おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

トートバッグでゴー! その2。

2005-10-31 23:08:14 | 我思う、故に書くなりよ。
甥と一緒に、近所のホームセンター「コメリ」に向う。

本来なら、エアブラシ塗装の下地塗りに使う「サーフェイサー」なんてのを探しに行ったのだが、見当たらず、じゃあカイロ用のベンジン…っと探しても見当たらず、しおしお…。

店内を怪しくうろうろしても、なかなか物欲を満たす様なモノはなく、ちょいとタイミングが悪いんだかどーなんだか…って、感じだったのだが、ふいに見つけてしまった。

何か…? と言うと「トートバッグ」である。レジ袋の国家的撲滅作戦が始まろうとしている中、にわかに注目を集めているのはわたくしだけなのかもしれないが、スーパーのレジ横で売られている「へなへな…」なトートバッグじゃあ辛抱なら無いほど不満だったワケで、男が(おっさんが…)持ち歩いてもサマになる様な、シッカリとしていながらも、使い道は「お買い物袋」ってモノが欲しかったんである。

ところが、そうした妙な「マインド」をくすぐるアイテムがあるにはあるんだけれど、不当に高価だったりする。しっかりとしたキャンバス地で作られていたりすると、非常に物欲をそそられるワケだが、価格を見てしまうと「ぽちっ!」とお買い物カゴに放り込む気にはならないのである。

途中ですが「ロシアの赤いバラ(スマスマ・だて眼鏡部・次回予告登場・きっと稲川素子事務所)」のねぇちゃんはそそるなぁ…。

もとい…。幾度かそそられるトートバッグは見掛けて手にはしているのだが、値札を見て断念するばかりで、中には値段に見合う素材を使っているにも関わらず、見合わない縫製の出来だったりする物もあったりで、ふんだりけったりな混沌とした物欲の不完全燃焼中毒死1歩手前な日々を送って来たワケでもある。

コメリでふいに見付けた「トートバッグ」。なかなか出来も良く、大きさも望むサイズ…。素材も「へなへな…」では無く、しっかりとしている。そしてその値段は…

「税込み298円…ぽっきり…」

ふふふ…。これだよ…。こうでないとな…。この手触り。そして重量物を入れても手が辛くならない幅広めの持ち手…。そして、何よりもの「価格」。

「ふははは! ついに、ついに手に入れたぞ、トートバッグ! 甥よ! 判るかっ? このおじさんのヨロコビを!」

「わかんね…」

うむ。まだ小学生じゃ判るまい。来るべき日に備え、よきお買い物の「友」として輝かしく我が身に従うこのトートバッグの偉大さを…。まぁ、良く見ると300円でお釣りが来るだけの事はあるのだが、生地も縫製も文句は無い。ダメになったら幾らでも手の入れようがあるし、そうしても惜しく無い価格…。

ふふふ…。これで行きつけのコンビニに乗り込むのも楽しみなものだな…。いつぞやかはALICE背負って乗り込もうかとすら妄想したものだが、これなら変な目で見られる事もあるまい…。

大きさとデザインは希望に適ったモノなので、これをベースに革製のモノをオーダーしてみるのも良いかと考えている。野球のグローブなんかに使う革であつらえたら面白いんじゃなかろうか。そこまでしてしまうと、本来の趣旨から外れてしまう事にはなるが、素材的にはかなり魅力でもあるし、そうなる事でより長く使う事も適う。

アクセント・カラーとして使われている「緑」を見て、遠い昔を思い出した。
東急ハンズでノベルティーとして貰ったトートバッグを愛用していた事を…。
今、思い返せば、それほど大した物では無かったのだけれど、当時持ち歩いていた日用品との相性も良く、防水加工して使い倒していたっけなぁ…。

んー。サプライズを世間は期待していた1日だったが、私としてはサプライズでもあったし、満足至極、光栄の至りでもあるねぇ…。天気の良い日に写真を撮って、後日載せたいと思う。


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あぁ、なるほど…。

2005-10-29 23:01:23 | 我思う、故に書くなりよ。
体調が優れないので、寝てばかりいる昨今。

気分的にはそうそう悪くないのだが、体が鉛の様に重い…。んでまぁ、陽気も涼しいことだし、週末なので外も静かだし、「休む…」ってのがピッタリだったりもする。

さて、寝たきりってのもなんだから、テレビとかをみたりもするのだけれど、見たいテレビは別として、見たくも無いのに見たりするテレビってのもある。「ながらテレビ」なんて言い方をしたりもするが、何か他にしている事は無いので「ながらテレビ」じゃあ無いんだけれど、ふいに「ビデオカメラの選び方」なんてのを見る。

あー。DVDだのHDDだの、便利そうなのが出ているのは知っていたが、動画と言うジャンルは観賞以外に興味が無いので、映画監督なんかは何やってんだか未だに謎の部分が個人的に多かったりもするのだが、カメラ自体は「1つ欲しいかも…」な感じ。テープってメディアの方が画質が良い事を学んだ。その反面、編集とかの利便性はあまり感じられないなぁ…。ケータイの動画で自分は間に合っているが、世の奥さんやら旦那さんはお子さんとかの成長に合わせて「必須」なアイテムとなっているらしい。

