アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

6カ国(+3民族)の交流

2010-07-13 10:17:10 | インポート
12日(月)は玉山神学院の皆さんと道北センターのスタッフ、そして共働学舎の国際ボランティアが集い、にぎやかな交流をしました。
台湾原住民族の皆さんが歌や踊りを披露してくださいました。フランスやベトナムの青年は遠慮され、フィンランドの彼はピアノとウイットマーさんのギターで即興演奏をしてくれました。
このような交流で何か披露できるものを仕込んでおかないといけないと反省しました。ムックリはいつも持って歩いているのですが。



その後、隣町の増毛でディヴァンさん念願のサクランボ狩り。今年は寒さでまだ甘みがのっていないとのこと。中には腐ってくるものも多く、果樹園のみなさんは悲鳴をあげていました。



夕方にはこども達も来たので、ほんの少しでしたが玉山の皆さんも加わって遊びました。ディヴァンさんがゲーム説明をペキン語で通訳しているのを興味津々に見つめ、楽しいときを過ごしました。

過日に紹介した東京新聞の記事「アイヌ遺骨『故郷』に 国の慰霊施設集約案に異論」ですが、以下のURLに載っているのを教えてくださった方がいますので紹介します。わたしは川村カ子トアイヌ記念館の館長より縮小FAXを頂いたのですが、文字が見えにくいところもあったのでこれで確認できました。

http://asahikawaramat.blogspot.com/p/blog-page_5421.html


上士幌町のミズナラの巨木 周囲490センチ

今日はこれから玉山の皆さんを札幌まで送り、明日、千歳空港で別れます。
お二人の民族のことをいろいろ聞かせて頂きました。今後の学びと働きを祈ります。