おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

プラン氏、逝く…。

2008-03-31 07:22:58 | 我思う、故に書くなりよ。
ただ、ひたすら、安らかに…と願いたい。

映画「The Killing Fields」のモデルとなったディス・プラン氏が亡くなった。
近代における人間の創り出した『地獄』を生き抜いた人である…。

カンボジア内戦…っと言うと、あー。戦争な…大変な…。…って、毎度お馴染みな感覚があるのだが、この戦争はドンパチなんぞどーでもいいのである。

精神面においてこれほど特異な戦争も無いだろう世界が広がった。戦争が一応収まった後がヒドイ。妙な共産主義が元になっているらしいが、精神的に汚染されていない子供を主体として、軍人、農民以外は国家に不要…って事で、何かしらの理由を付けて殺しちゃったんである…。なにかとドンパチが取り沙汰されるのが「戦争」なのだが、ドンパチでは無い「戦争」の怖さがあまり広くは知られていない様に思う。

てなワケで、戦争自体の被害者はさておいて、大方の国民は死んでしまう方向に…進んでしまった中で、この人は地獄を生き抜くのである…。

まぁ、どんなだかは映画を見てちょうだい。暗く、重い、明るく楽しい映画では無いのだけれど、人類なら1度は見ておくべき映画の1本だと思う。

プラン氏の役を演じた俳優さんも、実際にこの地獄を経験した1人である。あの顔はヤバイくらいにマジ…な理由がそこにある…。人生が不公平だと思うのは、そうした人でありながらも最後は暴漢に襲われて亡くなってしまった事だ。アカデミー賞も獲ったし、死の恐怖に追いかけられないだろう国で幸せに生きていただろうに…。

当時はクメールルージュの報復じゃないかとも言われたが、そうではなかったみたい。

実のプラン氏はその後、ジャーナリストをされていたと、訃報に接して判ったのだが、その活躍はあまり伝わって来なかったのが残念に思う。

それでも、プラン氏が残してくれたと言っても過言では無い、この映画を見る時、人々は人類の狂気を知る。そして、人類の友情に国境が無い事も知る。

わたしは「イマジン」と言う曲がどういう曲だか、この映画を見て判った次第…。

こうした訃報に接しないと、そんな映画があったかと忘れてしまうのは、それはそれで平和な証拠かもしれないが、人類の狂気を忘れちゃダメなんだけどね…。

そうした機会を与えてくれたプラン氏に感謝とお悔やみを送りたい…。

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平成の巌窟王はどーなのよ? その2。

2008-03-27 10:44:58 | 我思う、故に書くなりよ。
あと数日でネットとしばしのお別れとなるので…。

前回の続き…を…。例のごとく長いぞ。案件が案件だけにね…。

知人に教えられて、私が興味を持っている事件に迫るブログを見たんである。
ところが、これが「被害者の親族が加害者を応援するブログ」と、実に珍しいモノであったんだが、肝心なトコロが欠落していて、残念だったのである…。

了解も得てないし、勝手にトラックバックも出来ないだろうから、詳しく書かないけれど、それとなく判っちゃうかな…。

「そんなのあっちのブログにコメントしてやれよ…」

そのとーり…なんである。正論。だが、現時点ではダメだと思うんで、以下にその理由も書いておこうと思う。

正直、見た時は期待していたんである。被害者の親族の方がこうしたブログを開設するのは、珍しいだけじゃなく、大きなリスクだってある。私は親族では無いが、当時、加害者の父上と一緒に仕事をしていた関係で、事件当初はえらく白い目で見られた。「報道担当」とか「間接的関係者…」なんて言われたっけ…。

「おまえも何か知ってるだろう…」

ああ。知ってるさ。ロスから帰ってくる途中でハワイに寄るコトも、そこでしばらく時間をとるコトも知っていたさ…。本人から電話で聞いたんだからな…。父上からも毎日聞いてたしな…。

でも、まさか、殺人事件をしでかして帰って来るとは聞いてない。

加害者側の親族だって、親族と言うだけで報道の2次被害みたいなモノもあったし、被害者の方だって著名な方だっただけに大変な苦労をされたと思う。

まして、加害者の無実、そして冤罪を世に問うブログなのだから、立場から言えば普通はありえず、これほど貴重なモノは無い。そう思っておそらく全てに目を通したのだが、肝心なコトが書かれていないのである…。

「なぜに加害者が無実であるか? どの点がそれを指し示しているのか?」

これは、かなり不思議に思った。どう読んでも、それが明確には書かれていないのである。親族ならでは知り得る情報がそこにあるとも思っていたのである。

まぁ、ブログの冒頭付近にある嘆願書を読む限りは、加害者が事件と全く無関係であると書いてあるので、そうだとすると何もかもを捏造と考える理由も判らなくは無いのだが、それを立証するに足るだけの理由としては、被害者の人間関係にあるとしか記されておらず、具体的なコトは何もない。それを調べてくれ…ってコトは書いてあるが…

「なぜにそうだと類推出来るのか?」

って部分が無いんである。そこに繋がる情報が書かれていないので、これだけで「無実」だから「冤罪」なのだ…と、言う事なのかも知れないが、これは幾ら何でも乱暴ではあるまいか?

何も知らない、または詳しく知らない不特定多数の人に、事件の本質とも言える「無実」を訴えるには、どう考えても乏しい。いろいろと情報の羅列が飛び飛びで出ては来るのだが、それが事実なのかどうか、読む方が一方的に信じる以外にないんである。

それで良いのか? ってコトでコメントした人がいたんだが、このブログはこの人をオミットしちゃったんである。何も誹謗中傷して、雷太氏を責め立てている内容では無かった。肝心な部分で、欠けているトコロを指摘しただけである。まぁ、これも、何もかもが捏造…ってコトなら、そりゃそうだろうけど、「無実」と「冤罪」という確信に繋がるために必要で大切な質問である。その質問する人を「悪意に満ちた思想の貧困な人」とまで言っちゃっており、コメントは削除して、閲覧と発言を制限までし、この人「狼藉者」になっちゃった…。

