おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

他人のそら似。

2005-04-30 05:40:41 | 我思う、故に書くなりよ。
ネットであれやこれや見て回ると、面白い写真やら貴重な映像やらが何となく手に入る。
それらの真偽はともかくとして、個人で楽しむなら問題は無さそうなので、あれやこれや集めていたりするのだが、最近、ぎょっ! …っとする画像を見つけた。

どうみても自分。自分の顔がネットに出ているのである。

1つは良く見ると違うのだけれど、もう1つはすげぇくらいの勢いで似ている。つるつるになる前の自分と称してメッセンジャーに使ってみたりすると、知った顔でありながら非常に都合良く友人を騙せるのである。うしし…。

良く見ると違う方の人は、かの有名な開高健氏。だいぶ昔に「似ている…」と言われた事はあるし、氏の作品もそのほとんどを読んでいたので、まんざらでも無かったのだが、言われた頃は私はまだ20代って事もあって、単純に「オッサン顔」なんだなぁ…と思っていた。

そんな私も40になるワケで、久しぶりに氏の写真を見たら、確かにすげー似ている。氏は既に故人となられ、13年も経っているが、お会いした事のある人に聞いた話だが、声までも似ているそうだ。骨格が似ているからなんだろうねぇ、きっと。だが、氏の若い頃の写真を見ても、あまり私とは似ていない気がする。ベトナム戦争取材時の写真辺りを見ると、似てるんだなぁ、これが。そんな氏の足跡を辿る事の出来る記念館が茅ヶ崎にあるというので、訪れてみたい。どうも、生前のご自宅がそのまま記念館として市に寄贈されての事だそうだ。興味ある人はググって頂きたい。TOPページのモノクロの写真なんか、そっくりなんだ、これが。ほとんど毎日「家にたれこめたきり…」ってのも同じだが、氏は作家として「たれこめたきり…」なワケで、無職の鬱病な私とはえらく違うワケで…。

さて、ネットで見つけたうりふたつのもう1人は、どこの誰何だかさっぱりである。自動車の画像掲示板にいきなり現れたが、その1つ前は、二次板と称されるアニメ系の掲示板に「晒された…」らしい人物の顔である。この顔には正直かなり驚いた。恐らく、私を知っている人が見れば、その全ての人が「私」だと言うと思う。自分だって、いきなり見せられたらそう思うかもしれないほど似ている。

顔つきも髪型も、メガネも、その向こうの目も、下ぶくれの二重あごさえも、私なのだ。鮮明な画像では無いので、ホクロやらを探せば違うんだろうけれど、新鮮な驚きなのか、ちょっとイヤ気な驚きなのか、複雑な感じ…。

でもまぁ、日本が誇る「文豪」と似た顔の持ち主でつくづく良かったと思う。氏の釣行記を読んで釣り好きにもなったワケだし、世界の広さも知ったわけで、オッサン顔であってもそれはそれとして何だかウレシイんである。これが、後世に名を残す様な変態殺人鬼に似ているとしたら、かなり鬱が強まるだろうし、間違ってもブログで「似てるんだぜ~! へっへ~!」とは書きたくは無いな。

ちなみに、うちの妹はキョンキョンに似ている。齢を重ねた小泉今日子がCMに出ていたりすると、そら似ではあっても、ちょっと自慢したくなったりする。だが、妹として過ごして来た中では到底アイドルとは思えないのが現実だったりする。幾ら似てはいても、あっちはあっち、こっちはこっち…なんだなぁ。きっとアイドルを身内から輩出した家庭ではそんな感じなんじゃなかろうか。

いや、しかし「文豪」って何だかいいなぁ。どうせヒマなんだから、何か書いてみようかなぁ…。まぁ、ブログがいいとこって感じだろうなぁ…。そんなワケで、本を読み返してみる事に目覚めたGWの1日目であった…。言わずもがなだが、無職のたれこめたきりにGWもヘッタクレも無い…。

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その他もろもろ…。

2005-04-29 05:40:14 | 我思う、故に書くなりよ。
★携帯のカメラにカール・ツァイスかぁ…。

世界で最も有名な光学レンズメーカーだったりする。以前、この会社の社史をひもとく書籍を買って読みふけったのだが、どこへ行っちゃったんだろうなぁ…。すげえ面白かったので、売っていれば買いたいんだけど、まぁドイツのこの手の製品は昔から品質が高く、カメラのライカなんてのも有名すぎるワケで、精密機械にかけちゃ非常に優秀な商品が多い。

日本ではCONTAXブランドでカメラと共にツァイスのレンズが使えていたワケで、ライカを買えない身としては有り難かったって事もあるが、まぁ、驚くほど性能に差があったのは昔の話で、日本のカメラメーカーのレンズだって優秀になってしまっていたので、それほど格別とは考えてなかった。むしろ戦争に翻弄された会社の運命とか、すげぇレンズを開発しまくった技術者の話を考えると、やはりタダ者では無いんだよねぇ。

「うわぁ、凄ぇ…」

って言葉を失ったのは、ライカの光学顕微鏡に付いていたツァイスのレンズ。普段はニコンの光学顕微鏡で写真を撮っていたのだが、これだって相当高価だった。もちろん、レンズ周りは購入時一番性能の良い物を買っているので、メンテナンスさえしておけばそうそう悪い物でもない。

ところが、病理の教授が写真の仕上がりに満足しなくて、自分の使っている顕微鏡と見え方が違うと言ってきた。研究施設に置いてある顕微鏡は、ほとんどが同じメーカーなので、何だか妙な話だと思っていたのだが、実は自分の研究費でライカの顕微鏡を調達していたのだ。これがまた他人には見せないって言う謎のベールに隠された感じでもあって、詳細を知る人は少なかったらしい。

ある日、ちょっとちょっと…って呼ばれて、お茶をごちそうになり、どこぞの製薬会社だかのお中元の水ようかんだかを食べながら、顕微鏡写真の話になり、ついにライカの顕微鏡システムと対面出来る事になったのだ。まぁ、教授は自身でも写真を撮っていたのだが、絞りの使い方を良く判っていなくて、見た目通りに写す事が出来ずに困っていたのである。むしろ、ライカというブランドに裏打ちされた品質が国産の顕微鏡よりも劣って見える事が不思議だったらしい。

たまたま、撮影で預かっていた切片の標本があったので、それをステージに載せてピントを合わせ、絞りを調節してやると、めちゃくちゃシャープ。それでいて欲しくても出せなかったコントラストがそこにあり、ニコンとは明らかに差が付いて見えたのである。それはちょっと、感動というか驚き。

ドイツ語の説明書は読めなかったが、構造的にも変わりは無いし、モニターシステムが付いている位の違いしかなかったので、快適に覗いて見える様に調節してあげると、ひどく驚かれた。と言うか、驚いたのはこっちだ。目が潰れそうな光量で覗いているんである。10分も覗いていたら、目がどうにかなってしまいそうなむちゃくちゃな光量で、毎日エライ時間覗いていたってのも、医者としてどうかと思ったんだが、そん時は怖くて言えなかったなぁ。

