おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

備忘録。

2006-05-31 13:56:23 | 我思う、故に書くなりよ。
22時18分。
20mほど左。銀色軽ののワンボックス。
黒づくめのスーツ男。黒ネクタイ。30代~40代。銀縁眼鏡。オールバック。
やせ形。身長高い。缶コーヒー買って飲んでいる。
裏の住宅街の方を気にしている。

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再び宗教との戦いに。

2006-05-31 00:06:52 | 我思う、故に書くなりよ。
自転車のマグライト問題がなかなか解決しない所に、また『鴨』がやって来た。

まぁ、自転車の方は、やはり新調しないといけないのだが、次期主力投光器選定に関して、有用な情報を仕入れてきたのでご披露しておこう。

近所の方から教えて頂いたのだが、国民生活センターから出ている「たしかな目」と言う月刊誌の昨年の秋の号で、特集されていたとのコトである。WEBで早速調べると、2005年10月号で特集されており、WEB上ではPDFファイルでその全容が報告されている。

さぁすがぁバックに親方日の丸が付いてると、キッチリと赤裸々に暴いていたりする。

ここで注目したのが銘柄12。昨年の春に売られていたライトをテストしているので、ちょっと古いって場合もあるだろうが、抜かりないテストの結果がしっかりと出ており、中でも12は「継続使用した時の照度」で特異な品質を持っているんである。簡単に言うと、長く使っても、あまり照度の変化に大きな差が出て来ない…と言うもので、乾電池式としてはウレシイところ。まぁ、使った分だけパワーが落ちるし、いずれは空になるのだが、他機種と比べて照度の低下が緩やかであり、そもそもの照度が大きいと言う結果が出ている。さすが\5000クラス…。

自転車のライトで迷っている方は一度目を通して損は無いと思うよ。

で、そんなこんなを見てウキウキしていたのだが、宗教の勧誘員の訪問を受けてしまった…。

比較的メジャーな政党の支持団体として有名だったり、機関紙を新聞と称して発行していたりと、そんじょそこいらにあったりもする団体なんだが、一番苦手な団体である。

というのも、近所に信者が必ずいるので、やたらな対応をすると近所づきあいってモノが崩壊する。私個人としてならまだしも、近隣に親戚が住んでいたり、甥や姪が小学校や中学校に通っていると、何されるかわからないんである。あまり公にはなっていないが、PTAに入り込んで布教活動に勤しむなんてコトも実際にあるので、やたらとやっかいな連中なのだ。

かと言って、近所のおばさんがやって来たりはしない。既に父の葬儀で『無宗教』と言うコトは知られており、特定の宗教に組みしない「家」として認知されているんだと思う。そうした些細な情報を大事に、そして巧妙に使う組織的な行動力はタダ者では無い…のである。

まぁ、ずっと若い頃にはそれを逆手に取り、彼ら「青年部」がどんな事をやっているか? どうした手順で対象者を落すのか? なんてのを調べあげたワケで、同級生に1人でもいると、後々ウザイ…ってのはどこでも一緒なんだろうと思う。表向きはいかにもな感じだが、裏で会話されてるのは「いかに会員として獲得し、ノルマを達成するか?」だったりする。

「彼は落ちそうにないです…。そうした興味は無いみたいで…」
「そんなコトで君、どーするよ? 地域の副担当でしょ? 彼女の線からも攻めて!」

なんて具合に地区のちょっと偉そうな大学生とその下っ端で会話されてたりするもんで、中学・高校の同級生だからと言って、のこのこ顔を出すと「鴨」なんであるな。それが彼らの成績となり、序列に差が出て来るワケだから、ちんけな訪問販売の会社と変わらないワケだ。もちろん、彼らが社会人になってもそれらは続くワケで、空気を読まずに誘って顰蹙を買ったりしてるんだと思う。

さて、おばちゃん2人をどーするか? 

「あー。うち、イスラム教やってますんで…」

とか、さらりと言っても無駄そうだし、意図的に流す情報としてもあまり面白くない。近所の信者から裏を取るのは当たり前なので、突拍子の無いコトを言ってもダメなんであるのね。大方の情報は家族構成から健康状態まで知られていると考えて差し支え無い。実際、お悔やみ…なんかの情報は実に早く知られたりする。彼ら独自の情報網の発達はアルカイダ並みと言えるかも知れんなぁ。

無茶苦茶言って追い返す手が使えないし、宗教論で争うに値する宗教でもないワケで、面白味にヒドク欠ける上に、つまんない…。

同業者のフリをする…なんて手も簡単で良いんだが、それだと改宗するまでつきまとわれたりしそうだから、相手を考えないとなぁ…。

結局…

「パスタ茹でている最中なので、お引取りください…」

と、茹で上がる4分前辺りのウソ偽りの無い情報でお引取り頂いた。でも、これじゃあ後日また来訪するんだろうなぁ。

そうした宗教が悪いわけでもないのだが、そうした裏を知ってしまったら「敵」でしかない。そんなもんだよ、所詮は新興宗教なんだからな。これを利用して選挙に出るとかなり美味しいかもしれないが、宗教内でかなりの実績を作らねばならないコトを考えると、面倒だしなぁ。まぁ、それほどでは無いにしろ、会員特典として地域によっては「低所得者向けの公営住宅に優先して入居できる」とか「生活保護の認定がおりやすい」なんてコトがあったりする。そうした先にまで、連中は食い込んでいるし、それもかなり以前からだからねぇ。そうと判って利用する…って手もアリだから、都合の良い時に利用するのも良いかもしれないな。

まぁ、もっともっとな話もあるんだが、一応、相手は圧力団体でもあったりするんで、この辺にしておこうかと。妄信するなら他の方がマシだし、どうせなら教祖の方が何かと良いしねぇ…。

たくさん神様がいるのも面白いんだけれど、やっかいなのは必ずいる…ってコトか。




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注意されました。

2006-05-29 11:36:09 | おじたん的自転車生活。
プリン分の補給と某東京電力への支払いを行うために颯爽と愛車Rock5500に乗って出掛けた。夜間でもあるので、しっかりとLEDライトを点灯して。

んでまぁ、用を終え、帰路につく途中、赤色灯の回転する独特の雰囲気ってのが音もなく視界に入って来たので、消防団のパトロールかと思ったのだが、県警のパトカーで、行く先を遮られた。遮られたと言うよりは、道を譲ったのだが。

