ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

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MG ヴィクトリーガンダムVer.Ka (最終回・白いモビルスーツ)

2010年01月24日 | F91・クロスボーン・Vガンダム
 今回で「MG Vガンダム」編の最終回となります。時間を掛けただけあって、充分にキットの良さを味わうことができました。
 では、ノーマル「Vガンダム」のコアファイターの組み立てに入ります。

 先にヘキサタイプのコアファイターを組み立てたので、どの部分にパーティングラインやゲート跡が来るのかが分かっています。ヘキサの時に処理しなかった部分も、今回はペーパー掛けを行ないました。そのおかげで予想外に時間が掛かってしまい、ブログ更新に支障をきたしてしまいました(汗)。
 黄色い線で示した部分は、パーティングライン付近です。この部分はパーツのふちがめくれ上がったようになっています。このような、パーツのふちがめくれ上がった部分は外見に影響するだけでなく、パーツが引っ掛かる原因になって可動機構や合体・変形に支障をきたす場合があります。
 この「めくれ上がったような形状」の部分を処理するためにも、パーツ全体を耐水サンドペーパーやスポンジ研磨材で磨くことは有効です。
 「めくれ上がった」部分がどうして出来るのかについては過去記事をお読みください。

 
 頭部の首関節に設けられたボールジョイントは、首の軸受け内部でスライド移動し、モビルスーツ⇔コアファイター両方のポジションに対応できるようになっています。このボールジョイントの保持力がやや高めですので、ボールの表面を軽く耐水ペーパーで磨きました(やり過ぎないように注意!)。
 その結果、ボールジョイントの保持力はちょうど良くなり、首の回転がスムーズになりました。劇中のように、頭部を180度回転させて真後ろを向くことも可能です。
 スライド量もごくわずかに増したようで、モビルスーツ時の首の長さもかなり稼げるようになりました(写真左)。カトキ氏の描くガンダムは、首がやや長めなのが特徴ですからねぇ。
 写真右:首の基部パーツの裏側にある長方形の部分は、機首の下側にあるダクトの底面になっています。この部分はABS樹脂パーツ独特のツヤが目立つので、ペーパー掛けしてツヤ消しにしておきました。

 
 写真左:背部のメインスラスター関連のパーツも、パーティングラインやゲート跡、ABS樹脂のツヤが完成後に見えてしまう部分です。ノズル底面(黄色い線で囲った部分)も含めて、ペーパー掛けで仕上げました。
 写真右:下側の可動式スラスターカバーは、可動がややゆるいことが分かっていたので、組み立て前に可動軸を瞬間接着剤でコーティングして、可動部の保持力を高めておきました。


 V字型アンテナを持つコアファイターの完成です。いろいろと作業項目が増えたため、ヘキサのコアファイターの倍以上、時間が掛かりました(汗)。


 各コアファイターにトップリム/ボトムリムを合体させました。ボトムファイターはべスパのパイロットから「アシナガバチ」と呼ばれていましたが、トップファイターは何と呼ばれていたんでしょう?
 変形・合体機構は、この大きさのプラスチック成形品の限界に挑んだかのような精度ですねぇ。とにかくすごいです。

 マーキングシールの貼り付けですが…
 
 シールの中には、余白を切り取らないと所定の位置に貼れないものもあります。時間と手間は掛かりますが、余白を丁寧にデザインナイフで切り取った方が良いと思います。左の写真は余白をパーツの形状に合わせて切り取り(分かりやすいように、余白を切り取った後の外周をオレンジ色の線で示しています)、ナイフの刃先でシールを拾って、パーツに貼る位置を決めようとしているところです。


 コクピット下部の黒いカバーには非常時救助関連の黄色い矢印のマークを貼る指示があります。この矢印のシールが18メートル級モビルスーツのものに比べると非常に小さく、余白を切り取るとさらに小さくなってしまいました。
 その黄色い矢印シールをナイフの刃先で拾い、コクピット下の黒い部分に貼ろうとすると、なぜかシールがどこへともなく飛んでいってしまい、そのまま見失ってしまいました。
 仕方が無いので手持ちのシールの中から黄色い矢印を切り出して貼ったのですが、その後に撮った写真をよく見てみると、左のひじ関節部になくなったはずの矢印シールが…(笑)。
 
 「ver.Ka.」キットの特長の一つは、膨大な数のマーキングです。100枚を超えるシールの余白を全部切って貼るのは気が遠くなる作業ですので、筆者は全部貼るのをあきらめました(汗)。ヤブチカさんのブログでは、別売りの水転写式デカールを貼った状態を見ることができますよ!

 ところどころにキット付属のマーキングシールを貼ったのですが、単なる手抜きに見えてしまったので…

 機体各部に貼った赤いマーキングをはがし、別のマーキングを施すことにしました。
 
 写真左:このマーキングシールは、数年前のMGキットのキャンペーン用景品を温存しておいたものです。これは「Gガンダム」関連のもので、漢字で書かれた注意書きも入っていますが、文字のサイズがちょうど良いので、英文で書かれたものだけを使用しました。
 写真右:マーキングは、番組放映当時にアニメ誌などに掲載されたカトキ氏のイラストを参考にしつつ、文字を追加しながら貼りました。

 
 写真左:当時の「月刊ニュータイプ」誌の表紙のイラスト(キットの説明書にも掲載されています)で印象的だった、額のアンテナ基部の「League Militaire」文字シールは特に小さいので、慎重に貼りました。位置がずれると目立つ場所ですから…。
 ひさしの部分、バルカン砲口の下辺りに貼った赤いシールは、カトキ氏のイラストで描かれている場合が多いディテールを再現したものです。おそらく収納式の吊り下げ用フックだと思われます。伸ばしランナーで再現しようかと思いましたが、あまりにサイズが小さいため、赤いシールを貼ってごまかしました。
 写真右:カトキ氏のイラストを見ているうちに、頭頂部メインカメラ周囲の内側が黒く塗られているのに気付きました。鶏冠のパーツをヘルメットから外し、パーツ裏側をつや消し黒で塗装しましたが、かなり印象が変わるのでおすすめです。


 マーキングがかなりあっさりしていますが、シール貼りのための集中力が続かなくなってきたので、とりあえずこれで完成ということにしました。

 「MG Vガンダム」、一応の完成です。

 立ちポーズがいまいち決まっていませんが…(汗)。


 カトキ氏のイラストと同様のプロポーションや面構成のVガンダムがプラモデル化されるとは、プラモ的には良い時代になりましたねぇ……


 ほぼ完全変形のカトキ版Vガンダムということで、やりたかった事です。↓

 「月刊ニュータイプ」誌やムック「ニュータイプ100%コレクション」およびキットの説明書に掲載された、合体シーンのイラストの再現です。キットは小スケールですので、イラストのようなパースが付かず、完全再現というわけにはいきませんでした。


 撮影時にキットを飛行状態で保持するのには、「バンダイアクションベース」などのスタンドは使用せず、適当な長さに切ったランナーをVガンダムの胸部底面やひざ関節のすき間に差し込み、ランナーのもう一方を接着剤の瓶の蓋に開いている穴に入れ、蓋の穴にティッシュペーパーを詰め込んで固定しました。
 ランナーの方がスタンドベースの支柱よりも細いので、画像加工で消しやすいんです(笑)。


 このポーズも「ニュータイプ」誌のイラストの再現です。


 Vガンダムは飛行しているシーンが多いので…


 今度は糸で吊ってみました。丈夫な糸(釣り用のテグスなど)を使用すれば、宙吊りの状態で飾っておくこともできると思います。
 下に敷いている白い紙は、レフ板の代わりです。



 組み立てや完成後の取り扱いには細心の注意が必要ですが、実に素晴らしいキットです。噂されている「武装パーツが豊富に付属したVダッシュ コアブースター」が実現すると良いですねぇ!
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MG ヴィクトリーガンダムVer.Ka (その5・決戦前夜)

2010年01月14日 | F91・クロスボーン・Vガンダム
 MG Vガンダムの組み立ても後半に差し掛かってきました。

 まずは前回とは違うパターンのゲート処理について…。使用したのはつま先のパーツです。
 
 写真左:このパーツの場合、デザインナイフの柄パーツの一部とが干渉するため、ゲートを上方向からナイフで押し切るのがちょっと難しいです。
 写真右:とりあえず、ニッパーでゲート部分を短く切っておきます。

 色の濃いパーツの場合は、ゲート処理の時に気を付けないと、ゲート部分が白く目立ってしまうことが多いです。
 ゲート跡が白くなってしまう原因は…
 1.ゲート切断時にゲート周辺に負荷が掛かってしまい、パーツにひずみが生じてしまう。試しに、不要なランナーを曲げてみてください。曲がった部分が白く変色しますよねぇ? これと同様のことが小規模で起こっているんです。
 2.ニッパーやナイフでゲートを切断する時にゲート部分がきれいに切れず、もげてしまう。もげた部分には小さいヒビ割れが生じ、これが白く見えてしまう。弾力性に乏しい透明パーツの場合、このヒビ割れが発生しやすいです。

 ゲート部分の白化は「ニッパーの2度切り(ランナーからパーツを切り離す際に、まずパーツからやや離れた部分で一度切る→パーツがランナーから離れたら、今度はパーツの近くをニッパーで切る)」を行なえば、かなり防げます。

 「透明パーツをニッパーで切り取ったら、切り口がきれいにならない→パーツから離れた部分をニッパーで切る→残った部分をナイフで丁寧に切る」ということは、筆者が小・中学生の頃に通っていた書道教室の先生が教えてくださったことです。それまで筆者は、ゲート部分の仕上がりにはぜんぜん気を使っていませんでした。その先生は革ジャンを着てスポーツカーや大型バイクに乗って現れる、「ナイトライダー」のデビッド・ハッセルホフに似た、格好良い先生でした。今もお元気かなぁ…。

 さて、短く切ったゲートを、デザインナイフでそぎ落とします。ナイフで切る時の手順をちょっと工夫すると、ゲートがもげるのを防げます。
 
 写真左:ゲートの横方向から、ナイフの刃を入れます。
 写真右:一気に切ってしまわずに、ゲートの幅の1/3~1/4ぐらいのところで止めます。

 
 写真左:パーツをひっくり返して、ゲートの反対側からナイフを入れ、切断します。
 写真右:少しだけゲートが切り残しになってしまう場合があります。この部分をさらにナイフで切ります。ゲートが小さくなると、切る時に掛かる力も小さくて済むので、白化を抑えることができます。ナイフを使う時は、パーツのゲート周辺に傷を付けないように気をつけましょう。


