廃止になった深名線(深川ー名寄間)の深川市内の駅の中に「宇摩駅」がありました。
四国に“宇摩”という地名があるのは知っていたので、そこからの移住者が開拓したのであろう。
そう思って先日、宇摩駅があった付近を探索してきました。
住所はもちろん深川市宇摩、今の宇摩神社や宇摩会館がある当りです。
まずはこれ、『故真鍋家菫碑』の碑銘が読みにくい。
私も最初は判読不明だったのですが何とか解読したよ。
それでも“菫”が本当に正しいかどうかわからないのですが。
碑文を記します。
愛媛県宇摩郡関川村真鍋義三郎
長男神職中講義愛媛県ヨリ同郡
野田村八幡神社々掌常命讃州金
刀比羅神社月並祭山勤明治二十
六年四十二団体組織団長トシテ
入植、入植後三十年度第二団体
引率依媛丸乗船病魔ニ襲道房州
館山上陸東都帰途四十六歳没
要約すると、『真鍋義三郎は偉い』となります(抗議は受け付けません)。
尚、愛媛県宇摩郡は現在の四国中央市の辺りになります。
宇摩神社境内、昭和26年9月6日建立、設置者は地元一同。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます