おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

久々の再会。

2014-04-15 01:08:17 | 我思う、故に書くなりよ。
高校時代の同級生が亡くなっていた事を知ったのは、昨年の夏の事であった…。

んでまぁ、あそこの寺の墓苑に眠っている…とは聞いていたのだが、詳しい場所などは判らず、そこそこ調べてはみたのだが、個人情報の壁に阻まれて、とんと判らず…。

ま、死んじゃっている…ってんだから、死んじゃってんだろう…とは理解するものの、信じ難い…ってところはなかなか消えず、半信半疑ってままであった。

まぁ、そんな話を知人にすると…調べる方法があるのでちょいと待て…と。まぁ、ある種そうした情報に特化した職業に就いてもいるので、何らかの方法ってのがあるんだろうと思ったが、目の前から2~3電話すると、ほどなくここであろう場所と言うのが判った。スマホに情報を送ってもらい、場所はそこそこ正確だと思えた。

んでまぁ…意を決して訪れてみる…。

管理事務所を訪れ来苑の趣旨を伝え、身分を明らかにすると…事務員が案内してくれると言う。

昨年の夏に聞いていた場所からは外れるが…亡くなった当人の名前と大体の命日くらいしか判らないって事もあり、同姓の墓所を案内される可能性も無きにしも…と考えたりしたが…その場所に案内された。

「こちらになります…お1人ですね…ここの戒名と命日、享年、お名前も…。」

脇の墓碑銘に目をやると、確かにヤツの名前が刻まれていた…。

「おまえ、ホントに死んじゃったんだな…」

思わず、声に出してしまった。案内してくれた事務員が驚いた顔をしていた。

「いや、亡くなったとは聞いていましたが…半信半疑で…」
「今年が7回忌となりますね、命日の頃には法要もされるのではないでしょうか…」

事務員に謝辞を述べ、一人にしてもらう…。

それまでのいろんなものが込上げる…。

「おまえなぁ、久々の再会が石って…どーゆーことよ?」

いろんな事情があったと聞いている。誰にも知らせずに逝ったとも。そんなヤツだったか? いや、そんなヤツじゃなかった。寂しくなれば、いつも遊びに来ていた。賑やかなのが好きだった。徹夜であれこれ話し合いもしたし、バカもしに出掛けた。金も無く、寒い夜に遠いコンビニまでてくてく歩き、2人で1つのイカフライおかか弁当を買い、分け合って食べたりもした…。

それが…7年も前に石に姿を変えていたなんて…信じられないが、事実として石の墓標になっている。

「おれもな、うっかりそっちに行きそうになったんだよ…。」

積もる話をしてはみたが、当然、返事も相槌も無い…。それでも、語りかけずにはいられない。

「苦しかったんだろうな…苦しいって言ゃあいいじゃねぇか。じたばたして、助けてくれって騒げばいいじゃねぇか。そんなにカッコ付けたかったのか? そうじゃないだろ? 誰だっていい。連絡すりゃあ良かったのによ…。」

病気なら仕方ない…。気付いたときには既に手遅れだったとも聞いている。そこに、おれらは不要だったのか…。
なにかあればすっ飛んで来るヤツが…そうしてもらわない理由はそんなに知られたくなかったのか…。

まさか、ホントに墓に姿を変えているとは思ってもいなかったので、手ぶらで来てしまったが…ジャケットの肩ポケットから吸い忘れたタバコが1本出て来た…。

「もう、おまえ天国にいるんだろうから、吸っても誰も文句はイワネェだろ…ゆっくり吸ってくれ…」

線香代わりに火を点し、たむけてきた。

「んじゃ。また来る。必ずな。花は似合わねぇよな…なにか、他のモノ持ってきてやるよ…」

散りかけている桜が、雪のようにぶわぁ…っと舞ってきた。

「そうか…おまえ、こんなの7年も見てたんだな…特等席じゃねぇか…」

ものすごく悔しく、とまらない身震いに襲われる。大声でバカヤロウと、怒鳴りたくなる。何故? どうして? ってのが、際限なく頭に浮かんでくる。何もかも、順風満帆で、サラリーマンとは言え、何の心配も無く生きていたのに。何が恥ずかしくて、おれらには知らせなかったのか…。

「あー。ちくしょう…。」

春のいい天気の中、際限なく納得のいかない気持ちに包まれながら、歩いて帰路についた…。

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やられた…41。

2014-04-13 17:26:59 | 我思う、故に書くなりよ。
久々の定期検査へ…。

…超絶イイってよ…。

確かに数字だけ見ると…健康といわれるだろう人の中でもかなり健康だと言わざるを得ない数字が並んでいたりするが、項目によっては前回より劣っている項目もある。

まぁ、そうした変動が理想の範囲内での事なので、問題は無いと…。数字だけ見たら、病気って事にもならないのだが、一度こうした成人病になってしまうと、どんなに良くなっても「治った…」って事は無い。「治る」って概念がそもそも無いのである…。

