白い彗星の艦長室のひとり言

ガンプラをはじめとして、各種トイ、話題のアニメについて盛り上がりましょう。

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン #01 天使再臨

2008-10-09 03:04:32 | 機動戦士ガンダムOO
放送日を日曜5時に移して再始動した『機動戦士ガンダム00』のセカンドシーズン。放送日から少し時間が経ってしまいましたが感想を上げておきます。
次回からはなるべく早いUPをしようと思っていますが、あくまで個人的な備忘録に過ぎないので過度な期待はしないで下さい(笑)


初見でのインパクトを大事にしたくて、事前に積極的に情報を集めたりはしませんでしたが、Gyaoで配信されているファーストシーズンの総集編やギアス終わりのTV-SPOTなどで見知った情報だけですんなり世界観に入り込む事ができました。
まぁ…セカンドシーズンから見始めたといった人もあまりいないでしょうから、世界観の説明だけで多くの時間を割かれてしまう新番組の第1話と比べて濃い内容の30分だったように思います。


冒頭から資源衛星レゾルスでの派手な戦闘シーン。
新型のアヘッドにジンクスIIIがいる方が連邦の独立治安維持部隊『アロウズ』。
統一前の各国家郡の主力だったティエレンやイナクトを使っているのが反政府組織である『カタロン』という構図ですね。

アロウズ側は赤、カタロンは青(元の宇宙型ティエレンやPMCカラーの青とは微妙に違うらしい…)で色分けされているので非常に分かりやすいです。
それにしても、あのアヘッドがこんなにカッコ良く見えるなんて、アニメーターさんの力は偉大ですね……

レゾルスでの戦闘を知り憤っているのが新キャラであるカタロンの幹部クラウス・グラード。
そして、その傍らには公式HPでの立ち位置やそのアクティブな服装で何となく察していましたが、同じくカタロンのメンバーとなったシーリンがいます。
ファーストシーズンのエピローグで、マリナ皇女と袂を分かつシーンがありましたが、統一世界に異を唱えてカタロンに加わったという事でしょうか。

カタロンは使用しているモビルスーツの種類やレゾルスにユニオンの宇宙服を着た人がいた事からも、連邦に参加しなかった国家単位の集合体ではなく、個人的思想で集まった集団という事なのでしょう。


自宅でくつろぐセルゲイの元にマネキンからアロウズ転属するといった連絡が入ります。セルゲイはどうもアロウズに対して不審を持っているようでマネキンにそれとなく内情を知らせてくれるように打診しています。
一緒に暮らしているぽいソーマからの質問には答えないところを見ると、セルゲイはソーマにはアロウズには関わって欲しくないと考えているように感じます。

「それより、例の件については考えてもらえたかな?」

まさかプロポーズ?!とも一瞬思いましたが、普通に考えて養女にならないかとかいった事なのでしょう。多分……
それにしてもソーマは5年経って背も伸び、表情も女性らしくなりました。


ラクランジュ4にあるコロニー『プラウド』
ここには宇宙で働く事を実現した沙慈クロスロードがいました。
同僚がカタロンの内通者であった事で撒き添いになり保安局?の人間に拘束されてしまいます。

「連邦の新造航空?巡洋艦がラグランジュ4に向けて航行を開始です」
「王留美の報告どおりだ。もしかしたら…」

クリスの代わりにオペレーターに加わったのはイアン・ヴァスティの娘ミレイナ。

「セラヴィーを出す。彼は来る…生きているならば、必ず……」

5年前と変わらない風貌のティエリアは現在唯一プトレマイオス2に乗艦しているガンダムマイスターという事になります。
そのプトレマイオス2は、艦の中央モジュールに以前の面影があるものの、回転式のコンテナを廃して固定式の4つのガンダム搭載部分を持つ無骨なシルエットへと生まれ変わりました。
恐らく基本非武装であった以前の艦とは違い、武装化も行われているのでしょう。


連行された沙慈はコロニープラウド内の高重力工業区域で絵に描いたような強制労働をさせられています。
そのプラウドには連邦の巡洋艦を始めとしてカタロンの救出部隊、そしてあの人など、様々な勢力が集結しつつあります。
ちなみに連邦の巡洋艦艦長はファーストシーズンのエピローグでマネキンの隣にいた人ですね、恐らく。


新型オートマトン搭載コンテナを背中に接続するアヘッド。

「ジニン大尉。三番機のハレヴィ准尉は初陣だ。戦場の空気を感じさせるだけでいい」
「了解。ジニン小隊出撃する!」

巡洋艦から吊り下げられるような形で搭載されていた3機のモビルスーツが次々と発艦していきます。
勿論、ハレヴィ准尉とはエピローグでリジェネの後ろにいたルイスの事。
何がどうしてこうなったのかは追々語られるのでしょう。


「狙われているのか…ここも…」

ようやく真打の登場。5年経って大人っぽくなった刹那もプラウド内部に潜入を開始。


そしてカタロンの救出部隊がコロニープラウドに到着し、戦闘の火蓋が切って落とされました。

カタロンの部隊には今度は青く塗られた宇宙用(恐らく)のユニオンリアルドがいます。
ブリッジにいるクルーの宇宙服を見る限り、やはり各国家郡の元軍人を中心に構成されているのでしょう。

アヘッドによりいとも簡単に堕とされるカタロンの宇宙船。
寄せ集めのレジスタンスと正規軍のしかも先鋭部隊との差はいかんともしがたく、沙慈を含め収容されている強制労働者の望みはもろくも崩れ去ります。

「アラッガ中尉、敵部隊を叩け。ハレヴィ准尉は現ポイントで待機。私は予定通り新型オートマトンの性能実験を行う」

そして追い討ちを掛けるようにコロニー内に投入される新型オートマトン。
要は自律型の対人兵器の事で、ガンダムの世界観には今まであまり登場した事はありませんでしたが、言葉だけはファーストシーズンでのアザディスタンでの内紛時にハワードとダリル二人のフラッグファイターの会話の中に出てきていたように思います。

これがまた攻○機動隊かパ○レイバーといった押○監督作品に登場するメカのようで実にカッコイイ!(いや不謹慎ですね…スミマセン)


「対人兵器…?アロウズの仕業か!!」

ファーストシーズンの終わりから今までの間、世界中を回り世界の情勢を見続けてきたとされる刹那。
連邦の統治によりもたらされたといわれている平和な世界の中での新たな“世界の歪み”かもしれないアロウズの動向を追って彼はここにたどり着いたのでしょう。

そして刹那がヘルメットの左耳の部分に触れた事により、付近に隠していたのであろうエクシアが起動。

同僚が撃たれ絶体絶命の沙慈の前に現れた刹那は、プラスチック爆薬をオートマトンに投げつけ、ここでセカンドシーズンの中心になると思われる二人が再会を果たします。

「大丈夫か?」
「ありがとう…もしかして、刹那・F・セイエイ?!」
「沙慈…クロスロード」


沙慈にとって、無愛想な隣人でしかなかった刹那が、オートマトンに立ち向かい撃破していく姿に違和感を感じつつも、状況が状況だけに刹那に言われるがまま従うしかなく、一方の刹那は極限での命のやり取り、逃げ回り銃を構える自分に幼き日々を重ね合わせているようです。

「刹那…どうして君が?!」
「黙っていろ」
「変わっていない…あの頃から…何一つ!」


「Eセンサーに反応?敵の増援か!」

一方、外で戦闘中であるジニンのアヘッドに1機のモビルスーツの接近が警告され、コロニー外壁にはそのシルエットが…

「こんなもの、求めていない!ロックオンも!俺も!こんな世界など!!」


そして、二人がたどり着いたエアロックの先には、沙慈を驚愕させるあのシルエットが。


「大尉、あの機影は…」
「あぁ、あのGN粒子は…はっ!オートマトンの数が…減っていく?!何だ……」
「大尉!上から!!」

GNフラッグとの戦闘で失った左腕を覆った布をマントのように翻し、失った右目をティエレンのモノアイで補った慢心総意のエクシア(頭部は恐らく後で拾ってきたのでしょう…)がGNソードを構え突進してきます。

「あれは!!」
「ガ…ガンダム…」

「…エクシア、ガンダムエクシア…」

その姿に息を呑むルイス。彼女にとってガンダムは恐怖の対象なのでしょう。
そして、その見開いた瞳孔の奥、ルイスの目を通してこの戦闘を傍観しているリボンズ。

このクロスボーンガンダムのようなエクシアはもの凄くカッコイイのですが、どうせなら本放送までこの姿を隠しておいて欲しかったように思います。
登場するまでの数々の演出は最終的なこの姿を知らない方がよりインパクトがあって楽しめたような…


