おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

ありゃりゃ…。

2009-01-12 23:10:58 | おじたん的自転車生活。
所用で、自転車でお出掛け…。

あまり錆びない様に気に掛けるだけで、愛車のRock5500は放置プレイに等しいのだが、一応は空気圧も管理しているし、ホコリが積もればふきふきしている。

寒いと、あまり乗って出掛ける気にもならないのだが、てくてく歩いてバスが来るのを待って…と、考える時間があったら乗っちゃう体質にはなった。

でまぁ、出掛けたついでなので、川沿いのサイクリングロードを走って帰ることに…。

天気は良いが、田園広がる中なので、寒風吹きっさらし…なワケで、貸し切り。着る物は着てるし、風邪ひきさんなのでマスクもしてるし、安価な溶接用の革手袋がなかなか暖かいので、あまり困った事にはならないが、メガネの脇から吹き込む寒風に目玉が冷え冷えの乾燥パリパリの涙目状態だけはなんともならんなぁ…。

貸し切り…と気分良く走っていたら、全身完璧にロードレーサーに決めたイケメンが手を挙げて呼び止める…。

サングラスしているので正しくはイケメンかどうか判らないが、それっぽいし、無駄にお腹も出ていないので「おっちゃん」では無さそう。

「す。すみません…ケータイ持っていたら貸して頂けないでしょうか…」

見ている限り、その格好はかなり寒そうだ。それともハイテク素材で寒さはなんとかなっているのだろうか?

「あー。いいですよ、ドコモですけど。」
「ありがとうございます。手短に済ませますので…」

かくかくしかじか…。

サイクリング中に自転車が壊れたので、迎えに来てほしい事を家族らしき人にに伝えている様子…。

「怪我とか大丈夫ですか?」

往復、20分もあればそれなりの救急用具は持ってこられる。

「怪我は無いんですけど、バッキリ折っちゃって…」

えっ? 何? 折れた?! 怪我ない?

彼に示された先を見ると、シートステーが分断している。断面から黒いような灰色の様なケバケバが見えている。

「カーボン? え? 折れるとこうなんの?」

高級な自転車に多用されるカーボンだが、折れたところを見た事が無かった。もっとゲチョゲチョに折れるのかとばかり思っていたが、なかなか潔く品行方正に折れている…。

サイクリングロードは、橋とか大きめの道路で分断されていて、そこには車とかバイクが入らない様にバリケードが設けられている。これにペダルをぶつけてしまったらしいのだが、シートステーの細いパイプがバッキリ…。

「年末に届いたばかりなんですけどねぇ…。これじゃ、もう駄目ですわ…」

彼の話では、こうなると廃棄する以外に無いのだそうで、折れた部分は直せないのだそうな。まぁ、フレームだけ交換すれば、他の部分は丸々使えるのであまり無駄にはならないのだけれど、80万くらいしたんだって、カーボン・フレーム…。

しおしおのがっくり…だなぁ、それ…。新年そうそうに…。

ま、あまり助けられる事も無いので、私はその場を去ったのだが、見渡す限りの田園と、たまに自販機があるだけの中で、あの格好はキビシイよな…。話をしている最中は寒そうな感じも無かったけれど、心の奥底から思いっきり「寒い…」に違いなかろう…。

お気の毒に…。

そう思いながら、愛車を見る…。量産車なので、高級な素材では作られておらず、そこそこ自転車には向いているアルミで作られている。MTB…ってタイプにはなっているから、それなりに強度も考えてはあるだろうが、それゆえに遠慮無く重い。愛車がああなるには相当な事故でも起こさない限りはならないだろうと思うと、この愛車で良かった…とも思う。

しかし、カーボンって意外に…と、新しい発見のあった日であったな…。


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おじいちゃん来る…。

2008-09-24 10:54:33 | おじたん的自転車生活。
昨日は、妄想の貴公子がおじいちゃんなRock5700でやって来た。

まぁ、パンクしたので、チューブがどうたらこうたらメールが来ていたワケで、タイヤだけ自転車から外して似非ミニ・クーパーで来るのかと思ったら、普通に乗って現れた…。

空気を入れ直せば、1日程度は乗れるのだそうで、そうしながら途中でチューブを買って来たのだけれど、こっちが想定していたパンクじゃないらしい…。

貴公子のRock5700はほぼオリジナルの状態で、タイヤは朽ち果てたが、中のチューブは問題なかったのでそのまま使って走れる様にしたのだけれど、どうもそのチューブがダメかもしれない。

貴公子はおじたん。に、作業のいっさいをやってもらおう…と考えていた様だが、おじたん。はそれほど甘くない…。必要な工具だけ出し、やらせる…。

それほどムズカシイ作業では無いので、貴公子もそこそこ手際よく作業する…。

作業している間、ダメになったと思わしきチューブを点検しても、空気漏れ…はどこにも見当たらず、恐らくだがバルブがゆるんで空気が漏れちゃっただけ…らしい。

んが、せっかくチューブも買ってきたので、交換作業を進め、難なく終了…。

彼は何しに来たのか、とんと理由が判らなくなるんだが、久々に見たおじいちゃんはなかなか格好良かった。

「これって、おれでも出来るよねぇ…」

率直な感想を述べる貴公子であったが、実に明快である。出来るんである…。

まぁ、実際に穴があいて…ってパンクだと、やった事無いと判らんかも知れぬが、穴を見極めてサンドペーパーで荒らしてゴムのり塗ってパッチを貼って…なんてコトやらなきゃならんのだが、チューブごと交換しちゃっても悪くは無い。

チューブなんて、¥1kもしないんだから、自転車屋に頼むよりは安いと思う…。昔は自転車屋さんじゃなければ買えなかったが、ホームセンターでも今では売られている。MTB用だと重くかさばるので、持ち歩く事は少ないのだろうけれど、その方が走行を優先させるなら楽だろう…。貴公子は空気入れも持参してたな…バッグに入るとは言え、据え置きタイプだが…。

