ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

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1/20 スコープドッグ(その4)

2007年06月30日 | ガンプラ以外
 前回からの続きです。

 コクピットハッチに首(?:頭部ターレットリングというべきか?)のパーツを接着し、その際にはみ出た「ムニュ」も積極的に利用して、溶接跡をツマヨウジを削って作ったヘラで付けていきました。
 やっているうちに白くなったり仕上がりが荒っぽくなったりする場所が出てきます。その場合は、リモネン系接着剤をごく少量(塗布用のハケをビンのフチでしごいて、ハケに含まれる接着剤を極力減らす)サッと塗ると成型色のグリーンが復活し、表面が微妙に溶けて落ち着きます。その際、ツヤが出てしまいますが…

 完全に乾燥した後にパーツ全体をメラミンスポンジ(台所とかの磨き掃除に使う白いアレです)で磨くと、ツヤの具合に統一感が出ます。

 溶接表現の作業の合い間(乾燥待ちとか)に、コクピットの内部メカを作っておきました。

 このキットは胸部側面の装甲が取り外し可能(?)になっているため、内部メカも機体の外側から見える部分まで再現されています(写真下)。


 胸正面のエッジ部分の溶接部が乾きました。他の部分も同様に、エッジのカドが斜めに削ったようになっている部分(C面取り)に溶接跡を付けていきます。

 胸部は意外と各部にカーブが掛かっているので、マスキングする時には細切りしたマスキングテープを使うと作業しやすいです。細切りしたマスキングテープを使う時は、接着剤がはみ出る可能性が高くなるので要注意です。


 溶接跡の作業が済んだら、また乾燥待ちの間に他のパーツを加工していきます。写真は背中の装備品取り付け用フックですが、底面に大きな肉抜き穴が開いていて、その穴を埋めるパーツとの間にすき間が出来ています。その面に接着剤を多めに塗り、ビニール袋に「ぶちゅっ!」と押し付けてすき間を埋める作戦を実行中ですが、うまく行くかちょっと心配…(汗)。


 背面の両サイドにはC面取りされた面がありません。仕方がないので、端から1ミリ弱程度の幅で溶接跡を付けました。


 首やボディーのエッジ部分の溶接跡処理が終わりました。次はようやく頭の組み立てです。ロボットの頭を作るのって楽しみなんですよ♪

 ―次回予告―
 幾重にも重なる部品が組み合わさり、さまざまな表情を見せるターレットレンズが光り輝く。そこに現れるのは装甲騎兵の顔無き顔…。バイザーの向こうにキリコが見える。
 次回、「アッセンブル(組み立て)A-20」。赤いレンズのパーツに、どちらを使うか?



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1/20 スコープドッグ(その3)

2007年06月29日 | ガンプラ以外
 金属の溶接跡って、バイクや戦車の模型の作例で施されているというのを意識するまではあまり気にしていませんでしたが、身の回りにある品物にもけっこう付いているもんですねぇ。ヤカンの注ぎ口の根元とか、今筆者の目の前にあるパソコンデスクの脚の付け根とかにも「グニャっ」とした金属のカタマリが付いています。意識して見るようになると、模型の溶接表現にも役立つと思います。
 

 ボディーの骨格部分はスライド金型を使用した一体成型になっています。かなりゴツいパーツですので、一度箱からこのパーツが付いているランナーを出すと、箱に入れ直すのに苦労します。その際に、ゲート部分に負荷が掛かってパーツを損傷してしまう可能性があるので、早いうちにランナーから切り離しておいた方が良いでしょう。
 特に胸正面のエッジの部分にゲートが来ているので、切り離しは慎重に行う必要があります。今回は、骨格パーツの各エッジの部分に先日予告した溶接跡を付けるので、わりとアバウトにゲート処理しました。


 最初に胸正面のエッジに溶接跡を付けることにしました。リモネン系接着剤でパーツの表面を溶かすのですが、接着剤が付いてはマズい場所をマスキングテープでおおってから接着剤を塗ります。マスキングテープの貼りが甘いと接着剤が思わぬところに流れ込んでしまうので気を付けましょう。
 接着剤はサッと塗るのではなく、チョボチョボと置いていくような感じに塗ると良いです。すぐに乾いてしまうので、2~3度塗り重ねます。
 接着剤を塗った部分のプラスチックが溶けて、触っても糸を引かない程度になったら親指の爪で溶接跡のモールドを入れていきました。
 この作業、一度に何ヶ所もやると失敗する可能性が高くなりますので、2ヶ所づつぐらいを何回かに分けてやる方が良いでしょう。

 溶接跡部分の接着剤が乾くのを待つ間にハッチの組み立てに入ります。

 これはハッチの可動部のヒンジとなる金属シャフトです。このシャフトのおかげでハッチの可動部の強度は非常に高いです。


 ハッチの開閉に連動して伸縮するシリンダーはもともとシルバー成型色ですが、「メッキシルバー」を塗ると質感が高まります。


 ハッチは裏側のパーツに可動部のパーツを組み込んでから、表側のパーツと貼り合わせるようになっています。はめ込みピンの先端がマイナスモールドになっているのが芸コマです♪

 
 写真左は半球状の頭部が乗る首のパーツです。このパーツ、おそらく実機では弓状に曲げた鉄板を2つ貼り合わせて輪っか状にしているのではと解釈し、その場合の合わせ目となるであろう部分(キットのパーツではちょうどパーティングラインになっている部分)に溶接跡を付けました。ランナーの文字(写真右、「-」の部分)を切り取って貼ってあります。
 合わせ目を消す作業というのはいつもやっていますが、合わせ目を作る作業は初めてです(笑)。


 この後、首のパーツをハッチに接着し、合わせ目部分に溶接跡を付けました(次回に続く…←今回は「次回予告」の文章が思い浮かばなかったので、やめときました:汗)。

 

 
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1/20 スコープドッグ(その2)

2007年06月28日 | ガンプラ以外
 バンダイ製1/20スコープドッグ(通称「バンタコ」)の2回目です。
 筆者はめんどくさがりなので、1/100スケールのモビルスーツなんかはコクピット内部の塗装を省略することが多いのですが、1/20スケールとなるとさすがに塗らないわけには行かなくなってきます(汗)。しかもキットのシート周りは良く出来ているんですわ!