さんま。秋刀魚。美味しいので、この秋も何匹か喰った。これの「生け捕り」に努力を費やしている漁業関係者を見た。

まぁ、我々がさんまを求める時には既に「死んだ魚の目をしている…」のが普通で、ビチビチ…したのを買って帰る事は無い。そうした状態で買える魚もいるのだが、さんまはそうじゃない。捕ってすぐに死んじゃうからだそうだ。

なんでも、さんまのウロコはとてもはがれ易く、網でこすれればボロボロになってしまうし、いけすに入れておいてもぶつかるだけではがれてしまう。人間で言えば、皮膚がデロデロ…とはがれる様なもんだから、そりゃ死ぬわな…。

これを、生きたまま連れて帰る…と言う所がキモ。いかに豊漁であっても、ほとんどが死んでいる状態が普通なワケだから、生きたままってのはかなり難しい。これが楽に出来る様になれば、さんまの食べ方も変わって来るだろうし、より一層の消費も見込めると言う。さんまの名産地であっても、生きたまま…ってのは珍しいか、ほとんど無いのだから、夢は広がるんだなぁ。

途端に、七輪が欲しくなった。出来ればさんまが丸ごと1匹キレイに焼けるような大きなのが。炭火で満遍なくこんがり…。塩焼きにして、大根おろし…。

大根おろし(おろしがね)を手作りで作っている人の番組も見た。いわゆる「プロの道具」なんだけれど、銅版を叩いたものに、細かい刃を立ててゆくだけの作業が延々と続く。大きくクローズアップされた刃先(目かな)を見ると「おろせそう…」な感じは他のどれよりも実感できる。

機械でプレスしちゃっても同じ様な物は出来るんだけれども、手作業から生まれる微妙な「ファジー」な部分が機械製のものよりも「おろせる」理由になっているんだと言う。刃(目)の間隔は、職人さんの手先の感覚で大体がキレイに整って並んではいるが、そこは手作業だから、機械ほど正確には並んでいない。それが機械製のものより「おろせる」理由ともなっているのだから、不思議なものである。大工のかんなと同じで、キチンと手入れすれば長く使える事はもちろん、無駄な力を掛けなくてもキチンと仕事はしてくれるんだろうな。

若い人が弟子入りしてこの技を受け継いでいる事も紹介されていた。器用、不器用を問わず、誰にでも受け継がれる様に、教えて行く事が出来るのも職人の技と知恵なんだと言う。見る限りはそうだったけれど、教える人にも因るんだろう。職人って言う世界ならではのものもあるだろうしねぇ。

ふーん…。

で、終わってしまいそうだし、実際にそうなんだけれど、脳の肥やしにはなったかなと思う。



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こういう雲はあまり見ないなぁ。

2005-10-28 06:27:34 | 我思う、故に書くなりよ。
早朝の散歩ついでに直したカメラでぱちり。

雲ひとつ無い良い天気になるのかなぁ…と、思いきや、だいぶ低い所に雲が出てた。それも妙に長~く伸びて、不思議な感じ。

「あー。これ、縦だったら地震雲とか言うヤツもいるんだろうなぁ…」

とか思いながら、距離をお山マークにしてぱちり。見渡しても雲らしい雲はこの雲だけだし、真上は深遠の宙だし。すーーーーっ…と流れる流れ星なんかも見えちゃって、これも長かったなぁ。

いい感じに冷えてはいるが、ぬくぬくがあるので心強い。途中、BOSSの「冬仕立て炭火焙煎期間限定」が売ってたのでゴクゴク。良い天気も今日当たりでおしまいで、週末はまた雨とか言ってたな…。

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Zippoハンディウォーマー 2ndGIG #2

2005-10-28 04:38:26 | 我思う、故に書くなりよ。
朝晩の冷え込み…って程では無いにしろ、ぬくぬく…は欠かせないモノ。

昨年と何か変わった事も無く、使っているけれど、変わった事が全く無い…ってのは外観の話で、実はちょっと変わっている。

暴走気味の熱さ…ってのが、今年はまだ無い。昨年はちょいちょいあって、低温ヤケド…なんかを気にも掛けたりしたのだが、今年はマイルドな暖かさがそのままピーク…と言う感じなのである。今はまだ、そんなのでも良いのだが、本格的な寒さが訪れる頃にこの様子だと心もとない。

注入している燃料が昨年の使い残り…ってのがその原因なのかどうなのか? 定かじゃないけれど、起毛された毛布に突っ込んでおくと間違いなく暴走気味と言う状況だったのが、起きないのも微妙に怪しい…。

あと数日分で使い残りも無くなるから、新規に燃料を調達してこないといかんのだけれど、ちょいとまた色々と実験してみないといかんなぁ…。

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きっかけは「プラモデル」。

2005-10-24 07:08:40 | 我思う、故に書くなりよ。
メインのデジカメとして譲って頂いたNikonのE5000があっさり壊れて早3年。
今までメインだったデジカメが壊れたのが2月17日…。「エノキマタンゴ事件」として私の記憶には新しいが、正直、E990が壊れちゃったのは痛かった…。