私の使っているダブルシリンダーと同じメーカーのシングルなやつで、¥600程度だったらしい。空気が入れば悪くは無いんだが、何故だかメーターは付いていても、圧が計れない。それはそれで、英式バルブ相手ならそうなのだけれど、私のは何故だか計れてしまうんである…。パナのメーターとそれほど誤差もないので、重宝しているが、ちょいと不思議…。

ま、何事もなく、無事に終わったんでよきかな…。

本来なら、パンクくらいなんとか出来ンと困る。リムの振れ取りなんかもそのうち必要になるだろうし、必要に合わせてカスタマイズしていく中で覚えてもらわんと、いっぱしのオーナーにはなれん。ママチャリでも同じで、朽ちるに任せて眺めてちゃ困るんである…。特に貴重なRock5700なんだから、そこそこ手を掛けておいてもらわないとな…。

そろそろ、走り回るのに最適なシーズンだし、自分の愛車も整備しておくかな…。

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サイクリング やっほー! (プチ)。

2008-05-27 05:29:39 | おじたん的自転車生活。
愛車、Rock5500のご先祖、Rock5700は無事に持ち主に引き取られた…。

「フルメタルサンダーマウンテン…カリフォルニアロサンジェルスオーシャン…号」

とか早速名付けられたが…きっと(仮)なんだろう。持ち主である妄想の貴公子も2度と言えないだろうハズカシイ名前を付けたコトに後悔しているんじゃないかと思う。

おじたんの愛車は単純に「2号機」。自転車生活が復活して2代目の自転車だから。

まぁ面倒なので「ホンジャマカ1号」って呼んだら「し、失敬なっ!」と怒られたが、そんなモンである…。

引き渡しのついでに、ちょいとサイクリングに出掛ける。一番近いダイソーに向かい、それらしいモノを物色するが、入り用のモノは無く、復活の記念に小さなベルをプレゼントする。

自動車やバイクほど厳格では無いものの、自転車にも備わっていなければイケナイモノが幾つかあって、警告音を発するベルなんかも含まれていたかに思う。貴公子の愛車にも付いてはいたが、朽ち果てる寸前だったので…。

品揃えが良い時には、ママチャリなどあらかた新品に見えるくらいに部品が揃ったりするトコロがダイソーだったりするし、価格が価格なのでなにかとありがたいのである。

まぁ、その他にも物色するモノがあったのだが、とりあえずはサイクリングの途中ってコトで…。

あらかた、ベアリングの入っている部分は分解清掃してグリスを入れ直してあるので、古い自転車であっても異音が無い…。ちょっと距離を走ってもらって、どんな感触か尋ねてみると、全然悪くは無いという。確かに、隣を併走していても、変な音も聞えて来ないし、見た限りでは変なトコロも無い。

15kmちょいと走ってみたが、悪くなく、非常に快調にやっほー! 出来た。

古いから悪い…ってトコロが全くないのが素晴らしい。まぁ、見た目じゃ錆が目に付くトコロもあったりはするが、機能的に問題なければそれも『味』だろう。

「自転車もいいなぁ…」

いいんである。あつい、だるい、けったるい、足がつる、風が強い、ケツが痛い、手がしびれる…そんなこんなも「いいんである…」。

貴公子も十数年振りに自転車に乗れてるコトが驚きでもあったらしく、乗れるもんだなぁ…って新鮮そうな感想を述べていた。普段は見過ごしてしまう景色をイヤというほどじっくりと見ながら、ちんたらと走って見るのも良いんである…。

一応、マウンテンバイクなので、あまり路面に気を遣わなくて良いワケで、日常でガシガシ使えるのだから、存分に使い倒してやって欲しいモンだ…。

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灰色のタイヤ。

2008-05-26 11:07:09 | おじたん的自転車生活。
持ち主が居ない事を良い事に、乗り回してみた…。

全然、悪くないなぁ…。むしろ、良いなぁ…。

まぁ、車体も違うんで、感じとしても違って相違ないんだけれど、こりゃ、これでアリだな…。

『大きな子供用自転車…』

っぽく見えなくも無いが、手を入れられる限りでグリスを入れ直してあるので、転がりも良いし、路面との相性も良く判るし、16~17年前の自転車とは思えない気分の良さ。

あ。ここで業務連絡…。

もーそーの、きこーしぃー。ぎょーむれんらくぅ~♪

ブレーキ・ワイヤーは交換しなくて大丈夫みたいなので、前後のシフト・ワイヤーだけ交換と調整が必須ねぇ~。

ブレーキもシフトも交換しちゃった方が良い事は良いんだが、ブレーキは傷んでおらず、当分ブツン…っと切れそうにも無いんで、とりあえずは錆びてヤバそうなシフト・ワイヤーの交換を…。

どっちも交換しちゃえば、それ相応に真新しくは見えると言う効果はあるけどねぇ…。

あーそうそう。タイヤだったな…。

舗装路面以外に試してないが、乗った感じは良いですな。濡れたマンホールとか、もうちっとズルっっっ…と行くかと思ったが、全然平気だったんで…。ブロックのパターンが適しているのか、んごぉーー…って音もあまり気にならないし…。

幾らで買ったんだか、安い割には上出来じゃないかと思う。色は好みとして…。減りとかはまだまだ乗り込まないと判らんが、急制動を無理矢理掛けても減った痕も無い風に見えるから、実用的で良いのではないかと…。世の中のタイヤというタイヤのほとんどが『黒』なのは、摩耗において優れる…って理由だと聞いたが、自転車の実用タイヤなら3年も持てば御の字だから、こうしたバリエーションは増えて然るべきだと思うんだけどね…。小径車なんかでは結構流行ってたりするんですが…。

もうちっと太さがあって(それでも1.95なサイズ)、ぼよんぼよん…って感じが欲しい気もするが、持ち主はスタイリッシュに乗りたい風なコト言ってたから、これでOKだろうと思う。こうしてBIG APPLEと並べてみても、実は太さに違いが判らなかったりするし…。