ともかく、あー。世界の名品はやっぱり違うんだなぁ…ってのが目に見えたワケ。デジカメなんかでもツァイスのレンズが売りってのも最近じゃ多い。何気なく使っている人も多いんだけど、実は凄いレンズなんだよねぇ。そんなのがケータイのカメラに…って事になれば、なんだかもったいない気もするがそうでもしないとツァイスも大変らしい。

★スイスのアーミーナイフの2大巨頭が合併。

まぁ、どっちがどっちだかパッと見じゃ判らない様な「十徳ナイフ」を作っているビクトリノックス社がウェンガー社を吸収合併するんだとか。もう、だいぶ以前から、価格が暴落していて、手の届かなかったビクトリノックスのチャンピオンなんかが簡単に買える様になっている。と、同時に、ウェンガー社のアーミーナイフを見掛ける機会が少なくなり、あらら…っと思ってはいたのだが、経営が苦しかったようで。時計とか売れてそうだったんだけどねぇ。

んで、まぁどっちか持ってれば良いわけだし、大きな違いも、ラインアップも変わりない。中華的な事情によるコピー商品とは明らかに違う品質だし、シェアを喰われるってのも妙な感じだけれど、機能的にコピー品でも「差が無い…」って所が致命傷と言えばそうなのかもしれない。切れなければ研げばいいんだからねぇ。

昔から愛用している身としては、ちょっと嬉しい期待もある。十徳ナイフに付いているハサミがウェンガー社式のバネ…になったら、うれしいんだなぁ。ビクトリノックス社式のスプリングだと、何だかヘナヘナしちゃってなぁ。こうした、実に細かくてどうでも良い様な所が違っていたりもするのである。
小さな工具箱…とは良く言った物で、まさにそれ。ナイフのナイフたる「大刃」なんかほとんど使う事は無いが、その他に付いているハサミだのヤスリだのドライバーだのが重宝するのである。品質がしっかりしているので、多少無茶してもガタが来る事も無いし、仕上げがキレイなので無駄にネジ山をなめたりもしないって所は流石にスイスだぜ…って感じ。ちなみに、常用しているのはチャンピオンでなくて、PC用の工具の付いた「サイバーツール」。ビット交換式のドライバーはなかなか重宝している。個人的には「ソルジャー」にノコギリの付いた「ファーマー」なんかは実にシンプルでいいと思うので激安の殿堂でも探そうかなと…。

ただ、ナイフって考えると決して使いやすい物でも無い。ちゃんとしたナイフの方が使い勝手は格段に良いし、あくまでも「小さな工具箱」だから。おまけに、昨今の世情はこうした便利な商品にも冷たい目をくれるんである。便利だから…って持って歩いていると、軽犯罪法やら銃刀法やらで捕まったりする。厳密に言えば、刃渡りがどうの、鋼材がどうので法に触れる事も無いのだろうけど、ナイフはナイフなんである。十徳ナイフも十把一絡げ。歴史もその成り立ちもヘッタクレも無い。日本の伝統でもある「肥後の守」とか「ボンナイフ」なんてのも同じ憂き目だろう。少年には欠かせないアイテムだったんだけどなぁ。

日本向けに、大刃の無いモデルとか出したらかなり便利だろうし、売れると思うんだけどなぁ。ナイフって意味では小刃が付いていれば事足りるだろうし、これだったら持ち歩いてもあまり文句言われなくて済むんじゃなかろうかと。変わりにUSBメモリーでも付けておけば、まさにステーショナリー。

ブランドとしてウェンガーは残るらしいので、製品が消えてしまうワケでも無さそうだけど、なんだか寂しいのはCONTAXが日本から消えちゃったのと同じだなぁ。

★ドコモのプレミアクラブのケータイケース。

ポイントが貯まるといろいろ使えるんだけど、あんまり貯まらないのでオリジナルグッズのストラップとケースをポイントと交換してみた。ストラップはもう少し大きい物かと思ったんだけど、意外にも小さく、商品説明に書いてある通りだった。(当たり前だが…)

ケースはBEAMSブランドの帆布製なんだが、トートバッグをそのまま小さくした感じ。ケータイのケースも凝ってしまうとあれやこれや買ってみたりするんだけど、未だにこれだっ! って物に行き着かない。途中でケータイを替えたりするから尚更な状態が続くのであるが、今回のグッズはなかなか良かった。ジーンズのベルトループに付けて使っているが、可もなく不可もなく、落ち着いている。

この、落ち着いて…って所が実は重要なのだ。ウルサ過ぎずにしっくりと用を成すって物はなかなか無い。トートバッグの取っ手の片方がバックルで外れる様になっているだけで、もう片方は、実は邪魔なんだけれど、そういうデザインだから仕方ない。ケータイが飛びでない様に止めてるフックもベロクロだし、高級感とは無縁な物だが、絶妙にしっくり来ちゃっているのである。嬉しくもあり、なんだか拍子抜けしちゃった感じがしないでもない…。

★免許の書き換えは…。

GWの連休中でも、2日はやっているらしいので、いよいよつるつる頭持参でって事に。

アフロで乗り込むつもりだったのだが、ちゃんとしたアフロを入手するのも面倒になったので、つるつるのままのボクで…。

つるつるは実は結構大変だって書いた。つるつるにして24時間も経つと、じわじわと生えて来る髪の毛が微妙にかゆいんである。それを凌げば、なんとか「いがぐり頭」となって落ち着くのだが、それも本来の趣旨とは違うので、やはり剃り落とす事になる。しっかりとシェービングしたつもりでも、かなり髪の毛の抵抗は大きく、タオルでつるつるをしゅるしゅる…なんて事は無理。抵抗が大きく、頭ごと持って行かれる程なのである。脱毛でのつるつるとはやはり違う物なのだと実感するのだが、しっかりと髪の毛が生えてくる事もまた嬉しい。

意外にも髪の毛って生えるというか、伸びるのは早いって事も判った。ほんの数時間でザリザリ…って肌触りになっている。とは言え、頭皮はあまり深剃りが効かないみたいなのも理由の1つかもしれない。ヒゲの方が深剃りが効くので、同じ様にそっても、頭の方が毛の生える感じが早かったりする。

今まで無くてはならないと思っていた物が、あっさりとキレイさっぱり無くなると、これはこれで良いかな…とも思えてくるから不思議だ。まぁ、つるつるは受け取り方にも差違があるので、一概に良いか悪いかは意見の分かれる所だけれど、当人としてはそれほど悪い物では無いと思っている。なまじ、生えてるから薄毛だの抜け毛を気にするワケで、元々無ければあんまり余計な事も考えなくていいんじゃないかと思ったなぁ。今まで気にしていたのが何だったのか不思議な気持ちでもある。

急に髪の毛が無くなったので、小さな姪は恐れおののいているらしく、伏し目がちである。それもなんだか変なので、帽子を買った。ダイソーで100円で売っているおばちゃんのアイテムらしきデザインであるが、何という名前の帽子なのか忘れた。黒とオリーブがあったので、ミリタリー好きの私にはナイスな選択肢であり、両方買っても200円。チューリップと呼ばれる種類の1つなんだろうなぁ。ひらひらはしてないんだけれどね、西部警察で渋いおっさん刑事が被っていた気もするなぁ。