 ゲートを切り終わった状態です。切断面を爪でしごくと、ゲート跡が周囲になじみます。普段はここまで丁寧にゲート処理しませんが、Vガンダムについては個人的に思い入れが大きいため、さらに丁寧に仕上げます。

 
 写真左:パーツの側面に目立つヒケがあるので、ペーパー掛けで処理します(耐水ペーパー800番を使用)。白っぽく見える部分はぺーパー掛けした状態ですが、赤い2本の縦線が入っているのが見えると思います。この部分が「ヒケ」と呼ばれる凹みで、工場での成形時にプラスチックが収縮するために生じるものです。凹んでいるため、その部分にペーパーが当たらず、磨けていないので生じる線です。パーツの裏側に突起がある部分に多く生じます。ちょうど足の裏のパーツをはめ込むためのダボの裏側(というか、パーツの表面)にヒケがあるのが分かるでしょうか? 
 写真右:ヒケの部分の線が消えるまで、ペーパー掛けを行ないました。しかし、この状態ではペーパー掛けした部分とそうでない部分との色の差がはっきりしています。


 そこでパーツ全体をスポンジ研磨材で磨いて、全体の色ツヤを統一します。パーツ全体を磨く理由は、ヒケや色ツヤのためだけではありませんが、もう一つの理由について書くと長くなるため、次回の記事で書きます。

 
 足の裏にも外装パーツに開いている穴から内部フレームの一部(黄緑色の線で囲った部分)が見えることによって色分けされている部分があります。つま先側の平行四辺形の部分にはゲートがありますので、丁寧に処理する必要があります。


 かかとの部分にも同様に、内部フレームの一部が色分けを兼ねている部分があります。黄緑色の線で囲った部分ですが、ここにもパーティングラインが入っています。気を抜けませんねぇ(笑)。


 組み立て途中の脚内部フレームです。足首関節のアキレス腱辺りのパーティングラインも念のため消しておきました。

 
 写真左:太ももの外装パーツにはパーティングライン(赤線で示した部分)・ゲート跡(青丸)・ヒケ(黄色の楕円)などが目立ちます。Vガンダムの脚部は航空機の機体のような滑らかなラインが特徴的ですので、いったん太ももの外装パーツを全てフレームに組み付けてから、全体をペーパー掛けして平滑にしました。写真では太もも上側のパーツは付けていませんが、この写真を撮った後に組み付けました。
 写真右:Vガンダムのひざ関節裏側には、F1マシンのインダクションポッドのようなエアダクトが突き出しています。可動範囲的には不利な形状ですが、それでも広い可動範囲が確保されているのは驚異的です。
 ダクト後部には排気口らしきスリットが設定されているので、フレームと同系のグレーで塗っておきました(ガンダムマーカー「00グレー」を使用)。

 関節の中にはやや保持力不足の部分があります。

 足首関節のボールジョイントがかなり緩く、ガタつきがあります。しかもこの部分、ボトムリム形態にはすねと足に一体感を与えるために縮めたり、MS形態では可動範囲を広げるために伸ばしたりするための引き出し式関節になっています。足フレームに設けられた穴の中でボールが移動するため、保持力向上目的でこの穴の内部に瞬間接着剤を流し込むのはあまりおすすめできません。瞬間接着剤が固まった表面は意外と凸凹になっており、ポリ製のボールジョイントを削ってしまう(=可動がまた緩くなってしまう)可能性があるためです。
 そこで、普段はポリキャップの弱点になっている習性を利用します。ポリキャップの穴に可動軸を差し込むと、弾力のある材質でできているポリキャップは外側に向かって広がります。この「広がる」ことが、ポリキャップ式可動部が緩む原因の一つです。重量が重くなる大型キットのポリキャップ式可動部は、この「広がり」を避けるため、ポリキャップの周囲をパーツが取り囲むようになっています。

 このキットのボールジョイントの保持力を高めるためには、まずすね側の足首関節からポリ製ボールを取り外し、写真のように足側のボール受け穴にボールを取り付けておきます。
 次に、すね側の足首関節の軸に瞬間接着剤をコーティングして、少しだけ太くします。瞬間接着剤が完全に固まったら、軸をポリ製ボールに差し込みます。すると、足のボール受け穴の中でポリ製ボールが広がり、ちょうど良い保持力になります。
 *軸をコーティングする瞬間接着剤はあまり多く付けないように注意が必要です。ボールの保持力が高くなりすぎると、軸が折れてしまう可能性がありますので…。


 股関節には足首のような引き出し機構は無いようですので、脚を股関節に取り付ける前に、股関節のポリ製ボールに瞬間接着剤を少量付け、脚を取り付けてからしばらく動かし(30秒ほど)、その後は瞬間接着剤が固まるまで放置します。ポリ樹脂は瞬間接着剤では接着できないため可能となる小技です。接着剤はほんの少しだけ付けます(先細ノズルを使用すると、量の調節がしやすいです)。
 この作業により、保持力は充分になりました。脚を持ってガンダム全体を軽く振っても大丈夫です。

 ホビーショーの頃から気になっていたことですが…
 
 このキットの脚は、ふくらはぎとくるぶし周辺のふくらみに対して、その間のくびれが少なめになっています。旧1/100HGキットや1/144キット(写真右)と比べると、やや単調なラインだと思います。くるぶしの部分の半円形の装甲パーツがすぼまるように付いているため、足首の可動範囲もやや狭いです(もともと足首関節の可動範囲が狭いのですが…)。

 
 写真左:脚のラインを変えるべく、くるぶしの装甲の取り付け角度を変更してみることにしました。裏側の接合用丸ピン2本を切り取って…
 写真右:足先に向かって広がるようにくるぶしの装甲を配置してみました。しかし、すねの装甲とくるぶしの装甲のラインがつながらず、不自然な感じになったため、元に戻しました(汗)。 

 とりあえず「Vガンダム ヘキサ」が完成しました。
 
 おお、格好良い! 先述の脚のラインも、意外と気になりません。いろいろと不満の声も多いキットですが、大事なことは「ほぼ完全変形のVガンダムの1/100キットが発売された! しかもヘキサ用のコアファイターまで付属! バリエーション展開も考慮されたランナー構成なので、今後はVダッシュガンダムなどへの展開も期待できる!」ということだと思います。
 破損しやすい箇所や保持力の低い可動部分、ロック機構が不完全な部分、差し替え式の手指、ビームライフルの保持力不足などが指摘されていますが、このサイズにこれだけすごい内容が詰め込まれたキットのなので仕方がない問題だと思います。取り扱いに注意し、丁寧に作業すれば、完全ではないにしてもある程度までは対応可能のはずです。このキットを見て「久しぶりにガンプラを作ろう!」という方には、かなり手ごわいキットになってしまっているとは思いますが…。
 
 「ポロリ」や「ユルユル」などの報告でキットを買うのをためらっている方もいらっしゃるかとは思いますが、意外と大丈夫ですよ~。

 
 *前回の記事&過去記事にも、たくさんのコメントありがとうございます!
 追伸・大佐さん:筆者は大阪人ですのでもちろん蒲生四丁目は知っていますが、行ったことはありません。

 -次回予告(黒田 由美の声で)- 最後のコアファイターを組み立てたオッサンの前に現れたのは、おびただしい数のマーキングデカールでした。赤いマーキングの猛攻にさらされたオッサンは、攻撃をかわすことにしたのです。
 次回、ガンプラ秘密工場「白いモビルスーツ」
 ……見てください!
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MG ヴィクトリーガンダムVer.Ka (その4・ジブラルタル攻防)

2010年01月09日 | F91・クロスボーン・Vガンダム
 年末から昨日までキットを触る時間がほとんど無く、更新が滞ってしまいました。読者の皆様、お待たせして申し訳ございません。m(- -)m コメントもたくさんいただいていたのに…(汗)。

 久しぶりの製作記事です。まずは前回予告した「ゲート処理」について…

 写真は首付近の装甲、襟の部分です。矢印の部分にゲート跡があります。完成後はほとんど隠れてしまう部分ですが…(笑)。
 写真のゲート跡部分は、パーツをランナーからニッパーで切り取った後、再びニッパーで短く切った状態です。筆者は約0.2~0.3ミリの長さでゲートを残しています。

 
 写真左:ゲート部分をデザインナイフで切り落とします。この写真の場合、ゲートの上側からナイフで切り取りやすいパーツの形状になっています。パーツを作業用マットの上に置いて、ナイフでゲートを押し切るようにすると、手を怪我する可能性が低いと思います。ただし、パーツをマットの上に置いて切る場合は狙いを外しやすく、パーツの必要な部分まで切ってしまう可能性がありますので…
 写真右:筆者がゲート処理を行う時は、パーツを左手で持つ場合が多いです(注:筆者は右利きです)。パーツを左手で持ち、右手でナイフを持った状態の写真を撮ることができなかったので、角度を変えた写真で代用しています。自分の視点から見た場合、筆者はこれぐらいの角度でパーツを持ってゲート処理しています。
 こういう部分のゲートは、一発できれいに切れる場合が多くて非常に助かります。

 *デザインナイフでのゲートを切りにくい形状のパーツの場合のゲート処理については、次回の記事でお送りします。


 写真左:パーツの端っこの方に、少しだけゲートの切り残しがあります。
 写真右:このような切り残しは、パーツの裏側から削ると作業しやすいです。


 写真左:ゲートを完全に切り落としましたが、ゲート跡の部分が少しだけ白くなっています。ゲートを切る際に、ゲートの根元に負荷が掛かり、ごくわずかにヒビ割れが発生したためです。
 写真右:パーツに近い色のマーカー(イラスト用油性マーカーの「コピック」や、ガンダムマーカーの「リアルタッチマーカーセット」)で、白くなった部分を軽く塗ります。ヒビ割れ部分にマーカーのインクが染みて、目立たなくなります。

 完成後には隠れて見えなくなってしまう部分でも、ゲート処理が完成度を左右する場合があります。

 写真左:写真は腰後ろの装甲の裏側部分にあたるパーツですが、パーツの端の斜めになっている部分にゲートが突き出しています。この部分をきれいに切り取らないと、表面に付く装甲パーツをきちんと組み付けることができません。
 写真右:斜めになった部分に沿って、ゲート処理を済ませた状態です。
 ゲート処理とは関係ない話になってしまいますが、このパーツの表側から生えている太い方の丸棒は、装甲の表面に開いた穴から突き出して、グレー色の丸い部分の色分けを再現するためのものです。芸が細かいですねぇ♪
 