ちょろっと空気圧落としてみたが、あまり感じが変わらないので戻しておいた。錆びたスポークに妙な負担が掛かってもヤバイし…。

廃車からコンポかっぱらって、もうちっと良くするとか、ハンドル周りをなんちゃってアヘッドにしてみるとか、いろいろと楽しめそうではあるが、そうなるとオリジナル…って風には見えなくなるので、分解して赤錆落として…って風にはしてみたいなぁ…。

しかし、元々はどうなのか? 現物を見る限りでしか判らないってのも気になるが、本来ならもっと朽ち果てていて悪くなかったと思うのだが、意外にもコンディションが良かったのは幸い…。シフト・ワイヤーくらいかな、深刻なダメージのありそうな錆は…。

「サイクリング・ヤッホー!」

な日も遠くは無いんである…。



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灰色の空と灰色のタイヤ。

2008-05-25 05:53:43 | おじたん的自転車生活。
妄想の貴公子がタイヤを持って現れた…。

氏の愛車となるであろうRock5700はタイヤを待っていたのである。まぁ、朽ち果てちゃって、使えなかったんだから仕方ないが、古くなった自転車をコギレイにして、タイヤを履かせれば復活となったりするもんで…。

こっちは連日、夜釣り三昧のどうぶつの森生活を送っていたので、「白!」っと驚いたが、正しくはグレーで、KENDAで作っているGO GARNEAUってヤツ。

希望としてはオレンジとかイエローが欲しかったそうだが、あちこち探しても希望色が無く、やむなく…ってことらしいが、車体のカラーとマッチしているとは言いづらい。

とりあえず履かせてみる…。普通のゴムタイヤなので、そこそこ重いが、私の愛車に履いているBIG APPLEとあまり変わらない。見た目の肉厚では負けているから、軽いかと思ったんだけどねぇ…。

履いちゃえば、それなりに見られるモンだなぁ…。まぁ、当初希望していた色の方がよりマッチするとは思うが、こうした色を履かせて走っている人もいないもんだから、安易に盗んで行く人もいないだろう…。

調子をみるために少々走ってみる。

普段の足が車かバイクな人なので、どうなるのかおもしろがって見ていたのだが、なかなか快適そう。タイヤは一応、ブロック・パターンにはなっているが、街乗りに適しているんで、ノイズも少なく、鈍く白い回転がなんとなく奇妙…なだけ。

「ボクのグレーの新品のタイヤがもう汚れているんですけど…」

まぁ、そりゃそうだ。路面の状況次第でいろんな色になっちまう。雨の日の舗装路ならキレイになったりして本来の明るいグレーに見えるだろうけど、ブレーキの黒い汚れとかそのうちに酷くもなるだろうから、妙なネズミ色に変わるんだろうな…。

カラータイヤはその辺が真っ黒なタイヤと比較して困ったりするとは言われている。

私も、出来るなら車体に合わせてイエローとかオレンジ、レッド…なんてのにしてみたいとは思っているが、太いタイヤではなかなか売ってなかったり、在庫が無かったりで、チャレンジ出来ていない。ディスク・ブレーキだから、汚れは路面だけを気にすれば良いんだろうけどねぇ…。

とりあえず、タイヤの問題は解決出来たので、後はワイヤーを張り替えるだけで、昼間は十分に活用出来る様になった。

ガソリンが高騰しつつあるし、中年の健康増進…って意味でも、自転車の復活はよろしいと思う。朽ち果ての度合いにもよるけれど、今回はタイヤ以外に悪いトコロは無かったので、あまり手を掛けずに復活出来たが、諭吉1枚でそこそこの自転車が買えてしまう…ってご時世ではなかなかねぇ…。コンポを変えて…って楽しみ方もあるんだが、そこまで手を掛けるとなぁ…諭吉1枚じゃ済まなくなったりするしなぁ…。

雨が降りそうなネズミ色の空の下、異音もなく転がる、まだ、明るいネズミ色のタイヤは持ち主が存分に減らしてくれるのを待っている。タイヤだけでなく、十数年振りに使われる自転車なのだから、パーツの全てがウレシイ悲鳴をあげているんじゃなかろうかと、思ったりね…。

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曾祖父あたりかな…。Rock5700。

2008-05-10 16:08:09 | おじたん的自転車生活。
生憎の天気なので写真はありませんが…。

我が家の自転車生活はすっかり落ち着いてしまい、あまり変化が無い。
まぁ、希望として改良・改善を行うための欲しいモノリストはあるんだけれど、現状では大きな不満は無いので、記事にもならない…。

先日、古くからの友人であるトコロの『妄想の貴公子』がミニに自転車担がせてやってきた…。

以前から言われていたのだが、MTBを持っているが乗っておらず、朽ち果てかけているのでなんとかならないか…ってコトだった。

んまぁ、生活の足が車だのバイクだのになってしまうと、自転車は捨て置かれる…ってのが運命でもあり、捨てられたり放置されたり盗まれたり…で、遠い諸外国で新たな活躍の場を見付けられるワケでもあるのだが、貴公子の場合、そうした定めに当てはまらず、捨てられずにキープはしていたみたいだ。

朽ち果てていくのを楽しんでいたワケでは無さそうだが、乗らないんだから、傷んで当然でもある…。

どれだけヒドイのがやって来るのかと待っていたのだが、案外と傷んでおらず、直せば十分に乗れるだけの状態は残っている…。

探してもヒットしないんだが、GIANTのRock5700…。防犯登録が92年だからその頃のモノらしい…。詳細が判らないので何とも言えないが、Rock自体が廉価版の代名詞でもあるので、その類ではあろうかと思う。

曾祖父どころか、ご先祖様…みたいなRockが来ちゃったんであるな…。

さび…が目に付く点は多々あれど、致命的な…って程では無い。タイヤは劣化し放題で、チューブもダメかと思われたが、タイヤだけの損害で済む様子。虫ゴムが傷んで空気が抜けただけだが、虫ゴムごとダイソーの『スーパーバルブ』に交換。

