おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

新調。その2。

2011-01-31 20:16:27 | 我思う、故に書くなりよ。
んー。また1台来ちゃった…。

なかなか、タダ同然でそこそこ動くPCがウチにやって来る…なんて事も無いので、置き場所なんか考えずに頂いたワケだが…先のメインマシンとは違い、家電メーカー製のPCなので、苦戦を強いられている…。

リカバリーCDなんて便利なものがあれば苦労もしないが、そうしたものが無いので、あれこれと便利だったろう機能はそぎ落として、素のPCとして使うにしても…難儀だったりするんである…。

素性は悪くなく、まだまだ使えるものだから、サブのマシンとして使おうと思っているんだが…そこまでに至るには苦労を楽しまなければならないワケで…。

メインマシンの方は、ショップブランド機なので、中身は自作機と大差なく、幾つかのデバイスドライバーを更新しただけで、大きなトラブルも無いんだけれどねぇ…。家電メーカーだとドライバー公開していなかったり、登録しないと落とせなかったり、難儀なモンだよなぁ…。

そうしたときは…海外から落としてくる事になるんだが…あちらじゃ気前よく公開していたりもするので…その辺のユーザーに対する姿勢なんてものも解ってくるワケで。

日進月歩どころのスピードじゃないハードウェアの進歩を目の当たりにしているワケだけれど、そうしたサービスなんてのは、全然変わってもいないし、進歩したとも言えないレベルなんだねぇ…。

そんなワケで…悪戦苦闘はしばらく続く…。



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新調。

2011-01-27 23:15:27 | 我思う、故に書くなりよ。
久々にPCを、おにゅーなマシンに…。

とは言っても、今時なマシンを買えるワケもないので、知人からお古をいただいて…。
気前良く、お古をくれちゃった友人には感謝である…。

さて、あれやこれや…引き継ぐものは引き継いで、ニューなマシンで絶好調! と、行きたい所だが、あれやこれやトラぶってもいる。

マシンの性能とは関係ないところで、いざこざが起きているワケで、なんでも新しくすりゃイイっ! ってモンじゃないんだなぁ…。マシン的には十分に枯れてもいたりするワケで、この辺は安心なのだが、使っていた便利なソフトを改めて入れ直したりすると、最新のバージョンでありながらも不具合を内包したままだったりで…。旧バージョンも落とせるようにしといてくれたらなぁ…なんて思うのである。

いや…パスワードなんかいつも*印なモンだから、覚えちゃいねぇよな…メール来て督促されてもライブチャット出来ないな…これじゃ…。

てなワケで、割かし静かに苦闘は続くのである…。


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パープルヘッドなババアの謎を解け!

2011-01-20 10:30:10 | 我思う、故に書くなりよ。
「なぁ、日本のおばあちゃんて、何で頭紫にするかなぁ?」

…唐突にそんな事言われても困るが…そう問いかける彼女はアメリカ人で、少なからずアメリカにもそうしたカラーでおしゃれを装う「おばあちゃん」はいるのだそうな…。

白髪が増えるだのなんだの、経年劣化してきたのを隠すって事もあるんだと思うが、新鮮な黒髪だとこれはこれで違和感が強烈に漂ったりする…。

「んあー。あれはフェイクだと判るしねぇ…そうじゃなく、相応の色に染めるならまだしも…」

「…むらさき! って、どーしたのよ?」

あれはあれで、そういう世代のトレンドなのではとも考えたが…そうでもないらしい…。
アメリカじゃそのへんどうなのか尋ねてみると…髪の色がそもそもまちまちなので、あまり気にしていない風な感じはあるという。まれに、強烈な色で染める人も見掛けるが、絶対数は多くないらしい。むしろ、量的な変化を気にし、ウィッグなどは多用されているのではないかと…。

日本じゃ、ウィッグもそうだが、何故だか紫な色に軽く染めている方が多く見られたりする…。まぁ、実際に探してみると、そう多くいるワケでもない事が判るが、見付けるのは難しくない程度には存在する…。

一応、高貴な色として古来から重用されてもいる色だから、そうしたあたりにあやかりたいのかもしれないが…。

「赤とかオレンジとか、イエローなんかはいないでしょ?」

元々、日本人と言うか、この系統の民族にはそうした髪の色はほとんどいない…。

「なんで、パープル? どこからパープル?」

そう問われると…かなり突拍子も無い髪色だ…。詳しく知らないが、自然な髪色として存在しない色なのかも知れない…。グリーンなんてのもそうだと思う…。青も聞かないしな…。

そう言う彼女も、まだ若いのに日本じゃ白髪な感じにシルバーっぽい。元々はグレーだった言い、子供の頃写真を見ると、確かに今より濃い髪色をしている…。

「子供の時に薬飲んだら、髪色変わったんだよ。ひいばあちゃんも同じ様な色だったから、遺伝かもしれないけど。」

北欧系の血が流れているそうだから、それはそれで引き継がれてもいるんだろう。また、薬飲んだら一気に変わったわけではなくて、徐々に変わったみたいだけれど、そうした事は確かにある。幼少の頃、そうした変化の過渡期にある子がクラスにいて、いじめられてもいた。

そうした変化とも違い、半ば故意に「むらさき」もしくは「むらさきがかった…」という髪色にすると言うのは、いったいどうした事から来たのか? 

…まぁ、何色にしても構わないのだけれど、誰も何とも言わないが、正直、ファッションとも思えないほど似合わない感じの人までパープルヘッドが横行していたりするのではなかろうか…。他の色で試した結果、一番落ち着くのが「むらさき」なのだろうか…? 普通に「不自然」とか言う発想は無かったのだろうか? 洋装にも和装にも合いますよ…とか騙されてんじゃないのだろうか…。

「アンタ、何色にしたい?」

次に会ったら、無理矢理美容室とか連れ込まれて、勝手に変な色に染められそうで怖い…。

「うーん…頭の毛にそれほど未練も無いから、白髪交じりで全然構わないんだけれど…」

むしろ、ひげが白髪化しているので、その方がマッチすると思うのだが…。

「むらさきにしなさいよ。ねぇ。むらさきでいいじゃん。むらさき。」

頭もひげも紫にして、小粋な老人を目指せと言う…。そんなヤツいねぇーだろ…。

「おじいちゃんはむらさきにしないねぇ? なんで?」

確かに、言われると「おばあちゃん」だけがパープルヘッドな場合が多い。「おじいちゃん」でそうした方を見た記憶がほとんどない…。

「はっ! おじいちゃんは床屋サン。おばあちゃんはサロン…。サロンの陰謀じゃないの?!」

おお。クソ寒いコロラドにいるだけあって、冴えてるな…。確かに、そうしたショップの違いは著しいかもしれない。やはり、そうしたトコロでの洗脳活動故に、むらさきあたまの野望がじわじわと…。