以後、お散歩デジカメでなんとかしのいで来たものの、やはり苦しい事には変わりなく、かと言って修理費が捻出出来る状況でも無いので、壊れた部分を見つめながら悶々と過ごしていたのだけれど、自分で直しちゃった…。

本当なら、今後もずっと使って行きたいカメラだったので、メーカーで修理して貰った方が良いとは思うんだけれど、壊れた部分を良く見ると、異常の無い部品と交換しても、いずれまた壊れるんじゃないだろうか? と言う事に気が付いたのだ。

単3乾電池を4本必要とするカメラなんだけど、これを収める電池室に「フタ」が付いている。これが4本の電池を入れた時に、スプリングのテンションを受け止める形でロックされるのだが、フタに付いているツメを受ける側がいかにも小さく、3ヶ所ある内の2ヶ所が粉砕しちゃったんである。この部分、どう考えても強度的に満足しそうな感じじゃなく見えるし、衝撃で折れたと言うよりは、徐々に亀裂が入ってバラけた感じなんだよねぇ。その証拠に、役に立たなくなった受け側の部分は、首の皮1枚って感じで、解離せずにくっついている。

なまじ、くっついているから考えもしなかったのだけれど、取っ払って新設補強してやれば直るんじゃないだろうか? その方が長く使えるんじゃないか? って事。

だけれど、その部分は10円玉の厚みほどのプラスチックだし、それまで付いていた部分を見ても、接着力が強固な瞬着とは言え、強度的に難しいだろうと思えるくらいに「小さい」。

フタが閉まる余裕ギリギリまで厚みを持たせて、瞬着と何か他の接着剤を補強として使わないと意味無いし…。同質のプラをメルトダウンさせて「癒着っ!」って方法を取るには細かすぎるし…。

そんなこんなを考える集中力は、鬱病になってからは、すぽーーーん! っと無い。
んでまぁ、別の事を考え始めて、プラモデルをいかに美しく作るか…なんてのをネットで見ていた。

小学5年生になる甥は、生まれてこのかたプラモデルを作った事が無い。これは幼稚園の時から何かしら作ってきた私にしてみれば「驚き」以外のナニモノでも無いが、そういうトレンドが彼の周囲には皆無だと言う事なのだ。パーツを切り離して組み立てるなんて面倒な事をしない…ってだけの話では無く、そこから「考えてみる」と言う事もオミットしてしまうのが実に悲しい…。

そんなのではイケナイ…と思い、一緒にちまちま…作ろうかと考えていたワケであるのだが、私もプラモ作りから離れて久しいので、一応の事を想い出すために眺めて見ていたのである。

まぁ、あまり代わり映えはしないんだが、ただ「作る」と言うより「都合よく作り変える」と言うトレンドがそこに見て取れる。説明書通りに作っても一応は出来上がるのだけれど、細かいディティールを表現したり、稼動部分の強度をより強くしたり、また、その範囲を広げたりと、いろんなノウハウがそこらじゅうに落ちている。

うむ。なるほど。羽の生えたロボットを美しく作るだけじゃなく、創意工夫の塊として作り上げる世界が「ガンプラ」なのだな。やるではないか…。あの小さな指の関節までも稼動させるとは…。まったく、良い時代になったものだ。

てなワケで、あまり美しい仕上がりでは無いが、一応、インスパイアされて直してみた。機能的に問題なければそれで良いし、オリジナルよりも強度は格段に上がっているであろう。その証拠に、フタを閉めても妙な「浮き」が見られない。スプリングのテンションが電池を通して感じられる程度には余裕を持たせてあるし、修理に出したとしても他に影響を与える事も無いし。うひひ…。

本来なら、そうした汗と涙の結晶をデジカメで…と行きたいトコロなんだが、そうした細かいトコロまでハッキリクッキリ撮れるカメラが壊れていたワケなので、無理なんだなぁ…。

集中力の欠如もさることながら、手先の器用さまでも欠如し始めた感じが判ってしまうのもいかがなものか…。ちょいと、甥に教授する前にまじめに作ってみようかな、プラモデル。

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月がとっても赤いから~♪

2005-10-22 22:44:23 | 我思う、故に書くなりよ。
タバコが切れたのでコンビニに行った帰り、月の赤さに驚いた。

だからってどーなるもんじゃないけれど、良く見えるようになった目で見ると感慨ひとしおなんだな、これ。すかさず、ケータイで写真を撮ろうとして撮ったんだけれど、人間の目ほど良くは見えなかったりするもんで、小さな赤い点にしか写らなかった。

すっ飛んで帰り、デジカメで撮っておこうと思ったのだけれど、次第に霞んで行き、雲に飲まれちゃった…。

涼しくはなっているのだけれど、そそくさと足早に帰ったら結構汗をかいてしまったので、シャワー浴びようと浴室へ…。

たまに、ナメクジなんかいたりもするもんだから、慎重に様子を伺うと…

「げっ! KGB…」

KGBと書けば旧ソ連の諜報機関で正解なのだが、日本の古ぼけた民家に旧ソ連のエージェントがいるワケもなく、「コウガイビル」と言う扁形動物なんである。

「ヒル」かと言えば、そうでもなく、あれはミミズの仲間であるが、コイツはそうではなく、高校あたりの生物の教科書に出ては来るが、滅多に見られない「プラナリア」の仲間。だからと言って、頭を半分に裂くと、双方が立派な頭に戻るかどうか知らないのだが、プラナリアはなんとなく「かわいい…!」で女子高生の間でもキーアイテムになりうる存在に対して、コイツは絶対地球上に存在して欲しく無いし、ましてや浴室のタイルにへばりついていてもらっては困る…と言う不気味なモノ。

