おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

撮るな! その1。

2012-06-18 03:56:35 | 我思う、故に書くなりよ。
ちょっとシーズン的には早い感じなのだけれど…。

超超々久々に、幽霊見に出掛けました。

具体的な場所とかね、そうしたのは今はまだ内緒にしておきますが…アジトのある県内ではなく、その隣接する県とだけ書いておきましょうか…。

「絶対になんかいるから来い。お前なら見られるから。」

んまぁ、霊感ってものがあるかないかと言えば、ある方に属するんだとは思いますが、ある…って言い切るのも変な話なもので、それでいて無関心でもいられませんのでね…

「足代、メシ代そっち持ちなら可。」

って条件で。そりゃ無職で金無いわけですから…基本、全てがご招待でしょう…。

んでまぁ、目的地までは普通のドライブで、こっちは調子があまり良くないこともあり、リクライニング倒しっぱなしでくつろいでるだけ…。途中、休憩と称して甘味と飲み物を与えられ、トイレだなんだかんだ…。

「んでよぉ。何が見えるの?」

素朴な疑問です。言われた目的地は猿だの鹿だの熊だのが普通に出ておかしくない場所ですし、えさやっちゃダメ…って立て看板もちらほらな場所ですので。

「ガードレールの向こうは沢になってんだけど、そこに立つんだよ、女が。」

知人は土木関係の仕事をしてましてね、人気の無いような山道のガードレールの補修って事で工事に入ったそうですが、工事自体は4月からやっているんですな…。んでまぁ、補修箇所が自然災害で増えたり減ったり(受注具合による…)で、未だにちまちまと続いているそうですが、とある場所の工事中にそんな女が現れたんで、ハイエース飛ばして逃げてきたとか。

「だってよぉ、沢っていきなり50mくらい下なんだぜ。そこに浮かんでいてよぉ。」
「おれ見たのは『足』だけなんだけど、裸足でさ、他のヤツは着物着たのが2~3人いたって言うし…」
「真っ昼間ってワケじゃないが、まだ明るかったよ。あれ、ヤバイぜ。」

ふむ。どうも最近の人が「出てくる…」って話では無さそう。着物というよりは「和服」「和装」なのでしょうなぁ…。

そんな話をしながら向かうと、もう、人家とかコンビニとか全く無くなり、ただひたすらに「林道」で、基本、車のすれ違いはしない方がいい…って幅しかなく、ところどころ「待避所」的な余地はあったりしますけれど…もう、こうなってくると、なぜにこんなところに道路を? って事も考えるのですが、林業を支えるための道路の整備は抜かりなく行っておかないとダメなんでしょうな…。

確かに、真新しいガードレール、その他の部品、小さめの重機なんかが点在しており、現在進行形な感じ。

「え? こんなところに通ってるの? ひでぇ効率悪そう…」
「手前に飯場があって、そこから通ってたんだけど、大工事はあらかた終わったのでな…」

時間的には夕方の少し前に現場に到着。

「なんだよ。出来てるじゃねーか。」
「幽霊が出るからって、造らないワケにいかねーじゃんかよ…」

真新しい舗装路と真新しいガードレール。少し手前にはキレイなカーブミラーもあり、普通に工事完了な感じ。さて、その沢は…

「ありゃ。見えないねぇ…木ばっかりだ。」

直接、沢を望むことは出来ないものの、ガードレールの向こうに人の立ち入る余地も無いし、落ちたらやはり上がって来るのは不可能。って言うか、普通に落ちたら死ぬし、落ちないまでも、ロッククライミングな装備無しじゃ降りる事も不可能。

「んで、ここにいたのか? べっぴんさんが。今はいないみたいだけど…」
「おうよ。オレは足だけだったけど、ガードレールの上に足が浮いてたんだよ。立ってるわけじゃないな。」

幽霊話ってのも面白くてね、たいていが「美人」もしくは「それに準ずる…」って事が定番。もの凄いブスとか、グーでぶん殴りたくなるような…って人にはならない。

一応は、ちゃんと正体を突き止めようと、精神統一なんかしてみたりするが…出るワケでもない…。遠くでキーキー鳴いてるのは猿じゃなかろうか…。

小一時間、その場をしげしげと見物し、音に耳を澄ませ、出るものを待つのだが、変化無い…。

「何も出ないぞ。せっかくだから、写真でも撮っておくか…。」

日も落ちつつあるんだろう。山ん中では既に暗い…って場所もある。例のガードレールを主体に、スマホで写真に残しておこうかと…。

「ん!? 今、なんか言ったか?!」
「いや。なんだよ、撮るな…って?」
「あ、お前も聞こえたんだな…」

背後からそうと聞こえたので、撮るのをためらう。同時にちょっと振り返ると、視界の片隅に「ぼぉぉ…」っとしたものが…。

「あ。出たな…出た。」

「撮るな…」と言ったその声の主なのか定かじゃないが、日本髪のおばさん。和装。華美な服ではない。無地で色は濃い茶色か黒だが、喪服の黒ってワケでも無さそう。顔に白いおしろいが大部分残っているが、落ちてる部分(右あご、左目の上辺り)もあり…。上半身まで見えたが、すぐに消滅…。少し開けたえりの部分から、胸にかけてはおしろいが塗られていない感じ。円形に塗った部分との境がはっきりしていた。

