おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

日本が壊れちゃった…。その16。

2011-04-17 21:53:22 | 我思う、故に書くなりよ。
…何か進展とかあるかなぁ…と…発表はあったか…。

原発でロボットが使われ始めたらしい…って事と、今後の大本営の予定くらいか…。

世界にちゃんとお礼を言うキャンペーン、続いております。

実は、世界からこうした時に大活躍しそうなロボットが送られていたのであるが…先進国の中で、そうした分野でも先っちょにいたはずの日本なのに、全くと言っていいほど使われて来なかったのである。かなり高価なロボットを惜しげもなく無償で提供して頂いているので、これはもうお礼をちゃんと言わねば。ありがとうございます…。

その存在は…かなり早い段階から知られており、…いつでも活躍できる…と、報じられていたにも関わらず、活躍しだしたのが今日…。先進国の中でも、そうした分野じゃ「先っちょ…」を進んでいると言われていたのだが…あくまでも進んでいたのは研究だけで、実践…ってのは後進国以下…な感じが漂っている…。

これはどうした事か…?

…ロボットが必要となる様な危険な状態に、原発などがなるはずが無いので、用意も無ければ使う事すら考えてもいなかった…って事じゃないかと言われている。ロボットと言うレベルでなく、ラジコン的なレベルでさえ…って事だったみたいだが、こちらは既に使われていて、撮影などはしているのだけれど…。

…ま、ロボットはあっても扱える人もいなけりゃ余裕も無い…って事だったワケで、そりゃしょうがない…。

ロボットを研究して、使う事を想定して作ったりしている人間と、そうした活躍が想定される現場の人間とじゃ、温度差というか、壁がしっかりあって、全く連携もクソも無かったって事だ。どっちがどっち…な話じゃなく、どっちもどっち…な話じゃなかろうか…。

そうした事のために…と、聞かされていた我々一般人だけが、勝手にその活躍を夢見ていた…って事がオチかも。

現実的にはアシモ。空想的にはガンダム…その中間を取ってレイバー…なんてのは時代が進んでも現実には夢でしかなく、使われることなんかほとんど無かったモノで終わる世の中だったんであるな…日本じゃ…。

あちらじゃ、実践というか、実戦で使われており、兵器の一部だったりもしている。ロボットな兵士が実際に敵を…って事にもなっているし、平和的な転用として地雷の処理とか、爆発物の処理なんかを任せていたりもするのだが、日本じゃ…「操作する人がおりません…」ってオチ。

…これじゃ、やってられない…。どれだけ研究費掛けて、研究してきたんだか…。高度で高価な複雑きわまるオモチャ作りに邁進して来たワケじゃ無かろう…。

ま、レスキューな場所ではそこそこ実用を目指して使われているロボットもあるワケだから、それらの活躍が皆無な話じゃ無かったりはするものの、進んでいる研究と比べて、活躍する場がほとんど無いのも事実なんだろう。災害時を想定しているなら、それも当たり前だが…。

気前よくくれちゃって、あるんだから使えばいいじゃないか…って発想が無い人達が事の始末に当たっていれば、使われずに終わるのも否めないが…。

そうこうしている最中、大本営から「工程表」的な話がもたらされた。

その通りに進んでくれれば、そりゃそれで良い。是非ともそうして、早く安全と安心をもたらして欲しいものだけれど、大本営発表なだけに、過剰な期待をするのもおかしな話だ…。

そうした場に、あるモノはどんどん使い、ロボットでまかなえる仕事をさせる事で、人の命が削られる事が少しでも無くなれば…と、普通に思う。世界に誇る技術力で、ロボット大国とさえ呼ばれていたのはどこの国なんだろうか…。

また1つ、化けの皮が剥がれてしまったんだろう…。わぁ~! すごーーい! って、ロボットを作る時代はとうに終えていなければならない。実際に活躍できるロボットの登場と、それをちゃんと使える、扱える人のいる時代になっていなけりゃならないんである…。

