おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

今シーズンは…

2009-01-15 04:15:41 | ぬくぬく火鉢ライフ

…風邪抜けねーなー…。

さすがに年末に風邪引いたので、火鉢…型ストーブを稼働…。

本来なら火鉢に炭…なのだが、諸般の事情で「火興し」が安易に行えず、様子見なのである…。たき火でも消防車がサイレン鳴らしてやってくる時代ゆえの苦労なのかな。

で、火鉢型灯油ストーブ…が活躍しているが、まぁ、暖房には十分…というか、アジトが変わったお陰で、暖かさが全然違っている。すきま風だらけ…で無くなったので、わずかな時間で十分暖まってしまい、あちい…。扇風機で天井付近をかき回しながら使っているが、昨シーズンの印象とは違う感じ…。

五徳が付いているので、やかんを乗せておけば湯も沸かせるが、意外に速い時間で沸騰してしまう。まぁ、反射型ストーブの上に乗せるのと違い、ほぼ直火なのだから当たり前なのだけれど、急速な加湿にはいいね…。

火鉢…って感覚で、うっかり手をかざすと、指だの手の甲だのの毛が一瞬で燃え尽きる…。股火鉢…なんてことをやろうものなら、大惨事が確実な感じ…。赤くなっている部分から80cmは離れないと、マジで焼ける…。

逆に、適正な燃焼状態でコレだから、煮炊きにも使える…ってのはどーかと…。

確かに、昨シーズンは大鍋でカレー等を作ったが、大鍋で大量に…って場合以外は沸騰が速すぎるし、火力の微調整も怪しいので、調理にならないんである。火力を絞れば、そこそこな感じもするが、不完全燃焼っぽくて怖いしねぇ…。屋外ならそれも可だろうけど…。火力の調整ならコールマンの442の方がまだマシな感じ。
単純に網を乗せ、お餅でも焼こう…ってのは黒こげになるしなぁ…。距離を取る方法を考えないと駄目だろう。そんなアタッチメントが売られていたのを見た記憶もあるんだけど…。

天井方向以外に熱が向かないのは、狭い物置アジトには向いている。反射型と違い、周囲へ延焼する要因が無いし、気をつけるべき注意方向が限られている。それゆえ、ストーブの前に陣取っても暖かくは無いんだけれど。

てなワケで…火鉢で炭…は、しばらく様子見なのである。…つまんねぇなぁ…。

まぁ、なんとか安全を確保しつつ、練炭火鉢でオープンファイヤーの末に、お気に入りの火鉢でじんわり…ってのが早々に出来るとウレシイのだが、昨今の異常乾燥注意報連発もあるしなぁ…。でも、がんばる。

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そろそろかな…。

2007-10-16 04:47:18 | ぬくぬく火鉢ライフ
じわじわと寒さがやって来たので、そろそろ『火鉢』の季節。

とは言っても、出しっぱなしなので、埃を払って用意するものを用意すればいつでもぬくぬくだし、さんまも焼けたりするのだけれどねぇ…。

まぁ、灰の中の燃え残った炭のカスを丁寧に取るとか、灰をふかふかにしてみるとか、その程度の準備はしておかねばと思うのだが、日中の気温が30度近くなったりする日もあったりで、決断には遠い感じもするのである。

今年の冬は、人間様しかいないので、人間の都合で暖を取れば良いだけ。昨年まではハムスターが同居していたので、それなりに気を使って暖を取っていたのだが、その必要が無くなった。何かしら着ればそれなりに暖もついて回るから、火鉢の火を絶やさぬ様に…ってほどではないかもしれない。

灰は心配ないが、炭は消耗品なので補充しておかねば…。出来れば2つある火鉢を有効に使いたいのだが、昨年は灰を手軽に求められなかったうえに、大きめな火鉢に大きなひび割れを見付けたので見送らざるを得なかったのだけれど、今年は何とかしたいなぁ…。

ハクキンも準備しておかねば…。

昨年はあまり使わなかった気がする。ベンヂンをボトルで3本程度だったので、その前の年の半分って感じ。

とまぁ、じわじわと、冬の寒さを楽しむための準備をそろそろ始めるのである…。寒い早朝に凍えながらも炭に火をまわし…ってのが、結構楽しいってのが火鉢の良いトコロだったりするもんだ…と、思うのだが、そう思うのは、いよいよ本格的にジジイになってきた証なのかもしれない…。