まぁ、そんなこんなで、4月もおしまいってところだなぁ。

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100人を超えてしまった…。

2005-04-28 14:04:38 | 我思う、故に書くなりよ。
今回の大きな事故。乗客もろとも運転手を自爆に追い込んだ「教育」と言う名の前近代的な強制なり強要の結果じゃないかと言う話も出て来ている。実際に他の裁判の判例上そうした指導が行われている事が判っているし、現在もそうした指導教育が行われている事が確認されている。

そうしたプレッシャーが指導上必要だと、JR西日本の会長も認めているが、その内容があまりにも現実と解離していて、指導を受けた者が自殺に追い込まれる事になっていて、到底運転技術の再教育とは思えないものである事を理解している上での発言なのか疑問が残る。また、そうした指導を行っている事に対して、企業に責任が無いと判断した裁判も何を見ているのか疑問が強く残る。ペナルティーと言う意味では何となく理解出来る面もあるが、それだけでは得られる物は少ない。

技術が未熟ならば、技術を高める指導や教育をしなければならないのだが、この会社は精神を鍛え直せば何とかなるとでも思っていたのだろうか? 指導や教育と称して行われていた事が明らかになるのを見ていると、何か戦前の思想教育みたいなモノを想像するし、北朝鮮のそれとも似ていなくは無いと思う。それが効果的な物なのかどうなのか、言わなくても判る時代だと思う。

ハイテクを駆使してシステムを構築し、世界一の安全を自負し誇った日本の鉄道って、裏では恐ろしい程のアナログ以前の「精神論」の上で成り立っていたのかと思うと、こんな惨事が起きなくても恐ろしい。

また、こうした惨事が起きないとこうした問題が見えて来ないし、表に出て来ないのも、前近代的な事象だと思う。大きな列車事故は何も今回に限った事では無い。今までも事故に際して調査が行われ、結果が公表され、再発防止を計ってきたのだとは思う。だが、今までのそれは、こうした見えて来ない事情にまで踏み込んだ物なのかどうか? 事故を科学的に物理的に分析解明する事はもちろん必要な事だけれど、それだけに力を注ぎ、見えて来ない背景にまで踏み込んだ調査や分析をしていなかったのではないだろうか?

欧米の航空機の事故の調査ではそうした分野にまで、踏み込む事が当たり前となっていると言う。人間がミスを起こす事は「必ずある」との前提で調べるために、人間関係や、そこに隠れている「事情」まで調べて報告する。ミスの本質を見抜かなければ解決と予防には役に立たないと、考えているからだ。その上で、人間を補う形でハードウェアの見直しを行い、事故を防ぐ対策としている。落ちたら最後…って事では電車よりも厳しい結果しか無いと言う事もあるんだろう。

原子力発電などのシステムでも同じ様な対策と聞いた事がある。でなければ、原発なんかあちこちでメルトダウンしていてもおかしくない程、人間はミスを犯す。実際にそうでないのは、人間はミスを犯すと言う前提の元、それを防ぐシステムが構築されて来ているからである。そうであっても些細な事故は起きている。

ミスやトラブルは決して無くなる物ではない。そうした前提で安全を考えないと、こうした事業は成り立たない。起きてしまった事故を教訓として生かさなければ、無策と企業体質を叱責されても致し方ないと思う。記者会見を見ているだけでも、いかに何もして来なかったかが判るではないか。危機管理すら行えないインフラ事業者だったのではないだろうか?

幸か不幸か、災害に対処する側の行政の対応は素早かったと思う。阪神淡路大震災を経験している警察や消防、行政の対応は経験に生かされた物がしっかりと見て取れる。あまり活躍の場もなく撤収してしまったが、自衛隊への災害派遣要請も適切だったと思う。惜しむらくは、そうした過去をしっかり生かせる精鋭が集まっても、何から手を付けて良いか判らないほどの惨事であった事だったと言う事だと思う。だが、彼らは必ず、次に起こる災害にこの経験をうまくフィードバック出来るんだと思う。

事故の原因の裏側に何があって、何がいけなかったか? そこまで踏み込んで解明して、きっちりと責任の所在を明らかにし、また、それを償わせないと、亡くなった方々に無礼であるばかりか、遺された遺族に対しても無礼でしかない。隠れて表には出て来ない裏の部分まで明らかにする事は、企業がひっくり返る事にもなりかねないのだけれど、そこまで完遂してこそ「謝罪」であるのではなかろうか。また、そこまでやらない限り「安全」だの「信頼」は、もう有り得ない。鉄道事業に関わらず、旅客運送を事業としているならば同じだろう。以前と同じ事で事態が収拾されるならば、同じ様な災害は必ず起こる。

監督する側の行政も、以前と同じ対応では何も変わらない。かなり踏み込んだ姿勢で望まないと安全を維持する事は出来ない事は、今回の惨事で充分に判る事である。事故は必ず起こる。それを小さく、些細な物へ変えるのは、技術の向上だけに限らない。それに携わる人間がいかに管理されて、どの様な指導を受け、どう業務に接しているのか、その上で安全を維持するためにどういう取り組みを行っているのかも重要な事である。秒単位の遅れが人格を損なう様なペナルティーを招き、その積み重ねが何を起こしたのか? 運転手の個人的素因とするのは簡単な事だが、そうした素因を見抜けなかったのか、または育ててしまったのか、誰もが納得のいく調査や捜査と分析による結果が待たれる。

犠牲となった人達は、ただ電車に乗っていただけなんだからねぇ…。

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乗っていても判らない。

2005-04-25 19:13:19 | 我思う、故に書くなりよ。
派手で大きな電車の事故を朝から見ている。

かつて、サラリーマンしていた頃は、延々と2時間近く電車を乗り継いで都心まで通っていた。
私鉄は余程の事が無いと止まったり、遅れたりはしなかったのだが、JRだと何だか良く判らない理由で遅れていたり、停まったりする。終点の東京駅までの目安が立てば、何となくどうにでも出来るのだけれど、非常に漠然とした情報しか伝わって来ないので、不用意に乗り換えるのも不安だし、併走している他の線も不通になる場合が多く、いかんともし難い事が多かった。東京駅に近づくにつれて遅れは大きくなり、まぁこれは電車が詰まってしまっているのでどうしようも無いのだろうけれど、品川に着くまでは何も出来ないに等しい。

座って腹を据えて、寝込めればまだいいのだが、立っているとどうにも我慢出来ずに腹立たしくなる。満員を超過した人間で詰まった電車の中は殺伐とした空気で満ち、蒸し暑くなると同時に、息苦しくなる。気を利かせて窓でも開ければいいものだが、それとて開けた開けないで揉め始める始末。

「申し訳ございません…」ってアナウンスは幾度と無く聞こえるのだが、詳しい事が全く判らないから余計にイライラする。「かくかくしかじかで、電車動けませんし、ここで降ろすわけにもまいりません…」って話なら、諦めもつくのだが、動いたかと思うと、また停まって、暫くの時間が流れ、また動く…って事の繰り返し。

そんな事があまりに多く続くので、これからも乗らなければならない事も考えて、広帯域受信機ってモノを大枚はたいて買ってみた。通常のラジオと仕組みは変わらないが、拾える電波の範囲が広く、普通のラジオでは聴けない無線が聞けるのである。