まぁ、なんとなく似合ってる…っぽい感じがしないでもないが、普通に考えると「不自然」だったりすると思うのだが、そうしたトコロは目をつむる…って感じなのかな…。むしろ、そうしたトコロを潔しとしない世代の方が、パープルヘッドにしていたりもするワケで、何となくどうでもよく誤魔化しているかの様な矛盾をはらんでもいる…。

「ハイスクールの時、レインボー流行ったね。かつらも流行ったけど…」

七色に染めて楽しむとか…日本の高校じゃ1発で退学処分かもしれない世代だったおじたん。からしてみれば、ありえないが…今じゃ金髪もどきなんかも当たり前だし…そうしたあたりから「むらさき」が生まれても良い気がするが、なかなか出て来ない。ファッションのひとつなのだろうけれど、外人とか他の民族にあこがれてそうしていると言う思想なんか、そこには無いんだと思う。

単純に、カワイイから…。

それだけなのだから、それはそれで良いと思うんだけれど、あまり「むらさき」とか「きいろ」「みどり」なんてのが出ていない。アニメ的にはそうしたボーダーがとっくに無くなっているし、TV的にもそうかもしれないのだが、現実じゃまだまだ敷居の高い色なのかも…。

「…だのに…むらさき…って…」

うむぅ…。謎だ…。

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じわじわと沖田十三…。

2011-01-13 19:28:43 | 我思う、故に書くなりよ。
年末年始にかまけて、ひげを剃らなかったら…。

伸びたひげのほとんどが「白」になり…このままでは沖田艦長かゲロロ艦長になってしまう…。

まぁ、くちひげ…と呼ばれる鼻の下はまだ黒が優勢だが、そこから下は白となり、もみあげに続くラインは白が優勢な状態…。薄くなりつつある頭髪はまだ黒が主体だが、白も頑張っている。このまま質量が減らずに、白くなるならロマンス・グレーなどと言うカッコイイ表現も出来そうだが、どうもそうなる前にハゲ…って方向に向かうのではなかろうかと予想している…。

数年前にも結構伸ばして、サンタクロース化を目論んだが、そうにはならなかったし、うっかり剃っちゃったりしたので、今回はしばらく楽しんでみようかと…。

「…地球か…なにもかも懐かしい…」

そうつぶやきながら人生を終えるのもなかなかシブイのだが、結構ゾンビ的に生き返り、ひょっこり現れたりするトコロが沖田艦長だったりするので、これはこれでしぶとく生きるんじゃなかろうかと思うが…。

はっ! もしかして…徳川機関長になってしまうのか…おれ…。ああなるには、もう少し『ザビエル化』が進まないと、ああにはならん…。そうしたフシが無いわけでもないが…もう少し過激な進行を経ないと…想定外にそこは進行度が遅い。

もう…なんだかわからんが…総じて『じじい化』が進んでいる事は間違いも無かろう…。だからと言って、染めるだの増やすだの…偽装するつもりも無い。潔くありのままを受け入れる事が漢なのだ…。

『じじい化』の極めつけは陰毛の白髪発見だと言われるが…おじたん。の場合、かなり若い頃からそうした現象があったので、別段ショックでも無かったが、自分で見付けるよりも、彼女に発見されてしまったショックは得も言われぬ感じだった…。

「あぁっ! やだ、白髪だぁ~!」
「ああ。オレはもうジジイなんだよ…あっ! よせ! 抜くんじゃないっ!」
「だって、抜かないと増えるよぉ…」

あの頃はまだ20歳を過ぎたばかりだったので、じじい化とも思わなかったが、比率は変わらずに、白髪な陰毛は存在し続けており、それらが席巻する事もなく現在に至っている…。胸毛の白髪化が現れたのもこの頃で、かなり若い頃からじじい化は進んでいた様に思う…。

「ん…。難しいな…」
「あ、おい、なにしてんだ…人の胸毛で…」
「白と黒で三つ編みを…なかなか出来ない…」
「よせ…。なにしやがる…」

むしろ、頭髪の白髪が目立って増えてきた時のショックは大きかった…。白髪より先にハゲが進むと想像していたので、意外な驚きがショックだった…。

あごひげが何故だか抜ける事も無いままに白くなって行くのにもショックは大きかったが…これは鬱病を患った頃と一致しているので、そうした関係があったのかもしれぬ…。

なんだかんだ…年相応にじじい化はしているんだと思うのだが…それはそれで生きている証拠でもあろう…。人生が80年とすれば、半分は間違いなく過ぎてもいるし、劣化もいろいろと現れてもいるのだから。

つまるところ…どうなるんだろう…おれ…。

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家電壊れた…。

2011-01-13 01:42:57 | 我思う、故に書くなりよ。
知らぬうちに、FAX電話が沈黙したままに…。

どうやら、親機が逝ってしまったみたいだ…。

まぁ、極めて希にFAXを送信したりする事はあったが…通話ってのもあまりねぇ…ほとんどケータイだし。

インフラとしての役目も薄いんだけれど、一応は通話出来る様にはしておかないと、何かあった時にダメだし、シンプルなのを探しておくかな…。

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不幸のおせち…。番外編。

2011-01-11 09:51:48 | 我思う、故に書くなりよ。
「…おせちトラブルを詳しくティーチしなさい…ミィーに。」
「…ハイ…。」

先日、せくすぃーで、きゅぅーとな姿で連絡をくれたコロラドのおねぇちゃんからまた連絡が…。
今日は普通にセーター着てるな…。

あっちの新聞でもおせち問題が報じられたらしい…。と、言うか…このおねぇちゃんは普通に日本の新聞を読めるので、ネットで読めばそれなりに知っているハズなのだが…。

てなワケで…一応は説明をしたんだが、「おせち」ってモノがなんたるかが理解に乏しいので…

「クリスマスとかサンクスギビングで、ターキー(七面鳥)食べるだろ?」
「食べるよ。美味しいよ。」
「でまぁ、今年は忙しいから、ホームメイドじゃなくて、立派な丸焼きを買ってくるとしよう…」
「あーはー。」
「で、届いたのが、ロッテンな小さいチキンだったらどーするよ?」

