おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

内耳式耳机…¥525。

2006-12-31 16:05:20 | おじたん。的便宜耳机評論。
お買い物のついでにダイソーに…。

毎週顔出しているワケでは無いので、たまに覗いておかないと…ってコトもあるのだが、行ったらちょっと売り場がマイナーチェンジされていた…。

でまぁ、覗くだけにしておこうかと…思ったのだが、ネットで噂されていた¥525ヘッドホンらしきモノが…。

今日は自転車で出掛けたのだが、生憎ヘッドホン仕様にケータイはしておらず、平型ジャックアダプターと併せて買っても¥700弱でヘッドホン仕様に変身できる…と考えたら買ってしまった。

これで軍歌を聴きながら「脳内右翼」しながら帰れる…。

素のままだと、ちょいと耳へのフィッティングが悪いので、パッドは必須なのだが、音いいなぁ…これ…。¥525は買いだゾ…。

ケータイと併せて聴いているんで、まぁ元が元って話もあるんだけれど、999MP3プレイヤーに併せても全然悪くない…。いわゆる「かまぼこ」って感じの出力なのだけれど、クリアな音が出てるし、低音もそこそこ、高音もそこそこしっかり出ており、¥999の内耳密閉型よりも感じいいなぁ…。ドライバー・ユニットが大きめだからかなぁ、音の広がりがキチンと…。総じて言えば、若干曇った感じが残ってるが、値段から見れば「逆転ホームラン級」。

噂には聞いていたが、ダイソーでも扱ってない店があったりで、やっと出会えたりなのだが、実際、近隣の数店には今まで無かったんで、ちょっとウレシイ。金メッキ・ストレートプラグも好きなタイプだし、コード長が80cmってのも満足。デザインもチープな感じはしないのが偉い。

999内耳密閉型のエージングも済んでいないのだけれど、525内耳式耳机が使い込んだらどうなるのかも楽しみになってしまった…。

「うみぃ~のぉおとこのかぁんたぁいきんむぅ~♪」

うしし…。うしし…ではない。5000近く出して買ったSONYのケータイ専用ヘッドホンの立場が一気に崩れてしまったではないか…。微妙なトコロで若干タイプが違うとは言え、全然タメ張ってるぞ、525が…。

「みづぅ~くぅ~かぁばぁねぇ~♪」

タメ張るどころか、凌駕していると言っても悪くないじゃないか…。予備に2~3個買っても悪くないゾ…。やるな、ダイソー…。

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さよなら、ありがとう、ハンズ。

2006-12-31 10:51:24 | 我思う、故に書くなりよ。
地元とは言っても、小一時間掛かるが…。

東急ハンズ藤沢店が本日で閉店。

だからといって、出掛けたりする用事も無いのだが、惜しい…。

出来た時のコトは覚えていないが、青春時代はこの店と共に…と言う想いが強かったりする。ここに行けば取り敢えず「ある」…って方向に強かったお店だったし、何か新しいカテゴリーの商品に触れるコトが出来たのも何かと多かった。

限られてはいるが、遠慮なく必要なモノを必要なだけ買える高校の文化祭なんぞ、チャリンコすっ飛ばして徒党を組んで買い物に出掛け、恐らく「授業中」な時間ではあるものの、喫茶店で一服…いやいや、小休止…ってコトが風物詩でもあったり。

人に何かプレゼントする時も、真っ先に覗いたのがこのお店だったり。

まぁ、繁華街はあるにしても、意を凝らした商品がうじゃうじゃ並んでいるワケでも無いし、土地柄、田舎モンレベルじゃ手が出ない…って傾向が強い商品構成なお店が多かったりもした中で、いたいけなナウなヤングのハートを掴んでいたと思う。

生まれて初めて買ったナイフ、Zippoのライターなんかも、このお店だった。ビーパル少年にはまさに宝の山…ってお店だったし、商品だけじゃなく、学べる知識も多かった。眺めているだけで時間がしっかりと潰せる…ってのは実に偉大だったと。

そんな「ハンズ」も役目を終える。近隣には大きなホームセンターが出来たコトもあって、消えてしまうのかな。駅から徒歩で行ける立地は実にありがたく、これは今でもそうなのだけれど、マイカーで行くのが一般的な風情では致し方無いのか…。

まぁ、だからと言って、何かたくさん買った…と言うワケでも無い。定価みたいなもんだし、特別安くも無いし、必要なモノが必要なときに「ある」…って意味において良く利用した…と言うコトか…。

あそこにしかない…あそこに行けばある…って時代だったんだな。

トート・バッグ…ってのを初めて知ったのもこのお店だった。確か、プレゼントしてたし、もらったのはもう20年も前の話で、ボロボロになるまで使ったなぁ、アレ。

大げさに言えば「カルチャーの発信基地(死語…)」そのものだった。

楽しい想い出が何よりも多かったお店はそうそう多くも無い土地柄。実に残念であるが、

「さようなら、ありがとう」

が、一番ふさわしいんじゃないかと思う。

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母の入院。

2006-12-29 02:00:19 | 我思う、故に書くなりよ。
急に、お腹が痛くなって、げろげろしだして。

胃癌の手術から1年経ってないんだが、この時に「腸」も検査して問題無かったので、お腹が痛い…ってのは何事かぁ! ってコトで、救急車を呼ぼうかと家人は思うんだが、何故か頑なに拒否されて、胃癌でお世話になった病院に運ぶコトになったのである。