早速、キレイに出来るところはキレイにして、失ったオイルは補充して、ちょろっと乗ってみると、異音も出さずに軽快に走れる。愛車の5500とは違って、サスペンションは付いておらず、リジット…なのだが、これはこれで気持ちよい。

ざっとみて、タイヤの交換、ワイヤーの交換、保安部品の追加だけで十分に足になってくれるだろう…。

「マウンテンバイクだけどマウンテンなトコロ走ってないからなぁ…」

普通はそうである…。無茶しなきゃ、フレームに亀裂が走ったりもしないし、さびの浸食を恐れるくらいで済んだりする…。幸い、フレーム、フォークにさびが酷くなく、素体としては問題もない。

チューブの無事を確認するためにタイヤを外したら、朽ち果て切っていて、2度と使えない状態になってしまった…。仕方なく、私の予備のKENDAを履かせてみると、なかなかいいかんじ。果てたタイヤをよく見ると、あまり摩耗しておらず、ほとんど乗らないまま、劣化でぼろぼろになってしまったコトが判る…。

コンポーネントを現代のモノに変えてあげたらさらに面白いと思う。まぁ、いろいろ見積もると、最新の廉価版なMTBが買えてしまうのだが、新品には無い『味』がたっぷりと付いている。

「恥ずかしくないかなぁ…」

まぁ、汚いのとさびが目立つのと、サスペンションもついてないとか、そうした『古さ』からくる見てくれを貴公子は心配していたが、逆の立場なら『堂々と乗る!』ワケで、胸張って乗りやがれ…と申しておいた。フレーム・サイズがもう1つ大きかったら遠慮無く買い叩くのだが…。

現在はタイヤを探しており、あまり予算も無いコトから難航しているが、普通に街ノリMTBとして復活するのだから、適当に見つかるとは思う。後は、ワイヤーの張り替え。これは安全に直結するので妥協は出来ないが、ステンレスの上質なモノだって数百円だからねぇ…。ブレーキはともかくとして、シフトの調整が満足に出来ないんじゃ快適には遠くなっちゃうからねぇ…。

チェーンもパーツクリーナーに漬け込んでキレイにしたいけどなぁ…カッター買ってないんだよなぁ…。

ま、こうした素体にコツコツと手を加えて、オリジナルな楽しみを作り上げる…ってのも良いもんだと改めて思った次第…。パワーソースは体力のみ…ってコトで、ガソリン代も掛からないし、エコでもあるんだが、一度、車やらバイク…ってトコロを味わうとなかなかなぁ…。

まぁ、サイクリング・ヤッホー! な日もそう遠くは無いんである…ご先祖様。

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もうじき2周年。…だっけ…?

2008-01-25 00:27:34 | おじたん的自転車生活。
そろそろ納車2周年なんだなぁ…。

昨年はあまり記事を書かなかった『おじたん的自転車生活。』でしたが、自転車そのものには大きな変化もないし、おじたんの変化も乏しいので、特に書くことも無いわけで…。

タイヤはデフォルトのと、シュワルベのビッグアップルで回しておりんす。ほぼ街乗り専用車なので、シュワルベの比率が高いのですが、あまり減らないし、パンクもしない優秀なタイヤですなぁ…。雪でも積もったら、デフォルトに戻して遊んでみたいトコロなのですが、積もらなかったしねぇ…。

ワイヤーと言うワイヤーが錆び始めて来たので、気が付いたらオイルを塗り塗り、錆を取り取り…なコトやってますが、ワイヤー自体が痛んでいる様子もあまり無いので交換はまだ先でしょうけれど…。

どうしても、ちょいと遠出のお買い物用途に出動機会が多く、最近は『キャリア』と『前カゴ』を付けちゃおうかとも考えております。そのクセ、スタンドは取っ払ったりしているので、かなり奇異なMTBになるんじゃなかろうかと思うのですが、使ってナンボ、走ってナンボの生活自転車ですから…。

んでまぁ、それらしいパーツを探しているのですが、なかなか気に入ったのが見付からないでおりんす。いや、パーツは山ほどあるのですが、それが自分のROCK5500に付けられるモノなのかどうだか、判らんのであります。

幾つかショップに問い合わせてみたのですが、GIANT自体の扱いが無くなっていたり、個々の自転車への装着確認はご自身でお願いします…なんてトコロが多く、専門店も近所に無いので謎だらけなんですな…。

まぁ、リアキャリアについてはおおよそ、付くであろうパーツもあるのですけれど、とりあえず載せられる…的なものじゃなく、しっかり載せられる…と言う見栄えをあえて重視したいのです。

「あいつ、バカじゃねぇ?」

って感じが欲しいのですよ。スタイリッシュなモノは望んでいないワケで、半ば「商用車」って荷台の装着を希望しているのです…。将来的にはフル泥除け的なモノも…付けちゃったりして…。もっと無駄に太いタイヤを無理矢理ハメ込んでもみたいしなぁ…。チョッパーハンドルにヤンキーホーン…ってのも良いかもです。

んまぁ、2年ほど乗ってるワケですが、若かりし頃に乗った『ユーラシア』の感触には程遠く、違和感が絶えずあったりするのですけれど、車体が絶対的に重いと言う違いなんですな…。10kgくらいと15kgの違いなのですけれど、乗るほどにそれが判る様になって来ました…。20年近く自転車から離れていたので無理も無いのですが、いろいろと進歩していても、そうした感覚と言うか、感触ってのは基本的に車体に付いて回るモノなんでしょうかねぇ…。

昔はディラン……マッケイのごとく、颯爽と足を跳ね上げて降車も出来たのですが、今じゃ股間が壊れそうで、かと言って、車体がデカイのでそうでもしなければ降りられず…

「あぅっ…!!」

なんですけどね…。乗ってしまうと実に按配が良いんですけれど…。

乗り始めた頃は本気で心臓が止まると思いましたからね…。ちょっとした坂でも登ろうモンなら即死だったコトを思えば、格段に健康増進に寄与はしてますな。履けなくなったズボンやジーンズが今じゃユルユルだし…。