例えはおかしいかもしれないが…まぁ間違ってもいないだろう…。

「…近所で10ゲイジ借りてくる…トリプルオーとかダブルオーは自分で買って詰める…」

…近所から一番口径のデカイ散弾銃を借りてくる…当たったら、ひでぇ死に方する様な弾は自分で買って詰め、乗り込んでブチ殺す…って意味だと思う…。

「だろ? オーディナリーな食事とは違う、トラディショナルでスペシャルなソウル・フードなんだよ、おせちは。それがロッテンでクオリティがビッグにロスだったら、ニューイヤーなのにファミリーでソーサッドネスなワケだよ…。ジス イヤーはディープにブルーなんだぜ? フォーリン ダークサイドよ?」

…大まかに間違ってもいないと思う…。

「…ナショナル・ガードからブラッドレイ借りてくるかもしれない…それは…」

…州兵から歩兵戦闘車を借りて…って、ツーソンで惨劇があったばかりなのに、なんて不謹慎な事を…。彼女は予備役で州兵してたりするから、運転も操作も出来るだけに恐ろしい…。

まぁ、そうしたトコロの琴線に触れる問題だって事は伝わったかと思う…。

「おじたん。は食べたか?」
「マザーが作ったのは食べたが、ロッテンなおせちは買ってないよ」
「あめいじんぐ!」
「な、なんで? 何が?」
「ゆあ まざー!」

…ショップメイドか、ファクトリーメイドじゃないと作られない類の料理と思っていたのか、ウチの母が作っていた事に驚いていた。本来はホームメイドで、和食を作れる人なら、頑張って、時間を掛ければ出来ない料理じゃ無い事を教える…。食材が揃えば、コロラドでも同じモノは作れるし、出来合の食材を添えればもっと簡単に作れる事も…。

「あーでもメリッサは食べられないな…アバロン(あわび)とターバンシェル(さざえ)が入っていたりする。」
「あうち…なんでそんなモノ入れる?」
「意味があって、縁起を担いだりするんだ。ラッキーとかハッピーとかロングライフをインバイトなホープなんだよ。」
「入ってないのは無いの?」
「安いのは入ってないけど、トラディショナルなおせちじゃなくなるね。」

日本でデートした時、伊豆へ遊びに行ったのだが、海鮮BBQを食べる事になり、さざえの壺焼きをおじたん。は頼んで焼いたんだ。メリッサは『でっかいトゲトゲスネイル』と呼んで気味悪がり、食べる事を信じなかったのだが、程よく焼けたのをくるくるっと引っ張り出し、くるくるした肝からぺろって…食べたら、気絶しちゃったんだよねぇ…。以後、半年ほど口きいて貰えなかったが…。

ま、そうした習慣が無いと、さざえの壺焼きはホラーだったと思う。それよりも、あわびの焼ける様がうにうにして気が狂いそうだったのがショックだったそうで、隣の席のファミリーがそれを食べていた。
 
とまぁ…おせち問題を解説したんだが、グルーポンはあっちが本場でもあるので、そっちじゃどうなのか尋ねたら…

「やってる人が身近にいないので、あまりよく判らない…」

のだそうな…。クーポンビジネス自体、うじゃうじゃあって、買ってサクセスな人もいれば、シット! な人もいたりするらしいけれど、雑誌や新聞では警鐘も書かれており、読めばやらないんじゃないかと…。

「安くても、欲しく無いのは買わないワよ。」
「そりゃそうだよね…。」

至極真っ当な答えだったので、ちょっと意外だったが、アメリカでは消費者団体が意外なパワーを持っていて、警鐘とか警告をあらゆる商品に対して出していたりする。トヨタのレクサスで有名になった「コンシューマー・リポート」などがそれにあたり、車の安全性だけじゃなく、こうしたサービスにも調査取材して、忌憚のない記事を書いていたりするんである。

そうであっても、リーマン・ショックの元になった住宅ローンの崩壊なんてのがあったのも記憶に新しいので、微妙な気もするが、日本のそれとは比較にならない活動をしているのである。

他にもいろいろと尋ねたが…彼女じゃ判らない部分があるので、調べておいてもらう事にした…。

「あのさ、なんでターキーなの?」
「ターキーだからよ…」
「そうじゃなくて、ターキーだけど、チキンじゃダメなの?」
「ダメ。ターキーなの。」

クリスマス、サンクスギビングには必ずターキーなのである。日本じゃチキンだが、元々はそうした習慣は無く、業界が勝手にし向けたからチキンだと思うのだが、アメリカでは大抵、どこへ行ってもターキーなのである…。

「大統領が許すのよ。ターキーを。」

んあー。見た事あるな…。でも、晩には食っちまうのに、何を許すのか理解出来ん…。
クリスマスは別として、感謝祭は五穀豊穣の感謝と似ていると聞いた覚えがあるので、そうしたトコロから生まれた慣習なんだと思うが…。

「ターキーを食べたのよ…だからターキーなの。チキンじゃダメよ…」

そもそもの始まりがターキーだと言っているが、そこにチキンはいなかったのだろうか?

「そうね…チキンだったらチキンになってると思うわ。でも、ターキーよ。」

…なんだかとてもアヤシイ話だが…幾度か食べているけれど、チキンの方がジューシーで良いと思う。ターキーはチキンよりデカイし、のどがびよんよん…していて、それこそ気持ち悪い…。ぱさぱさと言うか…もそもそ…な食感と、それにベリーソースを塗って食べるのも信じられなかったが…しっかりとローストしたのに塩コショウとかバジルソースなら、そこそこ美味しく食べる事も出来た。

「じゃあやっぱりチキンが届いちゃ怒るんだね?」
「そうね。しかもロッテンだったらアパッチで飛んでいくかも…」
「よしなね…。『怒りのコロラド』なんて映画が出来て、全米が怒った…とか日本でやるから…」

あっちの人は、マジでそうした事に成りうるから…。道ばたに歩兵戦闘車とかフツー停まっていて、周囲500mに誰もいなかったりするし、拾って帰る人がいたらどーすんだか…。動かすだけなら簡単に動くって言ってたし。

と、まぁそんな感じで、くだんの件はアメリカでも一部じゃ話題にはなっているみたいだけれど、クーポンで安く買える意味を理解している人は、そうそう失敗はしてもいないとも言っていたので、理解しないとやはりダメって事なんだろう。マーケティングだとも言われており、その辺はあまり理解が進んでいないが、安易に利用してしまうと、安さに吊られて個人情報を得体の知れない連中に渡しているだけになってしまう。

その辺が、今回の問題でどう理解が進むのか? 興味は尽きないけれどね…。

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あけましておめでとう…。

2011-01-08 18:56:29 | 我思う、故に書くなりよ。
なにがめでてぇんだコノヤロー! って思った事無い?