まぁ、アメリカの放送局が作った番組を「悪意ある者の捏造」と断定してしまい、そこに出て来る全てが捏造だと疑わないワケだから、一般に知られているコトしか知らない者にとってみれば、その判断は衝撃的な驚きでもある…。犯罪捜査のあれこれを紹介するシリーズ物の最後に、この事件が取り上げられていただけなのであるんだが…。

もしそれら全てが捏造ならばその根拠を示さないと、盲信することのみを強要しても何ら意味も無い。(と言う趣旨のコメントもあった)

そればかりか、せっかくの趣旨と熱意が伝わらず、ミス・リードになってしまう。

事実、肝心な部分が大きく欠けたままなのに、この事件が「冤罪」で加害者は「無実」だと信じている人が幾人かいるのである。これは逆に恐ろしい。何も詳しい裏付けは書いていないし、比較検討された結果も無い…。どうしてその確信を得たのか不思議に思ってしまう。

仮に、世間で伝わっているこの事件の内容が全くのデタラメで、デタラメだと信じるに値する情報がそこにあるならば、キチンとした形で出すべきだろうと思う。その中身の吟味を世に問うだけでも価値はあると思うのだが、そうしたコトも現時点で無い。

てなワケで私がコメントしても「狼藉者」だと思うので、こっちで書いている…。

一般に、この事件を詳しく知ろうとすると、書籍だとか、過去の新聞記事、雑誌記事、映像アーカイブでも見る、ネットで拾う…ってコトになり、それらを集めて知った上で、どうなのだろうか? と考えるワケだが、集められる限りを集めても、この事件がそもそもからデタラメだ…と、確信に至るだけの情報が無い。この事件への関心は世間から既に離れてしまっており、新たな情報が出て来て、それらに触れるコトもムズカシイだろう。

だからこそ、被害者の親族の方が開設されたブログは貴重なのだ。ところが…なんである…。

ブログサイドとしては、世に出ていないだろう情報に目を通し、事件が冤罪であると確信したコトは判る。だから全てがデタラメなのだ…と言う主張をされているコトも判る。

だからといって、それだけを書いても、読む方は果たしてそれが本当なのかを確かめる術がない。ブログという、玉石混淆の情報がひしめく世界でなら、なおのこと。何もかもが信じてもらえるワケじゃない。

「世間ではこうなっているが、調べてみたらこうだった…その根拠はこうで、こうした証言なり、証拠がある…このことから、この部分は間違いで、実際にはこうではないだろうか?」

そうした問題提起を重ねながら、異論反論を含めて広く検証していかなければ、真実は見えてこない。意に沿わないからと、門を閉ざしてしまい、与えた情報のみを信じて、応援してくれ…と言っても理解はされないだろう。

「疑われる辛さからこのブログだけでも解放して欲しい…」との旨が載っている。
確かにそうだと思うが、既に疑われる時期は過ぎて、犯罪者として刑を科せられているではないか。その科せられた重い刑から彼を解放するためには、既成事実だけではない情報と、それを広く検証して、新たな事実として公表し、広く認知してもらう他に方法が無いのではなかろうか?

私も、出来る事なら早く雷太氏を日本に戻してあげたいと思う。だけれど、既成事実を覆し、無実という新しい身分を彼に与えてあげるだけの情報に接していない。既成事実では、彼はこの事件に関与し、それを認めており、有罪という判決を受け、刑を科せられている。これまたも広く知られた事実なのである。

もし、何か大きな阻害要因と対峙しなければならないのなら、手順を踏んだ情報の公開は大きな武器になる。それが十分な検証と根拠、出来れば証言や証拠を伴えば、それらを越える大きな味方が後押しをしてくれるだろうと思う。

その基点ともなるべき貴重なブログが現れたのだから、獄中の彼にしてみれば福音に値するだろう。どうか、その趣旨と熱意の方向を大事にして頂き、やがて来るだろう解放のその日まで、この問題を広く世に問い続けて欲しいと願って止まないのである。

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平成の巌窟王はどーなのよ?

2008-03-25 09:55:17 | 我思う、故に書くなりよ。
「アンタの調べてる事件さぁ~、これじゃないのぅ?」

調べている事件とは福迫雷太氏(以下、氏…)がハワイで起こした日本人著名占い師親子殺人事件のコトである。調べているとは言っても、コナン君じゃないので「真犯人」を探しているワケではない。まぁ、結果的にはその方が良いのだが、その前に氏が何をして、何をしなかったのかすら、よく判っていないんである…。日本だと裁判が終わればそれなりに詳しいコトも判るのだが、アメリカの法律で裁かれているせいか、非常に乏しいんである…。

「どーよ?」

と、知人から教えられた先のブログは、まさに事件そのもの…と言うより、この事件で刑務所に入っている氏を応援するものであった。

「あー。さんきゅー!」

一応、礼は返信メールで返しておいたが、望むモノがそこにあったかと言えばあったんだが、無かったと言えば無い…って感じである。

事情はよく判らないが、被害者の親族の方が加害者である氏を応援しているブログページ…となっている様子。これ、かなり希有なのだが、被害者の親族としても、刑務所に入っている氏は無罪で冤罪だと言う主張みたいだ。ずいぶんと昔に週刊誌でそんなのを見た気もする…。

でまぁ、一通り最新の記事まで読み終えたが…いや、数度読み直してみたんだが、どうしても疑問符は浮かぶ。

なぜに「無実」で「冤罪」であるのか、良く判らないのである…。こうした点からいわゆる「ツッコミ」なコメントが出たりで、荒れ気味ではあるが、ツッコミも当然かなぁ…と言う気もするんである…。ありゃ…なかなかこのあたりを鋭く指摘したコメントが消えちゃったぞ…。また荒れちゃうんじゃなかろうか…。

逆に、そうした点が無いまま、この事件を「無実」で「冤罪」と信じてしまうのも、少々考え物である…。先にも書いたが、情報が圧倒的に乏しいのだ。

氏は、最初から「無実」を訴えており、訴えたまま刑務所に14年とちょっといる。私も事件直後から氏のお父上(故人)から「無実」であると聞いている。ところが、そこに繋がる証拠なり反論というモノがほとんど出て来ないんである…。