 前回、ゴーグルのレンズは「ガンダムメタグリーン」で塗ったのですが、「BSアニメ夜話」を見てみるとレンズは青いようなので、「ガンダムメタブルー」に塗り直しました。ボトムズ新作キット発売に合わせたかのようなボトムズネタ放映とは、NHKさんグッジョブですねぇ!
 ヘルメットの口の部分(?)は「ガンダムシルバー」を筆まぶしで塗りました。耐圧服とかコクピット周辺のカラー設定画を持っていないので、雰囲気重視で適当に塗ってあります。耐圧服にしてもスコープドッグにしても大量生産品なので、生産時期や工場によって部分的に色とかデザインとか材質が違うのはアリだと思います。


 シートはこんな感じにパーツ分割されています。ゲート処理を済ませた時点で一部パーツに塗装しました。シート両サイドのフレームやフットペダルは「ガンダムシルバー」で、パイプ類は「SEEDダークブルー」で塗ってあります。
 できるだけショボく見えるように、意図的に金属(アルミのつもり)むき出しの部分を多くしてみました。一説によると製造台数1億機という大量生産機です。いちいち全部の部品に塗装していられませんよねぇ? コンソール類はたぶんプラスチックむき出しでしょう。よってパーツの成型色&ツヤのまま使用します。


 シートの背もたれ&座面のパーツには、皮の表面のシボのようなモールドが入っています。でも本皮ではなく合成皮革でしょうねぇ。右肩付近の箱にある丸いパーツはスイッチだと思って赤く塗りましたが、模型雑誌の作例を見るとゴーグルのコードを接続するプラグのようですねぇ(汗)。しまったぁ…。


 これはセンターコンソールの底のパーツですが、なぜかアンダーゲートでランナーにつながっています。ゲート部分が非常に太いので、パーツを切り出す時には要注意です。


 先ほどのパーツとセンターコンソール可動用アームの接続はC字型の軸受けを「パチッ」とはめる方式です。某掲示板では破損報告が出ていますので、軸を少し細くしてやるなり、アームの両側面に軽くペーパー掛けしてやるなりして、可動を少しだけユルくしてやると良さそうです。筆者のパーツもちょっとだけ白くなっています。お~恐っ(笑)。


 センターコンソールを組み立てる時は、ポリ製のパイプの挟み込みを忘れがちですので注意しましょう。パーツの下半分の合わせ目消しは断念しました。


 フットペダルが少しだけ可動するのがちょっとうれしいです♪


 シート完成です。部分塗装だけでもけっこう良い雰囲気になりますよ! このシートを見て歯医者さんを思い浮かべてしまうのは筆者だけ? 写真を撮るのを忘れていましたが、パイロットを座らせない状態用の操縦桿パーツも付属しています。

 
 パイロットを座らせてみました。お~、なんかワクワクしてきましたよ。さらに細部を塗り分けると良い感じになりそうですねぇ…。

 ―次回予告―
 樹脂の模型を鋼鉄の機兵に見せるべく、機体に塗られる柑橘油。木ベラが足跡を残し、爪がリズムを刻む。シンナー不要、パテ不要の溶接表現!
 次回、「ウェルディング」。遅めの製作ペースに、気持ちが焦る…。

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1/20 スコープドッグ(その1)

2007年06月27日 | ガンプラ以外
 久しぶりのガンダム以外ネタです。まあ、今年に入ってからガンダム以外ネタは2つめですので、多いといえば多いですが。
 それにしても、極力ノンシンナー前提のこのブログで「ボトムズ」ネタができるようになるとは思いませんでしたねぇ。前々から「バンダイが今の技術でボトムズキットを出してくれたらなぁ…。HGクラスのキット仕様で1/35だと良いなぁ」とか思っていたのですが、まさかホンマにバンダイから出るとは! えらくサイズの大きいキットなので、ヘビー級ATのシリーズ化は厳しいかもしれませんが…。
 「装甲騎兵ボトムズ」の放映当時、筆者は小学生でした。当然、興味はあったのですが、残念ながらテレビで観ることができませんでした。大阪では前番組の「太陽の牙ダグラム」は放送開始時にはサンテレビで放送されていたのですが、途中でテレビ大阪に放送が切り替わったんです。その頃はテレビ大阪が映らない状態でしたので…。
 プラモについてもちょうどその頃、父親からプラモ禁止令(接着剤のニオイがNG)が出ていたので、タカラのボトムズキットは1/48マーシィドッグをこっそり作ったぐらいでした(接着剤を使用しない抜け道としてはカバヤの「ボトムズガム」の軟質樹脂製キットがあったので、そちらをよく作っていました)。昔から筆者は「秘密工場」だったんです(泣)。
 その後、何度か再販ボトムズキットを入手したことはありましたが、当時の筆者のスキルでは完成させることができず、今回の1/20スコープドッグがほとんど初のボトムズキット本格的(?)挑戦ということになります。