おばさんではあっても、おばあさんではなく、かつ、若くは見えない。今風に言えば、40代後半から…って女性になるが、目が細く、白目黒目の判別出来ない。正面を正対しており、姿勢良く立っていたことになる。隣に立っていた知人からすると身長は同じに見えた。170cmは確実に…。豊満ってワケではなく、細身。頬はこけている感じだが、おしろいの付き具合によるかも。分類すれば…ガリガリ…ってことになるかな。顔に表情らしい表情が無く、怒っているとも悲しんでいるともつかない。何か言い掛けたように幾度か口元が開いたと見えたが、歯が見えなかった。お歯黒なのか…。

「お、お前怖くないの?」
「もう消えちゃったよ。いるんだなぁ、おい。久々だよ。」

まだ明るいのに、そこそこハッキリと見られるなんてのは、滅多に無い。まぁ、出る時には深夜の暗闇でもハッキリ見えたりするので、見えること自体が滅多に無い事でもあるんだが…。

「撮るな…って言ったよな?」
「そう聞こえたよ。やべぇよ。しょんべんもれちゃうよ」

途中でトイレを済ませておいて正解だったな。パンツの中にでかいの産み出さなくて幸い。せっかくだからちゃんと見ておけばよかったのに、声だけでパニックになったと。すぐ隣に立ってたのになぁ…。

「見たからには、いるって事だな。写真撮らなきゃいいみたいだが、その点は不満だ。」
「おい。再来週からこの先でまた工事あんだよ…どうすんだよ…」

さて、どうするんだか?

もう一度、出て来てもらって、その旨説明して頂ければこちらとしても対処は出来るのだろうけれども、ほとんど場合、都合よくは出てきてくれたりはしない。一応、こちらからも問い掛けはしているのだが、全くと言っていいほど返事など無い。彼ら彼女らは限りなく一方的なのである。

「工事で事故とか起きてるの?」
「いや。無いけどさ…労災ってのも困るしよぉ。こんなのでさぁ…」
「工事の時に写真撮るだろ? デジカメで。あれ、何か映ってたりしない?」
「いや、無いよなぁ…無かったと思ってるが…ヤバイのか?」
「さぁ? でも撮るな…って言ったんだし…」

まぁ、この先はあれやこれやと調べないと、詳しいことは判らないし、実際に調べてみても判らない場合がほとんどだったりする。

ただ、疑問はあれこれ尽きない。

スマホを理解しているんだろうか? それが写真機的な機能を有していることも? そもそも写真機を知っている時代の人なのか? 外見からはそうは思えない…だとしたら…何者? んまぁ、幽霊自体が何者? って事に終始するが、あれだけセミの鳴き声、風に揺れる木々の音が騒がしかった中で「撮るな…」とハッキリと聞こえたのもどうしたことか…。また、化粧をする必要のあった人であったこと、見間違えで無ければ「お歯黒」の慣習を行っていたことを考えると、そりゃもうワケがわからない…。

「やべぇ…腹痛くなってきた…もう帰ろうよ…」

無下に漏らされても帰りの道中がとんでもないことになりそうなので、同意する…。って言うか、いい加減お互いにもう50歳に近いんだから、そんな涙目に語らなくてもいいだろうに。

「なんでお前は怖くないの? あれ、幽霊なんだろ?」
「あまり、べっぴんでもなかったぞ。他にもいるのか?」

その場にいたのは我々だけで、現れて消えちゃったのが何なのかを説明するには「幽霊」と言っておいた方が説明しやすい。世の中、そんなもんだが、実際のところ、それが何であるか? どこの誰にも解明されてもいないのである…。

いや、しかし…「撮るな…」って言われたのは初めてだな。可能ならば、可能な限り映像として記録に残したいと言う目的であちこち出掛けてもきたのだけれど、そうとハッキリ言われたなんて、人生で初めてのこと…。

工事は暫くは続くそうだから、この夏はちょっと通ってみるかな。撮ったらどうなるのか? また「録ったら…」どうなるのか? おそらく、昔であっても人気の無い場所であろうところなのに、なぜ、あそこで? 興味深い。

「おまえ、暫く工事で来るんだろ? 名前ぐらい聞いとけよ…」
「なにいってんだよ! ナンパの相手じゃねーだろ!」
「いやいや。実はそうなのかもしれないよ…何百年もナンパされるのを待ってるうちに、あーなったとか。」
「冗談じゃねぇよ。なんだよ、それ。もう絶対今日寝れないからなっ!」