「あのぉ~。もうちょっと明るいの前に点けないとダメですよぉ~。」

関係ないだろうと思っていたりすると、ふいに声を掛けられるとびっくりする。あー。この輝かしいアルミボディに包まれたLEDライトのコトを指しておるのだな…。

「あー。すいません。電池換えないと…」

実のところ、電池は換えたばかりなので換える必要も無いが、そうでも言っておかねば。と、それだけで去るもんだと思ったら、パトカーから降りて来ちゃった…。

ライト周りをマグライトで照らしながら、しげしげと見ている。

「お買い物ですかぁ? お買い物ですねぇ…」

自問自答されても困るんだが、しきりにライト周りを気にしている。

「これ、外れますか?」

他愛の無い事である。クイックリリースレバー1つで簡単に外れるのをやってみせ、手渡すと…

「ちょっと暗いですねぇ…。もう少し明るいのに換えないと夜はダメですよ。」

んなコトは3000円近くも出した買っちまった本人がよく知っている。おまけに「前照灯としては使えません…」なんて小さく書かれていたわけで、ダメ出しの二重奏…。

「お近くですか? 気をつけて帰ってくださいね…」

行ってしまわれた…。どうやら、ハンドルに装着装置がしっかりと付いていて、それに合う専用品だったコトを確認していたみたいだ。まぁ、確かに指摘されていた「暗さ」は否定するものでは無い…。前照灯としては役に立たないが、独特の輝度の集中はそこに自転車がいる…と言う存在感をアピールするには十分だと思うのだが…。

むむむ…。やはり複数のLEDを装備したモノをあつらえねばなるまいか…。自転車への取り締まりを強化しているだけのコトはあるしな。

応急措置として、マグライトをハンドルにくくりつけるとしよう…。お金無いし…。保安部品だから、もしかしたら必要経費になるかなぁ…。やはり、ちょっと探しに出掛けねばなるまい…。

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秋田からの電話 2。

2006-05-27 18:33:44 | 我思う、故に書くなりよ。
電話じゃなくて、メッセンジャーなんだけどね…。

進展が無いらしく、ヒマらしい。今日は昼間から呼び出された…。報道のこっち側にいると、シンプルに見える事件でも、あっち側にいるから判る「複雑さ…」ってのはあるもので、どうもかなり複雑らしい…。それが「人権」って部分で多大に問題がありそうな場合は「書きたくても書けない…」コトになり、警察発表でも無ければ記事にするのも難しいワケだから、そうした「恐れ」が少しでもあれば、滅多やたらに動けない…となる。動いたお陰で、起きなくても良い問題が起きちゃったりするしねぇ…。

だが、ジャーナリストにもいろいろいて、おかまいなし…ってのもいたりするもんだから現場が困るのだが、彼も多分にそういう傾向はあった。そうでもしないと「フリー」のジャーナリストなんて、記事を買って貰えないワケだから、なんとも…。

ただ、彼の場合は手を付けた案件はしっかりと追い続ける…って姿勢がしっかりしている。もう忘れかけちゃったが、栃木の小学生誘拐殺人事件も追っている。あちらも進展が無いまま、時間だけが過ぎ、報道のこっち側にいると「忘れちゃった…」と言う感じが強くなってしまうのだが、当事者と同じ感覚を保ったまま、事件を追っているんである。

「ゆるせねぇだろ? どんなヤツだかしらねーけどさぁ…」

事件の解決を目指す者、願う者、気持ちは同じだろう。日が経つにつれて、情報は減りつつあるし、忘れられる傾向も強くなって来る。警察にしても同じだけれど、取材する人も同じ感じを受けている。ヒドク不幸な事件の場合、報道のこっち側にいる人間よりも、現場に近い人間がそうなってしまう傾向は強い場合もあるんだとか。

「忘れちゃいたいんだろうな。当事者以外、近隣に住んでいても、他人事だしな。」

悲しいコトだが、仕方ないコトなのかもしれない。そうした感触を取材という立場でストレートに感じ得るのもツライだろうなぁ。

「塩撒かれたり、水ぶっかけられたりするんだぜ。」

それでも、地道に乏しい情報を積み重ねて、許せない人間に近づこうとする努力を惜しまないコト。そしてそれをまとめて報じるコトが単なる仕事…ってコトに収まっていない。報道の全てが「正義」とは言えなくなってしまったけれど、少なくとも彼はそうであって欲しい姿の「報道」に身を置いている。

『マスゴミ…』って言葉がいつしか生まれている。「ゴミの様なマスコミ…」と書けば判りやすいだろう。残念ながら、総じて見れば文字通りなのが実情だと、彼も言っている。マスコミである以上、そう見られて仕方が無いし、それが変わるコトも無いだろうと言う。

「そうしてしまったのは誰なんだろうねぇ?」

そう呼ばれる身に自身を置きながらも、やはり考える事はあるらしい。身から出たサビ…と、簡単に言ってしまうのはどうかと思う。大衆の意を汲みすぎた…とも言えるし、商業主義に走りすぎた…とも言えるんじゃないかと。

「オネーちゃんの陰毛で儲かるんだからなぁ…」

ま、最近ではそうした安易な方向ってのも舵を切り直した感じが出て来てはいるが、依然として姿勢として向いている方向は変わっていないのかもしれない。求めたのは大衆なのか、メディアなのか定かじゃないが、キレイなオネーちゃんの陰毛が載れば部数も伸びるのが週刊誌だったりだから、どこもかしこも「陰毛」になったし。

これだけ「メディア」が多様化すると、喰うにも困る…のだが、それを支えるのは大衆だってコトにはあまり変わりが無かったりする。大衆に品が無くなれば、メディアもそーなるんじゃなかろうか。

「んじゃあ、日本にゃ品のある大衆がいないってコトか…」

実際、そうなんじゃないかな。その他にも大事なモノと一緒に、どこかへ捨てちゃったのかもしれない。それを取り返す場も無ければ方法も無いんじゃあちょっとなぁ…。

メディアの多様化とその将来を考える人や企業は多いのだが、得てして「娯楽」方面の話ばかりだったりするのだが、品のある「報道」を考える人はいないもんだろうかねぇ…?

