ったよりキレイに仕上がるのでオススメです。裏側だけでなく側面も塗っておくと良いですよ。
 耳の部分のダークグリーンはGSIクレオス「水性ホビーカラー」の「メタリックグリーン」と「ミッドナイトブルー」を1対1の割合で混ぜたメタリックダークグリーンを、これまたパーツの裏側から筆塗りしてあります。顔パーツの側面(シールを貼る部分)にも塗っておくと透け防止になりますよ。
 目の部分は最初、ガンダムマーカー「ガンダムメタブルー」をパーツの裏側から塗っていたのですが(パーツの表面から見ると光の当たり具合によってはキレイに光ってくれました)、目の周りの黒を塗ってしまうとほとんど光ってくれなくなりました(泣)。仕方が無いので目は透明パーツであることを活かすのはあきらめて、パーツ表面を適当に作った水色で塗りました。
 
 
 写真左:目の下というか鼻の部分、いわゆる「クマドリ部」が無い、珍しいデザインですねぇ。マスクの両サイドのグレー部分はガンダムマーカー「00グレー(セット売り)」で塗ってあります。
 写真右:後頭部のカメラのシールド部まで透明パーツ! 最初はパーツ表面に先ほどの「メタリックダークグリーン」を塗っていたのですが、後の作業で塗装面に指紋を付けてしまったので、結局パーツの裏側から塗装しました(表面の塗装は消毒用アルコールで拭き取りました)。


 写真左:アンテナには安全対策のための突起(フラッグ)が付いています。しかも縦方向に伸びるアンテナ(黄色い方)が太いというか分厚いので…
 写真中央:フラッグを削り落し、各アンテナを削り込みました。工具はプラ板に耐水ペーパーを貼り付けたものを使用してあります。アンテナは破損しやすい上に左右対称をキッチリと出す必要があるため、ナイフやヤスリではなく耐水ペーパーで少しずつ様子を見ながら削るのが良いと思います。時間は掛かりますが…(汗)。
 写真右:黄色く塗るアンテナの厚みは元の3分の1ぐらいになりました。V字アンテナの先端はもうちょっと削った方が良さそうですねぇ。


 仮組みした頭部を横から見たところです。いろんな所で指摘されている通り、やや顔が前に突き出している感じですねぇ。でも、顔をあんまり奥に引っ込めると今度は目が目立たなくなってしまいます。そこで、ほんの少しだけ顔を後退させることにしました。

 写真左:赤い線で示した部分をエッチングノコギリでカットします。エッチングノコギリはコトブキヤさんの物を使用しています。
 写真右:切断する時はゆがまないように気を付けながら、あまり力を入れないようにして切ると良いです。

 切断したら顔面の各パーツ(目・マスク・アゴ)はバラバラになってしまいますので、接着しておきます。接着剤が乾いたら、ノコギリで切断した断面をヤスリなどで整えて、再接着します。断面をヤスリで削ったり再接着したりする時は、顔が斜めを向いてしまわないように細心の注意を払いながら作業しました。


 アンテナに塗る黄色はガンダムマーカー「SEEDイエロー」と「00イエロー」のどちらを使用するかで迷いました。写真は色の具合を見るためにキットの黄色いランナーにマーカーを塗ってみたところです(黄緑色のワクで囲った部分。左側が「SEEDイエロー」、右側が「00イエロー」です)。写真ではほとんど分かりませんが、肉眼で見ると「SEEDイエロー」の方がキットの成型色に近いような気がします。

 

 完成した頭部です。目は水性カラーのクリアーを上塗りしてツヤを出しています。ヘルメット両サイドのインテークはガンプラによく付属しているマーキングシール(テトロンシール)の文字などの黒い部分を細かく切って貼り付けています。スミ入れよりもシャープに仕上がるのでオススメです。
 ヘルメットの目立つ部分に分割ラインが来ていないパーツ構成が見事ですねぇ。後で分解するかもしれないので、合わせ目は消さないでおきました。 

実験・自作クリアーカラーシールは有効か?