 次は取り扱い注意箇所です。

 写真はトップリムの胸部側面装甲のパーツですが、矢印で示した部分が非常に細くなっています。ランナーからパーツを切り取る時・ゲート処理や表面処理を行う時・パーツをトップリムのフレームに組み付ける時に、この部分に余計な力が掛からないように注意する必要があります。この部分が白く変色してしまったり、最悪の場合は折れてしまうこともありますので…。
 この部分が白く変色してしまった場合は、あわてずにパーツをトップリムのフレームに完全に取り付けてしまってから(破損防止のため)、爪楊枝などで該当部分をこすると、白化が目立たなくなる場合があります。


 写真左:トップリムの肩関節基部に腕を取り付ける時、関節軸が奥まで入りきっていない場合があります。このキットの肩関節軸は他のキットに比べて短いため、この状態では腕が外れやすいです。
 写真右:肩関節基部の軸受けパーツの内側の面と、肩関節軸の先端部が同一平面になるよう、腕を回すようにして奥まで押し込むと良いです。


 ボトムリムの股関節部はゼータガンダムに似た構造で、左右に開くようになっています。開閉部分のロック機構はよく考えられていますが、脚を動かす際には股関節部分全体がやや不安定です。サイズやデザイン上、仕方が無いと思います。某掲示板にて紹介されていた方法でロック機構の追加を行なおうかと迷いましたが、やめておきました。
 腰正面のブロック(いわゆる「ふんどし」部分)と腰後ろの装甲とで股関節部分をしっかり挟むようにして持つと、キットのロック機構だけでも安定して脚を動かすことができますよ~。

 矢印で示した部分は、ABS樹脂独特のツヤが目立ちます。組み立てた後で気付きました(汗)。一度組み立ててしまうと、分解するのが難しい部分です。組み立て前に耐水ペーパーで磨くか塗装するなどして、ツヤを消しておいた方が良いと思います。妙に光って、違和感がありますので…(汗)。


 翼状のパーツが折り畳まれて股関節のブロックになるという構造がしっかり再現されています。翼の断面部分にはパーティングラインとゲートがあり、意外と目立ちますので、しっかり処理しておいた方が良いと思います。
 
 次回は脚の組み立てです。キットは足首関節のボールジョイント部分がやや緩いですが、簡単な解決法がありますので、次回の記事で紹介いたします。
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MG ヴィクトリーガンダムVer.Ka (その3・激闘!波状攻撃)

2009年12月27日 | F91・クロスボーン・Vガンダム
 MG Vガンダムの続きです。
 このキットは、あらゆるモビルスーツのキット化の中でもトップクラスの難度をクリアしたものだと思います。曲面で構成された外装、小型の機体の合体・変形(可動部や接続部が小さいため、強度を確保しにくい)、開閉式のシャッター(サイズ的にプラモデルでは再現しにくい)など、難しいところだらけです。よく実現できたなぁと感動してしまいます。

 コアファイターには無色透明のプラスチックで成形された着陸脚が付いています。塗装せずに透明のまま飾り台として使用することもできますし、塗装すれば着陸脚として使用できます。コアファイターの底面に余計な取り付け穴を設けないように配慮された形状になっていますが、しっかり取り付けられるわけではないので、取り扱いには注意が必要です。
 タイヤの接地面はコアファイターの自重でつぶれた状態を再現するため、平らなところに敷いた耐水ペーパーの上でパーツを滑らせて、平らに削りました。
 スキッドの接地面のヒケ(プラスチック成形時に生じる凹み)を耐水ペーパーでならしてから、ガンダムマーカー「00グレー」のインクを筆塗りしました。タイヤを黒く塗るのはもう少し後にします。
 
 次はビームライフルを組み立てました。筆者は武器類の組み立てが苦手なんです。モビルスーツ本体を組み立ててしまうと達成感に浸ってしまって、その後で武器類を組み立てるのが面倒くさくなってしまいます(汗)。ライフルだけ組み立てて、バズーカを組み立てないということまであります(←おい!)。武器類はパーツの構成上、合わせ目を消す部分が多いというのも原因かもしれません。
 でも、MG Vガンダムのビームライフルは筒状に成形されたパーツを組み合わせる方式なので、合わせ目は存在しません。パーティングラインを消す必要はありますが、「パーツを接着→完全に乾燥させてから合わせ目消し→合わせ目がヒケてくるかもしれない」という状況と比べると天と地ほどの差があると思います。非常にありがたいパーツ構成です。
 それぞれのパーツのパーティングラインを消していきます。
 
 写真左:銃身部分のパーツです。金型の合わせ目の部分にうっすらとパーティングラインが入っています。前もってゲート部分は削って処理しておきます。
 写真右:パーティングラインの部分は、ごくわずかな段差になっている場合が多いです。デザインナイフの刃をパーティングラインに対して垂直に軽く当て、ナイフを横方向に引いて(力はほとんど掛けません)カンナ掛けをするようにして削ります。

 
 写真左:パーティングラインの段差がほとんどなくなりました。しかし、他の部分との質感に差が出てしまっています。この後、パーツ全体をスポンジ研磨材で磨いて、表面の質感を均一にしていきます。
 写真右:パーツにスポンジ研磨材を巻きつけて回し、パーツ表面を磨いた後の状態です。削りカスが付いているので、表面が荒れているように見えますが…。

 
 写真左:スポンジ研磨材で磨いたパーツの表面に付いた削りカスを、歯ブラシでこすり落としました。しかし銃口付近のゲート部分が白くなっているのに気付きました。
 写真右:白くなったゲート部分は小さなヒビ割れだと判明したため、パーツに近い色の油性マーカーを塗ってごまかしました。コピックモデラーの「W5」がビームライフルの成形色にぴったりでした。絵画用の油性マーカーにも、このようなゲート跡などの小さな傷を隠すのにちょうど良いものがあります。文房具店や画材店で探してみてください。


 ビームライフルの各パーツのパーティングライン消し&パーツ全体の研磨が終わりました。小さいパーツが多いので、かなり手ごわいです。今後、同様の作業がまだまだ続きます。アルベオ・ピピニーデン率いるトムリアット隊の波状攻撃みたいです(汗)。
 注意:ビームピストルのパーツ(G10)の後部には、ゲート跡のような小さな突起がありますが、これはビームライフルのセンサー+ストック部分との接続用ジョイントです。削り落とさないように注意しましょう。


 ビームピストルのセンサー部分に、ウェーブ製「Hアイズ ミニ(グリーン)」の直径1.2ミリのものを貼り付けました。ただ、このセンサー部分はライフルのセンサー+ストック部分との接続用ジョイントを兼ねていますので、接続の邪魔にならないように気を付ける必要があります。

 
 ライフルのセンサーの透明パーツには、裏側からガンダムマーカーの新製品「ラメパールカラーセット」の「Gラメパールグリーン」のインクを筆塗りしました。

 

 完成したビームライフル。「Vガンダムのビームライフルって、こんなに格好良かったっけ?」と思うぐらい格好良いです。
 機体各部のハードポイントへの取り付け用ジョイントが無いため、劇中のようにボトムファイターの機体側面に取り付けることはできませんが、今後に期待しましょう。武装などのオプションが大量に付属したVダッシュ・コアブースターの噂もありますし…。 

 腕の組み立てに入ります。
 
 左の図:キットの腕部は複雑な変形機構を巧みに再現したものになっています。トップリム形態の腕部のすき間をふさぐシャッターも、このサイズのプラモデルで可能な限り再現されています。機体の構造上、グレーで成形されたABS樹脂製のフレームパーツが外部に露出する部分が多いですが(図のようなシャッター状の部分など)、それらのパーツのゲート処理やパーティングライン消しも手を抜かずに行うと、完成後の見栄えが違ってきます。
 写真右:写真のパーツは、トップリム形態時に赤いコンテナが移動した後のすき間をふさぐシャッター(E23)です。矢印で示した部分はひじ関節の一部として完成後も外側から見える部分です。この部分もパーティングラインを消しておくと良いと思います。

 機体各部の丸いハードポイントの外周部には赤い丸のホイルシールが付属していますが、微妙にシールのサイズが小さいので、パーツへのフィット感がいまいちです。当時のアニメ誌に掲載されたイラストでは、この赤丸は朱色に近いイメージがあるため、ガンダムマーカー・Zガンダム用セットの「Zレッド」で塗装することにしました。隠ぺい力の高い、ツヤ消しで朱色に近い赤です。
 塗装前に、パーツ全体をスポンジ研磨材で磨き、削りカスを歯ブラシで取り除いて表面処理しておきます。
 
 写真左:はみ出しを気にせずに一気に塗り、完全に乾かしてから…
 写真右:先端をマイナスドライバー状に削った爪楊枝でインクがはみ出した部分をこすり落とします。


 はみ出した部分を修正した状態。この後、赤丸部分の塗装をこすらないように気を付けながら、爪楊枝でこすったためにツヤの状態が変わってしまった部分をスポンジ研磨材で磨いて修復します。

 このキット、ネット掲示板などではひじ関節の保持力の低さや上腕の接続部が外れやすいという指摘が多いです。筆者はひじ関節の保持力については不安を感じませんでした(ビームライフルの重量には負けていないようなので…。強度はやや不安ですが。また、大きくて重いメガビームライフルを持つVダッシュガンダムの場合は状況が変わってくるかもしれません)。上腕と肩の接続部分については奥まで押し込めば大丈夫のようです。

 しかし…。
 
 ひじ関節上側を曲げると、上腕の外装パーツが下にずり落ちてしまうことがよくあります。写真は上腕の外装がずり落ちて、内部フレームが出てしまっている状態です。

 
 原因は内部フレームとの接続部がゆるいためです。上腕外装パーツの内側の突起(赤く塗った部分)に瞬間接着剤を薄くコーティングすると、ずり落ちを解消できます。それでもゆるい場合は、黄色く塗った部分にも瞬間接着剤でコーティングすると良いです。


 カトキ氏による全身の設定画の立ちポーズを取らせる時は、上側のひじ関節を軽く曲げると良いようです。


 前腕内側のカバーを開くと、赤いコンテナに内蔵されたビームサーベルを取り出すことができます。長年の夢だった機構です。本当はコンテナ内にはビームサーベルが2本内蔵されているのですが、このサイズではさすがに無理ですねぇ(汗)。


