おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

おいしいよ。

2006-02-28 05:47:13 | 我思う、故に書くなりよ。
ホームセンター好きなんで、昨日は同じ店に2度も行ってしまった。

好きとは言え、あまり行かないホームセンターもあるので、まぁ、満遍なく好きとは言えないんだけれど、ホームセンターと関係ない部分で「好き」ってコトも関与している。

何故だか知らないが、ホームセンターの一角が「がら~ん…」としていて、少々気にはなっていたのだが、実はピザとホットドッグのお店が入っていたりした。んでまぁ、あまり食べている人もいないもんだから、ホットドッグ好きにしては食べない手も無い。

「チリドッグ」ってのに「病み付き」になったのはかれこれ20年も前になる。「チリ」と呼ばれてTVでコロンボ警部に食べられていたそれを、ロスアンゼルスで食べた美味しさは忘れられない思い出。日本ではなかなかお目に掛かれず、モス・バーガーで食べられる様になったのは大変嬉しかった。そんなこんなで「チリ・ドッグ」とコーラを頼んでみたら、出来立てホカホカが美味かったのである。

で、1人で美味しい…と言うのも「ホントかよ? うまいのかよ?」ってコトもあるので、妹と姪も一緒に食べてみた。姪はエビマヨなピザを1切れ頼んでいたが、美味しく食べてた。妹と私は「チリ・ドッグ」を頼んだが、以前に食べた時よりも、辛味がマイルドになっており、美味しいのだけれどちょっと物足りなさが。まぁ自分でタバスコ掛けて調整出来るからいいのだけれど、チリとしたらちょいと頂けない。

それでも、値段考えたら美味しいやね、やっぱり。ホットドッグには大きなソーセージが乗っかっているし、ピクルスやらサワークラウトやらも勝手にトッピング出来るし、それでいて220円。(チリは260円)。ピザは1/6カットで290円で4種類あったかな。(うち1種は期間限定ピザらしい)これがまた、デカイ。1枚買うと1600円だけど、直径が46cmもあるんである。普通に1ピースと言う感じで頼むと、それが2枚ってコトになるので、注文間違えたかと思うが、そーではない。1/6をさらに半分にしてくれているのだな。

ポテトは100円だし、ドリンクも100円から。フライドチキンもメニューに載っていたので、ホームセンター好きにはたまらない楽しみである。晴れて天気の良い日には、窓側から外に出て、テラスみたいな感じで食べられる。屋根は無さそうだからこのままだと夏は大変かもしれないが、どーにかするであろうし。何より、複雑なところが全く無いシンプルなファーストフード…ってところが、良い。ごちゃごちゃと、グルメに走ってワケ判らん状態のファーストフードばかりになってしまったが、シンプルにお安くて美味しい…それでいいのだ…ってのを思い出させてくれる。

ファーストフードにも、コンビニにも、喫茶店にも見放された地域に美味しいお店が出来るってのは、実にありがたい。平日に行くと、貸しきり状態なのが気になるが、しばらくは独り占め出来そうなので、うしし…。

お店の名前は「P.ファクトリー」。「ハンディ ホームセンター綾瀬店」の中にあります。お近くの人はお試しすべし…です。もっとゴチャゴチャしたファーストフードがいい! って人は、市の中心部に向かえば、大手ハンバーガー店がありますので、そちらへ…。昨日は「ランチ」なんてのも始めたみたいで、ドリンクをコーラかウーロン茶にすると、セットになるらしい。姪はメロンソーダにしちゃったのでセットにならなかったみたいだが、そんなのは気にしなくていいらしく、バリバリ食べていた。確かに、気にしなくて良い美味しさだし、安さである。ちらしによれば、テイクアウトもOK! だって。

ふふふ…。良いポタリングの休憩所が出来たわい。今までは自動販売機のコーヒーでブレイク・タイムと決め込んでいたのだが、ホカホカ出来たてのホットドッグでお茶して休めるんだからねぇ。ひひひ…。

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デタラメの証明。

2006-02-27 23:19:53 | 我思う、故に書くなりよ。
メール騒動で動きが…。

「涙」で「土下座」で、もしかしたら「辞めます」ってのがオマケに付くらしい。

と言うか、もう、どーでもいい感じもする。選挙で民主党に入れなきゃいいだけの話。
不満…と言うか「不愉快」なんで、無いと困る政党ではあるけれど、このまま何かの信頼を期待するのも困る政党になってしまった感じかなぁ…。

でも、さすが政治家…って議員が多いのも事実なので、つくづくもったいない。

こういう形で表に出してしまうと、全くのデタラメでも「デタラメでした…」って証明するのが難しくなっちゃうんだろうねぇ。どこかに「おおかみ少年」の話じゃないけれど「本当におおかみが出たら…」って仮想被害が付いて回っちゃうんだろうなぁ。だからこそ、精査を尽くした上で表に出さないといけないハズだったんだと思うんだけど…。

「中身に付いては信憑性が高い…」なんて言うのは、デタラメであれば有り得ないハズでもあるんだが、未だにそんなコトを言っている。確かに、そう言う疑念は全く無いワケじゃ無いが、デタラメから生まれちゃイケナイ疑念なハズ。「黒い闇が…」なんて畳み掛けるのもどーかしてるんだが、もしそういう疑念があるなら、別口でネタを精査して改めて追及するのがスジだろうねぇ。

「そこまで調べて言うのなら、誰もが納得出来るだろう…」

疑惑の追及にも、デタラメの謝罪にも、そういう姿勢が欠けてはイケナイんである。

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お買い物。

2006-02-27 14:59:01 | おじたん的自転車生活。
雨もあがり、陽気も良かったのでホームセンターにお買い物に出掛ける。

今日は死亡する事無く、シャカシャカ…とロック5500を漕いで、ホームセンターに向かう。まだちょっと「ジャストフィット」って感じじゃ無いので、萎え切った足に違和感が付きまとうが、乗り心地を確かめながら乗れた。

気分良くアスファルトや砂利道を楽しんでいると、頭上に珍しい飛行機が…。日本の誇る救難のためのプロペラ機US-1A。離島での急患移送なんかに活躍している飛行機だけれど、海に着水・離水出来る変わった飛行機なんである。最近あまり見掛けなかったので「パチリ。」

お買い物の目的は、ROCK5500のための「カギ」。既にワイヤー錠を100円ショップで数個買っているが、どれもが短いタイプのモノなので、丸ごと持って行かれたらなす術も無い。やはり、頑丈でありながらも長いタイプのモノで固定物にくくりつけた方が安心度は増すのである。