まぁ、今年はちょいちょいと記事になる様なコトもしていこうかと思ってます。

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祝! 1周年。

2007-02-22 19:25:35 | おじたん的自転車生活。
気が付いたら1年経っていた。

まぁ、普通に足として乗っているROCK5500。納車から1年経って、何か変わったかと言うと、あまり変わっていない。雪が降るんじゃなかろうか…ってコトで、先日イボイボゴツゴツなタイヤに履き替えたのだが、降らずに春になりそうなので、今朝シュワルベのBIG APPLEに戻した。

タイヤの履き換えくらいにしかいじってないので、大きな変化も無いのだが、シュワルベのこのタイヤはなかなか良くて、大変気に入っている。交換のついでに車体のあちこち見ると、小キズも増えたし、簡単に落ちそうも無い汚れも増えたが、「足」として使っているので、それも仕方ないんで、この辺は変化とも言わないだろう。

変わったとすると、動力である「わたくし」。

購入当初は登り切れなかった坂道も登れるくらいに体力が付いたし、履けなかったジーンズが履けているし、紙巻タバコをやめてパイプになったし、その辺は確かに変化があったと思う…。

失敗したと言えば、サイズ。やはりデカイ。街乗りではあまり苦にならないが、ちょっとMTBっぽいトコロを走ろうかと思えば、トップチューブで「おきんきん」を潰し兼ねない…って恐れは残ったままである。やはり、ワンサイズ小さく、サドルの高さでなんとかした方が良いのだが、こればかりは買い換えない限りどーにもならないし、今更「脚」が5cmも10cmも伸びるコトも無いのでね…。

ま、シティサイクルとか、ちょっとあちこちゴツイ「クロスバイク」なんて風に思えば、まぁ何とでもなるかと…。でも、降りる度に危うい目に遭いそうな感じで、他人から見たら「コケてる…」って感じかもしれないが、脚は長いが、股関節は異様に硬い…と思ってもらえればウレシイ…。昔なら、颯爽に脚を跳ね上げて降りたものだが…。

てなワケで、サイズ以外は良い買い物であり、これからも良い「足」であり続けて欲しいので、大事に乗って、自転車生活は続いて行くのである…。


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タイヤの履き替え…。

2007-01-09 12:40:26 | おじたん的自転車生活。
冬だからね。

夜な夜な、コンビニへお買い物に出掛け、その足にROCK5500を使っているのだけれど、路面凍結…ってのが結構コワイ思いをする…と言う経験をしてしまった。

まぁ、スリックタイヤなんで、当たり前なんだけど、かなりザラザラなアスファルトの路面でも凍結すると、タイヤはつるるる…なんだなぁ…。

で、デフォで付いていたKENDAのタイヤに戻してみたところ、良い塩梅。全く滑らないワケでは無いが、かなり滑りにくくはなるみたい。イボイボゴツゴツなりの効果はあるってコトなんだろう。

自動車のタイヤみたいにスタッドレスとかあるのかな? スパイク・タイヤはあるみたいだが…。エア減らしてスタッドレスみたいな効果のあるタイヤもあるにはあるらしいが、敢えて用意するほどの環境でも無いしなぁ…。

ま、たまには雪が積もったりもするので、イボイボゴツゴツの方が相応しいんだろうと思うよぉ…。

愛車自体は問題なし。いろいろと消耗してくる部分もあるんだろうけれど、まだ1年経ってないし、あっという間に劣化したブリロはイレギュラーだけど、ビッグアップルに換えちゃったし、掃除と注油だけまめにやっておけば、なんとかなるもんだねぇ…。

てなワケで、ビッグアップルは春までお休み頂く…。結構乗ったのだけれど、あまり減ってない。イボイボゴツゴツに比べたら、かなり薄っぺらいタイヤだが、なかなか丈夫みたい。外したついでに傷とかも探してみたが、傷みも見付からないし、無茶した割には頼もしいねぇ。

そろそろ泥除けでも考えるかなぁ…。悪路をじわじわ…っと走るのはウニモグみたいで、ちんたら走っていても面白いんだな。

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自転車だなぁ…。

2006-10-29 19:19:34 | おじたん的自転車生活。
自転車は好調。

ディスク・ブレーキやら前後のディレイラーの微調整を済ませてからは、何かを買い足すとか、交換するとか、そうしたコトも要らなくなったまま。

まぁ、お金を掛けていろいろ…ってのはキリが無いが、そうしたのは次期主力MTBでも買ったら考えるコトにしている。それというのも、今のフレームはやはりMTBとしては体に合っていないから。

遠い昔に愛車だった『ユーラシア』の思い出のまま、選んじゃったからデカ過ぎるのである。もうワンサイズ小さいフレームで、シートの高さでポジションを…って感じじゃないと…。

グリップとサドルくらいはお金掛けても悪くないかな…。それも至急ってワケでは無い。

買った当初、乗るには乗れたが、坂道を登れなかった。徒歩とバスと電車の通勤生活が20年以上続いている間に、体が萎えきってしまい、ちょっとした坂をも登り切れなかったんである。酸欠で目の前が暗くなるし…。

あれから半年以上経ち、今ではハァハァ…しながらも坂を登り切れるし、目の前が暗くなるコトも、降りた途端に両足の太ももが吊る…なんてコトも無くなった。

こんなにも体が萎えきっているのか…と、体感した時はショックだった。頭で考えている様には体が動かず、動かないだけではなくダメージが必ず伴うのは、ショック以上に何と言えば良いのか見当も付かなかった。

今まで何して来たのだろう…って後悔しかそこに残らなかったのだけれど、愛車を自転車に換えてからは、体も心もリハビリは順調だったりする。一時期は原チャリバイクを検討していたのだけれど、やはり体動かさないと人間ダメなんだな…。

