~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

かくし芸、かくれ芸

2006年01月02日 12時32分27秒 | 見る・読む
昨夜「かくし芸大会」をテレビでみていたら、青木さやかが、なかなか達者なピアノの腕前を見せていた。

彼女は以前「私、ピアノ教師の資格もってます」といってたので、当たり前といえば当たり前なのだが、モーツアルトの「トルコ行進曲」を持ってくるあたり、なかなかの度胸だ。
でも、途中「ドレドシラシラソファラソファ・・」と右手が細かくなるところでいきなり減速しギャグに走ったので、
「やはりここをさらさら弾くのはきつかったのか・・・」と勘ぐってしまった。
さっき私もひさびさに弾いてみたが、みごとここで玉砕。やはりかなりのトレーニングが要りそう。

「かくし芸」といえばなのだが・・・
デパートにいるころ、Hさんというパートさんがおられた。
どちらかというとそそっかしく(笑)、お仲間とワイワイ仕事をされるタイプであったと記憶している。
そのHさんから数年前より「声楽にはまってます」という内容の年賀状をいただくようになった。
たしかに声の良い方で、売り場でしょっちゅう行っていたカラオケでは
「♪~かぁぁざりぃじゃないのよ、なみだはぁ、ハッハあああああ・・♪」
と、カラオケがついてなければとてもとても歌謡曲とは思えない発声と歌唱力であった。
でも、失礼ながらまさか声楽、しかもオペラ方面にいかれるとは思っていなかった。
そして今年の年賀状、
「国際コンクール優勝の先生と知り合い、いまはふたりの先生について勉強しています。ピアノも買って、勉強を始めました」

驚きました。
たしか、30代半ばの息子さんがおられるはずで、そうお若くないことは確かなのですが、このパワー。
完全に子供さんが成人され、お孫さんが生まれる前後から始められた趣味でもここまでなさるとは。

私も大変元気と勇気をいただきました。
ふたりで、中森明菜のナンバーを奪い合っていたころがなつかしい。
カラオケ?・・・・・今は、私完全に引退です!絶対に歌わせないでください