また、正確では無いにしろ、大体の目安のわかるゲージ付きの空気入れが無いと困る。そもそも空気入れ自体、古くて空気が入って行くんだか、行かないんだか判らないものしかなかったので。

で、このホームセンターで「シボレー」にくらくらになったのだが、今日は1台も無い。「コールマン」のMTBが数台置いてあるだけで、白くまぶしいシボレーが消えてしまった…。ちょっと残念。

さて、錠。鍵。カギ。自転車用品の所にも数点置いてあったが、自分でもブッ壊してどーにか出来そうなモノしか無かった。空気入れは良さそうなのがあったので、取り敢えずカゴに。

仕方なく、バイク用品の売り場へ向かうと、あるにはあったのだが、短い。ブッた切るのも面倒臭い様な太さと頑丈さはあるのだが、短いのでは困る…。仕方なく、ちょいと細めだけれど長さ満足な錠にした。まぁ、自転車用のモノより太いし、切断するのも面倒だろうなぁ…と言う感じだからいいかな。そんなにカギばかり付けても盗まれる様な高級車では無いんだけど、複数台持っているワケじゃないから、盗まれたら本当に困るんである。出先で盗まれたら「徒歩」だし、交通の便が悪すぎな所だったりもするので。

ついでに、グローブも買おうと見て回るが、作業用のグローブの方がカッコイイのもあるし、融通が利くし、安いのを思い出した。で、それらしいのをカゴに…。

無事にお買い物を終えて、そそくさと自転車に戻る。まぁ、3つも4つもそこそこ太いワイヤー錠が付いていれば簡単には盗んで行かないと思うけれど、やはり心配なんである。盗まれて見付からない経験もあるし、警察に届けても探してくれるワケでは無い。金額の大小に関わらず、困るものは困るんである。

帰りも気分良くシャカシャカ。足が萎え萎えなので、長い坂だとギブアップなんだけれど、いい感じで乗れている。基本的に漕ぐ…と言う運動が萎え萎えなので、ショックは大きいのだけれど、乗る度に良くなっている感じはするので、歩くだけじゃダメなんだねぇ、体って言うのは…。

で、帰ってきて、早速、空気を入れたりしていたら、妹から電話。

「ホームセンター行くんだけど行く?」

車なので、行きましたが、ホームセンター好きだなぁ、俺って…。

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がんばれ。

2006-02-27 03:24:37 | 我思う、故に書くなりよ。
小学生の甥が遊びに来たので、昨今の母校の様子とか生活態度を尋ねてみる。が、いきなり尋ね返しっ!

「おじさんは鼓笛隊何やってたの?」

う、うう? 鼓笛隊? そんなのもあったなぁ…。どうやら鼓笛隊の選抜が行われていて、志願制らしく、彼は「中太鼓」に応募したのだが、落ちてしまったと言う。

おじさんが小学生の頃は、完全徴兵制で、志願するなんてコトは皆無であり、何をどう決めたのかサッパリ判らない選抜方法で楽器が貸与され、強制的に訓練をやらされていた記憶しかない。仮に、望んでみたい楽器があったとしても、志願してそれが叶うなどというコトはありえなかった。

従って、自前の「たて笛」を悲しく吹きながら、ゾロゾロと練り歩く「その他大勢のみなさん…」が主たる任務となるワケで…

「やってられっかよ、こんなのヨォー! ピィィィィ…!」

ってのが正直な感想だったりした。大抵、鼓笛隊に相応しい楽器を貸与される連中は成績の良い部類の人間であって、それはそれで別メニューの訓練があったりし、徒党を組み、ある種のコミュニティーなんか形成していやがりましてですな、その他大勢にしてみれば何も面白くもなんとも無い行事だったんでありますよ…。

挙句の果てには、市の中心部あたりまで遠征して練り歩くなんて「晒しモノ」になるワケで…

「体操服着て、なんでこんなコトしなきゃならん…」

と、学校教育の画一化と擬似右傾化傾向を嘆いていた小学5年生だったのでありますのよ。ちんたらやる気無くだらだら歩いて、先生にケリを入れられる側の生徒であったのだ。また、それが『反体制のシンボル』とか『レコンキスタの夜明け』と信じて…。後日、学級会でパレードの不真面目さを追及されまくる身であると判っていても「それでも地球は回る…」が我々の合言葉だった…。

「で、おまえは何を狙ってるんだ?」

甥に尋ねると、もう『指揮者』しか残っていないのだと言う。そして、月曜日が『オーディション』だとも。なんでそんな恥ずかしいモノになりたがるのか? 少々不思議だったので尋ねると、

「かっこいいじゃん。やはり小学校にいるうちには1度はやっておきたいんだ。」

うむぅ。価値観の違いとは言え、私の甥にしては微妙な発言だったりする。

「ちょっと待て。指揮者と言うと、あの持っていて恥ずかしい極み、特権階級の証でもある、メッキハゲちょろ『ポール』を持って先頭に立ってあるくヤツか?」
「そうだよ。なんだか判らないけど、それそれ。」
「と言うと、お前はあの『つったかたぁー♪ つったかたぁー♪』を目指すと言うのだな?」

まさか、あの、のりお師匠の伝説の芸を継ぐと言うなら、我が甥に相応しいとも思うが、やはりかなり微妙な感じがする…。

ちょっと待て…。確か、少子化の真っ只中にいる彼は、5年生と言っても私が5年生だった頃とは環境が著しく違うはず…。

「何クラスあるんだ?」
「3クラスだよ。」

それも20名足らずだと言う。私の頃は、1クラス35人はいて、それが6クラスあるのが常識だった。当然、鼓笛隊をやっていて見栄えのする楽器には数が限りあるが、私の記憶では2クラス分程度には行き渡っていた様に思える。すると、その他大勢と言うのは彼らにしてみれば「少数派」になるのであろうか?