その辺が詳しく判るブログなのかと期待したのだが、ほとんど出て来ない…。

単に…

「捕まって1人で外国で大変でしょう…」

って応援話なら趣旨は判る。だけれども「無実」で「冤罪」で…となると、話は違ってくる。当然、そうした事情なり、理由なり、根拠…ってモノが出て来ないと…

「何がどーしたらコノ人は無罪で冤罪なの?」

ってコトにはなってしまう。日本だと、検察の主張する言い分に見受けられる矛盾点だとか、証拠に対するツッコミとか、そうしたモノがあったりもするもんだが、この事件にはそうしたモノがほとんど見受けられない。裁判ではいろいろと出ているんだが、ことごとく退けられている。

これは事件発覚当初も同じ状況で、その点を、裁判を支援するためのカンパをお願いされた折りにお父上にも尋ねてみたのだが、明確な話は聞けなかったのである…。ただ…

「セガレの仕業じゃない。手伝っただけだな…」
「あんなに手際のイイヤツじゃねぇんだ、セガレは…」

とは聞いている。少なくとも全く無関係では無いが、その関わりの度合いは明らかにしてくれなかったのである。

「じゃあ、どこの誰によ? 手伝うと言っても殺人だよ、殺人。2人もさぁ…」
「いかにもな荷物運んでエレベーターに乗ってるのは誰よ?」

とまぁ、そうした疑問も当然出るのだけれど、知り合いだからカンパ頼むぜ…ってだけじゃあ納得も行かない。ただでさえ安い給料の中から数万円も出すのだから、それなりの希望なり展望が無ければ困る。そう尋ねても明らかにはしてくれなかった。

まぁ、当時は日本でも大きく騒がれ、報道による2次被害的なコトもあったし、ましてや裁判中でもあるから、何もかも…ってワケには行かないだろうけれども、無実を訴える…にはあまりにも材料が乏しかった…。

まぁ、応援ブログについて言えば、被害者の親族しか知り得ない情報ってのもあってのことだと思うので、プライバシーに関するとか、それなりの理由はあるんだと思うのだが、肝心なトコロが欠落している感じが否めず、残念至極…。

そうした点の乏しさを指摘されて、開設サイドは「中傷」と言う感じに受け取られている様子だが、それはまぁ違うよなぁ…。揉めているYou Tube の件についても、あれはFOXが番組として制作したものが分割されて流れているだけで、どこぞの個人が中傷目的で作っているモノでは無いだろう。(オリジナルと差違はあるとしても…)良くある「犯罪捜査紹介番組」の一部だったし、DNA鑑定の紹介みたいなモンだった…。(4月にスカパー! のFOXCRIMEチャンネルで見られるらしい…)それとも他に流れているのかな?

ホントに殺っちまってんなら、そりゃ仕方ない。人生の2回分を刑務所で過ごさなきゃならぬと言う法律で罰せられても、文句は言えない。だけれども、事件との関わりの度合いで刑罰が相応かどうか? 疑問を挟む余地がありそうならやはり情報が必要だし、傍観せずにやらねばならん。それがありそうなのか、なさそうなのかも判断が出来ないほどに、一般には情報が出ていないのだ。

無実で冤罪とならば、なおいっそう、それ相応の根拠はどうしても必要になってくるし、そうした材料があるなら早く出さないと、氏のためにもならない。私と同年齢である氏も、すっかり刑務所の中で中年になってしまっているハズ。あの頃は「青年」だったんだけどねぇ…。

直接、氏に聞いてくるのが一番いいんだけれどなぁ…。時間はあっても金ないしなぁ…。

氏に会うコトは、今は叶わないが、いつか会いたい。2人も殺している殺人犯に会ってどうする? と、フツーは言う。だけれども、氏と私が会うコトは、お父上が楽しみにしていたコトだった。新橋の小料理屋でセガレの話を良く聞いた。いつもは豪放磊落なお父上ではあったが、セガレの無実を信じているコトを語る時は、目が赤かった…。酒のせいだけじゃない。どんどん手の届かないトコロへ行ってしまうセガレを思えば、募る想いだって溢れてくる。

息子の無実を信じたまま世を去ってしまったお父上を思うと、やはり、いつの日にか会わねば…と思うんである。そして、真実を知りたい。氏にだって「言い分」もあるだろうし、「言い訳」もあるだろう。どちらも聞きたい。

ホントに「無実」で「冤罪」ならば、やはり少しでも早くなんとかしないと…。日本じゃ既に忘れ去られようとしている事件でもある…。

そのために「望むモノ」が未だに見つからないでいるんである…。

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行ってみたいな、下の寺。

2008-03-20 21:39:54 | 我思う、故に書くなりよ。
下。しも…である…。

長年気にかけてはいたが、そのまま放置プレイが続いていて、それはそれでこの場合は良いと思うんだが、意を決して調べてみたんである…。

実は、家の便所(汲取り式…ぽっとん便所とも言う)に御札が貼ってある…。しかも、2枚も…。

お寺の名前や、神様の名前らしきモノも御札に書いてあるので、調べるのはさほど難しくないのだが、家の中、外を見回しても、こんなモノは便所にしか無い…。

「なぜに便所なのだろう?」

甚だしく疑問だ。しかも、もう何年も貼りっぱなしである…。

「御札はそれでいいのか?」

やはり疑問だ…。

とまぁ、諸般の事情もあって、調べてみると…。

下。しも…なんである。

いわゆる「下半身」。ちんこ、まんこ、うんこ、おしっこ…。そうした「下」。日本には八百万の神様がいると言われるのは知っていたが、「下の神様」までいるとは知らなかったんである…。

正しくは「東司」の神様で、東司とは便所のコトを指すらしい。まぁ、そこから下半身の病、下の病から救ってくれたり、災いを遠ざけてくれる…と言う御利益をもたらして頂けるとのコト…。烏彗沙摩明王(うすさまみょうおう)が神様のお名前である。

明王なので、怒っていらっしゃる。穏やかなお顔ではない…。
得意技は何でも焼き尽くす「炎」。ここから不浄のモノを全て焼き尽くす…ってコトで、東司から入り込む災厄をも焼き尽くして頂ける…らしい。

