おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

高校生が小学生を恫喝し続けてへらへら笑う動画。

2012-05-26 16:53:27 | 我思う、故に書くなりよ。
高校生ではなく、中学生だったみたいだが、この動画を見て遠い昔を思い出した…。

似た様な中学生がいて、迷惑どころか、実害が確実に出てもいた。

このバカは、朝から登校する小学生を待ち伏せていて、図工で使う工具、素材などを買うために持たされた僅かなお金をカツあげしていたのである…。断れば殴る蹴るが普通。

ま、朝は集団登校がデフォだったので、上級生がいたりもすればそうそう被害を受けることも避けられたのだが、下校時はそうではなかったので、ねちねちとしつこく付きまとい、逃げることもままならず、捕まれば殴る蹴る…って目に遭うことが確実。

このバカ、身分としては中学生だったが、学校なんか行っちゃいねぇワケで、毎日そんな事をやっていた。

バカだから、高校なんぞに進学できるワケもなく、卒業後もそんな事をやっていたと思うのだが、当時としては…

「死んで欲しいヤツ、ナンバー1」

の地位は揺るがなかったと思う。今なら…警察にでも通報すれば、速攻で捕まえられるほどの悪いヤツだったのだが、交番はあっても警察官がいたためしがない…(今でも…)って所だったので、概ね「野放し」。バカは子分まで引き連れ、小学生を狙うほか、近所の中学生もカモにしだしていた。

バカも進化を遂げるのが普通なのだが、コイツの足は相変わらず「ちゃりんこ」で、子分に合わせてそうしているのか、単純にバイクの乗り方すら覚えられなかったのか定かじゃないが、バイクでうろうろする姿が記憶に無い。

バカに当然、公式に免許を取る能力は無いし、はなからそんなモノ不必要で、乗れりゃあ乗ってるワケだが…。

その、ちゃりんこを乗る姿が奇異に感じるようになったのは、こちらが比較的高学年な小学生になった頃だったかと思う。

ちょっと走ったかと思うと、ふらふら…と止まり、暫く動かない…。暫く経つと、ふらふら…っと動き出し、ちょっと走ってまたふらふらしながら止まる…。

傍から見れば…缶ジュースを飲みながら…って感じだが、そうではない。缶ジュースの中身はシンナーだった。

バカの進化の過程は、そっちの方向に進んでいたのである…。それでも人を見れば、あの動画のように難癖を付けながらつきまとい、金が取れないと判れば殴る蹴る…。

だが、そのうち、殴る蹴るをしなくなった。頭がラリってそうした自由も利かなくなっていたのである…。
さすがに、ヤバイと思ったのか、青白い顔を冷や汗でキラキラさせていたのを見ると、シンナー断ちをしていたみたいだ。

このバカ、丁度殉職したGパン刑事みたいな上下白、サングラス…って格好だから、時代も知れるだろう。田舎じゃなにかと目立つ。それゆえ、こっちは避難することも容易になったのだが、偶然出くわしてしまう危険は常にあり、たまたま出会ってしまったら、こんなにアンラッキーな1日は無い。

…暫く、平和な日々が続いたかと思ったら、その静寂は救急車、消防車、パトカーのサイレンで破られた…。

…あのバカが焼け死んだのである…。

耕作を放棄された田畑に生えた雑草が、冬を迎え一面枯れ草の野原になっていた中に、バカらはアジトを作り、シンナーを吸いながら、バカな女を連れ込んでのオマンコ三昧をするのが常となっていたらしい。

縄文人でももう少しまともなアジト位は作れそうだったみたいだが、その中にシンナーを充満させながらタバコに火を点けたものだから、一面が一気に燃えたのだろう。生存者がいたことが奇跡…。

消防車の陰から覗き見た光景は今でも忘れられない。ドリフのコントみたいに焼け出された裸のねぇちゃんと子分。シンナーの入っていた1斗缶からは黒い煙が出ていたし、散乱する雑誌のほとんどがエロ本。その中で、大の字で動かなくなった黒こげの人間があのバカだと判るのに時間は掛からなかった。サングラスから白とも黒とも付かない色の煙がまだ立ち昇っていたんである…。

野次馬が殺到する中、集まった小学生は小躍りして喜んでいたのも記憶に鮮烈に残っている…。死んで欲しい人間が本当に死んでいる事を確認した喜び。いつ出くわすか判らない不安と、捕まった時の恐怖から解放された喜びがそこで爆発していたんである…。

