アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

7月からの活動報告

2013-10-01 19:46:45 | インポート
たいへん、久しぶりに記事をUPします。
パソコンが壊れ、しかたなく新調しましたが使い勝手が分からずに難儀しています。

5月以降のいくつかの活動報告をいたします。アイヌ人骨返還等訴訟裁判の報告は次回にまとめます。

が、NHK WORD English(英語版ニュース)が世界に向けて先週の金曜日に遺骨返還訴訟のニュースを発信しました。以下で数日間、観る事が出来ますので、海外の方に紹介頂ける方はお願いします。
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/newsline/201309271620.html

7月15日から21日まで、台湾キリスト長老教会の原住民族の牧師養成大学である玉山神学院の学生カイヌワン(ルカイ民族)さん、レッサー(タイヤル民族)さんを北海道で受け入れました。
二風谷でアイヌ紋様木彫り体験をしたり、旭川で川村カネトアイヌ記念館で学んだり、名寄、留萌、札幌で研修・交流を持ちました。明るく元気な二人とじっくりと意見交換をすることも出来て実りある出会いでした。彼らの感想は、次回のセンター機関紙『ノヤ』45号に掲載予定です。


ディヴァン宣教師と研修生
      
7月末には機関紙ノヤ44号を発行、発送をしました。今号は巻頭言に松坂克世さん(日バプ連旭川東光教会牧師)が文章を寄せて下さり、関根真紀さんのアオテアロア・アイヌモシリ交流プログラム参加報告や、銀のしずく館紹介、アイヌ遺骨返還訴訟報告など掲載。

8月1日から5日まで、日本バプテスト連盟「少年少女・隣人に出会う旅」の協力をさせて頂きました。北海道から沖縄までの全国から21名のティーンズが集まり、アイヌ民族と出会い、学ぶ時を持ちました。札幌バプテスト教会でのオリエンテーション(8/1)、二風谷でのフィールドワーク(8/2)萱野志朗さんの講演、旭川フィールドワーク(8/3)と協力させて頂きました。他宗派との良き出会いでした。


旭川にてアイヌ紋様切り絵体験 

8月17日は第4回親子短期保養プログラムとして東日本大震災被災地の親子20名の来道に伴い、サッポロピリカコタンにてアイヌ民族研修を行いお伴しました。
   
9月17日には、清水町の山奥で開催中のハポネタイ美術鑑賞に行きました。ほんの30分ほどチセ作りのお手伝いも…。来年のゴールデンウィーク頃には笹編みを行うとの事なので、何日か泊まり込みで行けたらと考えています。


今後の計画として、「道東地区アイヌ民族フィールドワーク」(10月7~8日)を、センター主催で各教会にご案内しました。まず、上武佐ギリシャ正教ハリストス正教会を訪問し、千島アイヌ信者のことを学びます。また、中標津の歴史とアイヌ民族の学びを中標津在住の方から伺ったり、翌日は知床アイヌ民族エコ・ツアーに参加します。

10月16日は北海教区の牧師たちの研修会で関根真紀さんをお迎えしてお話を伺います。午後4時~6時まで、新篠津温泉にて公開です。

10月29日(火)、午後6時より、札幌クリスチャンセンター二階大ホールにて、ナルワン合唱団友の会コンサートを行います。台湾政府が現在認めている原住民14民族のうち、4民族(アミ、パイワン、タイアル、ブヌン)8名がそれぞれの民族の讃美歌を披露してくれます。
軽食が付いて会費500円。食べ物持込み大歓迎!!(特に和食がうれしいです)
どなたもいらしてください。
友の会は28日にはとわの森高校、29日午前は酪農学園大学礼拝と奉仕されます。


この夏もこどもたちと遊びました。

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