おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

ジャックと豆の木…の豆。 植えてみる…。

2006-06-29 20:53:03 | 我思う、故に書くなりよ。
昨日、

「養え…」

と置かれていった「ジャックと豆の木の豆」。1つは濃い茶色の薄皮をむいてしまったので、早速植えてみるコトにした。

近所のホームセンターで、土と鉢を揃え様と考えていたら、丁度良く「妄想の貴公子」が現れたので、一緒に買いに出る。彼は最近は「ウサギ」にハマっているらしく、さりげなくウサギの方がハムスターより「カワイイ…」コトを主張し、暗に養うコトの意義と重要さを説くのだが、

「おー。先週喰ったぞ。美味かったな、あれは…〆て喰おうぜ、なぁ!」

と言うと、それ以上は語らなくなった。

それはさて置き、豆を植えるとなれば、普通はそれなりの深さに「埋める」のであるが、ジャックと豆の木の豆は違うらしい。まぁ、先人たちの偉業の数々はHPとかブログで参照出来るので、それを素直に参考にする。

「豆の3分の1くらい埋めます。」

埋めると言うよりは「置く」に近いが、そんな感じで良いのだそうだ。
と、その前に、薄皮はむいておかないといけないらしい。前日の写真で黒っぽい方がむく前で、薄緑の方がむいた後である。

でまぁ、むくと根が出るらしい部分が判るので、それを土に埋めると言うか、刺さるみたいな感じで「置く」。買って来た鉢に土を入れ、しっかりと水を与えて暫く置いた後に、そうしてみた。

これでOK。植えた…感じはほとんど無い。あとは発芽してくれるのを待てば良い。

ホームセンターでちょっと驚いたのは「金のなる木用」として土が売られていたコトである。残念ながら、丁度良い量の商品が無かったので、買わなかったのだけれど、まぁ観葉植物用の用土ならあまり変わらないと思うが、意外にポピュラーなんだねぇ…。

「土買うの?」

妄想の貴公子はそう不思議そうに問いかけたが、土には困らない環境なので、普通なら買ったりはしないんだと思うのだが、せっかくだから…と言う意味もあるし、妙な虫やら雑草が混じらない様になっていたりもするからである。幾分、育成に必要な栄養素が予め含まれていたりもするので、なかなかクリーンにスタート出来るんである。

「でも、鉢と土だけ残るんでしょ? 結局は…」

まぁ、それも得てして事実である。金魚とか熱帯魚とか、観葉植物なんてのはそう言う結末もしかり…ではあるが、始めるなら一応体裁は整えておいた方が何かと都合は良い。

「そうだなぁ、おまえんトコロのウサギもだなぁ、死んだら呼べよな。喰おうぜ。」

そんなワケで「お豆ちゃん観察日記」がスタートしたのである。




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ジャックと豆の木…の豆。

2006-06-29 11:00:52 | 我思う、故に書くなりよ。
久々に友人がやって来て、ポケットから何やら2つほど取り出すと、

「養え…」

と言う。ハムスターを養うきっかけも彼だったのだが、今度は何かと思えば「豆」。それもかなりデカイ。豆には見えないのだが、豆。これをどーしろと?

頂いたのは「ブラック ビーン」とか「招財進寶樹」とか「ジャックと不思議な豆の木の豆」と呼ばれているモノで、確かに豆である。形としては豆らしくない形で、おケツのデフォルメ…な卑猥な形状である。

遠い昔、友人宅で読んだ「手塚治虫」の作品集にこんなのが出て来たのを思い出した。

まぁ、それは良いとして、面白そうだから頂いておいた。だが、豆がこの大きさとすると、その豆をたわわに実らせる樹木とはいかほどの大きさになるのか?

「ジャックと豆の木」の話はうろ覚えだが、ウシと交換しちゃった豆を植えると、みるみるうちに巨大な樹木となり、その先は雲の上。また、そこを登って、上に住んでいる大男から何やら窃盗してくるんだと思ったが、そんなに大きくなられてもかなり困る。

原産地を調べると、北部オーストラリアとか、ニューギニアとか、熱帯から亜熱帯らしいコトは判ったが、ここ最近、亜熱帯化が著しい日本でもあるので、ちょっと心配にはなったが、さほど心配は要らないらしい。そりゃそうだ。こんなのが林立しちゃった日本って言うのも、日本だけ沈没…よりもおっかない。

「で、これを蒔くとどーなんの?」

豆だけを残し、早々に立ち去ろうとする怪しい友人の背中に問いかけてみると、

「…幸せになれるらしい…」

と。確かに「金のなる木」とも紹介されてはいるし、その変わった発芽の様子が興味深く、ちょろっと調べればいろいろとブログやらHPにヒットはするんだが、

「この豆のお陰で金持ちになれた…」
「ああ…幸せのお豆ちゃん…」
「三国一の幸せ独り占め豆っ!」

なんて話はほとんど書かれていなかったりする。

「どうしたコトでしょう。この豆を植えてから間もなく、今までがウソの様に街ではモテモテ。憧れのあのコに告白するまでもなく彼氏になれたんです。仕事も繁盛しちゃって、遠い夢だったフェラーリまでもが今では愛車です…(35才・配管工)」

「この豆を植えてから、私、もう最高にルンルンっ! ラブラブなんです! ずっと片思いだった彼からプロポーズまでされて、結婚するコトになりました! (42才・歯科助手)」

てな具合に、一昔前の少年雑誌の表3とか表4に出ていた様な、全くのデタラメではあるものの「体験談」と言う体裁でいたいけな少年少女から小銭を巻き上げるに等しい広告よろしくな話は付いて回ってはいなかったりするらしい…。