考えようによっては、末恐ろしい光景だったかもと思うが、実際、そうしたバカに一方的に襲われる恐怖を味わった者であれば、それはやはり歓喜なんである…。たとえ、その場にいる大人にたしなめられようが、怒られようが、一方的に強いられる暴力から解放された喜びは、たとえそれが「人の死」であっても大きな喜びで万歳なのだ。

そうなる前に、地域の大人がこのバカをなんとかしていれば、こうした事にはならなかったハズなのだが、子供の声はほとんどが無視された。親にも言い、学校の先生にも言い、金銭を奪われて、用意しなくちゃならなかった図工の材料が揃えられなかった子供が何人もいたのに、大人は何もしなかったのである…。

親分を失った子分らがその跡を継ぐ事も無かった。つるんで悪さをしていた連中が名指しで吊るしあげられたワケで、これとて親分が焼け死ななかったらそうにはならなかったと思う。その子分とて、やがてバイクで自爆してあの世へ旅立ってもいるワケだけれど…。

時代は変わっても、こうしたバカの存在は変わりない。だが、その質は変わってもいる。陰湿を極め、それを楽しむばかりでなく、ひけらかす事にすら楽しみを覚えてもいる風情がある。

それらを「反省している…」ってだけで、許すのは大きな間違いだ。少年院や鑑別所に入れて、矯正だの更生だのを強いても、何の効果も無い事がすでに明らかになっている。悪い事をした対価を思い知らせない限り、こうしたバカは死なないと直らない。そして、死ななければそこに平和なんか来ないのである…。

そうした意味では、その素性がネットに知れ渡ることの意義は大きい。加害者の人権、少年法なんぞクソ喰らえっ! って時代になっている。加害者本人の情報だけではなく、その家族も含めてあからさまに晒される様になってもいる。

転地でもしなければ生活すらままならないほどの罰が自然発生的に起きる時代とでも言えようか…。

生ぬるい事後への対応が長年続いたのだから、これは致し方ない。本来なら社会正義と呼べない事象だけれども、ある種の正義として成立している世の中だと言うこと。そして、その中でバカがこうした行為を後先考えずに行う世の中でもある。良きにしろ、悪きにしろ、ネット社会の中でバカが何かをするに度に、こうした事が続いていくのは、ある種の抑止力さえ期待してしまう。

そう。あの一方的に強いられる恐怖を味わえばこそ、無名の正義感に支持された新しい時代の「天罰」に期待して他ならないのであるな…。

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ラジオの時間。その7。

2012-05-26 10:21:06 | おじたん。的便宜耳机評論。
うーん…ホントはSDメディア買うつもりだったんだけど…ラジオに化けてしまいまして…。

近所のケーズデンキで10%OFFの¥666でした。AudioCommのRAD-F123M。
もっと安く売ってた頃もあったかと記憶してますけど…まぁいいか。

まぁ…ラジオも必要にして十分な数は所持しているので…これ以上増える必要はないだろう…って事だったのですが、外出時に持ち歩くようになって、そのサイズがイマイチしっくりこないのが、なんとなく不満だったワケです。

お散歩写真を撮りに出掛ける時も、バッグには放り込んでいますが…それでもサイズ的には十分に小さいと思っているんですけれど、ER-21Tとかね…微妙にかさばるワケです。

んでまぁ、もう少しコンパクトなものが…って欲が出ちゃいましてねぇ…。

名刺サイズ、カードサイズ…そうしたラジオも結構古くからあって、それはそれでお世話にもなっていたりしたので知っているのですけれど、ラジオ本体は別に不満も無いのですが…あの「イヤホン兼アンテナ式」ってのが都心を離れると役立たずの極み…って感じでイヤなワケです。電波の強い地域ならベストなのですけれど、電波が弱くなってくると、イヤホン兼アンテナをどうにかしないと聴くのもツラくなってくるし…電車の網棚からたらしたイヤホン兼アンテナで聴いてる様は「おまえ、どうしてそこまで必死に…」って様だろうし…。

そうした事から、なかなか手を出さずにいたモデルなのですな。また、小さいことで高機能なモデルもあり、これはそうした苦労はそれほど強いられないみたいですけれど、お幾ら万円もしちゃうワケで、それこそ手が出ません。

たまたまレジ前のワゴンで見たコレは…ロッドアンテナ付き。選局インジケーターも。2バンドで両耳イヤホンも…。それでいながら、タバコサイズよりも僅かに小さい…。

WEB上でも見たことがあり、存在は知っていましたけれど、実物にはなかなかお目にかかれず、やっと…って感じでしたが、あまり迷うことなくゲット!

