ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

いろいろ考えてみましたが…

2008年06月24日 | プラモやってて思うこと&ガンプラの歴史
 諸事情により10日間も更新を休ませていただきましたが、その間もたくさんの皆様にお越しいただきました。ありがとうございます! 今後も当分の間は週イチぐらいのペースになる予定ですが、今後もよろしくお願いいたします。m(- -)m
 とりあえず次ネタの予告です。

 6月は強力なアイテムが目白押しなのでどれにするか迷いましたが、やっぱり予定通り「HGイナクト(赤)」で行くことにしました。前々からどう作るか考えていましたので…。
 「ガンダム00」には魅力的な敵キャラが数多く登場しましたが、アリー・アル・サーシェス+イナクトカスタムの組み合わせは筆者も大好きです。どちらかというとイナクトカスタムのカラーリングは前半の青緑色(?)がいかにも悪役っぽくて好みなのですが、キットは後半のアグリッサ型(赤)での発売となっています。そのうち青緑色の方も発売されると良いのになぁと思っているのですが…。

 発売決定以来、「HGイナクトを作るなら、こんな感じにしてみたいなぁ…」と思っていたプランがありました。サーシェスの凶悪なキャラクター性を投影したカスタマイズです。
 「ガンダム00」に登場するノーマルスーツは、モビルスーツのデザインと似た部分が多いのですが(ガンダムのヘルメット、ティエレンの頭部、イナクトの肩などと、それぞれのパイロットのノーマルスーツって似てますよねぇ。以前、ギリアンさんのコメントを拝読してはじめて気付いたのですが…)、それをさらにパワーアップさせた感じにしようと思ったんです。「巨大化したアリー・アル・サーシェス」計画です。

 まず頭部ですが、サーシェスのトレードマークであるアゴヒゲをイナクトに付けてみたらどうなるか?…という案です。単なる装飾用のヒゲではなく、アンテナとか空力制御用のパーツということにしようと思ったのですが、HGイナクトの頭部パーツを見ると、予想以上に小さいですねぇ(汗)。サイズ的に無理かも…。


 次に、サーシェスの左肩にあるイレズミ(何の獣でしょう?)をイナクトの左肩アーマーに再現する案です。しかし、手元にある資料だとイレズミの形状がイマイチよく分かりません。「00」本編のサーシェス登場シーンを早送りで探して全て観てみましたが、ほとんど分かりませんでした(汗)。


 実現するのは難しそうですが、やってみればなんとかなると思ったものの…

 最大の問題点に気付きました。
 「こんな、見る人によっては一発で『あ、こいつサーシェスや!』と分かってしまうようなカスタマイズをしていたのでは、ヒゲ剃って偽名(ゲイリー・ビアッジ少尉)まで使って正体を隠してる意味無いやん!!(滝汗)」

 ――オッサン、そんなんもっと早く気付けよ…。


 そうなると、プランB発動の可能性が高くなってきました。「イタリアの某スポーツカー化計画」です。牛のマークではなく、馬のマークの方です。以前の記事で筆者はイナクト(特にデモカラー)について「おフランスなイメージ」と書きましたが、ボディーカラーが赤くなると一気に「おお、なんかイタリア車っぽい! 『アグリッサ』というネーミングもなんかイタリアっぽいし♪」と思うようになりました。デザイナーさんもスポーツカーを意識してデザインされたそうですし、けっこう似合うかも♪
 これについては装甲のパーツをコンパウンドで磨いてツヤを出し、各部に「馬のマークの赤いスポーツカー」的なディテールを追加するというプランが出ているのですが、実際にはどうなるでしょうねぇ…。
 というわけで、次回からイナクトです。



 前回の記事「1/144ゲバイ最終回」にもたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。m(- -)m ご質問いただいた件ですが…

 まこっちさん:今のところ、ウェザリングした後にトップコートは吹いていません。指で強くぬぐったりしなければ、けっこう定着したままでいてくれますよ。ツヤ消し塗装面にウェザリングマーカー「すす」を使うと、逆に落ちにくいぐらいですよ♪

 ししおださん:残念ながら筆者はミクシィはやっていません。実はミクシィのシステム自体がどういうものなのか分かっていないぐらいでして…(汗)。


 
 

 

不定期連載・1/144ゲバイ(最終回)