これで、電車と通信司令室のやりとりを聞くのである。だが、何も用事のない時は聞いていても「ぴーーーーー…」って言う音しかしない。ピー線と呼ばれていたんだと思うが、何か事故や、故障で運行に支障が出れば、無線でやりとりされるので、これだとアナウンスされない事情が判るのだ。

おかげで、ほとんどの場合「諦めがついた…」状態で過ごせた。これは何も判らないで乗っている状態とは明らかに違い、精神的なゆとりが違う。

と、同時に「何故詳しくアナウンスされないのか?」と言う事情も判り、これは仕方ない事である…と言う納得もいく。

「えー、ただいま運転手と車掌でバラバラになった轢死体を片付けており、警察官の到着を待っている状態です…」

とは、アナウンスしない方が良いだろうし、出来ないよなぁ。大抵、アナウンスでは「負傷者の救出作業中でございます…」って事なんだけど。

事故でなくても、電車は遅れる。大雪なんか降ると、軒並み遅れ始め、途中で停まる。こうした場合は大体の察しが付くので、諦めも早いが、動くのか動かないのか判らなくなってくると、閉じこめられた人間の心理は逼迫してくる。電車が数珠繋ぎ状態で詰まってしまい、駅という駅のホームから人がこぼれ落ちそうに溢れている状態が続いているので、おいそれと駅に入るのもままならない状態だと思うので、詳しい事が判ればこれだって諦めも付くし、落ち着きも出るのだが、そう言うアナウンスは一切無い。人身事故じゃ無いし、詳しい事情を少しでも伝えてくれれば、缶詰になってはいても、ある種天災みたいなもんだし、頑張ってる鉄道会社にも同情くらいはするだろう。

ところが、何も詳しい事はアナウンスされないのである。

「えー。大雪のため、ホームから人が溢れております。危険な状態を超えており、列車が駅に近づくのを控えさせて頂いております。ちなみに、他の交通機関でも遅れが酷くなっており、駅前のタクシーすらなかなか動けない状態の様です。ついで申し上げますと、各駅での降雪量は15センチを超え、8年ぶりくらいの大雪となっております…」

とでも、アナウンスしておけば良いと思うんだが、大抵が「電車遅れまして誠に申し訳ございません…」とアナウンスされ、せいぜい頭に「重ね重ね…」が付く程度である。

毎日利用しているのに、乏しいアナウンスしか繰り返さないってのもサービス精神が乏し過ぎるんだと思うんだよねぇ。こんな時だからこその「サービス」があって然るべきなのに、無い…。

つい最近も、近郊で地震の影響で2時間近く缶詰になった人が、千葉の車窓からインタビューに答えていた。

「どうなるのか、どうなんだか、さっぱり伝わって来ないんだよなぁ…」

どうやら、相変わらずって事らしい。理由はどうあれ、電車が遅れて迷惑を被るのは乗っている人なんだから、この辺は何とかする気は無いのだろうかねぇ? 業を煮やして電車から降り始める人が少ないってのは日本人ならではなんだろうけれど、知らされないのにも限界はあると思う。

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頼り切るのもなんだかねぇ…。

2005-04-24 11:14:45 | 我思う、故に書くなりよ。
だいぶ昔、ウィルスバスターを愛用していた。
今ではアンチビールスを愛用しているが、切り替えたのはPCのサポート業務をしていた頃に、同僚から「古いウィルスにやられる」って教えられた事に始まる。

最新のウィルスデータを更新し続けていれば、よほど最新の出来たてのホヤホヤ…のウィルスでなければ感染して被害を受ける事もない…ってソフトだし、どこのメーカーのウィルス対抗ソフトでも似たような仕組み。半信半疑だったので、そのまま使っていたが、あっさりと感染してしまった。

んで、職場で売ってたアンチビールスを含むセキュリティソフトを買って以来、愛用している。愛用しているからと言って、安心しているワケじゃない。脆弱性って問題が指摘されているし、怪しいソフトを人柱的に試すのが趣味でもあるので、やっちまった…って事にもなりかねない。

昨日、今日の大騒ぎは、直接ウィルスにやられまくられたワケでは無く、ウィルスデータの更新とOSの兼ね合いが問題だったワケで、日本だけなのかどうなのか知らないが、つまる所、パソコンなんてそんなモノなワケだ。

まぁ、冷蔵庫や電子レンジと比べれば非常に不完全なモノなワケで、仕事や趣味に「使う事も出来る」程度に考えておかないと痛い目に遭ったりするモノって認識で触らないといけないんだと思う。

そういうモノに頼らなければイケナイって社会もなんだかねぇ…。

考えようによっては、非常に面白い機械なんだけどね。キレイサッパリ過去と決別して、未練たらたらでリカバリーなり、まっさらにしちゃって使い直すと、また違った世界に足を踏み込む様で、途方もない時間を費やすにあまり値しない無駄な努力を味わいながらも「使う事を選択する」自分を再発見…なんて事も、PCを知る上では欠かせない事だとも思う。最近のウィルスはこうした面ではあまりタチの悪いモノはおらず、深いレベルでまっさらにしなくても駆除出来るみたいだが、使っている人の私生活や公に出来ない秘密のデータを強引にネットの社会に晒しだしてしまうタチの悪いウィルスもある。

住所録やらメールのやりとり、いろんな意味で大事な写真が、誰にでも拾えてしまう状態に置かれるとなると、本当の意味で「いろんなモノを失う…」事にもなるだろうし、PCに向き合う事すら拒絶しかねない様な精神状態に追い込まれる事にもなったりする。私個人の情報流出に止まらず、公的管理されている情報ですら「拾える」状態にもなっている事を考えると、不完全でありながらこれだけ無くてはならない商品になっているってのも珍しい気がするねぇ。

それにしても、意外な会社が結構ウィルスバスターを使っている事が判ったりして、面白かった。こうなると、インフラ潰すのに「ウィルス」は要らないって事にもなるワケで、何か対抗ソフトに関しても大きな枠組みで考えないと、企業レベルの問題で済まなくなってしまう。PCが最初からこうした危険を排除出来る商品だったら何も苦労はしないのだけれど、箱と中身は別物だけど、両方無くては成り立たないモノだから、きっとこんな状態と共存していかなければならないんだろうと思うねぇ。

で、被害を被った方は…どーすんだろうねぇ? 週が明けてからも騒ぎは続くんだろうなぁ。

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上半身肥満増える…。

2005-04-22 14:04:01 | 我思う、故に書くなりよ。
下半身デブ…ってのはもう「死語の世界」なんだろうか?
私が中・高校生の頃に、下半身の発育の良い女子は体育の時間にブルマー姿にでもなると、こう呼ばれていたのであるが…。まぁ、女性はそうして女性らしくなるワケで、それをいかにもな形容している事がいかにもなんだけどね。

自分もどちらかというと、常に「肥満」であり、「デブ」である。ものごころ…ってモノが付いて回る様になってからと言うもの、この2つのキーワードは欠かせないアイテムとなっていた。高校生の頃、一時期は痩せた事もあったが、基本的には肥満であり、デブである事に変わりなく、社会人になってから生活の不規則を強いられ、加速度を増した。元々、がたいがデカイ事もあるので、着るモノはLLサイズが当たり前であるが、デブだから、肥満だからと言って、ダイエットに勤しむ事も無かったし、体重は増えるに任せている。体重計に積極的に載る事も無いが、100kg近い事はあっても超えた事は無かったなぁ。自分の想像としては、テレビで言う所の「デブタレ」みたいになるんだと想像はしていたのだが、そうならなかった。