毎年思っているので、いつも普通に新年の挨拶は交わしてはいるけれど、心の中じゃそう思っていたりするんである…。まぁ、年賀状も止めちゃって久しいし、電話やメールじゃ普通に交わすこの時期の挨拶ではあるが…

「あけおめ!」「ことよろ!」

なんて抜かしやがる野郎には正義の鉄槌を下して、灰色の脳味噌を引きずり出して元に戻らなくしてやろうか…とか、心の中で思ったりしないのん? 

…新年を無事に迎える事が出来、実にめでたく、また、今年も昨年と同様、そして幾久しくよろしくお願いいたします…ってのが「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。」なのである…。

それが…「あけおめ!」だぁ? 「ことよろ!」だとぅ?

ふざけた事抜かしてやがるとその口二度と開かねぇようにしちまうぞ…って気分になったりしない?


…な、話しをだね、北米に住む友人のメリッサ・エドゥワァーズさん(仮名・39?歳・独身・女性)と挨拶がてらしていたりしたんだが、あっちじゃ「こんぐらちゅえいしょぉお~んっ!」とはあまり言わないらしく、「はっぴーにゅぅーいやぁー!」だけなのだそうな…。

…日本語の得意な人でつくづく良かったが…日本での、この時期に交わされる挨拶としての「おめでとう!」ってのに該当する米語は特に無い…って話。そういえば…お誕生日おめでとう…も、はっぴーばーすでぇー! だな。

「…だってアンタ、こっちじゃYouはゆーだけですもの…」
「あー。そうだね…言い回しとして丁寧にする場合はあっても、詰まるところYouはYouだものね…」

そうであっても、毛唐に新年早々ライブチャットで「あけおめぇ~!」「ことよおぉろ~!」なんざ言われたかねぇぞ…ってのは、心にしまっておくが…。つーか、時差ってモンをよぉ、少しは考えろ…。

そうした言語の違いと価値観の違いを強引に乗り越えての友人関係が今年も続いているのは、やはりめでたい。

「アンタ、こっちに来ないけどなんで?」
「あいはぶのーじょぶで、のーまにーでよぉ…」
「んじゃ、アタシ行くから。待ってるのよ…」

ええっ! 来るの? う、やだなぁ…。

「仕事で行く用事があるので、東京で会いましょう。」

ああ。そういう事か…。話しによれば…本来ならもう来ているハズだったのだそうな。本来はオーストラリアに用事があるので、そのついでに日本に寄る…って話になっていたらしいが…

「オーストラリア、水ばっかしになったでしょ?」
「へっ? 何言ってンだ?」

…ちょっと調べたら…オーストラリアが大変な事になっていたのである…。ドイツとフランスの国土を足した面積が、水没しているみたいだ…。ちょっと想像を超えてるが…雨が降らなくて、水が非常にヤバイ事になっていたと思っていたのだが…。ちなみに…日本の大雪どころの話じゃない感じに想像を超えている。

「夏前には行くと思うけど、決まったらまたおしえる。」
「そうだね、さだんりーにれいどはナシで。」

オーストラリアにはヒツジを見に行くそうだが、イマイチ彼女の仕事とどう関係があるのか判らないのだが、新年早々行けなくなったのは、日本で言えば「おめでたくない」であり、あっちじゃ「はっぴーでない」って事になる。

そうか…あっちじゃ、めでたいはハッピーなのだな…。そうと知っていて「あけおめ!」だの「ことよろ!」だの抜かす毛唐のバカデカ巨乳おんななんぞ、生かしておけようか…。国際問題になるな…こんな事書いてると…。

…ところで…画面をあまり大きく出来ないので気付かなかったが…なんでコイツ下着姿なんだ…新年のサービスか…アメリカン・ジョークってやつ?

「見てるだけで寒そうだから、何か着ろよ…」
「うん。あー。クリスマスプレゼントね。もらってないけど」

あー。例年はクリスマスあたりに連絡来てたっけなぁ…。あっちの人はそうした時候の挨拶は結構マジメにだが、日本はそれほどでもない。せいぜいが年賀状で、手紙と言う習慣は薄まりつつある。

「セクシーでキュートだわ。」
「自分で言うかよ…すいむうぇあじゃねーのか…」
「暑いので、これがいいんだよネ。」
「寒いんじゃないのか? コロラドって…スキーしたしな…」
「家全部が暑いんだよね。」

どんな家に住んでるのかも知ってはいるが…暖房がオンかオフのどっちかって事で、そうなるみたいだが…。
中年のおばさんの下着姿見せられてもなぁ…かと言って、珍しくもないのでセクハラにも思わないんだけど…。

「おじたん。はトゥイターやらないのか? フェイスブックは?」
「つぶやくよりだらだらしゃべる方が好きなんだよ。見せて楽しめるフェイスじゃないし。」
「ブログはやってるか?」
「う、ぶろぐ? やってないよ…」

そんなの知られたら、大変な事になるのは目に見えているので「やってない…」的な事にしてある。つーか、何年も前からやってねーと言ってあるんだが…。

コイツはあなどれないヤツで、実は大阪弁も東北弁も判る人なのであるが、日本に来ると、全く判らないフリで通しきるんである。まぁ、おじたんと一緒の時は主に日本語を主体としたちゃんぽんで不都合ないが、確実に日本語だけで何も問題なくコミニュケーションが取れるクセに、平時は全く判らない事にしているんである…。そうでいて、周囲を楽しむのだから、イヤなヤツだったりするが、ヨーロッパの言葉も幾つか堪能で、助かったりもしたので、ちょっとそうした楽しみは羨ましい。平仮名だけだったら、おじたん。より、ずっとキレイに書くし…。

ま、いろいろと話はしたが、アメリカもあまりハッピー! とも言えないらしく、周囲にはのーじょぶ、のーまにー…な人がゴロゴロしているそうだ。日本と同じ様に、永続的に出来る仕事も無いし、そうでなく出来る仕事すら非常に乏しいと言っていた。景気が良いなんてのは大きな都市にしかやって来ない都市伝説とも…。

