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"It never gets easier, you just go faster."

佐賀のがばいYOME

2008年11月24日 | Weblog


三連休、YOMEと共に佐賀・福岡をまったりまわってきました。

がばい がばい
何もない。


おばあちゃんの実家です。


ルーツを探す旅。父方のおばあちゃん一族の呉服屋です。
やっと訪問がかないました。


ちなみに、わたしのおばあちゃんは、がばくはなかったです。上品なおばあちゃんでした。


高速のSAにて、「むべ」なる果実を売っていました。
何事もまず挑戦、まず声かけ、を身上とするうちのがばいYOMEが早速購入します。
アケビににた果実ですが、果肉がすくないため、あまり商業用にはむいていないようです。


たべて見ると、種子のまわりに素朴な甘さの果肉が。美味しかった…
ちなみに、「むべなるかな」という慣用句の語源だそうです。今まで語源を知らずに使っていました。


一日目の宿は、世界的に有名な焼き物の里、有田です。
青望庵なる宿が今日の投宿先
予約するときに、
「ちょうど五周年で、どんちゃん騒ぎでうるさくなるけど、いいですか~」
「いいですいいです。どうか混ぜてください」
・・・とがばいYOME


がばい夕餉
芋鍋に、脂ののった秋刀魚食べ放題


ご主人の悪友と、たまたま居合わせたその夜の客が、偶然のめぐり合わせの宴会です。


70年代フォークソング熱唱コンサートが、夜11時まで続きます。
音楽と笑い声が、山里の夜にいつまでも響いていくのでした。


有田がマイセンと並ぶ世界的な焼き物の町になったのは、江戸時代、ヨーロッパ貴族からの注文に高度な技術を持って有田の陶工が答えたからともいわれています。
VOCとありますがこれはオランダ東インド会社の皿ですね。


二日目の午前中は有田めぐりです。
陶山神社に行きますが、まず線路を越えないと辿り着けません。


鳥居も陶器でできています♪
がばいです。


狛犬も陶器でできています♪

次は、車を走らせ一時間半、唐津半島へ向かいます。

「ほぅ。ここなるは伊達殿の本陣か。」
「あちらは内府殿の本陣か。」
「はやく唐の国をたいらげ、ねね殿と黄河の水で茶の湯をしたいものよのう。」
「おい、治部。文を持て。この考えを歩路供にしたためるぞ」


By 猿
名護屋城跡です。
日韓双方の視点で書かれていて、大変勉強になりました。
また、先ほどの有田焼の隆盛や、江戸時代の朱子学の発展も、この秀吉のはた迷惑な妄想の副産物であるということも勉強させて頂きました。

唐津にいったらここの博物館


社会の時間の後は家庭科の時間です。
今日は呼子の名産物について学習します。
後味にかすかに甘みが残っていて、感動です。
ちなみに当然のことながら活け造り、ウネウネ動いています。


それよりも感動の味だったのが、イカ丼です。
スタートと同時に、ウサイン・ボルト並みのスピードで米粒を飛ばしながら平らげます。こ、これは、また食べにこなくては!


唐津からは筑肥線にのり、水炊き鍋が待つ中州へ向かうのでした…

あ、中州と水炊きの写真がないや。
ちょっと体重計乗るのが怖いです。
箱根駅伝に向けて体を絞り始めないと…

お土産は呼子マンボウのイカシュウマイでした。うみゃ~!