おっと。ヘルメットをそろそろ買わねば。やはりキノコヘッドだろうが、膨張ペニス頭だろうが、あれは被っておかないとやはり危ないかもだな…。頭を打つ様なコケ方は一度もしていないが、車と勝負して無事でいられる自信も無いし、田舎ではあっても無謀な自動車が目に余る…ってのが昨今だったりする。

先日は自動車にぶつかって真横に2mほど飛んでったママチャリのおばちゃんを見たし…。おばちゃんも自転車も頑丈だったが、自動車は結構潰れてた…。

お日柄も良いし、時間にも左右されない身ゆえ、のんびりと体に負荷をかけてやるつもりでシャカシャカ走るのも気持ち良くなってきたしね…。

いいんだよぉ…。自転車は…。


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再生してみる…。

2006-09-30 03:49:41 | おじたん的自転車生活。
甥が乗らなくなった子供用自転車が朽ち果てていたので、そろそろ乗れそうな姪向けに再生してみようかと…。

子供用とは言っても、一応自転車だから、多少勉強になるかな…と思ってバラシ始めると、なかなか大変なコトになってきてしまった。

まず、工具が足らない…。半分朽ち果てているので、錆びに侵されたネジだのなんだのってのは簡単にナメちゃったりする。六角ボルトもちゃんとしたサイズにあった工具使わないとダメになったりするもんだから、いそいそと100均の工具コーナーで揃えたり、ちゃんとしたお店でしっかりとしたの買ったりで…。場所によってサイズ違うし。統一するとマズイ理由でもあるのかな…。

でまぁ、一応、再生する一歩手前まで進んだけれど、クランクが抜けない。子供用だから簡単に外れるんだろうと思いきや、専用工具でないと外れないんであるのよ…。

クランクとBB抜けば、塗装も楽になるんで、なんとかそこまでやらないとねぇ…。

ブレーキレバーとタイヤとペダルは新調しないとダメだし…。錆びは放っておくと大変なコトになるんだなぁ…。

以外だったのはチェーン。専用工具を使って切断しなきゃならないかと思っていたのだが、ワンタッチで外れるものだった。お陰でクリーニングが楽。広口のペットボトルに入れて、クリーナーぶっ掛けてシャカシャカとシェイクするだけであっさりとキレイになってくれた。錆びも落ちちゃって、スチールブルーがキレイなんだなぁ…。

専用工具がいくつか必要になったが、ネットで頼むとちょいと予算オーバーとなるため、足で探さねば…。

子供用のやっすい自転車なんか何気に使わなくなると捨てちゃう様なもんだけど、ちゃんと作ってあるんだねぇ…。なかなか勉強になるんで、バラしてみるのも良いねぇ…。

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何気にすげぇなぁ…。

2006-09-21 19:51:50 | おじたん的自転車生活。
昼間はあちいので、暗くなってからゴソゴソと動き出す…。

ゴキブリみたいだが、実はお買い物だったりする。夕方を過ぎると風もすっかり秋の風になったりするので、しゃかしゃか自転車漕いで出掛けるのも楽なのである…。

でまぁ、何気にライトを付けて、点けて、しゃかしゃか走るのだけれど、このライト、6月に届いて、未だに明るいまんまなのである。キャットアイのEL500。

まぁ、多少は電池が消耗していないとおかしいので、暗くはなっているんだろうけれど、そうと感じさせないだけの光量を維持しているんである。1週間に都合8時間使うか使わないか…と言う感じの使用量なので、毎日使うとどうなんだか。また、ちょっと変わってくるとは思うのだけれど、普通に考えたら『超すげぇー!』。

後発のHL-EL510とか言うのが出ていると聞くが、そっちも同じ位に電池の持ちも良いらしく、照射範囲もなかなか改良されているやに聞くのだけれど、EL500と違って非防水だったりする。だが、ちょっと魅力だ…。

大きな不満は無くても、照射面の形状にはちょいと不満があったりするので、魅力に感じてしまうのだけれど、もう1個EL500を付けて、ツインとか、ダブル…ってコトで解決できそうな気もする…。買えるウチに、もう1個買っておくかな…。

しかし、LEDってモノの進歩はすげーなぁ…。1個でこんなに明るいし、電池の持ちもすげーしなぁ…。この先どうなるんだろう…。その割には、普通に懐中電灯…ってタイプだとこうしたすげぇのはあまり見ないのも妙な話だと思う。LEDを使った懐中電灯、ハンディライト…は主流になりつつあるのだけれど、あまり明るくなかったりする。ブリスターパックに入れられて吊るされている『マグライト』の方がよっぽど明るかったりするし…。その辺と競合しない様な配慮とかあんのかな…。

まぁ、明るい…っていっても、ミニバイクのライトほどじゃないんだから、驚いても変な話に聞こえるが、自転車用としてはすげえコトになっていたりするもんだから。

それにしても、まだまだ『無灯火』なちゃりだーも多いんだよね。ぼぉぉ…っとしたダイナモ・ライトが点いてればまだ良い方だし、これだって、最近のはなかなか明るいモノが主流になりつつあるところを見ると、相当年季の入ったちゃりんこだってコトなんだろうかな。盗まれても惜しくない価格帯のちゃりんこであっても、最近のちゃりんこはなかなか明るいライトが付いてたりするワケだから、新調するのもいいと思うんだけれどねぇ…。

そんな感じで観ていると、ママチャリもなかなか魅力だったりするんだなぁ…。

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ルブリカント。

2006-09-15 01:13:57 | おじたん的自転車生活。
以前からちょっと気になっていたので、ようやく買ってみた。

『KURE スーパーチェーンルブ』

2月の終わりに届いた自転車も半年を過ぎ、小傷も増えてきたし、汚れもあちこちこびりついて来たので、たまに洗ってきれいにしたり、大きな損傷がないかなんてのを確かめたりするんだけれど、こまめに「油を注す」ってのが大事だったりする。

まぁ、グリース系とさらさら系のスプレーの2本があれば事は足りるので、そうしていたのだが、細かく、複雑で、最もよく稼動している部分…チェーンの注油がなかなかしっくりと行かなかったんである。