「それで儲かれば考えるんじゃないの? 儲からないとメディアとして維持継続出来ないんだからさぁ…。」

じゃあ当面と言うか、未来永劫無理な気がする…。でもそれじゃあイケナイんだけれど、成り行きに任せる…他に無いのかなぁ…。確かに、そんなコトを真剣に考えたからと言って、お金をくれる人が現れそうも無いよねぇ…。

「ペンは剣よりも強し…なんてあるだろ? ありゃウソだよ。刺されるの判っていて書くバカ見ねぇもん。まぁ、刺すのは剣ばかりじゃねーけどな…」

んー。報道ってのは様々なモノが毎日必ず、絶え間なく途切れもしないで流れていて、それに接する量はかなりのモノになるのだけれど、果たして「質」はどうなんだろうかと考えると、安穏としていられないんじゃないかと…。感情を伴う報道が消えて無くなったワケでは無いし、薄いモノばかりでも無いのだが、ハイテクやらITを送り手の武器として使い始めた今、反対側にいる我々が求めている「質」ってのは「簡素で淡泊過ぎる」って感じがしなくもない…。利便性ってコトで片づけちゃった弊害としての、それ…って感じがするのだが、それで良かったのか悪かったのか…。

「おまえも鬱病やってないで、イラク行ってこいよ。絶対その方が健康だぞ。」

それは私も判る。判るだけに「鬱」なんだ。報道の仕事から離れて久しいけれど、こっち側にいても「歯がゆい…」。あっち側にいたら「もっと歯がゆい…」。100億くらい金が余ってたら、そうした報道機関を作ってみたい…って気もするんだが、ホリエモンにもオジャマモンにもなれないしなぁ…。

「おまえ、飲めないけど今度飲もうぜ。ちっとは面白い話もしないとよぉ…」

と、約束して飲んだ試しは無いが、飲んでみようかと思う。陰ながら応援する他に何も出来ないけれど、頑張ってもらいたいからね…。

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当たる。

2006-05-27 15:05:48 | 我思う、故に書くなりよ。
BOSSのマグカップが届いた。

BOSSのサイトでゲームをしながらポイントを貯め、なおかつ、チャンスゲームで勝たないと貰えないので、点数シールを集めて応募…なワケじゃあないだけに、当たったのが判った時はうれしかったのだが、当選商品の到着までに時間が掛かっているので、そんなコトがあったのも忘れていた。

マグカップ…なんだが、それらしい小箱に詰められて届き、おお。マグカップな…。と思ったんだが、中にまた小箱があって、その中に入っている。すなわち、世間で言われるほどの大きさは無いが、まぁ、普通のBOSS缶が1本は入るみたい…。

ホットな飲み物が入ると、カップの外側にレインボーな柄が現れるらしいので、うまく写る様なら写真でも撮ってみようかと思う。

でまぁ、このゲームが「BOSS VEGAS」って名前に変わって、まだ続いている。商品も変わって、タオルとか座布団になったみたいだが、暇つぶしのゲームとしてはなかなか面白い。1日で遊べる「限度」ってものがあるので、際限なく遊んで飽きてしまう…ってコトが無いのが良いのかもしれない。

また、時事ネタの予想クイズとか競走馬育成ゲーム…なんてのもあるので、単なるゲームで賞品ゲット! って感じのゲームじゃ無いところも面白いと思う。

よくあるじゃん。「ホントに当たるのかよぉ?」ってのが…。当たるんだねぇ…。

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ぐじゃぐじゃですが…。

2006-05-26 22:30:59 | 我思う、故に書くなりよ。
gooになり代わりお詫び申し上げます…。

突然、こんなぐじゃぐじゃになってしまい、誠に残念であります。
多大にお見苦しい状態となっておりますのは、わたくしの与り知らない世界でのコトでございまして、どうするコトもままならないワケでございます。

目下のところ、いつになったらまともな表示に戻るのか定かではありませんが、このまま戻らないにしても、ブログの更新は出来るみたいなので、続けて行く所存でございます。何卒、長い目で見て頂きたく、お願い申し上げますと共に、gooのバカヤロー。



追記…。

とか書いてアップしてるうちに戻ったみたいです。まぁ、こうしたトラブルは初めてですが、同じgooブログじゃ散見出来た様で、たまたま起こるみたいですな…。
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秋田からの電話。

2006-05-26 10:53:30 | 我思う、故に書くなりよ。
例の事件で秋田に出ている事情通からだったが、電話代もったいないので、メッセンジャーで…。

本来は一昨日の晩から連絡を取り続けていたらしいのだが、こっちは豪雨に落雷だったので、PC周りは全て物理的に遮断してたし、ケータイも電池切れのまま充電台で静かに眠っていたワケで、「電話も出なけりゃ、メッセにも出ねぇ。メールも返事無いし、ケータイも不通…」と言われても「当然っ!」と、胸が張れるほどに雷対策はバッチリしておいた。

直撃は稀にしても、近接落雷だと、何が壊れるか判らないコトもあるので、ましてやモデムなんか真っ先だろうし、電話線やら電源コードは引っこ抜くだけ抜いておいた方が無難だったりする。

で、まぁ、よほど連絡が取りたかった所をみると、何か新しい情報でも仕入れたのかと思いきや、進展はほとんど無いそうだ。あれ? 目星付いてるんじゃねーの?

「目星は付いているらしいが、その後の動きがパッタリ…なんだよ。ワイドショーやら週刊誌以上の話は出て無いねぇ…」

まぁ、ワイドショーはどこも同じだけれど、週刊誌は違っていたりする。こんなの書いちゃっていいのか? ってのも既にあるし、その辺はどーなんだ?

「賭けって部分はあるよ。噂話が後からホントになったりするからな。こっちは噂話だらけで、どれも裏取るのが面倒なモノばかりだし…」

んー。町中のみんなが探偵状態ってのもどーかと思うが、事件が事件だけにそーもなるんだろう。報道されず、マスコミがやって来ない事件でも近所じゃあ「アイツじゃねぇ?」って噂は広まる。

「それより、あれどー思う?」

先に起きた「水難事故?」の話。私が以前、そうした行政解剖とか司法解剖の記録写真を撮る仕事をしていたので、それなりの事情通として意見を求められた。

まぁ、これもワイドショーで指摘されている通りに「不自然」なのだが、同じコトを言っても仕方ないので、

「ああ言うのは必ず職責の違う人間が携わっていると思う。少ない人数だが、警察から委託された大きな病院とか、大学の医学部とか、そうした警察で無い人間が関わるワケだから、それらみんなが状況と現物から受け取れる「不自然」とか「疑問」とかって言うのを気付かないハズが無いと思う。法医学の教科書に写真つきで載っていてもおかしくないほど基礎的な事例だと思うんだよなぁ。ましてや、初歩的と言うか基礎的と言うか、見るとか調べる人の「力量」と関係ない「外見」で判る事象だものなぁ…」

と…。

まぁ、私の経験で言えば、流れてきたばかりな比較的状態の良いご遺体…と言う経験は無い。流されきっちゃって骨だけとか、その途中とか、災害で数トンの岩石や流木と一緒に流れちゃった…とか「これは何だろう…」と、頭をひねっても判らない様なパーツだったりの場合がほとんどだったし、地域柄、河川と言うより海だったから。

それでも基礎的、初歩的と言えるのは、そうした様々な事例についてのレクチャーを受けたからなのである。そうした仕事に携わるにあたって、専ら医者向けだけれど、レクチャーを受け、ご遺体と真摯に向き合って、事実を記録するんである。