また、裏技としては女児の胎児を男児に変えるという変わった技をお持ちである。
昔の武家社会では男児出生が好まれたコトから、そうした面でも信仰が厚かったと、どこかに書いてあった…。

でまぁ、この御札の出所を探すと、伊豆半島のほぼ真ん中にある「明徳寺」であると、御札に書いてある…。

それほど遠くも無いが、なんせ場所が場所なので、足を確保しないと不便そうである。まぁこの辺は後でなんとかするとして、頼むよ、物欲の貴公子…。

このお寺の祭日と縁日は例年8月29日とも書いてある。どこぞのHPには「伊豆半島3大奇祭」とも書いてあった。まぁ、寺で祭りで下と来たら、相応に想像は出来るので、それはそれは楽しい奇祭なんであろう…。

さて、御札だが、これは貼りっぱ…でよろしいものかどうなんだか?

亡き父は、初詣の際に新しい御札なり、なんなりを買い求めると、今までのを持参して返していたのをみた記憶がある…。つまり、有効期限は1年と思われる寺社グッズと認識していた。

下の神様の御札は、おそらく家主が持ち込んだものと思われるが、有効期限は無期限な感じで貼りっぱ…である…。この辺は正しくはどうなのか? ってコトも謎なので、やはり出向いて尋ねて来なければならぬな…。

あまり詳しく調べてしまうと、行く気が無くなるので調べていない。寺社マニアでは無いので、全くの未知との遭遇である。その方が、ブログ的にも面白そう…。

そんなワケで、物欲の貴公子。ガス代は持つからミニ・クーパー(もどき)で来い。
たまにはドライブもよかろう…。

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いじめている場合ではない。

2008-03-20 08:51:30 | 我思う、故に書くなりよ。
「橋下知事いじめるな」 直言職員に抗議メール1千通(朝日新聞) - goo ニュース

なにか、手を考えてどーにかなるんだったら、とっくに解決出来てるだろう問題が「財政破綻」である。

誰が知事になったトコロで、遅きに失したのであるから、いかにして破綻させるか? ってトコロにしかポイントは無いんである。
どうにかしなきゃならないのと、どうにか出来ると言うのは違うからね…。

それが、橋下さんのスタートなのである…。

どう頑張っても夕張と同じ扱いにはなるので、そうなった時にどーするのがいいのか考える方が得策じゃないかな。

だって、本気で破綻を回避するためにマジで取り組んで実行したら、間違いなく恨みを買って、役人なんか刺されて死ぬぞ…。

そういうレベルにあるので、喫煙がどーたら、休憩があーたら、朝礼がどーのなんてレベルに無いんである…。もう何を選んだところで、相当なダメージは避けられないんだな…。

まぁ、明るくない未来は短い方が良いので、いろいろと売って、借金の足しにしたいみたいだが、これも焼け石に水だと言われている。単純比較は財政規模が違うので出来ないが、破綻した夕張市は360億円の赤字に対して、再建期間は18年を予定されている。大阪府は赤字5兆円だっけ?

考えようによっては、夕張程度にはやっていけるのだから…ってコトもある。望みがあるとしたら、そのあたりじゃなかろうかとも思うのだが、借金を産まない構造に変えるだけでも相当な痛みを伴う。従来が借金を産みながら旨味を吸う構造で成り立っていたので、それらを切り捨てない限り同じコトになる。切り捨てる痛みは途方もなく痛いんだが、その決断をしたのが夕張なのだ。

同じコト以上のコトを、大阪はやらねばならぬのだが、現状を理解してないのか、したくないのか、出来れば無かった事にしたいんだか知らぬが、現状維持はもう出来ない…ってコトすら判っていないフシがある…。だから、何かマジにやろうとすると、アチコチから文句だのなんだのが沸いて出て来るんであるな…。まぁ、どこも同じで、大阪だけじゃないんだけどね…。

まぁ、地方から変えた方がいいのか、中央から変えた方がいいのか、どちらでも良いんだが、いっぺんどこもかしこも破綻して、キチンとやり直さないとどーにもならんってコトを、いかに破綻せずに出来るかどうかなんだと思うんだが、そうする気もリアルに無さそうだし、だめだな、こりゃ…。

諦めも時には必要なんだろう…。

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漏れる。

2008-03-19 05:36:32 | 我思う、故に書くなりよ。
チベットが昨日に引き続いて大変である…。

ま、そりゃそーだが、早朝から意味もなくネットをうろうろすると、従来では考えられなかったコトに感嘆する…。

中国は外交官やマスコミをチベットから遠ざけており、現地や周辺で騒ぎが起きているトコロからは直接情報を得られない。ネットも規制されて、あちらからの発信や、こちらからの発信も遮断されていると言う。これも普通、やるだろうなぁ…。

ところが、ちらほらとホットな情報が漏れており、犠牲となった遺体の証拠写真などが既に出回っているのだ…。数と言い、証拠と言い、真っ先にどこかへ隠すべきが遺体でもある。

まぁ、それが本当に…? となると、これは確認のしようも無いのだけれど、従来じゃ考えられなかったコト。電話ですら盗聴されていてもおかしくは無く、鎮圧と同時に制圧するのが情報の漏洩で、ここいらは中国はかなり得意な分野。でなければ、共産党なんてのは続けていられないし…。

それでいても漏れる。漏れてくる。すげー時代だなぁ…。

どちらかと言えば、ギョーザ問題でも判ると思うが、中国は「先に言っちゃったモン勝ち!」的な姿勢が強い。確たる根拠があるのかどうだか怪しすぎる段階でも強気にバンバン先に言ってしまうんである…。

まぁ、従来はそれでも良かったんだろう。どうせ、判らないだろうコトにしちゃってるし、真実を知り得る人間もいないんだから、言ったモンが勝ち…にはなる。

これを見事にひっくり返すだけの情報が、現代では確実に漏れる…ってコトは、結構な致命傷に繋がりかねない。いつかは漏れて来るものだけれど、従来考えていた早さを大きく凌駕しているのは間違いない。