 前回の記事にもたくさんのコメント、ありがとうございます。m(- -)m

 アキトさんからのご質問・パーツの洗浄について:筆者は全塗装する場合以外はパーツの全洗浄を行いません。組み立て作業に入る前に、充分に手を洗ってから行うようにし、手の脂がパーツに付着するのを防いでいます(手の脂はしばらくすると復活するので、1時間に1回ぐらいの割合で手を洗います。また、普段からスナック菓子などは箸でつかみ、素手で食べないようにしています)。バンダイ製のキットは、パーツにはあまり油が付いていませんので、筆者はあまり気にしません(塗料が油ではじく時はたまにありますが…)。パーツ表面をスポンジ研磨材で磨き、削りカスを歯ブラシで落すだけにしています。組み立てが済んだブロックごとに眼鏡拭き用の布などで拭くと、さらに良いと思います(ティッシュペーパーは綿ボコリが付きますので、再び歯ブラシでこする必要があります)。 
 パーツを洗浄する際は、食器洗い用の中性洗剤を水で薄めて使うと良いですよ~。石鹸の場合、油膜がパーツ表面に付着する場合がありますので…。

 ヤマトさんからのご質問:筆者も組み立て中のキットを机の上に広げっぱなしの場合が多いです(汗)。ホコリの混入、パーツの紛失や破損などの危険が多いので、やめましょう。筆者も気を付けます…(滝汗)。

 アングラーさんからのご質問・ゲート跡が目立つ件について:ゲート部分は他の部分に比べて、ごくわずかに色が濃くなってしまいます。筆者は金型成形されたプラスチックの宿命だと思い、多くの場合はあきらめています。どうしても目立つ場合は、ゲート跡の部分にマーキングシールを貼るか、ダメージ表現や汚し塗装を行って隠すようにしています。
 ゲート部分をデザインナイフで削って処理する場合は、削る際の負荷がゲートに掛かってしまい、ヒビ割れが発生することが多いです。この場合はパーツの成形色に近い色の油性マーカー(コピックなど)でごまかします。また、負荷を掛けるのを軽減する削り方について、今後の記事で紹介する予定です。

 パチ組さんへ:細部の彫刻やゲート処理、距離の短い筋彫りやシールを細かく切るのにはデザインナイフ、定規を使った長い直線でのプラ板やシールの切り出しにはカッターナイフがそれぞれ適していますので、状況に応じて使い分けてくださいね。 
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MG ヴィクトリーガンダムVer.Ka (その2・リーンホース浮上)

2009年12月19日 | F91・クロスボーン・Vガンダム
 前回の記事でも書きましたが、ヴィクトリーガンダムは筆者のいちばん好きなガンダムタイプMSですので、普段よりも丁寧に作業しています。それでも全塗装で作る場合に比べると簡略化された作業です。俗に言う「簡単フィニッシュ」です。最近ははじめて当ブログを見に来てくださった読者さんも多いようですので、今回は久しぶりに筆者が使っている道具を紹介しつつ、どのような作業を行っているかを説明いたします。

 まずは基本的な道具から。

 写真右側から、「タミヤ 薄刃ニッパー」、「オルファ アートナイフ」、「タミヤ フィニッシングペーパー 600番」を小さくちぎって二つ折りにしたもの、歯ブラシ(毛先が細いもの)です。
 「タミヤ 薄刃ニッパー」は切れ味が良いニッパーとして有名ですね。良く切れるニッパーは、細かいパーツをランナーから切り取る時に、パーツに掛かる負荷が少ないです。細かいパーツが多い「MG Vガンダム」には最適のニッパーだと思いますが、高価ですので他のニッパーでも別に良いと思います。

 「オルファ アートナイフ」は「デザインナイフ」とも呼ばれる、切れ味の鋭いナイフです。刃は繊細ですので、太いゲートを削ったりすると切れ味が悪くなってしまいます。仕上がりを良くするためには、1つのキットに刃を2~3枚使うぐらいの気持ちで交換すると良いです。NTカッター社製の同等品も存在します。

 「タミヤ フィニッシングペーパー」は、モデラーにはなじみの深い「耐水サンドペーパー」です。目詰まりを防ぐため本来は水を付けて磨くのですが、水を付けない場合も多いようです。目の荒さに応じて番号が付いていて、番号の数字が小さいものが荒削り用、数字が大きいものが仕上げ用です。筆者は600番、800番、1500番あたりをよく使います。平らな面を磨くには、適当な大きさに切ったプラ板などに両面テープでペーパーを貼り付けて(「当て木」といいます)使用しますが、研磨面を外側にして二つ折りにするだけでもけっこうイケます。←本当は当て木をした方が良いのですが、筆者は二つ折りの方が慣れていますので…。
 
 歯ブラシは、ペーパー掛けした後、模型の表面の筋彫りやくぼみにたまった削りカスを除去するのに使います。筋彫りが細いキットの場合、毛先が細い歯ブラシが有利です。

 まずニッパーでパーツを切り取り(パーツから1ミリほど離れたゲート部分を切る)、さらにニッパーでパーツから0.3ミリほどの長さを残してゲートを短く切ります。その後、デザインナイフでゲートを削り落し、ペーパー掛けしてゲート跡を仕上げます。 

 下の写真は筆者が多用している住友3M製のスポンジ研磨材です。耐水ペーパーよりも、曲面を磨くのに適しています。ホームセンターのヤスリ売り場などで入手可能です。

 文字が印刷されている面が裏面です。

 こちらは研磨面。写真のものは耐水ペーパーの1200番~1500番に相当する仕上げ用の研磨材です。

 手でちぎって使うことができます。パーツ表面の凹凸にもある程度対応できますので、パーツ表面全体を手早く磨くこともできます。
 他にもコトブキヤさんからも出ています。こちらは模型屋さんでも入手できると思います。

 
 写真左:スポンジ研磨材で磨く前のパーツ表面。耐水ペーパーでゲート処理した部分とはツヤが異なります。また、表面には成形されたプラスチックが冷えて固まる際に収縮することによって生じる凹み(「ヒケ」といいます)や、「ウェルドライン」と呼ばれるマーブル模様のような線が存在します。これらを処理するため、パーツの表面全体をスポンジ研磨材で磨きます。
 写真右:スポンジ研磨材で磨いた後の状態。磨く時には、小さい円を描くようにして研磨材を動かします。磨いた後は歯ブラシで削りカスを落とします。これで表面全体はしっとりしたツヤ消しに仕上がり、ヒケやウェルドラインは目立たなくなります。それでもまだヒケが無くなっていない場合は、その部分に耐水ペーパーを掛け、さらにスポンジ研磨材で仕上げます。
 ツヤ消しになったパーツ表面は、爪などでこするとツヤの具合いが変わってしまいます。その都度スポンジ研磨材で磨いて修復するしかありません(汗)。安定したツヤ消し面にするためには、やはりツヤ消しトップコートのスプレー塗装を施すしかないと思います。スポンジ研磨材による研磨は、トップコートを吹く前の表面処理として有効だと思いますので、筆者は「スプレー塗装できる日が来た時のための準備」と思っています。 

 次は、スミ入れや部分塗装用のマーカーです。

 手前から「コピックモデラー スミ入れ用0.03mm」、「ガンダムマーカー ファントムグレー(ジオン用セットやSEED DESTINYセットに入っています)」、「00グレー(「ガンダムグレー」でも可)」、「ガンダムマーカー スミ入れ用ブラック」です。
 筆者はスミ入れには主に「コピックモデラー」を使用しています。ガンダムマーカーのスミ入れ用に比べて色は薄いですが、その分、全ての筋彫りにスミ入れしても上品な仕上がりになります。ver.Kaには向いていると思います。
 
 *塗装用のガンダムマーカーは、コアファイターの組み立て時に使用した2本を撮影していますが、この後さらに使用する色が増えます。その都度紹介いたします。

 *スミ入れする前に、パーツ表面を歯ブラシでこすって、ペーパー掛けの際に筋彫りに詰まった削りカスを取り除いておきましょう。
 


 次は綿棒です。先端が尖ったものはカメラ掃除用の綿棒で、カメラ屋さんで入手可能です。以前は同様の綿棒が「模型用」として売られていましたが、最近はあまり見かけません。スミ入れのはみ出し部分を修正するのに使用しています。
 先端が丸いものは普通の綿棒です。キット付属のホイルシールをパーツ表面になじませたり、コンパウンドを付けて透明パーツを磨いたりと、いろいろな使い道があります。
 綿棒には、他にも赤ちゃん用の細い綿棒があります。薬局などで探してみてください。

 
 写真左:爪楊枝も模型製作には欠かせないアイテムです。キット付属のホイルシールを貼る時によく使います(詳しくはMGシナンジュの記事をお読みください)。その他にも、はみ出した塗料をこすり落したり、先端に両面テープを巻いて細かいパーツを保持したりと、いろいろ使えます。
 写真の上の方に写っている、先端を切り落とした爪楊枝はコアファイターの変形の補助用として使いました。
 写真右:頭部をコアファイターの機体上面から引き出す際に、首の基部パーツが左右どちらかの斜めに傾いた状態で止まってしまう場合があります。前回の記事の、顔アップの写真ではその状態になっています(汗)。機体の裏側から爪楊枝で首の基部パーツ(レールにはまっている軸部分)を押してやると、首を正しい位置にセットできます。

 
 写真左:筆者が使用している接着剤です。左側がGSIクレオス製「Mr.セメント リモネン系(流し込みタイプ)」です。プラスチックを溶かして接着するタイプで、シンナー臭の代わりにオレンジの香りがするという、健康にも安心の接着剤です。通常のプラスチック製パーツ(ポリスチレン樹脂。ランナーには「PS」と表示されています)の接着に使用します。
 右側は瞬間接着剤「アロンアルファ」です。ABS樹脂製パーツどうし、あるいはABS樹脂パーツとPS樹脂製パーツを接着する場合に使用します。