 話が長くなりました。それでは製作に入ります。まずは説明書どおり、着座姿勢のパイロットから…。

 着座姿勢の方のパイロットフィギュアはパーツ分割による色分けで、パチ組みでもけっこう良い感じです。

 ブーツや肩パッドなどの茶色いパーツ及びゴーグルや酸素ボンベ(?)のグレーのパーツは破損防止のためか「アサフレックス」という軟質樹脂で出来ています。このアサフレックスは独特の粘りがあり、パーティングラインを消すのがやっかいです。荒めの耐水ペーパーをゆっくり掛けてやれば良いのですが、今回は違う方法を採りました。デザインナイフでカンナ掛けした後に手の爪でしごいて馴染ませ、仕上げにリモネン系接着剤を軽く塗ります(写真右が加工後)。アサフレックスはリモネン系接着剤でも溶けるようなので、ヤスリ跡などで白くなった部分を復活させることが出来ます。


 ヘルメットのバイザーはクリアーパーツです。しかし、ヘルメットの中にはパイロットの顔がありません。立ちポーズのキリコの顔を詰め込んでみようかとも思いましたが、もったいないのでやめました。
 結局、ガンダムマーカー「ガンダムメタグリーン」でパーツ表面以外全てを塗りつぶしました。前頭部の裏側にはめ込みピンがあるので、その部分だけ色が暗くなってしまいますが、その部分はパイロットの前髪の辺りなので、まあ良いかなぁ…(笑)。

 
 腕、脚のパーティングラインを削り落とし、各部を接着して乾燥待ちの状態です。合わせ目にはすき間がけっこうありますので、接着剤は多めに流し込みました。ヒケてくる心配はありますけどねぇ。
 合わせ目消しが終わったら、各部を塗り分ける必要がありますねぇ。でも、説明書にパイロットの塗装指示がありません。う~ん…(汗)。


 キットのヘルメットは水色の線で囲った部分がクリアーパーツに一体成型されています。ここのオレンジ色を再現すべく、キットのモールドを削り落とし、オレンジ色のランナーの板部分を薄く削いだモノを貼り付けてみました。
 記事1回分使ってもまだ完成していないパイロットフィギュア、なかなかのツワモノですぞ~♪

 ―次回予告―
 キリコを組んだオッサンの前に姿を現したのは革張りの操縦席であった。見えない部分にも施された彫刻にオッサンは驚く。複雑に分割されたコンソールを組み上げると、操縦桿を握る手が届かない…。
 次回、「座席」。アサフレックスの表面処理は、ムズい…。
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無塗装・ノンシンナーで溶接・鋳造表現は可能か?(1/20スコープドッグ その0・後編)

2007年06月26日 | オッサンの秘伝公開&実験コーナー
 バンダイの1/20スコープドッグの外装部には部分的に梨地処理が施されています。ザラザラした表面が、なめらかな部分との質感の違いを表していて、良いアクセントになっていると思います(微妙なザラザラ具合なので、写真に撮っても他の部分との差があまり分かりませんが:汗)。
 キットの説明書にもあるように、この梨地の部分は鋳造(ちゅうぞう)された金属の表現のようです。鋳造とは、高温で溶かされて液体となった金属を金型や砂で出来た鋳型(いがた)に流し込んで製品を作り出す製造方法です。プラモデルの成型と似ていますねぇ。
 エプロンさんとキットのパーツを見ていて、気になった部分があります。鋳造部品は曲面で構成された部品や複雑な形状のモノが多いのですが、「これはどう考えても鋳造じゃないやろ?」という単純な平面の部分にも梨地処理が施されているんです。単純な平面の部分は金属板を金型でプレスしたり打ち抜いたり、レーザーや高圧水流で切り取ったりすると思うんですけど…。
 まあ、キットにもともと入っている梨地表現は耐水ペーパーを掛けると無くすことができますので、組み立てが終わってからでも作業は可能です。組み立てながら梨地処理を削り落とす部分を決めると良いかもなぁと思います。

 問題は梨地の部分にパーティングラインが入っていたり、金型の抜きの都合で部分的に梨地が入っていなかったりするところです。こういう部分は梨地を復活させる必要があります。
 そこでリモネン系接着剤を使った鋳造表現の実験です。ランナーのタグ板の部分にリモネン系接着剤を多めに塗りつけ、しばらくしてから(触っても糸を引かない程度に乾いてから)指で叩いて表面を荒らしてみました。

 う~ん、キットの梨地とはかなり雰囲気が違いますねぇ…(汗)。なんというか、ヌメヌメしています。こういう表面の鋳造品もあるにはあると思うんですけどね。
 指で触ると糸を引くぐらいの時に歯ブラシなどで叩いてみると、もうちょっとザラザラした感じになると思います。手元にちょうど良い古歯ブラシが無かったので、実験していませんが…。今後の課題にしておきます。

 さて、もう一つの実験は、前回とは違うパターンの溶接表現です。第二次大戦のドイツ戦車などに見られる溶接なのですが、鉄板を組み合わせた部分の溶接で、エッジの部分がギザギザになったモノがあります(下の写真参照。画像はタスカモデリズモさんのホームページより)。

 ボトムズ関連の作例ではドッグ系ATのボディーのエッジ部分(下の写真の赤い線で示した部分。水色の線で示した部分には、前回実験したモノのような溶接表現が施されている場合があります)にこういった溶接表現が施されている場合があります。1/20スコープドッグの作例でも、ヤスリか何かでボディーのエッジをギザギザにしてありますねぇ。



 断面がカマボコ状のランナーのエッジ部分で実験してみました。溶接表現を施す部分だけを残してマスキングテープで保護し(テープはしっかり密着させないとヤバいです)、リモネン系接着剤を塗ってプラスチックを溶かしたら、しばらく置きます。
 触っても糸を引かない程度に乾いたら、親指の爪をヘラ代わりにしてグッ、グッっと形を付けていきます。仕上げに指の腹で軽くなじませると良い感じになります。溶けたプラスチックが固まったら、マスキングテープを剥がして完成です(各工程の写真を撮っておけば良かったのに…:汗)。