鬱病になって、何を食べてもあまり美味しいと感じなくなったお陰で、少しは痩せたが、それでも「デブ」には変わりないし、何とかする努力も無い。今じゃデブでつるっぱげだから、異様だと思うけど。
ここ2年で言うと、下半身は痩せたと思う。以前履いていたズボンがかなり緩くなったワケで、買うのに失敗したジーンズが履けたりもしている。痩せたと言うより、萎えたんだと思うけど、上半身はデブである。関係あるのか無いのか、こうした「上半身デブ」が世間では30代~40代の男性に増えているらしい。

それは、健康の面から言えば「悪い」事になるんだろうが、デブ暦すでに30数年から言わせてもらえば、たいしたこと無いんである。まぁ、スリムだった人がこうなるのは経年変化だとしても良くは無いのだろうと思うが、例えるなら「ビールっ腹」とかね。膀胱ふくらみっぱなしなのか、男性妊娠なのか知らんが、あーゆーのは気の毒でもある。と、思うのだが、満遍なくデブだとそれも当たり前。

体のあちこちが微妙に痛いので、あまり積極的では無いが、体質が変わった気もしなくはないので、上半身デブの解消に「筋トレ」とかしてみると面白いかもしれない。ただでさえ、動かなくてもだるいのがデフォルトになってしまっているので、限り無く積極的ではないが。

社会が変わると、人の体型も変わる所が面白いねぇ。食生活うんぬんってだけの話じゃないと思う。重要な要素ではあるが、そんな事言っても仕方無さ過ぎる。欧米型の食生活が当たり前だとしても、それを否定したらある意味社会は崩壊しかねない。精進料理のファーストフードも流行らないだろうし、既存のファーストフードが全面的にそう切り替わる事も無いだろうし。

一生を通じて「暴飲暴食」出来るのはかなり難しい。生理的に食は変わってくるので、やれ脂っこいモノがダメになったとかって話は年相応に話題に上るしねぇ。病気になりそうだからと言って、美味しい物を我慢するのもなんだかねぇ。混沌としたモノがそこには絶えず付いて回るんだと思うねぇ。

上半身肥満だろうが、下半身デブだろうが、何となく生きていられるし、そうでなかったとしても人生なんかそうそう変わらないと思うしなぁ。

心優しき…って人間であれば、上半身肥満でも下半身デブでも全身デブでも痩せでもいいじゃないのさ。と、デブ暦30数年の私は思うヨォ…。

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ロック岩崎氏 逝く…。

2005-04-21 13:48:49 | 我思う、故に書くなりよ。
ショックだなぁ…。

イーグルドライバーだったベテランでも事故は避けられないのかなぁ…。
飛行機ってあんな事、こんな事が出来るんだ…って見せてくれた事は忘れないし、スモークと共にくるくる大空を回る小さな飛行機を、いつまでも忘れずにいたい。心からご冥福をお祈りします…。

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反日でいいから、ほっておけ。

2005-04-18 09:47:39 | 我思う、故に書くなりよ。
と、ここの所の騒ぎを眺めて思った。

思想や信条、体制が大きく違う国だし、情報すら統制しているワケで、話し合っても無駄だと思うよ。それこそ、歴史でもねじ曲げない限り、溝を埋めるなんて事は無理だろうし。

そう言う国って事をさておいて、安い労働力を求めるとか、人口をあてに商売するとか、呑気な事をしていたツケでもあるんだと思う。何から何までパクラレっぱなしってのも含めて。EUなんかは良く見ておくと今後のためにも良いかもしれない。

裏を返せば、簡単にひっくり返る国だから、放置プレイで良いと思うけどなぁ。頭の中身は「文化大革命」の頃とさして変わりないんだし。天安門で民主化を装甲車で潰した時に気付くべきだったとは思うのだが、ライブドアに喰われたニッポン放送みたいな感じ。

まぁ、それだけ長い時間をかけて、天安門の反省を生かした思想教育を行い、若い世代の反日戦士を立派に育てあげたと言う事でもあるワケ。その間に日本では「仲良くしましょー♪」って話だけで、何とかなるもんだと、呑気にしていたもんだからなぁ。外務大臣がヘラヘラしながら謝罪と賠償って言いに行ってもダメだろうに。

まぁ、13億人もいる国民のうち、一部が暴徒なんだろうけれど、統制する側が容認しているワケだから、それに乗らないのは「凶」であって「吉」じゃないだろうしねぇ。「例え日本人であっても、良い事じゃない」って暴徒を眺めながらカメラに言ってたおばさんもいたし、グローバルな人も本当は多いんだけれど、祭りに乗っからないのはどこの国でもつまんないんだろうなぁ。

そんなこんなは当分続くと思う。どちらかの国が消えて無くなるまで溝なんか埋まらないんだから、もっと現実的な事考えた方がましだと思うねぇ。今のまま「親日」になられても、そら恐ろしい気がする。幾らふんだくられて、それがいつまで続くのか見当も付かないし、反日国家のまま、均衡が保たれていた方が「NO」と言える理由があるだけまだましだろうに。

呑気に観光や修学旅行に出掛ける国じゃないのである。中国は。それを忘れていた。中国の戦略核は日本にも向けられている現実も含めてね…。

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癌という病気とどう向かい合う? 6。

2005-04-16 19:54:27 | 我思う、故に書くなりよ。
父が入院している病院は、癌を専門に扱う病院である。だから、見渡せば癌患者…って事だ。

おかげで、化学療法が良い方向に向かっているらしく、血液を調べる限りではまんざらでもないとの話だ。まぁ、専門だけあって、研究に基づいた治療がいち早く受けられるのは良い事でもあるし、そうなんだろうと思う。

で、安心していたのだが、父を見舞った妹から聞いた話で急に不安になった。

病院で出される食事が食べられないので、売店でコンビニおにぎりを買って食べているというのだ。食事の臭いに苦しむワケで、これも抗ガン剤の副作用とは本人も家族も聞いている。健康な人なら、余程の事が無い限り苦しむ事の無いような事だが、毒をもって毒を制す…と言うかなりハイパーな治療を受けている患者には耐え難い事になっている。普通に調理してある美味しそうな食事が、その臭いで食べられないのだ。

ならば、そうした患者向けの食事が提供されて然るべきと考えるのは、患者のわがままなんだろうか? 食事は何を食べても構わないと言う事なので、そうした一般的な食事が提供されているのだと思うのだが、現実に「食べられない」事に対するケアは専門の病院にもかかわらず、「無い」って事なのか?

何も、豪華な食事を出せと言っているのではない。少しでも患者に合わせた食事を用意出来ないのか? と言う事である。専門的で少なくとも町医者よりは高度な治療を受けられる恩恵と引き替えに、患者自ら売店でコンビニおにぎりを買って食事としなければならないと言うのが専門病院という事なんだろうか?

