てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

首都圏麻痺の教訓

2012-01-24 17:51:00 | 気象・気候

千葉市内で珍しい積雪


 「強い寒気の影響で23日夜に雪が降った首都圏は、一夜明けた24日朝、JR線などに運休や遅れが相次いだ。路面凍結による車のスリップ事故や歩行者の転倒が相次いだ。」とニュースが報じる。雪慣れしていない都会の脆さが露呈した。

 さらには「東京スカイツリーからの危険な落し物」という意外な事件にも発展。電波塔の鉄骨に積もった雪の塊が風に舞って、地面に断続的に落下するので、警備員らが付近の道路などを巡回して歩行者らに注意を呼びかけているそうだ。

 折りしも、千葉のヘソ辺りに住む義妹が写メールをくれた。「めったに積もらない雪が10㎝以上降り積もったので、家の前の道を雪かきをし、その後、雪だるまを作った。スノータイヤなどは準備して無いので雪道では車を運転しない事にしている。」とある。

 恵まれたことに当地は、岡山県南部に位置するので、北風の厳しい冷たさはあるものの、今のところ雪が降る気配は全くない。
 しかし、本格的な冬将軍はまだまだこれからなので油断は禁物。小欄「2006/2/6 2月の雪」の二の舞だけは演じぬよう心しなければ。他山の石以て玉を攻むべしというが、今回の首都圏麻痺を教訓として心に留めておきたい。
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吉兆ご破算

2012-01-23 14:51:00 | 暮らしと生活
 毎度お楽しみの平成24年用お年玉付郵便はがきの当選発表があった。未だ確認されていない方はこちらをどうぞ。

 我が家へ頂いた300枚弱を照合した所、惜しくも末尾3番違いで3等を逃したが、末等の切手シートが6枚当たったので良しとしよう。
 小欄「2006/1/15 運試し」でも書いたように、過去にもカスることはあったが、今回のように3番違いは例がない。(むか~し、ずばり3等を射止めたことが一度だけある)今年の出だしはまずまずで、何か良い予兆すらあると期待に胸膨らせた。

 ところがこの後がいけなかった。郵便さんのバイク音を聞きつけ、心待ちにしていた郵便物を受け取りに駆け出した。玄関を出た所でスリッパの鼻緒が切れ、その勢いで前に素っ転んだ。咄嗟に受身をしたので怪我はなかったが、左の手首とふくらはぎを植え込みとアプローチに打ち付けた。とんだハプニングにその刹那頭が真っ白になった。

 届いていた郵便物は請求書と領収書で、当てにしていたものとは大違い。駆け出すほどのものではなかった。せっかくの吉兆もこれでご破算となった。間もなく孫娘の受験を控えているので、その行方が気掛かりなこと。

身代わりの腕時計
 左手首を打ちつけた時のショックではめていた腕時計が大きく狂いだした。この腕時計は18年前香港出張の際、一生物として求めた逸品で大切に使っていたのだが、買った当初から少し秒針が進みがちだった。
 ところが数年前に誤って1㍍ほどの高さから床に落とした。そのショックで狂いが一日に10秒ほどにまで改善していた。
 それがこの度の再ショックで、進んだり遅れたりするようになった。今朝は40秒ほど進みすぎた時刻を遅らせたのだが、夕方には逆に1分ほど遅れる始末。前回オーバーホールをして5年以上経つので、再度オーバーホールの時期でもある。
 いわば身代わりになってくれた腕時計に感謝の意を表し、修繕に持ち込むとしよう。


4等当選の6枚と3等に末尾3番違いの1枚
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みなぎるヤングパワー

2012-01-23 10:18:00 | 舞台、ライブ
 禁断の園-。そんなイメージが先行する女子高の学園祭に足を踏み入れて来た。といっても会場はキャンパス内ではなく、市民会館に移しての催しであり、場内は家族連れや生徒などでほぼ満席だった。
 22日の日曜日、孫娘の通う女子高のミュージカルステージと定期演奏会があり、若さではち切れんばかりの無限のパワーを頂いて来た。