2008年06月14日 | 不定期連載シリーズ
 不定期連載でお送りしてまいりました1/144ゲバイですが、今回でいよいよ最終回です。

 スターウォーズ(旧三部作)に登場するメカの塗装といえばスス汚れのようなシャドウが印象的なので、それをなんとかマネてみることにしました。

 筆者はスス汚れにはガンダムマーカーのウェザリング用セットに入っている「ガンダムスートブラック」を主に使用しています。これはマーカーのペン先で直接模型の表面に塗るのではなく、塗料皿などに塗って乾かしたもの(粉状になります)を綿棒などでこすり付けるようにして使用します。綿棒の繊維がバラケていると、狙ったところ以外にもススが付いてしまうので注意が必要です(別の綿棒に消毒用アルコールなどを少量含ませたもので拭き取るとかなりマシになりますが)。

 このスス粉を、スス汚れが付きそうな部分(ゲバイの場合は顔面の30ミリ機関砲の周辺)とかパネルライン(スジ彫り)やブロックの境い目周辺にこすり付けました。しかし、スターウォーズのメカと違ってゲバイにはパネルラインが少ないため、ほとんど目立ちません(汗)。ある程度予想はしていましたが、これほど目立たないとは…。

 後は塗装ハゲ表現の部分を増やしてみました。左肩シールドの白いストライプは、デカールの場合は部分的にはがせばそれらしくなるのですが、筆者のゲバイはキットのスジ彫りモールドを頼りに塗り分けたものですので、下地として作ったベージュ色を塗ってごまかすしかありませんでした。う~ん…。

 ようやく完成です。ゲバイというと「やられメカ」の印象が強いですが、ドラグナー登場以前はたぶん無敵の兵器だったのではないかと思います(ガンダム登場以前のザクのように…)。その頃のライバルは作業用ポッドにバルカン砲を取り付けただけのような戦闘ポッドでしたからねぇ。機動性も戦闘ポッドと比べるとかなり差があるようですので、弾丸が当たることはあまりなかったのではと想像しています。相手がミサイルともなると話は別でしょうけど、ゲバイの装甲は主役メカであるドラグナーと同じ構造の複合装甲(マルチプルハイブリッド型)で、厚みは最大30センチほどもありますから…。
 というわけで、いつものようなヤスリによるダメージ表現は入れず、塗装によるデブリ衝突の色ハゲ表現だけにしておきました。




 20年前の単色成型・非スナップフィットのキットを今の芸風で作ることは可能かどうかを検証する実験でしたが、やってみると想像以上に楽しかったです。また別のキットでも試してみたいなぁと思うぐらいです。←それをいうならジュアッグがまだ…(汗)。

 *諸般の事情により、毎日更新でお送りするのが困難になってまいりました。更新のペースをかなり落すことになりますが、今後もよろしくお願いいたします。m(- -)m

 *Zくろばさんからいただいたご質問・ビギナ・ギナ(あるいはヘビーガン)にMG F91かクロスボーン、いずれかのフレームを組み込むことについてですが…:ひじ関節のデザイン的にはビギナ・ギナにはF91が向いていると思います(ひざ関節はぜんぜん違いますので、キットのままの方が良いかと思いますが)。同様の理由により、ヘビーガンにはクロスボーンが向いていると思います。ビギナ・ギナをメインにお考えのようですので、個人的にはF91をオススメします(ハリソン機が安く入手できる可能性が高いと思いますし…)。ビギナ・ギナは意外と大柄ですので、F91のフレームはたぶん入るのではと思います。

不定期連載・1/144ゲバイ(その12)

2008年06月10日 | 不定期連載シリーズ
 久しぶりにゲバイの登場です。前回、ダメージ表現&ウェザリングに関して、
 1.スター○ォーズ風の色ハゲ&スス汚れ仕上げ
 2.S.F.3.D. ORIGINAL(現・マシーネンクリーガー)風仕上げ
 3.電撃ホビーマガジンに載っていた川口名人のゲルググ風仕上げ
 という3つのプランを挙げたのですが、読者の皆様からのコメント&筆者の個人的興味から、「1」のスターウォーズ(旧三部作)風で行く事にしました。スターウォーズに登場するメカの塗装って独特でカッコ良いなぁと思うのですが、今まで試したことがなかったので…。
 ドラグナーに登場するメカのうち、いくつかは「帝国の逆襲」に登場するプローブドロイド(プロボット)の影響を受けていると思われるのですが、このゲバイもなんとなくプローブドロイドっぽいかなぁと思います。

 手持ちの資料(映画のパンフレットや、数年前に京都の美術館で「スターウォーズ展」が開催されていた時に購入した、撮影用プロップの写真集)をじっくり見たのですが、塗装にもいろんなパターンが存在することが分かりました。
 パネルラインの周辺にスス汚れ(?)があるもの、表面の塗装がハゲて下塗りが露出しているようになっているもの、下塗りまでハゲて金属色が見えているもの、マーキングのラインが欠けているもの、などなど…。