「あー。ヒランヤのペンダント欲しかったんだけど、シーモンキー買っちゃったんだよなぁ…3600円分の切手買ったのも生まれて初めてだったなぁ…」

と、遠い昔に思いを馳せてみたりもしたが、豆だし…これ。

せっかくだから、観察を兼ねて、小学生の甥と育成を競ってみようかと思う。成長が早いらしいので、夏休みの宿題なんかにも良いかな…。

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生き埋め。

2006-06-29 04:30:10 | 我思う、故に書くなりよ。
暑いねぇ…。

熱い事件が起きてしまったが、ざっと「なりゆき…」ってもんを眺めてみると、ささいなコトから始まって、どっちもどっちな連中の殺し合いってコトなんだが、話が「大学教育のあり方」なんてのに及んでいるのをみてると、無理矢理「机上の空論」で何かを確認しなきゃ気が済まないのだろうかと、奇妙に思えてくる。

まぁ、学歴の如何に関わらず、DQNな連中はDQNなんだ…ってコトぐらいしか確認出来ようも無いだろうけれどねぇ…。

いろいろと興味深いコトは多々あるのだが、死者に鞭打つ意見はやはり少ない…点だと思う。ボコボコにされて、生き埋めで殺されたのだから、さぞかし悲惨な最期だと思うが、こいつ等は最終的に加害者となった学生をボコボコにした上で、適当な名目で金銭まで要求しているコトを忘れちゃいけない。普通、残忍な殺され方されると、ヒドク気の毒に思うのだが、この事件じゃちっともそう思えないんである。ヤクザの鉄砲玉が報復で殺されて埋められてんのと同じ感覚。そんな事件もあったし…。

だからと言って、極刑が予想される加害者を擁護するワケでもないが、一応、警察に被害届を出すとか、スジを立てる道は踏んでいるんだよなぁ。でもまぁ、警察がこの手の話に飛び付くもんじゃないので、取り下げて「実力行使」に出たみたいだが。

加害者として生き残っても、被害者として生き残っても、埋められて殺されても、どっちもどっちな話だな、やっぱり。なんか、もうちっとさぁ…

「頭使えよ、アタマ…」

って話にも思える。犯罪にアタマを使うコトを助長させるのもアレだけれど、犯罪にならない方向にアタマ使う道が普通はあるだろうになぁ。

昔は「内ゲバ」ってのがあってだね、この報復合戦が新聞やニュースを賑わしていた時代もあったんだけど、やってるコトは変わらないが、そもそもの理由がもうちっと「高尚な話題」だったかに思う。勢いの方向性としては似ている点で、大学は事態の深刻性を鑑み、研究でもしてみたらどーだろう? 

「大学はとりあえずアタマを使うトコロであり、パワーショベルだの金属バットを使うトコロでは一応無い。対人攻撃の武器として…」



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ある意味、自殺行為。

2006-06-27 14:19:30 | 我思う、故に書くなりよ。
サッカーで夜が明けると、誘拐事件の解決のニュース。(本当は途中で切り替わったりしてたんだが…)

まぁ、誘拐された人が、TVで家や調度品や車や家族なんかも出ている著名人の家族なので、

「カモがネギ背負ってTVに出ている…」

のと同じなので、犯罪者から見れば「非常に美味しい」「まいう~!」なワケであるね。欧米の高額所得な芸能人がパパラッチを嫌う理由の1つが、こうした情報を元に起きる犯罪の阻止…ってコトでもあったりする。

そもそも、警備会社と契約していながらも空き巣に遭う芸能人がその悔しさをTVで語っていたりするくらいに、役に立たない警備会社でも企業として成り立っている変な国でもあるので、お金持ちは「防犯」と同列に「身辺警護」を考えなければいけないのだけれど、この辺の感覚が諸外国と比べても「疎い…」国なのが日本。

確かに、TV観てれば「カモがゴロゴロしている…」よなぁ。


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ど根性ネコジャラシ。

2006-06-26 11:52:36 | 我思う、故に書くなりよ。
雑草はど根性じゃないのかな?

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ブログさぼりーな。

2006-06-22 16:04:27 | 我思う、故に書くなりよ。
サッカー観ているので。

普段観られない国の試合を専ら観ている。

「三菱ぃ~♪ ダイヤモンドサッカーでニューヨークコスモス観ないと…」

と、当時としては変わった幼少期を過ごしているので、サッカーは好きだが、運痴なのでプレーする方向には育たなかった。だから、なおさら「変な子」として家族からは見られ、宵の口に見知らぬ国のサッカーなんてのでチャンネルを占領するもんだから、多大にヒンシュクを買ったもんである。カルロスやらペレやら、ベッケンバウアーのプレーは未だに心に残っている。

自宅では地上波しか映らないので、実家でケーブルTVで観ている。いい時代になったもんだなぁ…。

その間に、テポドンやら、牛肉やらいろいろあるんだけど、人生にサボりを入れている身であるので、この際だからブログもサボって観戦三昧に勤しんでいる。

てなワケで、観戦に戻る…。

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エレベータークライシス。

2006-06-15 08:51:50 | 我思う、故に書くなりよ。
そうそう壊れるモノでも無いので、いざ壊れると大変なコトになってしまう。

だけれど、一応、製品として市場に出るにしても、それなりの基準を基に作られていなければならなかったり、建物への設置後も検査はあるので、やたらと変な製品がそこいらじゅうにあったりもしないもんなのだけれど、不思議とトラブルが多いんだなぁ…。

そう考えると、最初から欠陥商品だとすると、もっとトラブルだらけでおかしくないんだけれど、そう言う感じも無いし、やはりメンテナンスの不備と検査が盲目的に形骸化していたんじゃなかろーかと。