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炭を買う。

2006-12-02 22:42:28 | ぬくぬく火鉢ライフ
お買い物に出掛ける用事があったので、炭を…。

近所のホームセンターだけど、今年は火鉢そのものが売られていた。
その価格は小さなモノでも10kは超えており、ちょっと驚く。まぁ値段相応な感じで彩色されてもいたので、そんなもんかなぁ…とは思うけれど、大き目なのは20k近いので、新たに始めよう…って人は敷居が高いよなぁ…。ネットで買ったり、リサイクルセンターでも探して来た方が、スタートのコストとしては低く抑えられる。

火箸や、五徳なんてのも昨年はあまり見られなかったのだが、今年はそれなりのモノが並んでいた。火箸はそのゴツさ…に、ちょっとそそられたが、今使っている天ぷら用の菜ばしの方が使いやすいので、見送り…。

「火起し用のフタ」なんてのも売られていて、200だったので買う。猫や犬が怪我して治療中に付ける「エリザベス・カラー」みたいなモノだが、これを被せておくと、火起し中に炭が爆裂しても周囲に被害があまり及ばない…。『台十能』って火起し器を支え置くモノがあれば欲しかったのだが、無かったなぁ。

炭は、昨年と同じ『岩手切り炭(なら)6kg』しか見当たらないので、これを2つ。1350×2。コストを気にせずに使える…と言う点ではなかなか良品だと思っているので、昨年とあまり値段が違わないのもウレシイ。望んでいる『くぬぎ炭』は別に探さないといけないなぁ…。なぜか、昨年はゴロゴロしていた『備長炭』が見掛けなくなっていた…。

昨年買ったのと同じ炭だが、中身は似たようでもあり、違うようでもあり…と、少々違和感があるが、これはどちらかと言えばウレシイ方向に違和感を感じている。昨年のモノよりは、小さめの炭がギッシリ…と言う感じなのだ。もちろん、昨年のと変わらない大き目なのも入っているが、割らなくてもいいか…ってサイズがゴロゴロしているのは助かる。まぁ、詰めた人の気分次第…って感じだから、当たり外れが大いにありそうだけど…。

ともあれ、これでガンガンと暖まるコトが出来る…。

先日、母が伊豆に旅行した折に買って来た『お土産』が干物セットだったので、じんわりと炙って食べるのも楽しみだったりする。おじたんはノンアルコールな人なので、干物とか乾き物なんてのはあまり縁が無い。縁が無いのだけれど、年相応に飲める…と勘違いされて、干物をうやうやしく頂戴しなければならない場合も多々あったりして、今までは何一つうれしくもなく、そのまま他人へスルーしていたのだけれど、火鉢が来てからはこれが変わった。

お酒など飲めなくても、炙った直後の干物の美味さは格別なんであるね。しかも、ガスじゃなく、炭となると、美味さだけで無い何か…ってのもオマケについて来ちゃう。

でまぁ、何を炙って喰ったか…ってのはまた後日にするが、ちょっとあまり簡単には手に入らない干物もあったりするので、うやうやしく頂こうかな…と。

すっかり、じじいの楽しみ…って域に入っちゃっているが、この楽しみは寒さが本格的にならないと、味が出ないモノ。秋の秋刀魚を炭火で焼くのとは違うし、夏のうなぎとも違うワケでね、ストーブの前に陣取って、顔を真っ赤にしながらもお餅を好みの焼き加減にいじり倒す…って感じに似てはいると思う。

しかしまぁ、昔の人の冬は遠慮無く寒かったんだなぁ…。農家とか、お屋敷に住んでいれば、それなりの大きさの暖を取る「囲炉裏」とかあったんだろうけれど、町民とか長屋に住んでいると「火鉢」くらいしか無かったみたいだし、障子の向こうはすぐに外…ってワケだし…。我が家も似た様なものではあるが、一応、ガラスのサッシはあったりする…。

そう言えば『だるまストーブ』なんてのも薪と一緒に売ってたな…。売れるのかなぁ。あれはさすがに手を出すのは勇気がかなりいる…。それほど高価なモノでは無いので、買えちゃうのだけれど、排煙を考えないと、近隣が火の海になったりしかねないしねぇ…。

ちまちまとレトロに暖を取る…ってくらいにしておいた方が何かと良いのも現代の住環境だったりする。暖を取りながら、お湯も沸かせるので、「湯たんぽ」ってのも考えてみようかな。ハクキンカイロがあるので、それほど困りはしてないが、お湯が有効に使えるのは魅力だぞ…。