 ゲバイは頭頂高16mほどの人型ロボットですので、サイズがわりと近い小型宇宙船の塗装表現をメインに、ボバ・フェットの鎧やドロイドなどの塗装キズ表現も参考にすることにしました。

 とりあえず下地が見えているのを表現すべく、下塗りっぽい色を作ります。ゲバイの装甲には「対センサーコーティング」という表面処理が行われているそうなのでステルスっぽく黒系の色にしようと思ったのですが、それでは金属の色とあまり変わらないので明るめのベージュにしてみました。ガンダムマーカーの白をベースに黄色や赤、グレーを混ぜています。

 人型機動兵器は宇宙空間での戦闘時には進行方向が一定でないのではと思いますので、宇宙の塵(デブリ)によるキズをいろんな方向から付けてみましたが、ちょっと不自然かもしれません(汗:合わせ目部分をごまかすように塗っていますし…)。後で見てみておかしい部分があったら消そうと思っています。無塗装の表面に汚し塗装をする場合の利点ですねぇ。


 次に、下塗りまでハゲて金属地が出ている部分をグレーやシルバーで塗りました。フレームの部分は装甲の部分よりも塗装の層が少ないと思いますので、いきなりシルバーで塗っています。


 作業すればするほど「スターウォーズ風」から遠ざかっていっているような気もしますが(汗)、とりあえずこのまま続けようと思います。う~ん、大丈夫かなぁ…。

 *HGUCザクⅡ改(とりあえず最終回)の記事に、読者の皆様からたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます! m(- -)m 8月ごろにデカールが発売されるようですので、その頃に続きをお送りします♪

遊べるキット♪「ガンダムF90」

2008年06月09日 | プラモやってて思うこと&ガンプラの歴史
 革新的な内容の名作・「1/144 ポケットの中の戦争」シリーズから約1年後、劇場版の新作ガンダム(「機動戦士ガンダムF90」)の噂もちらほらと流れ始めた頃、久しぶりに大きな箱のガンプラが発売されました。その名は「ガンダムF90」! 1/100スケールで2500円というと、1/100ニューガンダム(旧キット)に匹敵する規模のキットです。

 劇場版新作ガンダムより1つ前のナンバーが与えられたこのガンダム、ディテールはニューガンダムやアレックスと比べるとやや細かくなっていますが、全体的にはRX-78ガンダムをスリムにしたような雰囲気にまとまっています。ガンダムF91のデザインが公開されていなかった頃は、このガンダムF90の姿を元に想像するしかありませんでした(何かのイベントでF91のシルエットが公開された時は背中にウイングバインダーのようなパーツが付いた、百式のようなスリムな姿に「あれ?F90ともかなり違うなぁ」と思いました。懐かしい…)。
 ちなみにこのF90はF91のデザインの初期案を元に大河原氏が再デザインしたもののようです。「機動戦士ガンダムF91」公開後に発売されたムック本では、F91やクロスボーン・バンガードのMSのデザインができるまでをたどったページがありました。最初、ガンダムF90に似たデザインだったF91(「銀河漂流バイファム」の「ポッド」や「機動武闘伝Gガンダム」の「コアランダー」と似た方式のコアファイターシステムがありました)が、富野監督や安彦良和氏との打ち合わせにより、シンプルで滑らかな曲面を持つデザインに変わっていくのが印象的でした。

 F90や新作劇場版に登場するモビルスーツは、当時小型化・高性能化が進んでいた電化製品などを反映してか、「逆襲のシャア」時代の身長20メートル前後からふた周りほど小さい15メートル前後に設定されています。
 そんな小さなMSの1/100キットが大型MSである1/100ニューガンダム(しかもフィン・ファンネル付き)と同額であるのには訳があります。1/100ガンダムF90にはA・D・Sの3種類のオプション兵装がセットされているのです。兵装ユニットは機体各部のマウントラッチに取り付け/交換できるようになっています。
 ノーマルF90:ビームライフル・ビームサーベル・シールド・バルカン砲を装備した、シンプルな白兵戦用MS。
 A:アサルトタイプ。大型の飛行ユニットを背中と両肩に3点支持。腕と脚にはプロペンラントタンク、腰後ろにはビームバズーカを装備する長距離侵攻タイプ。
 D:デストロイドタイプ:両肩にはグレネードランチャー、腰フロントアーマーにクラッカー、腰後ろにはガトリング砲、腕にはミサイルポッド、脚には高機動スラスターを装備した一撃離脱戦タイプ。
 S:サポートタイプ:2連装キャノンを背中と両肩に3点支持、腕には4砲身のビームガン(ガンタンクの腕みたいな外見)、脚には長距離ミサイル、腰フロントアーマーにはセンサー類、腰後ろには姿勢保持用ジャッキを装備した長距離支援タイプ。
 …という感じで、ストライクガンダムでいえばエール・ソード・ランチャーストライカー、インパルスガンダムならフォース・ソード・ブラストシルエットの3種類の兵装がセットされたような豪華なキット内容でした。従来のMSV(モビルスーツ・バリエーション)ならそれぞれの目的に合わせた機体が製造されていたため、基本形+オプションによるバリエーションというのは新鮮に思えたのです(F90以前にもゼク・アインの兵装バリエーションはありましたが…)。