不動産会社の管材なんかやってたりすると、この手のメンテナンスに立ち会う機会は頻繁にあって、わけも判らないままに付き合ってサインだけしておく…と言うコトが日常茶飯事だったりもしたのだが、私がやっていた頃はバブルが弾け切っちゃって、他にする事も無かったりしたので、キッチリと付き合った。

メンテナンスを代行する管理会社も、これまたキッチリとした会社で、いい加減な不動産会社とどうして長年付き合っているのか不思議なくらいに真面目な会社。そこで働いている人も極めて真面目で優秀なもんだから、こうしたメンテナンスとか検査に立ち会うのが「面白い」んである。

ビルの所有者は税金すら長年滞納して、税事務所から頻繁に呼び出しを喰らうほどに「いーかげん…」なのだが、そこに利用する人間がいるとなれば、こうした検査を「いーかげん…」に済ませるワケにも行かないので、保守管理ってのはキッチリとやってもらうのだけれど、古いビルに備えられたエレベーターであっても、保守だけしっかりやっておけばトラブルも無く動いてくれる。

戦後間もない頃に建てられたビルに、恐ろしく旧式なエレベーターが付いていたけれど、ちゃんと動いていた。人生の中で、手動で外側と内側の蛇腹な檻を開け閉めして、乗り降りするエレベーターに乗れたってのは後にも先にもこのビルだけだったけれど、確か舶来のモノだったと思う。シンドラーのものかどうか判らないけど、当時は国内にメーカーがあまり無かったと聞いていた。

でまぁ、いろんなビルで保守作業に立ち会うと、その裏側なんてのが見られるので、乗ってる限りは余程のコトが無いと見られない部分が遠慮なく見られる。

「金属のカゴ吊ってるだけですからねぇ…放っておくと堕ちますから…」

とか、あっさり言われてしまう。確かにそうなんだけれど、そうならないために、構造的にも制御的にも2重3重に安全策が付いている。それであっても、放っておけば堕ちると言う。

「手入れしなけりゃ壊れますよ。そうなると、余計にお金掛かりますから、おじたんの所の会社も大変でしょ?」

そうなんだよねぇ。壊れると途方も無い金額になっちゃうんで、手入れしながら、維持費を安くしつつも長く使わざる得ないんだよねぇ…。いい加減、汚いから買い換えろ…なんて声も出るんだけれど、そんな金も無いしねぇ…。

んまぁ、管理会社の人も、メンテナンスするエレベーターメーカーの人に付き合っているだけなんだけれど、ちゃんと見なけりゃイケナイ所を知っているので、ツッコミをちゃんと入れたりしてくれているので、こっちとしては安心。

「だって、堕ちたら俺の責任だもの。代金値切られても見るトコ見とかないとさぁ。」

んだんだ。もうこれ以上は勘弁…って程に値切ってもらっているので、恐縮しかりなんだけれど、大変に助かった。と、同時に、ちゃんとやっておけば長く使えるってコトや、いろいろと勉強にもなった。

そうした、使用者の知らない部分でキチンと目配りをしているビルやらエレベーターが日本に幾つあるのかと。構造計算書偽装問題しかり、建てるだけならどんなもんでも建てられる。そのオーナーやら、テナントやら、必ず人がそこにいて、日々使うワケで、使っていくうちに起きる様々なトラブルは避けられないが、そうした所にも人が関わってくる。器の問題と人の問題がうまく関わらないと、どんなに出来の良いビルでも小さなトラブルが大きくなってしまう。

「管理記録残ってないスかねぇ? あれ無いと困るんですよぉ…グイグイ…」

と、管理会社の人によく突っ込まれた。なんせ、後先考えずに手当たり次第に中古ビル買うもんだから、残っていなけりゃならない書類も残っていない。建築図面や構造計算書なんてのはそこそこ残っていたりもするが、ビル管理の記録なんてのは真っ先にどこかへ消えていたりする。

頼めば管理はしてくれるが、するからにはキチンとやる…ってのが管理会社。過去にどんなトラブルがあったのか残っていれば、後々の管理が当然楽にもなるし、オーナーにとっても不慮の事故やら出費が避けられるんであるね。そうした点では、いい加減にビルばかり所有している企業の社員としては肩身が狭かったのだが…。

まぁ、エレベーターも商品だから、扱うに当たって個性がそれぞれ出たりするのは当たり前だったりもする。それが事故を起こしてしまった場合、やはり製造者としての責任ってモノは避けられないし、その対応もしかり…なんだけれど、釈然としないものが残る。また、それらを管理していく者の責任も当然大きく、報道で知る限り、その大きさをあまり感じていない様にも思える。安全に寄与すると言う姿勢があれば、そうした管理に関してもキッチリとした姿勢が見えて来なければならないが、ほとんど見えてない。管理会社としては、名前はTVのCMでよく聞くのだが、CMどおりのメンテナンスを行う姿勢に全く無いんではないか?