「やっぱりさぁ、リコーダーじゃかっこ悪いじゃん。あー。ドキドキするなぁ!」

時代は変わったのだな…。選ばれし者の『特権意識』と、選ばれざる者の『反体制意識』が織り成す革命前夜の心の高ぶりとは違う興奮が彼を包んでいるのだねぇ…。

「で、決まるのは何人だい?」
「2人だよ。」
「応募してるのは?」
「6人かな。」

なんだか、あっさりと当たりを引きそうな感じもするが、『くじ』じゃ無いワケだし、どんなオーディションが行われるのかは当日までのお楽しみらしいので…

「まぁ、がんばれ。」
「おうよ!」

ってコトにはなった。ちなみに、決まれば行事ごとに出番があるらしく、最も頻繁に登場するのは月曜日の朝礼だそうだ。

ああ。甥よ…。お前は月曜の朝が来る度に『つったかたぁー♪ つったかたぁー♪』な『つったか坊や』を望んでいるのだね…。おじさんは少し嬉しくもあり、悲しくもあるよ…。晴れて当選の暁には、やはり、のりお師匠の伝説を「よむよむ」で借りてきて一緒に見ようじゃないか。日本のサタデーナイトライブとさえ言われた、

『おれたちひょうきん族』

を。そして『フラワーダンシングチーム』の栄光も見ようじゃないか…。

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ミュンヘン。

2006-02-26 00:36:22 | 我思う、故に書くなりよ。
観たいねぇ…これ。

私の記憶に残っている一番古いオリンピックがミュンヘンだと思うが、競技とか…選手とか…ってモノじゃない。小学生ながらにテレビに何が映っているかは判っているんだが、オリンピックとは全く関係ない「焼け爛れて形がかろうじて判るヘリコプター」しか記憶に残っていないのである。

1972年9月。オリンピック中のイスラエル選手団をパレスチナ・ゲリラが襲い、人質に取って立て篭もる事件が起きてしまいます。当然、オリンピック中断。犯人側と交渉の末、半ば要求を呑む形で事態の解決を図りますが、西ドイツ政府は人質奪還作戦を強行。挙句の果てに、大失敗。人質全員死亡。イスラエル大激怒。記憶に残る映像は、舌を噛みそうな名前の空軍基地でのものだったんである。

で、映画は「その後…」を主題にしている。前置きの部分なら映画にもなりそうだが、「その後…」は映画にどうやってするのか不思議な部分なのだ。と言うのも、政治的にかなりヤバイ、超1級のアンダーグラウンドな部分なのだ。

「国家としてのテロへの報復」「対外工作機関による暗殺」どれもが「フツー」なワケ無いし、公にならない話なのだが、公になった部分が30年経ってやっと映画化されたのかと言えば、半分はやはりフィクション…って感じだと言う。まぁ、当たり前なんだけど、触れちゃイケナイ物に触れる…ってのも悪く無いし、映像化も良くやった…と思う。

まぁ、都合11人の選手やらコーチを皆殺しにされたイスラエルは大激怒だったのだが、当初はそこまでの計画はまだ無かったとされる。直前に、せっかく捕まえたこのテロリストの一部(大体は作戦失敗時に射殺されている)をハイジャックと引き換えに釈放されてしまうコトがあって、ブチ切れちゃった。

でまぁ、時の首相ゴルダ・メイア女史が自国の誇る諜報機関「モサド」に対処を相談するのだが、そもそもは逮捕の上で裁判にかける…と言うものだった。ところが、相手が相手だし、他国でそれを行うのはかなり難しいコトから、より簡単で効果的な「暗殺」になったそうな。もちろん、イスラエルがやってる…なんてコトがバレたらたまったもんじゃ無いので、極秘だし、しらんぷりを決め込む…のだけど。

で、失った11人と同じ数のパレスチナ・ゲリラを暗殺し、報復を完了させるのだが、
本当にそんなコトをイスラエルがやっている…ってのがバレてしまう。ノルウェーでの作戦が失敗し、工作員が警察に捕まってしまうのだ。おまけに、暗殺したのが「人違い」だったから、世界からボコボコにされちゃう。当たり前だけどね…。

当時はハイテクなんてものは無く、テロリストを探すのも大変な苦労なのだが、ヨソの国で勝手に探し回って、見付けて、暗殺…なんてのはなかなか出来ないし、そもそもやっちゃイケナイ。自国だって、周りの国からいつ攻め込まれるか全く判らない状況が続いていて、実際に戦争が頻繁に起きていた時代。それを成し得たのは「モサド」の組織の優秀さ以外に考えられないのだが、現代の水準で言えば「人海戦術」に近いもの。国を守るのに欠かせないのがまず第一に「情報」だと言うコト、またそれで実際に守ったり、守れなかったりの経験が生かされている国家がイスラエルでもあるのですな。

ゴルダ・メイア女史も、この事件の数年後に政界を去らねばいけなくなった。モサドのもたらした情報を有用に活用出来ず、攻め込まれて戦争状態になってしまったからだ。皮肉とは言え、報復とは違った結果を招いてしまったのは残念だけどねぇ…。

今、世界はやっぱり、テロと戦っている。自動小銃の乱射や、爆弾なんてのが主流だった昔と比べたら、そんなのは基礎になってしまい、乗客満載の旅客機が巡航ミサイルの代わりに使われる様になってしまった。だが、イスラエルのテロに対する姿勢は全く変わっていない。些細なコトでもテロに対しては「キッチリと…」報復し続ける。「報復の連鎖」と言われ、それはこれからも続くと思うが、その裏に何があったかを知るにも、これからを読むにも観ておいて損は無い映画だと思う。

この事件を機に、いわゆる「特殊部隊」が生まれたってコトの意味は大きいです。ドイツはナチス・ドイツの再興を連想させる、こうした部隊の創設はなかなか踏み切れなかったものでしたけど「GSG-9」と言う部隊を国境警備隊の位置づけで作り上げ、世界のお手本となるモノを完成させたのです。対テロと言うカテゴリーもそれまでに無かったモノだし、何よりも人質奪還を優先させる姿勢と、それに見合う装備の開発と配備はこの事件の大失敗が無かったら、より遅れたモノとなっていたハズです。

この映画の公開に合わせてかどうか知らないけど、ノンフィクションでこの部分を語るドキュメンタリーが「CBSドキュメント」でやってました。あまり多くの新しいコトは無かったのですが、当時、実際に作戦指揮にあたったモサド関係者が語っていたのは興味深かったと思います。出て来ないからねぇ、フツーは…。

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党首討論。

2006-02-23 13:36:26 | 我思う、故に書くなりよ。
火鉢と一緒に届いた生チョコを堪能しながら見る…(見た)。

途中で眠くなってしまったが、ものの数分で目が泳いじゃってるんで、

「あー。こいつ逃げるな…」

案の定、何も新しいコトは出ずに終わってしまう。なんだか、ちと頭の良さそうな中学生が補導員に理屈並べてゴネてる…って感じ。さほど期待もしていなかったので、大きくガッカリ…とかって感じも無い。なんだろう? この感じ…。