まぁ、指定した病院まで運んでくれる救急車も無いもんだから、痛いのげろげろのな母を車で連れて行ったのだが、年末進行…って感じの病院だし、外来の時間はとっくに終わってる感じなので、苦しむ母はさておいて、何が原因かいろいろと考えたりして。

真っ先に思い浮かぶのは「ノロウィルス」。嘔吐が先か、下痢が先か…って感じで突然やられるらしいが、同時に発熱もあるらしい。母にはそれがなく、突然の痛みと嘔吐は似ているが、ちょいと違う感じ…。

「腸閉塞」ってのも痛むし、げろげろなのだが、半年前の胃癌の時にそれらしい問題は見付かっていないので、違う感じもするが、術後にこうした問題が起きないとも限らない。病院でもそれが一番疑わしい…ってコトで、X線検査を始めた。

医者がお手すきなら直ぐにでも診てもらうのだが、予定がみっしり詰まっているので急患とは言ってもなかなか診て貰えず、母はぐんにょりしている。救急車で近場の病院にでも担ぎ込まれれば、この辺は違う扱いなんだろうが、世間体を気にして呼ばないんだから、自業自得である…。

やがて、検査の結果が出て、家人である我々にも知らされた。

「判らない…」

血液検査でも炎症の反応は無いし、X線でも異常が見当たらない。風邪によるもの…って疑いはあるらしいが、それらしい様子も無い…。

でまぁ、遠路はるばる来たもんだし、帰ってから痛いだの、げろげろだので大騒ぎするのもなんだから、入院するコトになったんである。その方が本人も家人も安心できるし…。

やれやれな1日が終わり、家人は帰路につく。途中、いろいろと考えたが…

「単なるフン詰まりでガスが充満してお腹痛くて、その上に喰いすぎてげろげろ…」

だとしたら、有り得なくも無いし、それこそ近所の病院で十分だったんじゃなかろうかと…。まぁ、入院していればそれなりに検査もやってくれるので、後々心配が残るかどうかも判るだろうけれど、この年の瀬にやれやれ…である。

常日頃、体に良いモノばかり喰っている人でもこーなるんだから、母の言う「体に良いモノ」は全く当てにならない。まぁ、悪そうなモノでは無いコトは見て判るが、その挙句が胃癌であり腹痛であり、げろげろであるならば、信憑性はゼロである。

おいしいものを美味しく食べる。そうした考えをさておいて、体に良いモノ…と信じて盲目になってはイケナイのであるね…。そうであっても、様々な要因で病は訪れるワケだから、過信や妄信はなおさらと言うコトか…。

年内には退院してくるらしいので、やはり「フン詰まり」が一番疑わしいらしい…。

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Perfumeいいぞ。

2006-12-26 02:52:30 | 我思う、故に書くなりよ。
全然知らんかったのだが…。

なんだかスゴク久々に「正統なテクノ」を聴いた気がする…。
手法としては新しくも無いのだろうが、基本に忠実に、しかも若いってのはイイ!

ひねちゃったテクノ…ってのがずーっと蔓延していて、そうした方向に進んでしまったコトが、おじたん。的にはずっと悲しかったのだけれど、このお嬢さんたちのテクノはなんだか、ひねずにストレートに古き良きテクノを継承してくれたのか、新生してくれたのか、とても良く聴こえるのである。

こういう「テクノポップ」があっても悪くなかったし、実際に似た様なモノはあったのだけれど、残らなかった。残らなかっただけの理由は当然あったのだろうけれど、それは惜しかったし、残ってもひねくれすぎてしまった故に、なんだかなぁ…と。

「原点回帰」なのか、「リバイバル」なのか、定かじゃ無いが、これはこれで突き進んで欲しいと思ったりする。

『若く明るい正しいテクノ』

そんなのが出て来ていたのはとてもウレシイんだなぁ、おじたん。わぁ…。

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GT HAWKINS。

2006-12-23 13:11:12 | 我思う、故に書くなりよ。
冬っぽい靴が出て来たので、磨いてみるコトに。

普段はどこへ行くにもナイキのバスケットシューズである。バスケットはしないが、履いていて実に都合が良いし、疲れ知らず…。

丁度、ブームと呼ばれる頃にいろいろと買い漁ったもので、履き心地重視だから、コレクション…と言うモノでも無い。

なかでも「エア ズームフライト96」ってのが、たまらなく気に入ったので、まとめ買いしたりしており、1足は知人にあげちゃったが、デッドストックがまだ1足残っている。履いていて「びよんびよん…」ってのがまぁ、なんともたまらないんでありんすな。オリンピック記念モデルらしいが、どこのオリンピックだかは忘れている…。

んで、冬らしい…ってのはこれらとは別で、AJ12だったりする。これもバスケット・シューズで、神様が愛用していたのと同じモデル…ってコトだった。そんなコトはバスケットをしない身には関係なく、アンモナイトを履いているかのようなデザインと、硬めの履き心地で選んでいるので、ブルズ・カラーじゃなく、黒白。