そんなワケで、今年は灯油や電気にあまり頼らない暖房を実践してみようかと思う。
まぁ、人間だけならなんとかなるが、ちゅーちゃんがいるので、なかなかムズカシイトコロではあるのだが…。

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備長炭えくすぷろーず。

2006-11-18 18:36:53 | ぬくぬく火鉢ライフ
日差しがあるうちはいいんだけれど、さすがに日が暮れると寒くなって…。

物置から昨シーズンの残りの炭を出して来て、ガスコンロで焼く。火鉢はそのまま出っぱなし…だったので、一応、灰を簡単にふるって、ゴミとか燃え残りの炭のカスなどがあれば取り除くのだが、無かったので、そのまま使う…。

半年ぶりになるのかな。火鉢が本格的に稼働。

まぁ、速攻で部屋が暖かくなるワケでは無いんだが、ちょいと大き目の炭を3、4つ燃やしておけば4時間くらいはそれなりに「暖房…」って感じにはなる。やかんで湯でも沸かしておけば、適度に湿度も保たれる…ってコト。

2年目の今年は、スタートするにあたって何か用意するモノもなく、至極、簡単に。

まだまだ「なら炭」が残っているので、燃料にも困るコトも無いが、今シーズンはもう少し小振りの「くぬぎ炭」を使ってみようかと考えている。大き目の「なら炭」を安く買ってしまったのは良かったのだが、いちいち割らないとイケナイ…。

でまぁ、適当に燃やして暖を取っているが、気持ち…暖かい…って程度だからねぇ。

母が何に使ったのか、備長炭の短いのを持って来た。趣深く、火をめでながら暖まる…と言うにはもってこいな炭なのだが、そうそう簡単に燃えついてくれないので、経験と勘が必要だったりするんだが、持って来てしばらく経っているので、あまり気にせずに追加したら…

「ぺき…っ…ぱきょ…」

少々、水分を含んでいたらしく、小さく爆裂して割れる音がしている…。いい加減な炭を使ってしまうと、これが実は恐ろしい。遠慮無く爆裂しちゃうのである。それほど浅く使っていなければ、あまり心配も無いが、やかんで湯を沸かす都合、そこそこの浅さは残しておかないと使いづらくなってしまうので、まぁ、やかんの底から少し上が隠れる程度の高さに、灰で調節してあるんだが…

「ぱっっきーーーーん!!」

思いっきり爆裂しやがりましたですよ、備長炭がっ!

単に爆裂して灰が飛び散るくらいならまだ良い方で、燃えてる炭が細かくなって飛んだりもするので、そりゃ、アンタ、恐怖でんがな…。

一応、試運転ってコトで、防炎加工済みのマットのあるキッチンで使っていたので、大事に至らずに済んだけれど、今時の住宅はなかなかこうしたアクシデントに耐える作りにはなっていなかったりするので、やはり炭は慎重に管理しておかないと…。

今シーズンはまだ使っていない火鉢も稼働させようかと考えている。

母方の祖父が商売のノベルティーとして上得意の顧客に配った「火鉢」。昭和初期のモノらしいのだが、傷もなく、昨シーズンやってきた。高さはあまり変わらないが、直径が幾分小さいので、やかんの使用がムズカシイので、手炙り…なのかもしれないが、おもちでも焼こうかと買って来た「焼き網」がジャストサイズだったりするので、イカでも炙ろうかなぁ…。

ホームセンターで、火鉢用品の品揃えチェックもしないとだな…。昔なら「灰」なんかどこにでも幾らでもあったのだが、今ではパックで買わねばならないものだし、おいそれと売ってなかったりする。

てなワケで、火鉢ライフの今シーズンは今日がスタートなのである。

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火鉢が増えた。

2006-02-23 04:42:34 | ぬくぬく火鉢ライフ
コレクターではないのだが、使われずに失われるのももったいないので、余剰火鉢を親戚に送ってもらった。

前にも書いたと思うが、母方の実家がかつて商売していた時に、お得意様向けにノベルティとして配った陶器製の火鉢。「小さい…」と聞いていたので、てっきり手炙り用のミニチュア・サイズを想像していたのだが、届いた物は大きめで、高さはいま使っている物と変わらず、直径がやや小さい感じ。

母の記憶を辿ってもらうと、物心ついた頃には既に使っていたというので、戦前から戦後にかけての物らしい。よく見ると、屋号とともに電話番号が書かれているが、3ケタの数字しか書いてない。電話がそれほど普及していない時代、3ケタで十分だったとは何かの本で読んだ事があるが、まさにそれ…。母が言うには、電話に付いたハンドルをぐるぐる回さないと掛けられない黒い物だったと言う。もうドラマじゃないと出て来ない電話だろうと思う。