今まではさらさら系のシリコンスプレーで面倒見ていたのだが、これだとさらさらしているので汚れが少ないのだけれど、あまり潤滑と言う点では長続きしないみたいで、いつしかシャリシャリ…な音が気になってくる。グリース系に変えて、余分な油を拭き取って使っても、さらさら系よりはゴミや砂がつきやすいし、シャリシャリ…は気にならないが、ジャリジャリ…は気になる。

で、チェーン専用の潤滑油ってのがあるのは知っていたのだが、他の油と比べるとやはり専用品と謳っているだけにチョット高い。バイクに乗っている知人に聞いてみたが、バイクの場合は自分で漕いでチェーンを回すなんて事は無いので、何がどう違うのかサッパリだったんで、なかなか買わなかったのだけれど、やはり試してみることに。

普通にスプレーなのだけれど、吹きかけたら直後はデロデロ…って感じで染み込んで行くのだが、数分後には固まっている感じ…。かなり強力なヌトヌト…がチェーンを覆い、余分なのを拭き取ろうとウェスをあてがうと、ウェスごと持っていかれる感じで拭き取りづらい…。

だけれども、吹き掛けているそばからシャリシャリ音は消え、空回りさせているチェーンとスプロケットの当たりの感じが非常にマイルドになっていく…。

半日ほど放置して、実際に乗ってみると、今までに無かった感じに驚いてしまう。さすが専用品…。シャキシャキ、シャリシャリした感じが無くなって、なんだろうねぇ…鎖を無理矢理引っ張っている感じが無くなったというか、鎖じゃなくて、別な物を引っ張っている様な感じと言えばいいのかなあ…。こりゃスゲー。

今日は雨後の晴れ間に乗っていたので、汚れに関してはほとんど気にする事も無かったけれど、晴れて乾燥したらどーなるかなぁ。やはり汚れはつきまくるんだと思うけれど、この辺のパーツがさらさらキレイってのと、ある程度の汚れは我慢しても潤滑重視…ってのは意見が分かれるところじゃないかと思う。それなりにデロ…っとしていそうな感じで油が残っているが、これがかなり頑固な感じだから、洗っちゃえば汚れだけ先に落ちるかもしれないなぁ…。

まぁ、必ず稼動しなきゃ困る部分でもあるので、保守は大事だし、そこの感触が良くなる事は乗っていて楽しさにも繋がるのだから、悪いことじゃないしね…。

そうそう。変速もシャキジャキ感が消えて、なかなか良かった。厳密な調整でもしてやれば普段から妙な音はしないもんだけれど、無為にいじってもなかなかバッチリ決まってくれないし、構造的にも多少の無理は承知なのが前後多段変速だったりもするんだけれど、そうしたトコロから出て来る異音が減るのは精神的に良かったりする。

でも、良く考えると、キッチリ洗うとなると、いよいよチェーンを切らないとだな…。簡易に外れるチェーン替えるという手もあるが、いずれにしろ切らないと外せないものだし…。昔は持ってたんだよなぁ、チェーン切り。切った後のチェーンを1リットルのコーラ瓶に入れて、灯油でシャカシャカ洗ってたんだけどねぇ…。

他にもあちこち注油してやりたいところはあるのだが、バラさないと無理だし、バラすにも工具が必要だったりするので、工具の入手が先なんだなぁ…。へたった工具使うと逆に傷めてしまうので、やはり揃えるモノは揃えておかないと…。

あまり乗らなくなってしまったフォールディング・バイクのチェーンにも吹いてやったら、もっと効果絶大だった。ママチャリなどの、カバーにしっかり覆われたチェーンなんかにも1度は吹きかけておくとかなり良いんじゃないかと思う。注さないよりはマシだけれど、油ならなんでもOKってワケでも無いんで、たまにはちょっとした贅沢を自転車にしてあげるのも良いんだろうねぇ…。

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素直に使うもんだ…。

2006-08-26 12:52:34 | おじたん的自転車生活。
先日届いた『TOPEAK トピーク ミニ マスターブラスター DXG ゲージ付』。

空気入れなのに、エアーがスムーズに入ってくれず、あれこれやってみるコトに…。

タイヤのバルブを差し込んで、レバーをロックして、スコスコ…で基本は良い。他に何もすることは無いのだが、スコスコ…が急にグッと重くなり、空気圧を示すゲージが7とか8とか…。

バルブから先に全く空気が入って行かずに、高圧になっちゃっているのである。バルブはキャップだけ外しただけじゃ、空気は漏れない。中のコアをちょこんと押すと、ブシュ~…っと空気の通り道が出来て抜けたり、入れたり出来る仕組みになっている。

ポンプのバルブ差込がおかしいのかと、分解してみた。

すると、バルブはバルブ受けにあまり深くは入らない仕組みになっている。あまり深く入らないが、レバーを起こしてロックすると、しっかりとくわえ込んで密閉されるワケ。無理にバルブを押し込むと、入ってはしまうが、バルブコアを押してあげるコトが出来ないので、空気が入って行かなくなるのだ。

で、素直にスコッ…と、入る所まで入れて、ロックすると苦もせずにスコスコ…とエアが入っていく。空気圧のゲージもジワジワと動き出し、それとなく不自然でもない圧力を示している。

単体ゲージで測ってみると、ほぼ示したとおりの値。なかなか…。

バルブの根元までくわえ込んで入れるもんだと思っていたので、全然入って行かなかったのである…。おかげで、バルブ受けのゴムが傷んでしまった…。

それでいても、しっかりとくわえて離さないし、漏れも無いので、しばらくは大丈夫みたい。

4気圧ほどまでは、スコスコと入るが、そこから先は体力勝負らしい。これもタイヤの太さや希望する圧力に因って変わるが、ポンプ自体が小さいので、動かす範囲も小さく、回数勝負と圧力抵抗の力比べとなる。非力なおじたん。でも4気圧は入れられるので、MTBでは問題無いとおもうけど、ロードの人はやはり大変かもしれない。