最近見た映画「男たちの大和」を見た後の感じに近い。

「おそらく、そーなるだろう…」

と言う、新聞のTV欄に書かれている概略を見た上で見るドラマ…を延々と見ちゃった感じかなぁ。NHKスペシャルとかテレビ朝日でやっていたドキュメンタリーの方が遥かに感慨深く、ずっしりとした手応えがあったんだけど、ヒドクガッカリするとか、やり場の無い怒り…ってのも起きない。「金返せコノヤロー!」って方向に無く、お金払って見ちゃった自分の情けなさに浸る…そんな感じ。

やっちゃったなぁ、民主党。どーすんのかなぁ…。

何故に追及の方法を誤ったのか? これ、ヒドク謎。

議員個人の力量の差があるとは言え、耐震偽装問題なんかじゃ立派だし、頼もしい追及を続けている。それと、同じ党なんだけどねぇ…。実に怪しいメールでも、筋道立てて追及すれば、それなりの結果が引き出せたんだと思う。その後にどう転ぶかは別だけれど、そもそもが「怪しいメール」なワケで「書いてある内容は事実だから国家権力使って調べろ…」って言われて誰が取り合う? 一般人の感覚で言えば「ふざけんなコノヤロー!」な話だよ。そんなのがまかり通る様だったら、何でもアリになっちまう。

「民主党の○○議員が××会社の社長から金貰って便宜図ってる…」

なんてメールさえ流しておけば、根も葉も無いのに大きな時間と労力割かれててんやわんやしなきゃならなくなるのと一緒だし、実際にこうしたヨタ話は幾らでも出回っている。そんなのにいちいち付き合わなきゃならなくなるのを覚悟してなら話も別だが、そんな気はどこの党も無いだろうし、相手が国会議員ならまだしも、今回は私人が取り敢えずの相手だ。それだけに、怪しいなりに丁重に扱わないといけなかったのに、党首が率先して踊っちゃったらなぁ…。

それなりの「確証」を持っているとは言い続けているが、本当に持っているならメールと共に上手く使って、その先に犯罪に繋がるモノがあるならば、やはり司法の手に委ねるべきだろう。それからでも、国会の場でド突き回して、国民にアピールするなり、与党に致命的な打撃を与えるなり出来るワケだし…。

せっかくなチャンスが「致命的な自爆」になっちゃったよ。

今、幹事長が「確証を持っていない…」と発言している。この問題は幹事長一任…ってコトらしい。党首はこのまま頑張るらしいし、豪快にド突き回した議員の扱いは幹事長任せ…みたいだ。もう、ボロボロ…。引っ込みがつかなくなったのは判るんだけど、痛い…と言うか、気の毒だよなぁ…。仕切り直すにしても、もう相当に痛いし、このまま押し切るとしたら痛いどころじゃ済まないと思うけどなぁ…。

「情報」の扱いを間違えるととんでもないコトになる実例が出来ちゃった。
でも「善例」ではなく「悪例」として「前例」にしちゃうみたい。やれやれ…だ。

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火鉢が増えた。

2006-02-23 04:42:34 | ぬくぬく火鉢ライフ
コレクターではないのだが、使われずに失われるのももったいないので、余剰火鉢を親戚に送ってもらった。

前にも書いたと思うが、母方の実家がかつて商売していた時に、お得意様向けにノベルティとして配った陶器製の火鉢。「小さい…」と聞いていたので、てっきり手炙り用のミニチュア・サイズを想像していたのだが、届いた物は大きめで、高さはいま使っている物と変わらず、直径がやや小さい感じ。

母の記憶を辿ってもらうと、物心ついた頃には既に使っていたというので、戦前から戦後にかけての物らしい。よく見ると、屋号とともに電話番号が書かれているが、3ケタの数字しか書いてない。電話がそれほど普及していない時代、3ケタで十分だったとは何かの本で読んだ事があるが、まさにそれ…。母が言うには、電話に付いたハンドルをぐるぐる回さないと掛けられない黒い物だったと言う。もうドラマじゃないと出て来ない電話だろうと思う。

なんやかやで60~70年は経っている「火鉢」。傷みも無く、再度本来の火鉢としての復活を待っている。今シーズンの復活もまんざらじゃ無いのだけれど、今使っている炭はうまく割っても大きめなので、扱いづらくなってしまう。来シーズンまでに相応の炭を用意してあげようかと考えている。

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カーリング。

2006-02-22 00:25:27 | 我思う、故に書くなりよ。
「おやつタイム」アリだから…。

大健闘と面白さを教えてくれた功績は「特大」であると思う。まぁ他にも「スノボ追い抜き」とか「スケート追い抜きぐるぐる」と言った新しい競技も面白かったので、このオリンピックはメダルうんぬん…を差し置いて、

「いいものを見させてもらった…。」

感じはかなり強い。これらを称えずにおれようものか。
だが、どれも「4年後に思い出されるスポーツ」でしかないんだと思われる。

メジャーなスポーツだと、そうした心配は要らないんだけれど、得てして冬のスポーツのお財布事情はひどく「寒い」と言われている。まぁ、競技に当たって「道具」の不要な種目が全く無い…ってのは判ると思うが、結構なお金が競技を続けるのに必要であったりする。メジャーであれば、スポンサーやらなんやら、資金援助も比較的スムーズに行われるのだが、マイナーだとなかなかそうも行かず、選手個人の出血大サービスな自腹だの、寄付金集めで遠征費を稼がねば練習すらもままならないと言うのである。

また、かつてメジャーであっても、景気に左右されるとスポンサーからの援助が無くなったり、縮小されることで、競技、知名度共にメジャーでありながら、内容がマイナーになってしまったりと言うこともある。

これが恐ろしいのは、単に試合に出られない…だけでなく、「2度と出られない…」なんてコトが危惧されるのだ。簡単に言うと、

「次世代が全く育たない…」
「次世代がいない…」

と言うコトである。冬のスポーツでは無いが、体操がそうだった。かつては「体操王国」とさえ呼ばれ、メダルを欲しいままにしていた日本の体操界がこんな状況になってしまったのである。それでも、個人的に秀でた素質を大事に育てて、かろうじて繋いで来た「かつての栄光」だったのだが、本格的にヤバイ状況になった時に、もの凄いコトを始めたのである。

「1から育てなおす…」

いろんな事情で育て、繋げるコトが出来なくなった選手を、代が途切れない様に競技にも満足に参加出来そうも無い年齢層から育て直すことに決めたのである。書くといかにも簡単そうだが、とんでもなく時間が掛かるコトは判って貰えると思う。単に人数集めれば済む問題じゃない。体操という競技の面白さ、楽しさから教え、育て、競技人口を増やしながら、その中から秀でた素質をより伸ばす…。時間もお金も忍耐もエラく掛かる事を根本的にやり直さなければ「王国の復活」は無いと、本気で考えたんだろう。