 F90本体も「ポケ戦」のGMコマンドを発展させたようなキット内容+システムインジェクションによる設定カラーの再現と、良く出来ていました。頭身の高いスリムなシルエットのRX-78風ガンダムで、実にカッコ良かったんです。馬面な顔を除いては…。

 F90には上記の3種だけでなく、AからZまでの26種類ものオプション兵装が計画されていましたが、さすがに多過ぎたのか、キットが発売されたのはP(プランジ=大気圏突入タイプ)、V(ヴェスバー=ガンダムF91の装備の試験タイプ)、L(ロングレンジ=長距離狙撃タイプ)まででした(これらは本体+オプション1種の単体売りでした)。
 Lタイプのガンダム本体は、火星独立ジオン軍に強奪・改造された後に奪還・再改造されたというややこしい設定の「F90Ⅱ」に変更されています。頭部や胸部がF91に近いデザインになっていました。
 そういえば、コアファイターシステム搭載の「F90Y クラスターガンダム」というのもありました。こちらはF90とは大幅にデザインの異なる新設計品になっています。このクラスターガンダムやF90Aのビームバズーカは、「機動戦士ガンダムF91シリーズのビギナ・ギナや「機動戦士Vガンダム」の1/100ガンブラスターにも流用できます。

 さて、F90シリーズのオプション組み換えなどで遊びまくった筆者は、公開されたF91のデザインを見て愕然としました。
 「オプション兵装無いやん…(汗)」
 ――F91シリーズ編に続く…
 

HGUC ザクⅡ改(とりあえず最終回)

2008年06月07日 | 現在製作中

 HGUCザクⅡ改も今回で一応の最終回となります。いつもどおり最終回は縦長の写真がズラズラと並ぶ構成になるため見づらいですが、ご了承願います。m(- -)m

 
 脚の可動は1/144スケールのザク系キットとしては最強クラスと思われます。特に見た目と可動範囲を両立した足首が素晴らしい♪
 あと、脚を腰に取り付けてから気付いたのですが、股関節の前後スライドギミックの可動部がややユルいです。腰フレームへの取り付け用ポリキャップの軸に瞬間接着剤を少量塗ってからポリキャップを取り付けると、接着剤の乾燥後にちょうど良い固さの可動になってくれますよ。 


 このキットは可動と色分けを充実させつつ1200円(税抜き)という価格に抑えるためか、右の握り拳や股間のスタンド取り付け穴のフタといったパーツが省略されています。スタンドに取り付けないと、ポリキャップの穴が丸見えですので…

 コトブキヤさんの角モールド(だったかな?)にランナーを貼り付け、ポリキャップ隠しのフタを作りました。着脱しやすいようにランナーは短め(2ミリほど)で、ポリキャップに対しややユルめにセッティングすると良いと思います。

 フタを取り付けたところです。使用したパーツは、出渕メカっぽく見えるようなディテールのものを選びました。


 HGUCザク改、一応の完成です。なぜ「一応」かといいますと、8月ごろにHGUCの0080シリーズ対応の水貼りデカールが発売される予定だからです。デカールでマーキングした後にダメージ表現やウェザリングを施したいですからねぇ(劇中ではアップになった時の傷み具合が印象的ですから…)。


 斜め前と斜め後ろから。写真ではかなり細く見えますが、実物をじかに見るともうちょい太いです。また、よく似たプロポーションと思っていたMGザクver2.0とシルエットを比較すると、HGUCザクⅡ改はひと回りゴツいプロポーションになっています(特にボディー周り)。


 Bタイプ。頭部に厚みがあるため、通常型とはやや雰囲気が異なります。


 旧キットの箱絵はこんな感じだったでしょうか(うろ覚えですが…)。動きのあるポーズを取らせると細さが気にならなくなります。筆者はほぼ完全にこのキットのプロポーションに慣れました。たぶん旧キットを見ると逆に違和感を覚えるのではと思うぐらいです。個人的には「これはこれでアリやねぇ」と思います。
 思い入れのあるファンの方が多いであろう機体だけに、設定画や劇中のイメージとは異なるプロポーションであるのにはやや疑問を感じますが、可動ギミックや色分けが素晴らしい(全体にスポンジヤスリを掛けてやると良い色と質感になりますよ♪)キットですよ! 写真を見て「細い!(汗)」と思われた方、実物は見慣れるとけっこう良い感じですよ~♪