2008年10月04日 | オッサンの秘伝公開&実験コーナー
 いよいよ第2シーズンの放映が始まる「ガンダム00」! 主役メカの「ダブルオーガンダム」は放映前からHGキットが発売され、敵MSも早いうちから発売されるといううれしい状況に思わずテンションが上がります。
 HGダブルオーガンダムの出来は素晴らしく(詳細はエプロンさんの模型製作日記の9月4日~12日分をご覧ください)、1/144スケール・定価1050円のガンプラとしては過去最高クラスの可動性能だと思います。ガンプラとしてだけでなく、アクションフィギュアとしても一級品の可動ギミックを持っていますねぇ♪
 そんな良く動くHGダブルオーガンダムだけに、完成後はガシガシ動かしてポーズを取らせたいもんです。しかし、マーカー/水性塗料による部分塗装派としては困った点があります。それは各部にふんだんに取り入れられた透明パーツです。額の赤や機体各所のダークグリーンの部分のパーツには裏側から色を塗れば良いのですが(パーツの表から塗ると水性塗料独特のベタ付きがどうしても…:汗)、GNソードⅡに取り付ける透明パーツは両面とも表面になっています。しかもついつい手で触ってしまいそうな場所ですので、水性塗料で塗った場合には指紋がベタベタ付いてしまう危険性があります。クリアーカラーをムラなく筆塗りするのは難しいですしねぇ。

 う~ん、どうしよう…。とりあえずおやつにしよう。

 …ではなく、これはGNソードⅡ対策のために買ってきたものです。(株)リボンの「ゼリーでチュー」というお菓子で、ポリ製のチューブにサイダー味のゼリーが入っています。駄菓子屋さんやスーパーで50円ぐらいで入手できると思います。

 写真では分かりにくいですが、このゼリーを包装しているビニール袋がちょうど良い感じのクリアーブルーなんです。中身は冷蔵庫で冷やして美味しくいただきました。

 
 いよいよ実験です。ビニール包装の中からシワの入った部分を選び(シワや傷の無いキレイな部分は本番用に取っておきました)、適当なサイズに切ってから裏面に透明タイプの両面テープを貼り付けます(写真左)。
 それをパーツに貼り付けます(写真右)。どちらの作業も両面テープの粘着面に指紋やホコリや気泡が入らないように、充分な注意が必要です。

 
 余分な部分はニッパーで切り離すとキレイに仕上がります(写真左)。左の写真ではムラなく良い感じの色に写っていますが、シワのある部分を使ったために、見る角度によってはシワの部分が目立ちます(写真右:汗)。本番ではシワや傷の無い部分を使うので、気泡やホコリに気を使えばけっこうイケる仕上がりになるのではと期待しています。


 というわけでHGダブルオーガンダム、少しずつ進行中です。今後しばらくはイナクトと交互にお送りすることになると思います。

HG サーシェス専用赤イナクト(その5)

2008年10月02日 | 現在製作中
 もうすぐ「ガンダム00」第2シーズンが放映されるというのに、まだ赤イナクト作ってます(汗)。

 肩アーマーを胸部に取り付けた状態です。見る方向によっては胸部と肩アーマーのラインがつながっているように見えてカッコ良いですねぇ。胸と肩アーマーの両方の前端部に黒いモールが入っているのもオシャレだと思います(肩アーマーのモール部分はガンダムマーカー「SEEDダークブルー」で塗りましたが、胸のモールと色が揃っていないですねぇ:汗)。このモール、機能性よりもデザインの統一感というかカッコ良さを狙ったもののような気がします。実在の兵器でも「これ、どう考えてもカッコ良さを狙ってるやろ?」というものがありますからねぇ(笑)。

 上方向から見ると、肩アーマーが意外と前後方向に長いことが分かります。左肩にサーシェス本人の刺青とおそろいの獣マークを描き込む計画もありましたが、思いっきり浮きそうな気がしたので保留にしておきました(←ウソです。面倒くさかったので…:汗)

  
 写真左:上腕のパーツは肩の球状ブロックを取り付けると矢印で示した部分が白化してしまいます。これは球状ブロックの可動軸に付いている突起(右の写真で赤く示した部分)によって上腕パーツにストレスが掛かってしまうためと思われます。突起部分が低くなるようにデザインナイフや耐水ペーパーで軽く削れば白化はある程度防げると思いますが、可動がややユルくなってしまいます。無塗装の場合はこういう部分が悩みどころですねぇ。

 手の甲の赤い部分はガンダムマーカーで塗装した際の筆ムラを消すために耐水ペーパーで軽くならした後、ツヤ消しトップコートを吹いておいたのですが、やっぱり他の部分との質感にかなりの違いが出てしまいました(汗)。なぜツヤ消しトップコートを使ったかといいますと、グレー部分がツヤありになってしまうのがイヤだったので…。

 「面倒でもグレー部分をマスキングしてツヤありトップコートを吹いておけば良かったのに…」と、今ごろになって後悔しています。ううっ…。