 溶きパテやエポキシパテを使った溶接や鋳造表現ほどの実感は出ませんが、リモネン系接着剤を使うと無塗装・ノンシンナーでも溶接や鋳造の「なんちゃって表現」が可能です。まだ実験段階ですので、今後も研究を続けていきたいと思います。
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無塗装・ノンシンナーで溶接・鋳造表現は可能か?(1/20スコープドッグ その0・前編)

2007年06月25日 | オッサンの秘伝公開&実験コーナー
 次ネタは先日発売された1/20スコープドッグです。「装甲騎兵ボトムズ」に登場するスコープドッグをはじめとするアーマード・トルーパー(AT:装甲騎兵)は身長4メートル前後と、人が乗るロボットとしては最小クラスの機体で、その扱いもジープや装甲車に近いものがあります。
 異星人の技術で作られていて、人工筋肉で駆動したり、制御系のかなりの部分がコンピュータ化されてはいるものの、装甲に関してはかなりローテクなイメージがあります。たくさん作ってナンボの量産機ですので、現在の地球の装甲車などの装甲と似たようなものなんでしょうねぇ。

 そういうわけで、古くからボトムズ関連の作例は戦車や装甲車、ジープなどのミリタリー系モデルの模型的表現を採り入れたものが多くを占めています。それには鋳造表現や溶接表現などが多用されています。
 鋳造表現というと、模型表面に溶きパテを塗って、半乾きの状態で歯ブラシや先を短く切った筆などでたたいてデコボコの表面を作るというのが一般的です。
 溶接表現で多く見られるのは、エポキシパテを細いヒモ状に伸ばして溶接のモールドを付けたい場所に貼り、ツマヨウジなどで溶接跡を付けていくという方法です。
 やってみると案外手軽にできる方法なのですが、ノンシンナーで全塗装をしない筆者の現在の製作環境では無理な方法です。そこで、無塗装・ノンシンナーでも可能な表現方法を探っていこうと思います。

 やることはかなり前に記事で取り上げた「オレンジXを使ったツェメリットコーティング」と同じような感じです。この実験をやっていた頃はリモネン系接着剤は今ほど普及していなかったので、本来は洗剤である「オレンジX」を使っていました。
 今回はGSIクレオスの「Mr.セメント リモネン系(流し込みタイプ)」を使用します。


 写真はランナーのタグ周辺部を大写しにしたモノです。ランナーの棒状の部分と板状のタグ部分とが別パーツであることにして、その合わせ目が溶接されているようにモールドを施します。


 境目の部分にリモネン系接着剤を流し込みます。量は多め、塗り幅は1~1.5ミリといったところでしょうか。この写真では接着剤のビンのフタに付いているハケを使っていますが、この作業には筆を用意した方が良いかもしれません。やっているうちに、ハケにランナーの緑色が溶けて付着してしまいますので…。


 接着剤を塗った部分は溶けて軟らかくなります。最初は触ると糸を引くぐらいベチャベチャしていますが、しばらく置くと粘土のような固さになります。粘土細工といえば粘土ベラですね(笑)。ツマヨウジの先を丸く削ってヘラを作ります。溶接跡の中には指でグイグイと押したような形のものがありますが、それを再現すべくこんなカタチのヘラにしたのです。


 プラスチックが軟らかくなった部分にツマヨウジでモールドを型押ししていきます。写真では左から右へと進んでいます。水色の矢印で示したように、斜めにグイッと押し、黄緑の矢印の方向に同じ作業を続けていきます。


 乾くとこんな感じです。乾くにしたがって、溶けたプラスチックにヒケが生じるので、境目の奥の部分(←分かりにくいですが…:汗)のモールドが消えてしまいます。この状態でも溶接っぽく見えますが、さらに完成度を高めるには…

 断面を90度の二等辺三角形に削ったランナーで伸ばしランナーを作り、境目の部分に貼り付けてから溶接跡を付ける作業をすると良いのではないかと思います。まだ実験していないので、卓上論ですが…。

 次回は別の溶接表現や鋳造表現に挑みます。
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HGUC陸戦型ガンダム(その10)

2007年06月24日 | 0080・0083・08MS小隊
 HGUC陸戦型ガンダムの製作もいよいよ終盤、武器類の組み立てで記事3回分も使うとは思いませんでした(笑)。付属品が多いというのは組み立てがめんどくさいですが、やっぱり楽しいですねぇ。

 
 このキットには平手は付属していませんが、HGUCパワード・ジムの左平手が流用可能です。手の甲の色が若干陸ガンと違うのですが、肉眼で見てもあまり気にならないレベルです。ブルーディスティニー1号機が発売されたら、より陸ガンにフィットする左平手(手の甲は交換が必要ですが)が手に入りますね。


 180ミリキャノンはカトキ氏のアレンジにより、より実在の火砲を意識したデザインになっていて非常にカッコ良いです。

 キャノンは5つのブロックに分解してコンテナに収納できるというMGでもおなじみのギミックが再現されています。あ、フォアグリップが付いているブロックの向きを間違えてますね、この写真…(汗)。

 
 コンテナも良く出来ています。ガンダム本体背中の背負子と接する面には合わせ目がありますが、無理して消す必要はないのではと思います。

 
 キャノンの各ブロックは、コンテナ内部のパレット状のパーツにセットすることでコンテナにスッキリ収納できます。ちょっと砲身がグラグラしますが、まあ良いでしょう。


 180ミリキャノンを持たせる時に不要となるマシンガンや右握り拳はコンテナに収納しておくと紛失防止になります。マシンガンは銃身先端を取り外すと収納しやすいです。

 
 武器類の組み立てが終了し、ほぼ完成状態になりました。後は合わせ目消しのヤスリ掛けやらウェザリングが残っています。マシンガンのヤスリ掛けがちょっと心配…(汗)。


 180ミリキャノン発射姿勢。ポーズ付けって難しいですねぇ。

 シールドを前に置いた射撃状態です。実は簡易トリック写真で、シールドをかなり手前に置いて遠近感を利用して撮っています。普通にシールドを置いた状態でこの姿勢を取らせると、キャノンの砲口が下を向いてしまいますからねぇ(汗)。