一見、中国が言っている様に、致命傷を与える様な武器を使った痕跡は見えない様だが、何か細い刃物で刺している、もしくは小口径の銃弾を使った射殺…って感じは受ける…。そんな画像が情報として流れていた…。

これがまた、どこぞへと転載され、無限にコピー状態ともなると、中国はネットの出口も入口も塞がなければならなくなるから興味深い。部分的には一方的に…とはなるだろうけれども、何かと不便にはなるんじゃなかろうか…。

なにげに使っているPCが大きな武器になっちゃう時代なんである…。

その辺は結構キビシイ国なので、抜かり無いんじゃないかと思ったんだけどねぇ。

それでも、死と隣り合わせの苦労があるんだろうな…。情報を持って、ヒマラヤ越えて…って感じの…。

また、そんなのが全て「でっちあげ…」でも良かったりする。真実としてそんな遺体なんかなくとも、そうした偽の情報が1つの「武器」なのだ…。争乱が起きて、死者が出た…と、そこまでは真実であって、その先は真実で無くとも良いんである。

アナログ時代の情報戦は共産圏の国はなかなか手強かったと言う。要人が失脚すれば、記念写真ですらその姿が消えた…。そうした工作で、いかようにも歴史すら変えて来たのであるが、デジタル時代の情報戦…とは言え、チープな感じもするが、そうしたコトが既に始まっており、世界を流れているんである。(かもしれない…)

マンパワー以外に武装のないチベットの対抗手段は情報の流出、そしてその質と量にしか頼れない。目に見える抗い…だけでは無く、目に見えない抗いをいかに有効なモノにするかが、チベットの自由にかかっているのかも知れないねぇ…。

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チャイナフリーでチベットをフリーに。

2008-03-18 02:12:12 | 我思う、故に書くなりよ。
チベットが大変である…。

そろそろ60年くらい大変が続いているので、時折、際だって大変にもなるのだが、なんせ場所が場所だけに大変さが伝わりずらい…ってコトもあった。

毛沢東の頃に、中国は軍事侵攻して領土を奪い、男性は去勢、女性は強姦して民族浄化を謀り、やがてダライ・ラマは亡命を余儀なくされてしまう…。

とまぁ、案外と知られていないんだが、不遇なチベットなのである…。

人権も宗教も文化も蹂躙されて来たので、平静を装ってはいるものの、心底煮えくりかえっているのがチベットの民なのである…。

本来なら、世界がチベットを救ってやって然るべきなのだが、どこもやらん。本気でそんなコトを始めたら、人民解放軍とマジで交えなきゃならなくなるは、経済は破綻するわ、エライ目に遭ってしまうから。せいぜいが外野からヤジを飛ばす程度…。

共産党で成り立っている国家なので、変に自由だとか、民主的…なんてのが入り込んでくるコトには核をも使う勢いで抵抗するのが中国なんである…。

まぁ、ギョーザの件で、どういう国なのかはハッキリ判ったと思う。昨今じゃアメリカに太平洋を半分よこせ…って言ったらしい。そうした国だ。

坊さんと、その一味が命を賭して抗うには理由があること、そして、それが根深いものであることを、知っておくべきだろう。国家という枠組みで毅然とした態度が取れないならば、どうしたらよいのか? 考えても悪い問題じゃない。

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こうなった場合は…。

2008-03-14 08:28:28 | 我思う、故に書くなりよ。
「恐怖と大きな屈辱」…痴漢でっち上げ被害者語る(読売新聞) - goo ニュース

お手上げ…ってコトだな…。

とりあえず、やってもいない罪で逮捕されなきゃならぬワケで、自首が無かったらそのままなワケでしょ? 裁判まで…。裁判ですらそのままかもしれないとなると、人生冤罪で棒に振るワケだ…。

でまぁ、でっち上げと判って釈放はされるけど、相手は大した重罪にもならないし、損害賠償って言っても金なきゃ払ってもらえないしねぇ…。

とんでもねぇじゃねぇか…。こっちは仮に無罪となっても、人生パー同然なんだぞ。
(この辺が法律的にほとんど理解されていない…)

と、こうした場合の救済がほとんど無いのが日本である。冤罪なら国家賠償ってコトもあるんだが、微々たる金額で、受けた被害と全く釣り合わない事例しか残っていないんである。死刑にされかねない事例でも。

とりあえず、弁護士呼んでもらうコトには越したコト無いんだが、一般人が普通はあまりお世話にならない人達でもあるので、そうそう急に呼べるモノでも無い…。まぁ、捕まれば、家族がいるなら警察から連絡は行くだろうけれど、そうなった場合に備えて事前に何かしら決めておかねばなるまい…。たとえ、やっていなくても捕まっていると言う事実だけで、人生がパーになる確率は時間を経るごとに大きくなっていく。家族・親族が近くにいないならアウトっぽいな…。

まぁ、そうした被害甚大な犯罪であるので、むしり取るだけむしり取るくらいの損害賠償請求すべき犯罪である…。これも、スピードを稼がないと、あの手この手で逃げられるので、迅速にやってもらわねば取るモノが取れない。

むしり取れなかったら、賠償金額にみつるまで刑務所で労働してもらうくらいの重罪にしないと、後を絶たない。と言うか、全く割に合わない…。犯罪者の更生うんぬんを差し置いても被害者への弁済が優先されなきゃ罪の償いなんか意味無いんだよ。

そうならない日本で、どうしたら自衛出来るのか? これはムズカシイ。この人は満員電車でも無かったのにこうした被害を受けており、これが満員電車だったらどうなっていたことか…。途方もない苦労をして、裁判で謂れのない罪との無関係を証明しなければならず、人生パーになるには十分な時間を費やしてしまう事になる。

これほど、恐ろしい犯罪なのに、そうした犯罪にあった時に、どうすれば良いのか?肝心なトコロがどこにもあまり報じられてもいないのも気になる…。

まさか、本当にどーしよーもない…んじゃないだろうねぇ…?