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日本が壊れちゃった…。その15。

2011-04-15 00:02:47 | 我思う、故に書くなりよ。
前回は世界にちゃんとお礼を言うキャンペーン…お休みでした。

記事書いてる途中で気付いたんだが、新たなお礼を言うべき情報が入手できなかった事もあって…。いかんな…。

今日は台湾のみなさんに熱烈感謝でお礼を言いたい。莫大にマキシマムビッグな金額を集めてくれちゃって、それはもう国を挙げて感謝感激雨あられ…な状態でお礼を言わねばならぬ状態なのだが…そうも出来ない大人の胡散臭い事情があってだね…地味にしかお礼を言っていないのである。

ま、国策と言うものがあることは重々承知はしているものの、やはり日本人として、それは無礼に思う。

台湾のみなさん。大きな善意をありがとう! 国という枠組みじゃどーだか知らんが、大切なトモダチが台湾に大勢いてくれる事は、日本国民も心強いし、ありがたい。そうした事を、もっと日本は知らなければならないし、国レベルでそうした関係を末永く続けられる様に、国を変えて行かなきゃなのだ。台湾は台湾。金額の大小ではない。大事なトモダチである。ちゃんとお礼を言わずして、何が日本だ…。

さて、めちゃくちゃ大きく揺れた反動で、東日本は日本海溝へ向かって引っ張られている…と言われている。

数十mな勢いで動いた地点もあるし、今までは大きくても数十cmだったワケで、地球規模の地震だったのだな。
んでまぁ、引っ張られたお陰で…それまで静かにしていた断層までが動き出しちゃって、あちこちでそれなりの揺れを起こしてもいるんである。今までは「ぎゅっ…」っとしていたのが、急に「のびぃ…」って感じに変わったせいだ。

関係していると言えば、そう言えなくもないワケだから…余震とも言われているが…ちょっと違うんじゃないのか? って場所でも大きめな地震が起きている…。

今日になって、大きめの余震の可能性が日本海溝の方で起きそうだ…との話も出ている。バランスが崩れた事で、比較的あっち…って方向ではあるものの、M8クラスと想定しているようで、これは津波が心配な話にも繋がってくる。

そうかと思えば…「予知は無理だ…」なんて話も出ているし、「…わかんない…」ってのが正しいみたいだが、これほどの巨大な地震が、続きあうプレートで全く影響しない…って事も無さそうだとすると、関東や中部あたりはどうなんだろう? って話が出ても悪くない。

東日本の太平洋側が絶賛ぶっ壊れ中なので、すげー広い範囲が地震の巣みたいな状態になっちゃっているけれど、実は、東京湾とか、箱根の芦ノ湖とか、地味に揺れ揺れ中だったりしているんである…。これらが、余震もしくは余波…って感じで静まってくれればいいが、勢いづいちゃって、単独の…って事になったりすると、怖いものがある。

…そろそろ本気で、こっち方面の対策も頭に入れておかないとヤバイ…って事なのではと思うが…個人的に出来る事など大して無い。せいぜいが備蓄と心構え程度。

今、備蓄に勤しむと、買い占めと呼ばれそうだが…従来の考えを改めて備えなければならないと思う。人間1人が1ヶ月は堪え忍ぶ事が可能な物量をなんとか出来れば、まぁ大丈夫かな…って事だ。まぁ、別段、決まってもいないのだけれど、3日分とか言われていたが、そんなんじゃ全く意味を成さなくなってしまった。

水や食料はともかくとして、その他も考え直さないと…ひどく困る事になるし、困ったとしても助けがそうそう来ない事は明らかになってもいる…。

…さぁ、どーするか…?

幸い、考える時間はちょいとありそうだ。幾つかの自治体はそうした改善に向けて動き出してもいたりするが、基本的には個人単位、家族単位で考えておかなければ、混乱しか待っていない事になってしまう。

想定外の津波が来たら、どの辺までがダメになるか…避難所と指定されている建物は、そうした時に大丈夫か? またダメなら次はどこを目指すか? 考えられるウチに、考えておかなければ、人は動くことが出来ないし。

…もう「想定外」なんて言葉は使えない。ならば、想定しようじゃないか。あれだけ揺れて、今後が大丈夫なのか怪しい建物だって、数多くある。そうした中で、暮らしている。想定することで、少しでも対処できる時間は早くなるし、幾分でも最悪は避けられる方向に進めるんである…。