なんやかやで60~70年は経っている「火鉢」。傷みも無く、再度本来の火鉢としての復活を待っている。今シーズンの復活もまんざらじゃ無いのだけれど、今使っている炭はうまく割っても大きめなので、扱いづらくなってしまう。来シーズンまでに相応の炭を用意してあげようかと考えている。

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ほどよい寒さ。

2006-02-18 00:41:42 | ぬくぬく火鉢ライフ
あんまり暖かくなっちゃうと出番が無くなって困るんだけど…。

寒過ぎても「役立たず…」って感じが否めないのも事実だけれど、ここ数日は天気も悪いし、やはり寒い。だが、火鉢を使うにはイイ感じの寒さだったりする。

てなワケで、バリバリ燃えてもらってます。もー、イイ感じで火が回ったあたりの「炉心」の美しさ…と言ったらシビレルねぇ…。(別の意味でもシビレちゃってんだけど…)

それでも、6kg買った炭はまだ半分も使っていない。朝夕の3時間ほどをぬくぬく独り占めと言う使い方が常習化しているのだけれど、1コの炭が火鉢に対して大き過ぎるので、半分に割って使っている。いつも使う時に割るのも面倒なので、ある程度の量を割っておくのだが、割れ目でポン!なスジを見付けて、思った通りの形に割れてくれるのも寒いながら気分が良い…。また、それらが赤々と順調に燃えていくのを眺めながら灰をいじり、上に乗せた鉄瓶の沸騰具合を調節したり…と、コアな世界に浸れるのもなかなか。

そんなこんなに夢中になれるのも「ほどよい寒さ…」ならではなんじゃないかな。
そう言えば、網を買って来たのにまだ使ってない。お餅を焼いたり、するめを炙ったりするために買ってあるのだが、鉄瓶で落ち着いてしまっている…。マニアとしては情けない限り。まぁ、酒も飲まないのでポン酒をカンしてチビチビ…と言うコトが無いワケだけど、そういうのがピッタリな物だと言う事は判るねぇ…。

また、オリンピックを見ながらぬくぬく独り占めがいいんだなぁ…。

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ちんちん言わない…。

2006-02-07 06:02:44 | ぬくぬく火鉢ライフ
火起こしも継ぎ足しもだいぶ慣れて来た。

なら炭が火付きが良く、火持ちも良いお陰だけれど、備長炭に比べると火力が弱いのか火鉢の上の鉄瓶では湯が沸くのか沸かないのか煮え切らない感じ。で、ここに備長炭を1本加えると無事に湯が沸いてくれる。

湯が沸くと、蒸気で鉄瓶のフタが持ち上げられたり、落とされたりして「ちんちん…」と音を奏でたりするもんだと思っていたのだが、鉄瓶が小さいせいか、そんな悠長な状況にはならず…

「ごぼっ…ごぼおぉぉ…」
「しゅーー…ぶしゅぅーー!」

なのが現実。時たま、沸きだす途中でかすかに…ちんちん…と聞こえるコトがあるくらいで、よほど静かじゃないと聞こえてこない。

五徳を入れて、鉄瓶を載せると灰やら炭などはまるで見えなくなってしまうワケで、灰をいじる楽しみがそがれてしまうが、沸いたお湯でお茶やコーヒーを入れて味わう楽しみが増えた。数年使い込まれた鉄瓶なので、これで湯を沸かすと味が変わって来て、普通にステンレスのやかんで沸かすよりも「マイルド」な湯が出来る。これがなかなか美味しくて、お湯だけ飲んだりもしている。お湯なんか美味しいと思ったのは生まれて40年で初めてだったなぁ。「おいしい水」とかをこれで沸かしたらどーなるんだろうか…。

暖房の代わり…とはなかなかいかないので、今日の様な雪の降るような寒さだと他の暖房器具をメインに使った方が遥かに「楽」。だけれども、炭を選んで火起こしして…とやっているうちに体もポカポカしてくるし、火鉢に炭を移してしまえば遠赤外線浴びまくりで、かじかんだ手指にあっという間に血が通う。