「なんとかならなくなったら、アメリカ来なさいよ」
「なんとかならないのに、アメリカに行けないだろ」
「ホントに困ったら、ダンナにしてあげる。」
「ああ、そりゃ、ありがたい。」

涙が出るほどウレシイ話だけれど、実際にはそうにはならないと、お互いに判ってもいるのだ…。

「電波塔できたか?」
「知ってンだろ、スカイツリーはまだだよ」
「そうか。あっちのタワーは壊しちゃったの?」
「いや、あるよ、壊すなんてことしないよ。」

よく、2人で東京タワーに行ったもんだ。麻布台からてくてく歩いて、きれいなタワーを見に出掛けた。
夜の展望台で、それらしくロマンチックな事になればいいんだが、決まってヤツは下の水族館で無茶な魚を買おうとするんである…。

「これ、買いたいな…」(超デカイ、ナマズを指さして…)
「売ってるけど、持って帰れないだろ?」
「…欲しいな…」
「アメリカだって売ってンだろ? デカイのもゴロゴロ住んでるじゃネェか。」
「…売ってるよ。捕まえて食べるよ…」

ワケ判らないんだが、訪れる度にそんな事始めるので、水族館の人にも顔を覚えられたと思う…。

「おじたん。それじゃ、またね。今年もよろしく。」
「メリッサも元気で。来るの待ってるから。おめでとう。ありがとう。」
「でも、用事あったらメールで呼ぶワよ…」
「わかってるよ。ウチはカメラ調子悪いからライブチャットは大変なんだけど…」

仕事もなく、金もなく、体の調子も本調子にはならないで、出来る事は限られているが、おじたん。には遠いむこうに、大事なお友達がいる。

…謹んで、新年のお喜びを申し上げます…。今年も、昨年同様に、よろしくお願い致します…。

時候の挨拶に過ぎないが、やはり略したりせずに、丁寧に使いたいと思うんである…。何喰わぬ顔で、さも当たり前に使う言葉かも知れないが、大事な人に自分の声で大切に使いたい挨拶であるとも…。

…ライブチャットの会話のお終いの音声が途切れて、映像だけわずかに繋がってるトコロで、急いでおっぱい丸出しにしてぶるんぶるんするのはやめた方がいいぞ、メリッサ…。これだからポルノに緩いんだか厳しいんだか、判らねぇ国の人間はプライベートで慎みに乏しいから困る…。

でも、そんなヤツでもウレシイな。マキシマムにハッピーで、おめでたいヤツ…。

それが、涙が出るくらいに、おめでたくて、ハッピーだと、じわじわと思うようになってきた。涙出た。
また、少なからず、このブログを見てくれている人もいる。

大変な事は続くし、いろいろとあるモンだけど、どうか、みなさんも、ハッピー! で、おめでとうな1年を過ごして頂きたい。そして、幾久しく…に。

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年末年始ズンドコドコドコ…。

2011-01-07 22:58:01 | 我思う、故に書くなりよ。
…すきすきアミン大統領…。(後述…)

新年のご挨拶もロクにせずに、そんなTVは観ていたな…年末年始。

数年前のアニメをまとめて流していたので…久しぶりに堪能してたりねぇ…。
未だに、頭の中で『RED FRACTION』が鳴り響いているままだったり…。

年末にSWが新しい中古に新調されたので、ズンドコドコドコ…ぱきゅんぱきゅん…ズドドーーーンッ! な、アニメがやたら新鮮に鑑賞できたりねぇ…。

地デジと言うか、地上波は…紅白のPerfumeの所だけ…とか。ザッピングはしていたんだが、ほとんど音は消してたな…。

坂本龍一のスコラは、これもまとめて流してくれたので、じっくりと…。ニューイヤーオペラコンサートも観たねぇ…。幸田浩子さんの隠れファンなので…最初だけを主体に…。

やはり、FM放送が主な…って事になりましたな。東京JAZZ2010のまとめ放送とか、名古屋JAZZとかね、そもそも恒例のバイロイト音楽祭なんてのが延々と流れ続ける年末だったり、年始だったり…と、イイ感じで充実してましたので、気になる部分はエアチェックしながら、どっぷりと浸かっちゃったのであります。

自慢じゃないが、無職ってのは年中無休で休みですからね…やろうと思えばやる時間にあまり困らないのです。

そうした所で、どこかへ出掛けてしまったり、散在したりすると…生活が困窮しますので、あまり動かずに楽しめるとすると…こうした嗜好になりますわな。

んで、ヒマを持てあますのではなく、積極的に学ぶ姿勢を維持しないと無駄になりますので、今までの人生で吸収していなかった部分の知識を努めて積極的に吸収してましただ…。(と、書いておけばサマにはなると思う…)

特に、バイロイト音楽祭は外せなくて…ワルキューレは来年やらないらしいし…歌劇って言うか、楽劇で、ただでさえ何を会話してるのか、歌ってるのか全く判りませんが…TVの中継だと字幕が付くので理解も早いのですが、ラジオなモンで…それでいても、じっと耳を傾けるワケですよ…。傾けても曲しか意味無いんですけどね…。そんなのが毎晩数時間も…アニメと重なると言うか…休みもほとんどなく始まるし…。

ちょっと昔なら…お笑い番組とか観て過ごしたと思うのですが…もう昔のおもしろさが無いんですね…。是が非でも録画しておいて観たい…ってコンテンツがそっちの方向に無くなってしまった感じが強いんですよ。

そんなワケで、文化的なコンテンツを主体に、ドンパチなアニメに傾倒しておりました次第で…。

…すきすきアミン大統領! ってのは、ドンパチなアニメ『BLACK LAGOON』のDVDに入っているオマケ編の1コマです。他にも「バラライカの憂鬱 編」とか「男の子女の子 編」とかありますが…やはり「めざせお笑いグランプリ 編」の浪速のドツキ漫才は一見の価値はあると思います…。

まぁ、既に大人気なアニメとなってますけど、続々編は放送しづらい内容になるみたいで、OVAな形でリリースが始まってるみたいです。地上波でまとめて流れていたのは、24話分。堪能するには「こってり」なのでした。