ま、諦めちゃうのも方法の1つだが…想定外を無くしてゆく事で避けられるモノなら、避けて悪くない。

耐乏生活に耐えうるライフスタイルにチェンジ出来るか否か…。究極とは言わないまでも、サバイバルな思考くらいは養っておきたいなぁ…とか、思っている。



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日本が壊れちゃった…。その14。

2011-04-14 19:19:23 | 我思う、故に書くなりよ。
東電の社長が1ヶ月ぶりに記者会見を…昨日やったんだな。

会見のライブを少し見て、後は文字となった会見全文を読んだが…中身も特に無いワケで、逆にその事の方が恐ろしく思えたり…。

だって、これだけの大惨事になって1ヶ月だってのに、何も決まっていない…ってのは、どう考えても「恐怖」だよ…。

それとは別に、とんちんかん…に思える話が出て来た。

「20年~30年は人が住めない…」

原発に近いエリアでは、そうなるんじゃなかろうか…な話が政府筋から出たと言うモノで、大騒ぎにはなってもいる…。

…つーか、原発災害ってそういうもんだろ、普通に…。だから、派手に吹っ飛んだ原発を見て、えらいこっちゃ! と、思ってきたのだが、世間ではそうでもなく、新鮮な驚きとして伝わっている風に見えるのがとんちんかん…。

ま、そうであってほしくない…ってのは判るんだけれど、事実として人が住むにそぐわない状況になってもいて、明らかになっている核種だけでも、30年は半減期を迎えないモノだと知れていれば、実際にそうなってもいるんである。

今後、新たに飛び散ることもなく、飛び散った放射能を徹底的に除染しまくる…って事でもやれば、そうにはならないが、そんな事までするのかどうかも決まっていないんだな。

ここ最近になって、ようやく汚染状況の詳しいマップが公表されたりもしているが、原発以外にかなり高いレベルの放射能が存在する場所も特定されている風に見えるので、それがなんだか? の調べが進めば、対処も出来るだろうし、やれば済むし、住めるようにもなるんだと思う。

…たまたま濃いのがぼとん…と落ちたのかね? なんだかそんな感じに存在していて、そこを中心に薄まりつつ広がっている様が判るのだけれど…どこに落ちるかは運だからなぁ…。

ともかく、今の状態じゃ…20年~30年って話は嘘でもデマでも風説でも風評でも無い。事実として、そうした環境がそこにあるワケで、そうした環境が広まらない物理的な努力が行われてはいる…って事だ。

その割には…自主避難だとか、計画避難だとか…非常に曖昧な制限だか規制が流れているのは政府がぐだぐだだから…って事に尽きる。

そうした災害にまで及ぶことは判っていても、そうした災害になった時にどうするか? 何ら決めてもいなかったし、考えてもいなかったって事なんだろう。どこの国だって、原発が吹っ飛んだら付近の住民にはより遠くへ避難して貰うのが普通だったりするし、実際にそうしてきた。

少なくとも…大雑把には決まってもいるだろう…と、勝手に考えていたんだが、ほとんど「無策」な状態で、原発ばかりあちこちに作って来たんだな、この国は…。

耐震とか津波の対策の見直しだけじゃなく、そうなった場合の避難対策までも含めて考え直さないと、原子力にエネルギーを頼るのは「危険」だと言う事。

電力会社、政府、そうした連中が、こうした事態にどこまで備えているか? 見極めた上じゃないと、堤防作りましたから安心だの、電源車増やしましたので万全だの、脆く崩れて人の住めない土地が増える事に繋がるんである…。

そうした、今まで考えもしなかった部分まできっちりと考えて、原子力発電って事を考えると…コスト的には割に合わなくなり、べらぼーな電気料金になるんだろうけれども、やってもらわなければ、ヒバクシャも増えるし、汚染されて人の住めなくなる土地も増えるんだからなぁ…。

そうした最中、原子力発電をになう企業が「何も決められない…」って状況は…「不安」を通り越して「恐怖」でしかない…。この恐怖を終わらせるために、誰が何をしなきゃならないのか? フクシマ50か? 自衛隊か? 消防庁?