今年の冬は十分に間に合う量の炭を確保してあるが、来シーズンは「くぬぎ炭」に変えようと考えている。今使っている「なら炭」は少々デカイんで、細かくするとしてもデカイまま。これはちょっと伝えるのが難しいが、ケーキの直径がデカイので、当然半径もデカく、そうした方向にしかキレイに割れてくれないものなのだ。どうしても小さくしようとすると「粉砕」する他になくなってしまい、興がそがれてしまう。
元々、直径の小さい樹木を炭にしてあればそうした無粋なコトも無いらしいので。

昔は「燃料店」と看板を出しているお店が幾らでもあったんだけれど、こうしたトコロだと苦も無く頼んだり買えたりしたもんだが、今じゃお店自体が探さないと無いし、あったとしても炭の扱いなんかずいぶんと昔にやめていたりするし、廃れちゃった証しか残っていなかったりする。まぁ、自分だってまさか今頃「火鉢」にハマるとは10年前には考えられなかったワケだし、なんだかフィルムがこの世から消えて無くなりそうなポラロイドにハマるのに似ていなくも無いんだけれど、日本の炭焼き技術ってのもなかなかなもんだし、実に「惜しい…」。

さて、ぬくぬく…を楽しむとするかな…。



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鉄瓶ちんちん…。

2006-02-02 14:06:05 | ぬくぬく火鉢ライフ
買い物のお供のついでに火鉢グッズあさり…。

灰ならし¥780。練炭火鉢用(?!)五徳¥1180。天ぷら用金ばし¥598。
なら炭6kg¥1280。丸焼き網¥980。

一応、必要な物がこれで揃ったコトになる。さっそく、鉄瓶を火鉢にかけて、湯沸かしを始めた。

五徳については廉価版として見掛けたモノよりもしっかりしてはいるが、実用的な作りなのでベストかと言えばそうでも無いんだけれど、無いと鉄瓶ちんちん…は出来ない。

どうみても「火鉢用の五徳」なんだけど、店員曰く、違うのだと言う。何がそうさせるのか知らんが、使って悪いモノでもないし、大きさもジャストフィットだったし、以前問い合わせた時は五徳の存在自体このお店には無かったかのような言われ方だったもんだから、まぁ良しとしましょうか。難点を挙げれば、あまりに実用的なデザインなので、炭と灰をいじりづらい…ってコト。

何よりも「なら炭」が見付かったのは大成果である。火が付きやすく、安価なもんだから、これなら暖房レベルでの使用も大袈裟な話では無い。備長炭はアクセントに使うと言う手もあるらしいので、無駄にはしないけど、相当にしっかり焼かないと燃焼が持続してくれないので扱うのが楽ではないのだなぁ。

いかにも…と言う感じの「灰ならし」が置いてあったのはびっくりした。前回、炭と灰を買い求めた時にその姿は無く、店員に五徳と一緒に尋ねたら「はぁ?」って顔していたので、諦めていたのだが。買い逃すといつ買えるか判らないんで、買っておいた。スクレーパーとは違い、これでならすとナミナミ模様がきれいに乗る。

「火箸」は天ぷら用。だけれど、そこそこの長さがあって、木製の柄が付いてるので「あちぃ!」ってコトは無さそう。天ぷらにも使えるし…。

もうちっと、揃うのに苦労するかと思ったんだが…。案外と早く揃ってしまったなぁ。一応、焼き網なんかも買ってきたので、干物も焼けるし、おもちが何より楽しそうだし、トーストなんかも面白そう。ちょっと炙ってみたんだけど、パリパリ感が何とも言えず、美味しいんだよねぇ…。

んむ。善き哉善き哉。

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遠赤外線浴びまくり…。

2006-01-31 11:06:05 | ぬくぬく火鉢ライフ
今朝は早くからイソイソと起き出し、寒い中「炭」吟味…。

昨日の燃え残り…も火鉢には転がっているので、まだ燃えそうなのを選んで新しいのと一緒に再度ガスコンロにかける。おっかないので、弱火とじっくり…。

その間に、灰をならしたり、新しい炭を埋めたり、いろいろといじりまくるんだけれど、暖を取る…前なんだから当然寒い。

ところが、燃えた炭を灰に並べて手をかざすと、じわわぁぁ…っと暖まり、寒さがあっという間に和らぐのである。部屋全体が暖まるには程遠いんだけれど、火鉢に手をかざしているだけでぬくぬくして来るから不思議だ。

だけれども、ちょっと火鉢から離れれば遠慮なく「寒い…」。炭火から出る遠赤外線を直接浴びないと暖は取れないのが「火鉢」なのである。

朝と言うコトもあり、炭は露出気味に置いてみた。程よく灰で隠しながら、そこそこの暖を探るってのもイイ感じなんだけれど、そこに「急ぐ…」とか「焦る…」なんてのは無い。これらがあったりすると「消えちゃう…」。さすがに1本だけむき出しなので、メルトダウン気味にはならないけれど、しっかりとあちい。