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また、うなされる…。

2008-03-14 03:41:21 | 我思う、故に書くなりよ。
まぁ、夢に出て来ても悪くない人なんだけど…。

例によって、ハワイで殺人事件を起こし、終身刑2回くらった犯人のお父上(故人)なんだけどね…。

「ちょっと、タバコ買って来いよ…」

って¥500玉渡された。まぁ夢の中なんだけど、田舎の自販機じゃおいてない洋モクだったりするし、ロングサイズのソフト・パックじゃないと「イヤだ…」とか言い出す人なので、渋々歩くとコンビニがあって、夢の中は便利だなぁ…。(ちなみに、現物のタバコは廃盤となっていたハズ…)

でまぁ、お釣りと一緒に渡すと、「火はよ?」。火も買って来いってか…。

まぁ、そーゆー人でしたな…。自分のライターを渡すと、いきなり吸い出すので慌てて制止する。昨今はやたらと吸っては罰金なんぞ取られたりするし、そうなったら余計に面倒なコトになりそーな人だし…。

「いいんだよっ。幽霊なんだからよぉ。オマエはダメだけどな…。」

夢の中で幽霊だと自己申告する人もいないもんだが、このおじさんならやりかねないのである…。

前回、夢の中に出て来た時は、アメリカでムショ暮らししている息子さんに手紙でも書いてくれ…ってコトだった。…書いてないな…場所知らないし…。

今回は何かと思ったら…

「最近、兄貴に会ったか? 会ってねーだろ? ボケちまう前に会っておけよ…。」

おじさんの兄貴は私の恩師であり、まだ元気なハズ。ここ数年ご無沙汰している。
頼んでもボケそうには無いが、歳も歳だし、毒舌幽霊の言う事にも一理ありそう…。

「じゃあ、ちょいと寄るトコロあるんでな、また来るよ…」

おいおい。もう帰っちゃうの? って言うか、ココどこよ? あー。神田の錦町か。2人でよく『カツ煮』食べたなぁ…。夢だからどこだっていいのか…。

んまぁ、ミウラサンも話題になってるし、出て来たのかな…。あれとはまた違う話だけど、息子の無実を信じつつも、先に逝かねばならなかったおじさんを思うと、さぞ無念であったに違いなかろう…。終身刑2回じゃ、出て来られないしなぁ。

幽霊なんだから、ファーストクラスもタダだろうから、その点は楽かもしれないけれど、息子さんの夢枕にも立つのだろうか? 聞いとけば良かったな…。

聞いておかなきゃイケナイコトは沢山あった。沢山を聞かないうちに、もう2度とおじさんに会えなくなってしまった…。おじたんがおじさんに会えないと書くと、ワケ判らなくなるんだが、具合が悪そうだと言うコトは週刊誌で知ったのだが、詳しい程度が判らないまま、時間が過ぎてしまった。

数年も前に亡くなった…と、恩師から聞いた時はショックであった。いろいろと、周囲にも事件の余波は長く続いたので、気を遣って連絡を取るコトをしなかったと。

夢に出て来る割には肝心なコトは言わないんだなぁ…。この辺がニクイ幽霊でもあるんだが、リアルに最後に会った時も、肝心なトコロははぐらかされている。

「するどいなぁ。ま、いずれちゃんと話すよ。」

銀座線の京橋駅でばったりと会い、その頃出来た支援組織へのカンパ代を払いながら、どの辺がどのくらい「無実」なのか尋ねたのが最後である。

もう、その頃は裁判も進んでいて、結構な証拠が明らかになっていて、事件との関わりを全くは否定出来ない部分が多々出て来ていた。映像なんかもその中にあったし、何もかもを「やってない…」とは言えないだろうくらいの関わりはあったと思ったからだ。

まぁ、個人的な犯罪…ってコトにはなったが、当初から「組織」という見方があり、個人じゃ手際が良すぎる…なんて話も出ていたし…。

そんなこんなもひっくるめて、うやむやのまま…。そんな感じがずっと続いている。
せっかく出て来るんだから、もったいぶらずに言ってくれればいいんだけどねぇ…。

さて、出て来るんだから、ちっとは動くか…。そうそう暇をもてあますのもそろそろなので、動ける時に動かないとね…。



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終焉。

2008-03-12 00:03:50 | ポラロイドーシス。
そういえば、フィルム事業撤退なんだっけな…ポラロイド…。

インスタント・カメラの新機種が全然出なくなったので、もしかしたら…とは思っていたのだが、フィルムから手を引くってコトで、全滅…。

600フィルムくらいはもう少し続くんじゃないかと思っていたのだが、それも…。

夏あたりには見掛けなくなりそうだから、今のウチに少し買っておくか…。

とは言っても、結構高いフィルムなので、買い占めるのは無理だから、思い出として撮れる程度に…だけど…。

まぁ、キッパリってのも良いかな…。普通なら、逃げ場がどこにも無いのでユーザーなら憤慨すべき…ってコトなんだけど、さすがになぁ…デジカメがここまで成熟してんだからなぁ…。諦めも肝心…かな。

どーしてもインスタント…ってなると、富士フィルムがまだ残っているが、これもどーなんだろうねぇ、先行きは…。

なにかと寂しい春だなぁ…。

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クジラ。

2008-03-11 17:20:28 | 我思う、故に書くなりよ。
まぁ、いまどきクジラを捕るってのも、どーよ? ってコトかなぁ…。

クジラやイルカは「捕ったり食ったりしちゃイケナイ動物」としての認知度が高いワケだから、食ったり、資源として利用するために捕る「捕鯨」ってのもいまどきどーかと思うな、これは…。

そんなわけで、調査捕鯨をやっている日本の船が環境保護団体から実力行使を受けている。

まぁ、こうなってしまうと抗議活動じゃなく、テロみたいなもんだから、相手が相手なら遠慮無く撃沈されるんだが、日本なのでそこまでやらないだけの話。いっそのコト要らなくなった鋼鉄のクジラでもぶつけて沈めてやったら、奴らも本望だろうと思う。そんなとこまで「専守防衛」じゃなくても良いと思うけどねぇ…。

