ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

第50回全日本模型ホビーショーレポート(その4)

2010年10月14日 | 臨時ニュース・その他

 「MG ガンダムデスサイズヘル エンドレスワルツ版」は、先日発売された「MGデスサイズ」のバリエーションキットです。

 裏側がスカスカになってしまうことが多いアクティブクロークですが、MGではしっかり作り込まれています。
 他にもシェンロン・ヘビーアームズ・サンドロックのアーリータイプが参考出品されていましたが、1/100HGキットの改造品のようでした。


 HGFCノーベルガンダムの補足です。ビームリボンはやっぱりPET樹脂のシートでした。劇中の「お姫様だっこ」を再現するために、ゴッドガンダム用の平手が付属するようです。


 GSIクレオスさんの「ガンダムカラー」がリニューアルされます。今回のものはセット売りではないバラ売りだそうです。隠ぺい力などの性能が向上し、色味も従来のものとは異なるという話です。


 …これで当ブログでのレポートは終了です。事前に大型アイテム(PGストフリとかメガサイズシャアザクとかMGクアンタとか…)が発表されていたため、今までのホビーショーのようなサプライズがあまりなかったというのが個人的な感想です。でも、魅力的なアイテムが数多くあり、やっぱり財布には厳しい状況だなぁと思います(笑)。
 この後はエプロンさんにバトンタッチします。エプロンさんが大阪に帰ってきてからのアップになるため、時間的には遅くなりますが、大きな画像が豊富に詰まったレポートになることと思いますので、ご期待ください♪

 *MGダブルオークアンタの発光ユニットは別売りになるそうです。MGジンクスと同じ方式での販売になるのでしょうか?

第50回全日本模型ホビーショーレポート(その3)

2010年10月14日 | 臨時ニュース・その他
 今回はガンプラ以外のキャラクターキットの特集です。

 実写版映画が12月に公開される「宇宙戦艦ヤマト」の新作キットです

 スケールは1/500で、かなり大きいようです。コスモゼロ・ブラックタイガー・コスモタイガーⅡなどの艦載機が2機ずつ付属します。

 
 MGフィギュアライズの新作キットも続々登場!「仮面ライダーW」の「ファングジョーカー」および「仮面ライダースカル」、そして…

 「仮面ライダーアクセル」も展示されていました。バイクフォームも再現されるようです。



 「デジモンアドベンチャー」のプラモデルシリーズが「デジモン・リブート(再起動)」としてスタートします。かなり大きいキットになりそうですねぇ。

 こちらは参考出品の「デュークモン」。  

 続いてコトブキヤさんのブースから…

 「Dスタイル」の新作は「超獣機神ダンクーガ」です。断空剣とダイガンが付属します。


 「メダロット」の「ガンノウズ」は来年春発売予定、価格は未定です。


 浅井真紀氏の可動ガレージキット「レイキャシール」がコトブキヤさんからプラキット化されます。サイズは写真のような大きいものになるんでしょうか?
 

 「撃て!避けろ!そして…当たれ!」シューティングゲーム「斑鳩(いかるが)」の1P側自機です。シャープな部分がキッチリ再現されているのはさすがコトブキヤさん♪ 

第50回全日本模型ホビーショーレポート(その2)

2010年10月14日 | 臨時ニュース・その他

 待望の「HGUCグフカスタム」、製品とほぼ同様の見本品が展示されていました。ひじ関節部が水色!?…と思ったら、展示されている箱絵でもボディ同色でした。カラー設定画でもそうなっています。ひじ関節部がグレーというのは、従来のキットを見続けてきたことによる思い込みだったんですねぇ(笑)。

 ガトリングシールドは分解可能です。シールドのフチの水色部分も色分けされています。

 
 「HGUCジムカスタム」の別アングルからの写真です。やはり本体はHGUCジム・クゥエルとは違う設計になっていて、パワード・ジムやジム改のパーツが一部流用されるように思えます。武器類はクゥエルと共通かもしれません。



 「劇場版機動戦士ガンダム00」の主役メカ「ダブルオークアンタ」、早くもMGキット化です。

 「MGガンダムエクシア イグニッションモード」と同様の発光ユニットが内蔵されるようです。MGジンクスのような「発光ユニット別売り」ではないと思うのですが…。


 SDのダブルオークアンタも待機中!

 各ソードビットはGNソードⅤに取り付けられるようです。バスターライフルモードにできるかどうかは、今のところ不明です。


 「PGストライクフリーダムガンダム」の雄姿!