んむー。火鉢なかなかやるなぁ…。趣味が「焚き火」なんて人がたまにいたりするけれど、なんだか判る気になってきたゾ…。あれも終盤は燃え尽きていく途中の炭火で暖まるのがオツなんだろうな…。

いずれにしても「ゆるゆる…」な気構えでないと、仲良くは出来ない気がしている。
「ゆるゆる…」で「じわじわ…」で「ぬくぬく…」がベストなのだろう。また、それらをテキパキと揃えられる…ってのが「火鉢マイスター」の証でもあったりする。

うむー。むひー。これで、鉄瓶がちんちん…ならば言う事ないのだが…。つづく…。


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灰と炭を買ってくる。

2006-01-30 22:29:47 | ぬくぬく火鉢ライフ
春かと思うほどにてくてく歩いてると「暑ぃ…」陽気の最中、1時間ほど散歩のついでに火鉢ライフに必要なモノを買いに出る。

灰は「くぬぎ灰」が1kg¥1200。6kg買う。
炭は「くぬぎ」を探すが、バーベキュー用のものしか無かったので、パックに入った「備長炭」を1kg¥380。2kg買う。
火箸は見付からず、細めの「トング」みたいなのを。¥150。
五徳も見付からず、あきらめる。以前はあったのになぁ。
火起こしは¥480。これはお買い得。

行きはのんびり歩いていても、あまり苦にもならなかったんだけど、さすがにこれだけのモノをバックパックに詰めて背負うと、なかなか苦しいモノがあったりする。日頃の運動不足が祟りつつあるので、なおさらだけれど、家では「火鉢」が待っていると思うと、苦しいながらも「にやにや…」しながら歩いてしまう。

家に着き、さっそく「灰」を火鉢に入れる。きめの細かい灰なので、雑に入れるともうもうとしてしまうが、6kgは正解だったなぁ。火鉢の7割程度入れると考えると計算では「7kg」あたりなのだけど、火鉢が「ずんぐり…」なだけに多少の差が出た感じ。

炭は正直、備長炭で無くても良かったのだが、くぬぎ炭がバーべQ用しか置いてなく、セメント袋みたいのに入ったのは撤収されちったみたいで残念。バーべQ用だと遠慮なく「バチバチ」破裂しまくるので、屋内では使えないのである。どうも海外産らしいんだけど、焼き方が日本とはちと違うのでそうなるらしい。

でまぁ、これを火起こしに3個ほど入れて、しばらく焼く。ガスコンロの上に乗せておくだけなのだが、最初から強火で焼くと、破裂する(した…怖かった…)ので、弱火でじんわりと焼いて行く。

「まぁ、これくらいだろう…。」

と、言う感じで焼けた頃に火鉢に移すのだけれど、これくらいだろう…感じでは全然ダメ…なので、しっかり焼かないとイケナイコトを知る…。備長炭はちょいと扱いずらい炭らしいとは聞いていたが、結構あっさり火が消えたりするのである。

で、ちゃんと焼いてから火鉢に移すと、それはそれでかなり「あちい…」。ヤバイんじゃないかと思うくらいにあちいので、灰をかぶせて火力を調節するのだけれど、あっさり消えちゃったりする。気難しいヤツだなぁ。

灰も、一応キレイに「ならし」たりなんかしてあったのだけれど、火が持続しないとそんなコトはどーでも良くなってしまうワケで、キレイにならすのもかなり「難しい」コトを知る。

本当ならキレイにならした灰と炭の置かれ方ってトコロに「美」があったりするのだが、そーしたものはどーしたらそーなるのか不思議なくらいに「美」とかけ離れた現実が目の前で「あちい…」んである。

まぁ、全ては「慣れ」と「経験」が備わらなければ「美」にはたどり着かないものなんだろう。今日の時点で察しが付くのは「炭が少々大きい」コトかな…。

遠慮なく堂々とメルトダウンしそうな勢いで「あちい」のもなんとかしないと、一酸化炭素中毒以前にヤバイ雰囲気だったりするので、カロリー控えめな「くぬぎ炭」をやはり常用の燃料としないと暖をとるどころか、バーべQにされてしまう…。