熱湯とともに、排水溝の彼方へ消えて貰い、塩素系カビ取り洗浄剤で徹底した除染作業を行い、混ぜるな危険を敢えてマゼマゼした上で浴室内の徹底的なKGB対策を講じて暫く待つ事にした…。

KGBだけに「カウンターインテリジェンス」と呼んではいるが、普段は浴室なんぞにはいない。屋内で見掛けるモノじゃないし、屋外であっても見ようとして探しても見られるモノでも無い。

ヤツはふいに、ひょっこりと現れて、静かに頭部を左右に僅かに振りながら、何を求めているのか、何処へ向おうとしているのか、何も明かさないままに湿潤に富み溢れた場所を彷徨うのである…。

昨今、山ビルが大量に繁殖して人畜に被害を与えていると言う。

私も、丹沢山系で木の葉の上で「うにょうにょ…」と身をくねらせて、獲物を待ち構える尺取虫の様な姿を目撃して発狂しかけた覚えがあるが、野生動物(鹿とかね…)の住宅地への進出に伴って、その生息範囲の拡大が著しいらしい。

奴らは強暴だが、それは静かに襲い掛かり、気が付くと流血の惨事になっていたりする。人間や動物の体表から滲み出る二酸化炭素にヒルまっしぐら!

アディダスのGSG9御用達コンバット・ブーツの中にいつの間にか侵入し、くるぶしの辺りから吸えるだけ血を吸いまくり、潰れて流血と相成るのであった。

ところが、痛みはほとんど感じない。流血しているのだから、それなりの怪我はしているのだが、痛みを感じさせない秘薬とともに、血液が凝固しない秘薬をも奴等は持っているのである。そんなワケで、小さな噛み傷ながらも血がダラダラ止まらないと言う状況が高価なコンバット・ブーツの中であーもう!

吸われたからと言って、死ぬような事も無いし、病気を感染させる様な事も無いらしいが、傷口からバイキンが入るとヤバかったりするので、良く洗い流して止血に努める。最近じゃ「禁忌剤」なんかもあるらしいので、アウトドアに親しむ時には調達しておいた方がよろしいね。

でまぁ、そんなのは屋内にはいないけど、似て非なるKGBがいたって事は、それなりに危機感を持っておかないと…。それもこれも、月が赤いから…って責任転嫁は良く無いが、そんな感じの土曜日の夜…。

サダコがTVからわらわら20人出て来ても怖く無いが、KGBがにょろにょろ20匹も出て来たら卒倒するだろうな、おれ…。

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SX-70フィルム/Time-Zeroフィルムについての重要なお知らせ

2005-10-21 23:20:53 | ポラロイドーシス。
あー。ついにこの日が…。ちょっと前に発表されていたらしいなぁ。
市場在庫限りかぁ…。

でも、専用のNDを出すみたいだから、まぁいいか…。
とは言え、のぞいた感じはかなり暗くなるしなぁ…。
かと言って、フィルム買い占める財力は無いし…。

素で600フィルムが使える様に改造してくれたらいいのになぁ…。

ん。いつか来るんだろうとは思っていたんだけど、いざ来るとつらいモノもあるなぁ。あまり撮れて無いし…。

こうなったら、コンデンサー改造に手を出すとするか…。



10月22日 追記

海外でも同じみたいですね。多くのファンが嘆いている様です。
日本では明確な時期はアナウンスが無いみたいですが、海外では2006年の早いうち(3ヶ月くらい?)にディスコンとなるみたいです。

露出回路を直接いじって600フィルムに合わせて補正する方法が一番スマートだとは思うのですが、難易度超絶でしょうし…。(いつかやったるで…)

光路上のどこかにNDフィルターを挟めば補正は出来ますが、明るい視野を保ったままとなると、フィルム直前しか無いんですね。となると、カメラと言うよりは、フィルム・パックへの改造になるので、フィルム自体の排出に影響が出ない様に取り付ければリスクも少なくて良いかも知れません。ただ、フィルム直前ですから、ゴミだのホコリだの…の影響は「大」でしょう。モロに影響してきます。

何とか、お気楽極楽な方法が考えられれば良いのですけど、やってみて上手く行く様でしたら、ここでまた紹介しようと思います。
Comments (3)
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もろきゅう & もろネギ。

2005-10-21 18:33:15 | 我思う、故に書くなりよ。
努めて野菜を食べる方ではないんだが…。

もろきゅう…。これはまぁ、誰でも知っているだろうし、新鮮なきゅうりを洗って、おもむろに味噌を塗りたくって齧ればイケルワケで、なんで「もろ」かと言えば「もろみ味噌」だかららしい。