結果、アテネでの体操陣の大活躍を叶えるコトが出来たし、我々もそれを見て感動したのである。

それと同じ様なコトを始めなければマジでヤバそうなスポーツを我々はトリノで見た。他国と比較しても高い平均年齢。年齢に左右されない種目ならばそれでも良いが、パワーが必須なら若い力も当然のごとく、そこに「必須」。それが見えない。

頑張っている人を応援する仕組みが、他国と比べて日本は劣っていると言われている。単にお金を出せば良いと言う問題ではない。お金の出し方も次世代に繋がるように出さなければいけないのに、旧態依然とした仕組みの中でしか出せないままなのである。もちろん、全てのスポーツに潤沢に資金が行き渡るのは難しいし、それはそれでまた問題を生むだろうし、抱えるのだけれど、何か考えてあげなければ、彼らアスリートを表彰台の上に押し上げるコトはどんどん難しくなってしまうんじゃないだろうか?

カーリングを例えるなら、専用競技場は国内には9ヶ所しかない。単に氷が張ってあれば良い訳でもないので、なかなか難しいところだけれど、幅広い年齢層で、オリンピックの舞台に立てる可能性が大きいコトはトリノで判ったと思う。誰もがちょっと覚えれば楽しめるスポーツであるならば、専用競技場がもっと増えても良いのではないかと思う。また「チーム青森」と呼ばれた彼女たちが本来なら「チーム北海道」であっただろうし「チーム北海道常呂町」だった話を聞くと、「日本」って枠で考えたらとても情けないコトだと思う。

どんなスポーツでも多くの人が楽しめる中から、世界を舞台に戦える逸材が生まれて来るような環境が整って、それが続く様になればいいのだけれど、そうした長い目で見る感じが日本から消えかかっているのかもしれない。長い目で支えて行きながら、多くの人に知ってもらい、また、楽しんでもらう努力を関係者は惜しんではならないものではないか。

公式に「おやつアリ…」なスポーツで、日本人を表彰台に押し上げるか否かは裾野の広がりと、それを楽しむ場の拡充にかかっている。また、おやつ会社の協賛も欠かせないところだし、バナナはおやつに含まれないのが残念だが、この際だから協賛しても悪くなかろう。ゆくゆくはおやつタイムも採点に含まれると面白い。

「解説の三郎太さん、スイスチームのチーズホンデュはおやつなのでしょうか?」
「ええ。認められていますが、選手の1人がバナナをチョコフォンデュにしていますねぇ…これはイケマセン。先ほどバナナの支給がありましたので、支給以上の摂取は失格となってしまいます…」

その頃、日本チームは行儀よく一列に正座し、コーチの淹れるお茶を待ちながら、和菓子を堪能しつつ戦術と反省を談笑しているんである。やがて、コーチが「ぬぅ…」と茶を差し出すと、それをしずしずと受け取り、お茶をすする…。

「結構なお手前で…」

ともかく…、4年後に思い出すのではなく、4年後に楽しんでいられるようになってなきゃダメなんである…。



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メールの件はどーでもいいらしい。

2006-02-21 14:21:02 | 我思う、故に書くなりよ。
信ぴょう性立証は困難 民主、口座追及に力点 (共同通信) - goo ニュース

朝からワイドショーをずっと見まくっている。オリンピックもあるんだが、民主党が痛い件で、幾人かの国会議員がバトルを交わしているので、せっかくだから見てみた。

とはいえ、肝心な人が出て来ないので、民主党はさらに痛くなってしまっている。加えて、昼頃から上記の様な記事が配信され始めた。北海道新聞では朝から流れてたのだけれど、メールは無理だから別の方向で…って事らしい。

素人目に見ても「ガセネタ」と、呼ぶであろう「メール」を元にド突き回したうんぬん…は先にも書いたが、銀行口座うんぬん…はどこから出たのか明らかになっていない話だと思われるんだが、今度はこれでド突き回すと言うのである。

まぁ、確たる証拠なり根拠があれば…それもアリだろうけれど、これを書いている時点でそれらが明らかになったと言う話はまだ出てない。明日に行われる「党首討論」で明らかにするだろう話は出ているが、出し方が気になる。

いきなり突きつけて「やめろ」だの「責任とれ」だのやらかすつもりなんだろうか?
だとすると「インネン付けてゴネてるヤクザ」と変わらない様に見えてしまう。

「あー。こうした資料がありますが、そっちで調べて頂きたい。回答は後日に。」
「うー。調べてお答えします。回答はこの場で。」

と、言うならまぁ、何となく国会議員っぽくて良さそうである。その後の回答次第では「荒れる」のも構わないが、いきなり突きつけてきゃんきゃん吼えても突きつけられた方は「わけわからん…」と言うのが一般的な話だ。加えて責め立てるなんてのは最近の小学生でもやらん。未だに隠れて生き残る暴走族のケンカみたいな感じだし、ドラマで散見される「ヤクザの下っ端がちょっと上のヤクザに重ねて脅しかける」パターンとも言えなくない。少なくとも、世間一般が認知している「大人の筋道」とは大きくかけ離れたド突き方だと言えよう。

まぁ、どうなんだか見ものだけれど、民主党と言う集まりの「痛さ」は相当悲しい。
豪快な問題提起を行った主役が出て来ないので、代わりに出て来た議員が代弁する内容も痛々しさ炸裂なのは仕方ないが、スジが全然通らない。豪快なコト言っちまった尻拭いに「無理」があるのがボロボロなんである。

興味深い発言は民主側にはあまり無かったが、自民側からは「身内犯行説」と言うのが出ていた。このメールをボムとして世に出した裏に、党幹事長を宜しく思わない党内の人間がいるかもしれない…と言う点。こう言う時は、あまりこうした憶測は出したがらないってのが普通だと思えるんだが。まぁ、出してくれた方が判り易くて良いんだけれど。また「なぜ確固たる証拠があると言うのに刑事告発しないのか?」と言う民主側への問い掛けもあった。犯罪を知っていて通報しないのも罪なのである。確かに、そっちの方がもっと判り易くて間違いない。なんせ、調べるのは政治団体じゃなくて「司法」だしね。