「刹那……どうして、君が……」

刹那がガンダムマイスターであった事を知り崩れ落ちる沙慈。
彼はルイスがすぐ近くでモビルスーツに乗って戦っている事を知る由もありませんが、今後も沙慈の進む道には多くの試練が待っていそうです。

「ソレスタル・ビーイングだと!何故今になって現れた!!」
「破壊する…ただ破壊する!こんな行いをする貴様たちを!!この俺が駆逐する!」

「ガンダムとはいえ5年前の機体、アヘッドの敵ではない!!」

ガンダムの登場よって錯乱しているルイスを尻目にジニンとアラッガは最新鋭の機体の利を生かしてエクシアを圧倒します。

「多くの仲間が貴様等に倒された。その仇!とらせてもらう!!貴様等の時代は、終わっている!!」

GNソードを折られ、両腕を切り落とされるエクシア。
満身創痍の機体にジンクス3のランスの切っ先が迫る正にその時―
虚空を切り裂く大口径ビームの光と共にセラヴィー登場。

「あぁ…あれは、ガンダム!」

セラヴィは更に膝にも装備されたGNキャノンを展開(これは設定画からは気が付きませんでした)し4点バースト攻撃。
背後からビームサーベルで迫るジンクスにはGNフィールドを展開し防御と最新型の性能を見せ付けます。

「背中に顔が?!」

セラヴィーの発表時から謎だった背中のガンダム顔が展開し、ヴァーチェでは使用しなかったビームサーベルでジンクスを一撃の下に切断。
結局ガンダムフェイスの意味はよく分かりませんでしたが、ホビージャパンに掲載されたナドレの特殊装備(に付いているガンダム顔)にはトライアルシステムの範囲を大幅に増幅させる機能があるとされていたので、ここではGNフィールドの性能を上げたと考えればいいのでしょうか?

今まで見た中で面白かった予想の中には、大型のガンダムに変形するとか、4機のガンダムが合体してその顔になるとか、プトレマイオス2と合体して顔になるとか色々ありましたが、個人的には左右の腰に付いている大型のパーツが何なのか気になります。ヴァーチェ同様にまだまだこいつには謎のギミックが隠されていそうですね。


「やはりアロウズの動きを探っていたか。久しぶりだな、刹那・F・セイエイ」
「ティエリア・アーデ…」

久しぶりの再会を果たす二人のガンダムマイスター。
ティエリアが確信的なのに対して、刹那が動揺気味なのが印象的です。刹那にとってはソレスタル・ビーイングのその後の動向はまったく分からなかったのでしょうね。

トレミー(でいいのかな)では刹那の合流を喜ぶクルーたち。
フェルトも5年経って大人になったというか、少し明るくなった感じです。
あの状況下で生き残ったラッセの姿もあります。
もしかしたら見えないところはリヒティのようになっているのでしょうか……

「生きていたか刹那。これでエクシアの太陽炉が試せる」

イアンの見つめる先には、片方のGNドライブが空いている00ガンダムの姿。
エピローグでも言っていたGNドライブ毎の個体差というのがどういうものなのか気になります。
現在搭載されているのは、フェレシュテから回収した元々は0ガンダムに搭載されていて、第2世代ガンダムでも使用されていた個体と思われます。


コロニープラウドでの動向をしったクラウスとシーリン。
シーリンの言うように復活したソレスタル・ビーイングの行動目的が以前と同じように“全ての戦争行為に対する武力介入”であるならば、カタロンとてその標的になる可能性は高いですが、彼らが自らの判断で敵となる勢力を見定めて行動するのであればクラウスの言うようにカタロンと行動を共にする可能性もあり、今後の見所の一つになりそうです。


「4年ぶりか…随分と雰囲気が変わった」
「そういうお前は何も変わっていない。あの頃のままだ…」
「よく言われる…」
「このガンダムはソレスタル・ビーイングなのか」
「勿論だ」

当たり前の会話ですが、刹那の成長と成長しない(身体的にね)ティエリアの対比がティエリアの特異性を浮き彫りにしています。


そこへ割って入り、刹那に問い掛ける沙慈。
沙慈の問い掛けにあっさりと5年前からの介入を肯定する刹那。
この時、ティエリア表情が一瞬硬くなりますが、以前のティエリアとは違いその様子を見守っています。

ルイスの事、絹江の事、味わってきた全ての苦痛を刹那にぶつける沙慈。
その件について直接的に刹那が関わった訳ではありませんが、ルイスの名前位は刹那も覚えているでしょう。
否定も肯定もしない刹那に対して、沙慈はその銃を奪い更に問い掛けます。

「言えよ!返せ…返してくれ…二人を……返してくれよーーーー!!」

この二人が現在のルイスの状況を知るのはいつになるのでしょうか。


「ルイス・ハレヴィ…よかったね。これで君にも戦う理由ができた…」

そのルイスは精神安定剤のような薬を口にねじ込み、非常に痛々しい様子。
彼女が何故?というのは先程も書いたように追々明らかになるでしょうが、失った左腕の再生を含めて何かしらの肉体的改造が行われているのか、それとも以前外伝にあったように本人も自覚の無いままヴェーダの情報収集を担っている一人だったのか、リボンズとの関係も併せてもっぱらの謎です。


そのリボンズの元にはティエリア似のリジェネ・レジェッタに案内された王留美の姿が。

リジェネについても謎だらけですが、分かるのはリボンスに対してタメ口なところから少なくとも主従関係ではなく横並びの関係であるという事ですかね。
そして、王留美。
ソレスタル・ビーイングにとっての重要人物であり続けながら、リボンズに接触を図る彼女の真意がどこにあるのか、これも今後が楽しみです。


新たなガンダムの出現をニュースで知るマリナ・イスマイール。
地球連邦の世の中になり、アザディスタンの元皇女という立場の彼女はどのような立ち位置にいるのか?
そして恐らくビリー・カタギリと共に隠匿した生活を送っているスメラギさんは復活したソレスタル・ビーイングのニュースをどう聞いているのか?
この主要キャラクターである女性二人も今後が楽しみです。


「そうか、現れてくれたか。自分が乙女座であった事をこれほど嬉しく思った事はない」

相変わらずの…いや新キャラクター(笑)の仮面の男さんも未だにガンダムへの愛を貫いている様子。


「連邦軍独立治安維持部隊よりソーマ・ピーリス中尉をお迎えに参りました。第5モビルスーツ部隊所属アンドレイ・スミルノフ少尉です」

息子のアンドレイがアロウズに加わっていた事に驚くセルゲイ。二人の会話からはあまり良好な親子関係であったとは思えないですね。
そして、超兵であるソーマもやはりアロウズに加わる事になりそうです。


厳重に拘束され幽閉されているアレルヤ。
彼が鹵獲されたのは外伝で匂わされていたので、それほど意外ではありませんでした。

キュリオスの太陽炉は外伝の主人公であるフォン・スパークにより回収済み。
(ちなみにコーラサワーの命をたまたま偶然助けたのもフォン)
今は元ガンダムマイスターの一人ヒクサーにその太陽炉を奪われていますが、紆余曲折を経てソレスタル・ビーイングの元に戻っているのでしょう。

ソーマ=マリーという事実を知り、ハレルヤを失った?虚ろな彼の目には、今何が映っているんでしょうか。


そしてエンディング。これが来週からはオープニングになるのでしょうか。
このエンディングには今後の展開を予感させる様々なピースが埋め込まれていますね。

・カプセルのような物に入って並んでいるティエリアとその同類たち
・連邦とアロウズ、異なる道を行くセルゲイ親子とアロウズの制服を纏うソーマ
・トレミーのシートに座るスメラギさん(制服似合わないっす)
・スローネの物に近いコクピットに座るネーナ
・同じくスローネのような機体にのるサーシェス
・背中の顔から馬鹿デカイ赤い十字架?を放出するセラヴィー
・リジェネを含む5人のイノベーター?の姿
・専用アヘッドに乗る仮面の男

などなど見所満載です。曲もいいですね。

※一度UPした後にデザイナーの鷲尾直広さんのブログにコメントを発見しました。
鷲尾さんのブログによると、サーシェスの乗っているのはツヴァイをベースにした新型で(名前は変更)ファングと太陽炉を増量し他のガンダムより頭一つ大きめの細身のメカのようです。
他にもドライやスローネ艦の設定などを起こされたようなので、ネーナが乗っているのもドライベースの新型って事になるんでしょうか。


エンディング後、刹那を撃たなかった事を沙慈に問い掛けるティエリア。

「人を殺せば君たちと同じになる。そんなのはごめんだ」

ここ(トレミー)に刹那が連れてきた事を感謝しろというティエリア。そうでなければ反抗分子として処刑されていたと。
ここら辺に大きな違和感というかティエリアの変化を感じます。
以前のティエリアであれば、民間人を母艦に連れ帰るなど言語道断、ましてや刹那に感謝しろなんて口が裂けても言わなかったでしょう。

「君は現実を知らな過ぎる。自分のいる世界くらい、自分の目で見たらどうだ」

この言葉も以前のティエリアからしたらまったく無駄な行為でしょう。
様々な経験をしたティエリアの内面的な大きな変化なのかも知れません。

ともあれ、色々な事実を知ってしまった沙慈は、このままサヨナラって訳には恐らくいかないでしょうから、ソレスタル・ビーイングと行動を共にして世界を自分の目で見ていく事になるのでしょうか。
そして、異なる立場でルイスと再会…?