とても印象深いのは…やっぱり双子の殺人鬼でしょうねぇ…。もちろんアニメなので空想、架空って事にはなりますが、ベースに流れている話は実話に近いものがありまして…おじたん。も、その昔、そのスジの人に聞いた事があります。殺人鬼ではなかったですが…人肉を与えられて育った子供がおり、人肉以外は食さなかったために、保護されても結局は餓死した子供が幾人かいたのだそうです。チャウセスク夫妻が人民の手で処刑された時には、そんな国になってしまうとは思いもよらず、良い国に変わるんだろうと報道を見ていたんですけどねぇ…。孤児の多くがエイズに感染している…な話は、後に報道もされていたのですが…どうしたでしょうかねぇ…。

そうしたコアなアニメなので、もちろん深夜なワケですが…ほぼ30分置きにオープニングが流れるモンですから、
「ズンドコドコドコ…ぱきゅんぱきゅん…」が繰り返されるワケで、ハードなズンドコが脳内麻薬的にエンドレスにマキシマムなリピートでぐるぐる…でした。

個人的にはアニメ史上最強にカッチョイイオープニングテーマ曲なので、大好きなんです。…アニソンには違いないですが…完成度エターナルにマキシマムで、これをカラオケで噛まずに歌いきるおねぇちゃんに出会ったら、迷わず速攻で求婚するくらいに好きです…無職ですけど…。中年で…。しかも一方的に勝手に…。やしなってぇ…。

そんなワケで、年甲斐もなく…正月早々から…

「むっはー! てめえのケツの穴、もう2~3個開けてやるぜぇ!」

と言う、実に由緒正しい、中年のおたくニート的な生活を満喫していたわけでございます…。
今年も、努めてマジメに生きようと、新年の誓いも立てましたし…。てへっ。

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不幸のおせち…。3重目…。

2011-01-07 01:17:14 | 我思う、故に書くなりよ。
…どこもかしこも…。

まぁ、色々と勉強にはなるわな…。

んでまぁ…行政が地味に動き始めたので、そこそこ社会的には良い方向に進むんじゃなかろうか…な話にはなっているが…今回は「おせち」の出来がインパクト大きかったので、そっちの方がメインな話になってはいるが、色々と見えて来た事は意味深い…。

製造元が問題だった事がここ数日大きく報じられてもいるが、販売側の名称がほとんど出て来ない。TVでの報道を見ていたり、ワイドショー的なプログラムでも、不自然に販売元の名称が出て来ないのである…。

まぁTV局はこうした食に関わる危機に際して、過去に「やっちまった…」的な報道があって、慎重に…って動きがあるのも確かなのだが、それにしても不自然な感じ…。そりゃ広告収入と言う民放じゃ重大な収入源って絡みもあるんで、そうした大人の事情で事件として密接に関わっているハズの企業名なんてのが出て来ない事は、ある程度理解も出来る…。

そうした企業は、概ね、対応としては早かったり、対応の誤りの修正もなかなか…な事になってはいるが、販売側が消費者の窓口としての役割を担ってもいたので、そりゃ当たり前の話だ。と言うか…販売側の担当者が製造の現場に居たのも明らかになっている以上、責任が全くないワケでも無い。

それなのに…名前がほとんど出て来ない不自然さを学ぶべきである。製造元と結託して「おせち」売ったんだから、非は免れないし、だから謝罪の告知も掲げてもいる。そこを報じもしないマスメディアの裏がこうもいとも簡単に胡散臭い…って事をフィルターとして常に持っておかなければならないんである。

さて、騒ぎになったお陰で、「おせち」だけが怪しい…ってワケでも無い事が露見してきた。

クーポンで購入する商品、サービスが実は「2重価格表示違反」だったのではなかろうか? と言う疑義である。

今回の「おせち」について言えば、そもそもは2万1千円と言う価格で販売されていた商品だと言う。
これをクーポンで購入すれば1万5百円で買えるとされ、半額の値段で…って話であった。

ま、そうした販売がイケナイわけではなく、一定の期間に販売の実績とか、そうした事実があれば、そうであっても構わないと言う「景品表示法」という法律があるのだ。さて、普通に疑問に思うが…あの「おせち」が2万って値段で売られていたと考えると…限りなく無いだろうけれども、ひょっとしたらある…に近いって話になると思う。まぁ、そうした法律に則って販売されていると解釈すれば、そうだったんだろう。

んで、元々2万の「おせち」を造っていたところ、あの「おせち」になってしまい…そうした点に問題は無かったと…そうした話になってもいるが、どう考えても元々の価格がおかしいだろ? って商品、サービスがボロボロと出て来つつあるのだから、話がややこしくなってくる。

つまるところ…元々の価格が全くアテにならず、オフされて、さも安くなってるよ…的な価格の値頃感で誤魔化してる所が多いんじゃねーのか? ってのがバレ始めちゃったワケ。

あー。そうしたショップとか、飲食店は、自前のサイトとか、紹介サイトから突然抹消されたり、掲示板がゴッソリ消えたり、さも最初からそんな店は無かった…感じになるので、今後はお目に掛かる頻度はネットでは低いと思われる。

ここも、そうだった。裁判起こしても簡単に抹消出来なかったくらいなのに、事件が露見した途端、ゴッソリと消えてしまった。まぁ、キャッシュや魚拓なんてシステムで見られる場合もあるが、是非をも載せてこそ意味のある紹介、評価サイトにも関わらず、抹消、消滅は突然に行われるのである…。

そうした作業がどうした基準で行われるのかも明らかでないし、そもそも不自然なのだが、自然だという理由も無いし、事実を事実として報告している内容であっても消えるのである…。

そうした、いわゆる「情報操作」は別に今回が初めてでは無い。昔から行われる「常套手段」でもある。

昔はそれでも良かったワケだが…今じゃそうした行動が最大の不審感をも、きっちりともたらすワケで、そうした事をすれば、クチコミで支えられたサイトがクチコミで滅びる事にも繋がるのである…。

事件は実にシンプルに起きたワケで、当初から対応をキチンと行っていれば、ごめんなさい…で済んでいたかもしれないのだが、そうした操作に、どこもかしこもが躍起になったお陰で、どこもかもが「怪しい…」って事に変わってしまったんである。

…一部サービスは最初から怪しい…とは言われてもいたのだが、ここまで決定的な話じゃあ無いままであったに過ぎなかったのだ。

んじゃ、何を信じれば…?