遠慮無くしっかりと足首までホールドしてくれるので、実はトレッキングにも良いんじゃなかろうかと思うのだが、通気性はあまりよく無いし、色が色だから、夏には履けない…ので「冬用」。改めて履いてみると、やっぱりしっかりしているんだよね。

でまぁ、何気に引っ張り出て来ちゃってはいるが、これ、10年近くも前の靴。

一緒に出て来ちゃった「GT HAWKINS」はそれよりも前の靴。

「お好み」と称して、夜な夜な心霊スポットを歩き回った頃に、その目的で買ったのだから、20年近くも前ってコトになる。

前回履いたと言う記憶が定かじゃないくらいに放置プレイ…だったのだけれど、痛みもそれほど無いと言うか、全く無いんじゃないかと思う状態。分厚い革にたっぷりとミンクオイル塗ったくって磨いたりもしていたからなんだろうか。

不整地と雑木林の縦走には必須な靴だけれど、ファッションとして履いている人もこの時期多かったりする。レッドウィングだとか、ティンバーランドとか、他メーカーのモノも似たようなのがゴロゴロしてたりするのだが、履き潰している感じが多くて、なんとなく残念。ちゃんと手入れしてあげれば、それこそ一生履けたりもするのが本来だと思うんだが…。

まぁ、そんなワケも行かないのが「靴底」。アッパーは一生もつかもしれないが、ソールはもたない…って作りだったりする。私のは本来ならソールの張り替えが可能な製法だと思ったんだが、張り替えてくれるトコロがあるとは知らないままにいる。

高級紳士靴なんかのソールの張り替えはたまにやってるトコロがあったりもするが、量産品の登山靴のソールの張り替え…なんてのは聞いたことが無い。と言うか、する人もいないんだろうなぁ…。

ちゃんと、張り替えを前提とした登山靴…ってか、ワーク・ブーツ…って感じが欲しかったりもするが、幸い、張り替える心配も無いほどに減ってはいないんで、他人の靴が気になったりもするんである。

張り替えれば買い換えもしなくて済むし、エコだろ、エコ。

先日、捨てざるを得なかったナイキのも、アッパーはまだまだ大丈夫だったのだが、エアなソールは劣化が著しく、分解しちゃっていたので実に残念だったんだが、合成樹脂の塊だから、修理と言うワケにも行かず、数多くの想い出と共にゴミとして…。

まぁ、あの世まで履いていけるワケじゃないから、使い捨て…ってのもアリだと思うが、長く愛用できる靴がある…ってのも何かとウレシイじゃねぇか…と、磨いていて思ったりもする。少なくとも、磨けば光ってくれるだけ楽しい。不用意にヘビーデューティーな「GT HAWKINS」だが、まだまだ頑張ってもらおうか…。

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あー。1週間かぁ…。

2006-12-22 15:49:48 | 我思う、故に書くなりよ。
久々にブログを更新。

別に、ノロにやられていたワケでも、無職を辞めたワケでも無いのだが、実は利き手の人差し指を火傷しちゃっていたのである。

まぁ、鍋を掴み損なっただけなんであるのだけれど、マウスいじるのも、キーボード叩くのもおっくうだったもんで…。久々にちょっと重傷な感じに焼いちゃったもので、プロポリス塗ったりなんだり。

火鉢で炭をいじっていると、火箸じゃにっちもさっちも行かなくなって、ふいに素手で掴んじゃったりもするんだけれど、不思議と火傷しないで済んだりもしているんだが、今回はステンレスの鍋を同じ様に掴んじゃったら、大変なコトになったんで、不思議でもある…。

みなさんも火の扱いにはくれぐれもご注意を…。

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TMと同じなんだからさぁ…。

2006-12-22 15:30:01 | 我思う、故に書くなりよ。
「まるでヒトラー」 迷走続く教育再生に有識者委員反発(朝日新聞) - goo ニュース

有識者のみなさんがなんでもっと激怒しないのかも謎だが、格好だけ「やってるよ…」ってモノだから、話が大きく進むとか、変わるとかはハナから無いんだろうね。

適当にお茶濁して済まそう…ってのはTM(タウンミーティング)と同じ発想だと思うし、それなりの「有識者のみなさん」ってのを揃えておけば、何となくメンツも立つ…みたいな…。本気でTMなんかやりはじめたら、収拾付かなくなるのは目に見えてるんで「桜」は誰がやるとしても必須だったんだろう。

てなワケで、それらしい話はなんとなく出たりもするが、決定事項はあまり目新しいモノも無いわけで…致し方なくあまり進歩も進捗も見られない形で…。

「あれはいったい何だったのか…?」

ってコトで最初からの目的を達する…ってコトだと。顔出していた「有識者のみなさん」も同等の扱いに…。

「安倍てめぇ話違うじゃねーかオラァっ!」

って勢いの「有識者」がいてくれたりすると、話も違ってくるんだろうが、そうしたメンツは最初から選ばれなかったりするので、過剰な期待も無理ってコトかな。

もっと簡単に言っちゃえば、教育改革なんか正直めんどーだからしたくない…ってコトだと思う。とりあえず、最もらしいこと言っておいて、やっぱりお茶を濁して、時の流れるのを待つ…ってのは昔からなんだけれどなぁ…。

最初から大鉈を振るう予定も無いモノに、さも「振るうゾ…」ってのは詐欺に等しいのだが、そんなんじゃダメだから会議開いているんじゃなかったのだろうか?