 ではまた…。

 
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HGUC陸戦型ガンダム(その9)

2007年06月23日 | 0080・0083・08MS小隊
 HGUC陸ガンの続きです。
 
 このキットの100ミリマシンガンはジム・ストライカーのモノとは違い、マガジンが別パーツで色分けされています。マガジンが着脱可能なのがうれしいですねぇ。

 ストックとフォアグリップの折り畳み機構も完備です。


 ジム・ストライカーのモノと違う点がもうひとつあります。銃本体がABS樹脂製なんです(ジムストはスチロールプラ製)。筆者は接着には瞬間接着剤を使用しましたが、シンナー臭がOKな製作環境の場合はタミヤセメントの流し込みタイプを使ってみるのも良いと思います。瞬間接着剤で銃の本体を接着するのは厳しい時間制限有りの一発勝負ですからねぇ…(汗)。
 今回は瞬間接着剤を新調したので、良い感じに接着できました(新しいモノは接着剤を塗る時のコントロールが効きやすいと思うのですが、気のせいでしょうか?)。
 勢いに乗って、ついでに1/100ザクウォーリアのビーム突撃銃も接着しておきました♪ ←長いこと製作が途切れたままになっていますが、忘れたわけではないですよ~(汗)。



 可動範囲が広いので、マシンガン両手持ちポーズも楽勝です。

 このキット、ビームライフルは付いていませんが、180ミリキャノンやコンテナが充実した内容になっています。そこでちょっとお遊びを…。

 背中に背負うコンテナの大きさはどんなものかを検証してみました。小型の戦車(写真はドラゴンモデル製1/144Ⅲ号戦車。実物は長さ約5.6m・幅約3m・高さ約2.5m)ならスッポリ入ってまだ余裕がありますよ!

 180ミリキャノンは細かく分解してコンテナに収納できるようになっているのですが、マガジンも着脱式です。せっかくなので…

 タミヤの「ドイツ軍小火器セット」のパンツァーファウストやマシンガンの三脚のパーツからキャノンの砲弾を作ってみました。

 完成後はほとんど見ることのない部分ですが、けっこう満足しています(笑)。実体弾式のMS用銃器って、ビーム兵器より好きなんですよ♪
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お詫びと訂正&感謝

2007年06月22日 | 臨時ニュース・その他
 今日の記事、現在製作中「HGUC陸戦型ガンダム(その8)」におきまして、間違いがありました。シールドの取り付け用アームのところですが、筆者が使用して不具合があったパーツは陸ガンでは不要パーツとなっている、「HGUCブルーディスティニー」系列用のパーツ(D17)でした。
 正しくは陸戦型ガンダム専用パーツ(D27)を使うように説明書では指示がありますが、その部分を見ずに作っていました。筆者のミスです。お詫びと訂正をさせていただきます。
 読者の皆様、バンダイさん、申し訳ございません。m(- -)m 

 それから、このことを教えてくださったUnknownさん、ありがとうございます!
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HGUC陸戦型ガンダム(その8)

2007年06月22日 | 0080・0083・08MS小隊
 HGUC陸戦型ガンダムも完成に近付いてきました。なんだかんだいいつつも、やっぱり出来の良いキットです。随所に「おお~っ!」と思うような部分がありますよ♪


 個人的に陸戦型ガンダムの中で一番好きな部分、バックパックは実に良く出来ています。1/144スケールのサイズでもちゃんと展開して背負子(しょいこ)状態になります。

 上の方のアーム(RX-78ガンダムでいうとビームサーベルの部分)の展開は軸可動ではなく差し替え式なのですが、差し込みピンの固さが絶妙で、「可動」といっても差し支えないような感じに動きます。ちょうどHGバスターガンダムの肩のミサイルランチャーのハッチみたいな感じです。
 それにしても、この背負子を展開した姿って、登山とか二宮金次郎の銅像を思い出してしまいますねぇ(笑)。


 シールドの取り付けは最近すっかり定着した、前腕の2ヶ所に取り付け箇所を選べる方式です。でも、取り付け用アームとヒジのアーマーが干渉して、アームが斜めに付いてしまいます(写真左:汗)。

 文句を言っても仕方ないので、アームの干渉部分を削り込んで対処します。写真の水色で示した部分をヒジアーマーの形状に合わせて斜めに削り、黄緑色で示した部分をヒジアーマーがはまり込むように一段低く削ります。この作業で上の写真の右側のようになります。もう少し削り込むと良かったかも…。
 (お詫びと訂正:このパーツ、実は本キットでは不要部品のモノで、実際にはちゃんとしたパーツが入っていました。バンダイさん、ゴメンなさい…)

 シールドは180ミリキャノン発射シーンのイメージを再現すべく、地面に突き刺したような感じにするために開閉式のスタンドで立てられるようになっています。裏面が別パーツで色分けされているのがありがたいです。シールド上部のハンドル(?)はさすがに色分けされていないので、ガンダムマーカー「SEEDグレー」で塗っておきました。
 
 
 表面のマーキングは何番にしようかと迷いましたが、結局「08」にしました。

 シールの余白は目立たないように極力切り取りましたが、0と8の文字の配置がズレるのはイヤなので、つながったままにしておきました。


 バックパックが付いたので、ようやく後姿を撮影することが出来ました。この写真ではシールドのハンドルの塗装&シールを貼る前ですが…(汗)。 

 
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HGUC陸戦型ガンダム(その7)

