・・・最近、物忘れと云うのが、如実に感じられるようになってきた。
人は誰しも、中年に入ると、仕事の事であっても、人の名前を覚えられなくなって、若い時に比べて間違いなく、人間の機能としての脳の活動がダメになってきていることを感じる、それを、年の所為と、自分を納得させてきていたが、老人になると、認知症と云う恐ろしい病気に罹っている可能性が、年を経ると共に、増すので、とても健康上では重大な問題になる。
さて、素人には認知症になっているか、それとも、年の所為の、「ど忘れ」なのかは、とても判別しにくいことなので、脳ドッグを受ければ、分かるのかと思って、脳ドッグを受けた。
脳ドッグを受けた時の最初の問診の段階で、ドッグの受診で、認知症なのか否かを知りたいのが目的、と云ったら、脳ドッグでは、そこまでは、わからないと云われた。
そこで、その医者の勧めもあって、急遽、脳ドッグの受診は止めて、心療内科に行って、認知症の診察をお願いした。
そこでは、次のような項目の診察・検査を二日間で実施した。
①医師の問診
②MRIによるアルツハイマー病の検査。
③血液検査
④検査技師による、問診およびペーパー検査
以上の検査をした結果、担当医師から無事、認知症ではありませんというお墨付きをもらった。
これで、精神的には、とても楽になった、以来、物忘れをしても、全然苦にならなくなりました。