新生ソレスタル・ビーイングの制服に袖を通した刹那は、新たな愛機となる00ガンダムとご対面。
そして新生ソレスタル・ビーイングの新メンバー勧誘の旅へと地球へ降り立ちます。


「アンタか?俺を呼び出したのは?」
「カタロン構成員、ライル・ディランディ」
「保安局か?!」
「お前を迎えに来た…俺の名は刹那・F・セイエイ。ソレスタル・ビーイングのガンダムマイスターだ」
「ソレスタル・ビーイング…?」
「そしてお前もガンダムマイスターとなる。ライル・ディランディ…いや『ロックオン・ストラトス』」

これも分かりきっていた事ですが、ファーストシーズンで墓地に来ていたロックオンを見つめていた人物(逆か?!)
そして、ロックオン(ニール・ディランディ)が間際で気に掛けていた人物であるライル・ディランディを新たなコードネーム『ロックオン・ストラトス』として勧誘しています。

彼が双子の弟なのか兄なのかは分かりませんが、ニールと同様の能力を持っていると見込んでの勧誘なのでしょう。
双子であっても能力や性格が同じではないでしょうが、少なくともカタロンに属しているという事実は、現在の世の中を否定している一人という事は間違いないのでしょう。



次回予告

破壊を望む物、拒む物、様々な想いを受け、今ダブルオーが覚醒の時を迎える
次回『ツインドライヴ』
それはガンダムを駆逐するガンダム


次回は刹那がスメラギさんを勧誘するお話(笑)
ニールではないそっくりな人に出会ったフェルトがどういう反応をするのでしょうか。

そして非常に珍しいリボンズの怒りの表情は何を意味するのか?
次週も楽しみです。
あ、もちろん00ガンダムも本格的に登場っすね(汗)

Re:START 再始動

2008-10-09 03:03:20 | 日記
皆様長らくご無沙汰しております。

『機動戦士ガンダム00』ファーストシーズンの放送が終了した半年の間、『マクロスF』や『コードギアスR2』といった数々の面白いアニメのおかげで個人的にはまったく退屈しないで済んだのですが、『機動戦士ガンダム00』セカンドシーズン第1話の放送日からこちら、アクセス数が非常に多くなっておりまして…(汗)

暫くは放送直後の感想UPという訳にはいかないかも知れませんが、セカンドシーズンも引き続いて感想をブログに上げていこうと思った次第です。


とはいえ、あくまで個人的視聴感想なので面白くなければ止めちゃうかも知れないですけどね(笑)


炎の剣光臨 リボルテックヤマグチ ARX-8 レーバテイン

2008-08-21 10:12:47 | 日記
奇跡の近日更新(笑)は、海洋堂リボルテックシリーズから発売された『フルメタル・パニック!』に登場するメカARX-8<レーバテイン>です。

『フルメタル・パニック!』については、今更ここで説明するまでもないですが、過去3度に渡ってアニメ化にもなった大人気ノベルで、いかなる国家にも属さない、対テロ極秘傭兵組織<ミスリル>に所属する傭兵、相良宗介が任務の一環として<ウィスパード>と呼ばれる特殊能力を持つ女子高生、千鳥かなめを護衛するためにクラスメイトとして潜入する所から始まる壮大な物語です。

と偉そうな事を言っていますが、自分もこのARX-8<レーバテイン>の広告を見てそのカッコ良さの虜になってしまい、あらゆるソースを駆使して過去3作のアニメを一気見し、その続きとなる原作『踊るベリー・メリー・クリスマス』から読んだだけのにわかファンなんですけどね(笑)
今後は最新作を待ちつつ、原作を第1巻から読んでみたいと思ってます。


以前、このブログで『ガンダム00』を集中的に扱っていた際に、『フルメタル・パニック!』との類似性を指摘しておられたコネントがありましたが、成る程見てみるといくつかの類似点を自分も感じました。

・他陣営に対して圧倒的に先進の武力を擁して各地の紛争に介入する<ミスリル>という組織と<ソレスタル・ビーイング>という組織

・主人公が幼少の頃から兵士として過ごしてきた過去を持つ

・三木さんが凄腕スナイパー役として活躍

・組織のトップの人の顔が似ている(笑)

そして、もう一つこのARX-8<レーバテイン>に関する最大の共通点として、ガンダムエクシア、00ガンダム等のデザインを手掛けている海老川兼武さんがデザインを担当されています。

海老川さんのメカニカルでシャープな線で描かれたARX-8<レーバテイン>の魅力をほぼ完全にトレースした上で、ヤマグチ式可動を組み込んだこのリボルテック・レーバテインは自分のようなにわかファンは勿論の事、魅力的なメカが多数登場するにも拘らず、立体物に恵まれていない古くからのファンの方々も首を長くして待っていたアイテムではないでしょうか。

ファンの方には周知の事実ではありますが、このARX-8<レーバテイン>はアニメで大活躍していたARX-7<アーバレスト>の後継機、言うなれば二代目主役メカとして今のところ原作のみに登場するメカなのですが、これを真っ先に発売するところにリボルテックシリーズ及び『フルメタル・パニック!』の成熟したシリーズならではの懐の深さを感じます。

勿論、この<アーバレスト>が売れまくって『パトレイバー』『マクロス』『エヴァンゲリオン』と並び『フルメタル・パニック!』シリーズとしてリボルテックヤマグチの看板アイテムとしてARX-7<アーバレスト>やM9<ガーンズバック>等の<ミスリル>側のAS(アーム・スレイヴ)のみならず、<コダール>や<ベリアル>といった<アマルガム>側のAS、そして汎用機の<サベージ>なんかが発売される事を強く願っています。

そうなればフレンドショップ限定で黒いM9<ファルケ>やアル2世仕様の<サベージ>なんかも発売されて……と妄想は膨らむばかりです(笑)



すっかり前置きが長くなってしまいましたが(汗)
この<レーバテイン>は作品中に登場する武装やオプションパーツを網羅した豪華デラックス仕様になっていて、この立体としての見栄えの豪華さも<レーバテイン>が選ばれた理由なのかも知れません。

まずは基本的な兵装である「ボクサー2」76㎜散弾砲とM1108対戦車ダガーを装備した軽装状態から。
ARX-8<レーバテイン>は初登場の際から後記するデモリッション・ガンを装備していたので実はこの軽装姿は原作では描かれていない気がします。
但し、この軽装姿はARX-7<アーバレスト>直径の後継機である事を強く感じさせるので個人的には結構好きです。
ASの魅力はシンプルさだと思うところもあるので尚更でしょうか?




<レーバテイン>の後頭部が鋭く展開し、その奥から髪の毛状の放熱索が大量に吐き出された(中略)
それが展開される様は『伸びる』というより大量の熱湯が蛇口から噴出するような勢いだった――

頭部を差し替える事によりARX-8<レーバテイン>で一番目を引く頭部の放熱索展開状態を再現できます。
その造形は原作での描写さながらでとても魅力的で、角度を変えることによって様々な表情を付ける事も可能です。

この髪の毛のような放熱索は、作品中で「虚弦斥力場生成システム」とも「オムニ・スフィア高速連鎖炉」とも呼ばれる『ラムダ・ドライバ』という使用する者の「意思」を「物理的な力」に変換する装置を使用した際の強制冷却装置のようです。




主人公・相良宗介が最も信頼して愛用していた「ボクサー」57mm散弾砲の後継機である「ボクサー2」76mm散弾砲。
画像を加工してマズルフラッシュをイメージしてみました。




M9やARX-7<アーバレスト>も標準装備しているM1108対戦車ダガー。
本格的な格闘武器としてはヒザに装備している単分子カッターを使用するので、このダガーはもっぱら投擲用として使用されてます。
設定上ではヒジ部分に収納されているようです。




アンバランスなほど大型に見えた両膝装甲には、折りたたみ式の単分子カッターが収納されていた(中略)
<レーバテイン>はそのグリップ部分を握りしめ、力強く引き抜くと、大鷲が翼を広げるかのように左右に構えた。
その動作だけで地表に突風が生まれ、舞い上がった泥が小気味のいいつむじを描く。
単分子カッター『GRAW-4』は瞬時に格納状態から展開し、その刀身を低く唸らせた――

