今日でもう4月も終わりです。来月にはHGUCの「ザクⅡ改」(個人的には「ザクFZ」の方がピンと来るんですが…)が発売されます。久しぶりの1/144ザクキットなので楽しみです♪
出渕氏による設定画と比べるとかなり細身にまとめられたプロポーションには賛否両論あるでしょうが、可動面については充実しているようです。中でもうれしいのが足首の可動範囲に期待が持てることです。試作品や完成見本の写真を見てみると、足の甲にあるパーツが独立可動するみたいなんです。
最近のモビルスーツのデザインはプラモデル化を前提にデザインされているため、可動についてかなり考えられたものになっていますが、最初の「機動戦士ガンダム」の頃のモビルスーツはプラモデル化を意識したものではなかったようです(富野監督はドムのデザインを見た時に「模型でもイケるかも」を思ったという話を何かの本で読んだ記憶がありますが、定かではありません)。そのため、最初期のモビルスーツであるザクは立体化した場合には「動かない」デザインでした。アニメでは外装がゴムで出来ているかのように柔軟な動きをしているのですが…。
上の図はポーズ付けの際に問題となる足首の接地についてを表したものです。図の左側は脚を地面に対しまっすぐにした状態です。
図の真ん中は脚を開いたポーズの状態ですが、足の甲に付いているパーツがすねの装甲のスソ部分に干渉してしまいます。脚を開く角度的にはこの辺が限界のようです。HGUCザクでは伸縮可能な機構を足首関節に持たせることによって可動範囲を確保していますが、すねと足との間にかなりすき間が開いてしまいます。
図の右側は足の甲に付いているパーツが横方向に傾くように独立可動した場合です。すねとの間のすき間が少なくなり、可動範囲にもまだ余裕が感じられます。今まではPGやMGクラスのキットで採用されていた可動部ですが、HGUCザクⅡ改では1/144ザクのプラモとしては初採用されました。うれしいな~♪ 足首がすねに固定されていた最初の1/144ザクのことを考えると…(涙)。
両肩のアーマーや腹部の動力パイプ・腰スカートアーマーなど、ザクは(グフも)カッコ良い造形にしようとすると可動範囲が大幅に限定されるという要素の多いデザインですが、近年はどんどん可動箇所が増え、可動範囲が広がっています。MGザクver2.0が物語冒頭のような立て膝ポーズを取っている写真を見た時はかなりの衝撃を受けましたから。まさに「マスターグレードに不可能は無い」いや、「ガンプラに不可能は無い」と思いましたねぇ…。
でも、腰スカートについてはまだ進化の余地が残されていると感じます。この辺についてはまた次回…。
出渕氏による設定画と比べるとかなり細身にまとめられたプロポーションには賛否両論あるでしょうが、可動面については充実しているようです。中でもうれしいのが足首の可動範囲に期待が持てることです。試作品や完成見本の写真を見てみると、足の甲にあるパーツが独立可動するみたいなんです。
最近のモビルスーツのデザインはプラモデル化を前提にデザインされているため、可動についてかなり考えられたものになっていますが、最初の「機動戦士ガンダム」の頃のモビルスーツはプラモデル化を意識したものではなかったようです(富野監督はドムのデザインを見た時に「模型でもイケるかも」を思ったという話を何かの本で読んだ記憶がありますが、定かではありません)。そのため、最初期のモビルスーツであるザクは立体化した場合には「動かない」デザインでした。アニメでは外装がゴムで出来ているかのように柔軟な動きをしているのですが…。
上の図はポーズ付けの際に問題となる足首の接地についてを表したものです。図の左側は脚を地面に対しまっすぐにした状態です。
図の真ん中は脚を開いたポーズの状態ですが、足の甲に付いているパーツがすねの装甲のスソ部分に干渉してしまいます。脚を開く角度的にはこの辺が限界のようです。HGUCザクでは伸縮可能な機構を足首関節に持たせることによって可動範囲を確保していますが、すねと足との間にかなりすき間が開いてしまいます。
図の右側は足の甲に付いているパーツが横方向に傾くように独立可動した場合です。すねとの間のすき間が少なくなり、可動範囲にもまだ余裕が感じられます。今まではPGやMGクラスのキットで採用されていた可動部ですが、HGUCザクⅡ改では1/144ザクのプラモとしては初採用されました。うれしいな~♪ 足首がすねに固定されていた最初の1/144ザクのことを考えると…(涙)。
両肩のアーマーや腹部の動力パイプ・腰スカートアーマーなど、ザクは(グフも)カッコ良い造形にしようとすると可動範囲が大幅に限定されるという要素の多いデザインですが、近年はどんどん可動箇所が増え、可動範囲が広がっています。MGザクver2.0が物語冒頭のような立て膝ポーズを取っている写真を見た時はかなりの衝撃を受けましたから。まさに「マスターグレードに不可能は無い」いや、「ガンプラに不可能は無い」と思いましたねぇ…。
でも、腰スカートについてはまだ進化の余地が残されていると感じます。この辺についてはまた次回…。