生憎、我が家にはそんな味噌は無く、普通の減塩仕込み味噌遺伝子組み換え大豆不使用…を塗り塗りしながらカリポリ…が美味しい。

んで、ネギも余っていたので、同じ様に味噌塗りたくってカリポリ…。

これがなかなかイケルんであるねぇ…。「もろ」じゃないから、普通に「みそネギ」と言うのかどうなんだか知らないけれど、キャベツを同じ様に味噌を付けながら酒の肴にしながら食べる…なんて立ち飲み屋さんに行った事もあったなぁ…。ちょっと炙ってもイケルんだけれど、カリポリ…の感じがぐんにょり…となってしまうので、やはり生の方が齧り甲斐のある食べ方だと思う。

うむぅ…。野菜もまんざらじゃないが、味噌恐るべし…だな…。野菜が苦手な人も、いろいろと試してみると案外食べられたりするもんだ…。妙なレシピを考える前に、まず齧ってみる…ってのも必要なのかもしれない。

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チェルノブイリを探して。

2005-10-21 03:46:39 | 我思う、故に書くなりよ。
ここのところ、Google Earthで地球を眺めるのが日課となってしまった。

自分の住んでいる家が、ぐぐぐーーーっと、丸い地球からクローズアップされてそれとなく判ると、それだけで何となく満足なんだけれど、あちこち見ていると不思議な光景が出てきたりして、それは寝る間も惜しんで衛星からのノゾキ趣味に走りまくるワケ。

で、まぁ、リアルタイムな衛星画像では無いので、タイムリーなスポットを探してみたところで、在りし日の光景くらいしか見られはしないのだけれど、NYのグラウンドゼロ…なんかは見事に更地だったりもする。

有名な史跡なんかを探して見るのも良いのだが、ピラミッドやら古墳とかよりも、もっと新しいスポットを見て見たくなる。

例えば「チェルノブイリ」。原子炉が暴走して爆発して吹っ飛んだって言う、人類史上最悪の惨事の現場。周囲30kmは人が入れないとか…。

ところが、チェルノブイリの正確な場所をそらんじていられるほど、博学でも無いワケで、別にネットで大体の所を探しておかねばならない。ウクライナの首都の北のほう…ってのは書いてあったりはするんだけれど、簡単な地図がなかなか見つからなかったりすると、衛星画像とにらめっこしてもなかなか見付けられなかったりする…。

まぁ、それらしいモノは見つけられて、キレイに4つの建物が並んでいるので、ほぼ間違いは無いのだろうと思うのだけれど、衛星画像で見ると、最悪の惨状は判るワケも無く、なかなかキレイに思える場所なんだよねぇ…。

見えない放射能に侵されているワケで、風光明媚に思えても、そこには仮に立ち入る事が出来ても、もの凄く短時間しかいられない「死の街」。あまり拡大しては見られないのだけれど、石棺と呼ばれる建物ごとコンクリートとぶ厚い鉄板で封印されたそのモノは、未だに高熱を発していて、内部からそれらを崩しているんだそうな。

見たいところがなかなか鮮明に見られなかったり、見られたり、地域によって違うのだけれど、このコンテンツ、国防上の理由からあちこちで苦情が出始めていると言う。

近所の厚木基地なんかを見ると、結構ハッキリ見えて、駐機してある飛行機の種類も判別できたりする。似た様なGoogle Mapでも衛星画像だか航空写真は見られるのだけれど、あちこち見られなかったりして、都合悪いんだろうな…と考えていたのだが、Earthだとハッキリ見えたりする。横須賀なんかがそう。艦船も見えるし、潜水艦なんかも見える。これがまたかなり大きさのハッキリ判る画像だし。

実際に、停めてある潜水艦なんかは、当然水の上に出ている部分しか見えないから、大きさは掴みづらいんだけれど、衛星画像だか航空写真だかで見ると、沈んで見えない部分もある程度写っているので、それなりにデカイ事が判ったりするんだな。

でまぁ、夜な夜な、ヒマに任せてあちこち「偵察」してるんだけれど、見たい国の細かい部分はなかなか見られないと言う按配。都市部なんかは写真の継ぎ接ぎが激しく、建物の影が統一されていなかったりして、じーーーっと見ていると気持ち悪くなってきたりもするところが快感だったりする…。

民間の無料レベルでこれだけ楽しめるんだから、軍事用の偵察衛星なんかはもっと楽しいんだろうなぁ。10cmくらいの分解能があるなんて言われているし、そーなると男女の区別も出来るだろうし、車なんかも車種がかろうじて判るんじゃないだろうかねぇ。

と、ノゾキ趣味もアリだが、実際には地表に現れる「自然の造形美」の不思議にハマっている。特に、中国のタクラマカン砂漠のちょっと東の方なんか、水の流れまくった跡の様な模様がうじょうじょ…。それでいて、万里の長城がどれなんだかサッパリだったりするし…まだまだ見て無いな、おれ。

未発見の古代の遺跡を見付けちゃった人もいるそうだから、無料とは言え、あなどれない奥深さのあるコンテンツが古いPCでもそこそこ楽しめる…と言うのは妙なクソゲーにハマるよりも宜しいかと思うよ。