まぁ、メンテナンスはエレベーターに限ったものでは無いのだけれど、専門に扱うならなおのコト、幅広く何もやってないに等しい…なんてのは詐欺。きっちりとやっているなら、イザと言う時に、記録として現れる。そして、そこに姿勢がちゃんと読み取れるもんだ…。

それは、管理を請け負う会社の責任でもある前に、担当者の責任でもある。もし、おじたん。が残りの人生で万が一、ビルのオーナーにでもなれたら、全てをお任せしようと思う会社は五反田にある。不動産会社が消えてしまって、疎遠にはなってしまったけれど、偉い肩書きの付いた人でも、泥まみれ油まみれになって、メンテナンスをキッチリとしてくれる人がいるからなのだ。

製造者の責任を問う姿勢ばかりが強くなりがちだけれど、それは当然として、管理を行う者の責任にも目をしっかりと向けていないと、日本中のあちこちで大変なコトが続いたりするんじゃなかろーか。

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因果応報。

2006-06-13 23:51:02 | 我思う、故に書くなりよ。
妹夫婦が通夜出席のため、甥と姪を預かってお留守番。

誰の不幸かと聞くと、私の同級生のお子さんだと言う。歳の頃なら高校生って話なので、自分も真っ当に生きていたらそんな憂き目に遭うんだろうかなぁ…。

まぁ、同級生とは言っても全く違う生き方を当時からしていたので、無縁に近く疎遠。と言うか、当時は「この世から真っ先に消えて欲しい人間のたぐい…」だった。

学級崩壊という言葉がまだ無かった頃だけれど、私が学ぶ中学校でも同じ状態であった。まぁ、崩壊に勤しむ連中は一部の人間に限られてはいたのだが「全体責任」と言う名目で無関係な人間も懲罰を強いられたりしており、来年は受験だと言うのに、授業が成立したコトが無かったんである。

まぁ、朝のHRからチャイムと言う区切りはあっても、何をやっているんだかさっぱり判らないまま放課後を迎える毎日。授業と言われる時間は教師と奴等の闘争の時間であり、勉強の時間では無い。入試を控えた3年生の頃が最もヒドク、無関係な人間にしてみれば「地獄」。たまに、真っ当に授業が行われる日があるとすれば、奴等がパクられて、生活指導の教師と雲隠れした日でしかない。あるいは、奴等の顔が教室にありながらも静かな日ならば、誰かが中絶にでも病院に出掛けた日か、卒業したチンピラが自爆でもした日ぐらいだろうもんだった。

あの頃の入試は今ほどウェートが重くなく、よほどのコトが無く、無理しなければ希望の高校には入れるモノではあったのだけれど、授業と言う授業がことごとく、発狂した猿の暴動に見舞われた動物園のサル山状態だと、さすがに困る。現役だけなら、身内で鎮圧出来る可能性もあるのだが、「先輩」と呼称されるチンピラがバイクでやって来て火に油を注ぐとなれば、自浄作用を同級生に求めても無理。

唯一の救いが放課後の部活動の時間。成立しない授業は部活をやりながら他クラスの人間と意見交換しながら、教わったりもしていた。でもやはり、発狂したサルの駆除方法を探る毎日だった。

「夜中に1人づつ闇討ちして、ため池に犬神家にしようぜ!」
「水鉄砲にガソリン詰めて、バイクもろとも焼こう!」
「ワイヤーだワイヤー。CBでおちょくればバカだから単車で集まるだろ…」
「ナパーム作ろう! 1人死ねば葬式に集まんだろう…」
「ガセネタで内部抗争誘って、誰かリンチで死ねばもろともパクられるぞ…」

今でこそ「共謀罪」だが、そうしたセクトを作って「抗争」に立ち上がる方がよっぽど世のためだと真剣に考えたりもした。文化系の秀才が集まった放課後だから、いろいろと知恵は出ていたのだが、そうした中にも必ず奴等への内通者がいたりもするので、実現こそしなかったが、いい加減にしないと本当にやっちまうぞ…と言う点にはいたと思う。直接的にも、間接的にも、被害を毎日受けているワケだから、奴等の駆除こそが何よりもの平和だと信じていた。立派な「過激派」だが「暴走族」や「発狂したサル」よりはマシなんである。

だが、我々は限りなく無力で、教師らによる暴徒の鎮圧も成功には程遠く、無意味な1年間を過ごさねばならなかった。願わくば、やがて来る卒業式。

重武装の機動隊が奴等のアタマ目掛けてガス弾を遠慮なく水平撃ちし、ダメを押すかのごとく、重く、鈍く光るジュラルミンの盾でそのアタマをメリメリ…と潰してまわるコトを強く願ったのである。外に徘徊する「先輩」たちはバイクもろとも治安出動した自衛隊の機銃でなぎ倒されて、業火に包まれながら蓑踊りを披露する。奴等を虫けらよろしく掃討した後に、静かに、厳かに行われる卒業式。せめて卒業式だけはそうした静かな雰囲気で終えたかったのだが、奴等の狼藉振りを目にしただけで終わってしまった…。

当時、リアルタイムで「腐ったミカン」が流行ったのだが、腐ったミカンはただ腐っているだけなので、まだ相当にマシ…なんである。テレビドラマよろしく、人情や友情に訴えても、相手が発狂して暴徒化したサルなんだから、現実には全く無意味だと知ったのである。友人同士の対話とか、そうした次元に無く、ただひたすらに、

「キチガイか、そうでないか」

だけ。学校シケ込んで、近所の神社の社務所で乱交パーティーしてくれてるだけ、学校が平和なんだから。そのまんま学校にやって来て大騒ぎするなり、近所の雑木林でサラリーマン相手に売春やってるなんざ「キチガイ」以外の何者でもない。

そんなサルの1匹だったんだな、かの同級生は。暫くは地元のボスよろしく、顔役みたいな雰囲気もあったらしいが、今日のこの日に繋がる不幸を背負い込む。不思議なコトに、奴等の幾人かは不幸に見舞われて、たまに街を賑わしたりしている。

ある者は無免許で人を轢き殺し人生を棒に振り、またある者は自爆して死に、ある者はワイドショーよろしく刺されて死に、本当にワイドショーに出た…。久しい名前を聞いたかと思えば、なかなか不幸な末路だったりする…。生き急いだ…と言えば、美辞麗句だろうが、それらが暴徒化したオスザル、メスザルだと知っていれば、