またフジテレビの「とくダネ」の司会者がライブドア関係で裏を話すと「間違いなく危ない」と、強調して言い切っていたのが気になる。「あまり詳しくは言えないが…」と、断りをいれていたが、ここで言った「危ない」と言うニュアンスは「確実に生命の危険が及ぶ…」と言うニュアンスであった。まぁ、実際、自殺しちゃったとされる人が出ており、非常に不自然な自殺であったことも明らかなので、そういう恐れも実際にあるんだろうと思われるが、言っちゃって良かったのか気になる発言である。だって、ライブドアの背後には人命を危うくする人もしくは団体が関係していると示唆しているワケだからねぇ…。

民主党のド突きが「紳士的」なものになるのか「ヤクザ的」なものになるのか注目されるワケだが、現時点での「痛さ」を考えるとあまり期待も出来そうに無いな。一部報道ではメールに出て来る3千万円とは別口の金銭のやり取りが出て来るのではないか? と言う話もある。ちょっと前からそういう話が出ていた様子があるのだが、裏が取れない話で終わっていたようで、表沙汰にはなっていない話だと噂されているが、そうした話を引きずり出すためにも「豪快なド突きまわし」がすでに相当痛いのが残念なんである。

野党第1党である民主党が痛さ炸裂じゃ、制度的にも困るんだが、これが1議員の話ならまだ判るんだが、上から下までと見える所が間違いなく痛い。なんたら委員長なんてのがまことしなやかに痛い話している場合じゃなく、身内をド突き回して…

「どーなってんだよ、これ! こんなのしゃべれねーよ!」

ってやってなきゃ本来おかしいハズなんだが…痛いなぁ…。

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メール・ボム。

2006-02-20 20:59:51 | 我思う、故に書くなりよ。
民主党の痛すぎが注目されつつあるんだが。

仮に、そうした不明朗なお金のやりとりがあったにも関わらず、こうした痛すぎるド突き回しによって、さも「無かったコトに…」なってしまうのが痛すぎ。それだけに、ド突き回すにはそれなりの準備ってもんが素人目に見ても必要なのは判るのだが、それがあの「メール」だと言う点で「痛すぎ」感は否めないよなぁ。

立場が逆だったら、民主党も「ガセネタ」って言うだろうし。あれを「信じろ!」と首相に迫るのはヒドク痛い姿を曝しちゃった様なもんだしねぇ…。

どっちに転んでも「大爆笑!」な結果になりそうだから、傍から見ている方にしては面白いんだけど、そんなこんな以前に…

「ああした痛い連中でも国会議員になれる!」

って事の驚きは新鮮だったりもする。コンサルタントと言うまことしなやかな科目で処理される金銭のやり取りをド突き回したら、日本の国会議員の何人が残るか怪しい所でもあるので、審議の空白だの国会の空転だの気にせずに一度やってみたらおもしろいんじゃなかろーか。

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ほどよい寒さ。

2006-02-18 00:41:42 | ぬくぬく火鉢ライフ
あんまり暖かくなっちゃうと出番が無くなって困るんだけど…。

寒過ぎても「役立たず…」って感じが否めないのも事実だけれど、ここ数日は天気も悪いし、やはり寒い。だが、火鉢を使うにはイイ感じの寒さだったりする。

てなワケで、バリバリ燃えてもらってます。もー、イイ感じで火が回ったあたりの「炉心」の美しさ…と言ったらシビレルねぇ…。(別の意味でもシビレちゃってんだけど…)

それでも、6kg買った炭はまだ半分も使っていない。朝夕の3時間ほどをぬくぬく独り占めと言う使い方が常習化しているのだけれど、1コの炭が火鉢に対して大き過ぎるので、半分に割って使っている。いつも使う時に割るのも面倒なので、ある程度の量を割っておくのだが、割れ目でポン!なスジを見付けて、思った通りの形に割れてくれるのも寒いながら気分が良い…。また、それらが赤々と順調に燃えていくのを眺めながら灰をいじり、上に乗せた鉄瓶の沸騰具合を調節したり…と、コアな世界に浸れるのもなかなか。

そんなこんなに夢中になれるのも「ほどよい寒さ…」ならではなんじゃないかな。
そう言えば、網を買って来たのにまだ使ってない。お餅を焼いたり、するめを炙ったりするために買ってあるのだが、鉄瓶で落ち着いてしまっている…。マニアとしては情けない限り。まぁ、酒も飲まないのでポン酒をカンしてチビチビ…と言うコトが無いワケだけど、そういうのがピッタリな物だと言う事は判るねぇ…。

また、オリンピックを見ながらぬくぬく独り占めがいいんだなぁ…。

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全力疾走→即死。

2006-02-17 20:17:32 | おじたん的自転車生活。
ここ数日、夜に小雨が降っている。

で、わざわざ4つの鍵を取り外し、愛車となったROCK5500を繰り出してコンビニへ…。
プリン分(プリン体ではない)の不足が顕著に見られる傾向が強く、禁断症状がそうさせるのだと思っているのだが、実はウェットな舗装路面での感触なんかを確かめてみたい…と思ったのだ。

ここまで太いタイヤは国内では乗ったことが無い。観光で訪れたハワイで2度ほどビーチクルーザーなるやたらとゴツク、シンプルな自転車を借りた時に乗った程度。まぁ、タイヤの太さうんぬん…よりも、ハンドルにあるべきブレーキ・レバーが全く無い…と言う機構のブレーキに面食らったまま、ホテルのあるワイキキからハナウマ・ベイまで亀を見に出掛けてしまった恐怖のズンドコしか記憶に無かったりする。

そもそも、自転車のタイヤにそんなに種類があるワケも無い時代にに自転車ブームを迎えている世代。タイヤなどは車体と共に朽ちて運命を共にするの物だと言う概念の元で育っている。路面もアスファルト舗装が始まったくらいの感じで、新しく出来た道はアスファルト、それ以外は未舗装か、意図的に砕石を撒いた砂利道がほとんどだった。

憧れの自転車…豪華装備の盛り沢山で、今から考えれば意味不明な装備も多かったが少年の心を掴んで離さなかった「スポーツ車」には、確かにママチャリとは違ったタイヤが履かれていたかに思う。だが、今の基準で考えたら大差の出る物では無いし、悲しいかな、そんなトコロはどーでも良かった位に、豪華な電飾装備に目を奪われていた。