単分子カッターは刃に当たる部分がいわゆるチェーンソーのようになっている、言ってみればカーズのアレですね(jojoネタ)




単分子カッターを構える姿は、どことなくエクシアの香りもします。




ARX-7<アーバレスト>では兵装ラックだった位置には、機体を制御するAI<アル>が単独で操作する2本のサブアームが装備されています。
ASは搭乗者の腕の動きをトレースするので、宗介が左右の腕を操作している時に、アルが独自に手榴弾をポイとかする訳です。

「何だこの腕は」
《補助腕です。攻撃補助、弾倉交換、精密作業などにお役立て下さい。制御は私が行います》
「四本腕か。気持ち悪いな……」
《私は気に入ってます。この際、あなたの好みは度外視して下さい》
「…………」

宗介はあまり気に入っていないみたいですね(笑)




ASの兵装としては破格の破壊力を誇る165mm多目的破砕・榴弾砲(デモリッション・ガン)
ASが扱うには余りにも反動が大きすぎるため、ラムダ・ドライバの補助無しでは発射できないとの事です。

デモリッション・ガンはこれまた<アル>が制御するアームで肩の追加装備に接続されていて、両肩には更に<妖精の羽>と呼ばれるラムダ・ドライバキャンセラーを装備する事ができます。




背面も情報量が満載で隙の無いデザインです。
デモリッション・ガン後部の追加マガジンから165mm弾頭がチラっと見えてますね。
更に補助アームが掴んでいる長身の砲塔は……




デモリッション・ガンに装備する事で最大射程30kmを誇る“ガン・ハウザー”(長砲身榴弾砲)モードになります。




発砲。
機体の全高を上回るほどの巨大な火球が生まれ、正面の砂を爆発的に跳ね上げる。
(中略)500ポンド爆弾がすぐ目の前で炸裂したような衝撃だった――

さすがに全高を上回る火球を再現すると本体が見えなくなってしまうのでイメージで。
どんなに凄い威力の武器でもビームなどではなく火薬式というのがいかにもフルメタぽくていいです。




別角度から。
全高に匹敵する長物の武器を腰溜めで撃つ姿は、激しく自分の中の“ロボ魂”を刺激します。




同じリボルテックシリーズのYF-19に付属しているピンポイントバリアを流用(要加工)する事でラムダ・ドライバ・パンチ(勝手に命名)を再現。




同じく劇場版エヴァのガトリング砲も持たせてみました。
エヴァの武装はどれも似合うと思いますが、これもラムダ・ドライブの補助なしでは撃てそうにないですね(笑)


原作はいよいよ佳境に差し掛かっている『フルメタル・パニック!』ですが、いつの日か映像で動き回るARX-8<レーバテイン>を見たいものです。
そして、リボルテックシリーズでARX-7<アーバレスト>の発売を夢見て閉めたと思います。


追伸
記事の内容には関係ないですが、これを書きながら『マクロスF』の新OP/ED「ライオン/ノーザンクロス」をヘビーローテしています♪
自分の中のプロトカルチャーの因子が刺激され、鳥肌立ちまくりです。

V作戦始動 MGガンキャノン編

2008-08-20 13:16:42 | ガンダム・模型情報
皆様、どうもご無沙汰しております…
暑い日が続く中、いかがお過ごしでしょうか。

自分はと言うと、先日岐阜県の有名な川沿いにあるコテージで数日過ごしてリフレッシュしてきました。
たまに大自然の中で過ごすのは、普段インドアな趣味を持つ人間には必要なことだと実感してきました(笑)


と、前置きはさて置き、中々更新がされない当サイトにも根気強く通っていただける方が多数おられ、常々感謝の気持ちでいっぱいです。
10月5日に決定したXデー(何の事かはお分かりですよね?)までには、徐々に更新ペースを上げられるように準備していきたいと思っています。


さて、表題のMGガンキャノンですが、何故今このタイミングで?と思われる方もいるとは思いますが、多くの方が感じているように、発売されたばかりのMGガンダムVer.2.0に合わせた連動企画?です。
やはり、アニメ基調でまとめられたMGガンダムVer.2.0の隣には、是非ともこいつを並べてみたいと倉庫の奥から引っ張り出して完成させてみました。

何年眠らせていたのか定かではありませんが、こうしてこいつが完成の日を見る事ができたのも、MGガンダムVer.2.0の恩恵というべきなのでしょうね(笑)


そのMGガンダムVer.2.0はと言うと、発売日当日に我が家に届いた2機の内、1機をニッパーのみでパチパチっと組み上げました(TOP画像にひっそりと映ってますね)。
スタイルの好き嫌いはあるかと思いますが、もうそれだけで素晴らしいガンダムの完成品が誰でも手に入れられるというマストアイテムだと思います。
MGガンダムVer.2.0についての感想は、彗星版(大げさか?)のMGガンダムVer.2.0が完成してからにして、今回のガンキャノンの話題に移りたいと思います。



結構古い部類のMGに入ると思いますが、フォルム的には今の目で見てもまずまずなのではないでしょうか。

カトキさんのアレンジが加わっているのですが、GFFのガンキャノンに比べると大きくアニメのフォルムから外れる事もなく、MGガンダムVer.2.0の隣に置いても違和感は少ないと思います。




サイドから見てもガンキャノンの分厚い装甲の雰囲気がよく出ていると思います。
制作方法はいつも通り特に変わった事はしていません。
古いキットのせいか、ヒケの大きいパーツが多いので念入りにヒケ処理をして、エッジのだるい部分をシャープにしたくらいだと思います。
逆に言えば、それだけで十分にカッコいいガンキャノンが手に入ると言う事ですね。



背面は多少手が入っていて、ランドセル下部のバーニアは金属製の市販品で大型化し、側面のダルい○モールドも削り落として市販品のアボジに交換しました。
手が入ってると言っても、たったそれだけですけどね(笑)



のっぺらした胸パーツが光を反射してしまいイマイチな写真ですが、頭部のバルカンも金属製パーツに変更しました。
溝を黄色に塗るのはお約束ですね(笑)




手ぶらが似合う数少ないモビルスーツであるガンキャノン。
胸側面の装甲の合わせ目が目立つのをあえて放置しているのは……




「C-109発進スタンバイ」

複数用意しておいた胸パーツ及び左足スネパーツを交換する事によって、ナンバー付きの機体も再現できます。
右足首は………忘れちゃった(笑)



「カイ少尉、戦果を期待しています」
「おう!任されて!」

こっちはカイの108です。
3つ分の表面処理と塗装は、何度も心が折れそうになりました(笑)




塗装は安易にメタリックカラーに逃げる事無く『めぐりあい宇宙』冒頭のシーンを見ながらセレクトしました。

メインの赤は茶系の下地の上からガンダムカラーの新色、ガンダムVer.2.0用にアソートされているレッド13。
もう少し明るい赤の方がイメージかも知れませんが、個人的に真っ赤のMSに抵抗があるのと、彗星的V作戦の一環としてガンダム2.0を塗る際の習作も兼ねています。

関節部の緑掛かったグレーは、黒系の下地の上からガンダムカラーのエクストラダークグレー。
武器類は同じく黒系の下地にガンダムカラーのグレー11です。

頭部の白は茶系の下地の上からクレオスのクールホワイトで大まかに発色させてからガンダムカラーのホワイト18(これもガンダム2.0用)
額の赤はボディと区別する為にクレオスのハマーンレッド。

胸のインテークはガイアの黄燈色、ライフルのセンサーはクレオスのキアライエロー。

トップコートは、ガンキャノン特有の曲面にハイライトが入るように、ガイアの光沢クリアとつや消しクリアを混合した物を吹きましたが、ちょっと光沢がキツ過ぎたような気もします……




MGガンダムVer.2.0とのツーショット。
違和感ないっすね~♪
1/100スケールでV作戦が再現できる日も近い?!