「ふ~ん…」
「あー。やっぱりねぇ…」

なもんだ…。まぁ、若くしてその人生のほとんどを不治の病との闘いに費やすコトを余儀なくされた故人を思えば、やはり、いたたまれない気持ちにはなるのだが、何か因縁めいたモノを感じてしまったんである。狭い街だから、離れれば存在も消えてしまうもんだけれど、そうした末路話と共に名前が挙がれば「どこどこの息子さん…」ってコトにはなる。また、それはそれで気の毒だが、必ずと言って良いほどにそうした奴等だったりして、その他大勢のみなさんでは無かったりするから不思議。

「地獄に堕ちるわよ…アンタ」

なんてのも、そうした話を耳にする度に、まんざらじゃあないんだなぁ…と。

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わにがめ。

2006-06-13 05:26:35 | 我思う、故に書くなりよ。
近所の川にもいそうな感じがする。

不忍の池で産卵していた立派なのと比べると、ちと妖しいが、サイクリングしながら川面を覗くと、亀がすいすい泳いでいたりするので、ミドリガメかぁ…と、見過ごしていたりするんだけれど、明らかに「アタマが大き過ぎる」とか「甲羅がガメラ並にヤバイ」ってのが一緒に泳いでいたりする。

自転車を止めて、近づこうとしても無理だったりするので、ハッキリと確認したワケじゃあないんだが、明らかにいてはイケナイ存在がそこに存在している雰囲気が感じ取れるんである。まぁ、ミドリガメだって、そもそもは日本にいた亀じゃないしねぇ。

そうした連中がいても、見掛け上はあまり困らないんだけれど、日本固有の種が絶えてしまう原因になるので、人知れず困った問題だからニュースにもなるのだが、そうした日本固有の種を今まで大事にしてきたか? と言うと、ごく一部の「種」に限られたワケで、近所の川なんか固有種どころか、全てが死に絶えた…時期もあったのを知っている。意図的に河川の美化事業に力を注いだことで、とりあえず「鯉」が河に戻ったのだが、錦鯉がこの河の固有種なワケが無い。

あんがいと、チグハグなコトやっている割には新参者にはウルサイのである。

まぁ、危惧されるものは危惧して悪くは無いので、何でもアリよりはマシだと思うが、本来がどうだったのか? 定かでもないのに変な話だと思えるんだけれど、その辺はどーでも良いのかな? 

そうした身近な自然への目配りを全くして来なかった故に、急に厳しい目を光らせる所に役人の無能さ炸裂って感じがありありとしている。河をキレイにすること、そこに住む動植物を深く考えてみること、そうした先にやっておかねばならないコトを省いて「自然を守る」なんてのは恣意的に自然を曲げるコトになりそうな話だと考えなかったのだろうか…。だからと言って、ワニガメだらけでも困るのだが、基本と言うか、根本を学習する機会を省いちゃダメなんである。

地域によっては、1つの河川を学校教育として永く研究している所もあったりして、環境の変遷が受け継がれている場合もあったりする。小学校の6年、中学校の3年、高校の3年と言うスパンじゃ眺めきれないものだけれど、それを受け継ぐコトで、自然に目配りが出来る仕組みが受け継がれるコトが素晴らしい。

こうした長期的な研究は地道で、すぐに結果が出たりもしないコトが普通なので、途中で消えてしまうコトが多々ある。学校と言う単位で言えば、安全管理って観点からそうした課外授業に消極的なところが増えてしまったみたいだ。

何か、街ぐるみ、学校ぐるみ、それも小学校から大学まで一緒になって永く続けていける自然への取り組みを応援できる仕組みが生まれたりはしないものだろうか?

そうした取り組みなら、遠慮なく、自己責任で飽きるくらいにやっていい…と言う環境が中学時代にあった身としては、ワニガメ1匹でも考えるコトは多く、そうした問題に子供が目を向ける環境が無い…ってのは寂しい。

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キングを呼べっ!

2006-06-13 04:42:55 | 我思う、故に書くなりよ。
残念だったねぇ…。あっという間にボコボコにされちゃったねぇ…。

個々に見れば、立派な戦力なんだろうけれど、集まったからといって、それが戦力として戦術や戦略に貢献するだけの団体になれるのかどうか…って感じ。序盤の連携を観ていて、そんな不安があったもんだから、先制点と守護神の活躍は秀でて目立ったのだけれど、押されるとなぁ…。

キングなカズを呼んでおけば、また違ったかと思う。ああいう人って、こう言う大きな大会にこそ必要なんだと思う。まぁ、選手として出場機会があるとか無いとか、そうしたレベルを超えて、彼に代わる個性が育たなかったのか育てなかったのか、惜しい。まとめ役としての個性が爆発できる様な人がピッチに立ってないと…。

獲っておきたいトコロで勝ち点が取れなかったのは痛いんだが、クロアチアにブラジルじゃあ先も暗いワケで、何かの間違いでも起きない限りは非常に厳しい。間違いが起きるような、元気な…と言えば上品だが、押し捲るプレーの完成を見せて欲しいと思う。そこにはカズなりゴンなり、ラモスもいたって悪く無い。あーゆー人達が、あーゆー人達の背中を見て育った人達が、しっかりといてくれないと。何かチーム内で遠慮しながらプレーをしているようで、見ていて歯がゆさが残る。個としては優秀だし、世界に通じるプレーを見せているにも関わらず、爆発が無い。