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頭の使い道。

2005-10-20 15:34:50 | 我思う、故に書くなりよ。
機密情報ロシア人に漏らす 背任で元社員ら書類送検 (共同通信) - goo ニュース

それとなくデタラメを渡しておく…って頭は無かったのかネェ?
安く叩かれたのか、そもそも価値が低かったのか知らないけれど、報酬としては安いよなぁ…。

我々が一般に「家電メーカー」と思っている会社って、案外と「重要」な物を開発したり、製品化してたりするわけで、これが「軍事転用」とか「軍事用」だったりもするのはかなり忘れがち。まぁ、家電メーカーという大きな顔の裏では「防衛産業」としての一面もあったりするんだけれど、これはやっぱり内容によっては国の外に漏れちゃうとヤバイ話だったりもする。

以前、新橋のガード下で飲んだ時に、近くで飲んでいた兄ちゃんが、どことは書かないが、みんなが良く知る大手パソコンメーカーの社員章を付けていたんだけど、こっちが聞いていて「ヤバくねぇか…それ…」って話をしていた。フェイズド・アレイ・レーダーにかかる話なんだけど、本人が「防秘」って言ってんだからそうなんだろうけど、海自の護衛艦向けのイージスのレーダーがどうたらこうたら…。

門外漢であれば、全く何の話をしているんだかサッパリだけれど、知ってるヤツが聞けば「面白い…」となる。しかも、一般に知られている様な内容とは違って、ちょっと表に出て来ない話だと判っちゃう俺も俺なんだけど…。そいつと一緒にいたねえちゃんは空自のバッジ・システムのレーダーがどうたらこうたら、ソフト改修が面倒だのなんだの、オンライン回線のノイズがどーたらこーたら、フィルターがどうたらこうたら…、別の部署で似たようなコトやってるらしい。

会話を録音しておいて、飯倉のロシア大使館に持ち込んだら、さぞかし高く買ってくれそうなお話を嬉々として盛り上がっていたっけな。

そんなワケだから、買収なんぞしなくても、飲み屋で必要な「情報」は得られるのが日本の平和なところなんだけど、飲み屋で聞けない話はやはりこーする他に無いワケで、たまに露見して人生を棒に振るヤツがいたりする。

まぁ、そう言う事にならない様な教育ってものもあるんだろうけれど、女(男)と金には人間弱いもんだから、ザルみたいに筒抜けなんだろう。現役じゃあなくても、それに携わればそれなりの「情報」は持っているワケだから、寿退社したOLを釣るなんてのも簡単だろうし、お小遣いを弾んであげれば得られる情報は多いんじゃなかろーか。「スパイ大作戦」なんてのは案外と簡単なモノだったりするんだよ。

んまぁ、然るべき人達がそれとなく目を光らせていたりもするので、壊滅的な打撃になっちゃうような事は少ないと言われているけれど、どこまで抜けているか? なんてのは相手が白状しない限りは判らないしねぇ。

それとなく、いかにもなデタラメを渡しつつ、お小遣いを吊り上げながら、関係機関に連絡を取り、ふんだくれるだけふんだくって国益に還元する様な「頭」の持ち主がいても良さそうなんだけど、聞かないんだよなぁ、日本の場合は…。

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中国、沖縄侵攻!

2005-10-20 01:20:02 | 我思う、故に書くなりよ。
八重山諸島とかだったら信じたんだけどなぁ…。



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Zippoハンディウォーマー 2ndGIG #1

2005-10-17 11:01:33 | お主もハクキンよのぉ…。
まだまだ必要とか必須…なワケじゃないけど、一応そろそろだと思い、燃料カイロ人生の2年目の封を開けた。

まぁ、引っ張り出して点検と試運転なんだけど、2つのカイロはハクキンから求めた緑のフリースに入れたまま、しまいこんであり、これを出してみたんだけど、ちょっとビックリした。

きれいな鏡面仕上げのボディもキャップも、なんだかかなりしっかり曇っている。それも、ちょっとティッシュで拭ったくらいじゃキレイにならない感じ。ティッシュじゃすんなり行かないので、昨シーズン写真を撮るときに重宝したバックスキンの手袋で拭うと、あの美しい輝きが戻る。

他に変わった様子はどこにも無く、火口も昨シーズンと変わらないし、中の綿も別にどーって事も無い。

2つとも規定量の燃料を入れ、点火するとすぐにうっすらと触媒が赤くなり、これも昨年と同じ。程なくして熱くてそのままじゃ持てない事になるのも同じだ。

そそくさとフリース袋に戻し、しばし待つ。するとあの「ぬくぬく…」が…。

うーん。これこれ。これだよねぇ…。このぬくぬくがたまらないんだよねぇ。

一応、昨シーズンの終盤には火口を交換している。1シーズンごとに交換するべきものとアナウンスされているが、使えるならそのままでも…と思っていたのだが、見るからに「スカスカ…」な状態になってしまい、火持ちも悪くなったからだ。燃料は去年の残り。ブルーのボトルに入ってドラッグストアにカイロ用として売られていたものに、Zippoのオイルをブレンドしてある。