TOP写真の全身画。
キットがあまり動かないせいもあるのですが、ガンキャノンのポーズってあまり思いつかないんですよね……(汗)

討てよ~討てよ~討てよ~♪
で有名なうつ伏せ撃ちポーズは、専用の手首を塗り忘れていたのでパス……
MGガンダンクがめでたく発売された際にでも再現します。


と言うことで、MGガンキャノンでした。
あまり動かない事を除けばガンキャノンの魅力を体現した好キットだと思います。
あまり動かないと言うのも、ガンキャノンのキャラを考えればあまり弱点でもないですしね。

今回の作製に於いて、誰にも分からないと思いますがガンダム2.0へ向けての色々な実験もできましたので、なるべく早いうちに本命のガンダム2.0を公開できるように頑張ります。

せめて、ジャスティスに間に合うように……

1/100 ティエレン地上用 ようやく完成(汗)

2008-07-20 05:22:55 | ガンダム・模型情報
キット発売から約1ヶ月、ようやく1/100ティエレン地上用が完成しました。
旬は完全に外していますが、自分の楽しみのためにUPしておきます。



ガンダム00の1/100シリーズはどれも非常にデキが良いのですが、前回製作したオーバーフラッグと併せてこのティエレンもメカニカルディテールと銘打たれたメカデザイナー本人によるディテールアップ稿を参考に開発されていて、とても繊細でハイセンスなディテールが全身に刻まれています。

その分、そのディテールを消さないように表面処理を施すのは大変苦労しました(汗)
嫌がらせか?という位に、リベットの周りには必ずと言っていいほどパーティングラインが存在するので、模型誌にはリベットのモールドを一度切り取ってから表面処理を行い、再度接着する方法も紹介されていました。
それはそれで面倒そうなので、自分はペーパーの角を使ってリベット回りもチマチマと成型しました。
制作期間の殆どは表面処理と言ってもよい位ですね……

胸の中央にある直径3ミリのモールドは、一度ピンバイスで開口してからWAVEのOボルトを埋め込んでおきました。
その他全身に合計6箇所あるモールドにも同様にOボルトを埋め込みました。

あちこちにあるフック状のモールドは全てピンバイスで開口しておきました。
簡単かつ効果が高いのでオススメの工作です。




プロポーションのまとまりは1/144に分があるように感じますが、これはこれで非常に無骨な感じがして兵器感に溢れるスタイリングだと思います。
両肩のシールドの取り付け方法が悪く、これがプロポーションのまとまりを壊している要因だと思いますので、腕に覚えのある人は取り付け方法を変更して横幅を狭めると良いかも知れません。

親指とかかとにある肉抜き穴は違和感があったので、瞬着で埋めておきました。




1/100ティエレンの見所の一つであるシールド表面に施されたリアクティブアーマーは、一つ一つ分割して成型し、別々に取り付けられるようにしておきました。




後姿も魅力的なティエレンですが、このバックパックには何が積まれているんでしょうかね…?

太もものクマさんマークでも分かるようにセルゲイ中佐の機体を意識していますが、劇中ではセルゲイはこの地上用ティエレンには乗っていなかったですね。



「ぼくはクマ~♪」

ガンダムデカールのガンダム00用に付属している「ロシアの荒熊」ことセルゲイ・スミルノフ中佐のパーソナルマークを使用しました。
デカールにはもう一つカッコイイタイプのマークも付属しているのですが、このカワイイタイプはセルゲイとのギャップがあっていいですね(笑)
カワイイながらも顔に傷が刻まれているのがいかにもセルゲイのパーソナルマークぽいです。




塗装はティエレンの兵器感及び旧式感を出すためにいわゆるMAX塗りと言われる手法で塗っていますが、下地には黒(に近いグレー)ではなく、赤茶色を使用してみました。
エッジ部分にこの赤茶色を残すことで、サビの浮き出た古臭い感じを出すのが狙いなのですが、少々やりすぎたかなと思った現物と比べて写真では丁度良いというか、少し物足りなさも感じますね。
この辺の加減が難しいところなのですが、写真での見栄えを考えて現物がカッコ悪くなるのは本末転倒なので、これで良しとしておきます(笑)

胸にあるオレンジ色部分は、本体と違って蛍光色を利用して思い切りド派手にしておきました。
何かしらの識別カラーという見立てです。




主武装である長滑空砲を構えた姿で一枚。
他の写真もそうですが、モノアイは画像ソフトを使用して発光させてあります。




もう一つの標準武装であるカーボンブレードは、非金属感を出すためにグロスのブラックで塗っておきました。
劇中でもエクシアが映りこむ位にピカピカでしたね。




胸のオレンジ色のカバーを外すと、30ミリ機銃もしっかりと再現されています。
非常に小さなパーツですが、銃口はしっかりとピンバイスで開口しておきました。
こうした小さな積み重ねが精密感を生み出すと思っています。




今回の1/100キットで新たに設定された550ミリミサイルランチャーは大きく迫力があってティエレンにもとても似合っています。
そして、上半身を360°+上下に自在に向けられるのがティエレンのデザイン上の最大の特徴ですね。
当たり前といえば当たり前なのですが、これが出来ないMSが殆どの中で際立っていると思います。

正面にしか撃てないガンタンクよりも余程戦車ぽいです(笑)




以前作製した1/144との比較はこんな感じです。
前記した通り、まとまりは1/144に軍配が上がりますが、精密感とボリュームは1/100といったところでしょうか。




前回作製した1/100オーバーフラッグとのツーショット。
同じMSというカテゴリーとは思えない程のフォルムの差がいかにも別の国で異なるコンセプトで開発された兵器という感じがして面白いです。

ガンダム00の1/100シリーズは大変デキが良いので、これで終わりにしないでバリエーション展開並びにイナクトの発売にも期待しています。
セカンドシーズンに登場するガンダムも発表されましたが、各国家群の特色を反映した機体が登場しなくなるかと思うと少し淋しい感じがします。


以上、1/100ティエレンでした。
ますはこのキットが発売されたこと自体が嬉しい驚きでしたし、そのデキも非常に良く、価格を考えるとコストパフォーマンスは高いと思います。

その反面、ABS樹脂による頑丈な関節構造とは違い、ポリキャップ特有のグニャりとした関節はティエレンのマッシブなボディを支えるにはいかにも強度不足で可動部分が多い割にはカッコイイポースで固定するには少々難儀します。
そのポリキャップも一昔前の径の細いタイプなので、その内、自重によってエビ反りになったりひっくり返ったりしそうでヒヤヒヤです(笑)

それもまた、旧式の技術で作られたティエレンぽいですけどね(汗)


今月はいよいよMGガンダムVer.2.0が発売です。
TVCMも見ましたが、自分が初めて作ったガンプラでもある1/100ガンダムと競演していて何とも感慨深いです。
じっくりと取り組む時間が欲しいなぁ(笑)

ペルソナ4 ついに発売♪

2008-07-13 00:43:33 | 日記
ご、ご無沙汰しております(汗)
本来であれば、予告した1/100ティエレンの記事をUPする予定ですが、写真の整理がまだなので今週発売になったアトラスの新作RPG『ペルソナ4』(以下P4)について少し。

以前も少し触れたと思いますが、前作の『ペルソナ3』(以下P3)は個人的にかなりツボだった作品なので、P4にもかなりの期待を寄せて発売を待ち望んでいました。

ペルソナシリーズの魅力は、やはりビジュアル的な面が大きいのですが、P3発売当初はアトラスといえばこの人の金子一馬さん(画集も持ってます)が一線から退いた事により「こんなのペルソナじゃねぇーー!」という気持ちが強かったのですが、いざプレイしてみるとボイスが付いた事でキャラクター性が際立っていて、最初は取っ付き難かったビジュアルも慣れてくればとても魅力的な事に気が付きました。

元々P3のキャラクターデザイン及びアートディレクションを務める副島成記さんは、P3以前のペルソナシリーズでも金子一馬さんのデザインを元に原画を作成していたり、サブキャラクターのデザインもされていたので、パッケージ等で感じるイメージよりはゲーム中での違和感は少なかったというのもあります。

そして、そのキャラクターに命を吹き込むCVの方々もとても豪華で、まさにガンダムクラス?!いやそれ以上かという主役クラスの役者さんが勢ぞろいでした。

◆P3メインキャラクター(敬称略)

主人公/ファルロス/望月綾時  石田彰
岳羽ゆかり  豊口めぐみ
伊織順平   鳥海浩輔
桐条美鶴   田中理恵
真田明彦   緑川光 (アニメ『PERSONA-trinity soul-』にも登場)
山岸風花   能登麻美子
アイギス   坂本真綾
天田乾    緒方恵美
荒垣真次郎  中井和哉

タカヤ    神奈延年
ジン    小野坂昌也
チドリ/エリザベス 沢城みゆき

イゴール  田の中勇



そして肝心のP4ですが、基本的な雰囲気はP3を引継ぎながらさ更に洗練された印象で、今回もP3に負けず劣らずの役者さんがCVを担当されています。

◆P4メインキャラクター(敬称略)

主人公  浪川大輔(たぶん…)
里中千枝  堀江由衣
花村陽介  森久保祥太郎
天城雪子  小清水亜美
クマ    山口勝平
巽完二    関智一
久慈川りせ  釘宮理恵
白鐘直斗  朴 璐美

堂島遼太郎  石塚運昇

イゴール  田の中勇
マーガレット 大原さやか(たぶん…)

まだプレイ中登場していないキャラもいますが、概ねこんな感じだと思います。
こうして並べてみるとガンダム成分が高いですね(笑)
特にP3はSEED成分が非常に高めのようです。P4は00成分かな?!