2007年06月21日 | 0080・0083・08MS小隊
 前回、足首関節の改修に気を取られていて、ヒザにある3本のスパイクについて書くのを忘れていました(汗)。
 胸部バルカン砲口と同じような大きさのパーツなのですが、こちらはテーパーが付いた形状になっているため「穴を開けてランナーを埋め込んで…」という作業をすると、形が不揃いになってしまう可能性が高いです。市販のディテールアップパーツを貼ることも考えましたが、このスパイクはけっこう細長い形をしている上に、太いモノと細いモノの高さが揃っていないといけないので、ちょうど良いパーツが無いんです。
 結局、塗装した方が早いと判断し、ガンダムマーカー「SEEDグレー」のインクを筆塗りしました。

 この後、はみ出した所をコピックモデラーの「カラーレスブレンダー」で落としました。結局、10分ほどで終わりました。悩むより手を動かした方が早く解決する場合もありますねぇ。

 さて、前回加工した足首関節の効果はといいますと…
 
 かなり組み立てが進んだ後の写真ですが…(汗)。写真のような脚の開き具合までなら、スネから足首までのラインのつながりの違和感が多少軽減できました(と、思う)。やっぱり足首関節の軸位置が高いままなので、根本的な解決にはなっていませんねぇ。

 さて、本体が完成間近の写真を載せてしまいましたが、話は少しさかのぼって…。

 足首関節の軸位置にはやや不満がありますが、その代わり(?)つま先が独立可動します。立て膝ポーズの時に威力を発揮しそうです。1/144スケールの大きさでこういったギミックが入っているのはうれしいですねぇ。


 スネの装甲はMGキット並みの豪華なパーツ分割で、合わせ目を消す必要はありません。しかもこのサイズでビームサーベルラック開閉まで再現されています(ハッチは差し替えですが)。1000円という価格に収めるため、スネ装甲が左右モナカ割りだったHGUCガンダムMk-Ⅱとはえらい違いです(まあ、Mk-Ⅱはフクラハギのスラスターノズルが色分けされているのがありがたいですけどね)。


 手首はガンダムSEED無印1/100スケールシリーズのような造形の、ユルく握った細長い握り拳です。ザクⅠ・スナイパーの手首のように、グッと握り締めたゲンコツにしたかったのですが、マシンガンや180ミリキャノンを両手持ちさせる必要があるため、仕方なくキットのまま使用することにしました。サイズとかモールドはとても良い感じなんですけどねぇ…。

 
 胸とかフクラハギの外側に付いている大河原メカ特有の逆三角マークですが、キットでは凹モールドで再現されています。モールドに白やら黄色の塗料を流し込んでも良いのですが、実はキット付属のシールを貼った方が早くて仕上がりがキレイなのではと思います。モールドに対してシールは小さすぎるのではないかと思いましたが、貼ってみるとピッタリのサイズでした(笑)。
 
 それにしても、HGUCの造形やギミックってスゴく進化しましたねぇ。上の写真ぐらい拡大しても1/144キットに見えませんもん。この調子で行くと、小型モビルスーツのHGUC化も夢ではなくなってきたのではと思います(でも、HGUCって「逆シャア」までを対象にしたシリーズという話があったような…:汗)。
 
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HGUC陸戦型ガンダム(その6)

2007年06月20日 | 0080・0083・08MS小隊
 1/20スコープドッグが待ち遠しくなりつつも、陸戦型ガンダムの続きです。いよいよ脚に取り掛かります。


 ヒザ関節もヒジと同様、ABS樹脂製の2重関節です。関節ブロックは分割ラインが片側に寄っています。接着して合わせ目を消したいところですが、関節がユルんだ場合のメンテナンスが可能なように接着しませんでした。

 それでも合わせ目は目立たなくしたいので、関節ブロックの外周にペーパー掛けします。写真のような状態でペーパー掛けすると作業しやすいです。この部分のはめ込みはわりとユルいので、分解しやすいですよ(ただし、接続ピンを折らないように注意です)。

 太ももは前後に分割されていて、パーツの分割ラインがスジ彫りで処理されています。太もも上部(特に正面)には内部メカが露出した状態のディテールが入っていて、グレーで塗るように指示されています。

 でも設定画を見ると白のままです。ここをグレーに塗ると太ももが短く見えますので、塗らないことにしました。単にめんどくさかったからという説もありますが…(汗)。

 足首に移ります。このキット、R3レイズナーと同様の弱点を抱えています。足首関節の位置が高すぎてスネの外装と干渉し、接地性が悪くなっているのに加え、見た目もやや不自然なんです(写真右)。

 脚を開いた状態にすると、足首がガクッと内側にズレ込んだようになってしまうんです。

 レイズナーの時の図の流用&上の写真と向きが逆で申し訳ありませんが、陸ガン及びブルーディスティニーのキットの足首は図の一番左のような状態です。足首の関節軸の位置を下に下げてやれば可動範囲が広がり、見た目も自然になるのですが(図の真ん中)、改造の作業は大変です。
 そこで、図の右側のように足首側の関節軸の位置をズラすことで改善してみようと思いました。