病院に入院している以上、食事も含めてが「治療」だと考えているのだが、このままではあまり栄養的によろしくない事になりそうだと、少し心配になってきた。

とはいえ、患者それぞれに合わせたメニューを用意するのも実に大変だと思う。好みもあれば好き嫌いもあるわけだし、そんなのいちいち聞いてられないってのも確かだ。でも、この病気の患者はこうした副作用が出る事は判っているワケで、それに対する策を講じないってのも、なんだか妙な話だと思うのだ。一律にカロリーだけ計算してメニューを考えるだけが病院食ではあるまい。患者の容態に合わせて効果的に栄養を取る方法は何も点滴だけの話ではないワケだし、臭いから来る嘔吐感に悩まされている患者向けのメニューぐらい研究していても良さそうな話だと思うんだけどなぁ。

そんなワケで、家族が極力臭いの少なく、かつ、栄養価の高い食材なり食品を探すハメになってしまった。味覚は副作用でだいぶ鈍っているので、まぁあまり気にしなくても良いが、臭いに関してはほとんど判らない物を探さねばなるまい。コンビニのおにぎりが臭いが全く無いワケでも無いのに、本人がチョイスしていると言う事は「それ以外にめぼしい物も無かった…」って事なのかどうなのか? ゼリー状の栄養食品なんかも最近ではポピュラーになってきていて、そこそこの栄養は取れるので、この辺から攻めてみるのも手かな。実際、差し入れのフルーツ・ゼリーなんかは選んで食べているらしいし。

でも、そんなのが食事じゃなぁ…。困った副作用だなぁ…全く…

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つるっぱげの心。

2005-04-16 10:41:53 | 我思う、故に書くなりよ。
頭を剃り、つるっぱげ2日目が過ぎた。

40年生きてきて初めての無毛地帯を頭部に広げているワケで、その感触は実に微妙。
こうでもしないと触れないモノを初めて触る感覚と、触られる感覚がかなり微妙なモノで、じわじわと生えてくる頭髪の感じやら、頭皮の柔らかいような、硬いような感じに驚いている。

たまに、髪を短くする事は今までもあったのだが、スキンヘッドは無かったので、免許の書き換えってイベント向けに剃ってみたワケだが、髪を短く切り、剃り上げるまでの全てを自分でやったので、何も後悔する所が全くないのも、実にすがすがしい。

頭を丸める…と言う、謝罪の方法も世の中にはある。今時、そんな事をする人もあまりいないと思うのだが、髷を落として…と言う所に深い意味のあった時代ならでは事ではないかと思う。今回、剃り上げた意味に謝罪を求めるのは難しいが、強いてあげるならば、今までの人生を詫びても悪く無いとは思うが、むしろこの状態を喜んでいる状態なので、それも変な感じ。

僧侶は大抵の場合、頭を剃っている。髪の毛の生えなくなった状態と言うよりは、生えてくるのを剃り続ける事を維持しているワケで、ほっておくと普通の状態になってしまう。まぁ、髪の長い僧侶もいるワケだが、剃り上げている理由を深くは知らない。宗派によって違うとか、開祖によっても違うとか、いろいろあるみたいだが、穢れを取り去る…と言うのが大方の意味としてあるみたい。

うむぅ。煩悩を捨て去る為の形式的な儀式だとは薄々感じていたが、私の場合、煩悩の塊のままである。このまま仏の道に入るのも悪くは無いが、リストラされたサラリーマンが結構多いと言う話も聞いているので、イマイチ。

ドイツのネオナチなんかのデモとか見てると、スキンヘッドが多かったりする。ネオじゃない当時のナチの写真を見ても、スキンヘッドの人は見ないのに何でだろうか? 総統が実はヅラだったとか、微妙に謎な部分を起源としているならば、面白いが、そんな話は聞いた事無い。存在すら否定されるような非合法組織で暗躍するならば、普通に髪を伸ばしていた方が目立たなくて済むのにねぇ…。

じわじわと生えてくる頭髪が微妙にかゆくなるので、定期的に剃らないとイケナイ。少なくとも私の場合、免許更新までは頑張らないとイケナイので、電動シェーバーでじりじり…っと剃ってみたりする。ところが、ヒゲを剃るのとは勝手が違い、頭皮に合わせながら剃るのは意外に大変なのだ。まぁ、高級なシェーバーだと自在にヘッドが動いたりするのでそれも可能だろうけれど、安いのでは厳しい。

そんなワケで、ジェルタイプのシェービング剤をぺたぺたと塗りまくり、暫くの間放置してから、先日買った電動安全カミソリで慎重に剃っている。本来はヒゲ剃り用だから、頭髪にどうなのか怪しい所も多大にあるのだが、頭皮がすーすーして大変気持ちが良い。良いのだが、こんな事を毎日やっていたらそれこそ大変なので、スキンヘッドの皆さんはどうしておられるのかな?

我が父も、じきに同じ頭になるんだと、思い出した。まぁ、あっちは抗ガン剤の副作用で、間違いなく抜けて無くなると言われているので、剃るワケでは無いが。暖かくなったとは言え、スキンヘッドは微妙に寒いモノであるって事は忠告しておくかな。

お陰様で、父の抗ガン剤は効果が大って感じらしい。ま、これは別の機会に書くかな。

ともあれ、つるつるも事情が許せばなかなか良い。だけど、このまま就職の面接とか行ってもダメなんだろうなぁ。まぁ、おいおいとは伸びて元に戻るのだけれど、それを1日ずつ記念に撮っても面白いと思う。うしし…。

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アフロ求む。

2005-04-15 06:19:07 | 我思う、故に書くなりよ。
何回目かなぁ。ここ1ヶ月の間に更新手続きをしないと。

最近じゃ、鬱病のおかげでドクターストップではあるが、車の運転は出来る。普通自動車の免許は持っているワケで別になんとも思わないが、これが無ければ車の運転は公道では出来ない事になる。

んで、更新となると、幾らかのお金がかかり、用意した写真がそのまま免許証になり、後悔したりするのがほとんどであったりもする。まぁ、私の場合、交通安全協会任せなので、そこで撮って貰った写真が使われるワケで、800円かかるが著しく問題が無い限りそのまま使われる。撮られている時はそれなりにカッコ良く撮られているつもりなのだが、出来を見る限り、なかなか理想と結果が一致する事は少ない。

そんなこんなを何回か重ねてくると、あまり他人に見せる事も無い写真ではあるが、ひどく気になったりするし、スタジオでカッコ良く撮って貰ったりを考えたりするが、余計な装飾やら仮装を施したりすると、これは運転免許の写真としては相応しないモノとなり、そこに採用される事は無いワケ。

それでも、何か抵抗を試みないといいかげんつまらない。優良運転者って事で、5年は更新しないワケだし、滅多に紛失しても困るモノだから、遊び加減が難しいのだ。

で、いろいろ考えて「ぼうず」にしてみた。僧侶のごとく、つるっぱげ状態。メリークリスマス! ミスターローレンスッ! メリークリスマスっ! …って感じ。

このまま写っても良いし、カツラを被ると言う手もある。用意出来るなら「アフロ」でも面白いと思うのだが、そうそうアフロのカツラが転がってるって生活はしていない所がちょっとなぁ…。ドンキあたりでも物色してくるかなぁ…。

撮って貰う時にバレたら怒られるんだろうか? その辺もどうなのか試してみたい。

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大音響CDラジカセ布団たたきおばさん。

2005-04-12 21:46:25 | 我思う、故に書くなりよ。
モザイクかけなくていいのかな?