さんざんにあれこれやって、汗ダラダラ…な状態ではあったけれど、ポンプ本体のデザインが秀逸で、滑って困るコトが無かった。あちこち丸いので、手が痛くなるコトも無い。押しても引いても空気が入るし、変なキシミやガタツキをほとんど感じないってのもスゴイ…。もっとヤワなもんだろうと思ったんだけど…。

そんなこんなが、説明書として付いてくれると、こうした苦労も汗ダラダラもしなくて済んだのだが、それらしいモノが皆無なのはいかがなものか…。

空気が入らねぇ! って人は、素直にバルブを止まるまで入れて、試してみると『吉』だと思う。グリグリ…力任せに押し入れてロックすると、ゴムが傷んじゃうから、注意しないと…。

ちゃんと使えると、値段の割にはなかなかなポンプだと思えるんじゃないかな…。

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ゲージとポンプが届いた。

2006-08-24 21:18:29 | おじたん的自転車生活。
頼んでおいたパナのタイヤゲージと、トピークの携帯ポンプが届いた。

パナレーサーの自転車用タイヤゲージは、先日、ダイソーで買ったゲージと比べるとかなり小振りでズッシリしてる。1000KPa辺りまで計測できるので、肝心な部分のほとんどがブラス(真鍮)で出来ているのである。空気圧測るならコレ…って感じにスタンダードな物だと言われているので、基準として選ぶには最適だと思う。計測しながら空気を逃す事が出来るので、調整が簡単に出来る。

トピークの空気入れは、正直どれが良いんだかサッパリだったので、適当に選んでみた。適当とは言っても、予算があるので、そこそこから…だけど。名前が…

『トピーク ミニ マスターブラスター DXG ゲージ付』

ってスゴそうだが、空気入れに簡易ゲージが付いただけのモノである。もう少しシンプルなモデルもあったのだけれど、多少、ゴテゴテしていた方が空気を入れる時に良いかと思ったんである。

でまぁ、あれこれ試してみるコトにしたのだが、ゲージ付きのフロアポンプが家にはあって、このゲージがどの程度正しいモノなんだかサッパリなのだ。で、これを最初に試してみる。

フロアなのかフットなのか、まぁフットなんだろうな、手で入れないし。これがスコスコとお気楽に空気が入る。ツインシリンダーな分、足で踏む部分が大きいので、シングルよりは楽だろうと思って¥1980で買って来たもの。このゲージの表示はKPaなので、300KPa入れてみる。これをパナのゲージで測ると、ピッタリ。¥100ゲージも同じ値を指している。

これを250KPaまでパナのゲージで調整して落す。プシュプシュしながら空気を抜いて、250にする。これを¥100ゲージで測るとピッタリ。なかなか正しいんだねぇ…。

今度は、トピークのポンプで空気を入れてみる。こっちのゲージの表示はKPaではなく、BarとPSI。BarとKgf/cm2ってのはほぼ同一な値だったりするので、アナログゲージなら大きな誤差も無い。(厳密に測ると若干違うけど…)

さて、どう使うものか見てみると、日本語での説明書はついていない。そもそも、パッケージに書いてあるコト以外に説明書は無い。パッケージの裏には親切に4カ国語で何やら書いてあるが、よく見ると、英語すら書いてない。Eって普通は英語なんだけど、違うみたい…。仕方ないのでDのドイツ語を読んでみると、説明ではなく「ウリ」。

まぁ、バルブを刺し込んだらレバーをロックしてポンピングしてみれ…って感じは判るので、そうしてみるが、空気が入っていかない。ゲージがとんでもない高圧を示しているので、異常だと気付く。ヘコヘコなタイヤが5Barなワケが無い。

何度か刺し込みの具合を変えてみたら、スコスコと空気が入っていく。だが、途中で入らなくなってしまった。どうも、ちょっとクセがありそうなポンプらしい。

どうにかこうにか、3Barを示すトコロまで入れてみたが、結構苦しいのである。入れている人が非力なせいもあるのだが、やはりスコスコが続かなくなってしまうのである。実際にバルブに差し込むと、これらをどう握ってスコスコしていいもんだか、しっくり来ないのだ。タイヤごと鷲掴みにしてやってみるが、力の入り具合がよろしくない。押しても引いても空気が入れられるコトが幸いで、キツクなってくるとしっくりしない感じはどんどん強くなってくる。

汗ダラダラで、手に汗握って、グニョグニョだけれど、ポンプを握る手が滑ったりはしない。そうしたデザインになっていて、この辺はさすがなのだけれど、肝心な空気が感じよく入っていかないのは困ったなぁ…。もうちょっとスムーズに入れられる様にコツを見出さないとイケナイのかもしれない。

一応、パナのゲージで測ってみると、300KPaを示している。なかなか正しい。
パッケージによれば、8Bar、120PSIまで入れられるらしいが、そこまで入れるのはなかなか大変だと思う。うちじゃあ、そんな高圧は入れる必要が無いので、せいぜい4Barも入れば十分だけれど、3入れるのに汗ダラダラ…なのだから、スムーズに入れるコツを掴んだとしても、かなり大変じゃなかろうか…。

まぁ、ポンプは継続審議中…って感じかな。スコスコと快調に入ったりするので、不良品ではなく、クセ…だと思うので、いろいろと探ってみるコトにする。

パナのゲージは、シンプルでまさに「ツール」。これがうちでは基準となる。何か1つは基準となるものが無いと、どのゲージを当てにして良いんだか、判らなくなってしまうが、それも解決。簡単にタイヤ圧を調整出来るのも楽だよ。

また、幸いなコトに、目安として付いているゲージや¥100ゲージもそこそこ正しい値を示しているのは驚いた。だが、うちでは高圧を入れる必要が無いので、その場合にどうなるのか判らない。一番頻繁に使うフロアフットポンプがなかなか使えるヤツなコトが判ったのが意外だったなぁ…。

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