そりゃあ、ご遺体だし、事件であれば重要な証拠でもあるし、被害者だったりする。丁重に扱わなければとんでもないコトになるし、いつまでも同じ状態にあるモノでも無いので、病理解剖の記録写真よりも厳密な再現性が必要とされる。まぁ、これもそれを管理する側の意向ってのが強く反映するので、私の場合はかなり厳しかったのだけれど、おおかたはドラマでたまに見るように「パシャパシャ…」なんだと思う。

でまぁ、こーゆー時はこうなる…とか、あーゆー場合はここいらがこう…とか、あっちとこっちじゃ同じに見えるが、実はここが違う…なんてのを知識として持っていないとイケナイのであるね。真っ先に始めるのが「外見」の観察なのだから、今回の件もそこに注視していないワケが無い。

全てを警察だけで行う…って話なら、今回の様なコトもあるんだろうけれど、そうでないし、ましてや「専門家」がやっているわけだから、整合性が取れないと言うのか、つじつまが合わない「判断」ってモノが出て来たコトが不思議なのである。少数と限られるが、複数の専門家がみんな揃って見なかった…なんてコトは無いだろうに…。警察の怠慢…とも言われているが、警察だけじゃないからこそ「問題」となって良いと思うんだが…。

「んー。大学だったと思うけど、確かに変だよなぁ。で、数キロ流れちゃうとどーなるんだ?」

詳しく学術的な意見を述べても構わないが…

「明日も飯食いたいだろ? 焼肉とかいいよなぁ。ホルモンも美味しいぞ。ジンギスカンも流行ってるし。な。喰いたいだろ? いいのか? 話して?」

まぁ、実際の所は相当傷だらけになり、そこからなお傷みが激しくなるのだから、これもワイドショーで専門家が言っているのと同じ。水深が深く、障害物が少なくて、水流も緩い…となるとこの限りでは無いが、水難事故の場合は沈む場合がほとんどなので、少なからず傷は出来たりする。池や沼に沈んだ場合と比較して参考書に写真付きで載ってたりすると思う。それらも、例えば、流されてからの時間の経過とか、いろんなシチュエーションがあるので、様々だけれど、特殊な状況でも無い限り類推するのも容易かったりする。

まぁ、そうしたコトよりも、早く犯人を捕まえる方が先なワケだから、後々で構わないのだけれど、キチンとして欲しい点でもある。そうした日陰の仕事に真摯に向き合っている多くの人がいるんだからね。そうした人達にも、そして、ご遺体にも失礼な話だと思うんだな…。

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寂れちゃったねぇ…。

2006-05-24 13:35:07 | 我思う、故に書くなりよ。
所用で市内中心部へ…。

バスと電車でのんびり…なのだが、デジカメ忘れるわ、携帯の電源が空になるわ…。
せっかく、グランドステージを見て来ようと意気込んでいたのになぁ。電車の中で突然携帯のバッテリー切れ警告音が鳴ったのは正直驚いたなぁ。何が鳴ってんだか、場所からして判りそうなモノなのだけれど、そこに入っている携帯がまさかこんな音で警告音を出すなんて、考えもしなかったので慌てちゃったよぉ。

さて、市民ではありながら、中心部の繁華街にはあまり来ない。もう、だいぶ昔からそうなっていて、都内に通勤していた頃は、そこで用を足す必要も無かったりするんだが、もっと大きな理由は、どこのお店を見ても、品揃えが昔と変わらない感じが漂っている…からである。

若い店員さんがいないワケでもないのだけれど、何故だか昔からそんな感じなので、いつか寂れる…と思っていたら、本当に寂れて来ちゃったみたいで、あるべき所にあるべきお店の姿が既に無かったりする。それに代わるお店でも出来ているのなら、まだ良いのだが、そうでも無い所が致命的かもしれないねぇ…。

そんなワケで、ここへ行けばこれが買える…と、確実なモノを買うためにしか訪れなくなってしまった。それすらも、お店が消えてしまえば意味もなさなくなってしまうので、実際にそうしたコトも起き始めている。

郊外に、圧倒的に広く、何でも揃う巨大なショッピングセンターが出来ているので、なおさら…なのだろうけれど、主要な駅前…ってアドバンテージが妙な足枷になってしまったのかなぁ。駅前だから、人は集まる…って所に胡坐をかいてしまうと、やはり飽きられてしまうのかもしれないねぇ。すると、そこはやがて人は集まるのだが、単なる「通過点」に過ぎなくなってしまうんじゃないかと思うんだが、もう遅いか。

やたらとパチンコ屋ばかり増えてるし、なかなかな立地なのに閉鎖したコンビニの跡だったりすると、ちょっと悲しいよなぁ。小さいけれど、美味しい中華料理店とかラーメン屋さんとかいっぱいあったんだよねぇ。それらが消えて、ファーストフードが暫くは栄えたのだけれど、それらも減ってるし…。

雑多で、喧騒にまみれていた頃が懐かしいのだが、そこから落ち着いて、しっかりとした街には成れなかったのだなぁ。派手ならくがきも増えちゃってるしなぁ…。

ま、それらが無くても生きては行けるので、困るコトは既に少なかったりもするのだけれど、40万近い都市の中心部が寂しくなるのは、たまに見るにしても悲しいモノがあるんだよねぇ…。


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痛ましいなぁ…。

2006-05-23 22:58:12 | 我思う、故に書くなりよ。
首の絞めあとに網目 秋田の小1男児殺害事件 (共同通信) - goo ニュース

もう、犯人の目星が付いているらしい…。

ちょっとした、その筋に強い事情通から聞いたのだけれど、逮捕も近いとのコト。まぁ、そうであって欲しい。とりあえず、最初の水難事故…となっている女の子の件との関係は不明だが。判ってるのにすぐ逮捕しないのは状況証拠だけ…ってコトなのかな…?