まだ序盤しかプレイしていませんが、P3で少し気になった要所で差し込まれるアニメパートの絵柄の違いによる違和感も(それはそれで魅力的な絵でしたが)少なく、クオリティも格段にアップしている印象です。

戦闘パートがP3とさほど変わらず、ザコキャラも使いまわしだったりと新鮮味に欠ける部分もありますが、これはまぁ…P3とP4が地続きだという演出ということで(笑)
音楽は相変わらずのハイセンスでO.S.Tも是非手に入れたいと思います。

あぁ…がっつりプレイする時間が欲しい…

オマケ 1/100デュナメス 一応その2

2008-06-15 13:33:56 | ガンダム・模型情報
ガンダム00第1期がまだ放送中だった頃、製作途中の状態で掲載した1/100デュナメスですが、先程完成した1/100オーバーフラッグと一緒に写真を撮りたくて、ついでに仕上げてしまいました。

今更、デュナメスの完成品を掲載するブログも他には無いと思いますが(笑)
自分の老後の楽しみとして?一応UPしておきます。



製作したのは随分前の事なので詳しい事は忘れてしまいました(笑)
今回行ったのは、スミ入れや細部の塗り分け、デカール貼り、トップコートといった所です。

キットは1/100ガンダム00シリーズの例に漏れず非常によい出来で、普通に組み立てるだけで十分なのですが、細部の塗り分け特にグレーの部分はシールによる再現になっている所が多いので、それらを塗り分けるだけでも非常に完成度は高まると思います。

以前も書きましたが、アニメ本編よりも渋めのカラーリングとなっております。



背面は、細身のMSながら腰のバーニアユニットの影響でボリュームある物になっています。

一見するとなんでもない完成品ですが、細部の塗り分けは相当に大変で、みるみるうちにマスキングテープがやせ細っていったのを覚えています(笑)



ソレスタルビーイングのマークはガンダム00用のガンダムデカールから。
グレーのラインやGNスナイパーライフルの塗り分けは殆どがエナメルの筆塗りです。





ライフルの両手持ちや片膝ポーズは何とかこなせるといったレベルですが、非MGのキットとしては十分だと思います。




3種類のクリアパーツの内、額の狙撃用カメラアイとスナイパーライフルのスコープはプラモ+さんのカラーレンズを使用しました。
Hアイズ等で自作するレンズと比べると非常に集光性が高くていいアクセントになります。
肘のクリアパーツはキットの物を蛍光グリーンで塗装して使用しています。




初登場時に印象的だった上空への狙撃シーンをイメージして寝かせてみました。
腰のバーニアユニットがいい支えになって、成る程といった感じです。



肩にGNフルシールド、脚部にホルスターを装備したデュナメスのフル装備状態。
この状態で放置していたので、肩と腰のポリキャップが自重でヘタレてました(泣)
長時間この状態で飾っておく場合には、肩及び腰の関節は強化しておくのがベターでしょう。



GNフルシールドを前方に展開した防御姿勢。
シールドの塗り分けは…まぁお約束ですが、濃いグリーンが加わる事で軽装状態から随分とイメージが変わります。
GN-002というハデなマーキングはソレスタルビーイングは絶対にしないでしょうが(笑)

よく見ると、フルシールドの切り裂き部分が、腰の蝶々のようなアーマーの形に合わせてあるのが伺えます。



フルシールドはいくつものヒンジでフレキシブルに可動するので、防御力を維持したままで射撃することも可能です。
この辺の制御は全てハロがやってくれるんでしょうね。



ストライク・フリーダムにストライク・ノワール、デカレッドにデス・ザ・キッドと(何かおかしなのが混ざっていますが…)個人的に二丁拳銃のメカ(キャラ)は大好きです。



ということで、オマケの1/100デュナメスでした。
第2期にはもう登場しないのかと思うと少し寂しいですね。

第2期にも4機のガンダムが登場する事は明言されているので(番組が進めば当然それ以上でしょうが)、発表された00ガンダムの他にも3機の新ガンダムが用意されている事でしょう。
その内の1機がデュナメスの特徴を引き継ぐガンダムであれば嬉しいなと思います。

時間的に難しいですが、今回デュナメスを仕上げてみて、未組立のキュリオスとヴァーチェも仕上げたくなりました。
1/100塗装済みで4機のガンダムを並べたら爽快だろうな……

1/100 オーバーフラッグ その2

2008-06-15 12:11:51 | ガンダム・模型情報
その1に引き続き、その2では主に飛行形態とアクションポーズをメインに紹介します。


◆勇気のある飛行形態デザイン


フラッグの飛行形態の設定を見た際の第一印象は正直「何じゃコリャ…」でした(笑)
多分露出している腕のせいだと思うのですが、この腕のおかげでバルキリーぽくなっていないという事では正解だったのかも知れません(偉そうですが…)
デザイナーの福地さんのインタビューでも非常に勇気のいる決断だったようですが、今ではすっかり馴染んでしまいました。

オーバーフラッグでは銃のデザイン(トライデントストライカーというらしいです…?!)がより機首っぽくなったこともあり、飛行形態もカッコよくなっています。



サイドビュー。
1/100になって変形時の上下幅が薄くなり、より航空機のフォルムに近づきました。

今回間に合いませんでしたが、キットに付属するミニフィギュアを仕上げて空母からの発進シーンなんかを再現すると面白いでしょうね。



尾翼??には追突防止灯ぽいディテールがあるのでメタリックレッドで塗っておきましたが、片側は白色の方がらしいかも知れませんね。

足の裏を始め、各部に肉抜き穴がありますが、完成後は殆ど見る場所ではないのでそのままにしてあります(汗)
エイフマン教授の施した極限チューンの一環としての軽量化と思えば気にならない……かも(笑)



着陸脚(ランディングギア)はスケールモデルと比較すればまだまだな造りですが、ガンプラとしては嬉しいワンポイントですね。
白とタイヤブラックで塗り分けました。



組立説明書の表紙イラストをイメージしたアングルで。
このイラストがとてもカッコよくて、塗装を含めた全体の製作イメージになっています。

欲を言えば、トライデントストライカーの白い部分と、襟元の白い部分が繋がるようになればいいんですけどね……
腕に覚えがある人は要改造ポイントだと思います。

ふくらはぎの部分にやっかいな合わせ目があるので接着して消しましたが、マスキング必須で非常にツライ作業でした……(汗)



その1でも掲載した脚部ミサイルは劇中では使用されませんでしたね。
対ガンダム戦では軽量化を重視して装備されなかったという事ですが、一度くらいは見てみたかったです。


◆アクショ~ン!



「人呼んで、グラハム・スペシャルッ!!」

1/100になって洗練された変形ギミックは特筆物のスムーズさで、ドラム式コックピットブロックを回転させると連動して頭部が胴体に引き込まれるのが楽しいです♪

但し、頭部をちゃんと正面を向けていないと擦れて塗装がハゲてしまうので要注意です(自分はやってしまいました…)

放送当初は何の事かよく分からなかったのですが、空中変形を含む空戦機動の事をグラハム・スペシャルと呼ぶようです(後に正式名グラハム・マニューバとして認定)。

グラハムの他には、アラスカのジョシュアやハワード・メイスンも使っていましたね。




「あえて言わせて貰おう!グラハム・エーカーであると!!」
「蹴りを入れやがった?!」

このキット唯一?の不満点は、グラハムカスタム用の試作ライフルが付属していない事だったりします。
商品名がオーバーフラッグなのですから付属していないのは当然なのですが、銃以外はまったく同一のデザインの中で、試作ライフルが付属していればプレイバリューは格段に上がると思うのですけどねぇ…
このキットの売れ行きが好評ならば、その内グラハムカスタムとして発売されるかも……されないわな(涙)

という事で、このシーンは本来試作ライフルを装備したグラハムカスタムが正しいのですが、とても印象的なシーンだったので再現してみたかったです。




「チッ…俺に剣を使わせるとは……」
「身持ちが堅いな!ガンダムッ!!」

これも試作ライフルへと脳内変換していただけると助かります(笑)



黒いフラッグというと、何となくデュナメスとの絡みが思い起こされます。
他にも「正に眠り姫だな」のシーンが印象的でしたが、ハードルが高いので今回はパスしました(汗)

一緒に写っているデュナメスは、以前製作途中を公開した物をフラッグと絡めるために急遽細部まで仕上げた物です。
これはこれで満足いく物に仕上がったので、後ほどオマケで掲載する予定です。




一方でエクシアとの絡みは殆ど無かったように感じます。
第1期ラストでのGNフラッグとエクシアの一騎討ちはありましたが、あれは自分の中であまりフラッグと認めたくないので(笑)
写真は何となくイメージで。