いかにも「ラジオ」らしいデザインにも一目惚れだったので、性能にはそれほど期待はしていなかったのですが、安かろう悪かろう…って性能ではない事が判り、同じメーカーで、かつて紹介した\980ラジオはいったい何だったのか…ってことに。

ま、アレはアレで「AM番長」っぽいところもあったりするし、単3電池2本でえらい長く聴ける…と言う、防災時流しっぱなしレディオぅ…な面もあるんで…。

ともあれ、この小さなラジオはなかなかやる…って事なのです。

値段から言えば、もっと見掛け倒しな性能を期待していい…所なのですが、ちゃんとラジオしてるし、ただ真上に伸びるだけのロッドアンテナもちゃんと機能しているし…。

残念なのは両耳イヤホンだけれど、ラジオ自体はモノラルって事と、付属の両耳イヤホンが他には転用する気も起こらないほど音質の悪いモノだってことでしょう。エージングしてどうなるレベルにはないですし…。

手持ちのイヤホンに付け替えて聴いてみると、本体から出ている音は割りと普通に、きれいに音は出ているので、残念ですねぇ…。

興味深いのは、イヤホンを刺すとFMの感度がぐぐっ…と上がる事です。ロッドアンテナでイマイチな受信の場合、イヤホン刺してみると、えらく良好な受信に変わります…って事は…イヤホン兼アンテナ式併用? ただ、ロッドアンテナが無意味ってワケでも無いので、ちょっと謎ですけど…。

スピーカーも小さいですが付いていて、これがチープながらもなかなか頑張っている音を出してます。この価格、サイズを考えると、聴くに耐えない…ってモノが多かったりするのですが、そうでもない。そうでもない代わりに、そこそこの大きさの音を出すと割れちゃいますけど、必要にして十分な音量では変な音でもないし。

感度はどちらのバンドも至って普通でしょうか。入る局が格段に多い…って事はありません。電波の強さと入り具合次第って感じ。まぁ、どこかしらのNHKと民放が数局、コミュニティが入れば情報源としては十分なワケで、地元がやってるコミュニティはどこのポータブルでも入らないロケーションだし、より近い近隣のコミュニティが入れば御の字…ってのは大手メーカー製のシンセ・チューンなラジオでも一緒なので。

電源は単4電池が2本なので、持続時間はたかが知れてますが…それでも3~4日は頑張れそうな感じ。スピーカーから音を出すとその半分みたいですけれど…。電池のフタが本体から外れないタイプなのでこれはちょっとうれしいねぇ。

ぶっちゃけて言えば、それほど出番が多いってワケではありませんが、カバンやバッグに放り込んでおいて邪魔にならず、イザって時に頼りになればいい…って存在ですので、値段とともにうれしいサイズを手に入れたことになりましょう。にやにや…。

Comments (3)
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すーぱーむーん。

2012-05-06 01:21:01 | 我思う、故に書くなりよ。
ちょっと欠けてるなぁ…。

まぁ、お月さんがきれいって事で。

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Schick HYDRO5。新・太くて電動でぶるぶる…その8。

2012-05-02 18:53:31 | 我思う、故に書くなりよ。
…無駄に凄いな…。

HYDRO5の電池を入れ直したら…これ、電池の残量までチェックして表示するのな…改めてWEBみたらちゃんと書いてあったわ…。

ドコモから送られたわけだけれども、送ったから使ってね…的な付記はあっても、だからどーしろ…って事は一切書いてなく、非常に太っ腹な心意気を感じたワケだが、使ってどうだのこうだの…ってのが知りたいって事も試供品の使命でもあったりするんだが…。

ほほう…。素のHYDRO5なんかも試供品にされているのか…。そっちもちょっと欲しいな…。パワーセレクトとはホルダーのデザインが大きく異なる感じ。見た目は似ているが…滑り止めのひだひだ…ってのは見当たらない感じだし…。まぁ、電池内臓と無しとじゃ違って当たり前ではあるが。

この辺も実は結構気になる部分で、いいな…と思っても、実際に使ってみると、ダメだこりゃ…ってのもある。クアトロ4のホルダーも、最初に買った素の方は滑り止めがほとんど無いに等しく、ダメだったんである。幾日か前に紹介した美しい…としたホルダーは、その点が改良されていたみたいで、ひだひだ…が加えられており、ナイスなものであった。

