ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

HG サーシェス専用赤イナクト(その4)

2008年09月17日 | 現在製作中
 筆者はモビルスーツ本体を作ってしまうとライフルやシールドなどの武器類を組み立てるのが面倒くさくなってしまうという難儀な性格なのですが、変形用のパーツとして機体の一部となる武器の場合なら話は別です。航空機形態の機首になるライフルとなると思わずテンションが上がります♪

 ブレイドライフルの後端部分はガンダムマーカー「SEEDダークブルー」で塗りましたが、飛行形態時のこの部分はコクピットのキャノピーっぽく見えるため、なんとなくツヤが欲しくなりました。ツヤありの黒に塗り直そうかとも思いましたが、「SEEDダークブルー」の塗装面の上に「タミヤ ウェザリングマスターCセット」の「ガンメタル」をこすり付けておきました。「ガンダム00」に登場するMSの装甲や骨格にはカーボン系の素材が使われているそうですが、筆者は「カーボン」と聞くとレーシングカーなどで見かけるガンメタリック色の網目模様の部分を思い出してしまうんです。00のMSに使用されているカーボンに網目模様があるのかどうかは別として、雰囲気が出ればなぁ、と…(1/144スケールということで、さすがに網目模様の再現は無理でしたが:汗)。
 
 銃身のカバーとブレードのサヤ、さらには機首となるブレイドライフルの前半分ですが、フチの部分のバンダイエッジが気になるので(写真左)、エッジを落としてみました(写真右)。 


 上の図は機首の先端方向から見た断面図です。エッジを削り落とす時は金属ヤスリを使わずに、デザインナイフの刃を横方向に引いてカンナをかけるようにして削りました。金属ヤスリを使うと、ヤスリの刃による傷がけっこう深く残ってしまいます。カンナ掛けだと、後のペーパー掛けも楽ですからねぇ(←とかなんとか言いつつ、作業の最初の方は金属ヤスリを使っていたので小さな傷が残っていたりしますが…:汗)
 エッジを落すことによって機首の断面の丸みが強調され、板っぽい雰囲気が軽減できたと思います。

 機首の先端部はF1マシンのノーズを参考に、軽く尖らせておきました。


 リニアライフルの砲口部分にはコトブキヤさんの丸いパーツを貼りましたが、ライフル本体を組み立ててしまうとほとんど見えませんでした(汗)。


 腕や脚の組み立てがまだですが、とりあえず飛行形態にしてみました。ライフル中央付近の黄色い長方形は気にしないでください(笑)。
 う~ん、カッコ良いぞ、イナクト! なんか色といい形といい「カウボーイビバップ」の主人公スパイク・スピーゲルの愛機「ソードフィッシュⅡ」を連想してしまいます。ついでですが、モラリア型の青いイナクトのMS形態がスパイクに似てると思うのは筆者だけでしょうか? ヒョロッとした体型とか左右に広がった頭(髪型)とか、エリの部分とか肩の辺りとか…。

HG サーシェス専用赤イナクト(その3)

2008年09月11日 | 現在製作中
 筆者はクルマ好きです。メカオンチなので性能とかメカニック面についての話は苦手ですが、クルマの外観・デザインが好きなんです。時代ごとのデザインの流行とか各メーカーごとの特徴、バリエーション展開などを追っていくと実に奥が深いです。
 
 AEUイナクトのデザインはスポーツカーを意識したものだそうですが、筆者にとっては「モビルスーツ+クルマ」という2大好物のコラボなヤツです♪ 某イタリアのスポーツカーを意識した仕上がりを目指そうと企てているところですが、いろんなスポーツカーのデザイン演出を採り入れてみようと思っています。


 胸部下側の吸気口は、本来は実際の開口部(穴の底面)のみツヤ消し黒で塗るべきなのでしょうが(写真上)、穴の内側の部分も黒く塗りつぶしました(写真下)。この方が塗り分けが楽ですからねぇ♪ しかも「開口部の面積が広そうに見える→大きな吸気口は冷却効果が高そうに見える→いかにもパワーがありそうに見える」という効果も狙っています。
 最近のスポーツカーはラジエーターグリルの周囲を黒く塗りつぶしたものが多いですが(日産GT-R三菱ランサーエボリューションXフォルクスワーゲンゴルフGTIアウディTTなど…)、実際の開口部よりも広い範囲でブラックアウトされたグリルにより、精悍で高性能なイメージが伝わってきます。塗り分ける部分を変えることによって、見た目のイメージは予想以上に変わるもんなんですねぇ。


 背中に付く丸っこいバックパックは、背中との接続部分に良い感じのモールドが入っています。せっかくなのでシルバーで塗っておきました。その上の部分、半円状になっているところは何もディテールが入っていません。完成後も首の後ろからチラッと見える部分に何も無いのはちょっと寂しいですねぇ。とりあえず、何かディテールアップ用のパーツを貼ろうと考え中です。


