
岡女堂駅は廃止された北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅でした。
場所は本別町の国道242号線沿い、隣接して観光情報センターがあります。
岡女堂は神戸に本社があった甘納豆を主力としていた老舗企業で、
この駅はこの地にあった本別工場のために同社が資金を出し新設されました。
しかし岡女堂は倒産、その後は地元資本により新会社を設立、
工場と売店は今でも稼働を続けています。
十勝の豆は、ブランド力があるのだな。
駅は単式ホームがそのまま残り、廃止当時の時刻表もそのまま残されています。

駅の裏にはホームから直接行くことができる工場と売店があり、
今でも訪問客を温かく迎えてくれます。
この駅が廃止当時のまま残っているのは、この売店の誘客効果を狙ったものだな。
そして“十勝の豆”をアピールするものでもあるわけだ。
そのためにこの駅は解体されず今も残っているのですね。
それが他の駅跡とは違うところです。
今の岡女堂、工場と売店はいつまでも存続してほしいな。
それがこの駅跡の存続にもかかわることですしね。
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