起爆剤としての『キング』がいて欲しい。サムライにもアタマは必要じゃないかな。

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卓上噴水。

2006-06-12 01:59:55 | 我思う、故に書くなりよ。
もらいもの。

試作品みたいで、微妙に動かなかったので直してみた。納涼っぽくていい感じがする。

補足

もともとはインテリア・グッズなんでしょうかねぇ…。風水関連商品を扱う知人が決算処分をいいことに送り付けて来たモノなのですが、画像はその一部分です。

ちゃんとした水盤があって、そこに貯められた水を電動ポンプでオブジェの天辺から出すのですが、出口にはガラス玉が乗る様になっていて、くるくると回るのです。防水処理されたライトも付いているので、妖しく光りますから、そこそこ面白いのですけれど、このオブジェ(噴水塔)がメインってワケでも無さそうに、水盤にはオフセットされて載せられます。

まぁ、盆栽のベースとか、フィギュアのベースとか、そうした感じでデコレートして使いなさい…的な余地が残されておりますので、なんとかしようかと思いますが、そうした作例とか一切ありませんので、本来は何に使うモノかと尋ねると、風水に使ったりもする場合があるとのコト。

まぁ、それで取り寄せてみたんだけれど、商品としてあまりにもアレなんで、プレゼントされちゃったワケですが、ちゃんとした風水的な卓上噴水ってモノはありまして、龍穴噴水…と言うんだそうです。「水」が風水には欠かせないモノだし、龍も同じですので、水晶玉でも載せれば最強のコラボレーション…なんでしょうか。

ところが、届いて修復に成功した方は『アールデコ』な調子なんですね。洋風な庭園にでも似合いそうな感じなのですが、これも「風水」で良いのだそうです。『水』がキモ…なんですから。風水っぽいデザインのオブジェも送られて来ましたが、構造的な欠陥が多大に見受けられるので、復活には時間がかかりそうであります。

水物インテリア…って言えば、和風な感じのモノはホームセンターなんかでも見掛けたりしますが、ああしたデザインの洗練さとか、完成度がほとんど無い…ってのもスゴイ感じ。まぁ、試作品みたいなので、無理も無いのですけれど、以前にやはり頂いた龍のオブジェ…と組み合わせて『夏休みの宿題』とでもしましょうか…。

先に買って、浮き草を浮かべてある水盆に入れてみるのも面白いかと思います。そろそろそんな季節だし。



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空爆ビデオ。

2006-06-09 04:55:25 | 我思う、故に書くなりよ。
殺されてこれだけ世界のあちこちで喜ばれる人もいないもんだなぁ…。

世界で最も嫌われているテロリストの子分がようやく始末されたワケで、コイツの指令でいったい何人が生きながらにしてその首を切断されたのだろうかと考えると、その最後は「ドカーーンっ…」っと、なんだかあっけない感じがした。

モノクロの映像は、とある家屋を中心に高い位置からゆっくりと回りながら眺めているんだが、程無くしてその中心が「どかーーんっ!」。そこが奴らの隠れ家だったらしい。なかなか豪快などかーーんっ! だったが、それから暫くして再度、どかん! って感じで終わっている。「TVゲーム」とか言われた、良く考えれば残酷だが、見た感じは淡白な、非常に無機質な映像。

対して、奴らがコトあるごとに見せ付けた映像は、カラーで、非常に生々しく、見るのもおぞましい…程にこの世の悲惨が溢れている。まぁ、生きながらにして大型のナイフで首を切断される映像なのだから、当てはめる言葉は幾らでも沸いて出て来るだろう。

こうした戦いを続けないと、彼の地に『平和』は訪れないと言われている。本来なら、フセイン政権の崩壊で、丸く収まるハズだったし、その残党が多少暴れたとしても大したコトも無かったハズだったのだが、ぐちゃぐちゃ…に。

「昨日の敵は今日の友…」だったらまだ良くて「今日の友は明日の敵」だったりするので、虐殺なんてのも起きている。目の前にいる人間が「友人」なのか「敵」なのか、判別も出来ないほど混沌としてしまった。明日、敵になるなら今日のうちに…ってコトだろう。どちらかの明日を絶たないと明日が来なくなる。

まぁ、テロリストとの戦いはそんなもんで、ゲリラ戦みたいなもんだし、ベトナムでもそうだった…と言われている。婦女子や子供は一見、関係ないだろうに思えるが、彼の地では遠慮なく突然として「敵」だったりするのだから、先行きが見えなくなるのも致し方ないが、複雑な事情があるにせよ、やれやれ…。

「そろそろ自分達でしっかりやんなさい…」

って時期が来ているのだけれど、それすらままならないとなると、やはり関わった以上は面倒見てあげないとイケナイしねぇ…。仮にテロリストがいなくなれば、落ち着くのか? と言えば、なかなかそうでも無いらしいところがなぁ…。

そうした感じで言えば、武装しているとは言え自衛隊の活動ってのは、こうなってくるとなかなかな感じがしないでもない。役割が分担されているとは言え、危ないから武装しているコトを余儀なくされているワケで、活動自体は当初は「なんだかなぁ…」って感じが漂っていたのだけれど、なんでもかんでも肩代わりしているワケでも無さそうだし…。まぁ、他の国の軍隊に自衛隊が守られて…って形であるコトも忘れちゃイケナイんだけれどねぇ…。

なんか、もうちょっと腹を割ってさぁ、殺し合いに来ているワケじゃないんだからさ、もうちっと何とかしようぜ…的な話をしてだね、邪魔なテロリストを除いて行ける方向に行ければ良いと思うんだけれどねぇ…。あっちの神様もこっちの神様もそうした方向を望んでいるんだとは思うんだけれどなぁ…。

ま、なかなかな子分が始末されても、やけにリアルとやけに無機質な『殺し合い』はまだまだ続くんだろうねぇ…。親分も始末しないと、その先があまり見えて来ないとも言われているし、代わりは幾らでもいるんだろうしなぁ…。