 ――あ、ヒートホーク忘れてた…(汗)。


 *7月にMGキャンペーンが開催されるそうです。今回は特別カラーのアクションベース台座部分やキャラクタープレートが封入されるようですよ♪

 *通りすがりさん:Hアイズにこだわってモノアイ改造してきましたが、ネイル用のデコパーツも良さそうですねぇ♪ 値段が安くて量が多いのも魅力ですね。今度100均に行ったら探してみます。ありがとうございます!

 *コジロウさん:やっぱりこれぐらいシンプルな方が「機動歩兵」といった感じで良いですねぇ♪ 翼とか巨大な武器を持つ機体とは違う魅力がありますね。

 *ASAHII@さん:巨大感とか精密感を考えると、Hアイズはあまり向いていないかもしれませんねぇ。デフォルメされた表現のモノアイという感じですね。アニメ風の仕上がりなら、キットのシールをシワが寄らないように貼るというのも意外と良いですよ♪

 *HKRさん:旧キットが手元に無いので比較できませんが、おそらくザク本体との対比から同じぐらいの大きさでないかと思います。
 モノアイの件のフォロー、ありがとうございます♪

 *あああさん:はじめまして! コメントありがとうございます。m(- -)m 。筆者も同感で、「これはこれで♪」と思います。写真写りや設定画などとのギャップから、かなり損をしているキットだなぁと思います。一つ完成させた後にもう一個組みたくなるキットって、久しぶりです♪
 今後もよろしくお願いします!


HGUC ザクⅡ改(その9)

2008年06月06日 | 現在製作中
 接着剤の乾燥待ち中の脚は、念のためもう少し放置しておこうと思っています。その間に出来る作業というと、もうマシンガンの組み立てぐらいしか残っていません。ちょっと前までは複数のネタを混ぜて作っていたのに、このHGUCザクⅡ改では他のキットには目もくれずここまで来ています。なんだかんだいいつつ、かなり気に入ってるんですよ、このキット。

 MMP-80前期型マシンガンは左右貼り合わせ式の本体にセンサー、銃口、グレネードランチャー、弾倉のパーツを取り付ける6パーツ構成です。グレネードランチャー取り付け部は、グレネードを取り付けなくても見栄えするよう、取り付けピンの形状が工夫されています。

 ところでこのマシンガンですが、設定画を初めて見た時「なんでドラムマガジンじゃないねん!?」と思いました。ザクのマシンガンというと円盤状の弾倉というのが小学生の頃から刷り込まれていましたから、かなりの衝撃を受けました。ザクFZのデザインって、このマシンガン以外にも支柱の無いモノアイスリットやランドセルに3基並んだスラスターノズル、どちらかというとザクⅢのような胸部などなど、ザクⅡの基本的なラインからわざと外したようなデザインになっていますねぇ。後のザクⅢやギラ・ドーガにつながるデザインを目指したのかもしれません(他にもガンダムNT-1→ニューガンダム、ジム・スナイパーⅡ→ネモ、ゲルググイェーガー→ガルバルディβ、リックドムⅡ→ドライセン、ハイゴッグ→カプールなど、発展の流れが感じられるようなデザインになっていますからねぇ)。


 センサーの部分には「Hアイズ ミニ」の1.5ミリを貼り付けてあります。サイズが小さいので、裏面にラピーテープを貼る代わりにガンダムマーカー「メッキシルバー」を塗ってあります。モノアイよりも光ってしまうと気まずいですし…(笑)。 
 銃口はキットのままでもちゃんと開口されています。

 このマシンガンは「ガンダム0083」以降、「MMP-80前期型」と呼ばれるようになりました。「0083」には「MMP-80後期型」が登場するのですが、デザインはともかくサイズがかなり違うような気がします(銃身部のデザインの違いを差し引いても)。両者が同じ口径の銃とはとても思えないぐらい…(汗:口径と銃のサイズはあまり関係ないのかもしれませんが)。
 MMP-80前期型には120ミリ口径説と90ミリ口径説がありますが、サイズを考えると120ミリ口径の方がしっくり来るなぁと思います(あくまでイメージ的なものですが)。現実の銃でも同じ銘柄で口径が違うものもありますので、「前期型=120ミリ」「後期型=90ミリ」というのもアリだと思うのですが…。


 *HKRさん:>昨日のはまだです ←うう、ごめんなさいっ(汗)。
 カッコ良いっす! 股間ブロックは下方向に延長してあります? スゴく落ち着きのあるプロポーションになっていると思うんですが…(腰高な印象にならないようにするためには、股間ブロックの上下高さは重要だと思います)。
 Bタイプ頭部は筆者ももう少し低い方が好みです。

 *daiさん:こちらこそありがとうございます♪ B型ヘッドはモノアイシールドの取り付けでかなりてこずりましたが、おかげさまでなんとかなりました。バーニア類の部分塗装は面倒くさいですが、頑張ってくださいね!