内閣総理大臣である…。頑張ろう、頑張りますだけ言って済ませられる状況に日本は既に無い。とっとと決めて、取りかかり、その様子を国民に報告する。そうした蓄積が恐怖に打ち勝ち、国民に安心と希望を与えるもんじゃなかろうか…。

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桜は満開過ぎてました。

2011-04-13 19:28:08 | 我思う、故に書くなりよ。
ほんのりとピンクがひらひらと散っていましたな…。

暴風みたいな強風が幾度か吹く日があったので、木っ端微塵に散ってるのかと思っていたのですが…残っていました。

比較的アジトに近いところは木っ端微塵だったのですけれど。

この暗い中で、淡くぶわぁぁ…っと、咲き誇る様がいたたまれなく好きだったりします。

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日本が壊れちゃった…。その13。

2011-04-13 00:11:30 | 我思う、故に書くなりよ。
ハワイのみなさん。心温まる音楽をありがとう! 支援のコンサートは耳と心に届きました。

世界にちゃんとお礼を言うキャンペーン、地味に続けてます…。

ツイッターを始めたら、知り合いの雑誌編集者から連絡が…。

「おもしろい?」
「あんまり…」
「ふーん…」

まぁ、そんな最中にレベル7なんて話になった。余震でシェイクもまだまだな感じ…。

いろいろと情報交換はしておいたが…インクが無くて、雑誌が刷れない…なんて事態が危惧されているそうな。
雑誌に限らず、新聞とかも含まれるワケで、インクくらい世の中どーにかなるんじゃないのかと聞けば、なかなかそうも行かないのだそうな。まぁ、紙に合わせてカスタムしてある事くらいは知っていたが…。

ペーパーレスで、それこそ環境によろしいし、今時、紙媒体の売り上げに拘るようなメディアは死んでしまへ…と言っておいたが、なかなか厳しい事になってもいるそうだ。

漫画なんかはネットで…って事が進んでもいるし、一般雑誌だってネットをやっていないワケでもない。有料じゃないと見られないモノもあるし、専用みたいなガジェットだって増えている。それなのに紙って…。

「…紙じゃなきゃダメな人間も多いんだよ…」

そうだな…。おじたん。本人はほとんど紙媒体は購入していないが、年老いた母は新聞だの雑誌だのしか術がない。それが「今まで通り…」ってだけで、特に何か気にしている風も無いんである。

ところが、作り手としてはあれこれ迷う。電子な世界が当たり前になりつつあるし、もっと進めばコストも下がるし、ペイも良くなる事は判ってもいるからだ。ユーザー側から見ても、そうした方がお得な状態だってのは電子辞書を見れば判る。あの大きさに、どれだけの情報が詰まっているか? それらを紙媒体で揃えたら幾らになるか…。

しかしながら…紙じゃなきゃダメ…って世界が確実に残るんだとも言われている。もっと言えば、石に彫らなきゃ残らない…って話もあるのだ。これらは、後世に確実に残す…って手法の1つなんだろうけれど、まぁ確かに電子的な…ってのはその点でまだまだ劣る事には違いもないが…。

原発はどうなのよ? と、尋ねたら、あのままだろうとの予測。あくまでも素人に少し毛の生えた考察に過ぎないが、レベル7だからと言って、原発が無くなったり、減ったりする世の中にはなかなかならないだろうって事。まぁ、3基も吹っ飛ばして、1基大破なんてのが僅か数日で起きてりゃ、今頃レベル7なんてのはちゃんちゃらおかしい事は誰にだって判る事だが…。

企業レベルで進めた話じゃなくて、国策でもあったのだから、根が深い。根は深いだけじゃなくて、これまた広いんである…。おおよそ電力とは関係なさそうなところまでに絡んでいる。

「騒ぎが収まれば、戦犯捜しが始まるけれど、既に鬼籍に入ったモノまで暴かれる事になるし、日本の近代史をほじくらなければ紐解けない。利害関係者くらいは政治家だって、評論家だって、専門家も含めてリストには直ぐに挙げられるが、そこには地元の人間やメディアも深く絡んでいるので簡単に暴くわけに行かなくなってくる…。」