多かれ少なかれ、事件は起きるもんだし、命を奪われる人も毎日幾人かはいるんだけれどね、幼い子供が殺される理由はどこにも無いんだよね…。ヒドク恨みを買うとか、大人じゃあ何となく殺される理由があったりする場合もあるんだけどね…。

薬チュウのオヤジの幼い兄弟が、親父の薬チュウ仲間に殺されてから、まだそんなに経っていないのに、ポンポンとまぁ…。マンションから投げ殺されたり、下校途中にさらわれてとんでもない場所に捨てられたり、車で轢いといて、さらって捨てるなんてのも起きちゃって、子供を守る姿勢が後手に回っちゃってなぁ…。

自分には子供はいないが、甥や姪はいる。どちらもそう言う目に遭ってもらっては困るのだけれど、成長に伴って広がる行動範囲を考えると、危険を避けてあげるとか、避ける方向に努力する…ってのは、暇なおじたん。でも難しい。どこの親でもそうした努力は少なからずしているのだろうけれど、限界超えちゃってるしなぁ…。

何とか、社会の仕組みとしてどーにかならんものかねぇ? こうした問題に税金使うなら誰も文句言わないと思うんだが、得てしてあまり使われていないんだよなぁ。また使われていたとしても、地域格差があっちゃ困るものだしねぇ…。

痛ましいなぁ…。実に…。少なからず、何とかしようと言う動きは出始めているのだけれど、どーでも良い法案通すよりも、早急に真剣に考えて動かないと、ますますヤバくなりそうだからねぇ…。そうした動きに近い人は動いてもらいたいよなぁ…。

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雨の日のブリロ。

2006-05-23 18:51:54 | おじたん的自転車生活。
(左がブリロで、右がk898ね…。よく見てもあまり差は無いよ…。右はホイールから外れているので、ちょっと太めに写ってるけれど、履かせてみると大差無いし。)

まだ降らないと思ったんだけどなぁ…。降られちゃった。

ずぶ濡れになるのも久々だし、もう、そうなっちゃったらそうなっちゃったで、諦める他に無いので、せっかくだからあれこれ試しながら帰ってきた…。

普通に濡れた舗装路じゃあ、あまり変わらないねぇ。ゴリゴリ…言わなくなったのも変わらない。マンホールの上も同じ。無理すれば「ズルッ…」ってコトにはなるけれど、相当無理しないと、そうもならない。

舗装しておらず、採石が撒いてあって、それもほとんど埋まっちゃって、ヒドク雨が降ると水が貯まる感じのトコロにちょっと貯まったかな…な感じだと…普通に走れるな…。

あんまりそんなトコロ走る必要も無いが、赤土が固まったトコロで、それなりに起伏があって、うっすら緑色にコケなんか生えちゃったりして、歩いても滑りそうな感じのトコロだと…滑るな、やっぱり。ここは面白いので、何度か走ってみたが、意識してタイヤがグリップする様な感じだと、滑らずに走れる。でも気を抜くと「ズルッ…」。

もう、思いっきり雨降っちゃって、にゅるにゅる…な感じ…なトコロだと、なかなかしっかりとグリップしているのが判る感じ。さすがに、結構な泥がタイヤに付くねぇ。あんまりスピード出すと、でろでろになっちゃうのでいい加減にしておいたが、舗装路に出るまではあまり落ちてくれなかった。当たり前かぁ。

そもそも、それなりのスピードで走らないと、こうした場所じゃ大差は無いだろう。

完璧に雨が溢れちゃって、全面水たまりみたいなエクストラに濡れた舗装路の上をしばらく走って帰ってきたが、バシャバシャが気持ち良いくらいで、何の不安も無かったなぁ。急ブレーキ掛けても、あまり差が感じられないしねぇ…。k898と大きな差も無いな。段差を越えるにしても、無下にリムを打ち付ける必要も無いので一応気を配るけれど、太さによる感触も変わらないや。

背中への泥はねも変わらないや。それなりに浴びるって感じ。まぁ、ずぶ濡れだからいいんだけど、こうなると自転車も洗わないとイケナイので、バシャバシャじゃぶじゃぶしておかないとねぇ。

昼間、晴れていてにコンビニに出掛けた時は、やはり「軽さ」「軽快さ」ってのが感じられた。あのゴリゴリ…ってのがマイルドになるだけで、こうも変わるものか…と。路面の状態によってはそれすらも無くなるし、どっちもどっちだろう…って感じはしていたのだけれどねぇ…。これも「使用者による感想であり、違いを保証するものではありません…」って範疇なんだけれどね。

買っちまった以上、無理矢理にでも「差」を見付けたくなるのも人間ってもんよ…。

とは言え「誇張」はよろしく無い。ダメな点があればしっかりとダメを出しておかないとね。でも、今の所、ダメ…が無い。おまけに、1本¥1500しないんだから、お買い得なんであるね。今の所は当初の目的に適っているので◎。

こうなってくると、色々なタイヤも試したくなるが、レースに出るワケでも無いので、試してみても、実用本位なタイヤ…って感じになると思う。そりゃあ、そう言ったタイヤを履いてみるってのは、カッコイイのでやってはみたいのだけれど、実用本位で使うには摩耗が早かったり、明らかに過剰装備だったりするんで、見合うワケも無いんだよね。ちょいちょいと履き替える手間は掛かるけれど、2~3種類は用途別に揃えておきたいって考えはあるんだが、ある意味タイヤも「生もの」だったりするから、寝かせっぱなし…は良くないし。それでも、試したい候補も決まってきたので、いずれまた。

自動車のタイヤはいろいろと進化してたりするのは知っていたが、自転車のタイヤは単なるゴムの塊で、太いか細いか、イボイボかつるっぺたか、ぐらいだと思ってたのだけれど、結構進化してたりするもんだったんだよなぁ…。自転車買う前に、雑誌の1つでも読んでおけば良かった気がする…。

ずぶ濡れは良いとして、これらはいつ乾くんだろうか…。着るモノ無くなってきたんじゃないか…おれ…。

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金魚はその後、どーなったか。

2006-05-23 15:56:55 | 我思う、故に書くなりよ。
3匹中、2匹が虹の橋を渡った。

まぁ、当初からよれよれ感が漂っていたので、覚悟はしていたのだが…。すくってきた当人の弁によれば、だからこそ3匹もすくえた…と言うコトだし。

残る1匹も白点病に冒されて、危うい感じだったのだけれど、食塩の投入で回復しつつある。水も徐々に出来上がりつつある感じなので、なかなか良い方向。

バクテリアを買って入れようかとも思ったのだが、金魚の容態が思わしくなかったので、主のいない水槽に高価なバクテリアを入れてもナァ…と、見送った。そもそも、放っておいても居着くものだしねぇ。

人間にとっての空気がそうであるように、金魚にとっての「水」なのである。食い物も出すモノも同じ水に…だから、放っておけばそれらはやがて「毒」になる。それではたまらないので、濾過装置やらぶくぶくやらを取り付けて、良い状態の水を維持するのだが、微生物とかバクテリアがそこにいないままでは、大した意味も無い。人間にしてみれば、濁りのないキレイな水に見えても、中の金魚にしてみたら、毒を浄化してくれるバクテリアだの微生物がいない水は毒のまま…なのである。

程よくバクテリアが繁殖してくれて、浄化するサイクルが完成すれば、ある程度は魚にとって住みやすい場所になるが、そのサイクルを維持し続ける為の補助的な道具ってのが濾過器であり、ブクブク…だったりするワケ。

