~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

天才の残したもの

2006年01月26日 14時16分35秒 | その他音楽
明日はモーツァルトの誕生日だそうだ。
250年たった今、このように世界中で大騒ぎするなどど
存命中にモーツァルトは思っていたであろうか?

命がけのファンも多いモーツァルト。
私などは語ることもないのだが、この機会にちょっとだけ調べ物をしてみた。

26歳の年の作品のいくつか(おそらくコンスタンツェと結婚した頃かと思われる)

   K.229 カノン「彼女は死んだ」
   K.230 カノン「幸いなるかな 幸いなるかな」
 ~~~~~~ここまでは、まあいい。
 
   K.231 カノン「おれの尻をなめろ」
   K.233 カノン「おれの尻をなめろ きれいに きれいにね」
   K.234 カノン「夏の暑さにおれは喰う」

          

この年は、K.397「幻想曲ニ短調」、K382「ロンドニ長調」、
K.384「後宮からの誘拐」、K.385「交響曲第35番ハフナー」等も
うまれている。

これ以降(27歳~)もある。
   K.433 アリア「男たちはいつでもつまみぐいしたがる」
   K.559a 4声のカノン「おお、お前ばかなバイエルよ」
   K.561 4声のカノン「おやすみ、お前はほんとのおばかさん」
   
                   (野口秀夫氏の資料参考)


先日「アマデウス」DVD(1500円)を購入した。
何回も何回も見た作品だが、見るたびに新たな発見がある。
モーツァルト像はたぶん相当デフォルメされていると思われるのだけれど、
こういった曲のタイトルから見る限り、当たらずとも遠からず・・・といった
感じがする。
さらにサリエリがあのようにきまじめで、音楽の神に生涯をささげた人物であったならば・・・・

200年過ぎても、謎は謎のままだ。