そこを暴いて晒し挙げるのが今時のメディアだとも思うのだが、そこまでやったら「全否定」と同じ事になってしまい、現実と照らし合わせたら、落としどころが判らなくなってしまうのも判るなぁ…。

だとしても、仕方なかったじゃ済まない甚大な被害が既に及んでもいる。首相は東電が責任を持つべきだと言ってはいるが、東電でまかないきれる金額はたかだか数千億円にしか過ぎず、数兆なんて金額が試算されている今となっては焼け石に水…。原発と一緒だな…。しかも長引けば長引くだけ増え続ける…進行中なのだ。

国が肩代わりする規模は確実にそうした数字になるとも言われているので、銀行の不良債権処理を税金で…なんて話は今となってはかわいいモンだ…。

「…しかし…意外と丈夫なんだな、原発って」

そう言うと、あれだけ吹っ飛んで何が丈夫なんだ? と言われたが、地震の揺れじゃ壊れないモンだと言う事である。想定以上の揺れには耐えてるし、想定に近い揺れも続いている。

「そうするとなにか? 有名な大学を優秀な成績でご卒業されたバカが扱うとああなるって事か?」

おお。まさしくそうだな…。ボンクラじゃ東電には入れないだろうし、原発にも近づけまい…。優秀な成績を修めつつ、肝心な時のことを全く考えなくても安全だと信じ込んだバカが扱うからこうなったとも言えなくは無いな…。津波で流されちゃった…な言い訳も無くは無いが…それとて警告はされてもいた。起きるはずが無い…と信じて、考えも用意もしなかっただけである…。

「下請けにやらせないで東電がやれよなぁ…」

そう言うと、原発に詳しいヤツが直々にやったりすると、下手したら数時間で年間許容量を超えてしまい、二度と近づけなくなるからやらないんだろうと言っていた。あーなるほど…。1年はダメだろうな、規定通りなら…。死ぬ気になりゃ死ぬまで出来るだろうけどな…。

それにしたって…汚染地域の住民のケアとか、遺体捜索なんか進んでやるべきだろう。法律的な事もあったりはするが、放射能まき散らしてごめんなさい…だけで、警察だの自衛隊に任せっきりなんてのは納得が行かない。

「社長も出て来たんだから、TVカメラの前で土下座でもすりゃいいんだよな…ちっとは印象変わるぜ…」

だろうな…。やつらの言う「ご迷惑」だの「心配」はとっくに「恐怖」へと変わっている…。大本営とタッグを組んで、やれデマだの風説だの風評だのと言ってるが…ほとんど事実になっちまった。今じゃ、逃げなきゃならないほど汚染されちまってるし…。

テロップCMなんか流してないで、役員連中が額から血が滲むほどの土下座して見せりゃ、ちっとは謝罪にも思えるだろうが、そうした考えも無いんだろう…。東電はそうしたソフトの面じゃなにかやってるんだろうか?

「…考えちゃいるみたいだが、やっても顰蹙買うだけだろうな…企業と言うより、お上の一部だから…」

保養所だの社宅だのあちこちにあるんだから、避難を強いられた人々に開放すりゃいいにの、そうした話も大きく聞こえて来ない…。

「その辺はどこの週刊誌でも書いてたりするんだけど、進める気も無いんじゃないか? 避難者から金取ってたなんて話も出てるしな…」

あー。¥6kだかな。役所通すとタダだっけ。ありゃ、ひでぇ話だ。この期に及んで何様のつもりなんだか…。

東電だけじゃなく、電気がらみはみんなそんな感じだと言う。水が止まれば、どうした壊れ方をするのか知っていても、そうした事にはならないと信じて来た連中だから、あっさり壊れたら考えが先に進まなくなるんである。事故が起きても事故とは決して言わない連中だけの事はあるな…。そのくせ、扱う数字の桁間違えると左遷されたりしてたけどな…。

「作業員のケアなんかまるで考えに無かったものな…。非常食と水…って、普通じゃねぇよ。」
「おれら、頭のいいバカでなくて良かったな…普通以下のバカで。」
「おうよ。あのレベルのバカに加わったら、末代まで呪われるバカだぜ? 地球の歴史に名を残すバカ確定。」
「バカって言ったって、東大だの慶応だの出てんだろ?」
「少なくとも役員レベルはそうじゃないか? 大学も恥だよな…こうなっちまうと…」