常に一定の持ち方で剃り続ける…って事も、まず無いと思うのだが、逆さに持ったり、ネックをしっかり持ったり、かつ人差し指でヘッドを押さえたり…なんて事をしながら、剃り残しの無いようにちまちまと剃るのがひげそりな人にとっては、ホルダーの滑り止めってのは結構大事な事なので。

普通は、何かしら対策は講じられてもいたりするのだが、ドライな状態ではOKでも、ウェットな状態じゃNOってのは、使ってみる以外に確かめられないものだから、新作、新デザインが出ても、おいそれと飛び付かないのが吉…って経験がある。

残念なことに、日本のメーカーのものに結構ハズレが多くて、剃り味はいいのに、ホルダーがダメ…ってことを幾度か経験すると、選択肢から外れていってしまうんだよなぁ。まぁ、他よりそれだけ安い価格で…って事もあるのだろうと思うが、一応、カミソリという刃物である以上、大事な「握り」って部分はおろそかにしてほしくはないんだけれどねぇ…。数百円の違いはあれど、そこそこの金額を出すのだから、もうちっとなぁ…って気がする。

そんなこんなで、手元に残ったホルダーには日本のメーカーのモノが無い。シックが多いが、ジレットを含めた2社のモノ。さすがに良く考えられている製品が多かったりする。それでいて、美しいと思わせるデザインがそこにあるので、古くなっても捨てられない魅力があったりするんである…。

今回紹介するのはシックのプロテクター3。

もう、まるで医療機器を思わせるかのようなデザイン。シンプルだが、シルバーのメッキも美しく、手に持った感じもいいんだなぁ…。今となっては、少々滑り止めに不安の残るデザインだけれども、それなりにホールドし易いデザインとなっているので、見た目はつるんつるん行きそうだが、無茶しなければ大丈夫だったりしちゃうのだ。

比較として置いてある替刃無しのホルダーはクアトロ4のものだが、黒い部分がゴム素材だけれど、僅かなディンプルしか滑り止めが無く、ほとんど意味を成していない。見た目はシンプルで好きなのだが、ホールド感もなく、結構つるんつるんしちゃうので、かのデザインの方を買い直したり…。

と、まぁ、好き好みってものがそこにはあるが、忘れちゃいけないのは「刃物」だと言うこと。安全第一ってところもポイントだったりするワケで、安かろう悪かろう…で別にいい…って人はともかく、流血の大惨事ってことにもなったりするワケで、HYDRO5パワー…みたいに抜かりない…ってデザインには好感が持てたりするんである…。

強いて欲を言えば、ネックの太さはもう少し細くても良かったと思う。スティック状な上に、ほぼ満遍なく太い…ってのも扱いずらいと思うし、太さも長さも…って事もあるので、手に余る人もいるのではなかろうか。こうした太めなホルダーは概ね歓迎なんだけれど、万人受けするデザインも難しいのかな…。

いっそのこと、モーター回って振動している時は赤いLEDがちかちかするとか…そうしたギミックでも隠れていそうなデザインなんだけれどねぇ…。先端から肌を照らすビームとか出ちゃうとか。小さな液晶付けて、活動限界表示させるとかなぁ…。エヴァとコラボするんだったら、そこまでやって欲しかった気がするが…。

そんなことしてたら、ひげそりの値段じゃなくなるだろな…やっぱり…。

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Schick HYDRO5。新・太くて電動でぶるぶる…その7。

2012-05-01 19:55:05 | 我思う、故に書くなりよ。
今月はHYDRO5の替刃で応募しておいた…。

当たるかどうかわからないが、替刃1年分が当たるキャンペーンをシックがやっているので…。一応、愛用しているクアトロ4の替刃と悩んだのだけれど、当たるならHYDRO5でもいいや…って事で。

2週間で1個消費する…って事で、20数個が当たるらしい…。このキャンペーンは2013年6月28日まで毎月やっているので、チャンスはまだまだあるって事だ。気になる人は適宜ぐぐって。

