故小渕恵三総理の官房長官時代のエピソ-ドを、聴きました。
新元号”平成”を 過去に例のない テレビ と云うメデイアで発表するに際しての 裏方のご苦労話は、興味尽きないものでした。
平成の額が、上下逆にならないように。視聴者の視線を考え 額を動かす。
画面が反射しないように、額をプラスチックやガラスで覆わない等々・・・。
その後の”令和”新元号発表時も 同じスタイルがとられたそうです。
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小渕官房長官は、”平成おじさん”として、広く国民に知られた印象がありますが・・・。
当時の竹下総理に、鎌倉時代の十訓抄をもじって 言わしめた言葉だそうです。
「虎は死して皮を残し 人は死して名をのこす。 竹下総理は(俺)消費税を残し 小渕は顔を残した」
小渕元総理は昭和12年生まれ。森家と同じ丑年。
恵三の名前は、易経からの 天の時 地の利 人の和 を、意味しての命名との事です。
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「平成の額」は、国立公文書館へ保存されているとの事です。