まぁ、一度水が出来てしまえば後はそれを維持すれば良いと、判っていても難しい。塩素たっぷりな水道水でバクテリアは死んでしまうし、かと言って全く掃除しないのも問題が出て来る。無害化された毒でも、貯まればやはり良くないからねぇ。何気なく簡単にバランスが崩れる事で、このサイクルが保てない。

そうした自然のサイクルを考えて手間暇掛けるポイントさえ掴んでしまえば、何とかなるものなのだけれど、そこを掴むまでが大変だったりする。また、さらに人間の都合でキレイに観賞しようとするとなれば、かなりな労力が必要なのは言うまでもない。

逆に、金魚は本来かなり頑強な観賞魚でもあるので、ほったらかし…でも結構イキイキしてたりする。写真の様な鉢に浮き草を入れて、直射日光が当たらないとか、近所の野良猫に喰われない様にするとかだけで、結構がさつであっても長生きしたりするから不思議。

あまりに不思議なので、器と浮き草を買ってきた。

まぁ、魚をぶち込んで…ってのは当分先にはなるが、そうして飼われている金魚も多かったりする。それはそれで、自然のサイクルが完成しているワケでもあるのだね。そうなるには当然、時間も掛かる。買って来てスグ…ってワケでは無い。それがいつになるのか定かじゃ無いが、ボウフラでも湧き出したら考えてみようかと思う。ブクブク…くらいは必要かもしれないな…。なんせ、物理的な濾過なんてのも無いし、水の循環すら風任せ…だしねぇ。無茶って言えば無茶なんだけど…。

なんでも、諸外国じゃ古式ゆかしいガラスの金魚鉢に金魚入れると「虐待」になったりするらしい…。あの中にいる金魚は世界がぐわぁぁ~ん…と、ゆがんで見えちゃうからだと聞いたが、生類哀れみの令…なんてのと一緒かもしれないな。

おっと…エサの時間だ…。




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プリン分の欠如。海老天重で補う。

2006-05-23 12:15:44 | 我思う、故に書くなりよ。
プリン分が足らなくなったので、コンビニへ。

ところが、あろう事か、プリン無いじゃん…。ローソンともあろうものが!

致し方なく、公共料金を払うついでに「フルーチェ ブルーベリー味」と牛乳を。牛乳をしっかりと冷やさなければならないので、しばしの我慢である。プリンじゃ無いし。

ついでに、お昼ご飯に「スーパー海老天重 B」を買ってみた。2002年の人気お弁当の「復刻」と言う。

「海老が3尾ものってます。」

に偽り無く、しっかりと乗っていて、500円。海老だけかと思いきや、その下には野菜もしっかり隠れており、しっかりとチンしたところ、美味しい。うむ。ローソンやるではないか…。

コンビニ弁当は青春の思い出でもある。セブンイレブンの「イカフライおかか弁当」は欠かせないアイテムだった。あれに勝るコンビニ弁当は無い。それくらいに、ボリュームと味が素晴らしかったのだが、消えてしまい、昨年だか「復刻」したらしいのだが、出会えなかった。それもこれも、近所のセブンイレブンは尽く撤収を余儀なくされたからである。

確か、¥480円だったかな。タバコと飲み物をチョイスしても¥1000で収まるし、お釣りも来るんだから、それでも足りない場合はカップ麺を加えれば十二分に満足してしまう。それが幸せであり、夢でもあり、希望でもあった。私の青春時代を立派に支えた重要なアイテムなのである。

そうしたお弁当に出会えなくなって久しい。世相を反映してサイクルは短くなり、定番とされるメニューでも移り変わりが激しい。何を求めているのか、どこに向かっているのか…定かでは無いにしろ、それを迫られる事情がそうさせているとしたら、何か不毛なスパイラルにハマり切ってしまっている様で、瞬時を切り取れば華やかだろうけれども、大局をを見た場合に「虚しさ…」を感じざるをえない。

さて、海老天重だが…。天麩羅を生業としているお店のモノとは全く違う。似てはいるが非なるモノ。そうであってもこれはこれで「美味しい」。スーパーの総菜コーナーに並んでいる弁当でも、3尾乗っている事は少ないし、アンド、野菜なのだから、それでいて「美味しい」と来たら、ウレシイ。似て非なるモノであるがための評価はそれなりではあるが、立派に美味しいと言う評価を与えて悪くない。プリンもそうなのだ。どこぞのパティシエが精魂込めて作るモノとは全く違う。そう判っている上で、我が身が欲して止まないのは「コンビニのプリン」なのである。¥150そこそこの、あの大き目のプリン。あれを欲してしまうのだ。

つくづく、安上がりでよろしい…。ちなみに、天重では無いが、4人で十数万円と言う天麩羅を食したコトがある。全てが「お任せ」であり、お品書きも無ければ、料金表もない。一見さんは当然お断りなワケで、座ってナンボ…と言う場所でも無いので支払う身としてはすんげえ不安なのだけれど、任せるままに出される天麩羅を味わう毎に、それらが適正なモノであると判ると言うお店。ある意味、究極の天麩羅でもあるが、まさにそうなのだから、その対価に不満も出ない。単に高価というだけじゃなく、素材を選んだ理由から、揚げて天麩羅として完成させる技術の1つ1つが「プロ」だと解りながら食べられるコトの楽しさや驚き…。そんなレベルと比較してしまうのは酷なのだが、入る口は一緒なので、同列に扱ってしまったりしちゃう。

そうした食文化の入り口がコンビニだと思うので、やはりもっと語られても良いんじゃないかと思う。小さい頃、100円玉、50円玉、10円玉を握りしめて、あれこれ思案を続けた挙げ句にやっと選んで美味しさを確かめる駄菓子やジュース。そうした場が無くなり、変わりに増えたコンビニで同じ思いをしている子供を見ると、大人だけでなく子供も考えながら楽しめるコンビニ…って言うのもあって欲しい。

とりあえず、プリン切らしている様じゃ困るんだがなぁ。

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癌と言う病気とどう向かい合う? 番外編2。

2006-05-23 09:37:52 | 我思う、故に書くなりよ。
歩いたらしい。

当初の予定よりは1日遅れとなったらしいが、やはり手術の翌日は無理だったみたいで、立ち上がった途端に顔面蒼白になっちゃったんで、中止に。その翌日は大丈夫で、既に歩いてトイレに行ったりしているそうだ。まぁ、70のばあさんだから、無理もないんだけど。

それでも、胃の3分の1を取ってしまう手術をした後だから、スゴイコトなのであるが、それもこれも手術の方法が大きく変わったコトによる。大きくお腹を切らなくても摘出手術が可能になったお陰で、患者の負担が随分と減ったワケ。