まぁ、もうちっと気骨のある「有識者」の登場に期待してみたい気もするが、人寄せパンダ…みたいなもんで終わるんだろうなぁ…。パンダにも失礼か…。少なくとも、徒党を組んで盛大にツッコミ入れないとダメだよねぇ…。

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P702iD その6。

2006-12-12 02:30:29 | 我思う、故に書くなりよ。
カメラがしおしおなので、もう音楽に勤しむほかに残る道も無い…って感じのP702iD。

あれこれCDを借りて来ては取り込んでいたりもするのだが、実は困ったコトが…。

取り込むのにさほど時間も掛からないし、エンコードするのがやたら時間が掛かるだけで、最終的な転送もUSBを新調したお陰で時間が掛からなくなったのは良いのだが、PCとケーブルで繋いだケータイを外すと「フォーマットエラー」になってしまい、再生出来なくなっちゃうのだ。

一応、USBでは大容量デバイスとしてPCに認識されるので、手順どおりにパージするコトになるのだが、そんなコトを守っていると確実にエラーになってしまう。

でまぁ、取説みたいなモンを読んでみると、そんなコトは関係なく「引っこ抜け…」ってコトらしい。では…と、引っこ抜くと、おお。問題ないな…。

一度エラーになると、フォーマットしなければならないワケで、音楽データもろとも他のデータも消えちゃうワケで、MiniSDを信頼してあれこれ貯め込んでいると、かなり悲しいコトになったりする…。

で、いそいそと転送して「うしし…」だったのだが、いざ引っこ抜くと「エラー」。

ええっ!? 大丈夫なハズじゃなかったのぉぅ?!

カメラに期待して1GBのメモリーにしたのだが、ほとんど意味無かったので、その大部分を音楽に回していた身としては、かなり精神的にも、時間的にも痛い…。

悔しいから、いきなりケータイからMiniSDを引っこ抜いて、入れ直してみた…。

おお。ちゃんと認識出来て、曲の再生も出来るな…。今までフォーマットし直して来たのは何だったのだろう…。

これで「ケロッとマーチ(小隊Ver。)」も快調に聞けるな。toutouの「ココロの問題」は実はかなり良い曲だったんだな…。

Y.M.O.も手持ちの音源のほとんどケータイに入ってしまうワケで、今後はムービーの楽しみ方を研究しないとな…。DVDリッピングして入れちまったりすると、暇つぶしにはかなり美味しいコトになるかもだな…。

その前に、せっかくだから、再生中の幾何学ぐるぐる模様じゃなくて、ジャケ写真とかにしっかりと対応出来る様にしておかないとつまらないな…。

まぁ、そんなこんなで、紆余曲折はしているが、もう、おじいちゃんだから何をやって解決出来たか書いておかないと、忘れちゃうんである…。

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オモテに出てはイケナイ写真。

2006-12-09 07:01:06 | 我思う、故に書くなりよ。
そんな写真がとあるHPに載っていたそうで、載ってるだけでなく、その出所も怪しい…と騒がれているとか…。

どういったレベルにせよ、報道目的のそれ…ってモノなら、しばしばオモテに出ちゃったり、出したりするコトもあるのだけれど、捜査・鑑識、学術研究目的のそれ…となると、日本の場合は滅多に出ちゃうコトも、出しちゃうコトも無かったりする。

海外の場合は、どっちも案外と気軽に出ちゃってたりするので、目的によっては問題にならなかったりもするとは思うが、日本の場合は、まぁほとんどNGだろうねぇ…。

でまぁ、そうした写真を撮っていた身から言えば、出ちゃった写真を報道で見る限りは「ありえない…」ってモノだと、やはり思ったりする。ただ、全部がそうかと言えば、そうでもなく、例えば海外でオープンにされている写真だったり、書籍に載っているモノだったり…ってモノが含まれているとは思うのだけれど、ある種独特と言って良い写真が目に入ると、やはり「ありえない…」と。

それは「白くブッ飛んだ写真」である。

「なんでその近距離でフラッシュをフル発光させるかな…?!」

って具合に、実物の色再現とか質感再現とかその他もろもろをもブッ飛ばす撮影が、そうした現場ではフツーに行われていたりもしているのである。でまぁ、医療関係者がそんな写真を撮ると、上の人から怒られたりもする。使えないからね…。ところが、警察関係者だと…

「今日のは良く撮れたな…」

って具合に、おまいらはそのブッ飛んだ写真で捜査・鑑識ひいては裁判までやっちゃうのかよ? と、傍で観ている方が心配になったりもするんだが、そうした独特のブッ飛び具合満点な写真が、あたかも「継承」されているかのように、続いていたりもしているのである。