だがしかし、捕鯨を反対する声は大きい。日本でも同じ。

「クジラを守ろう!」

ってムーブメントは盛り上がっても、

「うまいから捕って食おーっ!」

なんて言ったら、キチガイ扱いされかねない勢いで白い目で見られる。

クジラはそうした動物に変わったのである…。

にも関わらず、日本は商業捕鯨の復活を模索しているんである…。

まぁね、食うだけじゃなく、利用価値の非常に高い便利な動物だったので、それとなく続けたい…ってのは判るのだが、食うにしろ、利用するにしろ、もうクジラでなくても良い時代の日本にはなっているんである。

20年前に商業捕鯨を止めて、今の日本が大きく困っているかと言えば、そんな話はあまり聞いた事が無い…。一部の伝統芸能に使われる道具の修理にある種のクジラのヒゲがどうしても必要で困っている話を耳にした事があるくらいで、国民生活に重大な支障を来すようなコトにはなっていない…。

と言うか、クジラをそうした目で見なくなっている。捕ったり食ったりしちゃイカン動物なのである。やっぱり…。

そうした中で、なんで捕鯨に固執するのか? かなり謎なんである…。

後に行われるサミットでも率先して環境問題を訴える気でまんまんな日本であるが、クジラは捕って殺して利用し続けたい…ってのは、どーしたことか? 未だに魚の仲間くらいの認知度であるワケじゃなかろうから、だからこそ謎なんである…。

サミットやってもさ…

「おい! そこののび太っ! クジラ捕って殺して食っちゃってるくせに…!」

の一言で終わるじゃんかなぁ…。そうした問題にまで繋がっている動物に、クジラは変わっていると言うのが、世界的な認識だったりするんじゃなかろうか…。

かつて当たり前の様にクジラを食べていた世代がそうした立場から追い出されれば、あっさり日本の捕鯨も幕を下ろすと思う。いまはそうした世代がお偉いさんのイスに座っているから固執しなきゃならないんだろうけれど、世代が変われば簡単に変わるんだと思うよ…。本当は今だって…

「あー。もうヤメちゃった方が楽でいいんだけどなぁ…」

って感じだと思う。無理してがんばる理由も乏しいし、続けるほど矛盾が増えるんだし…。1つの文化でもあったワケだから、やめるのも勇気がいるんだと思うが、ヤメ時ってのを間違えると大変なコトになりかねない時代。

サンマやイワシみたいに、無尽蔵に獲れる様な動物でも無いし、養殖や量産ってワケにもいかないんだから、その資源の枯渇は「種の絶滅」をも意味するワケで…

「2035年…ニタリクジラ絶滅。日本が獲って食ったから…」

なんて記事が後世の生物辞典に載ったりするのは、国民としてかなりイヤだ。

なんとなく問題になっていて、それとなく他人事な問題は他にもあるが、そろそろちゃんとした答えが出せる様に、国民から動かないとダメなんじゃなかろうか…。

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声の宝物。

2008-03-08 18:06:37 | 我思う、故に書くなりよ。
広川太一郎氏が死去 007ムーアさん吹き替え(共同通信) - goo ニュース

人間だから、仕方ないコトなのだけれど、残念至極…。ブームになっているモンティパイソンもそうだけれど、この人が吹き替えたからこそ『名作』になったシリーズは多かったりしちゃったりなんかして…。

つい先日、マグロ漁かなんかの番組でのナレーションをされていたのを見たのが最後となってしまったが、あの声を楽しむチャンスを多く残して頂けたのは、残された者にとってはとても素晴らしいコトである。

『宝物』をありがとう…。ご冥福を祈ると共に、感謝せずにはいられない。

Mr.BOOもそうだが、広川節とさえ言われたアノ調子は永遠に残って欲しい。NHKでやっていた「キャプテンフューチャー」とか海外ドラマの「600万ドルの男」と言った、比較的アノ節の少ない作品でも、やっぱりあの声じゃなければダメってくらいに決まっていた作品も多い。

惜しむらくは、007シリーズを広川節炸裂状態の吹き替えで見てみたかったなぁ。

そんなコトしたら、オースティンパワーズになってしまうのだろうけれど、アノ吹き替えが楽しめるなら…と、望んでやまない気持ちが尽きないんである。

「セイラさん」が逝ったと驚いていたら、「ブライト艦長」までも逝き、「古代進」も「古代守」も逝ってしまうなんて、宝物がどんどん失われてしまう喪失感がいたたまれないのだけれど、作品がこの世に残る限り、永遠でもあるワケだから、長く、しっかりと残されていける様だと喪失の補完もまんざらじゃないんだけれどね。

探して、見返す作品が増えちゃったなぁ…。せつない春である…。

Comments (2)
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チューリップのひと。

2008-03-07 22:46:54 | 我思う、故に書くなりよ。
NHKでやってましてね、何となく見ているのですが…。

あれ? もう1人いなかったかな…?

っと、おぼろげな記憶をひもといたりしてますが、大昔にこれからチューリップに入る…って人とお会いしているんですね。20年くらい前になるかな…。一緒に働いていた同僚の同級生だったと思うのですが、若いにいちゃんでしたっけ。病理解剖を見学して青い顔して帰って行ったのを記憶しているのですが…。

と、ちょいと調べると、既に故人となられておりました…。高橋裕幸さん…。お若いのに…。

チューリップと言えば、日本を代表するバンドでもありますので、そのメンバーに…ともなれば「そっちの方じゃスゲー!」ってコトで、かなりビックリしたのですが、当の本人はひょうひょうとしていると言うか、至ってフツーな好青年でしたねぇ…。

てか、普通じゃ入れてもらえないだろうしねぇ。当時ですらレジェンドなバンドだったワケで、才能だけじゃどーにもならない世界でもあるし…。

つーか、病理解剖から戻って青い顔していたくらいしか見てませんが…。あんなのじっくり見せられたら、ひょーひょーとするわな…。あー。人間って、ホントに青くなるんだな…と、思ったし。

世間がチューリップだの、アリスだの、オフコースだのって頃に、おじたんはキングクリムゾンだのY.M.O.だのアナーキーだのモッズだのクラフトワークでしたので、さっぱり実感の沸かない音楽系だったんですがねぇ…。ええ、未だにサッパリなんですけど…。