 *ここから先はプラモデル作りにある程度慣れた方のみ、お読みください。失敗する危険を伴う「裏技的使用法」です。

 写真右:コアファイター後部の、可動式スラスターカバー(下側)の右側の可動がゆるかったので、保持力を高めました。左右の可動この部分は一度組み立てると分解するのが困難です。パーツを破損してしまう可能性があります。
 PS樹脂を溶かし、ABS樹脂は溶かさないリモネン系接着剤の性質を利用した方法を使えば、分解せずに保持力を高めることができます。この部分はABS樹脂製の軸受けにPS樹脂製の可動軸をはめ込む構成になっています。軸受けに対して、軸が少しだけ細いと思われます。
 写真の黄色い矢印で示した部分から、軸と軸受けのすき間に目がけてリモネン系接着剤をほんの少しだけ流し込みます。接着剤はごく少量です。接着剤の蓋に付いている刷毛を瓶のふちでよくしごいて、刷毛に付いている接着剤がほとんど無い状態にしてから流し込みます。たっぷり接着剤を流し込むのは危険です。
 接着剤を流し込むことによって軸部分のPS樹脂が溶け、ABS樹脂製の軸受けにぴったりの太さになり、その太さから少し縮んだ太さで固まります。
 完全に接着剤が固まってから、スラスターカバーを動かします。筆者のコアファイターは、この作業によって左右のスラスターカバーの可動の保持力がそろいました。関節部分のような、高い保持力を必要とする部分には使えませんが、可動式増加装甲のような部分には使えると思います。MGキットの足の甲にかぶさる可動式装甲などは、ABS樹脂製の軸受けにPS樹脂製の軸という場合が多いですよね。
 *「タミヤセメント(さらさらタイプ)」のように、シンナー臭がするタイプの接着剤の中にはABS樹脂を溶かすものもありますので、この方法は使えません。
 

 *前回の記事にもたくさんのコメントありがとうございます。m(- -)m
 使用するアイテムや技法的なご質問には記事の中でお答えするように書いてみましたが、足りない部分がありますので…
 でるたさんのご質問「胴体のグレー部分って全部ABSですか?」:まだトップリムを組み立てていないので正確ではありませんが、小さい丸いグレーの部分もABS樹脂です。
 山猫さんのご質問、コアファイターの黄色いダクトについて:黄色いパーツのはめ込み部分を少し削って着脱可能にすれば本来の形状に近付くと思いますが、差し替え部分が増えて「完全変形」からは遠ざかってしまいますねぇ…(汗)。
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MG ヴィクトリーガンダムVer.Ka (その1・マシンと会った日)

2009年12月13日 | F91・クロスボーン・Vガンダム
 今回からのお題は「MG ヴィクトリーガンダムVer.Ka 」です♪(←普段よりテンション上がってます)。実は筆者はガンダムタイプのモビルスーツの中ではこの「Vガンダム」が一番好きなんです♪ ブログ開始して間もない頃、昔作った「1/144 Vガンダム」を引っ張り出してきて、無理矢理記事に登場させたこともありますし、一昨年前の9月には「MGのVガンダム欲しい~!!」という期待を込めて「MG Vガンダムが出た場合、完全変形は可能か?」という記事を書いたこともありました。Vガンダムは小さな機体に複雑な可動機構を組み込まなければならないため、MGキットが出るのは当分先のことになるだろうと思っていたのですが…。

 ホビーショーで展示されているVガンダムを見た時の感動といったら…!! バンダイの岸山さんのお話によると、キットの開発には約2年掛かったそうです。筆者が「当分先になるだろうなぁ…」と思っていた頃には、すでにキットの開発は始まっていたようなのです。

 まだコアファイターだけを組み立てたところですが、キットの出来は素晴らしいです! 16年間待っただけのことはあります。
 そう、16年待ったのです。「機動戦士Vガンダム」放映当時の1993年、あの頃は筆者も若かった……。アニメ雑誌や模型雑誌に掲載された、カトキハジメ氏によるVガンダムの設定画を見て「お~! カッコエエ(注:格好良い)!」と燃えていた筆者。3機のメカに分離変形が可能な、1/100キットの「試作品」の写真を模型雑誌で見て、「F91と同じぐらいの大きさなのに、分離変形するのか!」と期待していた筆者(分離状態の写真はありませんでしたが)。
 ……しかし、発売された1/100キットは、試作品とはまるで別物でした。コアファイターとトップリムの分離は省略され、その姿はカトキ氏の設定画とは大幅にイメージの異なるものになっていました。アニメのVガンダムにはよく似ていたのですが…。
 TVの画面で活躍するVガンダムよりも、設定画やアニメ誌に掲載されたイラストなどの、カトキ氏が描くVガンダムに魅力を感じていた筆者にとって、1/100キットは今の言葉でいう「コレジャナイ」Vガンダムだったのです。当時の筆者はがっかりしました。

 話が長くなりました。しかもかなり乱暴な文章で…(汗)。旧1/100キットの関係者の皆様、ごめんなさい。


 さて、待望の「MG Vガンダム」です。待ちに待ったキットですので、いつもよりもじっくり手間を掛けて組み立てることにしました。複雑な変形・合体機構を持つキットですので、並みのキットよりも丁寧に作業する必要がありますし…。
 まずはコアファイターから。このキットには通常のVガンダムのコアファイターと、「Vガンダム ヘキサ」のコアファイターの2機がセットされています。説明書では2機を同時進行で組み立てるように書いてありますが、リハーサルとして1機を先に組み立てつつ注意するべき箇所を探し、2機めの組み立てに活かすという方法を採ることにしました。
 筆者は実は「ヘキサ」の方が通常のVガンダムよりも好きなのですが、やはり主役を立てる必要があるため(←意味不明)、「ヘキサ」をリハーサルとし、「通常のVガンダム」を本番にすることにしました。

 「Vガンダム ヘキサ」のコアファイターを組み立てつつ、取り扱いに注意が必要な箇所や可動部の保持力に調節が必要な場所、塗装すべき部分や目立つパーティングラインなどをチェックしていきます。
  
 写真左:今回の製作では、デザインナイフと耐水ペーパーでゲート処理した後、外装パーツの表面すべてをスポンジ研磨材(スポンジヤスリ)で磨いていく予定です。機首の白いパーツの側面、赤い線で示した部分にパーティングラインを発見。スポンジ研磨材で磨いて消しました。
 写真右:パイロットはマーベットさんです。ヘルメットのバイザー周辺の薄紫色の部分はガンダムマーカー「00バイオレット」で塗ったのですが、ほとんど分かりませんねぇ(汗)。座席はブラウン系の色なのですが、ちょうど良い塗料が手元に無かったので、ガンダムマーカーの赤や緑色や黄色を混ぜた色で筆塗りしました。

 おすすめポイント

 キャノピーは無色透明のパーツです。かなり厚みがありますが、この厚みの部分(端面?)をグレー系の色で塗ると、厚みが気にならなくなります。コクピットの内部が広く見える効果もありますよ♪ 
 
 写真左:オレンジ色の矢印で示した端面は、特にグレー塗装することをおすすめします。モビルスーツ形態時に、この面が外から見えますので…。
 青い矢印で示した部分も黒っぽい色で塗っておきました。
 写真右:完成後のコアブロック。コクピットの赤い部分と、胸上面の白い装甲との隙間から、グレー塗装したキャノピーの端面が見えます。

 
 写真左:組み立て中のコクピット&首周辺。赤い矢印で示した部分は、胸上面のダクトの内部シャッターです。真ん中にパーティングラインが入っているため、組み立て前に消しておきましょう。また、シャッターにはマーキングシールを貼るようになっています。
 写真右:ダクトの縁のパーツは白いものと青いものがあります。白いパーツを選択しました。カトキ氏が描くガンダムの特徴のひとつである、丸くて太い首が再現されているのが良いですね!

  
 目の透明パーツは黒塗装し、目はキット付属のホイルシールから切り取って貼り付けました。目と目の間をやや離し、垂れ目気味にするとカトキガンダムらしさが出ると思います。シールを貼る場所はキットの目のモールドの位置で良いですが、ちょっと垂れ目気味に…。目の透明パーツを塗る時に、ヘルメットのひさしの裏側も黒塗装しておきました。
 カトキ氏が描くガンダムは、意外と首が長いです。できるだけ首が長く見えるように、各部をセッティングすると良いと思います。

 
 写真左:赤い矢印で示した部分は、コアファイター形態時に外から見える部分です。ゲート処理を忘れずに…。
 写真右:筆者のキットのコアファイターは、右主翼のはめ込みがやや固い印象がありました。変形時に可動軸を折ってしまう可能性がありますので、黄緑色の線で示した凸部分を少しだけ削って、はめ込みをやや緩めにしておきました。負荷が掛からない部分は、ちょっと緩めにしておくと可動軸の破損を防ぐことができます。



 完成した「ヘキサ」タイプのコアファイター。設定画から飛び出してきたかのような、見事なフォルムです。これがガンダムの頭部と胸部に変形するんですから、すごいですねぇ!  


 前回の記事にcwy@USAさんからご質問いただいた、PGダブルオーライザーの初回購入特典のスタンドベースについて……:ガンダム本体と接続する部分は、重さに耐えられるよう、角度の変更は無可動の差し替え式になっています。取り付け部分の角度を変更するには、取り付け部分のパーツを支持アームからいったん取り外し、角度を変えてから支持アームに差し込むと良いです。 
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MG Ver.Ka クロスボーンガンダムX1(最終回?)

2006年10月23日 | F91・クロスボーン・Vガンダム
 「艦長、来ます! 核ミサイルです!!」迫り来る木星帝国の核ミサイル!
 「弾幕、間に合いません!」オペレーターの悲鳴にも似た報告。

 「キンケドゥ!」
 マザー・バンガードの艦長ベラ・ロナの叫びに阿吽の呼吸で駆けつけ、核ミサイルの迎撃準備に入るクロスボーンガンダムのパイロット、キンケドゥ・ナウ。
  
                   
                   


 「全機ショックに備えよ! キンケドゥの射撃と同時に艦のシールドを張れっ!!」



 ――核ミサイルは見事、撃破された。
 爆光の中、トビア・アロナクスに木星帝国の野望とクロスボーン・バンガードの目的を告げるベラ・ロナ。

 「彼らは……手段を選ばないっ!」



 「――木星の、誤った指導者 クラックス・ドゥガチを倒すこと!」

 「これが… よみがえったクロスボーン・バンガードの目的なのです!」

 
 …「機動戦士ガンダムF91」の続編だけに、ラフレシアの時と同じように「なんちゃってフィルムストーリー」で遊んでしまいました(笑)。ガンダムが発射した弾頭自体が爆発した感じになってしまったのが残念です(汗)。股関節の構造が独特なので、コミックと同じポーズを取れないのが難点ですねぇ。

 武器に関しては手を抜きたがる筆者ですが、わりと丁寧に作りました。
 ブランドマーカーは、コミックみたいなシャープな形状に削り、耐水ペーパーの400番でならしました。ビーム刃って、赤熱した重金属粒子が放出されたものなので、ツヤがあるとおかしいと思うので全体にペーパーをかけています。