そんな写真が医学書とかに採用されて、印刷媒体になっちゃうと、さらに「ブッ飛ぶ」ワケで、そんな書籍を「教科書」にしちゃっていたりもするもんだからねぇ…。

だから、あの手の書籍のその手の写真がカラーであったとしても、モノクロと見間違うばかり…ってのは、そーした事情が濃く絡んでいると読んだほうが宜しいかと。

もちろん、きちんと実物を再現すべく、努力されている警察関係者の方もおられたのは知っているので、全てがそうだとは言わないが、その数はもの凄く少なかったのを記憶している。昨今はこの手の世界でも銀塩から離れて、デジタルな時流に乗っているとは思うが、近年発行された、かなり高価な医学書を見ても、相変わらずな写真が多いところを見ると、質の向上はまだまだなのかも知れないな。

となると、出所も簡単に判ってしまう感じがするが、医学用の写真と違って、モノだけしか写っていない場合が多く、特定するのはムズカシイだろう。医学用、学術用はほとんどの場合、モノと一緒に例えば、スケール(ものさし)とか、管理番号なんかを一緒に写し込んだりしているので、なんとなく出所を辿るコトも出来そうだけれどねぇ。

もちろん、その手の写真は街のプリント屋さんとか写真屋さんで現像処理とかプリント処理はしてもらえない場合がほとんどだから、そうしたトコロから出てしまうのは現在ではムズカシイ。一応、頼むにしても、予めそうした倫理面を含めて契約とかしておかないとダメだったり…。警察関係ともなれば、一層の機密保持が求められたりもするんで、県警とかそうした単位でラボシステム丸ごとを使ってその手の写真の管理をしていたりもするんだろうなぁ…。

そうした事情を潜り抜けて出ちゃったとすると、「出しちゃった」と言う「ありえない」事情しか浮かんで来ないのである。そりゃ、やっぱりダメだよねぇ…。

ただ、こうしたオモテに出てはイケナイ写真が、オモテに出無いままで全てが良いかどうかは疑問な点もある。今回の場合は、非常に不謹慎な扱いの元でオープンになっていたワケで、論外ではあるのだけれど、事実としてそうした写真を捉えた場合は、その限りでも無いと思ったりする。

御巣鷹山に日航機が落ちた時は、それはそれで揉めたけれど、凄惨な事故現場の写真がオープンになったコトで、それなりの社会的に有用な役割を果たしていると考えても良いと…。交通事故や児童虐待にしても、言葉以上に有用なのは、そのものズバリの写真だとも思う。全てを言葉に置き換えて行くのは、やはり無理だし、そうすることが本当に良いのかどうなのか? 判らないほどに想像を絶した凄惨な事件・事故が増えていたりもするからだ。

もちろん、何でもかんでもオープンってのもそれはそれで困る。デジタルな時代になって、事実の改竄も比較的簡単に行われるワケだから、安易な考えでは当然困るし、やはり出所ってのもポイントになってくると思う。それが、アートならばなんだっていいんだろうが、事実として捉えたモノでは許される範疇は限りなく狭いと。

昨今は報道写真であっても、何気なく事実の写真として見ているモノが事実で無かったりする場合も多々有る。事件事故に限らず、スポーツなんかでも、意図的に改竄して載せたりする場合が増えている。ま、この場合、改竄と呼ぶのが適当かどうか? 意見が分かれるところだが、あるハズのモノがスッパリと消えている…なんてのも実際にあったりしたしねぇ…。

いつになっても、ムズカシイ問題だとは思うけれど、撮る人も見る人も、考え続けなきゃならない問題なのかもしれませんな…。

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少子化+老人問題+電脳=SSS。

2006-12-07 10:33:58 | 我思う、故に書くなりよ。
遅ればせながら『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』を見る。

近未来アクションサスペンス…って括ってしまえばそれまでで、あまり明るい場面も無く、日が当たらないとか、夜のシーンの多めなアニメではあるのだけれど、今まで広げてきた「テーマ」ってモノは『的を得て妙…』って感じだったので、欠かさず見ているのだけれど、本作も期待を裏切らない充実感たっぷりでしびれちゃったなぁ…。

まぁ、そうしたテーマが好きなら…ってコトはあるし、今までの流れ…ってのも蓄えがあるから…って贔屓目な見方はどうしてもしちゃうのだけれど、荒唐無稽な話が繰り広げられているかと思えば、現実に起きている問題が実に上手くアレンジされているワケで、耳に痛いセリフがチクチクするあたりがなんとも言えず、のめり込んでしまうのだなぁ…。

細かい点はネタバレ…ってのも無粋なんで書かないが、久々の新作は…

「どーんっ…と、打ちのめされちゃった心地よい充足感…」

が、たっぷりで、良い物見ちゃった~♪ と。

素子は相変わらず落ちるのが好きなんだなぁ…。高度にサイボーグ化された人間ってのは、シャカシャカ…と階段を下るよりも、重力に従って「落ちる…」ってのが、また似合っていたりもする。あ、バトーも落ちてたな…。

久々だから、お馴染みの面々が出ていて、動いて、しゃべってくれたらそれで嬉しい…ってのもあるのだけれど、しっかりと『次』って方向を残してくれているんじゃなかろうか…と言う感じはやはりウレシイですな。

こうしたストーリーを考えられる人達の脳味噌の中こそ、一度、電脳で見て見たい。

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夕張エクソダス。

2006-12-06 17:41:16 | 我思う、故に書くなりよ。
夕張市が大変なコトになっているが…。

600億近い借金で首が回らなくなったのが「企業」でなくて「市」。収入の10倍以上の借金は放っておいても増え続けるワケだから、逆立ちしても無駄…。

言葉では「財政再建団体」なんて言ってるが「破産」で「破綻」なのが現実なんだろうねぇ…。企業ならその先は「解散」ってコトにはなるのだが、「自治体」だとそうも行かないトコロがミソなんである…。