それだけに、とどまらず、診断技術ってのも格段に進歩している。お腹を切らずして、どこまでの範囲を切ればだいたい安全か、判る様になっているからこんなコトも出来るワケで、単に切って取れば良い…と言うワケじゃないからね。

そんなこんなが全ての癌に…ってコトなら良いのだけれど、そうでもない。部位によってまだまだ差があったりする。父なんか、毎年検診を受けていたにも関わらず、前回の検診から8ヶ月で末期の肺ガンになっていた。それほど進行の早い癌でも無さそうなので、謎なのだけれど、8ヶ月前の検査ではそうした予兆もクソも見受けられなかった。見付かった時点での「生存率」は年単位ではなく、月単位。それも半年以内だったので、当人を含めてショックは大きいし、事実、大きかった。

ほとんど絶望。

対して、母の患った胃癌は早期でもあるので、取り去った結果、5年生存率は98%くらいはある。これが進行度の極めて早いタイプならば、0%となるけれど、そうでないので、この目安はだいたい信じても良いモノとなる。まぁ、得てして高齢になれば癌の進行は鈍いものだから。若年や壮年の人が患うのとは違っても来るんだけれどねぇ。まぁ、タイプによっては早期に見付かれば「癌」と言っても、死に結びつくコトがなかなか簡単では無くなった。

多少、生活に支障は出るものの、なかなか明るい展望。

と、言っても、容姿が見違えてびっくりする位の変貌は余儀なくされるワケで、多少の支障がどの辺まで…ってのはまだ見えて来ない。それは恐らく、父がそうなった姿に近いモノがあるだろうと思うのだが、似て非なるモノ。当人にとってはかなりショックな姿にも映るんじゃないだろうか。

そんなこんなの理由が判っていれば、何となく無下に不安になったりもしないもんだけれど、自分の体とは言っても、なかなか知り得ない部分も多かったりするので、やはり不安はつきまとう。最新の知識ばかりじゃなく、基本的な知識の欠如…ってものがやはりそこにあったりするんじゃなかろうか。

滅多やたらに見なくても良いもんだが、出来れば見て置いて、知って置いた方が良かったりするのも、人間の構造だったりする。そうした基本的な教育が疎かにされていたり、グロいモノ、汚いモノとして追いやられてはいないだろうか。表面的なモノや、外観的な「健康」はどこでも多く語られてはいるんだけれど、基本的な中身がどうあるのか語られるコトは滅多に無い社会だったりする。まぁ、簡単に「絵」で教わるコトはあっても、そこまで見るためには切らなきゃならないし、切れば血も出るワケだし、現物はメチャクチャグロいんだが、それが人間なワケ。

まぁ、それでも謎な部分はプロの医者にしても多々あるので、全部を知れ…ってのは無理だけれど、知っておいて損じゃない部分を知らずに過ごすのももったいない話なのは、医学だけに限ったコトじゃあないな。

逆に、知ったからどーなる? って部分も多々ある。なんせ「癌」だからねぇ。知った所で手遅れな場合もあるんだし、治療を進めてもどーにもならずに「死」へ向かう場合もある。そんなこんなも含めて「医療」なんだから、大変だよなぁ…。

そうなんだよ。実は「大変」なんだよ。だが、今の時点じゃ専門家に任せる他にどーにもならん。大変だぁ! って騒いでも、なんともならん。家族とは言え、どーしてもこーしても…なんだよなぁ。まぁ、そんなこんなを見続ける中で、自分がそーなった時には、こーでありたい。あーでありたい。ってのが見極められれば、良いんじゃないかと思うが、なかなかなぁ…。そんなこんなが無くても、気分は鬱だし、体は重いし…。やれやれなんだし、見続けるだけのコトも放棄したくなるワケで、お先真っ暗なんだが、真っ暗にならないだけの「好奇心」があるのが幸いだと思っている。

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こりゃダメだろうに。

2006-05-22 15:15:41 | 我思う、故に書くなりよ。
昨晩は、ちょろっと外食。

日曜日の夕飯時だから、どこを覗いても満席で、こりゃあ仕方ない。で、はしごして落ち着いて食べられそうなトコロを探して歩いたんだが、街道沿いの古くからあるラーメン屋さんと言うのか、ラーメン主体の中華屋さん…みたいなトコロを覗くと、やはり満席。野郎で晩飯…なら、カウンター席でも良いのだけれど、そうでもないので、撤収する。

何気に、さぁ次に行こうか…と、思うのだけれど、撤収と同時に出て来た家族連れがやはり車に乗り込んで、出て行こうとしている。これが実は問題なのだ。

その家族のお父さんはしっかりとビールを飲んだらしく、真っ赤な顔してよろよろと店を出たのだが、車には運転席に座っている。まさか…とも思ったのだが、そのまま帰っちゃった…。

「うわーこえー。」

まぁ、珍しくないんだろうけれど、あからさまに「飲んでる」人が車運転して移動するのを見ると、やはり他人事とは言え、怖い。

「大丈夫なのかねぇ?」
「大丈夫なワケねーよ」

と、判った所でどーする事も出来ないトコロがまた怖い。仮に、止めに入ったとしても、酔っ払いに絡まれに進んで行く様なもんだし、そんなコト進んでする人もいないもんだ。

「見なかったコトになるんだろうなぁ…」
「あー。見て無いな、おれら。」

現実にはしっかり見ちゃっており、真っ赤な顔してげふげふいいながら車に乗ってたしなぁ。

警察に車種とナンバーだけ伝えて逃げる…って手もアリかと思うが、逃げられないとえらく面倒なコトになったりするし、酔っ払いの逆恨みも怖そうだ…と、話は盛り上がる。

「でもよぉ、あの車あのまま5~6人轢き殺しちゃったらシャレじゃ済まねーよな」
「あー。なんかそんなのあったなぁ。危険運転致死罪だっけなぁ」
「5~6人殺しても死刑じゃないから、飲酒はお得だよなぁ…」
「あー。故意に轢き殺しても、べろんべろんで自首すりゃあいいのかぁ…」

長くても四半世紀ヒドクストイックで健康的な生活は出来るんだから、考え様によっては『得』かもしれないが、確実に人生は棒にふる。

「でもさぁ、子供の前でありゃ、ないよなー」
「んだなぁ…。ダメだよなぁ…。」
「全くだなぁ…」
「んで、どこで喰う?」

結局、コじゃれたファミレスが空いていたので、そこで食べたのだが、たまたまレジと出口と駐車場が見渡せる席に座ったもんだから、大観察大会に。

まぁ、オヤジが来る様なメニューも無いもんだから、それらしい危険人物は見受けられなかったのだけれど、怪しい家族連れはいた。旦那が飲んじゃったので、奥さんが運転して帰るんだかどうなのか、車の前で揉めていたんだが、結局旦那が運転して帰った家族とカップルが1組づつ。