だよなぁ…。商品やサービス見たり聞いたりしただけじゃ、判らないものなぁ…。うかつな事を言ったり、書いたりすると、やれ名誉毀損だの、風評被害だの…だし…。つまるところ…騙されるとかこうした実害を受けるまでは誰にも判らない風にはなっていたりもするのである。十把一絡げに全てが…って事も無いのは事実だけれど、仕組みが似ていればその可能性は多分にあるワケで、そうした仕組みを「知る」と言うきっかけにはなったとも思われる。

疑って見る習慣を持て…とまでは言わないが…限りなくブラックに近い、ダークな企業ってのは、過去に似た様な事をやってる連中が新たに起こしたり、企業名を変えて続けていたりもする場合が実に多い。

円天最高ーっ! で有名になったところなんか、企業のトップを始め、役員名にそうした名前が散見された事から、早い段階でマークもされてはいたもんだ。そうした所へも目を配り、耳をそばだてる事をしていかないと、回避出来るモノも回避出来ないのも事実なのである…。

…あー…潰れちゃったんだ、カワイソー…って、新聞読んだり、TV見たりしているだけではダメなのである。
連中が何をやって、何が潰れて、誰が被害者になって、どうした事になったのかまでを覚えておかなければなるまい。

そうした所への関心の無さも、無防備になっている一因かもしれないのである…。

結果的に「おせち」には騙されたのだろうと思うが、あっち側が「騙した」とは限らない。ここが、経済事件の妙でもあり、ポイントなのだけれど、そうした事への回避の為に何かしたかと言えば…誰もあまりやらないし、やる必要も無いと感じているのではなかろうか…。

先日、マイホームサギで逮捕者が出た不動産建築販売会社から、執拗に勧誘を受けた事を思い出した。
TVでCMも流れているし、安くても良いマイホームが建てられると、そうした企業の販売実績などを紹介する
報道も多かったのだが、マイホームを買う原資もないもんだから、断ってはいたんである…。

それでも「ぜひ、お会いして…」だの「結構なオプションをサービス出来ます…」だの、執拗なのである。

いい加減、アタマにも来ていたので…

「…なんなら、信用不安情報引っ張るけど構わないんだな? 借金して誓約書、契約書に判子付いても構わないが、資産あらかた抵当付けて担保取るぞ。リサーチ頼んで銀行情報ももらうけど、大丈夫なんだよな?」

って話をしたら、2度と連絡は来なかった。ちなみに、当時はそれほど危ないとも思われていなかった企業だったが、出すべき数字を誤魔化していたんだろう。程なくして倒産してしまったが…。そうとでも言わないと、信じたとしても被害の大きさは計り知れず、人生に余裕があったとしてもイヤな思いはマックスにプライスレスなのだから。

新たに生まれたサービス、お得感いっぱいなサービス、そうした裏のからくりは、普通にしていたのではなかなか見えて来ない。関わる前に、自身の持てる力で、まず調べる…って習慣を付けた方が良いだろう。理解出来ない仕組みのサービスに安易に与するのは間違いだ。理解しようと努力する中で、疑問も生まれるだろう。その疑問が解けないのであれば、関わるべきではないし、解ければ解けたで、関われない事も判るワケだ…。

さぁ、何がどう怪しいのか…じわじわと判って来るのが実に愉快な「おせち」。
来年の「おせち」も、きっと期待出来そうな感じはするんだよな…。



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不幸のおせち…。2重目。

2011-01-04 03:20:22 | 我思う、故に書くなりよ。
…大騒ぎになりましたですな…。

んでまぁ、騒ぎになった事で、ようやくどんな「おせち料理」が届いたのか、遅ればせながら写真を見る事が出来た。

ん…。これを1万円で売ろうとしたワケだな…。そりゃ大騒ぎになるわな…。何か頭のネジでも数本外さない限り、元が2万円もする「おせち料理」には見えない代物…。そもそも2万円でこの「おせち」を売っていた事実があるのか無いのか…無ければ…妖しい値段で販売していた事になる。

見本やサンプルと大きく違う…って問題の他に、健康被害も予想されるおせちだったので、その辺が気になるが…あまりの見た目に、これじゃ口にする人がいないのも不幸中の幸いだったのかもしれない…。

その辺のアナウンスは製造元、販売元いずれも無くて、健康被害を全く認知していないか、届いた「おせち」を食べて大丈夫なモノなのか、ダメなモノなのか、定かじゃ無いままに過ぎている。健康被害を報告する情報も無いので、それはそれで良かったとは思うが、想定される危機への管理が無いみたいだ…。

製造元が実店舗を複数構えているだけに、この辺は恐ろしい…。友人宅に届いた食材の幾つかは明らかに傷んでいたと言っていたし、形から食材が何であるかは判るものの、その変色っぷりは生理的に「口にしたらヤバイ…」と考えさえられるに充分なモノだったとも聞いている。

写真や話からでは実際にどの程度傷んでいたのか定かじゃないし、フタを開けただけで丸々捨てられてしまった以上、今更検証も出来ないのだが、そうした恐れを想定した対処が行われていない、あるいは行えない連中が、おせちとは違い、不特定多数の人間を相手に実店舗を運営しているのはリアルにホラーなのではと思ってしまう。

と、言うのも…このおせちが造られていた現場の写真が明らかになってもいて、到底、食材を扱うに相応しいのか疑問が残る映像であった事も明らかだったりする…。

おまけに…製造元の社長自らそうした情報を公開していたし、食材の詰め込みにも関わっている明らかにしている。なおかつ…なぜだかそうした飲食店の評価サイトの関係者までもが関わっているし、販売元の担当者も関わっていた事も明らかにされていた。

連中は、どうした場所でどうした「おせち」が出来上がったのか、出来上がった「おせち」がどんなモノだったのか、ちゃんと知っていた事が明らかなのだ。事故とか不手際じゃ済まされない「事件」へと自ら変えていたんである…。

この、3つの業態の絡みを忘れてはいけない。そして、そうした連中の発信する情報の信頼性がほぼ怪しいと言う事も記憶に留めておかなければならないんである…。

ま、実際に被害に遭われた選ばれし者達には、それなりに当然として補償が受けられる事にはなったが、お正月をこうした形でブチ壊された悲しさはプライスレスだろう。

社長が辞任する事も、早い時間から想定されていた。自ら発信した不都合な情報を消しまくるだろう事も予想されていたワケで、概ね、傍観者達の手によって、それらの情報が保存される事も進んで行われたし、なかなか想定通りにコトは進んでいる。意外だったのは、関係者が非を認めて補償を切り出すのが早かった点だが、それだけで済ませていれば、漢とも神と呼ばれたかも知れないのだが、不都合な情報を消し始めた時点でその冠が授けられる事は未来永劫に無くなってしまったワケだ。