 ヒートダガーは先を尖らせて、ガンダムマーカーの「メッキシルバー」で刃を塗っています。


 ザンバスターは、キットの指示ではグレーで塗り分けるようになっていますが、コミックを読んでいたらゴールドで塗りたくなったので、「ガンダムゴールド」で塗りました。俗に言う「マルイチモールド」の部分は白のままにしてみました。

 このザンバスター、噂どおりビームザンバーを手で保持することは出来ません。次期ロットからは修正されたパーツが入るようですが、見た目はこの初期ロットのものの方が良いのでビームザンバーの保持は両面テープを使うことに…(泣)。


 これは何かと言いますと、特撮写真(笑)で使用した眼帯風ターゲットスコープです。紙を切って色を塗っただけのものです。装着は小さく丸めた両面テープで…。


 弾頭はコトブキヤのバーニアパーツなどを両面テープで貼って組み立てたものです。撮影が終わったら元のバーニアに戻しました(笑:リサイクルですよ、リサイクル)。

 カトキバージョンには付き物のマーキングは貼っていません。めんどくさいから、というかマーキングを貼るのに時間をかけるよりも、次のネタに早く移りたいからです。年末に向けて新作が目白押しですからねぇ! 
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MG Ver.Ka クロスボーンガンダムX1(その10)

2006年10月22日 | F91・クロスボーン・Vガンダム
 最近、自分の親ぐらいの年代の人から「ゴンちゃんのおっちゃん」と呼ばれることが多くてヘコんでるオッサン、かめっチです。

 さて、このところ用事が多くて(町内会とか…)製作が滞っていましたが、ようやくクロスボーンガンダム、大地に立ちました。

 

 ガンプラの製作過程で一番難儀なのが、腕や脚を左右の2セットずつ組み立てなければならないことだと思います。まあ、それを言っちゃあ旧ドイツ軍の重戦車の転輪はもっとしんどいですけどねぇ…。
 片方の腕とか脚を組んで写真を撮って記事に書いてしまうと、案外満足感があって、もう片方はついつい後回しになってしまうんです。というか、歳のせいかもう片方も一気に組んでしまうという気力が続かなくなっているといった方が…(茶色い汗)。
 そうは言ってられないので、今日は左の手首と脚を組み、腰のサイドアーマーも組み立ててモビルスーツ本体の完成までこぎつけました。



 腰サイドアーマーは黒い部分が色分けしてあるのがありがたいですねぇ。MGクラスでも1パーツで済まされかねない部分ですよ! 設計者のこだわりを感じますね。でも、黒というか濃紺のパーツは外れやすくなっていますので、接着した方が良いかも。まあ、ボールジョイントのパーツを取り付けると外れにくくなりますが。
 このサイドアーマー、形がV2ガンダムのモノと似ています。この「クロスボーンガンダム」の20年後のザンスカール戦争の時に、サナリィの技術者がリガ・ミリティアに参加した(20年後ですから、年齢的にも無理がありませんね)ということに説得力を持たせるデザインですねぇ。

 とりあえず後ろ姿。大きい画像は全てパーツがそろってからということで…。



 武器を組み立てなければならないのですが、その前に…



 マントのスソの加工をしました。あんまりリアルにはせず、マンガっぽくギザギザにしました。ハサミでチョキチョキ切りますが、破れ目の配置が難しいですねぇ。

 マントを着せてみました。


 首元にマントをなじませるリード線を取り付けるためのキット付属の両面テープは粘着力が弱いので、市販のモノ(ニチバンの「ナイスタック」を使用)をキット付属のものと同じ大きさに切って使いました。

 マントの取り付けですが、胸のマント固定用フックの取り扱いが非常に恐いです。細いパーツでマントを刺すような感じになりますので…。
 あと、マントを着せた状態で腕を動かすと、肩アーマーに固定されたマントが動いて、これまたマントを固定しているコクピットハッチがつられて開いてしまいます。ポーズをつける時には肩アーマーを回さないで取れるポーズを考えましょう(汗)。
 実はこの写真のポーズは、マントを左手でマントを手繰り寄せているフリをしてコクピットハッチを押さえています(笑)。
 あと、クロスボーンの紋章にガンダムデカールを使用している場合にはデカールに傷が付く可能性がありますので、マント装着時の取り扱いには注意が必要です。
 ひょっとしたら、マントの装着はこれが最後かも…(汗)。



 キット付属のマント布は表裏で色ツヤが違い、目が細かくて良い感じなのですが、ちょっと硬い気もします。昔ながらのティッシュペーパーにアクリル塗料を含ませる方式で再現した方が、首元のシワなんかがキレイに決まるかもしれません。
 今度実験してみようかなぁ…。

 今回は、えらくオヤジ臭漂う記事になってしまいましたなぁ…。
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MG Ver.Ka クロスボーンガンダムX1(その9)

2006年10月19日 | F91・クロスボーン・Vガンダム
 今回はコアファイター最終回! まさかコアファイターを3回に分けて記事にするとは思いませなんだ(滝汗)。それもそのはず、数えてみると40個近いパーツ数ですよ、このコアファイター!! SEED系コレクションシリーズの1/144モビルスーツよりも多いかも…。

 前回バーニア部を塗装したシェルフノズルの外装(交差した骨に見える部分)ですが、塗料のはみ出た部分の処理がまだだったので、デザインナイフで削り落としました。ここで、バーニアの穴の部分が黄色のままでは気まずいので、黒く塗ることにしましたが…。

 水性塗料の上から油性マジックを塗るというのは最悪の相性であるというのは分かっていたものの、「やっぱりこれしかないんや!!」と割り切って油性マジック(マッキー極細&ガンダムマーカースミ入れ用ブラック)でグリグリと…。
 案の定、先に塗った水性塗料が溶けて、ペン先が詰まってきました。それでもボクサーパンチ!(←オッサン! 分かりにくいギャグ書くなよ:汗 …気になる方は、コミック「仮面ボクサー(島本和彦・著、徳間書店・刊。たぶん絶版)」を何らかの形で入手して読んで下さい。説明しようと思いましたが、文章ではあの面白さは伝わりませんので…)
 …それでも「これしかないんや、これしか(泣)」と、ペンでグリグリやりました。なんとかノズルの穴は黒くなりました。

 この作業、ラッカーで塗装してエナメル塗料で黒を塗れば修正も楽で仕上がりもきれいなんですけどねぇ…。

 あ、「塗る」ではなく「貼る」方式が残ってたんや…(汗)。気付いた時には遅かった…あ~あ。まあ、X2とかX3が出た時に「貼る」方式でやりますわ。

 後はランナーから切り出した各パーツを組み立てていくだけですが、シェルフノズル基部(パーツH10・H15)の可動部がユルいので、H10の軸(いや、軸というより軸の両側の輪っかの内側)に瞬間接着剤をコートして多少キツくしてみました。
 H15は、一度コアファイター本体に差し込むと取り外しにくそうなので、取り付け前に可動部の固さをチェックしておきましょう。

 

 完成したコアファイター。後ろが長くてコアブースターみたいなバランスですねぇ。Sガンダムのコアブースターを思い出しました。歴代最大のコアファイターかなぁと思いましたが、長さではV2コアファイターの方が長いでしょうね。
 シェルフノズルの裏側のパーツは、グレーやシルバーで塗り分ける部分がありますが、さすがにしんどいので手を抜きました。

 ガンダムに合体!


 前にも同じような写真を載せましたが…



 コクピットハッチとキャノピーの両方が開けられるのは燃えますねぇ! MGガンダムGP-01では出来なかったことです。進歩ですね。





 シェルフノズルを展開したところ。キャラクター性と機能を両立したデザインでカッコイイっす! ところでF91のビームシールドや背中&フクラハギのスラスターノズルといい、このクロスボーンのシェルフノズルといい、サナリィにはF90のV型オプション開発時あたりからブッホ/クロスボーンバンガード系の技術が流入しているような感じですねぇ。で、それをアナハイム社がさらにパクる、と。


 さて、ホビーショップ ミドリさんのエプロンの人 模型製作日記に2006プラモデル・ラジコンショーの速報が出ています。やっぱり目玉はR3のエルガイムマークⅡでしょうか? ぜひ見に行ってくださいね!
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MG Ver.Ka クロスボーンガンダムX1(その8)

2006年10月18日 | F91・クロスボーン・Vガンダム
 このところ製作記事が少なめでゴメンなさい…(汗)。

 今回は、先日調合した水性カラーのオレンジイエローで部分塗装しました。



 ところが、以前テストした時や調合した時と違い、なかなか塗料が乾きません。しかもフラットベースを入れたはずなのにテカテカです(汗)。塗る前にちゃんと混ぜたのになぁ…。

 数時間後に乾いたかどうか見てみましたが、やっぱりベタベタです。このベタ付き、塗料というよりガムですよ(泣)。

 仕方がないので、一度塗った塗料を水で洗い落とし、しつこいベタ付きを「ガンダムマーカー消しペン」で除去しました。それでも何となく周りがオレンジ色に染まっている感じなので、パーツ全体をメラミンスポンジでこすってみました(注:メラミンスポンジを使用した後は、パーツに付いたスポンジの粉を歯ブラシなどでこすり落としましょう)。
 ようやくパーツの色が落ちたので、塗装をどうしようかなぁと考えました。

 とりあえず「カラーパレット」で適当に調色してみるか、とも思いましたが、せっかく調合した塗料がもったいないので再チャレンジ(←一度使ってみたかった言葉:笑)しました。
 フラットベースを多めに入れて、試しにランナーに塗ってみたところ、問題なし! ちゃんと乾くし、ツヤ消しになってベタつかない!

 これならいけると思い、塗ってみました。



 とりあえず必要な部分を全て塗り終わりました。ただ、いくら塗料を混ぜても、重ね塗りをするとベタ付きやツヤが出てきますねぇ(困)。とりあえずほとんど乾いた状態になってからメラミンスポンジでこすったら、ツヤは消えてベタ付きもマシになりました。
 クロスボーンのコアファイターの色は、他のコアファイターに比べて地味なので、インテーク周りの黄色い部分を増やしてみました。イマイチだったかも…。
 写真を撮った時点ではやっていませんが、はみ出した塗料はデザインナイフの先でカリカリと削り落とす(カンナ削りの要領で)と良いです。


 インテークを塗装したので、ようやくコアファイターを組み立てられます。
 以前組み立てた機首に各パーツを組み込んでいくと、問題点発生!!
 

