おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

2号。

2004-10-18 23:56:08 | 我思う、故に書くなりよ。
愛人の話ではない。国際救助隊の話だ。

一晩中、サンダーバードを見てしまった。お陰で「へろへろ~」な状態が続いている。久々に見たが、つい最近までNHK教育でやっていたのは知っている。オマケに劇場版も新しい吹き替えでやっていたのも知っている。なにしろ、作られたのが1965年だから、その1年後に日本で放映されたとしても、かれこれ40年前の作品だ。新しく吹き替えないと「ぴーー」なんて場合もあるだろうし、声優さんも天国へ召されておかしくない齢を重ねている。そんなワケで、新たに吹き替えたと思われるペネロープの声が年食ってたのはちょっとどうかと思ったが…。

最近では実写CG劇場版が公開されて、ちょっと話題にもなったけれど、オリジナルはスーパーマリオネーションと言う「マリオネット」である。そりゃあ「カクカク…」動くし、妙な移動の仕方もするが、不朽の名作に疑わないシリーズだったと、改めて感動したのである。

「やはり2号だな…」

幼少の頃は「緑の体育館のおばけ」とも呼んでいたが、サンダーバード2号が憧れの救助隊メカであった。それは今でも変わらない。ずんぐりむっくりと呼ばれようが、椰子の木を倒して発進するさまは、どうして最初から滑走路の幅を考えておかなかったんだ…と言う愚問も吹っ飛ぶかっこよさなのだ。

話はそれるが、今月の4日には「ゴードン」が星になった。と言っても「ゴードン・トレイシー」では無く「ゴードン・クーパー」氏である。誰かって? アメリカ初の宇宙飛行士「オリジナル7」の1人だよ。

氏を含めて7人が「マーキュリー計画」で宇宙飛行士に選ばれ、一人を除いて宇宙を飛ぶ。ゴードン氏は計画の最後で宇宙を飛び、人類最初の「宇宙で寝ちゃった人」にもなった。まぁ、この辺の話は「ライトスタッフ」と言う映画を観て頂きたい。

で、ゴードン、スコット、ジョン、バージル、アランのトレイシー一家の兄弟なんだが、この「オリジナル7」の実在の宇宙飛行士から名前を頂いている。すでに、バージルとアランは星に召されたと思うが、きっと彼らは宇宙を楽しんでいるに違いない。ゴードン氏はその宇宙体験を我々に残してくれた。ディズニーランドにある「スペースマウンテン」は彼の監修の元に作られているのである。

とかなんとか、ボーっと考えながら観ていたが、ペネロープの活躍が少ない事に気付く…。

「ペネロープだな。紅茶飲んでるし…。」

国際救助隊がどこにある島にあるのか判らないが、イギリスのロンドンには「支部」があり、ペネロープんちがそれ。やはり「ピンクのロールスロイス」でかっ飛んでくれなきゃ、困るのだが、実写CG版作成の際はロールスロイスが「断った」らしい。夢も希望も無い会社だ。んで、あれはどこが作ったのかな? 来日してたらしいが。

改めて観て、あまり時代の古さを感じない所も、名作たる証拠だと思う。そりゃ、未来の話なんだから、古いのもどうかと思うが、作られたのは40年も前だっていう事をお忘れなく。

ちなみに、アランが生まれるのは2005年。長男のスコットが生まれたのが1996年と言う設定になっていて、2004年の秋となると、まだ何にもしてないワケだな。救助隊の活動開始は2026年となっている。

誰か作らないかなぁ。「国際救助隊」。
Comments (3)
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