「ささやきおかみ」で有名となった「吉兆事件」の教訓がどこにも伺えない点は否めないだろうね…。

食の危機があれだけ叫ばれて、未だに未解決な問題もあるという最中、当事者達の行動にはあまり変化が無い事を知るわけである。ま、辞めて、消して、語らず…ってのは常套手段なのだが、それをやってしまったら、信頼など2度と取り返せないばかりか、他になにをやっても信頼などついて回る事が無いのである。

「さて、コイツ次はなにすんのかな?」

そうした声と目が、実際に生まれている。情報を消し去ったお陰で、それまでのカリスマっぷりまで見たり読んだり出来なくなってしまったのは残念だが、そうした栄光を自ら一気に突き崩すのも厭わず、慌てる様が見て取れる様な行動は実に愉快だ。そして、傍観者達は、当事者が過去にしてきた事にも陽の目を当て始めている。

それだけ、傍観者達はキチンと対処出来る術を身につけている証では無いだろうか。

今までを活かして、ブログにツイッターに掲示板。ツールを存分に駆使して、単なる感想や驚嘆だけではない、怪しい動きを見つめる眼をしっかりと持ち得たんじゃないかと思う。それはまた、立派な「力」にも成り得るし、成っている。

さて、今後の展開は…どうなんでしょうか。これで収まるのか、他に波及するのか…。困った話には違いないが、そうした諸々の意味を考えると、楽しみな話でもあったりする…。

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不幸のおせち…。

2011-01-02 01:48:00 | 我思う、故に書くなりよ。
あまり笑えない話だが…他人の不幸は密の味…なんであるな…。

知人がネットで共同購入だかした「おせち料理」が年末に届いたそうだが…コレがひでえモノの上に、半分の食材が傷んでおり…かみさんはショックで寝込んだ…みたいだ…。

まず…見た目が見本と全然違い、おせちとして食卓に載せる以前の話で終わっていたと言う…。まぁ、見本とは違う場合がほとんどなので、想像したところを言ってみたら…

「そんなレベルじゃねぇ…今時の動物園のエサだって豪華に見えるぜ…」

とか…。電話で伝え聞いた所によれば…細かく仕切られて、食材が入っちゃいるが…どこの仕切も底が見える部分が圧倒的に多いって事。うむ…輸送中に一定の方向に偏ってしまったとか?

「そんなレベルじゃねぇよ…」

見本じゃ食材がぎっしり…なハズなのだが、スカスカと言うか…到底人数分は詰められてもいない…のだそうな。

加えて…

「変な臭いがする…」

と言うのであれば、その時点でアウトなのであるけれども…いったい、そうしたおせちが幾らで販売されたモノなのか尋ねると…

「1万円。本当なら2万円のところ。こんなの¥300だってかわねーよ…」

結構なお値段するんである…。

当然、クレーム入れたんだろうと尋ねたら…

「電話出やしねーよ…サギだよサギ!」

まぁ、カニとかね、そうした詰め合わせでも喰えたモンじゃ無いらしいモノが送られたりもする事件が昨年は報じられもしていたので、新手の犯罪の臭いがしないでもないが…一応はちゃんとした共同購入サイトで購入はしているらしいので、何かしらの対応は取られる様子ではあるみたいだが…。

「じゃあオマエん家、元旦早々からどんよりしちゃってんの?」

「ああ。もう今年1年不幸決定だよ…。それも昨年決まったんだぜ…正月からじゃねーんだよ…」

そうなんだな…クリスマスの歓喜が終わったら…不幸のおせちが届いてしまったんだな…。

あ、そんなモノ3日以内に5人に送るとか…チェーンおせち化すんなよ…!

共同購入って事は、一応は限られた人数なんだろうから、ある意味「選ばれし者…」でもあるんだが、そんな不幸に選ばれるとは…。

ちなみに…真っ先にこのおせちを見たお子様の第一声は…

「わぁ…おとうさぁ~ん…これ何ぃ~? 変な色してるよぉ~!」

だと言うから、想像するのも結構楽しい話題ではある…。子供にはおせちが届いたと言ってしまった手前、実物を見た瞬間にひどく後悔したそうだが、喰わせるワケにもいかない状態じゃあ、おせちは無かった事にする他に無かったワケで、親子の悲哀を年末に充分すぎるほど浸かってしまったのである…。

「そのうち、ネットに写真が絶対載るぜ…ウチだけじゃねぇみたいだしよ…」

おくさんのご友人宅にも同じ様なおせちが届いたらしく、共同購入を誘ってしまった手前、ヤバイ空気が流れてもいるそうな…。届かなかった…とか言う話もあるみたいだな…。

さて、我が家のおせちは食する人間が少ないので、おせちらしい食材が少し並ぶだけで、お重が幾段も…なんて事は無い。お雑煮として切り餅を消費する程度に考えて、足らなきゃカップ麺でも喰え…って話で済んでしまっている。それで何か困る事も無いし、普通にカレーとかパスタとか喰いたい気分の方が強い。

具体的にどこの店なのか、どうしたサイトなのか聞かなかったが、少なからず被害者は存在しているので、間もなく露見する問題になるんだろうと思うが…気の毒とは思うものの、なんだか笑ってしまうんである…。

「んで、どーしたんだ? 今朝の食事は…?」

気になったんで聞いてみた。

「取り敢えず普通にパンだよ。用意してねーんだもの。明日速攻でそれらしいモノを買い漁るよ…」

個人商店以外なら元旦でも開いてたりするし、出来合のモノを見繕っても、それなり豪華そうで美味しい「おせち」は完成する。しかも、家族四人分の食材でも\5000もあれば充分なモノが揃ってしまう。

ある種、ネット通販の恐ろしさをモロに体感してしまった家族が元旦早々と言うか…紅白も始まる前から存在している事が事実なんである…。

「んじゃ、今年もよろしくな。良いお年を~!」
「うっせぇバーカ! 良い年じゃねーぞゴルァ!」

ついうっかり、普通に挨拶して電話を切ったが、確かに良さそうな年を迎えているわけでは無いな…。アハハ…。
はたして、いったい、どんなおせち料理だったのか…実物を見てみたいもんである…。


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