 *コジロウさん:ありがとうございます! 最後の写真は画像加工無しであそこまで光ってくれた奇跡の一枚なんです♪
 Vガン武器セットの手首は良いものですね。筆者もVガンリーオーで使っています。1/144サンドロックやヘビーアームズは他の3体と頭身が違うのが難点ですねぇ(特にサンドロック)。う~、なんかヘビーアームズ作りたくなってきました(笑)。

HGUC ザクⅡ改(その8)

2008年06月05日 | 現在製作中
 脚が接着剤の乾燥待ち中ですので、その間にBタイプの頭部を作ることにしました。Bタイプの頭部はギラ・ドーガの先祖のような、旧ドイツ軍のフリッツヘルメットを模した形状になっています。通常タイプとは大幅に形状が異なりますが、パーツ構成はほぼ同じです。 

 モノアイの可動ギミックを仕込む作業は過去記事「HGUC ザクⅡ改(その2)」および「その3」と同じですので、そちらもお読みいただければさいわいです。通常型頭部ですでに同じ作業をやっているため、こちらはすんなり出来ました。ところが…

 フリッツヘルメット状の頭部上半分パーツは通常型頭部上半分パーツに比べて深さがあるため、ビニール製モノアイシールドは余裕で入ると思っていたのですが、なかなかうまく入りません(汗)。キット付属のシールよりも上側と下側を約0.5ミリだけ広げたサイズにしたら、ようやく入ってくれました。

 通常型頭部との比較。「その3」の記事に読者さんからいただいたコメントにあるとおり、Bタイプの頭部はヘルメットに収まった形状になっているため、通常型よりも小顔になっています(横幅が狭いです)。幅が狭い分、モノアイシールドのカーブがきつくなっているため、ビニールフィルムが入りにくかったのかもしれません。
 ビニールが入ったのは良いのですが、通常型頭部に比べるとヘルメット内部容積に余裕があるため、ビニールが落ち着かない(浮いてきて目尻の下にすき間ができる)ことが多いです。その場合は頭部インナーパーツ(A8)をいったん外しかけて戻すと、頭部下半分パーツ(B29)とA8とでビニールを挟み込んで固定できるようです。

 完成したBタイプ頭部。通常型よりもひさしの部分が長いので、モノアイがあまり光ってくれません(汗)。

 今回はモノアイと頭部インナーパーツとの干渉が無いように気を付けて作業したため、可動に支障はありませんでした。モノアイは正面よりも左右どちらかに振っておいた方が光が反射してよく光ってくれると思いますよ♪


 *Zくろばさん:Vガンダムの変形についてはコジロウさんのおっしゃる通り「角川書店 100%コレクション機動戦士Vガンダム vol.1&2」がおそらくベストの資料だと思います。あと、こちらのサイトさんが3DCGモデルで変形プロセスを再現されています。あとの資料としてはTV第1話をじっくり観るのがよろしいかと…。

 *コジロウさん:フォローありがとうございます。m(- -)m とても助かりました。
 Vガンシリーズ~1/144エンドレスワルツシリーズのポリ手首って難儀でしたねぇ(汗)。メタルプライマー塗ってからラッカーで塗ってもハゲますし…。

 *Jさん:人型であるモビルスーツにとって、手指の表情は全体の印象を左右するほど重要だと思います。モノアイMSなら視線の移動がありますが、連邦系などツインアイやゴーグルアイの機体なら目つきなどの芝居ができませんから、なおさら…。

 *HKRさん:ウホ♪ 塗装直前の状態を見ると燃えますねぇ! 肩軸の移動が効いていますね。塗装後の状態が楽しみです♪ ライデンの肩ビーム砲は残念ですが、複雑なギミックですから仕方がないですねぇ。 


HGUC ザクⅡ改(その7.5)

2008年06月03日 | 現在製作中
 タイトルには「その7.5」と書きましたが、正確には5月31日の記事「その5.5」の続きですので、「その5.8」ぐらいの内容になりますが…(汗)。 
 今回は左の握り拳をガッチリと握った状態にする改造です。前にも書きましたが、作業的にはザクⅠスナイパーの記事とかなり重複していますので、そちらも合わせてお読みいただければより分かりやすいかと思います。