でまぁ、600億だが、大手銀行が潰れそうになって、税金投入した額からしたら「屁」でもない。あっちは「兆」だからねぇ…。屁でも無いのに、投入しないのは、投入しても、帰ってくる目処もほとんど無い…ってコトなんだろう。普通に考えると。

まぁ、それとなくそうなるであろう…ってコトは言われていたので、完全なる失策の末…ってコトだから、そうなるのも致し方ない。ただ、その皺寄せが「住民」に降りかかるとなると、のっぴきならなくなってくる。取り敢えずは、国民はどこに住んでも最低限のサービスが受けられる…ってのが大前提として国が成り立っている。

そうしたサービスは、実際は場所によって差異があったりもするのだが、概ね容認できる範疇の差異ってコトになってたりするのだけれど、夕張市の場合はその範疇に無くなりつつあるのも現実。

こうなると「逃げ出す」方が何かと住民は「得」になっちゃったりもするので、取り敢えず近隣の市町村に…って人も増えているそうな…。謂れの無い借金を税金で負担させられたら、フツー逃げるよなぁ…。

こうなると、極端な話になれば「ゴーストタウン」ってコトで、取り返しがつかなくなる。何も高い税金をわざわざ負担しなきゃならない市に住み続ける理由も無ければ、企業だってそこにいるメリットも無いだろうし、そこにいるだけでマイナスを強いられる市にわざわざ転居してくる人もいなけりゃ、企業も無いだろうからねぇ…。

さて、どーすんのか?

ビル・ゲイツあたりに買ってもらう…。彼なら売ってもそうそう無茶しそうにも無いし、マイクロソフトの極東拠点とでもしてもらうとか、借金チャラにしてもらう分、税金免除とかね…。

米軍に売りつけて極東最大の補給拠点にでも使ってもらっても良さそうだが、何かと無茶しそうだから困るな…。

それならNASAにでも売って、エリア51の移転先ってコトにしちゃうと、世界中からUFO関係者が集まったりするので、一石二鳥どころじゃ無くなるな。

使ってない炭鉱があるんなら、核廃棄物の最終処分地にでも立候補すればよいかも。TVのCMで募集してるよね…。(誰に向かって募集しているんだかサッパリわからんが…)あの関係の交付金だの援助金だので、そんな借金チャラになっちゃうんじゃないかな? 東海村に次ぐ「原子力の街」ってコトで、原発銀座にでもしちゃえば、そっちの交付金で遊んで暮らせるほど潤うじゃないか…。余った電力をロシアに売ったっていいんだし。喜んで買うだろう。石油とか天然ガスとバーターしたって良いしねぇ…。

と、荒唐無稽なコトでもやらない限りは真っ当に返せる当ても無いんだから、ケツまくってやってみるのもこの際アリ…ってコトにでもしとかないと、本当に住民が逃げ出しちゃうよ…。

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ベルマーク それは悲しい思い出。

2006-12-05 20:34:53 | 我思う、故に書くなりよ。
おじたんが就学児童だった頃は、かなり必死に集めていた記憶がある。

特に、中学校では、持参率(参加率)100%を目指すのはもちろん、得点さえもクラス毎に競う習慣が度々あって、その雰囲気たるや、国家総動員令…って感じ…。

まぁ、普通の家庭で何かしらお買い物でもすれば、0.5点くらいは必ず見付かったりもするのだけれど、うっかりするとそのままゴミ箱へ直行する形で付いてくるのがベルマークだったりもするから、日々のお買い物に関与しない身ではあっても、誠意努力して集めると言う気概で望まないといけなかったりする。

でまぁ、学級委員でありながら、締め切りの最後の日でもあるのに、持参しなくて、クラス全員に吊るし上げられる…と言う「夢」をみた。

全くのうっかりミスであり、自宅に帰ればそこそこ集めたベルマークの塊があったりもするのだが、持って来るのを忘れてしまったのである。取りに帰ればコトは済むのだが、そんな掟破りは出来ないし、ケータイなんか夢の道具だった時代だから、連絡して持って来てもらうなんてコトも出来ない…。

もう、ホームルームどころじゃなくて、糾弾大会。今更、何を反省したところで持参率は100%になるコトもなく、クラス全員から罵声を浴びせられ、それこそ

『死ね!』

っと言わんばかり。大好きだった○○子ちゃんからも白い目で見られ、口さえもきいてくれず、人生のお先真っ暗感はかなりの濃度で漂っているのである…。ほんの些細な間違いが、武装親衛隊と党員の攻撃目標となるのだ。

あの頃の、そうした運動は、ドイツ労働党のかの時代のそれ的なモノにしっかりと通じるモノであったと思うが、

「クラス全員が協力して参加する。一人ひとりの努力は微塵なものだ…」

と、決して悪い方向じゃないものだけに、その方向に突き進む思想的信条はまさに、ヒトラーユーゲント…。らっさっさぁ~♪ な雰囲気が当然に漂い、与えられた数値目標に向かって一致団結どころか、その決起大会たるや、反転卍党、ニュールンベルグ大会よろしく…なモノだったりしたのである。