 パーツE16・E17の一部がE8・E9の内側の壁状の部分に押し上げられて、パーツがひん曲がった状態で機体からはみ出しています(大汗)。
 はは~ん、コアファイターを一度ガンダム本体に合体させたら外れなくなるというのは、これが原因やな? 噂には聞いていたが、実際にはこうなってたんやなぁ…。

 とりあえず機体を分解して、E8・E9の壁を削りました。
 


 写真はE8。赤く塗った部分を0.5~0.8ミリほど低くなるように削ります。これでパーツが干渉しなくなります。



 写真では分かりにくいですが、ピッタリ収まるようになりました。

 これでコアファイターの脱着はバッチリ…と思い、機体の前半分だけで合体させたところ、コアファイターが外れなくなりました(←ええっ!?)。

 なんでだぁ~!! とあせりながらガンダムの上半身を分解したところ、原因が分かりました。
 首の付け根のパーツH26の裏に、コアファイターをロックするためのツメが付いていました。このツメが、コアファイターを外す方向に対して外れにくい形状になっていたのです。
 


 赤く塗った部分が垂直に突き出ていて、コアファイターにカッチリ喰らい付くようになっています。ここの部分を斜めになるように削ってやりましょう。

 これでようやくコアファイターの脱着が自由になりました。これでX2やX3が出た時には前もってやっておくことが分かっているので良かった良かった。

 それでは今回はこの辺で…。
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MG Ver.Ka クロスボーンガンダムX1(その7)

2006年10月16日 | F91・クロスボーン・Vガンダム
 コミック「機動戦士クロスボーンガンダム」全巻読み終わりました。実に面白かった! 今まで読んでなかったのがすごく損をしていたんやなぁ…という気分です。でも、全6巻では物足りないぐらいですねぇ。コミックではナレーションとか回想とかで省略されている部分も面白そうだし。全26話ぐらいでアニメ化してほしいなぁ……。

 さて、コミックでの活躍を一通り見て一人盛り上がったところで製作記事です。

 脚部のフレームは、一部がMGガンダムF91と共通(意外と共通パーツが少ないです)なのですが、F91では気付かなかった問題点が浮上しました。
 太もも側のヒザ関節フレーム(F21)の、コの字型の部分を、太ももの芯になるパーツ(F24)にはめ込むのはF91と同じですが、この部分がガタつきます。太ももの装甲を取り付けたら固定されるのかなぁと思いましたが、装甲を取り付けてもガタガタです。F91はキッチリ固定されています。F91初勝利!

 なんとも落ち着かないので接着しようかと思いましたが、接着してしまうとパーツF21が破損した場合に請求するパーツが増えるので、接着はしませんでした。その代わり…



 写真の赤く塗った部分(反対側も)に瞬間接着剤を少し塗って乾かしました。
これをF24にはめ込むとちょっとキツかったので、耐水ペーパーで少し削って調整しました。
 これでガタつかないようになりました。


 F91・クロスボーン両キットの共通フレームのヒザ関節周辺は、薄い板状の部分で構成されており、非常にモロいです。特に横方向への力をかけると折れる危険性があるので気を付けましょう。



 太もも外側の装甲パーツ(D11・D17)は、太もも内側のパーツとの接合部分に押し出しピン(押し出しピン・ショットピンともいう)の跡が飛び出ています。



 写真の赤く塗った部分に小さな丸い出っ張りが出ています。ほんの0.1ミリあるかないかの高さの出っ張りですが、これがあると太もものパーツの合わせ目に微妙なすき間が出来ます。丁寧に削っておきました。


 スネの部分は装甲がキレイにはまるように出来ていて、組んでいても非常に気持ちいいですねぇ。なんか、このスネ、Vガンダムみたいやなぁ…と思っていたら、ヒザの部分以外が丸過ぎることに気付きました。カトキ氏の設定画を見ると、キットほどは丸くないんですねぇ。特にヒザ下前面は平面に近いです。キットはこの部分を強めの曲面にしているから、丸い印象があるようです。
 スネだけ丸いのも妙な気がしたので(上腕の曲面とも雰囲気が違う)、とりあえずスネのヒザ下前面だけを平面に近づけてみました。
 やり方は、スネと一体化しているヒザアーマー(?)の下にデザインナイフの刃を当て、そこをスタート地点として、下に向けてカンナ削りします(図参照)。



 この作業は、ヤスリを使うと失敗した時に取り返しがつかなくなるので、デザインナイフのカンナ削りで慎重にやりました。スネ正面を平面に近付けていくだけで、自然にスネ側面との間にエッジが出来ます。耐水ペーパーをかけて仕上げました。


 
 右が加工後のパーツ。写真では分かりにくいですが、微妙にエッジが立ちました。もう片方のパーツも、同じ状態になるように気を付けて加工します。少しずつ様子を見ながら削れるのがカンナ削りの良いところ。
 エッジを削り落としまくったF91とは逆の作業ですねぇ。



 写真の赤い斜線の部分も同様の加工をすると、よりシャープなスネになるんですが、左右対称にする自信がないのでやめときました。

 キットの出来が良いと、重箱の隅をつつくような作業ばっかりになってしまいますねぇ…(汗)。ではまた。 

 
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MG Ver.Ka クロスボーンガンダムX1(その6)

2006年10月13日 | F91・クロスボーン・Vガンダム
 昨日の風邪は峠を越えたようで、だいぶ楽になりました。よって、作業を再開します。

 腰の部分はシザーアンカーなどのギミックがあるためパーツ数が多く、非常にめんどくさいですが、難しい所は無くサクサク組み上がりました。



 ゲートがシザーアンカーの爪の目立つ部分にある(収納状態では上に来る)ので、丁寧に処理する必要があります。
 この爪のパーツは、可動部がスチロール樹脂のボールジョイントなんですが、ユルむ恐れがあるうえに、収納状態でロックする機構が無いので何となく落ち着きません。
 いっそのこと接着してしまおうかとも思いましたが、コミックで多用されている装備なので思いとどまりました。



 
 リア・アーマーはX1のものにしました。幅が広くて安定感があり、好みの形状ですので…。でも、かっこいいスクリューウェッブの使用シーンを見たら交換してしまうかもなぁ…。スクリューウェッブ有りと無しとでアーマーの外形が違うとは思いませんでしたねぇ。
 リア・アーマーの取り付け用ボールジョイントは、フロントアーマーのものよりもややユルいので、瞬間接着剤でコートしました。


 足首はF91のものよりも充実した内容になっています。まず足の裏が赤で成型されていること! これは重要ですよ。
 
 左がクロスボーン、右がF91。やっぱり赤い方が落ち着きますねぇ。
 つま先側の足の裏パーツには、凹んだ部分にゲートがあります。気を付けてゲート処理しましょう。

 充実ポイントその2:足の甲の台形の部分が色分けされている。
 つま先の関節パーツ(I2)には、台形の突起が付いていますが、これが足の甲のパーツ(D10)に開いている穴から見えるようになっています。組み立てる前にこの台形の部分はパーティングラインを消しておいた方が良いです。
 F91の足の甲の穴は結局塗りましたからねぇ…。

 充実ポイントその3:かかとの上の白い部分が色分けされている。
 これもF91では色分けされていなかった部分。「色分けされていなくても、塗ればええやん」という意見もあるでしょうが、塗るにしてもパーツで色分けされているに越したことはありませんねぇ。特に白い部分は…。



 シリンダーはガンダムマーカーの「メッキシルバー」で軽く塗った後、綿棒で拭き取るようにして薄くのばしました。厚塗りだとハゲた時のダメージが大きいですからねぇ…。
 でもこのシリンダー、F91の時も思いましたが、細いですねぇ。「ウリィィィィ…! 貧弱ゥ!貧弱ゥゥゥ!!」と、某吸血鬼が言いそうです。
 他の物に交換しようかと思いましたが、クロスボーンの場合足の甲に足首アーマーのようなものがあり、さらにもう一枚ゴツい足首アーマーがかぶさるので、あまりシリンダーは見えないだろうと思い、そのままにしました。

 まだ病み上がりのため、作業はここまでにしました。

 ところで、「機動戦士クロスボーンガンダム」ではザビーネがクロスボーンガンダムX2に乗っています。でもザビーネのような、自分の主義を貫く男がおとなしくガンダムタイプのMSに乗るかなぁ?とも思います。
 オフィシャル設定だからそれで正解なのでしょうが、MGクロスボーンX2が発売された時には、その辺で遊んでみようかなと思います。まずゴーグル・アイはお約束ですねぇ。あとは各部にザビーネのかつての愛機ベルガ・ギロスの意匠を加えてみようかなぁ、と。まあ、どこまで出来るかは分かりませんけどね…。

 それではまた…。
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MG Ver.Ka クロスボーンガンダムX1(その5)

2006年10月11日 | F91・クロスボーン・Vガンダム
 ようやく「機動戦士クロスボーンガンダム」原作コミックの1巻と6巻、「スカルハート」だけ入手できました。製作終了までには全巻揃えたいところですが、どこに行っても(まあ、父の介護があるので遠出できず、近所限定ですが)売っていません。MGクロスボーンを作るにあたってコミックを読もうという人は他にも大勢いるのかも…。

 入手できた巻だけ読んでみましたが、面白いですねぇ! 特に「スカルハート」のボールの話とかの短編が!(本編の方は、間の巻が無いからストーリーを楽しめる状態ではありませんでしたが…)
 早く全巻揃えなければ…!

