夏至を過ぎると、日一日と陽が短くなっていきます。年の後半が駆け足で過ぎ去っていくようで、この数年、自分の残された歳月と重なって”夏至”に対して複雑です。
そんな中、2階のベランダから目に入った、庭先の一輪の紫陽花。先週末の親友の突然の右目失明等、老いの辛さを身にしみている私を慰めてくれるかのような健気に咲くガクアジサイ。鉢植えを下さった一人暮らしの友人ともこの数ケ月連絡がとれません。紫陽花は庭に移して大きく生長しています。
昨夕は水無月エビス会。ゲストスピ-カ-は、先端癌治療で著名な岡田直美先生。紹介者は私。ロ-タリ-クラブのお仲間です。専門的な難しい内容でしたが、落語の金時師匠をはじめ皆さん熱心にお聞きでした。時間超になるほどの質問が、癌に対する関心の高さを現しています。
美味しい酒肴に舌鼓を打って、有意義な時間を味わえた銀座の一夜でした。ひと月に一度のエビス会は、私の樂しみのひとつです。私、最古参になってしまいました。会員の顔ぶれが変わり、淋しさもありますが、老いる切なさ蹴っ飛ばして、また来月も・・・。