そんな事を宣言されても困るが、概ね、そうした事にはなるみたいだ。そんな時には「貞子3D」とか見るとよく眠れるとかダメ押ししとこうかとも思ったが、夕飯をご馳走してくれなくなる可能性が大きくなったのでやめておいた…。

…出来れば、ガールズ…って合コン的にお会いしたいんだけれどねぇ…次回はね…。

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捕まったけれど…。

2012-06-05 03:48:09 | 我思う、故に書くなりよ。
菊地容疑者の情報447件=平田被告出頭後に急増―懸賞金増額も後押しか・警察庁(時事通信) - goo ニュース

昨年の10月だったか、11月だったか…相模原で…って話を知人から聞いたんだよねぇ…。

まぁ、似た人がいるらしい…って話だったので、いわゆる「よくある話」だと思ったのだが、この時に聞いた話にはオマケがあって…

「…手配写真と全然似てないみたい…」

って事だったので、んじゃ「整形」じゃね? って話をしていたのを覚えている。別の事件で整形しながら逃げまくっていた容疑者が捕まったりって話もあったので。それでも、全然似てないのになんで? って話にもなったんだよね…。

んでまぁ、実際に捕まってみると…やはり手配写真と比べると、とても同じ人とは思えない感じに変化していて、逃亡生活ってのはこうも人を変えるものなのか…って感じだが、よく見抜いたもんだよな…。

ある種、独特の見方を習得しているだろう捜査官ならば、パーツで判断できるだろうけれども、一般人が手配の写真見て、現在のこの人の顔と見比べて「同じ!」って、すぐに判るものなのかどうなんだか…。

残るはあと1人か…賞金稼ぎに参戦するには遅過ぎた感じもあるが…。

タイミング良いのかどうか、NHKスペシャルの未解決事件でオウムが取り上げられた直後と言っても悪くないだけに、やはりインパクトはそれなりに大きいだろうしねぇ。

自身も、神谷町で危うくサリンを吸っちゃう所だっただけに、興味深く番組を見たのだが、元信者が語るドラマ部分には違和感が強く残っている。どうしても、こいつらも一族郎党だったろうに…って見方が強いんである。だから、信者が語る様にいちいちムカついてしまうのであった。

地下鉄サリン事件に特化していたとも言えるし、坂本弁護士一家殺害事件とか他の事件にももう少し時間を割いて欲しかった感じが強く残ってしまうのだな。

…やつらはやっぱりとんでもねぇテロリストだったんだ…って事が、もっと強調されて然るべきだったのではないかと思う。そして、破防法を適用すべき団体だったじゃねぇか…とも。

70トンのサリンで武装し、国家に対して宣戦布告する予定だった連中を許してしまったのは、間違いだったに違いない。こいつらに適用しなければ、誰に適用するんだ? ってくらいに…。

まぁ、ほとんどの首謀者が「死刑」に決まってもいるので、これはこれでやがては「幕引き」にもなるんだろうけれども、残党が名前を変えて残っていて、そいつらの信じる神は我々を「ポア」してナンボな神だったりする。そうした連中までも許してしまうことは、遠い将来であっても、我々が「ポア」される対象になりかねないことに何ら変わりない。

して、考えると…「幕引き」なんか、現状じゃやってこないのである…。

残党を根絶やしにしない限り、テロリストとの戦いに終わりは無い。本気でこいつらと対峙する覚悟が国民に無かったとしたら…またいつの日にか「ポア」される国民が出てしまうワケ。洗脳だのマインドコントロールだの、言葉はどうでもいい。どうあれ、かつてあれらに与した者達を安易に許しちゃダメな事を忘れちゃいけない。

組織的に計画された犯罪で、幾人が亡くなり、幾人が人生を狂わされたか? 忘れちゃダメなのよ…。

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調子悪いんだな…。

2012-06-05 03:04:16 | 我思う、故に書くなりよ。
左肩がイテェなぁ…と思っていたら…。

数日前からとんでもなく痛み出して、痛いだけかと思いきや、指まで痺れだして、どうなるんだろうか、オレ。

痛みは湿布薬で治まるのだけれど、痺れは治まらないので、なんだかヤバそうな病気かもしれないが…。何かで神経が圧迫されてるだろうな…と、想像は出来るものの、なんでそうなったんだか皆目検討も付かないところがヤバい。

んまぁ、ダメならダメで、どうとなろうと覚悟も出来ているのでいいんだが、そうは言っても差し障りが出ても来るので頃合を計って病院にでも行くかな…。そうこうしているうちに、ピークは過ぎた感じだけれど…。

あちこち、ガタが来てもおかしくは無い年齢だしな…。やれやれ…。

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