 人差し指~小指の先端部とつながった状態の親指をエッチングノコギリで切り離し、切断面をヤスリと耐水ペーパーで整えます。指先の形状は右の銃持ち手や左の平手の親指を参考にします。
 指先にはパッド状の部分をランナーから削り出して接着し、復元しておきました。


 親指を切り離す時に、人差し指の先端部がどうしても欠けてしまいます。中途半端に残っている部分にランナーの小片を接着して復元するよりも、指の第1関節から先をランナーから削り出して新造した方が早くてキレイだと思います。ザクⅠスナイパーの時は接着には瞬間接着剤を使用しましたが、今回はリモネン系の流し込みタイプ接着剤を使用しました。多少強引に接着してもなんとかなってくれるのがありがたいです。


 指先を復元した親指および人差し指~小指の先端を手の甲側のパーツに取り付けた状態です。接着剤が乾いたらパーティングラインや仕上げの荒い部分を処理します(接着剤の待ち時間が要るので、やっぱり瞬間接着剤を使った方が良かったかも…:汗)。
 


 手指の接着剤の乾燥待ちの間に、これまた接着剤の乾燥待ち中の脚を胴体に組み込んで撮影してみました。だんだんキットのプロポーションに目が慣れてきたのか、「設定画のイメージと比べるとぜんぜん違うけど、これはこれで…」と思うようになってきました。慣れって恐いですねぇ…。


 *びといんさん:確か筆者の手元にはザクⅠスナイパーの改修済み握り拳があるはずなのですが、現在ザクスナ本体とともに行方不明なんです。発見したら使うかもしれませんねぇ(色についてはガンダムマーカー「ガンダムメカグレー」でなんとかなりそうです)。それにしてもどこに行った、ザクⅠスナイパー!?

 *コジロウさん:筆者もあのタイプの可動指は好きなんですが、なぜか姿を消してしまいましたねぇ。昔のMGキットみたいに固定指と併用する形で復活してくれたらなぁと思うのですが…。

HGUC ザクⅡ改(その7)

2008年06月02日 | 現在製作中
 HGUCザクⅡ改の製作も後半に差し掛かってきました。大きな武器とか背負い物が無い分、楽で良いです♪

 太ももの装甲は前後分割です。

 (*写真のパーツは部分塗装してあります)すね装甲も前後分割になっています。ふくらはぎのスラスターノズルはすね内部のフレームに一体成型されています。

 太ももとすねは「接着→合わせ目消し」が必要ですので可動範囲などの検証は後回しにして、接着剤が乾くまでの間にできることをやってしまいます。

  

 銃持ち手とヒートホーク持ち手を兼ねる(?)右手です。銃持ち手の状態を優先したために、人差し指が思いっきりカギ状になっています。これではヒートホークを持たせてもサマにならないので、なんとかしたいところです。
 前にも書きましたが、細くて小さい印象の前腕に比べると、手はかなり大きいです。エッチングノコギリで指や手のひらをいったん切断して、長さを詰めて再接着するなりして小型化したいところですが、それをやってしまうとマシンガンのグリップまで加工しなければならなくなってしまうため断念しました。
 
 とりあえず自己主張の強すぎる人差し指だけエッチングノコギリで根元から切断し、角度を変えて再接着しました。この作業についてはHGUCシャア専用ゲルググの記事も参考にしていただければさいわいです。

 ヒートホークを持たせてみました。キットのままよりも多少マシになった、かな…? コストなどの面で仕方なかったのかもしれませんが、やっぱり右の握り拳も付けておいてほしかったなぁと思います。


 左の平手は親指がグワッと開いていて、まるで恐竜のイグアノドンの手のようです(当ブログの最初の製作ネタ「HGUCパワードGM」の時も「あんたはイグアノドンか!?」と書いたのを思い出しました。懐かしい…)。
 親指だけでなく、全体的に手が大きく見えるポーズになっていますので、親指と薬指と小指をエッチングノコギリで切断し、角度を変えて再接着しました。接着する時には流し込みタイプの接着剤を使うと作業しやすいです(削って角度を変えた指と手のひらとの間にすき間ができても接着剤が良い感じに埋めてくれます)。

 指のポーズ変更により微妙に小さくなったような気もしますが、あんまり変わらないかも(汗)。

 次回は左握り拳の続きです。


 *ここで臨時ニュースです。ホビーショップ ミドリホームページにてバンダイホビー事業部さんの7月~8月のラインナップが出ています。先日のホビーショーでは発表されていなかったアイテムがありますよ!