てなワケで…可能な限りこの状態を維持し続ける事で、マジな糖尿病にはならんだろう…って話であった。

…んじゃ、今までのはなんだったんだ…って事にはなるが、確かにひでぇ血液で、しっかりと成人病な血液でもあったからこそ入院するハメにもなってんだし、死に損なったって事もある。

「多少はよくなるかもしれないが、概ね、あまり変わらない…」
「良くて現状維持」

と、当初言われており、成人病ってのもそうしたもんだと知ってはいたから、あーあ…って気分でいたのだが…半年程度ですっかり良くなって来ちゃって、どうしたんだろうか? って。

まぁ、良いなら良いで良いんだけれど…。特に何も言われずに今後の予定を決めて、終了。

リハビリに顔を出すのが恒例であるが…検査結果見せても悪い所が無いので、特に何も無い。今の調子ってのを続けて問題もないし、維持出来ている事は褒められた。んまぁ、悪くも無ければ立ち寄らなくてもいいんだけれど、ここへ寄らないとお勉強会とかの予定が判らないのでね…。

薬局へ行き、処方箋とお薬手帳を出すと…なにやらお話があると…。

4月になり、消費税も上がったが、お薬手帳の利用も少々変化があると言う。

利用すると、¥10~¥20負担が増える…って事になると言う。利用しないって人の負担額が下がった為なので、利用している人は実の所、今までとは変わらないらしいが…そう聞けば納得も出来るものの、利用を促進していたんじゃなかろうかな疑問もある。電子化ってのも実証実験が始まっていたハズだし…。

まぁ、一時的な怪我とか病気で薬を処方されたりする場合もあるので、そうした場合ならお薬手帳の存在意義も限りなく薄いものだろうし、無くてもほとんど問題ないんだろうと思う。私の場合は、もう「持病」って事にもなるワケだから、処方された薬を飲み続ける事が必須であるし、そこにイレギュラーな薬が加わった時に、こうした履歴の判るお薬手帳ってのがあれば、飲み合わせだの副作用のリスクだのってのを薬剤師さんが気付いてもくれる。

とくに…贔屓にしている「さなえ薬局」。

ここはそうした事をキッチリとやってくれる薬局で、何か問題があれば医師に確認を取ってくれたりもするし、説明もしっかりとしてくれる。任せて安心な薬局にしっかりした薬剤師がいるのだから、お薬手帳を継続利用して何ら損も無い。

処方箋どおりの薬を売ってりゃいいか…ってのも変わったと言う。

可能な限り、ジェネリックな後発医薬品の利用を進めるって事で、客が了承すればそうしてもらえる事に変わったのだと言う。ここでも丁寧に説明を受けたので、お任せするが…私の場合、特許切れの薬をあまり使ってもいないので、置き換えが可能な薬は6種類のうち2種類しか無かった。それでも、前月と単純に比較すると、¥2k近く安上がりになってもいるので、これは助かる…。

服用している薬で、後発医薬品があるのかないのかなんてのは患者じゃ判らないので、薬剤師さんが調べて選んでくれるって方法になったのも楽でいいやね。私の服用している薬じゃ、昨年の段階じゃ、全く無かったと聞いているので。

まぁ、後発医薬品が存在していてもダメって場合があるとも聞いた。成分的には同等であっても、効果が違ったりする薬があったりするんだとか。そうした場合は、処方箋に替えちゃダメってチェックがされると。まぁ、世の中の全ての薬が特許切れ…なんて事もないし、切れたからと言って製造されているとも限らないので、やおら安上がりになるって事でもないみたいだけどね。

会計を済ませ…気分良く帰路につく…。まぁ、滅多に無い用事がこの日はうんざりするほどあったのだけれど、それはまた別の機会にでも…。

ともあれ、一応は「問題なし…」って。

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さくら。

2014-04-02 21:51:16 | 我思う、故に書くなりよ。
近所の公園で咲いているので。

今年は…いつになくしっかりと見て来たし、散るまでは見に出掛けるつもり。

かなりの確立で、今年の桜は見る事が出来なかったであろうし、以後、見る事も叶わない事にもなっていただろうってワケだから、ちゃんと、しっかり、じっくりと…見ておこうと。

そう書くと大袈裟ではあるのだが、ヘタしたらマジで見る事なんか出来なかったワケだからね…。

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