 特徴的な金色のフレームは、写真ではメッキというよりエクストラフィニッシュのような色合いに見えます。カトキ氏によりアレンジされたデザインが格好良いですねぇ♪

第50回全日本模型ホビーショーレポート(その1)

2010年10月14日 | 臨時ニュース・その他
 会場のエプロンさんから送られてきた情報、第1弾です。

 HGUCシリーズの新作は「機動戦士ガンダムOO83」より、待望の「ジムカスタム」です。
 
 基本的には一見HGUCジム・クゥエルがベースになっているように見えますが、かなり異なります。HGUCパワード・ジム系に近い部分も見受けられます。完全新規設計なのかもしれません。特にクゥエルで「太ましい」と形容されることが多い脚部のプロポーションが改善されています。手元にあるクゥエルと比較すると、ひざアーマー・ひざ関節のマルイチ部分・ふくらはぎの横幅が切り詰められているようです。太ももの形状およびパーツ分割方法も変更されているかもしれません。
 ひじ関節は可動重視のため、設定画とは異なった形状になっています。

 
 
 

 「SDガンダム三国伝」の豪華アイテム。メッキパーツやクリアーパーツがキレイです。



 「三国伝」コーナーでは老将「黄蓋グフ」も参考出品されていました。発売されるといいなぁ…。


 HGFC第2弾は「ノーベルガンダム」です。ビームリボンはシート状の素材のように見えるのですが、製品ではどのような素材が使われるか気になるところです。


 アーケードゲーム「機動戦士ガンダムエクストリームバーサス」の「エクストリームガンダム」も発売されます。声の出演は、あのGACKT様だそうです。ビームライフルがギターを模した形状になっていますねぇ。

第50回全日本模型ホビーショーレポート(その0)

2010年10月14日 | 臨時ニュース・その他
 いよいよ今日から「第50回全日本模型ホビーショー」が開催されます。いつも通り、現地に向かったエプロンさんから送られてくる情報を元にレポートをお送りします。更新はややゆっくりペースになるとは思いますが、いろいろ検証も含めて濃い内容のレポートにしていきたいと思っています。
 なお、展示品の中には開発中の試作品のために実際の製品とは形状・仕様が異なる物もあるかと思います。発表されている発売時期や価格が変更される場合もあります。また、記事内のパーツ分割や可動機構についての記述には画像から筆者が推測したものも含まれており、実際とは違う場合もあるかもしれません。どうぞご了承ください。m(- -)m

 さて、今回の模型ホビーショーは50回目、そしてガンプラは今年30周年です。どんなサプライズが控えているのか、筆者も楽しみです。それでは、開場までしばらくお待ちください。m(- -)m

HGUCデルタプラス(全)

2010年10月03日 | Z・ZZ・センチネル・逆シャア・UC
 前回の記事のラストで「次のキットが作りたくてしょうがないので」と書いたキットは「HGUCデルタプラス」です。5月のホビーショーで試作品が発表されて以来、ずっと作りたいと思っていたキットです。待ちに待ったキットですが、諸事情により製作記事は手短に済ませます。
 
 
 写真左:このキットでまず目に付く部分が前頭部のアンテナ(?)部分だと思います。破損防止のため全体に分厚く、安全性確保のため先端にフラッグ(突起)が付いています。
 写真右:フラッグを切断し、アンテナの裏側を削って薄く見えるようにしました。アンテナ先端部はゼータガンダムのカメラガード(短い方のツノ)を意識して斜めに切ってあります。アンテナの付け根辺りとか額の五角形部分との境目はエッチングソーなどで切れ込みを入れるとよりシャープな仕上がりになると思いますが、筆者は強度が低下するのを恐れてスジ彫りやスミ入れで対処することにしました。   

 
 写真左:向かって右側のアンテナが削り込んだ後の状態です。
 写真右:左側が削り込んだ方のアンテナです。強度を確保するため、後ろ側はほとんど削っていません。
 頭頂部カメラの両脇にある小さい方のアンテナは非常に小さいため、手を加えてもあまり効果がないと思い、そのままにしておきました。 

 
 写真左:このキットの目の部分はマスクのパーツにシール(色はブラウン・ブルー・シルバーの3色が用意されています)を貼り、その上から無色透明のカバーをかぶせる構造になっています。マスクのパーツには切れ長の格好良いツインアイのモールドがあるのですが…
 写真右:無色透明のカバーパーツを取り付けると、目と目の間がかなり離れた状態になってしまいます。カバーパーツの厚みが中央部で分厚くなっているため、レンズの役割を果たしてしまうからだと思われます。

 
 写真左:試しにマスキングテープを目の形に切って、キットのモールドよりも内側寄りに貼ってから…
 写真右:透明カバーを取り付けてみました。マスキングテープで作った目がちょうど良い位置になりました。