 頭部は顔面のクリアーパーツの表面がやや荒れていたので、1500番の耐水ペーパーでならしてからコンパウンドで磨きました。そのクリアーパーツですが、裏面に例の目のようなモールドが入っています。ガンダムマーカー「ガンダムCGイエロー(「Gジェネマーカーセット」に入っているメタリックイエロー)」でスミ入れしてみましたが、表面から見るとほとんど分かりません(汗)。でも、こんなところにまでモールドが入っているだけでも満足です♪
 首の関節部はやや可動が固いですねぇ。変形時に顔パーツの鶏冠やアゴを折ってしまわないように注意した方が良さそうです。


 胸部に頭部とバックパック・主翼ユニットを取り付けた状態です。主翼の基部となるエンジンポッドのパーツは目立つところにパーティングラインがビシッと入っています。ペーパー掛けしてラインを消してからコンパウンドで磨きましたが、他のパーツとツヤの差が出てしまっています。磨きが足りないようです(汗)。主翼の下に見える突起部分には肉抜き穴が開いていますが、冷却用か何かのダクトと解釈して穴埋めしませんでした。この部分、F1マシンの運転席後ろにあるインダクションポッドに似てますねぇ。

 さて、バックパックの半円形のくぼみ部分はどうなったかといいますと…

 コトブキヤさんのディテールアップパーツの中から丸いものを選んで、並べて貼り付けました。クルマの計器パネルに並んだメーター類を意識しています。バックパックの丸みがちょうど計器パネルのフードのように見えましたので…。
 丸いパーツがズラッと並ぶのもスポーツカーでよく見られる手法だと思います。計器パネルのメーターの他にもヘッドランプやリアコンビランプなどで丸いパーツの集合体が見られる場合が多いですねぇ。どういう原理なのかは分かりませんが、丸いパーツの集合体には「スポーティーなカッコ良さ」を感じてしまうようです(←でも、イカとかタコの吸盤はちょっと…:汗)。



 
  

ギラ・ドーガHGUC化うれしいっす♪

2008年09月04日 | プラモやってて思うこと&ガンプラの歴史
 すでにご存知の方も多いとは思いますが、先日開催されたキャラホビ2008にて、HGUCギラ・ドーガの試作品が展示されました。

 やった~!!!

 詳しくは8月31日に会場入りしたエプロンさんによる簡易レポートをご覧ください(バンダイさんブースのページにギラ・ドーガの画像があります)。VF-25のテストショットやコトブキヤさんのライデン、MSGシリーズの装甲車なども気になりますねぇ(燃)。

 ギラ・ドーガ、好きなんですよ♪ 旧キットの出来がかなり良かったので(腰スカートアーマーが胴体と一体成型であったり、全体的にエッジが甘かったりしますが)HGUC化は当分先のことになるだろうと思っていましたが、うれしい誤算です。
 とりあえずエプロンさんから拝借した画像を加工して、キットの雰囲気をつかんでみようと思います。


 頭頂高20メートルの1/144スケールというと、これぐらいで実物大かなぁという大きさに画像を縮小してみました。あと、色調をグリーンに振っています。ちょっと頭が小さいかなぁと思いますが、かなりのボリュームですねぇ。この画像ではカットしてありますが、武装も豊富に付属するようです(中隊長機用ビームマシンガンは付かない可能性が高いですが)。
 可動に関してはよく分かりませんが、旧キットの時点ですでに採用されていたつま先&かかとの独立可動は今回も採用されているのか、肩付け根のスイング可動は前方のみなのかどうかが気になります。
 旧キットでは指は可動式でしたが、今回はHGUC共通の「ゆるく握った穴あきゲンコツ」ですねぇ。この画像をHGUCザクⅡ改と見比べてみると、ちょうどゲンコツの大きさが同じなんです。ひょっとしたら共通パーツかも…(展示物の中に平手が無いので、キットには付属しないのかもしれません。そうなると、ザクⅡ改の左平手を流用することになるかもしれませんねぇ)。
 モノアイはHGUCザクⅡ改やケンプファーと違い、可動ギミックが入っているように見えます。透明パーツによるモノアイシールドは付属しない可能性が高いため、透明塩ビ板のバキュームフォームかビニール袋などでモノアイシールドを自作すると良いかもしれません。
 
 この試作品はラピッド試作の段階ですので変更になる可能性もあるのですが、気になる部分があります。腹部の動力パイプです。成型の都合により、下図のようにパイプが斜めになってしまっています。HGUCマラサイやゼク・アインでも気になった部分なのですが…。
 動力パイプはザク系モビルスーツの魅力の一つですので「ここはなんとかしたいなぁ…」と思うのですが、今のところ良いアイデアが浮かびません。旧キットの腹部動力パイプを流用するのが楽だったりして…(汗)。

 とにかく、11月の発売が楽しみです♪ レズン・シュナイダー機は発売されるんでしょうか?(出るとしたら中隊長機用ビームマシンガンが付属するんでしょうねぇ)

 
 *臨時ニュースです――エプロンさんがHG「00ガンダム」(「00セカンドシーズン」の商品説明会にて配布されたもの)のレポートに取りかかっていますので、ぜひ見に行ってくださいね!