先週に二風谷フィールド・ワークの「ノカビラ」のことをUPしました。
石坂啓さんのマンガ「ハルコロ」にも触れましたが、原作が本多勝一さんだったので
ちょっと留萌の図書館へ行って調べて見たら、「アイヌ民族」(朝日新聞社)に
オキクルミの話がノカビラの写真付で掲載されていました。
その後の話も載っていたので続けます。
オキクルミが怒って神の国へと引き上げるとき、
彼はアイヌをあわれんで「留守番の神」を作りました。
ノヤ(よもぎ)を束ねて人の形にして、ノヤウタサプという大変強い神を作りました。
ノヤはアイヌモシリで最初に生えた草なので、どんな魔物よりも強かったのです。
さらに、このノヤウタサプには胸と両手足に五つも心臓(おきを清水にひたして作った炭)が
あり、五倍の強さを持っていました。
ノヤウタサプは現在の平取町の川向こうにあるアベツという丘で、
そのおかげで沙流川流域は病神も避けて通る。
と、いう内容でした。 (前掲書P.48,49)
暑寒別岳をのぞむ
石坂啓さんのマンガ「ハルコロ」にも触れましたが、原作が本多勝一さんだったので
ちょっと留萌の図書館へ行って調べて見たら、「アイヌ民族」(朝日新聞社)に
オキクルミの話がノカビラの写真付で掲載されていました。
その後の話も載っていたので続けます。
オキクルミが怒って神の国へと引き上げるとき、
彼はアイヌをあわれんで「留守番の神」を作りました。
ノヤ(よもぎ)を束ねて人の形にして、ノヤウタサプという大変強い神を作りました。
ノヤはアイヌモシリで最初に生えた草なので、どんな魔物よりも強かったのです。
さらに、このノヤウタサプには胸と両手足に五つも心臓(おきを清水にひたして作った炭)が
あり、五倍の強さを持っていました。
ノヤウタサプは現在の平取町の川向こうにあるアベツという丘で、
そのおかげで沙流川流域は病神も避けて通る。
と、いう内容でした。 (前掲書P.48,49)
暑寒別岳をのぞむ