「どれ程の性能差であろうとも……今日の私は!阿修羅すら凌駕する存在だ!!」

プラズマソードとグラハム用の銃の砲身は、クリアブルーと蛍光ブルーで再現しました。
無色透明のプラズマソードは、無塗装派の方には許せない部分でしょうが、成型色に左右されずに塗装できるので、個人的にはアリでした。



2本のプラズマソードをあっさりと捨て去り、奪ったビームサーベルでスローネの腕を切り落としたシーンはオーバーフラッグの最大の見せ所だった気がします。

残念ながら1/100ではスローネは発売されていないので、エクシアのサーベルを拝借しています。
書き忘れましたが、所々でフラッグのカメラアイが発光しているのは“JTrim”という画像加工ソフトを使用しています。


以上、旬を逸した感はありますが1/100オーバーフラッグでした。
試作ライフルが付属していないのは残念ではありますが、キットはとても素晴らしい出来なので、まだ手を出していない方は是非オススメです。
個人的にはこのクオリティでのイナクト(デモ版)の発売や通常のフラッグの発売にも期待大ですが、まずは発売されたばかりの1/100ティエレンを仕上げる事に注力します。

ティエレンが完成する頃には、待望のMGガンダムVer.2.0も発売される頃でしょう。


それでは、オマケの1/100デュナメスの方もお楽しみ下さい。

1/100 オーバーフラッグ その1

2008-06-15 07:12:24 | ガンダム・模型情報
皆様、ご無沙汰しております(汗)
更新が滞っているにも関わらず、毎日多くのアクセスをいただき大変恐縮しております……

発売から約1ヶ月経ってしまい、新鮮味もあまりありませんが表題の通り1/100オーバーフラッグが完成しましたので掲載しちゃいます。


◆フラッグに心を奪われた男
ガンダム00という番組に心を奪われていたのは皆様ご周知の通りですが、その中に登場する数々のMSの中では特にこのフラッグがお気に入りでした。
航空機のテイストを取り入れた細身のメカと言えば、バルキリーに代表されるVFが思い浮かびますが、フラッグはまた違った方向性のとても魅力的なデザインで、一目見た時からすっかり心を奪われてしまいました(笑)


◆祝!久しぶりの敵メカ1/100キット化!!
マスターグレード(以下MG)以外で1/100キット化された敵メカといえば、ザク・ウォーリア?スモー??それとも純然たる敵メカといえばエンドレスワルツのサーペント以来かもしれません。

個人的にはフラッグは敵メカという気はしませんが(そもそも00に敵味方という概念はあまり感じません)、ガンダム以外のメカが1/100キットとして発売された事はとても嬉しいです。
手元には1/100ティエレンのキットも既にありますが、この調子で通常型フラッグやイナクト等々どんどん1/100キットをリリースして欲しいものです。


◆耐ビーム装甲って……



ということで早速完成品の紹介です。キットは複雑な多面体で構成されたオーバーフラッグをとてもよく再現していて、そのまま組み立てるだけでとても魅力的なオーバーフラッグが手に入ります。

黒一色で単調になりがちなオーバーフラッグですが、成型色は濃淡3色の黒系統で再現されていて無塗装でも楽しめるようになっています。
但しアニメ用のカラー設定と比べると色分けが逆になっていたりしますけどね……

それでも全身黒ければオーバーフラッグに見えるのですが、フラッグに心を奪われたフラッグファイターとしては、設定通りの塗り分けにしたくなるってものです(笑)



後姿がとても美しいのもフラッグの特徴の一つだと思います。
結果的に某雑誌の作例と被ってしまいましたが、フラッグの航空機テイストを強調する意味で、翼のフラップ(エアブレーキ?)内部及び関節部を明るめのグレーで塗り分けてあります。



俯瞰から。
このアングルもいいですね~



工作的には各部の面出し、エッジ出し等を行った程度です。
塗装についてはオフィシャルファイルの表紙イラスト及びキットの組立説明書の表紙イラスト(これがとてもカッコイイのです)をイメージソースに、薄い黒?の部分はクレオスのタイヤブラックにガンダムカラーのエクストラダークグレーをブレンドし、緑掛かったダークグレーを目指して調合しました。

写真ではちと分かりにくいですが、現物ではこれ以上緑に振ってしまうと黒いMSではなくなってしまうギリギリの色味になっています。


濃い黒の部分は、単調な黒にならないようにガイアカラーのEXブラックに茶系やグレー系の色を色々ブレンドしましたが、薄い黒とのコントラストが強過ぎに感じたので面の中央にガンダムカラーのブラック1をハイライト的に吹いて馴染ませています。

白い部分はクレオスのクールホワイト、スミ入れは薄い黒にはフラットブラック、濃い黒にはミディアムグレー、いずれもエナメルを使用しました。


見出しに書いたように、設定ではこのオーバーフラッグ及びグラハムカスタムには装甲に耐ビーム処理施されていて、それが黒いボディ色の所以だったりします。

長年ガンダムファンをやっていると、耐ビーム装甲=クリア厚塗りのピカピカツルツルの装甲を思い浮かべてしまいますが、この形状と色から某警察物ロボットアニメに登場するグ○フォンになってしまう恐れもあり、フラッグの航空機ぽさから実在のF-117をイメージしたザラっとしたつや消しとしました。
ビームを弾くというよりは、表面の特殊コーティングが蒸発してビームの威力を相殺するリアクティブ装甲のイメージですかね?!


◆グ○フォンのような頭部


頭部の2本の角?及び襟元の突起には安全基準を満たすための余剰部分がついているので、これを切り取って成型してあります。

フェイス部分に後ハメ加工を施してから頭頂部及び2本の角を接着して合わせ目消しをしました。

対人兵器にもなるというレーザー発振口は1mmピンバイスで開口しておきました。



フェイスカバーの奥にあるター○ネーター風のメカフェイス。
完成後は二度と見る事はないでしょうが、こういう遊び心は製作途中のちょっとした楽しみとしてアリですね。


◆フラッグにはナデ肩が似合う?!


胴体や肩は特に何もしていませんが、非常に複雑な面構成になっているので、エッジやディテールを壊さないようにペーパー掛けするのは非常に大変でした(汗)

ドラム式コックピットの脇にある機銃は開口して市販の金属パーツを埋め込んだりしています。

一般的な人型メカではご法度ですが、フラッグの場合は変形用の関節機構を生かしてナデ肩にすると生みの親であるデザイナーの福地さんのイラストっぽくなります。



写真では分かりにくいかもですが、プラズマジェットエンジンの内部は見せ所の一つだと思います。

エンジン本体はメタリックで焼け色表現、そしてエンジンボックスの内壁はグレーで塗り分けて航空機らしさを目指しました。

この装甲の表裏を塗り分けるのは自分の模型製作の一つのテーマだったりするので(面倒ですが)外せません。
濃い色のボディ色の場合は裏側は明るい色、ボディ色が薄い色の場合は裏側は暗い色で塗り分けると見た目の情報量も増し、リアル感も高まると思います。



エンジンユニットを外した部分にもディテールが施されています。
何だかここにGNドライブを付けたくなりますね……
地味で完成後は殆ど見えませんが、肩の装甲裏も明るいグレーで塗り分けてあります。



これまたフラッグの見せ所の一つである翼です。
キットでは何故かエッジが立っているので翼っぽくエッジを落としてあります。

航行灯・翼端灯と思われるディテールにはメタリックレッド(反対側はブルー)を塗っておきました。
オーバーフラッグスのスコードロンマーク(部隊マーク)は発売されたガンダム00用水転写デカールを使用しました。


◆ユニオン脅威のメカニズム?!


腕にはソニックブレイドを内蔵できるようになっています。
ウエポンベイと想定して内壁をグレーで塗っておきましたが、もう少し明るいグレーの方がらしかったですね……



脚部のスネ部分にはミサイルが収まっています。
ミサイルは成型色では黒一色で味気ないので、好みの色に塗ってみましたがちょっとベタですね(笑)

これで分かるように、基本フラッグの手足は空っぽだという事。
これはEカーボン製の外部装甲がフレームも兼ねるモノコックになっているという事ですかね。指を動かすのはフライ・バイ・ワイアで電気信号だけ送って、デカイ手首に仕込まれた油圧アクチュエーターを動かせばいいし……とか考えると楽しいです♪


◆ちょっと浮かれ過ぎ……?!