やがて、少し距離のある学校に通学を余儀なくされる頃、変速機付きのスポーツ車を始めて買った。これが今は亡きブリジストンの「ユーラシア」。タイヤは有り得ない位に細く、タイヤの表面に凸凹はあまり無い。スジが沢山、細かく入っているだけ。高校生の通学にはもったいないクラスの自転車ではあったが、通学は快適。だが、ちょっと舗装路から出ると、パンクは容赦なく起こる。リムが傷ついたりゆがんだりしない様に恐る恐る引いて歩いて帰ったりもしたが、登校中となると「遅刻」しないことを優先するために傷めてしまった事もあったなぁ。

この頃にはMTBなる物がすでに現れていた。タイヤは太く、イボイボは際立っていて、オフロード・バイクの自転車版って感じだったが、一般のスポーツ車よりも遥かに高価だった気がする。BMXなんてのもこの頃出回り始めたんじゃなかったかな。

それでも、タイヤを交換する概念は無かった。よほどの事故でも起こして車と共に運命を共にするのがふつう。中にはチューブラー・タイヤで通学する輩もいて、放課後の自転車置き場で交換作業に勤しむ姿も見ているが、自分のは車体と共にその使命を潰えた。

で、ROCK5500。オン・オフ兼用なタイヤが付いている。どちらかと言えば「オン」寄りな感じだが、控え目にイボイボだったりしている。ハンドル越しに見るその太さは有り得ない位に太く、真っ黒なので見るからに重そう。父が仕事に使っていたネコ車のタイヤみたい…。だけれども、乗ってみると重さは感じない。これもより特化したタイヤと比べたら重いのだろうが、多少のゴロゴロ…感はあるものの、至って普通に走り出す。アスファルトから外れた、定期的な補修を受けていないボロボロのアスファルト路面を走ってみると、サスペンションの効きも相まってそうひどくショックをハンドルに感じたりもしない。うむぅ。いいねぇ。

自転車で、濡れた路面で滑りを感じてしまうってのも難アリだと思うが、マンホールの上とかで「ヒヤッ!」っとするなんて事は多々ある。濡れてなくても砂が薄っすらと被っていたりすると、そのまま倒れてすっ飛んだりも通学中には多々あった。んまぁ、ちんたら漕いでいる分には問題ないんだけど、気分良く飛ばしてたりするとね…痛いんだよねぇ。唐突だし。

で、あえてそうした事も試してみたけど、問題ない。ちゃんとグリップしてくれている。ディスク・ブレーキは雨で少し鳴きが入るようにはなったが、思うとおりに効いている。ふーん。良く出来てるねぇ、最近の自転車は…。

気をよくして、ほどほどのギアの重さ…で、全力疾走してみた。

ものの数秒で、萎えきった足が悲鳴を上げる。それだけではなく、歩けない程のシビレ感…。前日の息切れめまいの心肺停止は起きなかったものの、ヘロヘロのヨレヨレで死亡…。かつての疾走三昧だった自転車生活から20数年、徒歩が基本の生活ではあったけれど、なんたるふがいなさ…。毎日乗って、かつての感覚を蘇らせると共に鍛えなおさねば寝たきり老人まっしぐらな体になってしまった…。

昼間、ダイソーで「お名前シール」を買って来た。あまり貼りたくも無いのだけれど、万が一の時に自身の所有物であるコトを主張する根拠に薄いと面倒になるので、致し方ない。車体の色に合ったシールが入っていたので、名前と電話番号を書き入れる。見える位置だけれど、剥がされ難いだろう位置を探して貼った。

自転車のポテンシャルうんぬん以前に、運転者のポテンシャルが危ういので、それを確かめるのがままならないワケだけれど、ゆくゆくお伝えしたいと思う。

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やってもうた…。

2006-02-16 01:23:06 | おじたん的自転車生活。
なんかねぇ、サイズ間違えちゃったみたいよ、おれ…。

体がデカイから自転車もデカイ方がいいやと思って一番大きなフレームサイズ選んだんだけど、1サイズ小さくしないとダメだったみたい…。

MTBの場合、サドルに座らずフレームにまたがった状態でフレームと「おきんきん」の間に10cm以上の余裕が無いと危ない…って書いてあんだよねぇ…。ロードタイプだと2~3cmの余裕でいいらしいんで、そうならOKなんだけどねぇ…。

ハードな乗り方をオフロードでした場合、最悪「おきんきんクラッシャー」に変身してしまうワケで、独身で未婚な私にはちょっとショックだわ…。とは言え、試乗した限りなんの違和感も無く非常に快適に乗れてたので特に問題も無いと思うんだが、理論的には確かに股裂きクラッシュするだろうなぁ。

サドルも昔と違って、おきんきんが痛くならない工夫がしてあったりするので驚いた。クッションも良くなっていて、そうそうお尻が痛くなる事は無いらしい。

まぁ、ハードな乗り方をするかと言えば、しないだろうし、オフロードを豪快に飛ばすにはもっと本格的なクラスのモデルじゃないとダメらしいし、それ以前に体重をもっと落とさないといけないし。ちょっとしたオフロードを「じわじわ…」進む分には問題無かろう…。

大昔のスポーツ車ってのは変速器のレバーがトップチューブの上に付いていて、こける度におきんきんを打ち付けてたんだよねぇ…。ライトはリトラクタブルだし、ほとんど見せびらかしにしか使わない派手なウィンカーがキャリアの下に付いてたりなぁ…。自分はそういうタイプを買ってもらえなかったので、おきんきんを打ち付けるコトはなかったのだけれど、血尿出て学校休んだ友達は理由はなんであれ「勇者」「ヒーロー」だったしなぁ…。

てなワケで、ちゃんとお勉強してからポチっと押しましょう…。

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納車。

2006-02-15 19:15:30 | おじたん的自転車生活。
買った本人が驚いてもしょうが無いんだけど、もう届いちゃった。

土曜日にポチっと押して、月曜日に受理されて、水曜日に完成車が届くってのはスゴイなぁ…。

通販で自転車を買った事無かったので、どんな風に届くのか興味津々だったのだけれど、すごくシッカリと梱包されていて、荷解きがちょっと大変だった。傷が付いてしまうと予想されるトコロはほとんどカバーがしっかりされてるし、実際無傷。

宅配のお兄ちゃんが軽々と持って来たので大きさとのギャップがおかしかったな。

早速荷解きして点検。と言っても、組み立てた上で点検して梱包されているので、あまり心配は要らないのだけれど、今回買ったのはディスク・ブレーキ車なので、ショックでゆがんだりするとローターとディスクがバッチこーいなワケ。これ直すのちょっと手間掛かったりするもんだから、その辺を見たけど問題なし。タイヤの空気もそこそこ入っており、ちょっとだけ入れ足しただけで、乗れてしまう。サドルの高さだけ調節して乗ってみた。