 コーラサワーファン待望のAEUイナクト「模擬戦なんだよぉ~!」デモカラーや緑色のHGUCリックドムⅡ(店長&エプロンさんから話を聞いた時は我が耳を疑いましたよ)、1/12ビームサーベル(!?)、BB戦士のガンダムエクシア(なんと胸のGNドライヴの色が変わるトランザムモード再現ギミック付き!)などなど、驚きのラインナップですよ♪ こんな隠し球があったなんて、ずるいぞバンダイさん!(笑&うれしい悲鳴)

 
 *昨日の記事にUNKNOWNさんからアドバイスのコメントをいただきました。
 >ガンダムマーカー等を使い同系統の色をあらした面に塗り30秒程経ったらティッシュ等でふき取って←30秒程経ったらというのが勝利のカギのようですねぇ! さっそく試してみます。アドバイスありがとうございます♪ 

HGUC ザクⅡ改(その6)

2008年06月01日 | 現在製作中
 HGUCザクⅡ改は出渕裕氏による設定画や劇中のイメージとは大幅に異なるプロポーション(むしろMGザクver2.0に近いと思います)であるため、評判はあまり良くありません(モノアイが固定式であることもその一因であるとは思いますが)。ファンの多い機体なら、なおさら劇中あるいは設定画のイメージを尊重すべきだと思うのですが…。
 しかし、優れた部分も数多く持ったキットでもあります。今回はその優れた部分の一つ、足です。


 片方の足で10パーツもあります。1/144スケールのザク系MSとは思えない充実っぷりです♪ ひと昔前の傑作キット「HGグフカスタム」では3パーツで構成されていた部分です(デザインの違いはありますが)。
 おかげで可動も色分けも従来の1/144ザク系キットとは大きく異なります。
 それにしてもやっぱりサイズが小さいですねぇ(汗)。


 ザク系MSの足首の可動範囲を狭くしている原因である足の甲のパーツは、設定カラーの再現のためだけの別パーツ化ではなく、可動範囲を確保するために可動するようになっています。このパーツだけ独立可動するのではなく、足首関節ブロックに固定された状態で、足首関節の動きによって向きを変えるようになっています。1/144キットでは初のギミックです。従来ならユーザーが手を加えていた部分が製品の段階でギミック化されているというのは非常にありがたいですねぇ。



 色分けも可動も本当に良くできています。HGUCでF2ザクがキット化されるなら、ぜひ同様の機構を盛り込んでほしいなぁと思います。これでプロポーションが設定画または劇中のイメージに近ければ、もっと評価が上がるのにと思うと実にもったいないです。

 次はひざ関節です。

 ひざ関節は2重関節になっています。旧キットでは下側のみ可動でしたが、今回は上側の可動部はダミーではありません。
 下側関節のポリキャップの軸が若干ユルいような気がしますので、ポリ軸にごく少量の瞬間接着剤を塗ってからひざ関節パーツに組み立てると、接着剤が乾いた後でちょうど良い固さの可動になるのではと思います(筆者は忘れていましたが…)。
 旧キットではひざアーマーはすね装甲に一体成型されていましたが、今回は別パーツ化され、ひざ関節に取り付けるようになっています。MGクラスのキットのような「連動可動」ではありませんが、連動可動っぽい雰囲気を味わえます♪


 ひざの裏側の合わせ目部分には段差ができますので、丁寧に合わせ目消しをしてやる必要があります。筆者は装甲の合わせ目は消しても関節部の合わせ目を消さないことがけっこう多いですが、今回はさすがに段差が目立つので消しました。
 
 今日は両脚の全パーツのゲート処理をしたため、かなり時間を食ってしまいました。続きは明日…。

 
 *びといんさん・コジロウさん:「おたすけグッズ」懐かしいですよねぇ♪ 「ご可動さま」やラーク(現・ウェーブ)のポリキャップが発売される前は、キットを一つつぶしてポリキャップを確保していたことを考えると夢のような商品でしたねぇ。

 miffyさん:はじめまして! コメントありがとうございます。 息子さんに喜んでいただけて、とてもうれしいです。息子さんによろしくお伝えくださいね♪
 今後もよろしくお願いします!

 Zくろばさん:何を隠そう、Zくろばさんがご覧になった「てっちゃん」を数日前に筆者が「どれにしよう…?」と見比べていたんですよ(笑)。Vダッシュガンダム、入手できて良かったですね♪ オーバーハングキャノン⇔コアブースターのギミックが良くできているキットですから、ノーマルに比べるとお得感が高いですからね♪
 それにしても、意外と近くにお住まいなのでビックリです。お会いできるチャンスもあるかもしれませんねぇ。