 いろいろ考えた結果、最小限の手間でそこそこの効果を得られる方法を思いついたので紹介します。
 用意するもの:エッチングノコギリ、瞬間接着剤


 足首関節パーツは、キットのまま組み立てると合わせ目にすき間が生じます。写真の緑色の線で示した部分に出っ張りがあるためです。削って平らにしておきましょう。


 関節のボール軸付け根の両側、緑色の線で示した部分にエッチングノコギリで切れ目を入れます。



 写真の緑色の線で示した部分を斜めに削ります。そして、ボール軸を内側にグイッと曲げます。


 右側が曲げた状態です。約1ミリ、ボールが内側に移動しました。反対側のパーツの内側に段差があり、そこに先ほど斜めに削った部分が引っ掛かるようになります。この角度に調節できたらパーツを一度分解し、瞬間接着剤をパーツの裏側に流し込んでノコギリで入れた切れ目の部分を接着します。反対側のパーツの、ボール軸が入り込む部分にも接着剤を流し込んでガッチリ接着します。
 パーツを切ったり曲げたりするので強度が落ちてしまいますが、ガッチリ接着しておけばあまり問題ないと思います。小さいキットなのでたいして重量は掛かりませんからねぇ。


 この作業ではパーツを曲げるので、当然パーツが白くなってしまう部分が出てきます(写真左)。さいわい目立たない部分なのですが、やっぱり気になります。こういう場合はランナーの切れ端など、固くて先が丸いモノでこすると白さがマシになりますよ~(写真右)。

 さて、軸位置変更の効果のほどは?(次回に続く…)


 
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緊急特別企画:1/20スコープドッグ サンプル組み立てレポート

2007年06月19日 | サンプルレポートシリーズ
 発売直前の「1/20スコープドッグ」を一部組み立てた感想をレポートいたします! すでに各模型雑誌でテストショットの記事が出ていますので、出来るだけ重複する内容は避けてお送りします。
 店長から手渡されたキットは箱絵の無い白い箱でした。箱の大きさはザクver2.0の箱を少し分厚くしたような大きさでしたが、フタを開けてみるとランナーがギッシリ詰まっていて実に燃える中身です。

 これが説明書の表紙です。箱絵もこれと同じモノと思われます。

 ランナー枚数は数えていませんが、パーツ数、パーツのボリュームとも5000円クラスのキットに匹敵するのではと思う充実感です。

 スネの装甲パーツ。写真では分かりにくいですが、パーツ表面の各部が梨地(細かいデコボコ)になっています。鋳造部品を表現しているようです。

 胸部骨格は本当に1パーツでした。非常に大きいです。5センチ角ぐらい、いや、もっと大きかったかも…(汗)。

 頭部の半球パーツも1パーツ成型です。パーティングラインはバイザーにうまく隠れる位置に付いています。このグリーンの成形色はかなり濃い色で、第二次大戦中の米軍戦車みたいな色です。

 クリアーパーツとジュエルシール。特徴的な頭部スコープレンズはこれらの複合によって表現されます。

 ギルガメス文字のマーキングは水転写式デカールで再現されます。

 説明書ではパイロットを最初に組むように書かれています。「装甲騎兵ボトムズ」はまずキリコありきの物語だから、というわけではないでしょうけどね。

 着座姿勢のパイロットは細かく色分けされています。グレーの部分や茶色い部分はアサフレックス製で、細いベルトのパーツが破損する危険性が軽減されています。
 ヘルメットの透明バイザーはクリアーパーツですが、パイロットの顔は中に入っていません。濃いクリアーグリーンを塗る必要がありますねぇ。


 操縦席も細かくパーツ分割されています。フットペダルがちょっとだけ動くのがなんとなくうれしいです(笑)。完成後に見えない部分までキッチリとモールドが入っていますよ。


 コクピット内はギッチリ詰まっています。ハッチの開閉はシートの背もたれで隠れる部分にスライド式のヒンジがあって、動きに連動して左右のシリンダーが伸縮します。


 頭部スコープレンズのターレット部分やマシンガンの砲身はシルバー成型色です。一番大きなレンズ(ズームレンズ?)はグリーンのジュエルシールと無色クリアーパーツのレンズの2重構造ですが、このジュエルシール、微妙に青く光るんです。何かコーティングが施されているのかもしれません。赤いレンズは赤のジュエルシールもしくは赤シール+無色クリアーパーツの2種類の中から選択できます。
 一番小さいレンズもクリアーパーツです。


 頭部バイザー完成状態(アンテナ除く)です。ターレット部分の左右へのスライド可動はちょっとユルいような気がします。レンズの奥行き感や色合いが実に良い感じなんですよ♪


 頭部と胸部。名作・タカラ製1/24キットは横幅が広い感じでしたが、このキットは模型雑誌の作例に見られるようなバランスになっています。アンテナは軟質樹脂「アサフレックス」製です。


 肩アーマーはフックを除き一体成形! 梨地の表面に入ったパーティングラインをどう処理するか考え中です(汗)。


 腕の骨格です、左側が前腕、右側が上腕です。ヒジ関節はさりげなく2重関節です。

 手指のパーツはABS樹脂製かと思ったらスチロールプラ製でした。例によって切り離せば5指独立可動になる仕様ですが、今回切り離しはけっこう難しそうです。


 アームパンチ機構の作動はかなり信頼性が高そうです。約8ミリほどスライドします。腕が短いプロポーションだという話も聞きますが、肩内部の上下伸縮機構(本来はマシンガン両手持ちのための機構のようですが)によって若干ですが腕を伸ばすことが出来ます。


 残念ながらここまで組んだ時点で時間切れになってしまいました。脚の構造や噂の「ボルトオン・スナップ」については正式な製作記事まで待つ必要があります(汗)。
 ザクver2.0も素晴らしいキットでしたが、このスコープドッグはそれ以上だと思いました。組み立ての過程がとても楽しいんです。しかも大きいです(上の画像で実物大ぐらい?)。コストパフォーマンスは抜群だと思います。手に入れるのが楽しみなキットですよ!
 筆者ぐらいの年齢層(30代前後)はもちろん、興味を持たれた若い世代の方にも味わっていただきたいキットだと思います。
 
 あ、そうそう、ゲートが太い部分が多いので、刃が丈夫なニッパーを用意しておくことをオススメします(笑)。


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1/144 モビルフラット(最終回)