灰と言い、炭と言い、なかなか一筋縄では行かない奥の深い連中なんだなぁ…。火力はヤバイ感じだが、暖房としては石油ストーブには敵わない。敵わないが、火鉢の前で火を見ながらあーでもない、こーでもない…とやっていると、石油ストーブやハロゲンヒーターとは違う「暖」がそこにあったりするのである。にやにや…。


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火鉢が届いた。

2006-01-25 16:12:11 | ぬくぬく火鉢ライフ
火鉢に憧れ始めちゃったのはちょいと前に書いたと思う。

灯油が暴騰してなきゃ、あまり余計なコトは考えなくても良いんだけれど、宅配に来るたびに値段が上がっており、かつての様にリーズナブルな燃料でもなくなってしまった。そんなおりに、ふいに見てしまったのが「練炭火鉢とその仲間たち」。

火鉢でじわじわと温まるのも悪く無いんじゃないだろうかと思ったのである。さすがに練炭火鉢じゃ危な過ぎて調理以外に使えないが、普通の火鉢は「普通に」暖房器具として使われて来た歴史がある。

さて、練炭火鉢は売っているし、それらの周辺アイテムも売られてはいるのだが、肝心な「火鉢」は売られていなかった。さすがに数売れるモノではないので、ホームセンターでも見掛けられず、通販とかネットで探す事になる。ちょろっと探せば色々と出て来るのだけれど、それなりの値段はしてしまい、爆安! なんてコトはほとんど無い。お小遣いで買えそうなのは、手あぶり火鉢で、希望する大きさではない…。

我が家でも植木鉢やら金魚鉢に使用形態を変えた「火鉢」を見掛けた時代があったのだが、さすがに残っておらず、近所の庭先を物色してもそれらしいモノは見当たらない…。オークションで競り落とそうと頑張っても、やはりそれなりの値段は付加価値を伴って付いてしまい、むむむむむ…。

で、親戚の家に使われなくなった火鉢があるコトが判り、半ば強制的に送ってもらった。いわゆる「丸火鉢」と言われる形状で、希望していた大きさ。これなら先に見付かった鉄瓶も置けるし、ちょっとした干物なら十分に炙れる。

なかなかモダンな柄が付いちゃっているが、それなりに古いものらしい。親戚宅は開業医で、待合室にいくつか置いて使っていた時代があったのだ。

さて、実際に使うには「灰」だのなんだのってアイテムが必要となる。幾つかは売られているのを見ているので、それほど困らないが、「灰ならし」と「火箸」を見掛けていない。スプーンと割り箸で代用するわけにも行かないので、探さないとイケナイのだが、灰ならしの方はうってつけのが見付かった。父の遺品の作業道具の中からステンレスのスクレーパーが。ちゃんと木の握りが付いているので、そこそこ見栄えがする。

「灰」も売られているが、よくよく考えたら火鉢の大きさから言えば、6kgは必要みたい。砂や砂利で「かさ上げ」する手もあるらしいけれど、現代ではあまり薦められる方法では無いらしい。「混ざるとちょっと危険」ってのが理由みたいだ。やはり灰のみであつらえた方が良さそうだなぁ…。

して考えると、火鉢本体は無償で入手できたが、初期費用はそれなりに掛かるらしい。まぁ仕方ないな。手あぶりじゃないんだし…。

とりあえず、ぬるぬると「火鉢ライフ」のスタートなんである。

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火鉢にあこがれる…2。

2006-01-09 20:09:32 | ぬくぬく火鉢ライフ
ヤフで落とそうと思ったんだが、意外に高値で断念…。

まぁ、本気で買おうと思うと陶器製だと5~6万はしてしまうので、オクで買うならばそれよりも格安ではあるのだけどねぇ…。手持ちの軍資金と相談すると致し方ない。

昭和初期に生まれた母に火鉢のコトを尋ねると、親戚の家にあるかもしれないので聞いてみるとのコト。家業が魚屋兼すし店だった時に、お得意様に配った火鉢があったハズだという。戦前の頃の話だねぇ…。

そんな趣のありそうな火鉢で炭をおこし、ちんちん…と湯を沸かすのに最適なのが「鉄瓶」。これはすぐに出て来た。でも、急須に近いサイズなので、多めに湯を沸かすって感じじゃないなぁ…。

ともあれ、しばらく使っていない感じだったので、これも調教。何度か湯を沸かしては捨てての繰り返し。最後にはキレイな湯を沸かし、コーヒーを入れる。水道水を沸かすと、まろやかにはなるが、鉄瓶だともっとまろやかになる感じ。使い込むともっと味が変わるらしい。鉄分の補給も兼ねられるので、なんとか2Lクラスの鉄瓶が欲しい所だが、工芸品だから値段がねぇ…。