「でもさぁ、巻き添えはヤダよなぁ…」
「あー。イヤだね。保険も微々たるもんだし…」
「あれだろ? 金無きゃ払わなくていいんだろ? 賠償金とか。」
「あー。無きゃ払えないもんなぁ…」
「酒だと何でも甘いんだよなぁ…。」

我らは運転手とおじたん。は全く酒を飲まないので、そうしたコトは心配しなくても良いが、巻き添えを喰らわないなんてコトは絶対無いワケじゃない。我らじゃなくても、イヤだ…。

「なくならねーよなぁ、飲酒運転はさぁ」
「あー。全くだ。」
「飲酒運転は免許剥奪で、以後10年は再交付しないとかなぁ…」
「あー。そりゃいいな。でもやらねーよそんなの。」
「何でよ? やりゃいいじゃん。何でしねーの?」

そんなコトしたら、日本の流通が麻痺するからである。トランスポーターとして成り立たなくなるので、経済が麻痺する。それくらいに、飲酒運転とはならないものの、飲酒が密着している業界だったりするので、世間で言われている『建前』としては、

「飲んだら乗るな、飲むなら乗るな…」

なんだけれど、高速のPA眺めてれば判る様なもんだ。何も一般家庭のパパの話だけに終わらないのである。

「やれやれだなぁ…」
「全くだなぁ…」
「飲まねーとやってられねぇんだろうけど、飲んでもやってられねーじゃんかなぁ」
「だなぁ。」

確か、酒を出したお店も捕まったとかなんとか…。さすがに厳しくなってはいるらしいのだけれど、飲酒の検問なんてのもそうそう毎日やっているワケじゃ無いしなぁ。

「あーそりゃすげぇ。じゃあ、さっきのラーメン屋もヤバイな…」
「あー。ヤバイな。マジで…。」
「でもさぁ、お店から見て無いとダメジャン。」
「あー。だめだなぁ。警察もそんなヒマじゃないだろうしなぁ…」

まぁ、免停でも無免許でも、乗るヤツは乗るんだし、飲んでも乗るんだろうから、ダメダメなんだろうなぁ。

「でも、こえーなー!」
「あー。こええよ、ありゃあ。」
「やだなぁ、あんなの。」
「全くだなぁ、こええよなぁ。」

酒に強いとかうんぬん以前に、ダメなものはダメなんだがなぁ。ビール2~3本じゃ酔わないなんて言うバカに限って乗って帰るしなぁ…。やれやれだよなぁ…。

と、ヨタ話しながらも、頼んだビーフカレーに肉が2つしか入ってなかったコトが悲しかったなぁ…。

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ブリロを実用してみる。

2006-05-22 10:17:25 | おじたん的自転車生活。
昨日は天気も良かったので、のんびりとサイクリング…っと、行きたかったのだが…。

現実はゴタゴタ…続きで、買い物に行ったり、書類を届けたり、のんびりどころじゃないワケで、まぁ、車でもあればそんなに時間も掛からずに終わるのだけれど、足としての自転車しかないので、それなりに時間は掛かる。

まぁ、動力が足だから。

んでまぁ、タイヤをブリロに替えた事なんかすっかり忘れて1日乗り回していた。100%舗装路だったけれど、絶えず「ゴリゴリ…」と走っていたのがマイルドになったお陰で、すっかり忘れて走ってたんだと思う。

「おー。そんなに違うのかよ…」

って一番に感じたのは「疲労感」。まぁ、あれやこれや用事を済ませなきゃならない…ってコトもあったので、そうした点も多々あるとは思うけれど、クソ暑い中でもあるし、よりスムーズに走ってた感じはそういう点でも利点があるのかと…。

とは言え、見た目は全く変わらないタイヤを付け替えちゃった…と言う、ある種の「やっちまった…感」はたっぷりあるので、何がどーなってんだか眉唾的なトコロも多々あるワケで、不思議だったりする。

見た目が明らかに違うタイヤだったら、納得出来るものなのだろうと思うんだが、そうじゃないので、こーして書いてたりする。

まぁ、気分良く走れてんだから良いんだけれど、非力な体力で登る坂道でこの違いが結構強く出たりする。そりゃ、なんとかギブアップせずに登ろうと必死なワケで、ゆるゆるとじわじわ登るんだけれど、この時の抵抗感がまるで違ったりする。まさに「ゴリゴリ…」が「ブリブリ…」に代わり、登れちゃったりするもんだからねぇ。

果たして、そんなコト気にしながら自転車乗ったコトあったか? と思い返せば、MTBを買うまでは無かったと思う。それなりに負荷が掛かるのは判るんだけれど、ゴリゴリだのブリブリだのって感じは気にしたコト無かったよなぁ…。

途中、シボレーがまぶしい…状況に3度も出くわした。

一緒に信号待ちで並んだ小学生のシボレーは、それほど古くないと思うのだが、ハンドルが真っ赤。まぁ、鉄なら錆びるもんだけれど、ちょっとヒドイので、

「錆びちゃってるねぇ…」

と話しかけると「お父さんがもう取れないって言ってた…」。うむ。父はチャレンジはしているみたいだが、それでもこーなるのか…。なんだかふいに触ると痛い感じがしなくもない。

場所柄、白人のおねいさんが金髪をヘルメットで守りながら走っていたりする。あっちの人は必ず被っているんだよねぇ、ヘルメット。おー。カッチョイイーと見とれると、車体はシボレー。

ところが、どうもシボレーっぽく見えない。確かに車体はシボレーなんだが、ハンドル周りはアヘッドだし、タイヤも細い…。カスタマイズしているらしい…。うむぅ…。あれはあれでいいなぁ…。

しばらく後、前を走る自転車がシボレー。

私と似た格好の平装で必死に漕いでおったが、ギアチェンジすればよいのに…。私の自転車には付いていないが、あっちには泥除けが付いている。これが左右にびよよょん…とひんごよんごしながらえっちらおっちら…。真新しいシボレーはピカピカだけれど、もうちっと体に合わせてサドルをなんとかしたらと思ったんだけど、あー短いのか…。別にくっついて走るのも変だから、抜いて走って来たけれど、白のシボレーはやはりまぶしいなぁ…。ごいんごいんしながら歩道に乗り上げるのはどーかと思うが…。

てなワケで、ブリロ絶好調なんだけれど、それだけに妖しい…。まぁ、この辺りは製造の秘密でも知らない限り判りようも無いのだけれど、実用してなんとなく、それでいてしっかりと驚きがあったりするのはスゲーもんだ。やはり、明確な違いを求めるために、よりスリックなタイヤも履いてみなければならぬな…。



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