思ったより「軽い」。車体も軽いし、走り出しも軽い。ギアの変速もスムーズだし、ディスク・ブレーキも程よい感じ。タイヤが太く、控え目だけどイボイボっぽいのでもっと重いのかと思っていたので、拍子抜けしちゃったなぁ。

変速機に関してはちょっと想像と違っていた。グリップをグリグリしてチェンジするのかと思っていたのだけれど、レバーでチェンジするタイプ。これだと変速を気にせずニギニギ出来るので良かったぁ。甥のMTBはグリップグリグリタイプなので、気を使ってニギニギしないと変速しちゃったりしてあららら…なんてコトになったりする。まぁ慣れなんだろうけどね。

試乗ついでに「鍵」を買いに出ようと走ったのはいいのだけど、息切れで目の前が暗くなってダウン。相当ヤバイ…。心肺停止状態じゃ自転車生活どころじゃ無いので、タバコをやめるコトにした。体に合わない折り畳み自転車よりは遥かに楽なポジションで乗っているのにこれじゃあなぁ…。ひょっとして本当にヤバイ病気だったりして…。鍵はオマケで1個付いてきたが、昨今の盗難状況を考えると複数付けないと意味無いらしいし、短い物だけでも不安なので、長くて太くて硬くて…な物を一緒に頼んでおけば良かったなぁ…。まぁ、ホームセンターでも売ってるし、出来ればオートバイ用のゴツイのを買ってみようかと。

近所で買うより1万円以上安く買えたのもウレシイし、頼んで間もなく届いたのもウレシイし、荷解きして直ぐに乗れちゃうのもスゴイよなぁ…。送料無料だし…。

お。買ったのは楽天市場の中の「JOINT」と言う京都のお店。買ったついでに防犯登録も頼んだので、「京都府警」の登録シールが付いてきた。関東で京都府警って言うと「サスペンス」以外の何者でもなかったりするので、これもちょっと自慢。防犯登録自体はどこで登録しても問題無いので、地元で買えば「神奈川県警」になるんでしょうな。

ここ数日シボレーのオーラにやられていたが、ロック5500見たらそれも消えた。ではロックからオーラが滲み出てるかと言えば、そんな感じはまだない。自分の心肺機能のふがいなさにしおしお…なもんだから、それどころじゃないんだよねぇ。オーラが出る様な乗り方して行かないと、自転車も可哀想だし。

まぁ、自転車生活はスタート出来たので、じわじわ攻めてみようと思う。

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シボレー。それはまぶしい…。

2006-02-14 19:59:57 | おじたん的自転車生活。
シボレー…カッコいいんだよなぁ…ホワイトがさぁ…。

まぁ、じっくりと見る機会がある自転車と言えば、シボレーしか無いワケで、近所のホームセンターに見に行って来た。フロントだけでなく、リアにもサスペンションが付いているのに驚きの価格。見に来るたびに展示台数が減っているので、そこそこ売れているらしい。

が、どうも色々と調べていくうちに、この先の自転車生活に相応しいモノかどうか疑問が出て来ちゃった。確かに、あまり細かいスペックがオープンになっておらず、これはパーツを変えてグレードアップするとか、メンテナンスするとかの時には少々困る。その点を含めて、防犯登録のコトで店員に尋ねると…

「あー。これ雰囲気がMTBな商品なので、山道とかダメですよ…」

なぬ? 数年ぶりに「なぬ?」なのだが、雰囲気…ってなんだ? 太くてイボイボがいっぱいのタイヤにサスペンションがびよんびよん、18段変速の白くてまぶしい俺のシボレー(俺のか?)に何てコトを言いやがりますか。

「普通に乗る分には申し分ないと思いますが、本格的なMTBとは違いますんで…」

よぉよぉヨォ! どーゆーコトだ、それ? んでまぁ、詳しく話を聞いてみると、どうやらそうしたクラスの自転車らしい。フェイクでは無いし、一応の保安基準もクリアした製品ではあるものの、形やデザインが同じと思って無茶すると、無茶したなりの結果が出るクラスだと言うのだ。なんだよ、それ…。若いのにハッキリ物を言うおにいちゃんは好感が持てる。私より詳しそうなのでもう少し突っ込んで話を聞くと、

「MTBの真似事はしちゃイケナイMTBと考えておいた方が…」

んー。まぶしいだけだったのかぁ…。まぁ、値段から考えたらそうだろうなぁ。実用には耐えうる耐久度はあるのだろうけれど、そこから逸脱した部分は想定の範囲外であって、その部分をも想定してあるとすれば晴れて「MTB」と名乗れるだけの物があるんだろうなぁ。もし、そうした部分を含めてMTBを望むなら、やはりメーカーとして名のある自転車をチョイスしておいた方が良いと言うことか…。

まぁ、予算から言えば本格的なMTBが買えるワケじゃないし、レースに出るワケでもないので、てろてろ乗ってる分にはシボレーでも良いワケだ。だが、これから始まる自転車生活の基盤となる部分に「雰囲気だけ…」ってのはどうだろう?

そう考えると収拾が余計に付かなくなってしまったのだが、結果的にシボレーは選から漏れた。漏れたんだけれども、十分に魅力はある。何か得体の知れない「オーラ」が出ちゃってるんだと思う。なんせ予算は限られているので、どのメーカーのMTBでも大差は実際には無いと思う。そんなクラスなのだ。選ばなかったけれど、惹かれてしまうトコロがニクイ。

私が悩みに悩んで選んだのはジャイアントのロック5500。既に頼んじゃってあるので、届くのを待っている。これとて、本格的なMTBとは呼ばれないクラスだし、見た目はシボレーと変わらない。だが価格は2倍ほどの違いがあるし、それがどこに反映するのか細かく見ないと判らないと思う。だけれども、自分の体に合う車体が選べたし、細かいパーツのスペックも明らかになっている部分で、先々困っても何とかなる部分が大きいと考えたのである。少なくとも、規格が明確じゃないとスムーズにパーツも選べないのが自転車だったりするしねぇ。本来なら予算オーバーで選択肢から外れていたモデルなんだけど、ネットで探したら予算内で収まるコトが判明。定価で売ってる近所の自転車売り場で物は見ているので、悪い買い物じゃないと思う。ちょっとだけこっちの方が軽いし。

でも、シボレーはまぶしい…。「ちぇべろれって…」と書いて何故にシボレーなのか判らないくらいにまぶしい。いまさら悩んでも仕方ないのだけれど、シボレー…。

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