ふーん。使い捨てカイロが主流となる中、ちょっとしたエコロジーとかを考えて買ってみたのが昨年だったんだけれど、燃料のボトルがちょっとの間ゴロゴロした以外にゴミが出ない。今年もそうだろうと思う。

2つのうち1つは「スポーツ」と言われるタイプで、より熱いタイプとなっている。にぎにぎしがいのある厚みがなんとも気に入ったので、今年も買おうかな…と思っていたら、終わっちゃったみたい。通常版も規格統一で厳寒地タイプとなっているそうで、まぁぬくぬくの調節はどーにでもなるからいいやね。

んー。腰にこうあてているとたまらないんだなぁ…。

そんなワケで、久々の試用も問題は見られないので、冬らしい寒さが来るのが少し待ち遠しいのであります。

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イカフライおかか弁当。

2005-10-16 23:19:46 | 我思う、故に書くなりよ。
7-11で復活を遂げたらしい。

実に喜ばしいのだが、近所に7-11が無いってのが時代を感じさせるなぁ…。
昔はね、あったんだよ。開店記念で「スラーピー」が無料だったんだけど、いつのまにか消滅していた…店ごと…。

まぁ、80年代の私には欠かせないコンビニ弁当だった。夜な夜なアジトに集まる同士連中でも評価は高く、肉体労働者の友とさえ呼ばれていた弁当。

コンビニ弁当に「グルメ」を求める風潮が強くなってきた…と感じたあたりに、姿を消してしまったんだと思う。てきとーに美味くて、量感がたっぷりあればそれで良かったのに、ヘルシーだのなんだの…が遠い過去に追いやってしまったんだろうな。

何故に復活したのかは知らんが、レギュラーとしての復活は望めないのかもしれないな。流行り廃れの中で、万人に受け入れられて残るモノは数少ないし、カロリーを気にしながら弁当を選ぶ時代…。

近いうちに見つけて食べておくか…。

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時計とライター。

2005-10-15 18:50:47 | 我思う、故に書くなりよ。
散歩の途中、甥が使い捨てられたライターを拾った。

普通の使い捨てライターなら、彼も拾わなかったんだろうけれど、高輝度なLEDライトが付いているものだったので、拾ってくれた。

とは言え、ライトとしては使えても火が点かないのではあまり嬉しくも無いし、ちょっとばっちい…。まぁ、折角だからもらっておいた。

実はこのライター、底の隠しブタを外しちゃえば、ガスの再充填が可能だったりする。同じモノを使った事があったから知っているし、家に帰ればやはり使い捨てられたのがあったりする。だけれど、LEDライトの部分を分解したコトは無かったので、バラしてみようと思ったりしたのだ。

踏んづけられて、ひび割れて再充填どころじゃないので、遠慮なくバキバキ壊していくと、高価だった「青色LED」の部分が外れた。小さなボタン電池が3つ入っている。なんとなくどこかで見たなぁ…。

電池が切れて動かなくなった腕時計に入っていたりするのと同じなんじゃないか…。

電池が切れたらすぐに時計屋さんで入れ替えて貰えばいいものを、ほぼ使い捨て同然の値段で買ったりした時計なもんだから、そのままにしている。だけれど、本当にそのままにしちゃうと、電池の液漏れ…なんかで時計がダメになってしまうので、電池だけ抜いてはあったりする。

だが、どの時計に合うのかなんてのは覚えていないもんだから、片っ端から開けないと判らない。

2個目の時計でヒットの予感…。ちょっと厚みが違うけど、電圧は変わらないみたいなので入れちゃう。

ひひひ。見事復活。半日経っても狂わないところを見ると、正解だったらしい…。

「おー。リサイクルじゃん!」

甥は驚いていたが、電池なんてそんなもんだ…。むしろ、余命をたっぷり残しながらもライターとしての利用価値が無くなっただけで捨てられてしまう電池が哀れだったりもする…。

昔、観光で訪れたバリ島で、奇妙な光景を見た。

タバコ売りの屋台があって、屋台とは言っても自転車の後ろの荷台なんだけど、タバコを1本から売っているのである。屋根みたいなひさしからは火縄がぶら下がっており、買った人はそれで火をつけて一服するのである。

「ふーーん。いい商売だなぁ…」

なんとなく「ちょいと一服…」ってのが似合っていて面白かった。だが、暫く眺めていると、タバコ屋のにいちゃんが奇妙なことをしているのに気がついた。

客の差し出した100円ライターを受け取ると、おもむろにガスボンベを火が点くところに差し込んで、ぶしゅーーーー! っと、やりだしたのだ。

「え? そんなので入るの?」

ちょっと驚いたがあっという間にガスが再充填され、使い捨てじゃなく再利用されているのである。家でゴロゴロしている100円ライターのなれの果てを思い出す…。
どういうアタッチメントだか見せてはくれなかったが、何かを付ければそんな事も出来るのだと驚いた…。

さすがに、おっかないので真似はしていないが、あっちの人はまぁモノを大事に使っている…って事だよネェ。

日本じゃそんな事して事故でも起きても、何ら補償も賠償も無くなるので、普通に使い捨てた方が身のためか、ちゃんと再充填での使用を前提に作られたライターを使った方が良いんだけど、電池の再利用なら悪くも無いだろう。