かくして、普通以下のバカ2人が導いた結論…

「日本は頭のすげー良いバカに滅ぼされる…」
「だけれど、電気無しじゃ石器時代に戻る…いや、江戸時代くらいか…」

…石器時代からやり直した方が、このままよりはマシになりそうな気もするけどな…。

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日本が壊れちゃった…。その12。

2011-04-11 11:49:21 | 我思う、故に書くなりよ。
世界にちゃんとお礼を言うキャンペーン…続いてます。勝手に…。

ぼちぼち、帰っちゃったけど、世界の救助隊のみなさん。ありがとう! 来るときだけ報道して、帰るときは何も報じなくて、ごめんなさい。そうした国です、日本は。ごめんなさい。

でも、みなさんの活躍が記録はされてもいると思うので、落ち着いたらそうした紹介報道もされると思います。そうした映像を見る度に、感謝しこそすれ、その活躍を忘れたりはしません。世界のどこかで、また活躍してください。

さて、1ヶ月経とうとしている…。

亡き父の故郷が宮城県だったので、親族が被災しており、犠牲者も出ている。親族とはいえ、ほとんど近しく無いので、そんな親族がいたかどうかなんてのは、親世代じゃないと判らないのだが、内陸に住んでいる方の親族はほとんど被害もなく無事。ただ、街へ出れば、壊れているので大変は大変だと。

犠牲者が出たのは海沿い。震災直後の報道で、跡形も無くなった光景を見ているので、あそこで生活していたとなれば厳しいだろうとは言っていたんだが…逃げた親族が生存しており、その様子を知ることが出来た。

「逃げ遅れたというか、逃げなかったかも…」

大きな津波が来ると言う警報はうるさいほど街に流れていたし、津波が来るまで逃げる時間もあったと言う。大方の住民はいつも通りに逃げたそうだ。ただ、逃げる途中で波に飲まれた人もいれば、逃げる方向を間違えて姿を消した人もいたと。

逃げるに難儀な方だったのかと問えば、そうでは無かったとも言う。別に、逃げないと決めて、その場にとどまったワケではないらしいが…結果として家と共に潰れた状態で見つかったそうだ。

逃げる、逃げない…ちょっとした時間の判断で、生死がハッキリと分かれてしまった。幾度も大きな津波でえらい目に遭ってもいる街だったから、誰もが備えていて、生きるための方法も生き延びる為の方向も、身につけていたにも関わらず、何かに迷ったのだろうか…。

国策としてのボランティア投入は失敗しちゃっているので、居所が判っているならば、ダイレクトに送った方が確実に必要なモノが届けられる様になってもいる。見舞金と弔慰金をいくばくか、下着、切り餅などを送ったが、切り餅は喜ばれた。未だに、満足に食料すら届いていない地域があり、ボランティアもそれを知っていながら、物資が届かないなんて事になってもいるそうだ。

困ったことに、ボランティアに役所の人間でもついて回っていれば安心できるが、ボランティアなのか、何しに来てる人なのか定かじゃない人間がうろうろしてたりすると言う。ま、見た限りじゃ悪さしている風には見えないらしいが、おおよそ、ボランティアとも考えられない連中が廃墟の街をうろうろしてたりするんだそうな。

ま、失敗しちゃってんだから致し方ないが…見た目で判るくらいの統一くらいはしてくれないとなぁ。

米軍の機動力はマジですごかったらしい。自衛隊の足での支援も頼もしいモノだった言う。

「オカーサン! ダイジョーブデスカっ!」

やおら高い所を飛んでいたヘリが、突然、轟音と共にスピーカーで呼びかけ、缶詰の段ボールとミネラルウォーターのペットボトルをボトボト落として去っていったと言う。

缶詰は日本製だったが、水はあちら製で、読めないけど飲んでも悪く無さそうだったので頭を洗ったと。津波に飲まれて風呂に入れないと、頭から考えられない臭いがしてくるんだと…。

