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てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

がん年齢

2007-03-28 18:45:40 | 健康と医学
 今日のDr.さとうの健康コラムは<病気は遺伝か環境か>ということについての考察です。小生にとっては、日頃から気になる点がいくつかあり、大変興味深いお話です。

 先ず、がんについては『明らかに遺伝するがんがあるが、大部分のがんは遺伝しない。環境の影響の方が大きい。』ということで、少し安心しました。
 しかし、『日本における30年間の病理解剖報告によれば、がんは50~60歳代の65~70%にみられる。』に驚きました。定年を迎えようとしているわれら団塊世代は、まさに“がん年齢”真っ只中ということです。

 お袋が65歳くらいでアルツハイマー病を発症しており、最も心配していたのですが、『高齢者に発症するアルツハイマー病には、遺伝性はあまりない。』そうです。65歳が高齢に相当するのかどうか…。一抹の不安が残ります。

 『あのアインシュタインでさえ、晩年には、自分の家がわからず、大学のなかで、人に尋ねていた。長生きすればするほど、みんなアルツハイマー病になっても不思議ではない。』には慰められました。

 そして最後には『高血圧や糖尿病では、遺伝の影響はかなり大きいといわねばならない。』と止めを刺されました。
 かみさんは「高血圧」、小生は「糖尿病と高脂血症」のため、数年来服用を続け小康を保っています。果たして孫子にはどんな影響を及ぼすのやら。

 今日のDr.さとうのお話には、一喜一憂しましたが、『遺伝子を変えることはできないが、環境を変えることはできる。遺伝子に合った生活をすること、これが遺伝子のねがいである。』の言葉を肝に銘じて、“多病息災”で暮らしていこうと思っています。

 無病息災のあなたも、『Dr.さとうの健康コラム』のご一読を是非ともお勧めします。