 さて、コミックでのクロスボーンの活躍を少し見られてモチベーションが上がったところで製作に移ります。

 前腕側のヒジ関節部(F7・F8・H18)は、F91よりもユルめになっています。X1の武器はそれほど重いものは無いので、そのままでも大丈夫(おそらく一番重いと思われるビームザンバーにも負けないでしょう。ただ、ビームザンバーは握るのがツラいそうですねぇ…)でしょうが、X2は重い武器が多いので軸に瞬間接着剤をコートした方が良いでしょうね。

 パーツF7の…

 赤く塗ってある部分は、完成後も外から見える部分です。特にブランドマーカー発生器を使用位置に持ってくると、この部分が丸見えになってしまいます。しっかりゲート処理&段差(パーティングラインというより段差になってしまっています)消しをしておきましょう。

 前腕の装甲(D7)は、ゲート近くに微妙なエッジの段差があります。薄暗い場所では分からないぐらいかすかなエッジです。ゲート処理やペーパー掛けでこのエッジを消してしまわないように気を付けましょう。

 ブランドマーカー発生器は、そのまま組んでしまうとビームの発射口が真っ白でショボく見えます。組み立てる前にパーツの裏側から黒く塗ってしまいました。

 D4の4つの穴も内側を塗っておいた方が良いです。

 
 組み立てが完了した前腕部。特に難しい所は無いですが、手首関節基部(F11)は説明書を見ずに組み立てると、向きを逆にしてしまう危険性があります。筆者はやってしまいました(汗)。このパーツ、間違えてはめ込むと前腕を分解しなければならない→袖口の赤いパーツ(C3)の一部に負荷がかかり、白くなってしまうので、間違えないようにしましょう(泣)。

 手首関節(F9)のボールジョイントは、F91の時に固かったので耐水ペーパーをかけてみましたが、今度は少しユルくなってしまいました。まあ、ええか…。

 実はこのキット、手の甲がカトキ氏の設定とまったく違う形なんですねぇ。

 手の甲を横から見たところ(下が指側)。左がキット、右がカトキ氏の設定の形状です。カトキ氏の設定どおりにしようと思うと手の甲の両サイドにプラ板を貼ることになるのですが、それをやると手の甲の幅がとんでもないことになるのでやめました。
 カトキ版の形状にこだわる方は、「MGウイングガンダムver.Ka」か「MGウイングガンダムゼロ(エンドレスワルツ版)」から流用するという手もありますよ(ウイングゼロは指のパーツが白とグレーの2セット入っていて、どちらか1セットが不要パーツになるらしいので、手の甲だけ部品請求すれば…以下、略)。

 肩や背中のバインダー、ビームバルカンの砲口などのオレンジ色部分は塗装しなければなりません。しかも肩の部分は塗りにくいですねぇ。
 「カラーパレット」の「サンフラワー」というオレンジ色を入手したので、この色で塗ろうとしたのですが、インクが完全に分離しているらしく、何度振っても透明の液体しか出てこないので使用を断念(泣)。

 仕方なく「水性ホビーカラー」で塗ることにしました。ノンシンナーでのプラモ製作をメインのテーマとする当ブログとしては、水性塗料といえども出来るだけ使いたくないのですが、実際にはこの「水性ホビーカラー」、一部の「ガンダムマーカー(消しペンとかメッキシルバー)」よりもニオイがマシなんですねぇ。
 で、「まあ、しゃあないか…」と。すでにタミヤアクリルも何度か使ってるし…。ただ、水性ホビーカラーのツヤありの色は、何日経っても乾かないという苦い経験がありますので、かなり不安でした。
 試しに「黄橙色」をランナーに塗ってみて乾かすと、意外とベタつかない! しかも塗膜が意外と強い! これは使えるかも! 
 ということで、最初は「黄橙色」をそのまま塗ろうとしましたが、やっぱりキットのオレンジ色の成型色よりもかなり濃いので混色しました。

 黄色と黄橙色をタミヤのスペアボトルに入れて混ぜました。適当に混ぜたら一発でキットの成型色とほぼ同じ色になったので、割合は分かりませんでしたが、「黄色に黄橙色を少し入れる」といった感じでしょうか。あと、「フラットベース」を加えてキットのプラスチックとほぼ同じツヤの具合にしました。これも量は適当(汗)。どうせ今後も多く登場しそうな色なので、多めに作っておきました。

 キレイに塗れるかなぁ…←かなり不安。
 ではまた次回!
 
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MG Ver.Ka クロスボーンガンダムX1(その4)

2006年10月09日 | F91・クロスボーン・Vガンダム
 今回はコアファイターのコクピットをいじってみたいと思います。

 コアファイターのコクピット周りのパーツ群&立ちポーズのパイロットフィギュア。コクピットのシートにはパイロットが一体成形されているのですが、成形の都合からレゴブロックの人形のような形になっています。一方、立ちポーズのパイロットフィギュアはモールドが細かくて非常に良い出来です。
 
 ならば、コクピットにこの立ちパイロットを乗せてみよう!と思ったわけです。
やってみると、言うほど簡単ではなかったのですが…(汗)。

 ごめんなさい、ここから先は精密な作業のため、写真を撮ってる余裕がありませんでした。図を見てください(汗)。


 シート部分からパイロットの部分を削り取ります。立ちポーズのパイロットはこの一体型パイロットよりも大きいので、スペースを確保するためにシートの背もたれも薄く削っておきます(図の赤い線でカットする)。

 次に立ちパイロットを脇の下辺りで切断し、シートの形状に合わせて削っていきます。背中のパック(?)は削り落としました。
 文章で書くと簡単ですが、サイズや角度を合わせるのはなかなか難しかったです。

 パイロットをシートに取り付けられるように削ったら、機首のコクピット周辺を組み立てて試乗させます。この時、E18のB1へのはめ込みピンを少し細く削って、分解しやすいようにしておきましょう。何回も組み立て・分解を繰り返すハメになりますから…。
 キャノピーを閉じてみると、パイロットと干渉して開いてしまいます。パイロットの頭やキャノピーの裏側のヒンジ部分を削って微調整を繰り返しました。ようやくキャノピーが閉まるようになったので、パイロットを塗装しました。

 
 メーターパネルはのっぺらぼうでさびしいので、昔「電撃ホビーマガジン」に付録で付いていたシール(HGUCガンダム用メカニックシール)を適当に切り抜いて貼ってみました。


 この後、フィギュアをシートにゼリー状瞬間接着剤で接着したのですが、再び機首を組み立ててみたところ、キャノピーがまた閉じなくなりました。
 仕方なくパイロットの頭を何度か削り、様子を見てみたのですが、まだピッタリ閉じません。
 パーツを分解してよく見てみたところ、キャノピーの可動軸が真円ではなく、それによってキャノピーが閉まらないようです(説明が難しいですが、軸の位置の関係でキャノピーが浮き上がってしまうようなのです なんというか、テコの原理に近い感じです)。


 キャノピーの可動軸の、図で赤く示した部分を削って調整したらマシになりました。グッとキャノピーを押さえるとなんとかピッタリ閉じます。


 キャノピー裏側の端面(というか断面?)は黒かグレーで塗ると、キャノピーを閉じた時に透明パーツの肉厚が気にならなくなります。コクピットの内壁と同じ色で塗ると、コクピット内も広く見える効果もありますよ。それでもキンケドゥさんは窮屈そうですけど…。
 筆者は油性マジックの黒で塗りましたが、それだけでも効果がありました。キットをお持ちの方は、上の写真と見比べてください(画像を見て初めてマジックのインクがはみ出ているのに気付きましたが…:汗)

 このキット、ガンダム本体とドッキングした状態でも、コアファイターのキャノピーが開けられるのですよ!!


 人が乗ってるのが見えると燃えますねぇ! あ、これはキャノピー端面を塗る前の写真でした(汗)。
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MG Ver.Ka クロスボーンガンダムX1(その3)

2006年10月07日 | F91・クロスボーン・Vガンダム
 今日は肩関節から行きます(←昨日のラストのアレはどうなったの?)。

 フレームパーツの多くを共用しているMGガンダムF91を製作現場にゲストとして招き、関節の固さチェックをしながらクロスボーンを組み立てていきます。

 まずF91では腕を左右に開く方向の肩関節が固くて、肩関節軸がしなるので、パーツF10の短い軸についている突起を少しだけ削ります。
 

 赤で示した部分がその突起です。
 全部削ってしまうと関節がユルくなりそうなので、ほんの少し、カドを落とす程度にしました。結果、ちょうど良い固さになりました。これで肩関節軸も安心です。

 次は肩と上腕の接合部での回転がこれまた固いので、F12とF13を組み合わせた時に軸の部分に飛び出すはめ込みピンの頭を少しだけ削りました。


 軸の表面とツライチになるまで削るとユルくなります。筆者は仕方なく瞬間接着剤を少し塗って乾かして調整しました。
 これで回転もスムーズです。


 肩アーマーはF91の半分ほどの大きさで、F91のフィン格納ギミックも無いのにパーツ数はあまり変わりません。その分、密度感が高いです。肩アーマー取り付け基部(I14)の、肩関節軸にはめ込む部分はしっかり厚みがあって、肩アーマーの取り付けが安定しています。同様のパーツが薄い板のために肩アーマーがグラグラしたF91との差は大きいです。

 肩のフックは…

 内側から外側に向かってはめ込むとやりやすいですよ(赤い矢印で示した方向)。

 とりあえずここまで組み立てが終わりました。

 紋章にするかドクロにするか迷った胸ハッチでしたが、デカールの貼り付けに成功したので紋章の方を選択しました。ガンダムデカールとマーキングシールの2種類が付属していますが、ガンダムデカールの方を使用しました。

 必要な部分だけ透明シートごと切り抜いて、貼りたい部分にセロテープで仮止めしてからこすると良いです。筆者は爪でこすっています。
 転写忘れの無いように確認しながら透明シートをはがし、デカールの周囲に付いた余分なベタベタを、ツマヨウジの先に両面テープを巻いた物を使って取り除きます。

 ハッチの曲面の曲率が意外と高いので、デカールがシワになるのではと心配しましたが、シワも無くキレイに貼れますよ! やるなぁ、ガンダムデカール!
 筆者のクロスボーンは、よく見ると紋章が少し斜めになっています。あ~あ…(もう一枚あるんだから貼り直しもできますが、成功するという保障は無いので…:汗)。

 このキット、小さいのにパーツの密度が高くて(密度感はF91以上!)造形も良くて、ここまで組んだだけでも非常に満足感が高いです。筆者はここまで組んだクロスボーンを眺めながら、ニコンのCMのキムタクみたいに「スッゲェ! ホンマ良いわ、これ。やるなあ、バンダイ!」と感動しましたもん。

 ここまで出来が良いと、手を加える部分が少ないんですねぇ。このままいけば記事として面白味に欠けるので、前回のラストのようなことを始めたわけです。
 で、完成したのがこれ。

 2色のプラ材を組み合わさなければならなかったので思った形にならず、さらにその「思った形」がうろ覚えだったので、設定画やガンダムフィックス・フィギュレーションのものと違いますが、カトキ設定版のアンテナです。

 とりあえず両面テープで貼り付けてみました。


 ……う~ん、どうでしょう? 微妙?

 次回はコクピットに移ります。説明書の順番、完全に無視です。←よい子はマネしないでね! それではまた…。


 追記:バナーの小さい画像(?)を作ってみました(↓こんなので良いのかなぁ?)。ぜひリンクお願いします! あと、まだまだブログ始めて日が浅いので、分からないことがたくさんあります。このブログでおかしい点(マナーとか構成とか)があれば、やさしく指摘してくださいね。 よろしくお願いします。

  
 
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