やっぱり『やれやれ…』だなぁ…。

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ぐるぐるの発見。

2006-06-09 03:45:01 | 我思う、故に書くなりよ。
梅雨が本格的に始まろうとしているが、相変わらず『なめくじごっこ』がブームだ。

んでまぁ、姪とナメクジの視点で世相を切っているわけだが、

「おじたん。ちょっと指貸してぇ~。」

と言うから、なめくじをそのままぬぅ~…っと出してやると、しげしげと指先を見つめている。

「おじたんもぐるぐるだぁなぁ…」

ぐるぐる? 何ぞ、そわ…。お腹は壊していないぞ…。

「ママもぐるぐるだったんだよ。パパもね…」

んん? パパもママもぐるぐるだとぉ? 加えておじたんもぐるぐる…。

「ほら。ぐるぐる。」

親指をぬぅ~っと差し出すと、そのお腹を誇らしげに見せる。
おおおっ! 確かに。ぐるぐる=指紋だったんである。

そうか。ぐるぐるを3歳にして見付けたのか。なかなかやるなぁ…。まぁ、それが誰一人として同じなコトは無い…なんてのは判らなくとも、人の指には「ぐるぐる」があるコトの発見は偉大だ。

「おお。偉いな。じゃあ珍しいぐるぐるを見せてあげよう。」

おじたんは左の親指のぐるぐるを見せてあげた。

「わぁ…。ぐるぐるじゃないねぇ…。ぐちゃぐちゃだねぇ…」

神妙な顔付きで、食い入る様に見とれて放さない。しまいには「虫眼鏡」まで持って来てじっくり観察し始めちゃった。

「おじたん。これはどーしたの?」

まぁ、大抵の人は「ぐるぐる」かそれに近いが微妙に違う指紋を持っているが、おじたんの左の親指はこれまた違っている。

「あー。これはねぇ、切れちゃったのでくっ付けたんだけど、ズレちゃったんだよ」

簡単に言えば、指のお腹をバッサリともげそうに切っちゃったんである。骨が入っていたからもげなかっただけで、切った本人がびっくりしたくらいに切ってしまった。
こうなると「絆創膏」の出番は意味が無いので、病院で縫合してもらったのだけれどお陰で指紋が斜めにズレちゃったんである。

そんなワケで、ぐるぐる…について見れば、切り方を思い切り間違えた「ロールケーキ」よろしく「ぐちゃぐちゃ」だったりする。

「ちょーなのかぁ…。痛かった?」
「ああ。ものスゲー痛かったぞ」

と、話は「痛いコトした自慢」に代わり、3歳ながらもかつて経験した全ての「痛さ」をじっくりと思い返すようにお話してくれた。41歳になったおじたんとしては、御幼少の頃には切り傷が絶えなかったものだから、それなりに痛い思いもしてはいるが、昨年の3月に味わった『歯痛』は『ベストオブ思いっきり痛ぇ!』と言うか『ワーストオブもう死ぬぅ…』な感じで、今のところ生涯でトップを独走している。

何か抑えて痛みが治まるとか、和らぐとか、そう言う場所ならまぁ、何とかなりそうな感じだし、実際にそうだったりもするんだけれど、脳みそが激痛なワケで、病院の床をゴロゴロ転げまわりながら頭をガンガン叩きつけても『猛烈に痛い…』ワケで、死ぬ事で痛みが消えるなら死んでしまいたい…ぐらいに痛かったなぁ。

てなワケで、指がもげそうになるなんてのは見た目が派手なだけで、痛さは大したコトは無いと言える。まぁ、齢3歳にしてそんな痛みをやたらと経験されても良くないので、可能な限りは無難に過ごして頂きたいのであるが…

「ちゅげーよ。泣いちゃったんだよ。」

と、自慢げに話すが、この娘は耳鼻科検診で鼻の中を覗かれようとしただけで、びーびー泣くワケだから、やはりまだ経験が足りないな。

そんなコトはさておき「何故ぐるぐるがあるか?」と言う疑問がいずれ生まれて来るであろうが、これに付いては諸説あって、どれもがそれらしく、これだっ! って答えは無いモノと記憶しているが、霊長類ならあるらしいぐらいしか知識をもっていない。ネコの肉球には無さそうだなぁ。カエルなんか吸盤だったりするし。ウシは鼻のジメジメした部分が指紋と同じ様に、個体ごとに違うと聞いているが、指じゃないしなぁ。

まぁ、そうした『秘密の発見』と『謎解き』ってが『科学』なんである。理科離れが叫ばれて久しくなるが、そうした入り口をつまらない理由で狭めてしまった大人の都合…で子供の将来を左右してはあんまりイケナイ。暇なおじたんとしてはじっくりと付き合ってあげるべきなのであるな。なめくじの視点で…。

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なめくじごっこ。

2006-06-07 17:59:46 | 我思う、故に書くなりよ。
3歳の姪と一緒にブームになっている。

まぁ、チョキをひっくり返してうねうねしておけば「なめくじ」なワケで、余った手の方でグーを作り、重ねれば「でんでんむし」にもなるのである。

「もうじき、ちゅゆですねぇ…」
「あー。おじたんなめなめは梅雨はイヤですねー」

と、季節の話題から、夕方のアニメの話題とか、入院しているばあちゃんの話題なんかをなめくじの視点で語り合うのである。

実は、おじたん。としては「なめくじ」も「でんでんむし」も好きでは無い。どちらかと言うと、死ぬほど嫌いなのであるが、チョキが「なめくじ」なのはなかなか良いと思ったので、付き合っている。