2007年06月18日 | G・W・X・∀ガンダム
 「ヒゲ!?」

 陸戦型ガンダムの製作が楽しくて、ついついフラットの製作が遅れていましたが、今回が最終回です。


 ボックスビームライフルは合わせ目処理が厄介でしたが、陸戦型ガンダムのマシンガンの合わせ目処理のためのリハーサルとしてはちょうど良かったです(汗)。

 
 キットのダークブルー成型色と、ガンダムマーカー「SEEDダークブルー」を塗った部分の色を馴染ませます。
 キットの成型色よりもやや薄いブルーグレーの塗料(今回はアサヒペン カラーパレットマーカーの「カントリーブルー」のインクを使用)をドライブラシの要領でダークブルー成型色の部分と「SEEDダークブルー」を塗った部分の両方に筆でこすり付けるように塗ります。色合わせとウェザリングを兼ねた作業です。
 やや色あせた雰囲気になりつつ、両者の色の差がなくなっていきます。カラーパレットマーカーの特性のおかげで、全体的にツヤ消しになってくれました。この方法、黒龍くんの制服にも使えそうです。
 ロランたちが乗ってきたフラットは土の中に長い間潜伏していましたし、レット隊のフラットも恵まれた整備環境にあったとは思えません。フラットがナノマシン装甲なのかそうでないのかは分かりませんが、筆者のイメージではフラットの塗装はかなり汚れている感じなんです。

 写真左半分が色合わせの作業前、右半分が作業後です。この後、薄いグレーの部分やオレンジの部分にもグレーや白の塗料をドライブラシし、全体を馴染ませました。


 足回りにはウェザリング用マーカー「ガンダムサンドブラウン」で軽く砂ボコリを付けています。


 1/144モビルフラットの完成です。写真は第1話の冒頭シーンのイメージです。

 

 前にも書きましたが、このキットは500円という低価格で特徴あるデザインをうまく再現してあります。しかもフル可動で。実に良く出来たキットだと思います。

 しかも変形可能です(写真は色合わせ兼ウェザリングをする前の状態です)。放映当時は気付きませんでしたが、良いキットですわぁ~。

 おまけ・その1

 ニセ∀ガンダム(?)です。資料が無かったので、うろ覚えの記憶を頼りにケント紙を切ってヒゲを作りました。大きさとか形とか、取り付け位置も適当です(笑)。
 おまけ・その2

 シド・ミード氏のオリジナルデザイン画のイメージで…。MG∀が出たら、例のカラーイラスト風の写真もやってみたいですねぇ。でもウォドムがいない…(汗)。
 




 
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HGUC陸戦型ガンダム(その5)

2007年06月17日 | 0080・0083・08MS小隊
 陸戦型ガンダムの製作も5回目になります。5回目といえば同じ連邦軍MSのパワード・ジムでは完成、ジム・ストライカーではほぼ完成の状態だったのですが、この陸ガンでは半分も出来ていません(汗)。そろそろ新ネタも近付いてきているというのに、大丈夫なのか、オッサン…。


 前回撮り忘れた写真です。目とアゴが一体になったパーツの、目の周りだけを塗った状態でヘルメットに組み込み、ヘルメットの前後パーツを接着しておきました。目やトサカのカメラは、状況によっては本体につや消しトップコートを吹く可能性があるため、マスキングの手間を省くべく完成直前に貼る予定です。ヒサシが分割されているのって、とてもありがたいです。Ez-8でも採用してほしい方式です。
 前回も書きましたが、マスクがヘルメットと一体成型されています。でもマスクとヘルメットの頬当てとの境目にスミ入れをすれば、けっこうイケます。マスクを分割するとパーツの強度が落ちますからねぇ。


 エリの部分は残念ながらパーツ分割による色分けが省略されています。とりあえず下塗りとして「水性 工作用カラー」の「下塗りホワイト」で塗っておきました。マスキングはせずにフリーハンドです。エリの内側は塗っていません。塗ってみると、けっこうキットの白の成型色に近い色だったので、色合わせはしなくても大丈夫かも…。おっと、この写真ではすでに腰の組み立てが終わっていますね(汗)。


 写真が前後してしまいましたが、腰に移ります。股間ブロック上部の連邦軍エンブレムは非常にシャープなモールドです。黄色で塗っていたのでは厚塗りになってしまって、そのシャープさが損なわれそうなので、結局「ガンダムゴールド」のインクを筆でまぶすようにして塗りました。こっちはエリとは違い、マスキングしてみました。


 1/100のMGクラスキットのような別パーツで色分けされたエンブレムもありがたいですが、成型の都合上、エッジがシャープでない場合が多いです。赤い部分と一体成型でもシャープなエンブレムというのも良いもんですねぇ。


 腰リアアーマーは、成型の都合で股間ブロック後部と一体になっています。別パーツに見えるように、太めのスジ彫りを入れてみました。


 股関節のパーツは左右に回転できるようになっています。立て膝ポーズの時に威力を発揮しそうです。

 説明書の写真を見るとやや脚が長いような気がしたので、この股関節パーツの天面を1ミリほど削って、股関節全体を上に移動しようと思いました。しかし、足首関節の改修(予定)で脚が短くなるかもしれませんので、現時点では保留にしておきました。
 

 腰フロントアーマーは左右がつながっているというのがHGUCガンダム・ジム系の常識でしたが、この陸ガンではついに左右別パーツになりました。取り付け部がボールジョイントになっていて、多少ですが動きに余裕ができています。
 ちょっと腰フロントアーマーが短いような気がして、上下合計で3ミリほど延長したくなりましたが、設定画を見ると、この長さで正解のようです。


 今回もあんまり進んでいませんねぇ…(汗)。
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