ちなみに、このLEDライトはなかなか明るい。ふいに向けられると目が眩んでしまう。護身用なのかどうなんだか知らないけれど、1回5秒でも1千回は点灯できるらしい。色が青じゃなぁ…。白もあるみたいだけれど。

でも、これ、自分で買った覚えは無いなぁ。普段はZippoだし…。まぁ、めでたしだからいいか…。

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VIRUS

2005-10-14 18:09:12 | 我思う、故に書くなりよ。
日に何通かはメールが届いたりもするので、中にはウィルス付き…ってのもある。

まぁ、ISPで駆除された残骸とか、アンチウィルスソフトで駆除されちゃうのが殆どだから、実害があったとしてもPC1台がパァ~…になるくらいで、それも2度と使えなくなるワケでも無いし、気分一新、リフレッシュな環境を強いられる位のモノだろうと思うんだが、仕事でPCを使ってないからこんなコト言えるってのも判っている。

まだ、ウィンドウズなんてモノが無かった時代、雑誌に細かく印刷されたマシン語をせっせと打ち込んで花火が打ち上がるのを大きさを変えたり、色を変えたりして遊んでた時代からPCと関わっているが、その頃にはもう「ウィルス」は出回っていたと覚えている。とは言え、ネットに接続するなんてのは滅多に無かった時代だったし、未だに解約出来ずに困っているNifty-Serveなんてのに加入したのは良いけれど、接続するのが年に1回あればいいくらいの時代だったしなぁ。

あれから、だいぶ経つけれど、ウィルス自体の悪さの「質」はそれほど進化していない様に見える。まぁ、悪質ではあるけれど、PC使わなければどーってコトも無いものだし、感染したPCを見るだけで死んでしまう様な恐ろしいウィルスってのも聞かないしなぁ。

深夜TVの映画で、久々に「復活の日」を観た。

こっちは病気のウィルスが主役で、生物兵器だったものが世界に蔓延し、人類が滅びてしまう一歩手前までコトは進んでしまう。まぁ南極以外に人類が見当たらなければそれは立派に「滅びちゃった…」で、良いと思うんだが、この原作を小松左京氏が書いたのは1964年の事。もう40年も前の話だけれど、SARSといい、鳥インフルエンザと言い、ちっとも古くない話なのである。冷戦の崩壊から軍事的な側面では古い話かもしれないけれど、今でも立派に通用する題材である。

と言うか、40年前「SF」だった話が現実に「リアル」になっちゃった方が怖い。

そんなこんなで、多岐川裕美が病に倒れてでろでろになっていく末を見ながら、思い出したのは「機動警察パトレイバー THE MOVIE」。

こっちはPCウィルスの話が主題。ロボット・アニメと括られて終わってしまいそうだけれど、実に奥が深いのである。なんせ、ウィルスを作った犯人がいきなり投身自殺しちゃうワケだし、サスペンスとしても面白いが、ここで出て来るウィルスは紛れも無くPCウィルスで、それは現実に広まっているモノとあまり大差なく見える。作業用の重機(これが2足歩行だったり多脚歩行だったりのロボットに見えるんだが)に使われるOSに感染し、重機を一定の条件で暴走させてしまうウィルスなのだけれど、条件が揃わなければ、別にどーってコトも起こらないらしい。

ウィルスがもっともウィルスらしい悪さ…ってモノを見せてくれた様な気がするのだけれど、この映画が公開されたのは1989年で、我々が良く知る「Windows95」はまだ出来ていない。MacOSだって無いし、漢字トークはあったんだろう時代。

そんな時代に作られたアニメだけれど、今観ても、古さが無い。ま、この中に出て来るバブルで崩壊した残骸の残る東京の街並み…ってのは流石に今は見る影も無いかもしれないけれど、あれを刑事が訪ねて歩くシーンはかなりリアルだったなぁ。

この先、どんなウィルスが広がるのだろうか? と、考えさせる映画ではあるのだけれど、そうした映画がここ数年お目にかかれていないのも正直寂しい。一気に電脳へと飛躍した世界の話は結構見るのだけれど、何かが「止まった…」感じがするのである。

滅多やたらに映像化すると、現実に繋がる…って恐れもあるんだろうと、思ったりするけど、テロも頻繁に起きているワケで、小規模で効果絶大と、目的を持てば「生物兵器」の使用なんてのは近いうちにありそうだし。

SARSの時も、エボラの時も、そうした方向性のウワサが流れた事は事実。兵器化したウィルスの保持に失敗したんじゃないだろうか? とかね。核よりもお金が掛からない上に効果は大きいのだから、「貧者の核」とさえ言われて久しいし、核よりもキビシイ目が光っていないのも事実だしなぁ。

そんな恐怖のズンドコ…がそこやかしこにあっちゃ困るのだけれど、そう言う「危惧」を知っておかねばならない時代でもあるんだろうし…。昔の絵空事…が現実のモノとなってしまう場合もあれば、未だに絵空事で済んでいるモノもあるし、虚構と現実の狭間でウィルスの立場もいろんなだと考えると、こうした比較的近い未来を予見させている映像を改めて観るのもなかなか…であるよねぇ…。ゴホゴホ…。
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