Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

集団から、逃げてみた

2008年04月21日 | 平地、スプリント
日曜日の話。
朝練は筑波を二週間後に控え、北風が荒れ狂う大井埠頭へ。前日ホイールを新たに組み、加えてたむたむ氏よりミラン‐サンレモ、ロンド、バリルーベの映像を貸していただき、前日からモチベーション上がりまくり。という訳で、1周目から逃げてみた。
バックストレートで向かい風吹き上げる中、さくぞう先生がスルスルと上がり、たぐちょんがチェックに。追うことに。
S石さんも合流。4人で逃げ出す。
しかし向かい風が凄い!二本目のストレートでは35kmを切ってしまう。
逃げは2人減り、たぐちょんと回して逃げることに。集団は後方200m。

コーナーを曲がり、追い風区間は45kmで逃げる。本当はもっと速度を上げないと差が広がらないが、向かい風区間で乳酸がたまりすぎ、そして2人では足を休めている暇がない!後ろに下がっても前のドラフトにうまく入るために脚を使ってしまう。
最大心拍で逃げ続けると視界も狭窄、うまくスピードを緩めて交代できずハスりそうになる。危ない…
こちらは血の味を味わいながら逃げているのに、後ろの集団は後方にしっかり見える…

たぐちょんとの旅は橋の手前の信号で終わった。二人で健闘を称え、今度はもっと大人数でワイガヤで逃げようと誓うのであった。

教訓:
ちぎれそうなときこそ、視界を広く
前の人の後輪と自分の前輪が紐で繋がっていると思えば、ちぎれない
時としてハンドサインより大声が一番効く
一番きついときにアタックせよ

…グループライドで負荷を上げたい時は 、逃げて見ろ!というランスのコーチング理論に基づいてみましたが…

筑波に向け、確かにいい練習になりました。筑波では一切集団を牽かないようにしますわ…