大好きなフラッグで、しかも久しぶりの完成品という事もあり、浮かれ過ぎて写真を撮りまくってしまいました(笑)
飛行形態やアクションポーズ等、続きはその2で。

ご無沙汰しています(汗)

2008-05-17 14:34:34 | 日記
種々の事情から更新が滞っておりますが、その間にも毎日決して少なくないアクセスを頂き、訪問頂いている方々には大変ご迷惑をお掛けしています(汗)

この春から新しいコトにチャレンジしていて、時間的にも精神的にも余裕が無い状況が続いておりますが、そんな状況にも少しずつ慣れてくれば、以前と同様位(週1~2回?)の更新は出来るのではと思っています。


そもそもごく一般的なブログのように、今日はこんな事ありましたとか、こういう事感じましたとか日記的に少しずつ更新できれば良いのですが、一度筆(キーボード)を取ると、ガッツリと書いてしまう性質なので(笑)


そんな訳で、簡単ではありますがここ最近気になっている事を簡単に挙げておきたいと思います。


◆スーパーアグリF1撤退
今オフから苦しい状況が続いていると報じられてきたスーパーアグリが此度F1から撤退する事になってしまいました(涙)

先シーズンのスポンサーの不履行から始まり、いくつか挙がった買収話もまとまらずにこのような結果になってしまった訳ですが、この背景にはいくつかの現在F1を取り巻く状況が垣間見えます。

まずは、F1で戦うには莫大な資金と体制が必要不可欠で、メーカー系チーム主体の現状ではプライベーターにはそもそも厳しい状況だという事。

スーパーアグリが掲げている純血日本チームというコンセプトに、日本の企業がまったく関心を示さない事。
15~20年前の状況に比べると、日本企業そのものがF1という媒体に対して商業価値を見出していないのではないかと思います。
TV放送はフジテレビが独占、放送時間も深夜という事で対費用効果が望めないのでしょうね…

そして、これが一番の原因に思えるのですが、カスタマーカー(他チームが開発した車を流用)に対する考え方が容認の方向から一転して規制の方向に向かった事。
これにより全てのチームが以前と同じように自らマシンを開発しなければならなくなり、これはホンダF1のマシンを流用していたスーパーアグリも然りで、そのような体制(人材、施設、資金)を持たないスーパーアグリを買収してF1に参戦しようという企業、グループが現れなかったのでしょうね。

厳しい見方かもしれませんが、F1というのは全てのチームがコンストラクター(製造者)である事が前提のレースで、そこにカスタマーカーありきで参戦する事自体が志が少し低かったようにも思います。
いずれは体制を整えてという考えもあったかと重いますが、シャシーのオフィシャルサプライヤーが存在するGP2等のレースと、F1は別物だという事には自分的には異論はありません。

スーパーアグリ消滅に伴い、これからはいっそうプライベーターには厳しい時代になりそうです。

佐藤琢磨選手の去就は不明ですが、ドライバーとして脂が乗っている時期だと思いますので、是非とも来期どこかのチームで走っている事を期待しています。


◆マクロスF(フロンティア) 第7話「ファースト・アタック」
第1話の感想記事以来触れていないマクロスFですが、勿論毎回視聴しています。

アルトはVF-25に乗り込んだ事を切っ掛けに民間軍事会社SMSに所属する事になり、ランカはミスマクロス・コンテストに落選するも路上ライブを切っ掛けにプロの歌手への階段を上り始め、シェリルはランカと共にアルトと避難ベイに閉じ込められた事を切っ掛けに3人の関係は複雑に絡み始め……

と、徐々にストーリーが加速し始めた所での第7話「ファースト・アタック」が東海地区でも先日放送されたのですが、これがもうテンコ盛りの大出血サービスな回で、劇場版アニメのクライマックスを見ているようなボリュームとクオリティで、時間が無い無い言いながら3回も繰り返し見ちゃいました(笑)

「みんなーーー!文化してる?(中略)今夜もいつも通りマクロスピードで突っ走るよ!だから……ワタシの歌を聴けぇーーー!!」

フロンティアでのさよならライブでの冒頭、シェリルのファンへの呼びかけはシリーズを通して見ている人なら思わずニヤリとしてしまうセリフ。
そして、シェリルのライブ映像とリンクして発進するスカル小隊の面々。

「全機、プラネットダンス!!」

オズマ隊長の号令(これにもニヤリ)と共に散会するスカル小隊。
ルカは無人機ゴーストを3機、新型のフォールド通信システムで僚機として従え、青いVF-25を駆るミシェルは赤いクァドランを駆るゼンドラン、クラン・クランと何やら浅からぬ関係のようでコンビを組むという本当にマクロスファンの琴線に触れる演出。
更にはゲームVF-X2でお馴染みの3段変形のモンスター、ケーニッヒ・モンスターがその火力を遺憾なく発揮し、視線ロックオンシステムで無数の標的を捉え、ミサイルをばら撒くオズマのアーマード、そして……

「ボビー、何故このクウォーターが400m級でありながら“マクロス”の名が冠されているのか……いや“マクロス”でありながら何故このサイズなのか思い知らせてやれ」
「オーケー、ボス」

止めはマクロス25(クウォーター)のトランスフォーメーションによる突撃とマクロス・キャノンの発射と息もつかせぬ怒涛の展開。
ダウンサイジングされたマクロス・クウォーターは、やるときはやるオカマの操縦士ボビーの操縦テクニックにより、戦艦クラスとは思えない軽快な動きで敵艦に取り付き“重量子反応砲”ことマクロス・キャノンをぶっ放すまでの流れはまるでアクエリオンを見ているようでもありました。
そして豪胆なSMSの戦い方に翻弄されるキャサリン・グラス中尉が可愛い(笑)

実戦慣れした同僚らの戦いに戸惑い気味だった主人公アルトも、シェリルとランカ二人が歌う『インフィニティ』(とてもイイ曲♪)に後押しされて、敵艦に捕獲されたルカを救うために単身敵艦に突入し、機体を失いはしたものの無事ルカを救い出す値千金の活躍を見せてくれました。

その際に同艦の中に先に潜入いていた謎の人物プレラ・スターン(CV:保志総一郎)と同じくSV-51γ似の謎のVF(OPにシルエットだけ登場する機体かな)も非常に気になります。
雰囲気から、OPに登場する謎の女性にも関係がありそうです。
ランカの記憶に残っている『アイモ』という歌のフレーズをハーモニカで奏でていましたが、ランカとの関係、そして恐らくマクロス・ギャラクシーで行われているサイバネティクスやインプラント技術などとも無関係ではないのでしょう。

次回は打って変わって学園物のようですが、序盤でコレならクライマックスはどうなるのか楽しみは尽きません。


◆静岡ホビーショー開催
例年この時期の恒例行事である静岡で開催されたホビーショー。
勿論、会場に行けた訳ではありませんが、インターネットの恩恵で発表された情報はほぼリアルタイムで手に入れる事ができました。
詳細はリンク先でもあるカメっちさんの『ガンプラ秘密工場(仮)』さんに詳しく紹介されています。

今回の目玉はなんと言っても今夏に発売予定のRX-78-2ガンダムVer.2.0の詳細と試作品の公開でしたが、噂に違わず最新技術満載で見かけはクラシックというザクのVer.2.0とコンセプトを同じくする仕上がりで発売が待ち遠しいです。

初代ガンダムのアニメーションディレクターでもあった安彦良和さんの描く劇中のガンダムを髣髴とさせるフォルムは、マスターグレード開始以来、常にRX-78のデザインを時代に併せてリファインし続けてきた流れとは一見逆行するようにも思えますが、多くの人にとって待ち望んでいたガンダムとはこういうモノではないかと思いますし、個人的にも非常に魅力的に映ります。

後にに発売される予定のGアーマーとの兼ね合いからか、非常に小さくなったクツや関節の○一モールドの形状など、現時点では違和感を感じる部分も少なからずありますが、このVer.2.0が新たなガンダムの指針になっていくのは間違いないでしょう。
早くもこの仕様でのGMの発売に心躍らせてしまいます(笑)


他にも様々な新製品の情報がありましたが、個人的には前記のマクロスFに登場するVF-25メサイアに期待です。
実に久しぶりのバンダイ製マクロスキットであるVF-25ですが、バンダイが得意とするところの変形は何ら心配する要素はありませんが、どこまで航空機としてのディテールをバンダイが盛り込んでくれるかが楽しみであり、唯一の不安材料とも言えますが、河森監督が全面的に協力しているようですから十分に期待していいと思います。

劇中ではアルト機はスーパーパック、オズマ機はフルアーマーパックが大活躍しており、それらのオプションも充実して欲しいところですが価格的にはいくらになるのやら(汗)
他にもスナイパー仕様のミシェル機、電子戦装備のルカ機と続いてくれればもう何もいう事はありません(笑)

参考出品されていた同スケール(1/72)のバジュラが発売されたらそれこそデカルチャーと叫んでしまいそうです♪


とういう事で駄文垂れ流しではありましたが、今回はこの辺で。
他にも『コードギアスR2』とか、TYPE-MOONの新作及びあの作品のリメイクとか、ドラマ『ラストフレンズ』とか色々と触れたいネタはあるのですが、また近いうちに……