自衛隊の人は、度々訪れて、持ち合わせの物資を置いていってくれる。薬も、あれば置いてゆくし、次に来たときも必ず前に無かった薬を届けてくれているそうだ。車など入って来られない瓦礫の中を、はいずり回ってやって来て、わずか数時間で道を道に戻して、避難者に声と水と食料を届けてくれたと言う。避難している人数には届かないが、誰かが助けに来てくれる事が実感できた事に、涙が止まらなかったそうだ。

「何もかも失ったおばあさんと孫みたいな自衛隊のお兄さんが一緒に泣いていたんだよ。それまで、おばあさんのふるえが止まらずに、みんなが心配していたんだけれど、おばあさんは元気になったんだよ」

意外なことに、乾電池は普通にコンビニまで行けば売っているそうだ。こっちじゃ手に入らない事を伝えると、驚かれた。ただ、余震の度に品切れにはなるという。そもそも、ほとんど流されちゃって、電池を使う製品すら無いので、あまり買わないみたいだが。

避難所とも言えないような小さな避難所まで必要なモノが届けられる日が、早く来ればいいと思うが、そうした対処が遅れに遅れている様だ。

「宅急便の方が早いよ。郵便も届く。でも支援物資は届かないな…」

当地からの要望で、おしぼりウェッティ的なモノを100均で買い占めて、段ボールで送ることにした。風呂に入れないので体が拭けるだけでもありがたいそうだ。小型のラジオも1つ送った。避難所に行けば、テレビもあるそうだが、ラジオの方が情報が濃く、タイムリーだとも言う。震災に特化したコミュニティFMが多く開局しているのは、不幸中の幸いじゃなかろうか。コミュニティだけに、エリアが限定されているだけにメリットもデメリットもあるが…

「山さ上ればさ、聞こえるンだな。」

1ヶ月経って、まだまだ…。広域に激甚なだけに難しい事も多いだろうけれど、この国は多くの震災を経験していただけに、何かと残念な面が現実に起きている。徐々にではあるが、解消されて来ているとは言っても、経験を生かしてさえいれば、これほど後手に回らずに済んでいたのは間違いない。防災はどこでもやっていた。だけれど、やっている事の連携が無かったり、途切れたり…そうした場合に取って代わる者が誰なのか判らないままに惨状は広がっていってしまったんだろう。

経験不足では無かった。経験を全くと言っていいほど、生かせなかった現状は、まだまだ続く…。

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つぶやき始めました…。

2011-04-09 00:14:18 | 我思う、故に書くなりよ。
…今更って感じですがね…。

もう、つぶやき…って感じじゃないんだな、これらは…。

まぁ、そうしたサービスなんてのは、そんなもんだろう。
数年で姿を消すサービスよりはマシみたいだが、飽和した後を考えないとねぇ…。

ゆるゆる、つぶやいておきましょうか…。


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桜はぼちぼちでした。

2011-04-05 13:09:56 | 我思う、故に書くなりよ。
もうちっと景気よく咲いてるかと…。

…どうも木に因ってあたりハズレがあるみたいだな…。そこそこ咲いている木もあったが…もう少し経たないと、満開…って感じにはならないみたい。

庭の杏の花なんかはもう散ってしまったので、撮るチャンスを逸してしまったが、ぶわぁぁ…っと、咲いている様は、やはりキレイだものなぁ…。

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桜はまだでした。

2011-04-01 19:02:49 | 我思う、故に書くなりよ。
…別に、遊んでいるワケでもないが…。

桜がそろそろ…って話にはなってもいるので、ちょいと夜桜でも…と思ったのだが…まだだな。
ちらほらと咲いているので、もうちょっとでぶわぁぁぁ…っと、咲き誇るんでしょう。

どんちゃん騒ぎ…ってのは自粛ムードになって、静かにその様を愛でるのが好きなおじたん。にとっては、大変にありがたいことです…。

ま、にぎやかなのもそれはそれで良いとも思いますけど、桜なんか見ちゃいねぇ…ってのは本末転倒だしねぇ…。

早々に、花火大会なんかも自粛になっていたりしますが…あれは本来は、天災で失われた多くの魂を鎮魂する意味合いもあったと言われますから…多くの御霊にも見せてあげたかったりもするんです…。

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