なんだか、非常に「ジジくさい」生活になって来てはいるが、鉄瓶はともかく、火鉢はぜひにでも使いたい。なんせ、灯油が遠慮なく値上がりしているので、多少面倒でもランニングコストの低い方が良いのである。炭だと、ちょっと高そうな気もしていたが、普通に燃料として使う炭はそれほどでも無いんだよねぇ。

どうせなら「囲炉裏」って気もしないではないが、半端な値段じゃなくなるのでこれは夢だな…。そんな感じの長火鉢もあるんだけれどねぇ…。住宅がそれ相応じゃないとまた困るし。

てなワケで、普通の火鉢の前で丸くなってじわじわと暖まる…って感じが目下の目標である。コトコト黒豆でも煮てられたらそれこそ幸せ。うひひ…。それにしても、昔の生活を今行おうとすると、意外にお金が掛かるのも、なんだろうねぇ? 



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火鉢にあこがれる。

2006-01-05 04:28:40 | ぬくぬく火鉢ライフ
初売り…でもないけれど、大型DIYショッピングセンターに行ってきた。

年末にポラのフィルムが安かったので、買ったお店なのだが、品揃えはガテン系に偏向して豊富な感じだけれど、必要にしてかなり十分なジャンルで豊富。これはなかなかウレシイ。

何かお目当ての商品があったわけでは無いのだが、MTBとかアウトドア商品を眺めて質と価格を暗記する。そんなに買い急ぐ必要も無いので、まぁそんな感じで。

冬だからなのか、暖房用品も豊富にあって、なぜだか「練炭火鉢」がごろごろしていた。普通に、調理用なのだが、4~5種類出ていて、これはなかなかソソル。

秋にはこれで「秋刀魚」だろうと思うし、弱火でじっくり「個別焼肉」なんてのもたまらないし、かねてから「いつかは欲しい…」アイテムであったからだ。昔はもっと種類があったのだけれど、なんせ「直火」みたいなもんだし、調理にわざわざ使うなんてのは飲食店ですら限られているし、一般家庭で毎日…なんて時代じゃなくなったのも久しい。

でまぁ、昨今じゃ使用時に生じる副産物を利用した「れんたんすーさいど」なんかが持て囃されていたりもするので、なかなか種類を揃えて置いてあるお店も見なくなっていたのだが、なかなか壮観な眺め。1個千円足らずで、炭だの何だの買っても3千円もだせば一揃えセットで揃うワケだけれど、どうせなら「暖房」にも使ってみたい…って欲が出て来る。

と言うのも、一緒に「五徳」が売られているが、これが並んでいる「練炭火鉢」に使うモノでは無さそうなんである。おまけに「レディメイドな灰」もパックに入って売られているので、これらは「普通の火鉢用」として置かれているに違いない。

おー。それよソレ。陶器の丸っぽいのに灰を入れて、そこに炭を置き、その滲み出る様な火力でお湯を沸かしたり、手をかざして暖めたり、スルメを炙ったり、お餅を焼いたり、金のハシでたまに炭をつんつんしたり、ヘラで灰をきれいになでたり…。

んで、そっちの火鉢を探してみたのだが、見付からない。と言うか、扱ってなさそうだった。

帰宅して、ネットで調べると、結構な数は出て来る。だが、ほとんど「ミニサイズ」だったり、ハロゲン化されてたり、希望に沿うものは少ない。需要から考えればさもありなんだけど、昔のように暖房もちょっとした料理も…なんてのはあまり無いし、あってもリーズナブルな価格で無かったりする。相場として「そんなもんだ…」って感じだが、骨董の壷じゃあるまいしねぇ…。

得てして、かつては本来の趣旨通りに使われていたであろう「火鉢」は、庭の片隅で金魚の住処として再利用されたり、ちょっと豪華な植木鉢になっていたりするもんだが、どこかで余ってないか物色してみるとするか…。

これも時期を逃してしまうと、なんじゃそりゃ…的な買い物になってしまうが、激寒が相応しい今年の冬などにはかなりハマっておかしくない。石油ファンヒーターやら、ストーブと比べたら出番は全く無いのだろうけれど、そこに「趣」ってモノを

「ちくしょー! ちっとも暖かくねぇよ…」

と言うグチに重ねて味わうのも「あこがれ…」ってモノだったりする…かな…。

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