 
 写真左:マスクパーツの目のモールドを削り落としてから目の周囲を黒く塗り、キット付属のホイルシールの金属色部分を目の形に切り出して貼りました。OVA版の設定画では目の下に「隈取り」がありますので、ガンダムマーカー「ガンダムメカグレー」を塗ったシールを細かく切り、隈取りを再現してみました(立体感は乏しいですが…)。
 写真右:クリアーレッドとクリアーオレンジを混ぜた色で塗装した透明カバーを取り付けた状態です。「ガンダムメカグレー」が思ったより暗い色だったためか、隈取りはほとんど確認できません(汗)。隈取りを目立たせるためには、やや明るめの色を使ったほうが良さそうです。

  
 キットの首はゼータガンダムや百式のような五角形断面の形状になっていますが、デルタプラスの設定画(小説版・OVA版共に)では断面が円形です。カトキ氏が描くガンダムに多く見られる、太い丸首を再現することにしました。
 コトブキヤさんのバーニアノズルパーツの両端をかめっチ式パーツスライサーで約2.5㎜切断したものを使用しました。

 
 首の基部外装パーツの開口部を、太い丸首に対応させるため丸く削りました。


 首のパーツはオレンジ色の線で示した部分で切断し、ボールジョイントの基部はバーニアノズルで作った首パーツの穴に合わせて丸く削りました(緑色の線で示した部分)。
 この後、丸首パーツにキットの首パーツから切り出した可動部を移植するのですが、接着位置が歪まないように細心の注意が必要でした。

 
 
 完成した頭部と首です。透明カバーの奥に光るツインアイですが、実際にはあまり目立ちません。キットのシールをそのまま貼るのが楽だと思います(汗)。
 首は個人的好みでかなり長くしましたが、ボールジョイントの可動範囲を確保するため、予定よりも0.5㎜ほど長くなりすぎてしまいました。しまった…(汗)。

 
 首の基部はキットの可動部を利用したため、少しだけ可動します。本当に少しだけですが…(汗)。

 
 写真左:頭部を取り外した状態です。首元の「VMsAWrs」のマーキングは、ちょっとしたお遊びです(笑)。
 写真右:設定画では首の正面に縦線のディテールがあるのですが、スジ彫りを入れるのが面倒くさかったので、黒いシールを細く切って貼りました。 

 
 シールドから突き出したビームサーベルのビーム射出口は、2㎜のドリルで開口した後、コトブキヤさんの丸ノズルSを埋め込みました。ドリルで穴を開ける際には、デザインナイフの刃先で穴の中心とする部分を突き、ナイフをクルクル回して小さい穴を開け、その穴を直径1㎜のドリル→1.5㎜→2㎜のドリルと、順番に広げると失敗が少ないと思います。
 シールド先端のビームガンの砲口は穴が小さいと感じたため、細い棒ヤスリで広げました。

 
 腰サイドアーマーの基部となるアーマー(分かりにくい…)は設定画と見比べるとかなり短いため、ランナータグから削り出して右の加工写真のように延長しようかと思いましたが、脚の可動を妨げてしまう恐れがあるためやめておきました。
 延長する場合は、このアーマーの取り付け方法を考えなければなりませんねぇ…。






 上記以外の部分はパチ組みです。ふくらはぎ横や腰後ろ、シールドの白い部分の色分けにはキット付属のシールを使用しました。変形用の各パーツは、今はランナーにつながったままです。「作りたくてしょうがないキット」のわりにはぞんざいな扱いですが、また機会があれば新たにキットを買ってじっくり作ろう、ということで…。 

 *「HGUCジム改」の製作記事を中断してこのキットの製作記事を始めるということに予想外の反響(?)があったため、このデルタプラスについては手短に済ませ、次回からジム改の記事を再開することにしました。「ジム改の製作記事を中断するのは、失敗隠しのためでは?」というコメントもいただきましたが、筆者は「失敗した」とは思っていませんよ(笑)。失敗したら「失敗でした」という趣旨を正直に書いているつもりですし。

 *「突然ですが相互リンクをお願いします」というコメントをときどきいただきます。 残念ながら当ブログのリンク可能な数には限りがあります。また、「突然ですが」という方は、相互リンクが完了するとすぐ音信不通になったり、ブログをやめてしまったりする場合が多いです。しばらく交流を続けてから、相互リンクについて考えるのが良いと思うのですが、いかがでしょうか?

 *「ラファエルガンダムの脊部のセラヴィーガンダムⅡのモビルスーツ形態の改造のやり方を教えてください」というコメントをいただきました。
 申し訳ありません。筆者はラファエルガンダムのキットを買っていませんので、改造の方法は思いつきません。実際に改造を行なっている方のサイトがあるかもしれませんので、まずはググってください。お願いします。
 ……ひょっとしたら、セラフィムガンダムのように、別キットでセラヴィーガンダムⅡが発売される可能性が無いとも言い切れませんよ♪