で、今時のベルマークはどんなもんかと、就学児童のいる妹宅に聞いてみると、

「たまに集めることもある…らしい…」

と、実にのんびりとした感じ。

「だって1学年2クラスでスカスカなんだから…。集めてどーなんのよ?」

うむぅ…。少子化の影響はベルマークにも及ぶのか…。確かに、おじたんが就学児童だった頃は、1学年6クラスは最低でもあったし、ヒドイ時は12クラスなんて学年もあったりしたもんだ…。一致団結すれば、そこそこの点数が集まるのも事実。

夢の中ではクラスのハジキ者として名を馳せてしまったが、実生活ではそんなコトもなく、地味な点数ながらも参加はしていた。むしろ、学級委員とか、そうした要職を強いられる運命にあったみたいなので、どちらかと言えば「体制側」の人間。ゴミ箱を漁ればベルマークの1つ2つはクシャクシャになってたりもしたからね…。

だが、夢の中の自分の様に、クラス全員から糾弾される人間が必ずリアルにいたりもした。

どーしたことか、毎回必ず持ってこないのである。学級委員だか、ベルマーク委員だか、そんなのをおおせつかった日にゃ、非常に頭の痛い問題。要注意人物でもあるワケだから、締め切りの当日の始業前ともなれば、真っ先に持って来たか否か? が、まず彼らに問い掛けられ、持って無い…ともなればド突きまわされるわ、ケリ入れられまくるわ、今日の「いじめ」そのもの。当然の如く、非は再三再四の強制持参勧告にも関わらず、持ってこない側にあるワケで、通学途中でベルマークを握らせる…なんて闇行為もあったりなんだりで、毎回大騒ぎしていたと思う。

そんな話を、父の仕事を手伝う帰り道の車中で話した覚えがある…。

「△△が持ってこなくてさぁ…大騒ぎだよ…」
「△△は□○んとこに住んでるやつかぁ?」
「そうだよ。マヨネーズ買ったって付いて来るのにさぁ…」
「…あそこはマヨネーズも買えないんじゃねーのか?」
「えっ?! う、うぅ?」
「そんなの買えそうなウチじゃねーぞ、あそこんとこは…」

父は機を利かしたのかどうか知らないが、帰路、例の△△君の家の前を通るコースで車を走らせた。

「ほら、あそこだぞ…電気じゃねーんだぞ、あれ…」

周りを畑に囲まれて、そこそこ大きそうな昔の農家って家が建っていた。夕暮れのご飯時だろうか。よその家は電気のそれと判る明かりが点いているが、そこにはそうした明かりではなく、なんだか頼りなくよろよろとした明かりが…。

「ローソク立てて飯食ってんだぞ…あれ…」
「う、うぅ? ゆらゆらだねぇ…あれは…」

農家だから、食うには困らないのだろうけど、それ以外は実につましく生活しているのであるねぇ。当時でも、そうした家はかなり少数派ではあったのだけれど、2クラスに1人くらいはいたんだよねぇ…。

ベルマークくらい…と言うのが学校では当たり前の考えではあったが、ベルマークさえ縁の無い家庭もあったんだよなぁ…。周囲からド突き回された挙句、目に涙をいっぱいに貯めて、ひたすら無言で抵抗していた彼らには、持って来られない事情があったんである。

「当然」と言う「強制」と「強要」…。学校行事なら、致し方ない面もあるのだが、当時は「貧乏」と言う情状酌量的な余地に考えは無く、単なる「バカ」とか「グズ」と言う「残酷」な判定しか持ち得ていなかった…。

ほんの、些細な包装フィルムの1つ。それが「ベルマーク」。彼らだって、胸を張って持って来たかったんだと、今は思う。それすらままならない「家庭」から、彼らは学校に来ているコトを、なぜ我々は気付かなかったのか…。党の指示に盲進した挙句に大事なモノを失ってしまった。きっと、彼らはいつまでも、あの日の涙を忘れはしないだろうと思う…。

幾度か、誇らしげに持って来た時の顔を覚えている。お菓子の包装フィルムを雑に切り取ったモノではあったが、参加したコトには違いない。彼が1人で努力したのか、家族で努力したのか、定かでは無いが、持参者名簿に○が付けられたのをしかと確認した彼の顔は、そりゃあ輝いていたのさ。だが、そんな彼の誇らしげな顔も、帰りのホームルームまでの話に終わる…。点数をも競うシステムは、彼にさらなる点数の持参を義務づけてしまうのであった…。

まぁ、ベルマーク自体はそんな残酷な趣旨の元行われているワケでは無い。今や企業や大学までもが参加しているボランティア運動ではあるのだけれど、最新のニュースを読むと、寂しい話題が載っていたりする。

あの「カルピス」からベルマークが消えると言うのだ。夏の、あのビンの周りの包装紙に付いているベルマークをハサミでチョキチョキした覚えのある方も多いだろうと思うが、長年参加企業として名を連ねていた著名な企業がそこから消えて行くと言うのである。少子化や、そうした活動に対する効果なども時代によって変わっていくものだし、企業側にも事情があるワケで、一定の役割は終えた…と言うコトなのかもしれない。