ん? 2週間で1個消費する…交換…ってのはメーカー推奨って事みたいだが、毎日剃って2週間って理解でいいのかな? まぁ、それくらいで交換するのが丁度良いかもしれないが…プロテクター3の替刃とクアトロ4の替刃じゃ傷みの度合いが結構違うぞ。プロテクター3のスキンストレッチャーなる部分なんか、あっさりボロボロになるし、ボロボロの後はデロデロになるぞ…。個人的な使用感で言えば、1週間で1個だな…。逆に、クアトロ4のフロントスムーザーなる部分は結構持つ…。その気になりゃ、3ヶ月くらいはそのまま使える…。

HYDRO5の場合、傷むとすれば…特に部分名は無いが…クアトロ4で言うところの大型ガードバーあたりが傷みそうだが…すぐに傷む材質でも無さそうだな…ぬるぬるの元が収められている部分はオマケなので、無くなっても剃ることは出来るだろうし…。

いや、交換式なのだから、ポイポイと交換するがよろしい…。どうしてこうも、みみっちい話になるのか…。

そう。それは貧乏でおいそれと替刃を買う勇気が出せないから…。

でも、実際、刃自体がダメになって剃れなくなる…って事がほとんど無いままに交換を余儀なくされている事実もある。チタンコートされた刃なんか、そうそう傷んで切れなくなるなるなんて事は無い。あくまでもその他の部分のダメージが大きくなって、交換せざるを得ない状態になるんである…。

ま、そうとでもならなきゃ、替刃の売り上げもサッパリになるだろうから、メーカーも困るのだけれどねぇ…。

昔の使い捨てのT字カミソリの刃なんてのは、ホントに使っているとダメになってくる。じぃーーーっと、目を凝らして見ると、キレイな直線のハズな刃先が、ナミナミ…って感じに経たっていたりしたもんだ…。こうなると、さすがに剃り味もへったくれも無いので交換する以外に方法も無いのだが、亡き父はそんなのを集めていて、何かに使えないか考えたらしいが、結局はまとまって捨てる…って事にしかならなかったみたいだ。

時代は変わって、本当に替刃の部分だけを交換できる様になったワケだけれど、そうした具合に劣化した刃なんてのを見た覚えが無い…。手持ちで、とっくに捨てていて良さそうな替刃なんてのを見ても、刃先はキレイなままで、本当に剃れないのか疑わしく思えるのだが、さすがに新品と比べると剃り味は良くない。

こうなると、ミクロ、マイクロな話になってはくるが…ひげが剃れないほどの劣化はしていないのだろうと思う。そこ以外の部分のダメージ、例えば…ひげをある程度整える、押さえつける部分とか…そうしたところが機能せずに、うまく刃先に導けない…とか。そうした具合で剃れなくなっているのではなかろうかと思うのである…。

「替刃式なのに超ロングライフ!」

そんな刃が出て来ても悪く無さそうだし、技術的にも可能だと聞いた覚えがある。太さで言えば、銅線とほぼ同じ硬さを持つのがひげであって、これをスパスパと切れ、ある程度その切れ味を保てる材質なんてのも実際にあったりもするのだが、こうした用途に用いるのにはコスパが悪すぎる…って事みたいだ。所詮、使い捨て…って事だから、そこまで…って話にもならないのだろうけれど、匠の技術的な話で言えば可能なんだと聞いている…。

もうめんどうだから、サバイバルナイフかなんかで剃れ…。

西部劇なんかで、でっかいボウイナイフを顔にあてて、じょりじょり…なシーンがあったりするが、ああしたナイフでああゆう事をするには、ああした為に研ぎ直さなければならない…って事実がある。切る…って事にしても、押す、叩く、引く…と、それぞれが違い、それぞれの用途にあった刃物、研ぎ方ってのがあったりするのである。

まぁ、ひげそりが出来るほど鋭利に研いじゃうと、刃もちが悪くなり、しょっちゅう研ぎ直さなければ鹿とかの解体が出来ないので不便…って話だという。ワイルドな方はそうしてでも剃っていたりもするんだろうが、往年のイーストウッドみたいな真似はそうそうできないって事なのだ…。人種や個人差による、ひげの質にも左右されるのももちろんのこと…。

しかるに…やはり、使い捨ては使い捨てらしく、おとなしくメーカーの推奨に従うべきなのだろうか…。

たまたま、新品のHYDRO5を手に入れたので、これを実験台に、どれくらいまで我慢して使えるのかやってみようかと思う。実際、まだ2回目だけれど、ぬるぬるの量が少し減ってはいるが、剃り味に変化が出たワケではない。2~3日に1回は徹底的にさっぱりとしているので、このペースでどれくらいかを続けてみたいと思う…。



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