ユキヒロ…と似ている名前だったので記憶に残っていたのかもしれませんが、残念ですねぇ…。

そう思うと、彼の曲もいろいろと聴いてみたくなりました。アニメの曲とかも作られていた様なので、いろいろと探してみようかと思います。うむぅ…合掌…。

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チンでパスタ。

2008-03-07 22:06:15 | 我思う、故に書くなりよ。
急に、パスタが食べたくなったので…。

小麦が値上がるとも言われているので、なるべく安いトコロを…と、歩いてみたが、どこも横並びで、それほど急騰しているとも実感のまだ沸かない値段だったので、総合ドラッグストアの食品コーナーで普通にパスタを求める…。値上がるのはもう少し先だったかな…。

「茹でるの面倒だなぁ…」

大きめの鍋に湯を沸かさねばならず、食べたいのにひどくおっくうになってしまうのだが、いつぞやか、朝の情報番組でレンジでチンしてパスタが出来る…なんてコトをやっていたのを思いだし、そんな便利なアイテムがここいらで売っているもんだろうか…と探したら、耐熱耐冷保存容器に並んで売られていたのであった…。

『キチントさん レンジでつくるスパゲッティ』

単なる樹脂容器かと思いきや、これがなかなか優れモノであったりする。

がっつり食べたい…という当初の所望を叶えるべく、2人分のパスタを容器に入れ、応じた分量の水を入れて、レンジでチン…だけである。

パスタの量と水の量が、従来の知識と経験から言えば、全く釣り合わず、かなり不安になるのだけれど、パスタに示されている標準の茹で時間プラス8分で、ちゃんとしたパスタが茹で上がるのである…。

同じコトを鍋なんかでやると、パスタの生煮えの塊が出来上がるのだが、塊になるコトもなく、しっかりと茹で上がる様は結構気分が良い…。微妙によじれて煮え上がるのだけれど、部分的にムラがあったりとか、煮えてない…なんてコトは無いからすげぇ…。

容器に付いている蓋は、チンするときは使わない。使っちゃイケナイので注意だ。蓋に開けられた穴で1人分のパスとの計量が出来たり、茹で上がったパスタの湯切り…カップ焼きそば的なものだが…が出来るだけの存在。まぁ、そうでもしないと出来上がりはかなり熱いので、出来たら出来たで苦労するコトになるのだから、いいか。

なんとなく、普通に鍋で茹でた時と比べて麺が『しまっている…』感じがするが、これはこれで美味しい。指定された時間で十分に美味しいのだけれど、絶妙な仕上がりを目指すとなると、数秒単位での試行錯誤が必要なんだろうな。500wのレンジでの指定なので、ウチだと短くなるハズなのだが、規定でちょうど良いか、もう少し長目でも良いかな…って感じだった。

かなり手軽に…と言うコトもあって、満足ではあったが、普通に茹でるよりも時間は長くなるので、この辺がどーなんだか微妙な気もする。ガスなり電気なりで湯を沸かして…ってのと比べると、コストは大きな差が出ないかも知れないが、ほったらかしても失敗が無いってトコロはチンならではなんじゃなかろうか。

意外にもちゃんとと言うか、キチント出来たので正直驚いていたりする。キチントさんだからなぁ…。

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不可解である…。

2008-03-07 10:59:12 | 我思う、故に書くなりよ。
んまぁ、ゴタゴタしておる…。

ネット環境をいよいよ光に変えようかと、目論んでおり、電話との兼ね合いもあるもんだから、116に相談をしている。

すると、数日経ち、「NTTコールセンター」なるトコロから電話があって、あれやこれや…と話が進んでみたりする…。

ボルクムリーフの桃山ミックスをくゆらせながら、冷静に考えると、変な話…。

「116にこうした相談すると、お宅から電話が掛かってくる仕組みかい?」
「そーでございます…。」

NTTの代理店と名乗る輩が相手ではあるが、プロバイダーはビッグローブしか勧めないし、代理店がNTTのHPの内容をほとんど知っていないのも妙である…。新規に光に変えるにあたっての特典は乏しく、料金すら怪しい値段…。

116に相談した内容がこうした代理店と名乗る輩にそのまま流れるのはどーしたものか? 具体的な相談内容の中身がまだそれほど無かったから良いようなもの、あーだこーだ…と話が煮詰まっていたら、情報漏洩くらいじゃ済まされない…。

んでまぁ、改めて116に相談すると、そんなコトはありえない…と言う。

「明らかな個人情報の漏洩となるわけでして、私どもはそのような…」

もっともな話であるが、輩は116に相談すると、輩から連絡が行く仕組みになっているとハッキリのたまっておった…。

んまぁ、116のおねいさんはそうした法令の順守についても明るく、単に116のおねいさんとして電話の向こうに座らせておくのがもったいない…とも感じたので、ここはおねいさんの言い分を尊重して、そーしたことは無い…ってコトにしておいたが、いかんせん『不可解』なのである…。

偶然にピックアップに引っかかり、話のつじつまを合わされた…ってコトかも知れないが、そうした不自然な商売を生業としている輩がおるのである…。

ちゃんと工事してくれて、ネット環境がよりよくなればどこでも構わないが、ウソはこのご時世イカンだろ…。途中で勘付かれたとでも思ったんだろうな、しきりに…

「何もご心配要りませんよ。安心でございます…」

と、繰り返しておったが、NTTの116では「不審な業者」との見解である。

あからさまに不審だしなぁ…。じじばばなら簡単に騙されるのであろう。ウチの母は「NTTのコールセンター」と言うだけで信じておったし…。

この母がベラベラと余計なコトをしゃべっておった可能性もあるが、ことハイテクに属する分野の話は皆目見当も付かないし、話を聞いても受け入れる余地すら無かったコトが幸いしているので、深刻な被害なんて言うのも無いのだが、こうした輩をいじめて楽しむと言うオマケが生まれたコトはなかなか楽しいかもしれない。

まぁ、ゴタゴタしておるので、そうした余興に興ずる時間も無いんだが、やはりダメなモノはダメ…ってコトにしていかないと、世の中いろいろと悪くなるからねぇ…。

引っ越しが多いシーズンでもあるので、みなさんもご注意を…。

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