「日本の貧困 」高齢者にも、これからを背負っていく子どもたちにとっても深刻な問題となっています。昨日は、「日本の子供の貧困」の実態について、特定非営利法人キッズドア理事長の講演を聴きました。
貧困には、アフリカや途上国に見られる一日の生活費が1.25$以下で、食べるものがない、住む家がないといった生存条件を欠くような絶対的貧困と、日本が直面している相対的貧困の二種類があるそうです。
相対的貧困は、収入が社会の標準的な所得の半分以下で、子供たちへ与える精神的なダメ-ジが大きく、ニ-トや自暴自棄に走らせる土壌になっているようです。私どもの若い頃抱いいていた 「頑張れば何とかなる」と言った、ハングリ-精神で解決出来る単純なものではないようです。
これからの孫の世代が心配です。日本、気がついてみればOECD加盟35ケ国中、貧困率13.3%と7番目に高い結果となっっています。人口減少、人口構成の歪み等、縮んでいく日本に打つ手はあるのでしょうか?