誰もが簡単に参加できる活動という名の元に、悲しい事実を見てしまったのも事実であるが、こうした活動が寂れていくのはやはり困る。時代に合わせたカタチで、数多くの場が広まる方向にあるのか、無いのか? エセ募金が台頭してしまう様じゃもっと困るし、「ボランティア」の名すら怪しまれる昨今でもあるのだから、今一度、ベルマークを考えても悪く無いと思うんであるね…。

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炭を買う。

2006-12-02 22:42:28 | ぬくぬく火鉢ライフ
お買い物に出掛ける用事があったので、炭を…。

近所のホームセンターだけど、今年は火鉢そのものが売られていた。
その価格は小さなモノでも10kは超えており、ちょっと驚く。まぁ値段相応な感じで彩色されてもいたので、そんなもんかなぁ…とは思うけれど、大き目なのは20k近いので、新たに始めよう…って人は敷居が高いよなぁ…。ネットで買ったり、リサイクルセンターでも探して来た方が、スタートのコストとしては低く抑えられる。

火箸や、五徳なんてのも昨年はあまり見られなかったのだが、今年はそれなりのモノが並んでいた。火箸はそのゴツさ…に、ちょっとそそられたが、今使っている天ぷら用の菜ばしの方が使いやすいので、見送り…。

「火起し用のフタ」なんてのも売られていて、200だったので買う。猫や犬が怪我して治療中に付ける「エリザベス・カラー」みたいなモノだが、これを被せておくと、火起し中に炭が爆裂しても周囲に被害があまり及ばない…。『台十能』って火起し器を支え置くモノがあれば欲しかったのだが、無かったなぁ。

炭は、昨年と同じ『岩手切り炭(なら)6kg』しか見当たらないので、これを2つ。1350×2。コストを気にせずに使える…と言う点ではなかなか良品だと思っているので、昨年とあまり値段が違わないのもウレシイ。望んでいる『くぬぎ炭』は別に探さないといけないなぁ…。なぜか、昨年はゴロゴロしていた『備長炭』が見掛けなくなっていた…。

昨年買ったのと同じ炭だが、中身は似たようでもあり、違うようでもあり…と、少々違和感があるが、これはどちらかと言えばウレシイ方向に違和感を感じている。昨年のモノよりは、小さめの炭がギッシリ…と言う感じなのだ。もちろん、昨年のと変わらない大き目なのも入っているが、割らなくてもいいか…ってサイズがゴロゴロしているのは助かる。まぁ、詰めた人の気分次第…って感じだから、当たり外れが大いにありそうだけど…。

ともあれ、これでガンガンと暖まるコトが出来る…。

先日、母が伊豆に旅行した折に買って来た『お土産』が干物セットだったので、じんわりと炙って食べるのも楽しみだったりする。おじたんはノンアルコールな人なので、干物とか乾き物なんてのはあまり縁が無い。縁が無いのだけれど、年相応に飲める…と勘違いされて、干物をうやうやしく頂戴しなければならない場合も多々あったりして、今までは何一つうれしくもなく、そのまま他人へスルーしていたのだけれど、火鉢が来てからはこれが変わった。

お酒など飲めなくても、炙った直後の干物の美味さは格別なんであるね。しかも、ガスじゃなく、炭となると、美味さだけで無い何か…ってのもオマケについて来ちゃう。

でまぁ、何を炙って喰ったか…ってのはまた後日にするが、ちょっとあまり簡単には手に入らない干物もあったりするので、うやうやしく頂こうかな…と。

すっかり、じじいの楽しみ…って域に入っちゃっているが、この楽しみは寒さが本格的にならないと、味が出ないモノ。秋の秋刀魚を炭火で焼くのとは違うし、夏のうなぎとも違うワケでね、ストーブの前に陣取って、顔を真っ赤にしながらもお餅を好みの焼き加減にいじり倒す…って感じに似てはいると思う。

しかしまぁ、昔の人の冬は遠慮無く寒かったんだなぁ…。農家とか、お屋敷に住んでいれば、それなりの大きさの暖を取る「囲炉裏」とかあったんだろうけれど、町民とか長屋に住んでいると「火鉢」くらいしか無かったみたいだし、障子の向こうはすぐに外…ってワケだし…。我が家も似た様なものではあるが、一応、ガラスのサッシはあったりする…。

そう言えば『だるまストーブ』なんてのも薪と一緒に売ってたな…。売れるのかなぁ。あれはさすがに手を出すのは勇気がかなりいる…。それほど高価なモノでは無いので、買えちゃうのだけれど、排煙を考えないと、近隣が火の海になったりしかねないしねぇ…。

ちまちまとレトロに暖を取る…ってくらいにしておいた方が何かと良いのも現代の住環境だったりする。暖を取りながら、お湯も沸かせるので、「湯たんぽ」ってのも考えてみようかな。ハクキンカイロがあるので、それほど困りはしてないが、お湯が有効に使えるのは魅力だぞ…。

そんなワケで、今年は灯油や電気にあまり頼らない暖房を実践してみようかと思う。
まぁ、人間だけならなんとかなるが、ちゅーちゃんがいるので、なかなかムズカシイトコロではあるのだが…。

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