姪はまだ出来ないが、おじたんなめくじは目に当たる指をそれぞれ独自に引っ込めたり、伸ばしたり、リアルな動きに努めているが、それが出来ない姪にとっては実に歯がゆいらしく、禁じ手にされてしまった。おまけに、絶えずピンと伸ばした「元気ななめくじ…」を維持しなければならず、うなだれた感じの哀愁を帯びたなめくじも禁止なのである…。結構、しんどい…。

かつては布団にくるまって「太巻きごっこ」なんてのもブームだったが、疲れて寝てしまうと「す巻きにされて放置されたリンチ死体…」な感じが漂うので協議の末遊ばないことになった。

もうじき訪れる梅雨に、でんでん虫の観察が楽しみでもある。何より、それに備えて新しい長靴と傘を買ってもらった姪の喜び様は爆発状態。ちょっとでも雲が空を暗く覆うと、傘と長靴の用意をいそいそと始めるのである。

見なくなったのか、見られなくなったのか、昔ほどじっくりと見る機会も減ったものだが、じっくりと見る機会を与えておくのも良いコトだと思う。触ると何かと恐ろしい生き物だったりもするんで、勉強なのである。

ゆくゆくはバルカン人の挨拶とか、ぐわぁしっ! ってのも教えておかないといけないなぁ…。手指の発達は脳の発達にも繋がるんである…らしい…。

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ライト問題 ひゃっほー!編。

2006-06-02 21:49:41 | おじたん的自転車生活。
マグライトいらねーじゃん…。

まぁ、あっちは接近戦闘用に使えると言う用途があるんで、同列に扱うのは間違いだが、単に明るさをある程度の時間維持したい…って場合は、『銘柄12』さいこー!。

単3アルカリ×4本だよ、これ…。何、この、明るさは…。

日が暮れてから1時間ほど乗って使ってみたが、多少、明るさが落ちた気もするんだけれど、必要にして十分な明るさが残ってるのが実に妖しい…。中心部の明るさは言うまでも無く、周辺部もそこそこ明るいので、使用感に不満ないや、これ。

最初に点灯させた時に、その明るさからもっと、あっという間に、ガックリと明るさが落ちるもんだろう…と考えていたので、この妖しさ炸裂なライトはやっぱり妖しい…ってコトで良いんじゃないかと思う。いい時代になったなぁ…。

ただ、光質と言うのか、LED独特の冷たい光なので、陰影が見慣れないと判りづらい感じはする。もう少し暖かみのある光質であれば、照らされたモノの実感がより掴めるんじゃなかろうか…。そして、もう少しワイドな配光であれば、申し分無いと思うが、現状でも必要にして事足りているので「やっちまった…」と言う気分はさらさら無いねぇ…。

最近のモデルだと、点滅機能が付いていて、より存在感をアピール出来るモデルもあるんだけれど、これには付いていない。まぁ、点滅照明で乗っていてどうかと思うんだが、夕暮れなんかはさほど照明としては要らないけれど、アピールした方が良いって場合の機能だから、付いていても悪くはないねぇ。まぁ、普通の白色反射板が自転車に付いているんで、どちらかと言えば「光量2段階切り替え」とかの方がウレシイ感じがする。

また、この『銘柄12』(EL-500)は30m防水が施されており、多少の雨でも機能は保たれる。ヘッド部を外して電池を入れ替える時に、白いゴムリングがその役目を果たしているコトがイヤでも判るのだが、これにはしっかりとグリースが塗られている。この辺のメンテを怠ると防水機能は失われるので、それ用のグリースは探しておいた方が良いな…。

ブラケットの自転車への装着も簡単。そして、ブラケットへのライトの脱着も…ちょっと渋い。まぁ、使っているウチにあたりが良くなるだろう。しっかりとロックされる仕組みになっているし、その材質も本体と同等らしいので、そうそう破損してしまうコトも無さそう。ちなみに、ライトを装着しても左右に少々振れる様になっている。これにはロックが無い様なので、使っているウチにあたりが出過ぎてフラフラになるんじゃないかと思ったりするんだが、ブラケットはパーツとして販売されているので、交換すりゃいいのか。

自転車用にはもったいないほどの明るさなので、どうせならストラップでも付けられる様な穴が欲しいトコロ。本体のデザインはさほどスマートとも言えないので、脱着が簡単なだけに、ポケットに…と言う大きさでは無さそう。ヘッド部は缶コーヒーよりもちょっと太いし。

単3×4本、LED1灯…でこの明るさは驚きだが、その秘密はリフレクターにもありそうで、先にも書いたが2重になっている。大きなリフレクターの中央に小さなリフレクターがあって、それぞれの内面には短冊状の反射鏡が並んでいる。どれも同じ配列かと思えば、上下左右で違っているし、内側の小さい方も微妙に違えてあり、これで配光しているらしい。

「内側のリフレクターを塞いだらどうなるのか?」

と、思い、レンズ面の中央に10円玉を貼り付けてみた。すると…真ん中は光を通さないのに、貼っていない時と同じ様に焦点を結んでいるのである。代りに、その周囲の光量がのきなみ落ちる。単に明るいLEDにレンズを付けました…ってライトでは無いのだ。

んー。ライト問題はこれにて解決。最初からこの特性を知っていれば、希望小売価格でも満足だったと思う。今回はネットでさらに安く求めるコトが出来たので大満足。(初期不良…ってトラブルはあったが…)どこでも手に入る単3アルカリ4本で、この明るさと持ち時間は、知らなかったとは言え、驚きである。多少、ずんぐりむっくりなデザインは好みの分かれる所だと思うが、しっかりとした明るさと、従来の感覚で使うとやっぱり驚く持ち時間は、自転車用乾電池式LEDライトで迷ってる方には絶対オススメだと思う。

でも、やっぱり金属ボディーは欲しいトコロかな。落したらパッキリ逝っちゃいそうだし…。将来に期待しよー!

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