いるんだよなぁ「ギリギリの人」って言うのか「あっち側の人」って言うのか。私のかつての同僚の近所にもそんな人がいて、近所にあらぬ事を言いふらされて困ったと言っていた。「○○さんの所の息子さんにレイプされた!」とか。聞いているこっちは大爆笑したんだけれど、当人は尋常じゃないよなぁ。ま、近所でも有名だったので当人が疑われる事も無いので、イヤな思いだけで済んだそうだが、そういった被害とは別に「実害」を受けるとなると、かなり困った事になる。ところが、相手が「病気」じゃどーしようも無い。

騒音だと、程度の問題ってのは個人差があるんで、なかなかなぁ。同じ様な被害で苦労している人はかなりいるんだと思う。

それにしても、10年もこの状態が野放しなのはちょっとおかしい。民事裁判で判決も出ているし、警察も自治会も注意なり警告なりしていたそうだが、10年もこの状態で周りが何も解決に動けなかった事情は、報道には出て来ないモノがあるんだろうと思う。出しちゃマズイ…って言うか。かといって、放置するのもなんだから、ようやく傷害罪で逮捕になったわけだが…。

そうした見えてこない事情を考えないと、単なるあっち側のおばさんで終わってしまうのだけれど、どんな事情があった所で、被害を受けた人の原状回復と今後の補償が無いと可哀想だよねぇ。仮に引っ越ししても、今のままじゃ買い手はいないだろうしなぁ。

何かもう少し踏み込んだ解決まで司法なり行政が関わらないと、惨事に発展しかねない。似たような騒動がエスカレートして散弾銃で撃ち殺されたり、重傷を負わされて未だに苦しんでいる人も実際にいる。再三、被害者側から苦情が警察に出されていたにも関わらず、加害者に猟銃の所持が許可されていたなんて事も明らかになったのでワイドショーでは大きく騒がれたが、被害が出ない限り警察は民事に介入しないのは変わりないし。

こうした問題にあたらずさわらず…で来ちゃった司法、行政が一番いけないんだろうな。我慢の限度を超えてるのは誰にだって判るし、その地域じゃ知れ渡ってた事なんだろうし…。また、そうであってもなかなか手の出せない問題ってのも、日本にはいろいろあるしなぁ…。難しい…。

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癌という病気とどう向かい合う? 5。

2005-04-12 09:30:13 | 我思う、故に書くなりよ。
父を見舞ってきた。

化学療法が始まり、副作用に苦しみ始めた。猛烈な吐き気と下痢。食欲不振。やせ衰えて行くのに必須の条件が揃っている。こうして、体力を大きく奪いながら、体に巣くう癌を制圧して行かなければならないワケで、命を削る…って表現は当たっているんだと思う。

それも、数日を過ぎれば「やや…」軽くなるそうで、会った時はひどく苦しむ様子は見なかった。食事が思うように食べられず、困ったとは言っていた。臭いに対する感覚が鋭敏になり、普段気にする事の無いような臭いがきつく、嗅いだだけで戻してしまうと言う。飲み物も同じで、ただの水が一番良いと言う。臭いのありそうなモノは食べられない事になるので、無下に差し入れされても困る様だ。

加えて、味覚をどんどん失っている。みそ汁を食べても、中に入っているキャベツの味が僅かに分かる程度だと言う。まぁ、そういう副作用のある薬を使う事は事前に聞いていたので、家人の我々はなんとなく理解はしているが、実際にそうなるワケじゃないので、当人はかなりびっくりしているんだと思うけど。

そんなこんなの日々が続くと、げっそりして見る影も無くなるんだろうと思うが、薬を点滴で流し込むのと同時に、水分や栄養剤も入れているワケで、無理して食事を取る事も無いらしい。吐き気にやられて、食事どころじゃ無いようだが、点滴で栄養が入っているので、体重の変化は無いと言う。多少、顔が青白くなった気がする程度で、見た目はあまり変わらない。本人は脱毛を気にしていたが、それも見られない。専ら、常に短くしている頭髪なので、抜けちゃっても見た目は変わらないと思うが、残り1本を気にする波平みたいでおかしかった。

まぁ、始まったばかりだし、薬が効いているかいないのかも判らないので、あまり詳しい話もして来なかった。それなりの結果が出たら、考えれば良いし。

病院の窓からは、眺望が素晴らしい。視界を遮るような建物が無く、周囲は公共の建築物なので、うるさいと感じるモノも無い。通りに植えられた桜は満開で、淡い桃色のにじみが所々見える。病院へ向かう途中、ちょっとした公園や、河川敷で花見に集まる人を多く見た。別に、今年だけ見られる風景では無く、毎年余程の事が無い限りは見られる風景なんだが、しみじみと見てしまう。うむぅ…。

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太くて、電動でぶるぶる…。2。

2005-04-10 09:55:14 | 我思う、故に書くなりよ。
実際に使ってみたので使用感などを紹介。

人間ってのは案外と簡単に不器用になれる事を実感するワケだった。
私が買ったのは「安全カミソリ」の一種で、電動バイブレーターを内蔵したものだ。従って、スイッチを入れて「ぶるぶる…」した所で、顔の表面を3枚刃のヘッドでなぞらなければヒゲは剃れない。至極当たり前なのだが、ぶるぶる…っと震えるそれを持った瞬間に、そんな事は体が忘れてしまうのである。電動シェーバーの動かし方みたいな感じで慎重さに欠ける動きをつい、してしまうのよ。

「あちっ…!」

その不自然さに気付いてカミソリを変に動かしてしまい、2カ所ほど切ってしまったので「流血」。
ぶるぶる…したのを妙な違和感を抑えて顔に滑らせると、その感触はまさしく「電動シェーバー」なのだ。ヒゲが刈り取られる時に「じりじりっ…」って音がする。これは、とても不思議な感覚。

そして、顔へのヘッドの当たりが今まで使っていたシックの4枚刃と全然違うので、かなり戸惑う。

シックのヘッドは、刃面全体が顔に密着する形なので、力の入れ具合に関わらず、4枚の刃が肌にあたる。シックの3枚刃のディスポも同じ感じ。だが、ジレットのヘッドは一番下の段の刃の下にある「マイクロフィン」という部分が一番強く肌に当たり、上の刃に向かうにつれて当たり具合が弱くなる構造なのだ。だから、今までの感覚で、面で当たりを得ようとすると流血の大惨事を招きかねない。

この感覚の違いはかなり大きいモノがあって、口の周りを剃るのに慣れを要するなんて事になった。微妙な部分への刃の当て方に慣れないと、ちょっと痛い事になったりする。

全体的に当たりが「弱い」と感じるので、剃れていないのではないかと不安になるのだが、これが実はかなり剃れている。ぶるぶる…の感じが肌をなぞって行くだけで、力を入れても逆にうまく剃れないから、とても頼りない感じはするのだけれど、そり残しも無く、労せず深ぞり出来ている。普通にヒゲの生えている人なら、力を入れて顔に当てる事を意識して考えなくても良いかもしれない。とても不思議な感覚だった。

