稚内市の開基100年を記念して1978年、稚内公園に建設された建物です。
稚内だといつが開基になるのかわかりませんが、市では戸長役場が置かれた1879年としています。
1階と2階は「稚内市北方記念館」となっており、稚内や樺太などの郷土資料、
間宮林蔵とその足跡、アイヌ民族に関する資料が展示されています。
要は市立博物館ですね。
展示内容についての細かい解説はここではしません。
さて1階からエレベーターに乗ってタワーに上ると海抜240mの展望室があります。
晴れていれば利尻・礼文両島や樺太、更に樺太の東側にある海馬島(モネロン島)も見えるのだとか。
海馬島(モネロン島)は大韓航空機撃墜事件で飛行機が墜落した現場に近い。
残念ながらこの日は風が強く天気も薄曇り、利尻山の山影がかすかに見えただけでした。
また同じく強風のため外観の撮影もできずに終わっています。
稚内の街並みはよく見えました。
フェリーターミナルにいる利尻・礼文行のフェリーも確認できます。
ここに来たら、利尻富士が見れなければ価値半減だな。
*稚内市北方記念館・開基百年記念塔
住 所:稚内市ヤムワッカナイ
開館時間:9:00~17:00、6月1日~9月30日は~21時
入 館 料:一般400円、小中学生200円
休 館 日:11月1日~4月28日、月曜日(但し6月1日~9月30日は無休)
全長130m、日本最北で最短だったのですが。
鹿は、この旅では見かけませんでした。
いつもはウジャウジャいるのにね。
見たことはあるのですが。
ならなかったことが残念でありません。