 午後1時の開演に始まり、舞台がハネたのは夜の帳が下りた午後8時。途中2時間半の休憩、さらに15分ほどの小休止を何度か挟んでとはいえ、半日間に及ぶ長丁場を乗り切った生徒たちのみなぎるエネルギーに圧倒されっぱなしだった。

 前半は特別企画ミュージカルステージ「夢から醒めた夢」と「フィナーレ」、後半は第一部「生徒による独奏と合唱」、第二部「オーケストラステージ」、第三部「生徒企画ステージ」と盛りだくさん。

 ミュージカルステージと、フィナーレでの脚色・演出・振り付け・音源制作(編曲)をそれぞれ担当された、有未れおさん瀬川佳英先生朝田恵利先生たちの情熱溢れるご指導あっての賜物と感謝に堪えない。随所で陰ながらのご指導ご支援が光っていた。

 同学園祭ではもう一つ大きな収穫があった。休憩時間中のこと、見事に和服を着こなした旧知の人を見つけ声がけをしたら、現在同学校で作法の講師をしておられるという。お互いに同校繋がりがあることは知らなかったので驚いた。

 一茶の「名月を取ってくれろと泣く子かな」という名句があり、英語では“cry for the moon”などと表現する。いまさらないものねだりをしても詮方ないことだが、若さって掛け替えのない宝物だ。
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新聞の読み方

2012-01-22 10:43:00 | ビジネスと社会
 現役のころ新聞は、仕事柄もあり出社して4~5紙に時間の許す限り目を通していた。自宅にあっては地方紙(地元郷土紙)と全国紙を併読、さらに専門紙を加えていた時期もあった。

 しかし、リタイア後は経済的な理由もあって、ここ数年は愛する地方紙オンリーにすっかり慣れ、それに何不自由なく(と勝手に)思い込み日々を送っていた。情報収集にあたって足らない所はネットでカバーしそれで十分だとも感じていた。
 
 ところが昨日、ある記事をチェックする必要に迫られ、即売で某全国紙を求めた。久し振りでもあるし、小さな記事までじっくりと時間を掛けて読み漁った。
 なるほどローカル情報に関しては、地方紙の方が充実しているが、絶対的な情報量となると、やはり全国紙に軍配を上げざるを得ない。

 偶々求めた全国紙が土曜日付で、本紙34頁に加えて別刷特集が2部(8頁と12頁)なのに比べて、当の地方紙は本紙30頁のみ。これでは全く勝負にならない。
 ただ、地方紙が圧倒的優位を誇る「折込チラシ」の多少と、「週間TV番組表」などのことも考慮に入れると一概には言えないが。

 いずれにしても、これらのことは比較して初めて分かること。危うく“井の中の蛙大海を知らず”に陥るところだった。これからは心して他紙と読み比べる必要性を痛感した。
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月夜半分闇夜半分

2012-01-21 15:27:00 | 暮らしと生活

手前が八朔、奥に文旦、一番大きいのが晩白柚

 先日我が畑の文旦と伊予柑が盗難に遭ったことを、何処かで見透かされていたのかと思われるほどのナイスタイミングで、例によってU住の奥さん(家内の大の親友)が柑橘類あれこれと野菜をどっさり届けてくださった。なかでも晩白柚(ばんぺいゆ=別名ザボン)に至っては昨年11個も実をつけたが、今年は6個しか生っていないうちの貴重な1個を頂いた。

 「月夜半分闇夜半分」の言葉どおり、世の中良いときも有れば悪いときもあるものだと思い直し、改めてU住さんのご好意を有難く頂戴した。

 U住さんは、こうして自家製の四季折々の野菜や果物をしょっちゅう届けてくださる。共働きの忙しい合間に手がけられ、野菜作りの名人ぶりはお見事で脱帽している。
 わが家も頂くばかりでは能がないので、野菜作りのポイントを教わって、少しは肖りたいと言い聞かせるのだが中々真似が出来ず、未だに米作りオンリー。

 余談ながら、U住さんの旦那は私の幼馴染、お互いの息子も小学校から高校まで同級で大の仲良し、U住の母親は私の親父の初恋の人、と三代にわたる長~い付き合いである。
 「この世で起きたことは、この世で治まる」が口癖だった親父は、泉下からどんな思いで見ているだろうか。
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