もっと驚いたのは、刃の間にヒゲくずが貯まらない事。ぶるぶる…のお陰で、いとも簡単に流れ落ちちゃうのだ。剃っている時にはあまり気にならないかもしれないが、使い終わった後の印象がだいぶ違ってくる。貯まっているゴミは無理にでもほじくり出したくなる衝動に駆られる事も無いし、下手して指先を切ってしまう事も無いのだ。当然、刃の持ちも貯まったままにしておくよりは良いだろうし、清潔でもある。

ホルダーの握り具合も、石けんにまみれた手でも難は無い。太さも思った通りに案配が良い。だが、惜しい事に「ぶるぶる…」のスイッチがかなり出ており、使っている最中の触れてしまい「ぶるぶる…」が停まってしまう事が多々多々ある事だ。頻繁にグリップを変えない人なら問題無いだろうが、剛毛がランダムな方向に無尽蔵に生えちゃってる私なんかは一定のグリップで済むハズもないので、当然の様に出っ張ったスイッチに指のどこかが当たってしまう。ここは表面とツラいちにして欲しかった所だ。ボタンは押し込むとロックされる仕組みになっているが、軽く押さえたままでも「ぶるぶる…」はしているので「ぶるぶる…」の使い分けでもするのだろうか?

電池が入っているので、重さはジレットの方が重いと思っていたが、シックの4枚刃の方が若干重い感じがする。大きな差は無いし、ホルダーの形状も違っているので持った感じとしてはどちらも悪くは無い。

今までは「力ワザ」の深ぞりに「手応え…」を感じていたヒゲ剃りだったけれど、それもM3パワーで変わるかもしれない。まぁ、ヘッドの部分は「ぶるぶる…」機能の無い「マッハシンスリー」とか「同ターボ」と同じらしいので、ジレットの薦める剃り方はだいぶ以前から「力ワザ」に頼らなくても良い方法だった事になる。これが「何だか頼りなく感じる…」とか「手応えが無い…」って事だったのかもしれないが、ちゃんと剃れているし、しっかり深ぞり。シックの刃面で制圧する方法もしっかりと剃れる。好みの別れる所だけど、肌に刃を当てる感覚はそれぞれで大きく違う。

まぁ、どっちも替え刃の小売価格がもっと安ければ非常に助かる事は間違いないし、2社のホルダーを持っていれば、どっちか安い方を買っておけば良いわけでもあるしね。ゴージャスに併用しても悪くないかな。

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太くて、電動でぶるぶる…。

2005-04-10 06:58:16 | 我思う、故に書くなりよ。
40にもなろうとしているのに、無職なので潤沢に自由に使えるお金は全くない。

でも、それなりに必要な消耗品はあるもので「ひげそり」なんかは無いとむさ苦しくなってイカン。
しかも、ヒゲが濃く、剛毛が生えるとなると、伸ばす意欲があっても無くても、手入れなり刈り取るなりするのに必要不可欠だし、刈り取るなら一気に、そしてキレイに仕上げる事の出来るモノであった方が好ましいし、望ましい。

以前はかなり高価な電動シェーバーで毎日剃っていたが、高価な割には切れ味が悪くなるのもそこそこ早いし、消耗品の交換もお財布に痛いって事で、やめた。それなりには剃れるので、補助的に使う事になっている。

んで、メインはウェットシェーブ。簡単に言えば「かみそり」なんだが、これがクセモノでねぇ。セットで買った後の空しさが毎回つきまとうのである。オマケで替え刃が何個か付いてくるんだけれど、これを使い切った後に、替え刃だけを探しに出掛けると、簡単に見付かる。

だが、その値段はあっけに取られる様に高く、もう1セット買った方が「安い」なんて事になる。そうこうしていると替え刃を失ったホルダーだけゴロゴロしていたりするのだが、経済性を考えるとこれもやむなし…。

見返すのが面倒だから見ないけど、以前、同じ様な事を書いて、シックの4枚歯の事を書いたハズである。ぐにょぐにょ動くヘッドと4枚歯の効果は素晴らしく、なかなか快適ではあったが、いかんせん4枚歯となると替え刃の大きさもそれなりに大きくなるワケで、ちょっと…なぁって感じはしていた。

良いモノではあったのだが、替え刃を買う勇気が失せてしまい、シックのディスポを買って帰る事にして、暫くはこれを使っていた。ディスポとは言え、3枚歯だし、それなりに切れ味もあったのだが、所詮ディスポでしかない。2~3回使い回すと途端に切れ味が悪くなり、切れ味は残っていてもスムーサーなる部分がボロボロになってしまう事で、肌に大変宜しくない結果をもたらす事になる。

そんなワケで、そろそろ新しいのを買わなければと思いながらもお買い物に出掛け、目にしたのがジレットの「M3パワー」。バイブレーター内蔵のひげそりとしてベッカムがCMでやってるヤツ。

替え刃が1個しか付いてないので、ちょっと悩んだけれど、ある点が気に入って買ってしまった。

1700円もしたのに替え刃が1個しか付いてこない(最初からホルダーに付いているのは替え刃とは数えない)となると、少々不満ではあるが、替え刃もいずれ買わないとイケナイ必然性に駆られる。なんせ、電動バイブレーター内蔵だから、単なるホルダーとは違うのだ。見るからに「太い」。

そう。この「太さ」を気に入って買った様なものである。私の場合、ある程度の「太さ」のあるホルダーじゃないと、ちょっと使いづらいって感じが先に立ってしまう。おまけに、なんだかウルトラマン・ネクサスって感じのデザイン。これが実に微妙な感じでしっかりと滑り止めの役目を果たしていたりする所が憎い。電池が入っているので、ホルダー側がしっかりと重いのも実に良い感じ。

「太くて、電動でぶるぶる…」

ひげそりにあるまじきヤツなんであるが、このぶるぶる…はかなりのぶるぶる…。単4アルカリが1本入っているので、そこそこ強力なぶるぶる感がヘッドにも伝わり、よく剃れる効果をもたらすのだと言う。もちろん。ゴムパッキンによる「防滴加工」だから少々の水でも安心。

「ぐにゃぐにゃヘッドでぶるぶるはどーなるん?」

と、ちょいと不思議に思ったのだが、ヘッドは実はぐにゃぐにゃして肌への密着を高める方式では無く、左右の動きは僅かなものに抑えられているのであった。ある程度、ヘッドを固持していないとぶるぶる…の効果が無くなってしまうからね。垂直方向にはかなり大きく動くので、相乗効果を狙ったギリギリの線なんじゃなかろうかと。

3枚歯で、横滑り安全ワイヤーは付いていないけれど、ヘッドが少し小さくなった分、口の周りを剃るのには都合が良いかもしれない。そう。実はまだ実戦に投入してはいないのだ。他社の4枚歯ヘッドとかに比べると、肝心な部分がちゃちく見えると言う事はあるのだが、ジレットの歯は昔から評判は良いのである。他社も追従して良くなったって事もあるが、ホルダーのデザインとかの好き嫌いもあるワケで、シックだったりジレットだったり決まってなかったりする。M3パワーと同じデザインの「マッハシンスリー」なんかは大分前から売られており、替え刃も互換性があるので、変わったのはホルダーの部分が主な点ではないのだろうか。と、なれば、消耗品も幾分は安いかもしれないと期待しておく。

さぁ~♪ お風呂入って楽しんでみよぉ~! っと。

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